JP3073045B2 - 原稿画像読取装置 - Google Patents

原稿画像読取装置

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JP3073045B2 JP03123051A JP12305191A JP3073045B2 JP 3073045 B2 JP3073045 B2 JP 3073045B2 JP 03123051 A JP03123051 A JP 03123051A JP 12305191 A JP12305191 A JP 12305191A JP 3073045 B2 JP3073045 B2 JP 3073045B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿画像読取装置に関
し、更に詳しくは、ファクシミリ、イメージスキャナ等
の画像情報処理装置に着脱可能に構成され、原稿の画像
情報を光学的に読取る原稿画像読取装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ、イメージスキャナ
等の画像情報処理装置に対して、小型化、軽量化及び低
価格化の要求が高まっている。特にファクシミリにおい
ては、個人使用等のホームファクシミリの市場拡大に伴
い、小型化、軽量化及び低価格化のみならず、デザイン
及び機能に対する多種多様な要求が高まってきた。
【0003】この様な画像情報処理装置に搭載され原稿
の画像情報を光学的に読取る原稿画像読取装置として
は、CCD等のラインセンサと縮小光学系とを組合せた
縮小読取方式、原稿幅と同じ長さを有するラインセンサ
と集束性ファイバレンズアレイ等の等倍光学系とLED
アレイ等の光源とをフレーム内に一体的に組み込んだ密
着型読取方式、或はレンズアレイを用いずにラインセン
サと光源とをフレーム内に一体的に組込み、ラインセン
サ上に原稿を近接させて原稿画像を読取る完全密着型読
取方式等の原稿画像読取装置が採用されている。
【0004】従来の原稿画像読取装置の概略構成を図1
及び図2に示す。図1は従来の原稿画像読取装置を模式
的に示す断面図であり、図2は図1の模式的斜視図であ
る。
【0005】ここで、1は画像読取手段としてのライン
センサであり、原稿Pの画像を光学的に読取る。13は
分離片11と給送ローラ12との組合せからなる自動給
紙部であり、原稿Pをラインセンサ1に向けて一枚ずつ
分離給送する。2は搬送手段としての搬送ローラであ
り、給送された原稿Pを押圧してラインセンサ1の読取
り位置4に密着させる原稿密着手段とともに原稿Pを搬
送する原稿搬送手段の機能を有している。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、本
発明者らの知見によれば、従来の原稿画像読取装置にお
いては原稿搬送手段としての役目と原稿密着手段として
の役目とを1つの搬送ローラに負わせているため、以下
のような問題があった。
【0007】(1)原稿画像をラインセンサにより読取
るには、ラインセンサと原稿とを密着させることが必要
であるため、搬送ローラの長さはラインセンサの長さ或
は原稿の読取り幅全長にわたり必要となる。そのためラ
インセンサの読取り面の平面度の影響で、搬送力が位置
によりばらつき、原稿の斜行の原因となる。
【0008】(2)ラインセンサ読取り面に原稿を密着
させ、搬送するために、搬送ローラを回転駆動させるモ
ータに与える負荷が増大するから、モータの発熱、脱調
等が生じ易くなる。したがって、安定した原稿搬送のた
めに、大型モータを用いなければならず、原稿画像読取
装置の小型化、軽量化を困難にしてきた。
【0009】(3)斜めに給紙された原稿は更に斜めに
成りやすい。この点を図3によって説明する。
【0010】図3は、図1及び図2に示した従来の原稿
画像読取装置を上面から見た模式的平面図である。な
お、ラインセンサは不図示ながら原稿搬送ローラ2の紙
面奥側に配置される。
【0011】図3(A)において、原稿Pが自動給紙部
13に斜めに差し込まれると、図3(B)の如く自動給
紙部13により、搬送ローラ2まで原稿Pが搬送力
(a)によって搬送される。次に図3(C)において、
搬送ローラ2とラインセンサとに挟まれた原稿Pの一部
には搬送ローラ2の搬送力(b)が作用する。一般に、
自動給紙部13の給紙ローラ(図中省略)は搬送ローラ
2より若干小さなの周速度を有している。したがって、
周速度差、摩擦片負荷により、原稿搬送方向とは逆方向
に負荷(c)が働き、(b)と(c)の力によって回転
力(d)が発生し、原稿Pを更に斜行することになる。
【0012】これらの問題のように、近年ますます拍車
の掛かってきた原稿画像読取装置の小型化、軽量化、低
価格化に対して、従来の構造では十分とは言えず、その
実現には技術的課題が多い。これらの点は、最も小型化
の進んでいるレンズレスの完全密着型イメージセンサを
取扱う上では、特に問題となっていた。
【0013】
【発明の目的】本発明は、上述した技術的課題に鑑みな
されたものであり、原稿を斜行搬送することなく、簡単
な構成で原稿画像を読み取ることのできる原稿画像読取
装置を提供することを目的とする。
【0014】本発明の別の目的は、位置決めや原稿搬送
等で取扱いの難しい密着型イメージセンサの取扱いが容
易な原稿画像読取装置を提供することにある。
【0015】更に本発明の他の目的は情報処理装置に対
して容易に着脱可能な原稿画像読取装置を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、画像読
取手段の読取り部に密着させた原稿を光源により照明
し、前記原稿によって反射される光を検知して前記原稿
の画像情報を読取る原稿画像読取装置において、前記読
取り部より原稿排紙側に設けられた原稿搬送ローラと、
前記読取り部に対向して配置され、前記原稿を前記読取
り部に密着させるためのフィルム状の可撓性部材を備え
た原稿密着手段とを具備し、前記原稿密着手段と前記読
取り部とが原稿通過部位を境に互いに離間するように、
相対移動可能な第1および第2のフレームにそれぞれ取
り付けられていることを特徴とする原稿画像読取装置に
より達成される。
【0017】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明の実施態様
例を詳細に説明する。
【0018】本発明の好適な実施態様例は、図4乃至図
9に示す構成になるもので、ここでは、駆動力を外部よ
り与える場合にその駆動力を伝達する為の駆動力伝達手
段を一体的に有している。その具体例は、図8、図1
2、図13、図14をもって後述する。
【0019】図4は、本発明による原稿画像読取装置の
第1の実施例を示す模式的断面図であり、図5は図4に
示す原稿画像読取装置の模式的斜視図である。
【0020】図4及び図5において、1は原稿Pの画像
を読取るラインセンサ、2は原稿Pを搬送する搬送ロー
ラ、3は原稿Pをラインセンサ1の読取り位置4上に密
着させる原稿密着部材である。13は、分離片11と給
送ローラ12との組合せからなる自動給紙部である。原
稿密着部材3は、ラインセンサ1と搬送ローラ2とが当
接する点5より原稿給紙部13側で、搬送ローラ2のつ
ぶれ幅の外側に配されている。ラインセンサ1上におけ
る原稿密着部材3と搬送ローラ2との距離は、読取り位
置4に配された原稿密着部材3と搬送ローラ2とが干渉
しないように決定される。なお、一般的に自動給紙部1
3の搬送力は原稿の紙質の変化により不安定になるおそ
れがあるため、原稿密着部材3と搬送ローラ2との距離
は短いほど好ましく、具体的には2〜5mmが実際上問
題とならない距離である。
【0021】搬送ローラ2はEPDM(エチレンプロピ
レンゴム)、CR(クロロプレンゴム)、シリコーン等
の材料からできている。原稿密着部材3は、PE(ポリ
エチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、
PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、ナイロン、
フッ素フィルム等のプラスチックフィルムや金属箔、ア
ルミ箔、チタン箔等の可撓性部材からなる。原稿密着部
材3の厚みは0.1mm以下が望ましい。そして可撓性
部材3の一端は支持部材6に接着ネジ止め等で固定され
ており、他端は自重もしくは可撓性部材自身のバネ性に
よってラインセンサ1の読取り位置4に接触している。
【0022】本発明の上述の実施例によれば、以下の効
果がある。
【0023】(1)搬送ローラ2は原稿搬送のみの機能
を担うため、搬送ローラ2のゴム部分を短く出来る。こ
れにより、ラインセンサの読取り面の平面度の影響を低
減でき、安定した原稿搬送を行うことが可能となる。さ
らには、従来から必要であったラインセンサの読取り面
の平面度管理も軽減できるので、低価格化を容易にす
る。
【0024】(2)原稿搬送機能と原稿密着機能とを別
々の部材によって機能分離する構造としたため、原稿を
搬送するために必要な押圧力と、原稿をラインセンサ上
に押圧するために必要な押圧力とをそれぞれ最小限にす
ることができる。つまり、従来は、搬送ローラ2をつぶ
してラインセンサの平面の凹凸を吸収するだけの力が必
要であったが、これが不要となる。これにより、モータ
にかかる負荷が減り、モータの外寸、コストを小さくす
ることが可能となる。
【0025】(3)斜めに給紙されても、給紙過程で斜
行しにくくなる。図6(A)乃至(C)は、本発明の実
施例における構成を上面から見た模式図である。なお、
ラインセンサは不図示ながら原稿搬送ローラ2の紙面奥
側に配置されている。図6(A)において原稿Pが斜め
に差し込まれると、図6(B)のように原稿搬送力を有
していない原稿密着手段3にその先端がぶつかり、負荷
抵抗(e)が発生する。また、自動給紙部13において
は給紙力(a)が働いているため、負荷抵抗(e)とあ
いまって原稿Pを矯正する回転力(d)が発生し、原稿
Pが正位置にもどる。そして、負荷抵抗(e)が原稿先
端全域に分布したときに、給紙力(a)が負荷抵抗
(e)に打ち勝って原稿搬送ローラ2に原稿を送り込
む。図6(C)において、原稿搬送ローラ2が短いロー
ラ部を有するため、自動給紙部13の負荷(c)と搬送
ローラ2の搬送力(b)との間には回転力がほとんど働
かないので、斜行のない原稿搬送を行なうことができ
る。このとき、搬送ローラ2のゴム部の主走査方向の中
心、自動給紙部13の中心、および、図示されていない
ラインセンサの有効読取り長中心を一致させることによ
って、より一層斜行しにくい原稿搬送を行なうことがで
きる。
【0026】(4)原稿密着手段3の読取り位置の少な
くとも一部を白色にすることにより、薄紙、透明な原稿
或は紙幅の狭い原稿を読取る場合でも、画像に影響を与
えない。さらに、多階調読み取りの際の白基準ともなり
得る。つまり、原稿密着手段3の白色部の反射率を基準
にしてラインセンサ1の出力を例えばビット単位で記憶
するなど、白色部の反射率が変化しても、基準値につい
ての電気的補正が可能である。基準とする白色部には、
原稿押圧手段3自身を白色として用いてもよいし、原稿
押圧手段3の原稿側表面に白色塗料、印刷等を施して、
これを用いても良い。あるいは、原稿押圧手段3を透明
にし、その原稿側の面に対向する反対面に塗装、印刷等
して設けても同様の効果が得られる。
【0027】図7は、本発明による原稿画像読取装置の
第2の実施例を示す模式的断面図である。図7におい
て、原稿密着手段は弾性部材3と押圧バネ7によって構
成されている。弾性部材3としては、ゴム、スポンジ等
の材料、或は形状的に弾性を有する部材を使用する。な
お、この実施例では、押圧手段として押圧バネ7を例に
取ったが、重力を利用しても良い効果が上げられる。
【0028】図8は、本発明による原稿画像読取装置の
第3の実施例を示す模式的断面図である。ここでは、原
稿搬送ローラ2をラインセンサ1外に設けている。ま
た、バックアップコロ8は、原稿搬送ローラ2に押圧さ
れ、原稿搬送ローラ2に追従する形で原稿Pをはさみ、
搬送してゆくものである。また、原稿押圧手段には図4
と同様に可撓性部材3を使用している。
【0029】図9は、本発明による原稿画像読取装置の
第4の実施例を示す模式的断面図である。ここでは、図
4の実施例の原稿搬送ローラ2の当接点5にラインセン
サ1の読取り面と搬送ローラ2との摩擦係数よりも小さ
い摩擦係数を有する部材(以下スベリ部材)10を配置
している。通常、ラインセンサ1の読取り面は、ガラス
で構成されており、スベリ部材10の材料としてはフッ
素系樹脂等が挙げられる。スベリ部材10は、ラインセ
ンサ1の読取り面に印刷、塗装、貼り付け等の手段で設
けても良いし、通紙の障害にならぬ読取り面以外の、例
えばラインセンサ1の筐体部に設けても良い。これによ
り、原稿Pが搬送ローラ2の当接点5にない場合であっ
ても、軽負荷で搬送ローラ2を回転駆動することが可能
となり、モータの小型化及び消費電力化に有効となる。
【0030】以上説明した第1乃至第4実施例の駆動力
伝達手段としては、不図示であるが複数のギア、タイミ
ングベルト等の機構が用いられる。
【0031】図10及び図11は、本発明の特徴を最も
良く表わす原稿画像読取装置の第5の実施例として、図
4の原稿画像読取装置をフレーム内に一体的に構成して
ユニット化した例を示している。尚、分離片11は不図
示の部材にて支持され、フレーム9に係止されている。
フレーム9には、ラインセンサ1、分離片11、給紙ロ
ーラ12、原稿搬送ローラ2及び原稿密着手段3が一体
的に支持されている。また、給紙ローラ12及び原稿搬
送ローラ2は装置本体(例えば、ファクシミリ装置の通
信手段等を含む全体構成)に設けられている駆動源から
の駆動力を伝達する駆動力伝達手段としての4つのギア
14によって駆動され、回転する。
【0032】図12は、図10で示したユニットを装置
本体に装着する様子を示す模式図である。ユニット10
0はガイド59,62に沿って矢印AA方向に平行に沿
って移動されることで、装着される。長い方のガイド5
9には端部にストッパがあり、短い方のガイド62の端
部にはストッパを兼ねるコネクタ60がある。コネクタ
60はユニット100側の信号端子63と電気的に接続
可能に構成されている。信号端子63はラインセンサ1
の駆動信号、ラインセンサ1からの画像信号、基準信号
等を伝達するラインを含み、コネクタ60との接触によ
り、配線61を介して本体側と電気的に接続され、互い
に制御可能となる。
【0033】これらの部材59乃至62が固定された本
体側フレーム58には、その側壁部に駆動源としてのモ
ータ57が固定されている。このモータ57にはギア5
6が付設されており、ユニット100の接着時にギア5
1とかみ合い、その駆動力をギア51を介してユニット
