JP3071607U - コンピュータ周辺装置及びプリンタ装置 - Google Patents

コンピュータ周辺装置及びプリンタ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホスト側がプリンタの状態をいつでも認識でき
るようにする。 【解決手段】ホストであるパソコン11から送信データ
があれば、ASIC12のパラレルポート信号レジスタ
12aに保存し、その保存内容に基づきプリンタCPU
13により送信データが互換(通常)モードのデータか
ニブル(特殊)モードのデータかを判断し、この判断結
果に応じてプリンタ状態設定レジスタ12bにデータを
設定し、プリンタ状態設定レジスタ12bの設定内容か
ら、ASIC12により、パソコン11からの送信デー
タが印字データであると判定すれば、印字データ格納レ
ジスタ12cにその印字データを格納し、拡張データで
あると判定すれば、拡張データ格納レジスタ12dに拡
張データを格納する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ホストコンピュータと双方向の通信によりデータの送受信を行う パラレルインターフェイスを有するコンピュータ周辺装置及びプリンタ装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
ホストコンピュータとしてのパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称す る)と周辺装置であるプリンタとの接続は、インターフェイスを介して行われ、 このインターフェイスには、通常セントロニクス規格に準拠したパラレルインタ ーフェイスが用いられてプリンタに内蔵されている。
【0003】 このセントロニクス規格では、データ転送に最低限必要な信号線として、パソ コン1側からの8本のデータ線及びnStrobe信号用と、プリンタ2側から のBusy信号及びnAck信号用が設けられている。ここで、nStrobe 信号はデータ送信側がデータを送信したことを受信側に伝える同期信号であり、 各データ線の信号は1回の動作で8ビット分が並列伝送されるデータ信号で、n Ack信号は受信側がデータを受信したことを送信側に伝える同期信号で、Bu sy信号は受信側が次のデータを受信できないことを送信側に伝える信号である 。その他に、制御信号線として、nSelectin信号、PError信号、 nAutoFd信号、nFault信号、Select信号の各信号用も設けら れている。
【0004】 そして、セントロニクス規格であるIEEE1284規格に準拠したパラレル インターフェイスを備えたプリンタ装置は、例えば図3に示すように構成されて いる。
【0005】 即ち、nAck信号、nStrobe信号、nSelectin信号、nAu toFd信号、Busy信号、PError信号、nFault信号及びSel ect信号の8本の信号線、並びに8本のデータ線によりパソコン1と接続され るASIC2と、このASIC2に接続されたプリンタCPU3とにより構成さ れる。
【0006】 このASIC2は、データ線を介して送信される8ビットのデータを、上記し た信号線のうちnStrobe信号がローレベルに反転するタイミングでレジス タなどに取り込み、プリンタCPU3はASIC2がデータを取り込んだという 通知を受けてASIC2のレジスタの格納データを読み込むようになっている。
【0007】 より詳細には、IEEE1284規格における互換モード(通常モード)では 、プリンタCPU3側からのBusyまたはnAck信号とパソコン1側からの nStrobe信号とのハンドシェイクで行われ、例えばパソコン1がプリンタ CPU3のBusy信号がローレベルであるかnAck信号がプリンタCPU3 から送られてきたことを確認してデータを送出し、このデータ送出とほぼ同時に nStrobe信号をローレベルにしてデータを確定(有効化)する。
【0008】 更に、プリンタCPU3はパソコン1からのnStrobe信号のローレベル を確認してBusy信号をハイレベルにし、データ受信終了後プリンタCPU3 はnAck信号を出力すると共にBusy信号をローレベルにする。このように して、プリンタCPU3にパソコン1からの印字データ等の転送が行われるので ある。
【0009】 ところで、IEEE1284規格では、このような互換モード(通常モード) のほかにニブルモード(特殊モード)と称されるモードが存在し、このニブル( 特殊)モードとは、リバース転送要求等のように、所定のデータをプリンタCP U3からホストコンピュータであるパソコン1に送信することをパソコン1から プリンタ側に要求する通信モードの一種であり、例えばプリンタ(デバイス)I Dの送信やデータの返却、モードの切換等をパソコン1側からプリンタCPU3 に対して要求する場合のモードである。
【0010】 このようなニブルモードでは、パソコン1からハイレベルのnSelecti n信号及びローレベルのnAutoFd信号を送信することでニブルモードの通 信要求がパソコン1側からなされ、この要求をプリンタCPU3が受けると、プ リンタCPU3からローレベルのnAck信号を送信し、これをパソコン1側が 受信することによりローレベルのnStrobe信号を送信してそのときの各デ ータ線によるデータを確定し、確定した拡張データ内容に基づく要求をプリンタ CPU3が判断して応答データを返すようになっている。このとき、パソコン1 から送信される各データ線による8ビットの拡張データはASIC2のレジスタ に格納され、このレジスタの格納データをプリンタCPU3が取り込むのである 。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図3に示す従来の構成では、ニブルモードにおけるパソコン1 からの拡張データと、通常の互換モードにおけるパソコン1からの印字データや コマンドデータとが区別されずに同じ8本のデータ線を介してASIC2のレジ スタに格納される。つまり、同じビット構成のデータであってもこれら両モード それぞれにおける意味合いが異なるにも拘わらず、各データ線を介したパソコン 1からのデータは一律にASIC2のレジスタに格納される。その結果、特に互 換モードのコマンドデータにニブルモードの拡張データが混在して組み込まれて しまうと、プリンタの誤動作を招く原因となる。
【0012】 そこで従来、ニブルモード及び互換(通常)モードのデータが混在することの ないように、パソコン1のデバイスドライバによって、印字中はリバース転送要 求などのニブルモードの拡張データを送信しないように制御しているが、この場 合、ホストコンピュータであるパソコン1側では、印字動作中、プリンタがどの ような状態にあるのか認識することができず、プリンタの状態を認識するには印 字動作が終了するまで待たなければならず、処理時間が長くなるという問題があ った。
【0013】 ところで、特開平9−321826号公報において、ホスト装置には、転送デ ータの内容が前回の転送データの内容と同じか否かを確認し、同じ場合にストロ ーブ信号を反転させるストローブ信号反転手段を設け、周辺装置には、受信した 転送データの内容が変化したこと、又はストローブ信号が反転したことに基づい て内部ストローブ信号を発生させる内部ストローブ信号発生手段を設けて、その 内部ストローブ信号により転送データをラッチするようにしたシステムが開示さ れている。しかし、この場合、セントロニクス準拠インターフェイスを使用した システムであっても、ニブル(特殊)モードのデータ及び互換(通常)モードの データの混在を防止すると同時に、ホスト側がプリンタの状態をいつでも認識で きるようにすることに関しては、何ら開示されていない。
【0014】 また、特開平5−265666号公報には、プリンタで生じたエラーや異常の 内容を本体側で知ることができるように、プリンタ側から本体装置側へデータの 転送が可能なデータ転送手段を設けたプリンタシステムが記載されているが、こ のシステムは、上記したニブルモードの機能に相当するものであって、本発明の 背景技術ともいうべきものにすぎず、ニブル(特殊)モードのデータ及び互換( 通常)モードのデータの混在を防止すると同時に、ホスト側がプリンタの状態を いつでも認識できるようにしたものではない。
【0015】 上記した従来の問題点に鑑み、本考案は、ホスト側が周辺装置或いはプリンタ の状態をいつでも認識できるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本考案にかかるコンピュータ周辺装置は、ホ ストコンピュータと双方向の通信によりデータの送受信を行うパラレルインター フェイスを有するコンピュータ周辺装置において、前記ホストコンピュータから の通常モードのデータを格納する第1の格納レジスタと、前記ホストコンピュー タからの特殊モードのデータを格納する第2の格納レジスタと、前記ホストコン ピュータからの送信データが通常モードのデータか特殊モードのデータかに応じ てその格納先を前記第1または第2の格納レジスタに切り換える切換部とを備え ていることを特徴としている。
