JP3160318U - 指圧ふとん - Google Patents
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Abstract
【課題】温熱効果と指圧効果に優れた厚手のふとんを提供する。【解決手段】表層部と、裏層部と、表層部と裏層部の間に介在する高密度硬質凹凸ウレタンとからなる。表層部と裏層部は、各々4層からなり、キルティング加工が施され、周囲を縫い合わせる。高密度硬質ウレタンは、表面に多数の凹凸形状を有する。【選択図】図1
Description
本考案は、温熱効果と指圧効果のあるふとん、特に敷きふとんの構造に関するものである。
天然繊維に赤外線を発生する物質、例えばセラミックスを添加した繊維自体は例えば特許文献1に開示されている。またかかる赤外線放射材セラミックスの粉末を配合定着させたポリエステル綿を封入した寝具も例えば特許文献2、3に開示されている。さらに遠赤外線物質がセラミックスであってこれを複数層とした、いわゆる多層ふとんについても特許文献4に開示されている。
上記した公報には、遠赤外線を発生するセラミックスを繊維自体に織り込んだり、その繊維を利用して寝具としたもの、さらに遠赤外線効果を期待した多層ふとんの構造が開示されている。しかしながらいずれも遠赤外線の放射効率が低く、微弱であるため、温熱効果が十分でないとともに指圧効果が期待できない難点を有する。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、温熱効果が高くかつ硬質凹凸ウレタンの効果で指圧効果のあるふとん、特に敷きふとんを提供することを目的とするものである。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、温熱効果が高くかつ硬質凹凸ウレタンの効果で指圧効果のあるふとん、特に敷きふとんを提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の指圧ふとんは、不織布の第1層と、この第1層の上部に重ねた、遠赤外線を放射するプラチナ繊維糸を織り込んだ布にセラミックス粉末をコーティングした布から成る第2層と、この第2層の上部に重ねた、ポリエステルにセラミックス粉末を練り込んで加工した綿から成る第3層と、この第3層の上部に重ねた、表の側布に前記遠赤外線を放射するプラチナ繊維糸を織り込んだ布から成る第4層とを有する表層部と、
この表層部に対向して、裏面側から順次、木綿の側布から成る第1層と、この第1層の上部に、遠赤外線を放射する備長炭を練り込んで加工した綿から成る第2層と、この第2層の上部に重ねた、木綿綿から成る第3層と、この第3層の上部に重ねた、吸湿性及び通気性の良い薄いタオル地から成る第4層とを有する裏層部とを設け、前記表層部と前記裏面部はキルティング加工を施すとともに、前記表層部と前記裏層部の周囲を縫い合わせて仕上げたことを特徴とする。
この表層部に対向して、裏面側から順次、木綿の側布から成る第1層と、この第1層の上部に、遠赤外線を放射する備長炭を練り込んで加工した綿から成る第2層と、この第2層の上部に重ねた、木綿綿から成る第3層と、この第3層の上部に重ねた、吸湿性及び通気性の良い薄いタオル地から成る第4層とを有する裏層部とを設け、前記表層部と前記裏面部はキルティング加工を施すとともに、前記表層部と前記裏層部の周囲を縫い合わせて仕上げたことを特徴とする。
請求項2に記載の指圧津ふとんは、前記高密度硬質凹凸ウレタンに凹凸の谷間に通気性を良好するための多数の穴を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の指圧ふとんは、前記高密度硬質凹凸ウレタンの裏面側は平面であることを特徴とする。
本考案の指圧ふとんは、表層部及び裏層部で合計8層から成り、各層の大部分に遠赤外線を含む放射材の粉末を練り込んだ繊維糸を使用したり、わたに練り込んだりしたので、遠赤外線による温熱効果が十分発揮される。また当該表層部と裏層部の間に多数の凹凸を有する高密度硬質凹凸ウレタンを介在させたので、体圧を分散させ安定した寝姿勢を保ち、睡眠中にやさしい温もりが血行を促進させ、かつ指圧効果が得られ、疲労回復に顕著な効果がある。