側ギア14に伝達する。この伝達された駆動力をもって
ローラ2,12を回転させることになる。ギア51は側
壁に固定された軸55を中心に回動するアーム52に回
転可能に取付けられており、軸55に対して矢印BBの
ように揺動自在となっている。ユニット100が接着さ
れていない時には、アーム52はバネ54により下方に
付勢されている。そして、その下方にはストッパ53が
設けられており、アーム52の回動を規制している(図
12参照)。
【0034】図13は、ユニット100を本体フレーム
58に完全に装着した状態を示している。ユニットが矢
印AA(図12)の方向に移動するにつれて、伝達ギア
14のうちで給紙ローラ12の軸に設けられたギア14
−1がギア51に当接する。ギア51は、ギア14−1
により、付勢力CCに抗して上方に押し上げられ、駆動
源のギア56に当接する。更にユニット100を移動さ
せて行くと、この移動がストッパ59及び60により規
制されると同時に、コネクタ60による電気接続も完了
する。この時ギア14−1,51,56は完全にかみ合
うようになる(図13参照)。
【0035】図14は本発明の原稿画像読取装置を備え
たファクシミリ装置を説明するための模式図である。こ
こでは、原稿画像読取装置100に原稿Pが装着され
て、送信動作が始まると、駆動源93により装着100
内の搬送ローラが回転し、原稿を送ると共にラインセン
サにより画像情報が読取られる。この情報は電気信号と
して制御手段90内のメモリに格納される。そして、通
信手段91により、外部回線94を介して送信先につな
がると、メモリ内の画像信号が送信される。
【0036】記録手段92は、送信されてきた画像信号
を記録媒体に記録するもので、これにはサーマルヘッド
やインクジェット記録ヘッド等が挙げられる。
【0037】以上説明した様に、各実施例の原稿画像読
取装置により、従来の問題点であった斜行、コスト高、
及び、モータ等の外形の大型化を避け、近年、特に望ま
れている小型化、軽量化、低価格化が可能となった。更
に、本発明の実施例における構成をフレームに対して一
体的に配置し、ユニット化することにより、以下の利点
が得られる。
【0038】(1)原稿読み取りに関わる部品組み立て
精度が向上する。
【0039】(2)このユニットを標準化して画像情報
処理装置の各機種に共通して組込むことにより、設計、
評価、生産の負荷を大巾に減少し、画像情報処理装置の
トータル・コスト・ダウンを行なうことができる。
【0040】(3)小型軽量な、ユニット化された原稿
画像読取装置であるため、画像情報処理装置内でのレイ
アウトが容易となり、デザインおよび設計の自由度が向
上する。
【0041】(4)画像情報処理装置内の原稿読取装置
が不良となり或は故障した時に、ユニットを交換するの
みで修理が可能となるため、特別な教育、技能、道具が
なくとも、使用者自身が容易に修理することができる。
【0042】このように、本発明によれば、安価で小型
軽量な原稿画像読取装置が製作可能となり、ファクシミ
リ、イメージセンサ、コンピュータ、ワードプロセッ
サ、複写機等の各種画像情報処理装置に広く応用が可能
である。
【0043】次に、第6の実施例について説明する。本
実施例によれば、原稿の画像を光学的に読取る原稿読取
手段と、前記原稿を搬送する原稿搬送手段と、外部から
の駆動力を前記原稿搬送手段に伝達する駆動力伝達手段
と、前記原稿を前記原稿読取手段の読取部に密着させる
原稿密着手段と、画像情報処理装置への取付及び位置決
め手段とをフレームに一体的に設け、原稿画像読取装置
としてユニット化してあり、これを画像情報処理装置に
搭載することにより、従来の問題点を解決し、小型化、
軽量化、低価格化、多種多様化といった近年の要求を満
たす画像情報処理装置を提供するものである。
【0044】更に、本発明の第6の実施例を図15に基
いて説明する。図15は本実施例の原稿画像読取装置の
構造を説明する模式的斜視図である。本実施例の原稿画
像読取装置100は、フレーム9に、原稿Pの画像を光
学的に読取る原稿読取手段であるラインセンサ1と、原
稿Pを搬送する原稿搬送手段である搬送ローラ2と、原
稿Pをラインセンサ1の読取部に密着させる原稿密着手
段3と、外部からの駆動力を搬送ローラ2に伝達する駆
動力伝達手段であるギア14と、ピン状の位置決め手段
71とを一体的に係止する構造となっている。位置決め
手段71は、後述するように画像読取装置100を画像
情報処理装置に組み込むときの取付け及び位置決め部材
となるものである。また、上記実施例において、不図示
ではあるがラインセンサ1の下部にバネを配置し、ライ
ンセンサ1を搬送ローラ2に押し付ける構造としても良
い。なお、ギア14はフレームの端部に設けた軸及びロ
ーラ軸に取り付けてある。原稿押圧手段3は、図4乃至
図14に示してきたものと同様である。また、取付け部
72は、上述のようなユニットを本体に取付ける際にネ
ジ等にてユニットを本体に固定するためのものである。
【0045】図16は上述の実施例の原稿画像読取装置
100を本体内に搭載する画像情報処理装置としてのフ
ァクシミリの構造を説明する模式的断面図である。な
お、図中、先述の実施例における装置と同一部分には同
一符号を付している。本実施例にあっては、原稿画像読
取装置100を搭載するのに、本体フレーム106に一
体的に係止する構造とせず、本体フレームとは別体の底
板に係止する構造としている。なお、5は、図15では
図示されなかったバネである。
【0046】また、本実施例においては、原稿画像読取
装置100の底板への取付けに際して、位置決め手段7
1を用いて画像情報処理装置内の各部品との相対位置を
決めるようになっている。原稿画像読取装置100を取
付ける際に、周囲の部品との相対位置関係で重要となる
のは、駆動源(不図示)とギア14との接続のための取
付位置精度、及び、画像情報処理装置の原稿台160か
ら原稿画像読取装置100の入口への、また、その逆に
原稿画像読取装置100の出口から紙ガイド150への
原稿Pの流れをスムーズにする紙パスを形成のための取
付位置精度である。本実施例では、原稿画像読取装置1
00を組み込む場合、ピン状の位置決め手段71を、底
板に設けられた孔部に嵌入することにより、原稿画像読
取装置100の位置決めを行い、その後、ネジ等の取付
け手段8を用いて原稿画像読取装置100を底板上に固
定する。従って、原稿画像読取装置100は自動的に底
板上の所定位置に固定され、前述したような駆動源とギ
アとの接続が良好になされ、また紙パスも良好に形成さ
れる。
【0047】なお、本実施例ではピンによる位置決め
や、ネジによる取付けを示したが、実際には、これに限
定されるものではなく、それぞれ必要な相対位置精度、
必要な取付け力、取付方法等を考慮して適宜選択すれば
よい。また、画像情報処理装置としてファクシミリの例
を示したが、それ以外にもコンピュータ、ワープロ、複
写機などにももちろん応用可能である。
【0048】このような原稿画像読取装置及び該装置を
搭載する画像情報処理装置は上述の従来の問題点を解決
できる。即ち、具体的には、 (1)以下に箇条するように、組み立て位置精度及び部
品精度が向上する。
【0049】 原稿画像読取装置を、原稿読取手段と
原稿搬送手段と原稿密着手段と駆動力伝達手段と画像情
報処理装置への取付及び位置決め手段とをフレーム内に
一体化した構造とし、画像情報処理装置の本体フレーム
