JP3060894U - 寝具用パット - Google Patents

寝具用パット

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JP3060894U JP1999000182U JP18299U JP3060894U JP 3060894 U JP3060894 U JP 3060894U JP 1999000182 U JP1999000182 U JP 1999000182U JP 18299 U JP18299 U JP 18299U JP 3060894 U JP3060894 U JP 3060894U
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CLIMB CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた吸放湿機能や通気性により、心地よい
肌ざわりや使用感を得ると共に、遠赤外線放射効果によ
り、血液の循環を促進して快適な睡眠を得ることができ
る寝具用パットを提供する。 【解決手段】 遠赤外線を放射する繊維層と、粒状のシ
リカゲルを透湿防水フィルムで挟持したシート層と、表
面部と底面部とを連結糸にて連結した立体編物層とで形
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、優れた吸湿性および通気性を有すると共に、遠赤外線効果により健 康促進に寄与することができる寝具用パットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、就寝中、人体からはコップ一杯程度の汗が発汗され、その汗の大半 が敷布団に吸収される。このようにして湿気が溜った敷布団を使用した場合、不 快な肌ざわりやベトつきを感じるために快適な睡眠を得ることはできず、また、 寝たきり状態の病人や老人等が湿気の溜った敷布団を使用すると、床擦れが発生 するという問題もあった。
【0003】 そのため、従来より、定期的に天日に干したり、乾燥機の温風を利用するなど して、敷布団内に溜った湿気を除去していた。また、敷布団の表面をパイル地等 のシーツにより被覆し、肌ざわりや通気性を向上させる方法も行われていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、天日や乾燥機を利用して敷布団内の湿気を除去するには、多大 な手間とコストが必要となる。また、乾燥させた後、数回使用すると再び内部に 湿気が溜ってしまい、常に快適な使用感を保つことは困難であった。
【0005】 さらに、敷布団の表面をシーツで被覆した場合においても、汗がシーツを通過 して敷布団内に浸透してしまい、快適な睡眠は得られなかった。
【0006】 本考案は、上記の点に鑑み、優れた吸放湿機能や通気性により、心地よい肌ざ わりや使用感を得ると共に、遠赤外線放射効果により、血液の循環を促進して快 適な睡眠を得ることができる寝具用パットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本考案の寝具用パットは、遠赤外線を放射する繊 維層と、粒状のシリカゲルを透湿防水フィルムで挟持したシート層と、表面部と 底面部とを連結糸にて連結した立体編物層とで形成されていることを特徴とする ものである。
【0008】 本考案の寝具用パットによれば、遠赤外線を放射する繊維層により、睡眠中に 、人体からの放熱を遠赤外線熱として皮膚から人体の深部へ放射し、毛細血管を 拡張して血液の循環を促進することができる。また、シート層により、人体から 発散される汗を確実に保持するために、効果的な吸放湿機能を発揮する。さらに 、立体編物層が通気性、除湿性、断熱性、弾力性効果を発揮すると共に、就寝中 における人体の体圧を分散させることもできる。
【0009】 また、本考案の他の寝具用パットは、表面が、洗濯可能な生地により被覆され てなるものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 尚、図1は本考案の寝具用パットの一部を欠切した全体斜視図、図2はシート 層の拡大図、図3は立体編物層の拡大図、図4は生地を上側にしたパット本体を 人体と敷布団の間に配置させた使用状態図、図5は立体編物層を上側にしたパッ ト本体を人体と敷布団の間に配置させた使用状態図、図6は生地を上側にしたパ ット本体を敷布団と床面の間に配置させた使用状態図を表す。
【0011】 図1に示すように、本考案の寝具用パットのパット本体1は、遠赤外線を放射 する繊維層10と、シート層20と、立体編物層30とで形成されている。
【0012】 繊維層10は、遠赤外線放射効果のある綿素材を原料として形成されている。 前記繊維層10に使用される素材は特に限定されるものではなく、例えば、セラ ミックスを練込んだファイバー原料を用いて、綿状シートや不織布等からなる各 種ウェブの利用もできる。
【0013】 パット本体1の繊維層10から放射される遠赤外線は、睡眠中に、人体からの 放熱を遠赤外線熱として皮膚から人体の深部へ放射させ、毛細血管を拡張して血 液の循環を促進し、心地よい睡眠を実現させる。
【0014】 シート層20は、図2に示すように、粒状のシリカゲル21を透湿防水フィル ム22で挟持して形成されている。
【0015】 シリカゲル21は、二酸化ケイ素を主成分とし、広い表面積を有することによ り優れた吸湿性や吸臭機能を発揮する。かかるシリカゲル21としては、シリカ の一次粒子径が大きく、粗の網目構造になっているシリカゲルB型を用いること が好ましい。
【0016】 前記透湿防水フィルム22はポリエステル系不織布で形成されており、湿気は 通しても粒子の大きい水分は侵入しない特性を有する。また、前記透湿防水フィ ルム22は、吸放湿機能を損なわず、さらに、シリカゲル21の粒を外部にはみ 出すことがない。このため、洗濯時の吸水が少なく、後述の洗濯可能な生地2と の併用により、家庭での洗濯機による洗濯が容易である。
【0017】 前記シート層20をパット本体1に用いることにより、優れた吸放湿機能や脱 臭機能、また防ダニ、防カビ機能等の優れた効果を発揮することができる。
