JPH0639699A - 溝加工装置 - Google Patents

溝加工装置

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Publication number
JPH0639699A
JPH0639699A JP20123792A JP20123792A JPH0639699A JP H0639699 A JPH0639699 A JP H0639699A JP 20123792 A JP20123792 A JP 20123792A JP 20123792 A JP20123792 A JP 20123792A JP H0639699 A JPH0639699 A JP H0639699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
grinding wheel
wheel
liquid
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP20123792A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kawamura
淳一 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
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Publication of JPH0639699A publication Critical patent/JPH0639699A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】等速ジョイントのインナーレース等の溝研削に
おける研削液の供給不足による研削焼け、砥石車22の
寿命の低下を防止するための研削点付近に多量の研削液
を供給し、かつ、砥石の高速回転により発生される空気
流を遮断してより研削液の供給を高める。 【構成】砥石車22の左右両側より研削点8へ研削液を
供給する研削液供給ノズル30、31と上方から研削液
を砥石車22に噴射させ空気流の遮断をする研削液噴射
装置40とを備えた溝加工装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、等速ジョイントのイン
ナーレース等のワークの円周上に溝を研削する溝加工装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の溝加工装置においては、図4およ
び図5に示すように外周が円弧状の砥石車51を切込み
量だけ下降させるとともに、ワークWを左から右へと低
速で送り、1パスでワークWの外周面に溝50を研削す
るクリープフィード研削が行われる。この際砥石車22
の右側の外周に設置された研削液供給ノズル52より研
削点に向けて研削液が供給されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来において溝
の研削は、仕上げ面粗さおよび精度低下の少ないクリー
プフィード研削を採用している。よって、1パス研削の
ため切込み量が多く、また、溝50により砥石車22が
囲まれるため研削点への研削液の供給がされにくいため
研削温度が高くなり研削焼けを起こすことがある。さら
に、砥石の高速回転により砥石の円周上に空気流が発生
して研削点への研削液の供給を妨げてしまいなおさら研
削焼け、砥石車の寿命の低下を起こしやすく、研削精度
を悪くする恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、砥石台に軸承されワ
ークの円周上に溝を研削する砥石車と、前記砥石台に設
置され研削点の両側より研削液を研削点に向けて墳射す
る複数の研削液供給ノズルと、前記砥石車の上方より砥
石車に向けて研削液を墳射する研削液墳射装置とを備え
たものである。
【0005】
【作用】砥石台に設置された研削液供給ノズルより研削
点に両側から研削液が墳射される。また、研削液墳射装
置により砥石車に向けて多量の研削液が勢いよく墳射さ
れることで高速回転される砥石車により発生する空気流
が遮断されることで、より一層研削点への研削液の供給
性が良くなる。また、研削液供給装置より噴出された研
削液は砥石車に付着して研削点にまでつれまわる。そし
て、砥石車によりワークの溝が研削される。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について図1、図2および図
3を用いて説明する。1はベッドであり、このベッド1
上にはサーボモータ2により左右のX方向に移動される
テーブル3が設置されている。このテーブル3上には主
軸頭10および心押台15が対向設置されており、前記
心押台15には図略のシリンダによりX方向に進退可能
にセンタ16が支持されている。
【0007】前記主軸頭10の心押台15側の端面には
ワークWをその内径より保持するチャック11が固定さ
れている。前記ベッド1上には、縦形にコラム20が固
定されている。このコラム20の前記テーブル3側に
は、上下のZ方向に移動可能に移動板21が支持されて
いる。前記移動板21には砥石台5が固定されており、
この砥石台5に砥石車22が軸承されている。この砥石
車22は図5に示すようにワークWにU字形の溝50を
研削するため外周部は円弧状をしている。
【0008】そして、前記砥石車22の上面、両側面お
よび前後面と覆って砥石カバー35が砥石台5に固定さ
れている。前記砥石カバー35には、上方より図略のパ
イプにより研削液が供給される3カ所の研削液供給口2
6、27、28が形成されている。また、前記砥石車2
2の円周上の左右の2方向から砥石車22の研削点8へ
と開口部を向けた研削液供給ノズル30、31が前記砥
石カバー35両側部に取り付けられている。
【0009】さらに前記砥石カバー35内の上部には、
前記砥石車22へと研削液を墳射する研削液墳射装置4
0が固定されている。この研削液墳射装置40は前記研
削液供給口27からの研削液がたまる部屋42のある箱
型をしており、下面の砥石車22側には部屋42から研
削液が墳出するための小さな墳射孔41が砥石車22の
径方向および幅全体に向けて多数開けられている。
【0010】上記した構成についての動作を以下に説明
する。ワークWがチャック11により内面より保持さ
れ、センタ16が心押台15よりせり出しチャック11
の軸端が支持される。そして砥石車が高速回転し、砥石
台5が所定の切込み量だけ下降され、テーブル3が左か
ら右に送られて1パスでワークWの外周面に溝50を研
削するクリープフィード研削がおこなわれる。
【0011】この際、3カ所の研削液供給口26、2
7、28からは高圧な研削液が供給される。つまり研削
液供給口26、28からの研削液は、それぞれ研削液供
給ノズル30、31より研削点8に向けて左右両側から
放出される。また、研削液供給口27からの研削液は、
研削液墳射装置40の部屋42より研削液墳射孔41を
通して砥石車22に向けて墳出される。すると、図3に
示すように砥石車22の高速回転により発生する空気流
45は噴出される研削液46により次第に遮られ、最も
遮断力の大きい直角方向からの研削液ではすべての空気
流45が遮断される。また、その後に発生する空気流も
噴出される研削液46により遮断される。よって前記研
削液供給ノズル30、31からの研削液は空気流に邪魔
されることなく研削点に供給される。その上、砥石カバ
ー35により覆われているため外部に飛び散ることなく
前記研削液噴射装置からの研削液46は全て砥石車22
に向けて供給されて砥石車22の冷却をする。また、こ
の供給された研削液は砥石車22に連れ回りを起こして
研削点8にまで供給される。
【0012】そして、移動板21およびテーブル3の動
作によりワークWに所望される溝50が研削される。な
お、上記実施例においてはクリープフィード研削を行っ
ているが、研削液供給ノズルにより左右の両側から研削
液が供給されているので、テーブル3を左右に往復させ
て、往復研削をしても変わることなく十分に研削点には
研削液か供給される。
【0013】また、研削液噴射装置40から噴出される
研削液がすべて砥石車22に向けて垂直にかかるように
すれば、空気流の遮断性能を高めることが可能である。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、砥石
車の両側から研削液供給ノズルにより研削液を供給する
ことで等速ジョイントのインナーレース等の溝研削にお
いて十分なる研削液を研削点に供給することができ、か
つ、研削液墳射装置により砥石車に研削液を高圧で噴出
させて空気流の遮断をすることで、より研削液供給ノズ
ルからの供給性を高めることで、冷却性を飛躍的に向上
する。よって研削焼けの防止となり、さらに砥石車の耐
久性の向上が可能である。なおかつ、往復研削が可能で
あり、研削時間の短縮ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溝加工装置における全体図である。
【図2】本発明の溝加工装置における一部断面図であ
る。
【図3】本発明の溝加工装置における研削液の供給状態
を示す説明図である。
【図4】従来における溝加工装置の研削状態を示す説明
図である。
【図5】溝を研削する際の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ベッド 3 テーブル 10 主軸頭 11 チャック 21 移動板 22 砥石車 30,31 研削液供給ノズル 35 砥石カバー 40 研削液噴射装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等速ジョイントのインナーレース等のワ
    ークの円周上に溝を研削する溝加工装置において、砥石
    台に軸承されワークの円周上に溝を研削する砥石車と、
    前記砥石台に設置され研削点の両側より研削液を研削点
    に向けて墳射する複数の研削液供給ノズルと、前記砥石
    車の上方より砥石車に向けて研削液を墳射する研削液墳
    射装置とを備えたことを特徴とする溝加工装置。
JP20123792A 1992-07-28 1992-07-28 溝加工装置 Pending JPH0639699A (ja)

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JP20123792A JPH0639699A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 溝加工装置

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JP20123792A JPH0639699A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 溝加工装置

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JPH0639699A true JPH0639699A (ja) 1994-02-15

Family

ID=16437617

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JP20123792A Pending JPH0639699A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 溝加工装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100415143B1 (ko) * 2001-06-30 2004-01-16 고명진 자동차용 등속조인트의 아웃렛 재생장치 및 방법
KR100415142B1 (ko) * 2001-06-30 2004-01-16 고명진 자동차용 등속조인트의 인렛 재생장치 및 방법
JP2008521631A (ja) * 2004-12-03 2008-06-26 ゲー カー エヌ ドライブライン インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ボールボスを加工するための方法および装置
CN106271908A (zh) * 2016-08-17 2017-01-04 吴超 一种具有全方位精细打磨功能的金刚石加工平台

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