とは分離独立する構造としたので、原稿画像読取装置
は、小型化、軽量化に伴う本体フレームの剛性低下に依
存することなく、組み立て位置精度を確保することがで
きる。
【0050】 フレームに設けられた軸に必要なギア
を取り付けるため、位置精度の確保が容易となる。
【0051】 組み立て位置精度及び部品精度の確保
により、画像及び原稿搬送が向上し、小型化、軽量化が
可能となる。
【0052】 原稿画像読取装置は、画像情報処理装
置への取付けに際して、相対位置を決める位置決め手段
を持っているので、装置フレ−ムへの取付が容易であ
り、画像情報処理装置も必要な所だけ精度を高めたり、
フレーム強化をすればよいので、小型化、軽量化ができ
る。 (2)以下に述べるように、デザイン、機種変更に伴う
負荷及びトータルコストが低減される。
【0053】 原稿画像読取装置を、原稿読取手段と
原稿搬送手段と原稿密着手段と駆動力伝達手段と画像情
報処理装置への取付及び位置決め手段とをフレーム内に
一体化した構造とし、画像情報処理装置の本体フレーム
とは分離独立する構造としたので、画像情報処理装置内
のレイアウトが自由となり、画像情報処理装置のデザイ
ンの自由度が増大する。
【0054】 画像情報処理装置の機能変更に際して
も、本発明の原稿読取装置を標準化して組み込むことに
より、設計、開発負荷が低減する。また、設計評価、検
討、期間が短縮するため多様化する要求に容易に対応で
きる。 (3)以下に述べるように、不良、故障時の交換が容易
となる。
【0055】 原稿画像読取装置を、原稿読取手段と
原稿搬送手段と原稿密着手段と駆動力伝達手段と画像情
報処理装置への取付及び位置決め手段とをフレーム内に
一体化した構造としたので、原稿画像読取装置を画像情
報処理装置内に組み込む前に、原稿画像読取装置の機能
確認試験を実施できるので、原稿画像読取装置の不良の
早期発見が可能となる。
【0056】 画像情報処理装置を使用中、原稿画像
読取装置が故障した場合においても、原稿画像読取装置
をユニット交換することにより、位置決め等に対して特
に考慮することなく、特別な教育、技能、道具がなくと
も、使用者自身で容易に修理することができる。
【0057】次に本発明の第7の実施例について、図1
7を参照して説明する。この実施例の原稿画像読取装置
は、原稿の画像を光学的に読取る原稿読取手段と、前記
原稿を搬送する原稿搬送手段と、外部からの駆動力を前
記原稿搬送手段に伝達する駆動力伝達手段と、前記原稿
を前記原稿読取手段の読取部に密着させる原稿密着手段
と、前記原稿を除電する除電手段とを、フレームに一体
的に設け、ユニット化しているので、これを搭載する画
像情報処理装置は、従来の問題点を解決し、小型化、軽
量化、低価格化、多種多様化といった近年の要求を満た
すことができる。上記実施例では、原稿画像読取装置1
00が、フレーム9に対して、原稿Pの画像を光学的に
読取る原稿読取手段であるラインセンサ1と、原稿Pを
搬送する原稿搬送手段である搬送ローラ2と、原稿Pを
ラインセンサ1の読取部に密着させる原稿密着手段3
と、外部からの駆動力を搬送ローラ2に伝達する駆動力
伝達手段であるギア14とを一体的に係止する構造とな
っている。なお、不図示ではあるが、ラインセンサ1の
下部にバネを配置し、ラインセンサ1を搬送ローラ2に
押し付ける構造としても良い。また、ギア14はフレー
ムの端部に設けた軸及びローラ軸に取り付ける。
【0058】なお、本実施例においては、除電手段73
は原稿Pの下方(読取り面)側に配置してあるが、上方
(裏面)側より配置してもよい。また、除電手段は不図
示の配線により接地電極に接続するのが好ましい。図1
7の装置は図12、図13、図14、図16で示す装置
本体に搭載可能である。
【0059】本例によれば、除電手段等については、す
でに、原稿画像読取装置内に設置されているので、画像
情報処理装置側でこれに対応する必要がない。もし、必
要ならば、原稿画像読取装置内の除電手段を設置電極に
結線するだけでよい。
【0060】次に第8の実施例について説明する。本例
によれば、原稿画像読取装置は、原稿の画像を光学的に
読取る原稿読取手段と、前記原稿を搬送する原稿搬送手
段と、外部からの駆動力を前記原稿搬送手段に伝達する
駆動力伝達手段と、前記原稿を前記原稿読取手段の読取
部に密着させる原稿密着手段と、外部光を遮光する遮光
手段とをフレームに一体的に設け、ユニット化している
ので、これを搭載する画像情報処理装置は、従来の問題
点を解決し、小型化、軽量化、低価格化、多種多様化と
いった近年の要求を満たすことができる。
【0061】図18及び図19は本発明の第8の実施例
を示したもので、図18は本実施例の原稿画像読取装置
の構造を説明する模式的斜視図であり、図19は図18
の原稿画像読取装置を、その主走査方向から見た模式的
断面図である。本実施例の原稿画像読取装置100は、
フレーム9に対して、原稿Pの画像を光学的に読取る原
稿読取手段であるラインセンサ1と、原稿Pを搬送する
原稿搬送手段である搬送ローラ2と、原稿Pをラインセ
ンサ1の読取部に密着させる原稿密着手段3と、外部か
らの駆動力を搬送ローラ2に伝達する駆動力伝達手段で
あるギア14と、遮光カバー74とを一体的に係止する
構造となっている。また、図19に示すようにラインセ
ンサ1の下部にバネ5を配置し、ラインセンサ1を搬送
ローラ2に押し付ける構造としても良い。なお、ギア1
4はフレームの端部に設けた軸及びローラ軸に取り付け
てある。遮光カバー74は、図18では半分のみ示して
おり、ネジ止め等によってフレーム9に固定されてい
る。本実施例では、図19に示すように外部光(迷光)
は遮光カバー74及びフレーム9により遮光される。こ
の場合には、フレーム9も遮光手段の一構成要素である
ため、遮光材料で作製する必要がある。このように図1
8,19に示す装置は図12、13、14、16に示す
装置本体に搭載できる。
【0062】本例によれば、小型化、デザイン、機能変
更に伴う外部光(迷光)に対する対策が容易となり、低
価格、開発短縮化が可能となる。小型化のために、例え
ば、本体フレーム、オペレーションパネル等を小型にす
ると、必然的に原稿画像読取装置の近傍に原稿出入口を
配置しなければならなくなるが、本例のように、原稿画
像読取装置が、原稿読取手段と原稿搬送手段と原稿密着
手段と駆動力伝達手段と外部光を遮光する遮光手段とを
フレーム内に一体化した構造となっている場合には、外
部光(迷光)侵入に対して考慮する必要がなくなる。従
って、光シャッター等の外部光遮光手段を設ける必要も
ないので、低価格、開発短縮化が可能となる。
【0063】次に、図20および図21を参照して第9
の実施例について説明する。本例によれば、原稿画像読
取装置100は、フレーム9に対して、原稿Pの画像を
光学的に読取る原稿読取手段であるラインセンサ1と、
原稿Pを搬送する原稿搬送手段である搬送ローラ2と、
原稿Pをラインセンサ1の読取部に密着させる原稿密着
手段3と、外部からの駆動力を搬送ローラ2に伝達する
駆動力伝達手段であるギア14とを一体的に設け、係止
する構造となっている。なお、不図示ではあるが、ライ
ンセンサ1の下部にバネを配置し、ラインセンサ1を搬
送ローラ2に押し付ける構造としても良い。また、ギア
14はフレームの端部に設けた軸及びローラ軸に取り付
けてある。また、図20には、画像補正手段75が図示
されていない。
【0064】なお、図21において、符号5は、図20
では図示されていないバネ、75は画像補正装置であ
る。本実施例においては、画像補正装置75はフレーム
9の下部に配置されており、ラインセンサ1と不図示の
配線で接続されている。また、画像補正装置75からの
画像補正出力信号は、やはり不図示の配線によってFA
X等の本体に搭載された画像処理基板ないしシステムコ
ントロール基板に出力される。また、符号76は画像補
正装置75を構成するIC等の電子部品である。図2
0,21に示すこのような装置は図12、13、14、
16に示す装置本体に搭載可能である。
【0065】また、本実施例においては、画像補正装置
75がシェーディング補正回路等の小規模な画像補正と
しているため、画像情報処理装置側に画像処理基板を設
けて、明補正あるいは2値化/多値化画像処理等を行っ
ている。しかしながら、画像補正装置75が受け持つべ
き補正機能は、本実施例に限定されるものではなく、様
々な利便性を考慮して設計されるべきである。従って、
ある場合には、画像処理基板そのものの機能が画像処理
装置75に受け持たれて、画像処理基板が存在しない場
合も考えられる。
【0066】以上説明したように、本実施例における画
像情報処理装置は、従来の問題点を解決し、小型化、軽
量化、低価格化、多種多様化及び開発期間の短縮といっ
た近年の要求を満たすことができる。
【0067】次に、本発明の第10の実施例について説
明する。本実施例の装置も、上述の実施例同様、従来の
問題点を解決し、小型化、軽量化、低価格化、多種多様
化といった近年の要求を満たすことができる。
【0068】即ち、図22、図23、図24において、
本実施例の原稿画像読取装置100は、フレーム9に対
して、原稿Pの画像を光学的に読取る原稿読取手段であ
るラインセンサ1と、原稿Pを搬送する原稿搬送手段で
ある搬送ローラ2と、原稿Pをラインセンサ1の読取部
に密着させる原稿密着手段3と、外部からの駆動力を搬
送ローラ2に伝達する駆動力伝達手段であるギア14
と、原稿Pの搬送中に紙詰まり等の搬送不良が生じた場
合に、詰まった原稿Pを取り除くための解除手段である
解除レバー77とを一体的に係止する構造となってい
る。また、図23、図24に示すように、ラインセンサ
1の下部にバネ5を配置し、ラインセンサ1を搬送ロー
ラ2に押し付ける構造になっている。なお、ギア14は
フレームの端部に設けた軸及びローラ軸に取り付けてあ
る。
【0069】図23及び図24は、図22の原稿画像読
取装置をそのラインセンサ1における主走査方向から見
た模式的断面図である。ラインセンサ1は、その主走査
方向の両端に設けられた支点79を中心軸として回転で
きるように、フレーム9に支持されている。ラインセン
サ1の下部には、バネ5が設けられ、その一端がフレー
ム9の内壁面に固定され、他端がラインセンサ1の下面
に接するようになっている。ラインセンサ1は、このバ
ネ圧力により上方に押動され、これにより、図23に示
すように、適度な接触圧力で搬送ローラ2に接触するこ
とができる。また、バネ5の先端部の上部には、前述し
た解除レバー77の軸78が配設されている。軸78は
回転できる構造であって、図24に示すように、その回
転によってバネ5の先端を押動し、ラインセンサ1の搬
送ローラ2への押圧動作を解除するためのカムとして機
能するものである。
【0070】通常、ラインセンサ1は、図23に示すよ
うにバネ圧力によって搬送ローラ2に接した状態となっ
ており、その間に原稿Pが給送される。原稿Pは搬送ロ
ーラ2の回転により前方に送られ、この原稿送り動作と
同時に、原稿P上の画像情報がラインセンサ1によって
光学的に順次読取られていく。なお、原稿Pの紙厚、紙
質あるいは湿度、温度等の使用環境によっては、原稿P
の搬送中にラインセンサ1と搬送ローラ2との間で紙詰
まり等の搬送不良が生じる恐れがある。もし、このよう
な搬送不良が生じた場合には、解除レバー77を廻すこ
とにより、軸78を回し、そのカム作用で、図24に示
すようにラインセンサ1をやや下方に移動した状態とす
る。これにより、ラインセンサ1が搬送ローラ2及び密
着手段3に対して離れた状態となるので、搬送不良を生
じた原稿を容易に取り除くことができる。図22,2
3,24に示すこのような装置は図12、13、14、
16に示す装置本体に搭載可能である。
【0071】本例によれば、画像情報処理装置を使用
中、原稿画像読取装置内で原稿の搬送不良が生じた場合
においても、原稿解除手段をフレーム内に設けたので、
原稿を容易に取り除くことができる。
【0072】次に本発明の第11の実施例について図2
5、図26を参照して説明する。本実施例の原稿画像読
取装置100は、フレーム9に対して、原稿Pの画像を
光学的に読取る原稿読取手段であるラインセンサ1と、
原稿Pを搬送する原稿搬送手段である搬送ローラ2と、
原稿Pをラインセンサ1の読取部に密着させる原稿密着
手段3と、外部からの駆動力を搬送ローラ2に伝達する
駆動力伝達手段であるギア14と、原稿Pの先端部及び
末端部を検知する原稿検知手段である原稿端部検知セン
サ83とを一体的に係止する構造となっている。また、
図26に示すようにラインセンサ1の下部にバネ5を配
置し、ラインセンサ1を搬送ローラ2に押し付ける構造
としても良い。なお、ギヤ14はフレ−ムの端部に設け
た軸およびロ−ラ軸に取付けてある。
【0073】本実施例においては、原稿Pが原稿画像読
取装置100へ給送され、原稿端部検知センサ83が原
稿Pの先端を検知すると、原稿端部検知センサ83はそ
の検知信号をラインセンサ1及び外部のモータ等の駆動
力源が稼働を開始するためのスタート信号として発生す
る。
【0074】これにより、スタート信号を受信した外部
の駆動力源は稼働を開始し、その駆動力はギア14を介
して搬送ローラ2へ伝達される。そして、搬送ローラ2
は伝達された駆動力により回転を始め、原稿Pをライン
センサ1上に近接させた状態で搬送するという原稿送り
動作を開始する。また、ラインセンサ1もスタート信号
により原稿読取動作を開始し、ラインセンサ1の読取部
上を通過する原稿Pの画像情報を光学的に読取ってい
く。
【0075】原稿Pは、このように搬送ローラ2によっ
て搬送され、この搬送の際にラインセンサ1によって原
像情報が読取られる。そして、原稿Pの後端部が原稿端
部検知センサ83を通過すると、原稿端部検知センサ8
3は、その検知信号を稼働を停止するためのストップ準
備信号としてラインセンサ1及び外部の駆動力源に送
る。ストップ準備信号を受けたラインセンサ1及び駆動
力源は、原稿Pの末端部が原稿端部センサ83を経て搬
送ローラ2を通過するのを待って稼働を停止する。この
ように、本実施例の原稿画像読取装置は、原稿端部検知
センサ83をラインセンサ1の読取部、及び搬送ローラ
2よりも原稿Pの給送される側に設けることによって、
原稿Pの画像情報の読取り、搬送のタイミングを制御し
ている。図24,25に示す装置は、図12、13、1
4、16で示す装置本体に搭載可能である。
【0076】以上説明した各実施例は、駆動源としての
モーターを装置本体側に有するものであった。これに対
して以下に述べる本発明の第12の実施例は、駆動源を
一体的にユニット側に具備するものである。
【0077】即ち、図27において、本実施例の原稿画
像読取装置100は、フレーム9に対して、原稿Pの画
像を光学的に読取る原稿読取手段であるラインセンサ1
と、原稿Pを搬送する原稿搬送手段である搬送ローラ2
