JP3071417U - 簡易型寝台 - Google Patents
簡易型寝台Info
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- JP3071417U JP3071417U JP2000001134U JP2000001134U JP3071417U JP 3071417 U JP3071417 U JP 3071417U JP 2000001134 U JP2000001134 U JP 2000001134U JP 2000001134 U JP2000001134 U JP 2000001134U JP 3071417 U JP3071417 U JP 3071417U
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- JP
- Japan
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- bed
- layer
- dimensional knitted
- futon
- knitted fabric
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 寝台上に敷設された布団のたるみを解消
すると共に、板ばねと布団とが接触する部分において
も、優れた通気性や発汗効果及び臭消効果を発揮させる
ことができる簡易型寝台を提供する。 【解決手段】 本考案の簡易型寝台は、複数の板ばね2
を並列に連綴して形成された寝台本体1と、該寝台本体
1の上面に設けられた、表面材11と底面材12とを連
結糸13にて連結して形成された立体編物層10とを備
えている。
すると共に、板ばねと布団とが接触する部分において
も、優れた通気性や発汗効果及び臭消効果を発揮させる
ことができる簡易型寝台を提供する。 【解決手段】 本考案の簡易型寝台は、複数の板ばね2
を並列に連綴して形成された寝台本体1と、該寝台本体
1の上面に設けられた、表面材11と底面材12とを連
結糸13にて連結して形成された立体編物層10とを備
えている。
Description
【0001】
本考案は、寝台本体上に敷設された布団のたるみを解消すると共に、優れた通 気性と臭消効果を兼ね備えた簡易型寝台に関する。
【0002】
近日、複数の板ばねを並列に連綴して形成されるウッドスプリングベッドが開 発されている(登録実用新案第3039256号開示)。
【0003】 前記開示のウッドスプリングベッドは、図5に示すように、板ばね40の両端 部分を連結部材41の各受部に挿着し、上記板ばね40が平行に離間した支持体 42上に並列かつアーチ状に横架するように上記支持体42の凹状の嵌合溝43 に上記連結部材41を嵌入し、着脱自在に嵌着させることにより形成されている 。
【0004】 前記ウッドスプリングベッドは、ベッドの組み立てや収納が簡単にしかも能率 よく行うことができると共に、布団と畳等の床面との間に十分な間隙を保持でき るので、通気性が良く、寝具の湿気を発散できるという効果を有する。
【0005】
しかし、前記ウッドスプリングベッド上に布団を敷設すると、図6に示すよう に、並列に連綴した板ばね40間に布団5が折れ曲がり、布団5全体にたるみが 生じて快適な睡眠が得られなかった。
【0006】 また、板ばね40と布団5とが接触する部分においては、通気性が得られず湿 気が発生してしまうという欠点があった。
【0007】 そこで本考案の目的は上記問題点を解消して、寝台上に敷設された布団のたる みを解消すると共に、板ばねと布団とが接触する部分においても、優れた通気性 や発汗効果を発揮させることができる簡易型寝台を提供することにある。
【0008】
上記課題を解消するために本考案の簡易型寝台は、複数の板ばねを並列に連綴 して形成された寝台本体と、該寝台本体の上面に設けられた、表面材と底面材と を連結糸にて連結して形成された立体編物層とを備えていることを特徴とするも のである。
【0009】 寝台本体の上面に立体編物層を設置することにより、寝台上に敷設された布団 のたるみを解消することができる。また、板ばねと布団とが接触する部分におい ても、優れた通気性や発汗効果を得ることができる。
【0010】 また、立体編物層を寝台本体に着脱自在に設置することにより、寝台の組み立 てや収納を簡単に、しかも能率よく行うことができる。
【0011】 さらに、前記立体編物層の上面に導電性繊維層を設置することにより、寝台お よび立体編物層の周囲に発生する静電気を除去することができる。
【0012】 さらにまた、前記立体編物層の上面に、粒状シリカゲルを不織布にて挟持して 形成されたシート層を設置すれば、シリカゲルの調湿機能により、布団の湿気を 吸湿保持し、不快な臭いやダニ、またカビの発生を軽減することができる。
【0013】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図1は一部を欠 切した簡易型寝台の全体斜視図、図2は上面に布団を敷設した状態の断面図、図 3は導電性繊維層を設置した状態の断面図、図4はシート層を設置した状態の断 面図、図5は従来のウッドスプリングベッドの全体斜視図、図6はウッドスプリ ングベッドの上面に布団を敷設した状態の断面図をそれぞれ表す。
【0014】 寝台本体1は、アーチ状に形成された複数の板ばね2と、該板ばね2の両端部 分を保持する連結部材3と、連結部材3の下部に配置された支持体4とで形成さ れている。
【0015】 また、前記寝台本体1の上面には、表面材11と底面材12とを連結糸13に て連結して形成される立体編物層10が設置されている。
【0016】 前記立体編物層10は、ダブルラッセルマシーンを使用して編織した編物で、 網目状の表面材11と織布状の底面材12とを、適度の剛性を有するモノフィラ メント等の連結糸13にて連結した三層構造にて形成されている。
【0017】 また、前記立体編物層10は、パイル糸を活用して、センターカットせずにそ のまま編織、加工して立体性を保持している。そのため、圧縮弾性に優れた効果 を発揮すると共に、空隙量を高くして通気性や除湿性を持たせ、軽量化を図るこ とができる。