【0017】 このような構成によれば、ホストコンピュータからの送信データが通常モード のデータか特殊モードのデータかに応じて、切換部により、ホストコンピュータ からの送信データの格納先が第1または第2の格納レジスタに切り換えられる。
【0018】 そのため、特殊モードのデータ及び通常モードのデータの混在を確実に防止し て周辺装置の誤動作を防止することができる。また、ホスト側が周辺装置の状態 を認識するために特殊モードのデータを送信すれば、その送信データに応答して 周辺装置側からデータが転送されるので、ホスト側は周辺装置の状態をいつでも 認識することができる。
【0019】 また、本考案にかかるプリンタ装置は、ホストコンピュータと双方向の通信に よりデータの送受信を行って所定の文字、図形等の画像を印刷するパラレルイン ターフェイスを有するプリンタ装置において、前記ホストコンピュータからの通 常モードの印字データを格納する印字データ格納レジスタと、前記ホストコンピ ュータからの特殊モードの拡張データを格納する拡張データ格納レジスタと、前 記ホストコンピュータからの送信データが印字データか拡張データかに応じてそ の格納先を前記印字データ格納レジスタまたは拡張データ格納レジスタに切り換 える切換部とを備えていることを特徴としている。
【0020】 このような構成によれば、ホストコンピュータからの送信データが通常モード の印字データか特殊モードの拡張データかに応じて、切換部により、ホストコン ピュータからの送信データの格納先が印字データ格納レジスタまたは拡張データ 格納レジスタに切り換えられる。
【0021】 そのため、通常モードの印字データ及び特殊モードの拡張データの混在を確実 に防止してプリンタ装置の誤動作を防止することができる。また、ホスト側がプ リンタ装置の状態を認識するために特殊モードの拡張データを送信すれば、送信 した拡張データに応答してプリンタ装置側からデータが転送されるので、ホスト 側がプリンタ装置の状態をいつでも認識することが可能になる。
【0022】 また、本考案にかかるプリンタ装置は、前記ホストコンピュータからの送信デ ータが印字データか拡張データかを判断する判断部を備え、前記切換部が、前記 判断部の判断結果を格納する格納部と、この格納部に格納された前記判断部の判 断結果に基づき前記ホストコンピュータからの送信データの格納先を決定する決 定部とにより構成されていることを特徴としている。
【0023】 このような構成によれば、ホストコンピュータからの送信データが印字データ か拡張データかを判断部により判断し、切換部を構成する格納部に格納された判 断部の判断結果に基づいて、切換部を構成する決定部によりホストコンピュータ からの送信データの格納先を決定する。そのため、ホストコンピュータからの送 信データが通常モードの印字データか特殊モードの拡張データかを確実に判断し た上で、所定の格納先に格納することができ、通常モードの印字データ及び特殊 モードの拡張データの混在を確実に防止できる。
【0024】 また、本考案にかかるプリンタ装置は、前記ホストコンピュータからの送信デ ータを保存する保存部を備え、前記判断部が、前記保存部の保存内容から送信デ ータが印字データか特殊モードの拡張データかを判断することを特徴としている 。
【0025】 このような構成によれば、保存部にホストコンピュータからの送信データを保 存しておき、判断部により、保存部の保存内容を見てその送信データが印字デー タか特殊モードの拡張データかを判断するため、ホストコンピュータからの送信 データが通常モードの印字データか特殊モードの拡張データかをより確実に判断 することができる。
【0026】 また、本考案にかかるプリンタ装置は、前記通常モードが、IEEE1284 規格の互換モードであり、前記特殊モードが、IEEE1284規格のニブルモ ードであることを特徴としている。
【0027】 このような構成によれば、セントロニクス規格に準拠したインターフェイスを 備えたプリンタ装置において、通常モードとしての互換モード、及び特殊モード としてのニブルモードにおけるホストコンピュータからプリンタへのデータ伝送 を確実に行うことができ、信頼性のよいプリンタ装置を提供することが可能にな る。