と、原稿Pをラインセンサ1の読取部に密着させる原稿
密着手段3と、搬送ローラ2を回転させるための駆動力
を発生させる手段であるモーター57と、モーター57
からの駆動力を搬送ローラ2に伝達する駆動力伝達手段
であるギア4とを一体的に係止する構造となっている。
またモーター57は取付部材84によって、フレーム9
に係止されている。なお、取付部材84はモーター57
から発生する熱を放熱する機能も兼ねている。更に、不
図示ではあるがラインセンサ1の下部にバネを配置し、
ラインセンサ1を搬送ローラ2に押し付ける構造として
も良い。この装置は図16に示す装置本体に搭載可能で
ある。
【0078】その結果、本発明によれば、先述の従来の
問題点が解決される。具体的には (1)以下に述べるように、組み立て位置精度及び部品
精度が向上する。
【0079】 原稿画像読取装置を、原稿読取手段と
原稿搬送手段と原稿密着手段と駆動力発生手段と駆動力
伝達手段とをフレームに一体的に係止する構造とし、画
像情報処理装置の本体フレームとは分離独立する構造と
したので、原稿画像読取装置の組み立て位置精度は、小
型化、軽量化に伴う本体フレームの剛性低下に依存する
ことがないので、組み立て位置精度の確保が容易とな
る。
【0080】 必要なギアをフレームに設けられた軸
に取り付けるため、位置精度の確保が容易となる。
【0081】 組み立て位置精度及び部品精度の確保
により、画像及び原稿搬送が向上し、小型化、軽量化が
可能となる。 (2)以下のように、デザイン、機種変更に伴う負荷及
びトータルコストが低減される。
【0082】 原稿画像読取装置を、原稿読取手段と
原稿搬送手段と原稿密着手段と駆動力発生手段と駆動力
伝達手段とをフレームに対して一体的に係止する構造と
し、画像情報処理装置の本体フレームとは分離独立する
構造としたので、画像情報処理装置内のレイアウトが自
由となり、画像情報処理装置のデザインの自由度が増大
する。
【0083】 画像情報処理装置の機能変更に際して
も、本発明の原稿読取装置を標準化して組み込むことに
より、設計、開発負荷が低減する。また、設計評価、検
討、期間が短縮するため多様化する要求に容易に対応で
きる。 (3)以下に述べるように、不良、故障時の交換が容易
となる。
【0084】 原稿画像読取装置を、原稿読取手段と
原稿搬送手段と原稿密着手段と駆動力発生手段と駆動力
伝達手段とをフレームに対して一体的に係止する構造と
したので、原稿画像読取装置を画像情報処理装置内に組
み込む前に、原稿画像読取装置の機能確認試験を実施で
きるので、原稿画像読取装置の不良の早期発見が可能と
なる。
【0085】 画像情報処理装置を使用中、原稿画像
装置が故障した場合においても、原稿画像読取装置をユ
ニット交換することにより、特別な教育、技能、道具が
なくとも使用者自身で容易に修理することができる。
【0086】次に、本発明の第13の実施例を図28な
いし図30を参照して説明する。まず、ラインセンサ1
の好適な実施能様について説明する。図28に示すよう
に、Alの筐体310の下部には光源としてのLEDア
レイが設けられている。LEDアレイは多数のLEDチ
ップ301と集光レンズ309とが回路基板302上に
設けられた構成である。筐体310の上にはマザーボー
ド304が設けられ、その上には画像読取用のセンサア
レイ305及び駆動用IC307が配されている。30
6は保護用カバーを兼ねるガイド板である。筐体310
上のセンサアレイ305及びIC307と筐体下のLE
Dアレイとは、電気的にフレキシブルケーブル308に
て接続されコネクタを介して装置本体ないしはユニット
本体と接続可能とされている。
【0087】図29はラインセンサ1における駆動系の
ブロック図である。センサアレイ305はシフトレジス
タを含むドライバーIC401によって駆動される。セ
ンサアレイ305からの画像信号は信号処理用IC40
5におけるサンプルホールド回路402にて保持されマ
ルチプレクサ403によって順次選択されて出力され
る。404はクロックパルスを発生するパルス発生回路
である。これらは入出力端子を含むコネクタ303を通
じて外部より制御される。
【0088】図30はセンサアレイ305を示す模式的
断面図である。ガラス基板311の上には遮光層を兼ね
て電極312が設けられている。これはセンサエレメン
ト331、蓄積キャパシタ332、選択用トランジスタ
333のAl/Cr電極となっている。その上には絶縁
膜としての窒化シリコン膜313、非単結品半導体膜と
してのアモルファスシリコン314、オーミックコンタ
クト層としてのN+ 型アモルファスシリコン315、上
部電極としてのAl層316が設けられ所望の形状にパ
ターニングされている。このようにして形成された素子
上には、窒化シリコン膜321、ポリイミド膜317、
エポキシ樹脂318からなる保護膜が形成されている。
その上には静電気による影響を防ぐITO層319を介
して耐摩もう層としての薄板ガラスが設けられている。
【0089】LEDアレイからの光ILは、照明窓33
0を介して原稿Pに当たり、反射光がセンサエレメント
331に入射し、主としてアモルファスシリコン中で光
キャリアを発生し、その導電率を変化させる。その変化
分を電圧としてキャパシタ332に蓄積し、薄膜からな
るトランジスタ333で選択し、出力する。
【0090】図31は第13の実施例による原稿画像読
取装置(ユニット)を示す模式的断面図である。本ユニ
ット100は下部フレーム9と状フレーム210とが互
いに回動可能に軸211によって支持された構成であ
る。下部フレーム9には前出のラインセンサ1が支持軸
214にて回動可能にとりつけられており、搬送ローラ
2の当接部には、スベリ機能を有した部材212が、ラ
インセンサ1にネジどめにて固定されている。下フレー
ム9に設けられたバネ215は、部材212を介して、
ラインセンサ1を支持軸214を中心として、上方に押
圧し、搬送ローラ2及び、原稿密着手段3と、当接させ
ている。
【0091】一方、上部フレーム210には、白色フィ
ルム状の可撓性のある原稿密着部材3が接着にて、固定
されており、その原稿通過面と、反対面から、フィルム
状の可撓性部材216と、それを支持する部材6、及び
板バネ217とで、ラインセンサ1に対して、押圧され
ている。更に、上部フレーム210には搬送ローラ2
も、回転可能に取り付けられている。
【0092】図31に示す様に、ローラ2は、部材21
2と接しており、センサアレイ1の読取位置RPとは接
触しない。この時、部材212のローラ2との接触面
と、センサアレー305の原稿通過面との段差は、原稿
の浮きをおさえるため、部材212の接触面がセンサア
レー305の原稿通過面よりも、+50μm(高い)〜
−200μm(低い)の段差に設定するのが望ましく、
更に望ましくは、0〜−100μmの段差が好適であ
る。
【0093】センサアレイ305の読取り位置RPに
は、白色フィルム3が、裏面から、押圧された形態で、
密着している。この時、裏面から、フィルム状の可撓性
部材217で押圧するのは、センサアレイ305表面の
うねりを吸収して、読取長全域に渡り均一に押圧するた
めであり原稿を読取位置RPに、浮きあがることなく、
密着させることができるからである。
【0094】装置本体には下部フレーム9が固定されて
ユニット100を支持する構成であっても、上部フレー
