JP3071478B2 - ハイドロ切断装置 - Google Patents

ハイドロ切断装置

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JP3071478B2
JP3071478B2 JP3042038A JP4203891A JP3071478B2 JP 3071478 B2 JP3071478 B2 JP 3071478B2 JP 3042038 A JP3042038 A JP 3042038A JP 4203891 A JP4203891 A JP 4203891A JP 3071478 B2 JP3071478 B2 JP 3071478B2
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JP
Japan
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abrasive
mixing chamber
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hydro
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Inventor
野 弘 勝 川
Original Assignee
東洋ガラス機械株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば塩ビ、アクリル
等のプラスチック、セラミックス、ガラス材等の硬くて
脆い平板状のワークや、熱的に影響を受け易いチタン材
等をハイドロノズルから高圧流体を噴射することによっ
て切断するようにしたハイドロ切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は上記ハイドロ切断装置の概略構成
を示す側面図であり、扁平な機台1の中程には門型枠体
2が機台1を跨ぐように立設されており、この門型枠体
2の水平部2aの一側面には前後方向に延びる水平ガイ
ドレール3が設けられ、この水平ガイドレール3にノズ
ル移動体4が前後動可能に装着されている。このノズル
移動体4には噴射ノズル5が下向きに取り付けられてお
り、この噴射ノズル5に接続されている高圧流体管6を
経て供給された高圧流体を噴射ノズル5から噴射するこ
とによって、機台1上に左右方向に移動自在に装着され
たワークWを切断するようにしてある。
【0003】図3は、上述の如きハイドロ切断装置に使
用する噴射ノズルの縦断面図であって、内部にウオータ
ノズル10が装着されたノズルホルダー11に高圧流体
管6の先端部が挿入装着してある。このノズルホルダー
11は外周部に環状フランジ部12aが形成された上部
胴体12内に装着されており、この上部胴体12の下半
部が下端にアブレシブノズル13を装着した下部胴体1
4に装着されている。そして、上部胴体12の環状フラ
ンジ部12aが下部胴体14の上部とその蓋体15間に
挿入係合されている。
【0004】一方、上部胴体12の下端部に形成された
開口12bの下方には研磨剤を高圧流体に混合するミキ
シングチャンバ17が形成されており、そのミキシング
チャンバ17で研磨剤が混合された高圧流体がアブレシ
ブノズル13から噴出されるようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
装置においてはアブレシブノズル13から噴出する高圧
流体のエネルギーを出来るだけ高く保持する必要があ
る。本発明はこのような点に鑑みウオータノズルから噴
出する高圧流体と研磨剤との混合状態を改善するととも
に、アブレシブノズルからのウオータジェットによる切
断力を向上し得るようにしたハイドロ切断装置を得るこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウオータノズ
ルを装着したケーシング内に、そのウオータノズルと同
一軸線上にミキシングチャンバおよびアブレシブノズル
を装着した回転体を、そのミキシングチャンバの軸線回
りに回転自在に配設するとともに、その回転体の外周部
に研磨剤供給路に連通する周方向空所を形成し、その周
方向空所とミキシングチャンバとを放射方向に延びる複
数の連通路によって連通させ、さらに上記回転体の外周
部にロータ羽根を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】ケーシング内に配設された回転体のロータ羽根
に回転体回転用の空気を供給することによって、回転体
が高速に回転される。一方、研磨剤供給路から供給され
た研磨剤は周方向空所および複数の連通路を通ってミキ
シングチャンバ内に流入し、ウオータノズルから噴出さ
れる高圧流体と混合する。この場合、回転体の回転とと