【0018】 また、前記立体編物層10を寝台本体1に着脱自在に設置することが好ましい 。前記立体編物層10と寝台本体1との間に、市販の面ファスナー14等を介在 させ、立体編物層10を着脱自在に設置することができ、立体編物層10を寝台 本体1から取り外せば、組立や収納、また運搬等を簡単にしかも能率よく行うこ とができる。
【0019】 また、他の好適例として、前記立体編物層10の上面に導電性繊維層20を設 置することが好ましい。前記導電性繊維層20は、例えば、カーボンファイバー 糸により形成し、導電性繊維層20を立体編物層10の上面に設置することによ り、立体編物層10や布団5の周囲に発生する静電気を、穏やかなコロナ放電に より瞬時に放電させ除去することができる。なお、前記導電性繊維層20は、カ ーボンファイバー糸に限定するものではなく、銅イオン結合の繊維などの静電気 を除去する特性を有するものであれば如何なる素材の繊維を使用してもよい。
【0020】 またさらに、他の好適例として、前記立体編物層10の上面に、粒状シリカゲ ル31を不織布にて挟持して形成されるシート層30を設置することが好ましい 。
【0021】 シート層30は、粒状シリカゲル31を、上側の不織布32と下側の不織布3 3にて挟持することにより形成されている。シリカゲル31は、優れた調湿機能 の特性を有するため、通常、脱水剤や乾燥剤等に幅広く使用されている。
【0022】 前記シリカゲル31を不織布32と不織布33内に挟着保持する方法や手段は 公知の技術であり、例えば、ニードルパンチを施して不織布32と不織布33を 絡ませ縫合させて挟着したり、また、接着シート等を用いて移動不能に固着させ てもよい。
【0023】 前記シート層30を設置すれば、シリカゲル31の調湿機能により、立体編物 層10と布団5の湿気を吸湿保持し、不快な臭いやダニ、またカビの発生を軽減 することができる。
【0024】
以上説明してきたように、本考案の簡易型寝台は、上述の構成とすることで以 下に示す効果を奏するものである。
【0025】 寝台本体の上面に立体編物層を設置することにより、寝台上に敷設された布団 のたるみを解消することができる。また、板ばねと布団とが接触する部分におい ても、優れた通気性や発汗効果を得ることができる。
【0026】 また、立体編物層を寝台本体に着脱自在に設置することにより、寝台の組み立 てや収納が簡単にしかも能率よく行うことができる。
【0027】 さらに、前記立体編物層の上面に導電性繊維層を設置することにより、寝台お よび立体編物層の周囲に発生する静電気を除去することができる。
【0028】 さらにまた、前記立体編物層の上面に、粒状シリカゲルを不織布にて挟持して 形成されるシート層を設置すれば、シリカゲルの調湿機能により、立体編物層と 布団の湿気を吸湿保持し、不快な臭いやダニ、またカビの発生を軽減することが できる。
【図1】本考案の簡易型寝台の一部を欠切したものを示
す全体斜視図である。
す全体斜視図である。
【図2】上面に布団を敷設した状態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】導電性繊維層を設置した状態を示す断面図であ
る。
る。
【図4】シート層を設置した状態を示す断面図である。
【図5】従来のウッドスプリングベッドを示す全体斜視
図である。
図である。
【図6】前記ウッドスプリングベッドの上面に布団を敷
設した状態を示す断面図である。
設した状態を示す断面図である。
1 寝台本体 2,40 板ばね 3,41 連結部材 4,42 支持体 5 布団 10 立体編物層 11 表面材 12 底面材 13 連結糸 14 面ファスナー 20 導電性繊維層 30 シート層 31 シリカゲル 32,33 不織布 43 嵌合溝
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の板ばねを並列に連綴して形成され
た寝台本体と、該寝台本体の上面に設けられた、表面材
と底面材とを連結糸にて連結して形成された立体編物層
とを備えていることを特徴とする簡易型寝台。 - 【請求項2】 前記立体編物層を寝台本体に着脱自在に
設置した請求項1記載の簡易型寝台。 - 【請求項3】 前記立体編物層の上面に、導電性繊維層
を設置した請求項1または2記載の簡易型寝台。 - 【請求項4】 前記立体編物層の上面に、粒状シリカゲ
ルを不織布にて挟持して形成されたシート層を設置した
請求項1または2記載の簡易型寝台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001134U JP3071417U (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 簡易型寝台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001134U JP3071417U (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 簡易型寝台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3071417U true JP3071417U (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=43204763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000001134U Expired - Fee Related JP3071417U (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 簡易型寝台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3071417U (ja) |
-
2000
- 2000-03-01 JP JP2000001134U patent/JP3071417U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |