JP3071648B2 - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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Description
装置等に用いられ、画面の行方向、列方向に複数の電極
線を有し、マトリクス状に形成された絵素電極によって
液晶を動作させる液晶表示素子に関するものである。
向、列方向に複数の電極線を有し、マトリクス状に形成
された絵素電極によって液晶を動作させている。このと
きの駆動方式として、アクティブマトリクス方式、単純
マトリクス方式があり、何れの方式においても、一般的
に、絵素電極の形状としては正方形、長方形が多く、ま
た、電極の位置との兼合いで複雑な形状をしたものもあ
る。
に、画面の行方向、列方向にそれぞれ平行に形成されて
いる。したがって、絵素電極がストライプ状に配列され
ているストライプ配列の場合では、信号電極線が互いに
直交するように配されるので、絵素電極は、その形状か
ら極めて合理的な配列となるが、フルカラー表示に対応
させた場合に良く知られているデルタ配列、即ち1行ご
とに絵素電極が半絵素分ずつずれて形成された配列の場
合では、信号電極線が極めて長くなり、配線抵抗が増大
して、信号波形がシャープで無くなる等の問題が生じて
いる。特に、ポリシリコンをトランジスタの活性層とし
て用い、液晶駆動用ドライバを絵素と同一の基板上に形
成するドライバモノリシック型の液晶装置では、ドライ
バ部分の構成を簡単にするため、信号電極線に印加され
る電圧波形を信号電極線容量によって一定期間保持する
パネルサンプルホールド方式を用いることが多く、この
場合、特に、信号電極線の時定数の低減が重要なファク
ターとなっている。
は、電子式卓上計算機などの数字表示に用いられてい
る、6角形のものが代表としてあげられるが、これはそ
れぞれの電極を独自に駆動するセグメント駆動方式であ
る。
状としては、特開昭59−204878号公報の「表示
体装置」に開示されているように、3角形、台形、6角
形のもの、および特開平4−86808号公報の「液晶
表示装置」に開示されているように、6角形のものがあ
り、いずれも主にカラー表示時の分解能向上を目的とし
たものである。このうち3角形と台形の絵素電極では、
デルタ配列に用いることは困難である。また、3角形、
6角形いずれも分解能向上という目的から、ほぼ正多角
形として考えられている。特に、正6角形の絵素電極で
は、デルタ配置により、カラー表示に分解能を向上させ
ることができる。
電極を駆動する駆動素子としての能動素子の形成された
液晶表示素子のほとんどは、セルの両面に設けられた偏
光板を利用したねじれネマティック型の表示モードを採
用している。この場合、表示品位の点から良好な視角特
性の得られる方向は、画面の法線方向となるので、基板
上に形成された配向膜に対する配向処理は画面の行方向
に対して斜め45゜から行う必要がある。
の場合、各頂点の内角が120°となるので、配向処理
方向(45°)と絵素電極のエッジ方向とが一致せず液
晶分子の誘電率異方性の影響で電界方向が乱され、液晶
分子の配向が不安定になりディスクリネーションが発生
しやすいという問題が生じる。
5゜、90゜以外のラインを有するフォトマスクはCA
Dを用いた設計およびマスク作成が困難であり、マスク
コストが大きくなり、この結果、製造費を増加させると
いう問題が生じる。
パネルサンプルホールド方式を用いて液晶を駆動する液
晶装置では、信号電極線の時定数を小さなものとするた
めに、信号電極線をできるだけ短くなるように形成する
ことが好ましく、このため、絵素電極の形状を6角形と
した場合、6角形の上下の頂点の内角はできるだけ小さ
な角度にすることが好ましい。したがって、正6角形で
は、信号電極線の時定数が大きくなりすぎるという問題
が生じている。
ない場合は、ドライバ回路内に設けられた容量で信号電
圧を保持しておき、スイッチングによって信号電極線に
信号を送るドライバサンプルホールドという方法が一般
に用いられている。この場合、信号電極線の時定数には
余裕ができるが、この方式ではドライバ回路が複雑とな
り、液晶表示素子の歩留まりの低下を引き起こす虞があ