もにミキシングチャンバも高速回転するので、上記高圧
流体と研磨剤との混合流体も高速回転し、それによって
混合状態が改善されるとともに、流体が収束され、ジェ
ットの集中度が高められる。
【0008】
【実施例】以下、図1を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1において符号20は、内部にウオータ
ノズル10が装着されたノズルホルダー11が装着され
た上部胴体であって、その上部胴体20にはその上部胴
体とともに一つのケーシング21を構成する下部胴体2
2が螺着されている。
【0009】上記ケーシング21内にはベアリング23
を介して回転体24が中心軸線回りに回転可能に収容さ
れている。上記回転体24の上部中心部には、前記ウオ
ータノズル10の軸線と同心状のミキシングチャンバ2
5が設けられており、そのミキシングチャンバ25の下
方には、前記下部胴体22から下方に突出するアブレシ
ブノズル13が上記ミキシングチャンバ25と同一軸線
上に装着されている。
【0010】上記回転体24の上部外周には、上部胴体
20に設けられた研磨剤供給路26に連通する周方向空
所27が形成されており、その周方向空所27は放射方
向に延びる複数個の連通路28によってミキシングチャ
ンバ25に連通されている。また、上記回転体24の下
部外周にはロータ羽根29が設けられ、下部胴体22に
は上記ロータ羽根29にノズル回転用エアを供給するエ
ア供給導管30及びエア排出導管31が設けられてい
る。
【0011】しかして、ウオータノズル10から高圧流
体がミキシングチャンバ25内に噴出されるとともに、
そのミキシングチャンバ25内には研磨剤供給路26か
ら周方向空所27及び複数個の放射方向に延びる連通路
28を介して研磨剤が供給され、上記高圧流体内に研磨
剤が混合され、その研磨剤が混合された高圧流体がアブ
レシブノズル13から噴出される。
【0012】ところで、ケーシング21の下部胴体22
内にはエア供給導管30からノズル回転用エアが供給さ
れており、そのノズル回転用エアによってロータ羽根2
9を介して回転体24およびアブレシブノズル13が高
速で回転させられる。
【0013】しかして、ミキシングチャンバ25内に噴
射された高圧流体は、そこに供給された研磨剤とともに
高速に回転させられ、その混合が改善されるとともに、
高圧流体と研磨剤との混合体からなるジェットが収束さ
れ、アブレシブノズルから噴出するジェットの集中度が
高められ、そのジェットによる切断力が向上される。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述のようにロータ羽根にノ
ズル回転用エアを供給して回転体24を回転させること
によってこのミキシングチャンバおよびアブレシブノズ
ルを高速回転させるので、ミキシングチャンバ内での高
圧流体と研磨剤との混合をよりよく行なうことができる
とともに、アブレシブノズルから噴出するジェットを収
束させ集中度を高めることができて、そのジェットによ
る切断力を向上させることができる。しかも回転体の回
転駆動源としてエアを利用するので、そのエアの供給量
によって任意に回転速度を変更でき、しかも高速回転と
することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハイドロ切断装置のノズル部の縦断面
図。
【図2】ハイドロ切断装置の全体概略構成を示す側面
図。
【図3】従来のハイドロ切断装置の噴射ノズルの縦断面
図。
【符号の説明】
10 ウオータノズル 11 ノズルホルダー 13 アブレシブノズル 20 上部胴体 21 ケーシング 22 下部胴体 24 回転体 25 ミキシングチャンバ 26 研磨剤供給路 27 周方向空所 28 連通路 29 ロータ羽根

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウオータノズルを装着したケーシング内
    に、そのウオータノズルと同一軸線上にミキシングチャ
    ンバ及びアブレシブノズルを装着した回転体を、そのミ
    キシングチャンバの軸線回りに回転自在に配設するとと
    もに、その回転体の外周部に研磨剤供給路に連通する周
    方向空所を形成し、その周方向空所とミキシングチャン
    バとを放射方向に延びる複数の連通路によって連通さ
    せ、さらに上記回転体の外周部にロータ羽根を設けたこ
    とを特徴とする、ハイドロ切断装置。
JP3042038A 1991-03-07 1991-03-07 ハイドロ切断装置 Expired - Fee Related JP3071478B2 (ja)

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