【0018】 立体編物層30は、ダブルラッセルマシーンを使用して編織した編物であり、 図3に示すように、表面部31と底面部32とを適度の剛性を有するモノフィラ メント等の連結糸33にて連結した三層構造にて形成されている。
【0019】 また、前記立体編物層30は、パイル糸を活用して、センターカットせずにそ のまま編織、加工して立体性を保持している。そのため、圧縮弾性に優れると共 に、空隙量を高くして通気性や除湿性を持たせ、軽量化することができる。
【0020】 前記立体編物層30をパット本体1に用いることにより、優れた通気性や除湿 性、また断熱性や弾力性を発揮することができる。また、かかる立体編物層30 は、使用中、人体の体圧を分散させる効果も有する。
【0021】 また、本考案の好適例としては、前記パット本体1の表面が、洗濯可能な生地 2により被覆されている。かかる生地2としては、ポリエステルと麻との高密度 ウォシャブル素材を好適に用いることができ、生地2でパット本体1の表面を被 覆することにより、家庭の洗濯機でも容易に洗濯することができる。
【0022】 次に、本考案の寝具用パットの使用方法およびその作用を図4乃至図6に基づ いて説明する。
【0023】 図4は、生地2を上側にしたパット本体1を、人体3と敷布団4の間に配置し た使用状態を表す。この場合、繊維層10から放射される遠赤外線Aにより、睡 眠中に人体からの放熱を遠赤外線熱として皮膚から人体の深部へ放射させ、毛細 血管を拡張して血液の循環を促進することができる。また、人体3から発散され る汗Bをシート層20にて吸放湿し、さらに、敷布団4からの湿気Cを、立体編 物層30にて外部に発散させると共に、クッション効果により敷布団4のヘタリ や沈み込みを軽減することができる。
【0024】 図5は、立体編物層30を上側にしたパット本体1を、人体3と敷布団4との 間に配置した使用状態を表す。この場合、立体編物層30の優れた通気性により 使用者に心地よい肌ざわりを与えることができると共に、人体3から発散される 汗Bを、立体編物層30の部分かまたは、シート層20へ浸透させて吸湿するこ とができる。
【0025】 図6は、生地2を上側にしたパット本体1を、敷布団4と床面5との間に配置 した使用状態図を表す。この場合、床面5から発散される湿気Cを立体編物層3 0にて外部へ逃がして、冷気が直接的に敷布団4に伝導することを防ぐことがで きる。また、湿気によるカビの発生を防止することもできる。
【0026】 即ち、本考案の寝具用パットは、人体と敷布団との間や、敷布団と床面との間 に配置することにより、人体から発散される汗や湿気を効果的に吸放湿し、通気 性を良くして使用者に心地よい肌ざわりを与えると共に、遠赤外線効果により健 康促進にも寄与することができるものである。
【0027】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案の寝具用パットは、上述の構成とすることで 以下に示す効果を奏するものである。
【0028】 パット本体内の繊維層から放射される遠赤外線により、睡眠中に、人体からの 放熱を遠赤外線熱として皮膚から人体の深部へ放射させ、毛細血管を拡張して血 液の循環を促進することができる。
【0029】 また、パット本体内のシート層により、人体から発散される汗を確実に保持し 、心地よい肌ざわりと快適な睡眠を実現できる。
【0030】 さらに、パット本体内の立体編物層により、通気性やクッション性、また吸放 湿効果を発揮すると共に、敷布団のヘタリや沈みを解消し、就寝中における人体 の体圧を分散させることができる。
【0031】 また、本考案によれば、前記寝具用パットの表面を洗濯可能な生地で被覆する ことにより、パットを家庭の洗濯機でも容易に洗濯することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の寝具用パットの一部を欠切した全体斜
視図である。
【図2】本考案に係るシート層の構造を表す拡大図であ
る。
【図3】本考案に係る立体編物層の構造を表す拡大図で
ある。
【図4】生地を上側にしたパット本体を人体と敷布団と
の間に配置した状態を表す使用状態図である。
【図5】立体編物層を上側にしたパット本体を人体と敷
布団との間に配置した状態を表す使用状態図である。
【図6】生地を上側にしたパット本体を敷布団と床面と
の間に配置した状態を表す使用状態図である。
【符号の説明】
1 パット本体 2 生地 3 人体 4 敷布団 5 床面 10 繊維層 20 シート層 21 シリカゲル 22 透湿防水フィルム 30 立体編物層 31 表面部 32 底面部 33 連結糸 A 遠赤外線 B 汗 C 湿気

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠赤外線を放射する繊維層と、粒状のシ
    リカゲルを透湿防水フィルムで挟持したシート層と、表
    面部と底面部とを連結糸にて連結した立体編物層とで形
    成されていることを特徴とする寝具用パット。
  2. 【請求項2】 表面が、洗濯可能な生地により被覆され
    てなる請求項1記載の寝具用パット。
JP1999000182U 1999-01-19 1999-01-19 寝具用パット Expired - Fee Related JP3060894U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001340173A (ja) * 2000-05-31 2001-12-11 Pigeon Corp チャイルドシート用マット
JP2017184815A (ja) * 2016-04-01 2017-10-12 株式会社ナカムラ 寝具

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JP2001340173A (ja) * 2000-05-31 2001-12-11 Pigeon Corp チャイルドシート用マット
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