る。また、ドライバサンプルホールド方式の液晶装置で
あっても、信号電極線の時定数がある程度大きくなった
場合、信号波形がシャープな形状で伝達されず、表示画
像が不鮮明になるといった問題が生じる。
に鑑みなされたものであって、その目的は、配向膜の配
向処理方向と絵素電極のエッジの方向とを一致させ、液
晶分子の誘電率異方性の影響を低減させて、表示品位を
向上させると共に、歩留りの向上を図り得る液晶表示素
子を提供することにある。
は、一対の基板間に液晶物質を挟持すると共に、少なく
とも一方の基板の行方向および列方向に複数の電極線が
形成され、液晶に電圧を印加することによりその光学特
性を変化させ、ねじれネマティック型の表示モードで画
像表示を行う液晶表示素子において、上記基板には、該
基板の行方向に対して斜め45°から配向処理された配
向膜が形成されると共に、上記電極線の交点には、液晶
に電圧を印加する絵素電極と、この絵素電極を駆動する
駆動素子とが設けられ、上記絵素電極は、列方向に対向
する1組の頂点を有し、これら頂点の内角がほぼ直角と
なる6角形状に形成されると共に、1行毎に半絵素電極
分ずつずれて配されていることを特徴としている。
の液晶表示素子において、駆動素子は、ポリシリコンか
らなる薄膜トランジスタであることを特徴としている。
の液晶表示素子において、駆動素子が、薄膜トランジス
タからなり、上記電極線に、薄膜トランジスタの信号電
極線に印加する信号電圧を一定期間保持する信号電圧保
持部が形成されていることを特徴としている。
頂点の内角がほぼ直角となっているので、絵素電極のエ
ッジ方向は、画面の行方向に対して45°とすることが
できる。これにより、絵素電極のエッジ方向は、ねじれ
ネマティック型の表示モードでの画面の行方向に対して
45°とした配向膜の配向処理方向と一致するので、液
晶分子の誘電率異方性の影響を低減することができる。
したがって、液晶表示素子における表示品位を向上させ
ることができる。
の内角が直角となるように形成されているので、フォト
マスクを作成するときにCADを用いて容易に作成する
ことができる。これにより、フォトマスクの製造にかか
る費用を低減することができ、この結果、液晶表示素子
の製造費を低減することができる。
分ずつずれて配されていることで、絵素電極をデルタ配
列にすることができる。これにより、液晶表示素子の分
解能、特にカラー表示での分解能を向上させることがで
きるので、簡素な構造で表示品位を向上させることがで
きる。
いることで、絵素電極を1行毎に半絵素電極分ずつずれ
て配されるデルタ配列では、各絵素電極を密接して配置
することができるので、各絵素電極の信号電極線の長さ
を短くすることができる。これにより、信号電極線の時
定数を低減することができるので、液晶表示素子がパネ
ルサンプルホールド方式にて駆動されている場合、信号
波形を劣化させることなく安定して出力することができ
る。したがって、液晶表示素子における表示品位を向上
させることができる。
リシリコンからなる薄膜トランジスタであることで、例
えば液晶駆動用ドライバを絵素電極と同一の基板上に形
成するドライバモノリシック型の液晶表示装置を作成す
ることが可能となる。したがって、ドライバ回路の複雑
化に伴う液晶表示素子の歩留りの低下を抑制することが
できる。
膜トランジスタからなり、上記電極線に、薄膜トランジ
スタの信号電極線に印加する信号電圧を一定期間保持す
る信号電圧保持部が形成されていることで、絵素電極を
駆動する方式として、所謂パネルサンプルホールド方式
を採用することができる。これにより、ドライバ回路に
信号電極に印加する信号電圧保持部を設けた、ドライバ
サンプルホールド方式でのドライバ回路よりも簡素な構
成とすることができる。したがって、ドライバ回路の複
雑化に伴う液晶表示素子の歩留りの低下を抑制すること
ができる。
基づいて説明すれば、以下の通りである。
晶セルは、図3に示すように、1対のガラス基板1・1
間に液晶性物質からなる液晶層2を挟持した構造となっ
ている。
面に配向膜5が形成された透明電極3が設けられ、他方
のガラス基板1の液晶層2側には、表面に配向膜6が形
成された対向電極4が設けられている。
トリクス状に配された複数の絵素電極8…からなってい
る。この絵素電極8は、列方向に頂点を有する6角形状