さらに使用者が寝返りをするたびに人体に当たる硬質ウレタンの凹凸箇所が変わり、筋肉をほごし疲れを取り、肩凝り、筋肉痛、腰痛、及び疲労回復の効果がさらにいっそう得られる。特に表面と裏面にが異なる効果があるのも特徴である。
本考案の指圧ふとんは、人体に接する表層部側を4層構造とし、また床面等に接する裏層部側も4層構造とし、かつ、上記表層部と裏層部との間に、指圧効果のある多数の凹凸を有する、高密度の硬質凹凸ウレタンを介在させた構造とする。
以下に、考案の実施例を、図を参照して詳細に説明する。
図1は本考案の指圧ふとんの断面図、図2は同じくその一部を切り欠いた指圧ふとんの斜視図である。
これらの図において、Fは指圧ふとんの全体を示す。そして、指圧ふとんFの構成は、概略以下の構成なっている。
図1は本考案の指圧ふとんの断面図、図2は同じくその一部を切り欠いた指圧ふとんの斜視図である。
これらの図において、Fは指圧ふとんの全体を示す。そして、指圧ふとんFの構成は、概略以下の構成なっている。
すなわち、指圧ふとんFの表層部は、第1層としての不織布1の上部に遠赤外線を含むプラチナ繊維糸を織り込んだ布にセラミックスの粉末をコーティングした布を第2層として重ね、該布2の上部に、第3層としてポリエステルにセラミックスを練り込んだわた3を重ね、第4層として、セラミックスを練り込んで加工した繊維糸を織り込んだ布4を重ねて合計4層とした。
次に、指圧ふとんFの裏層部は、第1層としての木綿の側布5の上部に第2層として放射材を含む備長炭の粉末を練り込んで加工した、わた6を重ね第3層して保温と吸湿性ある天然素材の木綿わた7を重ねる。第4層は汗を吸収し通気性の良い薄地のタオル8を重ね合わせて合計4層から成る裏層部とする。
前記表層部と前記裏面部の間には、多数の凹凸を有する高密度硬質凹凸ウレタン9を介在させる。この高密度硬質凹凸ウレタン9の凹凸の谷間には通気性を良好にするための無数の穴が設けてある。さらに、前記表層部及び裏層部は、それらに内臓されたわた3,7の型崩れを防止するために、図2に示すようにキルティング加工10が施されるとともに、表層部及び裏層部の周囲は、一体的に縫い合わせられ、本考案の指圧ふとんFを完成する。
1 不織布
2 プラチナ繊維を織り込んだ布にセラミックスの粉末をケーティングした布
3 ポリエステルにセラミックスを練り込んだ加工したわた
4 ポリエステルにセラミックスを練り込んで加工した繊維糸を織り込んだ表面の側布
5 木綿の裏面の側布
6 放射材を含む備長炭の粉末を練り込んで加工したわた
7 保温と吸湿性の良い天然素材の木綿わた
8 汗を吸収し通気性の良い薄地のタオルの布
9 高密度硬質凹凸ウレタン
10 キルティング
F 指圧ふとんの全体
2 プラチナ繊維を織り込んだ布にセラミックスの粉末をケーティングした布
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9 高密度硬質凹凸ウレタン
10 キルティング
F 指圧ふとんの全体
Claims (3)
- 不織布の第1層と、この第1層の上部に重ねた、遠赤外線を放射するプラチナ繊維糸を織り込んだ布にセラミックス粉末をコーティングした布から成る第2層と、この第2層の上部に重ねた、ポリエステルにセラミックス粉末を練り込んで加工した綿から成る第3層と、この第3層の上部に重ねた、表の側布に前記遠赤外線を放射するプラチナ繊維糸を織り込んだ布から成る第4層とを有する表層部と、
この表層部に対向して、裏面側から順次、木綿の側布から成る第1層と、この第1層の上部に、遠赤外線を放射する備長炭を練り込んで加工した綿から成る第2層と、この第2層の上部に重ねた、木綿綿から成る第3層と、この第3層の上部に重ねた、吸湿性及び通気性の良い薄いタオル地から成る第4層とを有する裏層部とを設け、前記表層部と前記裏面部はキルティング加工を施すとともに、前記表層部と前記裏層部の周囲を縫い合わせて仕上げたことを特徴とする指圧ふとん。 - 前記高密度硬質凹凸ウレタンに凹凸の谷間に通気性を良好するための多数の穴を設けたことを特徴とする請求項1に記載の指圧ふとん。
- 前記高密度硬質凹凸ウレタンの裏面側は平面であることを特徴とする請求項1に記載の指圧ふとん。
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