ム210が固定されてユニット100を支持する構成で
あってもよい。しかし、前者のように取付けて、原稿が
ジャムした時には上部フレーム210を軸211を中心
に矢印DD方向に回転させて原稿をとりのぞくようにし
た構成が、取扱い上からは望ましい。
【0095】図32および図33には、本発明の第14
の実施例が示されている。なお、ここにおける基本的構
成は前述の図11にて示す構成を図31で示す構成に対
応させて好ましい形に設計されている。従って、ここで
は、上部フレームを開放すると摩擦・分離片11及び白
フィルム3′が密着部材3やローラー2と共に下部フレ
ーム9より離間する。
【0096】図33中(a)は本例のユニットを上から
見た模式図であり、図33中(b)は側面図である。
(a)において、フレームの横側にギア14とモーター
57とが配設されている。ギア14は、ローラ2を回転
させるギア及びADFローラ12を回転されるギアを含
む。図32に示す通り、原稿がジャムした場合、上フレ
ーム210と、下フレーム9とが、回動軸211を中心
に、離間させて、ジャムした原稿をとりだす構成であ
る。本実施例では、駆動部である給紙ローラ12と、搬
送ローラ2とを、原稿通過面を境界として、上下に分け
る構成であり、この時上フレーム210に回転可能にと
りつけられた搬送ローラ2のギアが、下フレーム9に設
けられたギアと、やはり離間することになる。これは、
紙ジャム時に、原稿をとりだす際、不図示の各スイッチ
類、検知センサ等に指がふれて、ローラ2が、突ぜん回
転して、ジャムを悪化させないため、駆動源から、ロー
ラ2を切り離し、回転させないことを目的としている。
【0097】この場合の制御系ブロック図は図27に示
した実施例同様に図34のようになる。
【0098】本発明の第15の実施例は、図35(a)
および(b)に示されている。前出の実施例(図33参
照)がユニットのフレームの一側面に伝達ギアとモータ
ーとを備えていたのに対し、本例は伝達ギアの一部を反
対側に設けている。しかも、モーターを読取面より下方
に配置し平面的な占有面積を小さくしている。
【0099】本発明の第16の実施例は、図36に示さ
れている。図36には本例による画像読取ユニット10
0を装置本体に取付けた様子が示されており、その基本
構成は図12、13に示す例と同じである。特に異なる
点は、前述の例がユニットの本体への取付方向と原稿の
搬送方向とが逆であったのに対し、本例では同じ方向E
Eとなっていることである。従って、原稿ジャムが発生
した時に、ユニットを取はずすのが容易になる。しか
も、ユニットをはずした時にジャムした原稿が装置本体
に残る可能性が少なくなり、ジャム処理が容易になる。
【0100】図37から40は、本発明に係わる画像情
報処理装置を、各実施態様(第17ないし20の実施
例)の構造毎に説明する模式的断面図であり、図16の
原稿画像読取装置100を本体内に搭載するファクシミ
リの実施例を示す。
【0101】図37の実施例においては、本体221の
内部に原稿画像読取装置100(ユニット)を配置し
た。この時外装部200は支点218を中心に回動可能
であり、ユニット100は上フレーム210と下フレー
ム9とが、支点214をもって、開閉する。図37
(b)に示す通り、紙ジャム等の発生した場合まず外装
部200をFF方向に開き、その後、上フレーム210
をDD方向に開くことにより、ジャム原稿をとりだすこ
とができる。本例では、下フレーム9は本体221の一
部に固定されており、また、外装部200は各種スイッ
チあるいは表示部を持ったオペレーションパネルであっ
ても良いし、単なる外装板であっも良い。
【0102】図38の実施例においては、図37の実施
例において、ジャム解除FF方向と、DD方向に2度開
く必要があったのに対し、一度でジャムが解除できる例
を示している。つまり、図38(a)に示すように、外
装部120に設けられたツメ部219と上フレーム21
0に設けられた凸ピン部220とによって、外装部12
0を開くことにより、図38(b)のように、連動して
上フレームが開き、ジャム解除ができるものである。
【0103】図39の実施例においては、図39(a)
のように上フレーム210に接着、ネジ止めなどの手段
によって固定された外装部120が、ジャム解除時、図
39(b)に示した通り、支点214を中心に上フレー
ムと一体的に開く構成になっている。
【0104】図40の実施例においては、図40(a)
のように上フレーム210を本体221のデザインに合
わせた外装形態とし、本体221の外装の一部としてお
り、図40(b)の通り、ジャム解除時DD方向に開く
ことができる。
【0105】以上、図37〜図40に示した実施例によ
り明らかにされているように、本発明では、紙ジャム時
に容易にジャム解除できるとともに、高さ方向に対し
て、薄型の画像情報処理装置を提供できることになる。
さらに、様々なバリエーションが可能であることから、
そのデザイン、設計面に大きな自由度を与え得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の原稿画像読取装置を模式的に示す断面図
である。
【図2】従来の原稿画像読取装置を模式的に示す斜視図
である。
【図3】(A)ないし(B)で従来装置の原稿の搬送状
態を説明する図である。
【図4】本発明の原稿画像読取装置の第1の実施例で模
式的に示す断面図である。
【図5】第1の実施例を模式的に示す斜視図である。
【図6】(A)ないし(B)で上記装置の原稿の搬送状
態を説明する図である。
【図7】本発明の原稿画像読取装置の第2の実施例を模
式的に示す断面図である。
【図8】本発明の原稿画像読取装置の第3の実施例を模
式的に示す断面図である。
【図9】本発明の原稿画像読取装置の第4の実施例を模
式的に示す断面図である。
【図10】本発明の原稿画像読取装置の第5の実施例を
模式的に示す斜視図である。
【図11】第5の実施例を模式的に示す断面図である。
【図12】本発明の画像読取装置を装置本体に装着する
ための動作説明図である。
【図13】同じく、本発明の画像読取装置を装置本体に
装着する動作説明図である。
【図14】本発明による画像読取装置の制御系を示すブ
ロック図である。
【図15】本発明の原稿画像読取装置の第6の実施例を
模式的に示す斜視図である。
【図16】上記原稿画像読取装置本体の実施例を模式的
に示す断面図である。
【図17】本発明の原稿画像読取装置の第7の実施例を
模式的に示す斜視図である。
【図18】本発明の原稿画像読取装置の第8の実施例を
模式的に示す斜視図である。
【図19】上記実施例を模式的に示す断面図である。
【図20】本発明の原稿画像読取装置の第9の実施例を
模式的に示す斜視図である。
【図21】上記実施例を示す模式的断面図である。
【図22】本発明の第10実施例を示す模式的斜視図で
ある。
【図23】上記実施例を示す模式的断面図である。
【図24】同じく上記実施例を示す模式的断面図であ
る。
【図25】本発明の第11実施例を示す模式的斜視図で
ある。
【図26】上記実施例を示す模式的断面図である。
【図27】本発明の第12実施例を示す模式的斜視図で
ある。
【図28】本発明によるラインセンサを示す模式的断面
図である。
【図29】本発明によるラインセンサの駆動系ブロック
図である。
【図30】本発明によるセンサアレイの模式的断面図で
ある。
【図31】本発明による原稿画像読取装置の模式的断面
図である。