に形成されると共に、その列方向の頂点の内角が直角と
なるように形成されている。
分ずつずれた、所謂デルタ配列となっており、これによ
り、各絵素電極8…をほぼ密着させた状態で配置するよ
うになっている。
(R)、緑(G)、青(B)の三原色のフィルタを設け
ても良く、その場合、デルタ配列となっているR、G、
Bの3つの絵素電極8により1画素を形成し、フルカラ
ー表示を行なうようになっている。この場合、絵素電極
8の周りの他の絵素電極8は、それぞれ異なるフィルタ
が隣接しているので、液晶表示素子の色分解能を向上さ
せることができ、この結果、画像全体の分解能を向上さ
せることができ、表示品位を向上させることができる。
に、列方向のエッジ部に絵素電極8を駆動する駆動素子
としての薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transi
stor) 9が設けられている。TFT9は、ゲート電極9
aが走査電極線10に接続される一方、ドレイン電極9
bが信号電極線11に接続され、ソース電極9cが絵素
電極8に接続されている。
ゲート電極9aに走査電圧が印加されるとON状態とな
り、さらに、信号電極線11からドレイン電極9bに信
号電圧が印加されるとソース電極9cを介して絵素電極
8に電流を流し、絵素電極8の静電容量を充電するよう
になっている。そして、TFT9は、走査電極線10に
よる走査が終了するとOFF状態となる。このとき、絵
素電極8では、静電容量が充電された状態となり、次に
TFT9がON状態となるまで液晶に電圧を印加した状
態を保持するようになっている。
には、信号電極線11からの信号電圧を一定期間保持す
る信号電圧保持部としての付加容量電極線12が設けら
れている。この付加容量電極線12は、走査電極線10
上に重なるようにして設けられ、TFT9のドレイン電
極9bと接続されるようになっている。
信号電極線11に印加される電圧波形を電極上の容量に
よって一定期間保持するパネルサンプルホールド方式に
よって駆動される。これにより、信号電圧の波形をシャ
ープな状態で保持して、信号電極線11に印加すること
ができるので、液晶表示素子の表示品位を向上させるこ
とができる。
ついて、図1ないし図3を参照しながら以下に説明す
る。
に、プラズマCVD装置を用いて、アモルファスシリコ
ン膜を形成し、パターニングした後、エキシマレーザを
照射することにより、多結晶膜化する。
リコン膜上に、プラズマCVD法によってゲート絶縁膜
を形成し、所定の位置にスルーホールを設け、さらにア
ルミニウムによってゲート電極9aおよび走査電極線1
0を形成、パターニングし、陽極酸化によって表面を酸
化する。ここで所定のパターンにフォトレジストを形成
し、リンまたはホウ素をドーピングし、エキシマレーザ
を照射することにより、シリコン膜の所定部分を活性化
する。
縁膜を形成し、ソース、ドレイン領域用のスルーホール
を形成し、さらにアルミニウムによって信号電極線11
とドレイン電極9bおよびソース電極9cを形成する。
び絵素電極駆動用トランジスタとしてのTFT9が形成
された。
1上にポリイミドを用いて第2の層間絶縁膜を形成しド
レイン電極9b上にスルーホールを設けた後、ITO
(Indium Tin Oxide)を用いて前段の走査電極線10と
3辺が重なり、この重なり部分で付加容量を形成できる
ようにした絵素電極8を形成する。上記絵素電極8上に
は、走査電極線10と一体的に設けられた付加容量電極
線12が形成される。このように、走査電極線10と付
加容量電極線12とが一体的に形成されることで、製造
に用いられるマスクの数を少なくすることができ、この
結果、製造費を低減することができる。
う1組の頂点の内角がほぼ直角である6角形状となるよ
うに形成され、さらに酸化シリコンで保護膜を所定の形
状に形成した。
板1上に設けられた各電極は、図1に示すように配置さ
れる。尚、ここでは絶縁膜、保護膜などは図面が繁雑に
なるため省略する。
示すように、アルミニウムでマトリクス状の遮光膜を形
成し、ITOを用いて対向電極4を形成した。
をTFT9の活性層として用いているので、液晶駆動用
ドライバを絵素電極8と同一の基板上に形成するドライ
バモノリシック型の液晶表示装置を作成することが可能