【0028】
【考案の実施の形態】
この考案を、セントロニクス規格であるIEEE1284規格に準拠したイン ターフェイスを備えるプリンタ装置に適用した場合における一実施形態について 図1及び図2を参照して説明する。但し、図1はブロック図、図2は動作説明用 フローチャートである。
【0029】 図1に示すように、ホストコンピュータとしてのパソコン11に対して、AS IC12及びプリンタCPU13を備えて成るプリンタ装置とをセントロニクス 規格であるIEEE1284規格に準拠したコネクタ14a及びケーブル14b により接続する。
【0030】 このケーブル14bは、nAck信号、nStrobe信号、nSelect in信号、nAutoFd信号、Busy信号、PError信号、nFaul t信号及びSelect信号の8本の信号線、並びに8本のデータ線を少なくと も備えている。
【0031】 また、ASIC12は、保存部としてのパラレルポート信号レジスタ12a、 格納部としての1ビット構成のプリンタ状態設定レジスタ12b、印字データ格 納レジスタ12c、拡張データ格納レジスタ12dの各レジスタを備えている。
【0032】 このパラレルポート信号レジスタ12aには、パソコン11から送信される信 号データが保存され、パラレルポート信号レジスタ12aの保存内容に変化があ ると、プリンタCPU13に割り込みがかかってプリンタCPU13によりパラ レルポート信号レジスタ12aの保存内容が読み込まれる。
【0033】 そして、プリンタCPU13により、パラレルポート信号レジスタ12aの保 存内容が互換(通常)モードのデータかニブル(特殊)モードのデータかの解析 が行われ、例えばプリンタCPU13により互換(通常)モードのデータである と判断されると、ASIC12のプリンタ状態設定レジスタ12bに“0”が、 ニブル(特殊)モードのデータであると判断されると、ASIC12のプリンタ 状態設定レジスタ12bに“1”が、各々設定される。このようなプリンタCP U13による判断処理が判断部に相当する。
【0034】 一方、ASIC12は、プリンタ状態設定レジスタ12bの設定内容を判断し 、パソコン11からの送信データが互換(通常)モードのデータまたはニブル( 特殊)モードのデータのどちらであるのかを認識し、パソコン11の送信データ の格納先を、印字データ格納レジスタ12cまたは拡張データ格納レジスタ12 dのどちらにするのかを決定し、対応する所定の格納レジスタに送信データを格 納する。このようなASIC12による送信データの格納先の決定処理が決定部 に相当し、この決定部及び格納部としてのプリンタ状態設定レジスタ12bが切 換部に相当する。
【0035】 このとき、印字データ格納レジスタ12cに格納されるデータは、印字データ のほかに印字に関するコマンドデータである。また、拡張データ格納レジスタ1 2dに格納される拡張データは、“04”、“00”という内容のデータであり 、セントロニクス規格により“04”はデバイス(プリンタ)IDやデータ返却 、モードの切換をプリンタに要求する内容と定められており、ユーザサイドで任 意に設定できるもので、例えば“00”はエラーを含むプリンタの状態を要求す るといった内容のデータである。
【0036】 次に、プリンタ装置の動作について図2のフローチャートを参照して説明する と、図2に示すように、パソコン11からの送信データを受信したか否かの判定 がなされ(S1)、この判定結果がNOであれば、判定結果がYESになるまで ステップS1の判定が繰り返される。
【0037】 そして、判定結果がYESであれば、上記したように、パラレルポート信号レ ジスタ12aの保存内容に基づき、プリンタCPU13によりその送信データが 互換(通常)モードのデータかニブル(特殊)モードのデータか判断され、この 判断結果に応じてプリンタ状態設定レジスタ12bにデータが設定され、ASI C12によりプリンタ状態設定レジスタ12bの設定内容から、パソコン11か らの送信データが互換(通常)モードの印字データであるかニブル(特殊)モー ドの拡張データかの判定がなされる(S2)。
【0038】 このとき、ステップS2の判定結果、印字データであると判定されれば、印字 データ格納レジスタ12cにその印字データが格納され(S3)、ステップS2 の判定結果、拡張データであると判定されれば、拡張データ格納レジスタ12d にその拡張データが格納され(S4)、その後ステップS3の処理を経た後と共 にスタートに戻る。
【0039】 従って、上記した実施形態によれば、互換(通常)モードの印字データとニブ ル(特殊)モードの拡張データとを確実に切り分けて各々該当するレジスタに格 納できるため、印字データと拡張データが混在することを確実に防止でき、プリ ンタ装置の誤動作を未然に防止することができる。
【0040】 また、パソコン11がプリンタ装置の状態を認識するためにニブル(特殊)モ ードの拡張データを送信すれば、印字動作の途中であっても、送信した拡張デー タに応答してプリンタ装置側からデータが転送されるので、従来のように印字動 作が終了するのを待たずに、パソコン11がプリンタ装置の状態をいつでも認識 することができる。
【0041】 更に、パラレルポート信号レジスタ12aにパソコン11からの送信データを 保存しておき、プリンタCPU13により、その保存内容を見てその送信データ が印字データか拡張データかを判断するため、プリンタCPU13が高速でなく ても、パソコン11からの送信データが通常モードの印字データかニブル(特殊 )モードの拡張データかを確実に判断することができる。
【0042】 なお、上記した実施形態では、セントロニクス規格であるIEEE1284規 格に準拠したインターフェイスを備えるプリンタ装置に本考案を適用した場合に ついて説明したが、IEEE1284規格以外のパラレルインターフェイスであ って、互換モードに相当する通常モードのほかにホストコンピュータから特殊モ ードの通信要求が成されるパラレルインターフェイスを備えたプリンタ装置やそ の他の周辺装置にも本考案を適用することができて、上記した実施形態と同等の 効果を得ることが可能である。
【0043】 また、上記した実施形態では、特殊モードをIEEE1284規格のニブルモ ードとして説明したが、これに限定されるものでないのはいうまでもなく、要す るに特殊モードは、パソコン11等のホストコンピュータからの要求に応答した データをホストコンピュータに送信する通信モードであればよい。
【0044】 更に、上記した実施形態では、ASIC12にパラレルポート信号レジスタ1 2aを設けた場合について説明しているが、プリンタCPU13が高速処理可能 なものであれば、パラレルポート信号レジスタ12aを設けずに、パソコン11 からの送信データを直接プリンタCPU13により取り込むようにしても構わな い。
【0045】 また、上記した実施形態では、周辺装置をプリンタ装置とした場合について説 明したが、周辺装置は特にプリンタ装置に限定されるものではなく、例えばプラ グ・アンド・プレイタイプのディスプレイやSCSI機器等、ホスト側からのデ ータ転送要求に応答してID等のデータを転送するその他のコンピュータ周辺装 置であっても、本発明を適用することができて上記した実施形態と同等の効果を 得ることが可能である。
【0046】 更に、ホストコンピュータも、上記したようなパソコン11に限定されるもの ではない。
【0047】 また、本考案は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱 しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
【0048】
【考案の効果】
以上のように、請求項1に記載の考案によれば、通常モードのデータ及び特殊 モードのデータの混在を確実に防止して周辺装置の誤動作を防止することができ る。
【0049】 更に、ホスト側が周辺装置の状態を認識するために特殊モードのデータを送信 すれば、その送信データに応答して周辺装置側からデータが転送されるので、ホ スト側は周辺装置の状態をいつでも認識することができ、信頼性の優れた周辺装 置を提供することが可能になる。
【0050】 また、請求項2に記載の考案によれば、通常モードの印字データ及び特殊モー ドの拡張データの混在を確実に防止してプリンタ装置の誤動作を防止することが できる。
【0051】 更に、ホスト側がプリンタ装置の状態を認識するために特殊モードの拡張デー タを送信すれば、送信した拡張データに応答してプリンタ装置側からデータが転 送されるので、ホスト側がプリンタ装置の状態をいつでも認識することができ、 信頼性の優れたプリンタ装置を提供することが可能になる。
【0052】 また、請求項3に記載の考案によれば、ホストコンピュータからの送信データ が通常モードの印字データか特殊モードの拡張データかを確実に判断した上で、 所定の格納先に格納することができ、特殊モードの拡張データ及び通常モードの 印字データの混在を確実に防止することが可能になる。
【0053】 また、請求項4に記載の考案によれば、保存部にホストコンピュータからの送 信データを保存しておき、判断部により、保存部の保存内容を見てその送信デー タが印字データか特殊モードの拡張データかを判断するため、ホストコンピュー タからの送信データが通常モードの印字データか特殊モードの拡張データかをよ り確実に判断することが可能になる。
【0054】 また、請求項5に記載の考案によれば、セントロニクス規格に準拠したインタ ーフェイスを備えたプリンタ装置において、通常モードとしての互換モード、及 び特殊モードとしてのニブルモードにおけるホストコンピュータからプリンタへ のデータ伝送を確実に行うことができ、信頼性のよいプリンタ装置を提供するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施形態のブロック図である。
【図2】この考案の一実施形態の動作説明用フローチャ
ートである。
【図3】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
11 パソコン(ホストコンピュータ) 12 ASIC(決定部、切換部) 12a パラレルポート信号レジスタ(保存部) 12b プリンタ状態設定レジスタ(格納部) 12c 印字データ格納レジスタ 12d 拡張データ格納レジスタ 13 プリンタCPU(判断部)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと双方向の通信によ
    りデータの送受信を行うパラレルインターフェイスを有
    するコンピュータ周辺装置において、 前記ホストコンピュータからの通常モードのデータを格
    納する第1の格納レジスタと、 前記ホストコンピュータからの特殊モードのデータを格
    納する第2の格納レジスタと、 前記ホストコンピュータからの送信データが通常モード
    のデータか特殊モードのデータかに応じてその格納先を
    前記第1または第2の格納レジスタに切り換える切換部
    とを備えていることを特徴とするコンピュータ周辺装
    置。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータと双方向の通信によ
    りデータの送受信を行って所定の文字、図形等の画像を
    印刷するパラレルインターフェイスを有するプリンタ装
    置において、 前記ホストコンピュータからの通常モードの印字データ
    を格納する印字データ格納レジスタと、 前記ホストコンピュータからの特殊モードの拡張データ
    を格納する拡張データ格納レジスタと、 前記ホストコンピュータからの送信データが印字データ
    か拡張データかに応じてその格納先を前記印字データ格
    納レジスタまたは拡張データ格納レジスタに切り換える
    切換部とを備えていることを特徴とするプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記ホストコンピュータからの送信デー
    タが印字データか拡張データかを判断する判断部を備
    え、 前記切換部が、前記判断部の判断結果を格納する格納部
    と、この格納部に格納された前記判断部の判断結果に基
    づき前記ホストコンピュータからの送信データの格納先
    を決定する決定部とにより構成されていることを特徴と
    する請求項2に記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記ホストコンピュータからの送信デー
    タを保存する保存部を備え、前記判断部が、前記保存部
    の保存内容から送信データが印字データか特殊モードの
    拡張データかを判断することを特徴とする請求項3に記
    載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記通常モードが、IEEE1284規
    格の互換モードであり、前記特殊モードが、IEEE1
    284規格のニブルモードであることを特徴とする請求
    項2ないし4のいずれかに記載のプリンタ装置。
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