【図32】本発明の原稿画像読取装置の模式的断面図で
ある。
【図33】(A)および(B)で示す本発明の原稿画像
読取装置の模式的上面及び側面図である。
【図34】本発明による原稿画像読取装置の制御系ブロ
ック図である。
【図35】(A)および(B)で示す本発明の原稿画像
読取装置の模式的上面及び側面図である。
【図36】本発明による原稿画像読取装置の模式的斜視
図である。
【図37】(A)および(B)で本発明の原稿画像読取
装置の開閉を示す模式的側面図である。
【図38】(A)および(B)で本発明の原稿画像読取
装置の開閉を示す模式的側面図である。
【図39】(A)および(B)で本発明の原稿画像読取
装置の開閉を示す模式的側面図である。
【図40】(A)および(B)で本発明の原稿画像読取
装置の開閉を示す模式的側面図である。
【符号の説明】 1 ラインセンサ 2 原稿搬送ローラ 3 原稿密着手段 4 読取り位置 5 原稿搬送ローラの当接位置 6 支持部材 7 押圧バネ 8 バックアップコロ 9 フレーム 10 スベリ部材 11 分離片 12 給紙ローラ 13 自動給紙部 14 ギア P 原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 佐野 義和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 一橋 浩夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−37869(JP,A) 特開 平2−37870(JP,A) 実開 平3−23136(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取手段の読取り部に密着させた原
    稿を光源により照明し、前記原稿によって反射される光
    を検知して前記原稿の画像情報を読取る原稿画像読取装
    置において、 前記読取り部より原稿排紙側に設けられた原稿搬送ロー
    ラと、前記読取り部に対向して配置され、前記原稿を前
    記読取り部に密着させるためのフィルム状の可撓性部材
    を備えた原稿密着手段とを具備し、 前記原稿密着手段と前記読取り部とが原稿通過部位を境
    に互いに離間するように、相対移動可能な第1および第
    2のフレームにそれぞれ取り付けられていることを特徴
    とする原稿画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿搬送ローラの主走査方向の長さ
    が、前記読取り部の主走査方向の長さより短いことを特
    徴とする請求項1に記載の原稿画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記読取手段は密着型読取り方式のライ
    センサであることを特徴とする請求項1に記載の原稿画
    像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿搬送ローラが前記画像読取手段
    の読取り部と同じ面上に当接するように構成したことを
    特徴とする請求項1に記載の原稿画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記読取り部より原稿給紙側に自動給紙
    手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    の原稿画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記自動給紙手段の給紙ローラの原稿搬
    送方向と直交する方向の中心位置と、前記原稿搬送ロー
    ラの原稿搬送方向と直交する方向の中心位置と、前記読
    取り部の主走査方向の有効読取り長さの中心位置とが、
    同一直線上に配置されていることを特徴とする請求項5
    に記載の原稿画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記原稿密着手段の、少なくとも前記読
    取り部に対向する部分が白色であることを特徴とする請
    求項1に記載の原稿画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記原稿搬送ローラが当接する位置に、
    前記読取面に対する前記原稿搬送ローラの摩擦係数より
    も小さい摩擦係数を有するスベリ部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の原稿画像読取装置。
  9. 【請求項9】 画像情報処理装置に対して着脱可能に一
    体化されて、前記画像情報処理装置に搭載されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の原稿画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記原稿搬送ローラを駆動するための
    駆動力を前記原稿画像読取装置外より伝達するための駆
    動伝達手段を、更に具備していることを特徴とする請求
    項1に記載の原稿画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記原稿搬送ローラを駆動するための
    駆動力を発生する駆動源を、更に具備していることを特
    徴とする請求項1に記載の原稿画像読取装置。
  12. 【請求項12】 画像読取手段の読取り部に密着させた
    原稿を光源により照明し、前記原稿によって反射される
    光を検知して前記原稿の画像情報を読取る原稿画像読取
    装置において、 前記読取り部より原稿排紙側に設けられた原稿搬送ロー
    ラと、前記読取り部に対向して配置され、前記原稿を前
    記読取り部に密着させるための原稿密着手段とを具備
    し、 前記原稿密着手段が、基準色を有する第1の可撓性部材
    と、前記第1の可撓性部材を前記読取り部に押圧する第
    2の可撓性部材とを含むことを特徴とする原稿画像読取
    装置。
  13. 【請求項13】 前記原稿密着手段と前記読取り部とが
    原稿通過部位を境に互いに離間するように、相対移動可
    能な第1および第2のフレームにそれぞれ取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項12に記載の原稿画像読
    取装置。
  14. 【請求項14】 画像読取手段の読取り部に密着させた
    原稿を光源により照明し、前記原稿によって反射される
    光を検知して前記原稿の画像情報を読取る原稿画像読取
    装置において、 前記読取り部より原稿排紙側に設けられた原稿搬送ロー
    ラと、前記読取り部に対向して配置され、前記原稿を前
    記読取り部に密着させるための原稿密着手段とを具備
    し、 前記原稿密着手段と前記読取手段が、原稿通過部位を境
    に互いに離間するように、相対移動可能な第1および第
    2のフレームにそれぞれ取り付けられており、前記読取
    り部が取り付けられたフレームの、原稿給紙側の端部が
    面取りされていることを特徴とする原稿画像読取装置。
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