となる。したがって、ドライバ回路の複雑化に伴う液晶
表示素子の歩留りの低下を抑制することができる。
印加される電圧波形を電極上の容量によって一定期間保
持するパネルサンプルホールド方式を採用しているの
で、液晶表示素子を駆動するドライバ回路の構成を簡単
にすることができ、この結果、液晶表示素子の構成を簡
素なものとすることができる。
1・1の両方にポリイミドを用いて液晶配向膜5・6を
形成し、ラビング法によって画面の行方向に対して斜め
45°の方向、即ち絵素電極8の直角を成す2辺に平行
または垂直となる方向から配向処理を行い、図3に示す
ように、画面上にスペーサ7…を散布し、画面周囲をエ
ポキシ樹脂でシールし、2枚の基板を貼り合わせた後、
液晶を注入し、注入口を封止して液晶表示素子としての
液晶セルを得た。この液晶セルの両面には、互いに直交
するように配置された偏光板(図示しない)が設けられ
ており、これにより、液晶セルは、ねじれネマティック
型の表示モードを採用するようになっている。
ドでは、表示品位の点から良好な視角特性が得られる方
向は、画面の法線となるので、配向膜に対する配向処理
は画面の行方向に対して45°となる方向から行なう必
要がある。したがって、上記のガラス基板1の配向処理
は、少なくとも絵素電極8の形成されたガラス基板1が
面の行方向に対する斜め45°の方向から行なえば良
い。
減するためには、配向膜の配向処理の方向と絵素電極の
エッジ方向とを一致させる必要がある。
頂点の内角がほぼ直角となっているので、絵素電極8の
エッジ方向は、画面の行方向に対して45°となる。こ
れによって、配向膜5の配向処理方向と一致するので、
液晶分子の誘電率異方性の影響を低減することができ
る。したがって、液晶表示素子における表示品位を向上
させることができる。
る頂点の内角が直角となるように形成されているので、
フォトマスクを作成するときにCADを用いて容易に作
成することができる。これにより、フォトマスクの製造
にかかる費用を低減することができ、この結果、液晶表
示素子の製造費を低減することができる。
晶表示素子を歩留り良く提供することができる。
ていることで、絵素電極を1行毎に半絵素電極分ずつず
れて配されるデルタ配列としたときに、各絵素電極8…
を密接して配置することができるので、各絵素電極8…
の信号電極線11の長さを短くすることができる。これ
により、信号電極線11の時定数を低減することができ
るので、本実施例のように液晶表示素子がパネルサンプ
ルホールド方式にて駆動されている場合、信号波形を劣
化させることなく安定して出力することができる。した
がって、液晶表示素子における表示品位を向上させるこ
とができる。
素電極8を駆動する駆動素子として、低温ポリシリコン
TFT9を用いたが、これに限定するものではなく、例
えばアモルファスシリコン、高温ポリシリコン、単結晶
シリコンなどを用いた薄膜トランジスタやMIM、バリ
スタなどの2端子素子を用いても同様の効果を得ること
ができる。
ス基板1を用いたが、これに限定するものではなく、例
えば、石英、セラミック、シリコン、樹脂等を用いても
良く、また、各電極もアルミニウムに限定するものでは
なく、例えば、タングステン、チタン、モリブデン、銅
や各種合金、また、ポリシリコンやITOを用いても良
い。さらに、絶縁膜もポリイミドに限定するものではな
く、例えば、酸化シリコン、窒化シリコン、ポリイミ
ド、酸化タンタル、酸化アルミニウム等を用いても良
い。
良く、各電極の形成の順序や形成される層なども特にこ
だわらない。
を走査電極線10と一体的に設けているが、走査電極線
10と別に設けても良い。また、付加容量電極12の重
畳される辺は3辺である必要はないが、より大きな容量
を得るという点と構造上の点から2辺以上の辺と重畳す
ることが好ましい。また付加容量電極は容量を大きくす
るために絶縁膜1層、2層だけを用いるなどの方法を用
いても良い。
ーフィルタを設けてカラー表示を行なうようになってい
るが、他方のガラス基板1、即ち絵素電極8の形成され
ていないガラス基板1上に、それぞれの絵素電極に対応
した形状のカラーフィルタを設けてカラー表示を行って
も良く、その場合においても分解能の高い鮮明な画像が
得られる。
素電極に対応したマイクロレンズを設けても良く、その
場合、通常マイクロレンズによって集束した光は円形ま
たは楕円形を示すため、特に楕円形の場合、本発明のも
のでは光の利用効率が大きくなる。
いても良く、反射型の場合、絵素電極または対向電極は
金属でできた反射板としても良い。
は、信号電極線容量が小さいため、対角10cmのワイ
ド画面の表示装置として用いた場合でも、パネルサンプ
ルホールドによる駆動が可能であり、液晶分子配向状態
も電界印加時であっても極めて均一性が良く、マスクコ
ストを上昇させる事なく、分解能の良い装置となる。
のように、一対の基板間に液晶物質を挟持すると共に、
少なくとも一方の基板の行方向および列方向に複数の電
極線が形成され、液晶に電圧を印加することによりその
光学特性を変化させ、ねじれネマティック型の表示モー
ドで画像表示を行う液晶表示素子において、上記基板に
は、該基板の行方向に対して斜め45°から配向処理さ
れた配向膜が形成されると共に、上記電極線の交点に
は、液晶に電圧を印加する絵素電極と、この絵素電極を
駆動する駆動素子とが設けられ、上記絵素電極は、列方
向に対向する1組の頂点を有し、これら頂点の内角がほ
ぼ直角となる6角形状に形成されると共に、1行毎に半
絵素電極分ずつずれて配されている構成である。
モードの場合、絵素電極のエッジ方向は、画面の行方向
に対して45°方向から配向処理された配向膜の配向処
理方向と一致するので、液晶分子の誘電率異方性の影響
を低減することができる。
位を向上させることができるという効果を奏する。
ように、駆動素子が、ポリシリコンからなる薄膜トラン
ジスタである構成である。
らなる薄膜トランジスタであることで、例えば液晶駆動
用ドライバを絵素電極と同一の基板上に形成するドライ
バモノリシック型の液晶表示装置を作成することが可能
となる。したがって、ドライバ回路の複雑化に伴う液晶
表示素子の歩留りの低下を抑制することができるという
効果を奏する。
ように、駆動素子が、薄膜トランジスタからなり、上記
電極線に、薄膜トランジスタの信号電極線に印加する信
号電圧を一定期間保持する信号電圧保持部が形成されて
いる構成である。
加する信号電圧保持部を設けた、ドライバサンプルホー
ルド方式でのドライバ回路よりも簡素な構成とすること
ができる。したがって、ドライバ回路の複雑化に伴う液
晶表示素子の歩留りの低下を抑制することができるとい
う効果を奏する。
である。
の配列を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】一対の基板間に液晶物質を挟持すると共
に、少なくとも一方の基板の行方向および列方向に複数
の電極線が形成され、液晶に電圧を印加することにより
その光学特性を変化させ、ねじれネマティック型の表示
モードで画像表示を行う液晶表示素子において、上記基板には、該基板の行方向に対して斜め45°から
配向処理された配向膜が形成されると共に、 上記電極線の交点には、液晶に電圧を印加する絵素電極
と、この絵素電極を駆動する駆動素子とが設けられ、 上記絵素電極は、列方向に対向する1組の頂点を有し、
これら頂点の内角がほぼ直角となる6角形状に形成され
ると共に、1行毎に半絵素電極分ずつずれて配されてい
ることを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項2】上記駆動素子は、ポリシリコンからなる薄
膜トランジスタであることを特徴とする請求項1記載の
液晶表示素子。 - 【請求項3】上記駆動素子が、薄膜トランジスタからな
り、上記電極線に、薄膜トランジスタの信号電極線に印
加する信号電圧を一定期間保持する信号電圧保持部が形
成されていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示
素子。
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JP25844494A Expired - Fee Related JP3071648B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 液晶表示素子 |
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