JP3070695B2 - 水素吸蔵合金電極およびその製造方法 - Google Patents

水素吸蔵合金電極およびその製造方法

Info

Publication number
JP3070695B2
JP3070695B2 JP3149103A JP14910391A JP3070695B2 JP 3070695 B2 JP3070695 B2 JP 3070695B2 JP 3149103 A JP3149103 A JP 3149103A JP 14910391 A JP14910391 A JP 14910391A JP 3070695 B2 JP3070695 B2 JP 3070695B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen storage
storage alloy
alloy electrode
conductive
nickel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3149103A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH053029A (ja
Inventor
洋一 野村
孝夫 小倉
康太郎 小林
武 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd filed Critical Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
Priority to JP3149103A priority Critical patent/JP3070695B2/ja
Publication of JPH053029A publication Critical patent/JPH053029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3070695B2 publication Critical patent/JP3070695B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10—Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水素吸蔵合金電極およ
びその製造方法に関し、特に、電極材料の高密度化に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来電極および電極の製造方法は、ａ金
網、鋳造格子、パンチングメタル、エキスパンドメタル
などの電極基体に電極材料を含むペーストを塗布するも
の、ｂ発泡金属や金属フェルトなどの三次元多孔質体に
電極材料を含むペーストあるいはスラリーを充填するも
の、ｃ金属の多孔質焼結体に電極材料を化学的あるいは
電気化学的に含浸するものなどがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ａ
は、高密度に電極材料を存在させることができるもの
の、上記ペースト部分の電気抵抗が高く、また、電極材
料の保持性が悪いという問題がある。また、上記ｂは、
三次元多孔質体の内部まで均一に電極材料を充填するこ
とが困難で、電極材料の高密度化が困難であり、ｃもま
た、電極材料を高密度に存在させるためには、含浸作業
を何度も繰り返す必要があり、工業的には電極材料の高
密度化が困難である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、本発明においては、導電性繊維と電極材料をあら
かじめ混合したものに金属メッキを施して結合し、結果
的に導電性繊維の三次元多孔質体に電極材料を保持させ
ようとするものである。
【０００５】
【作用】電極材料を高密度にしかも低抵抗に存在させる
ことができる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を説明する。図１は、本発明
による水素吸蔵合金電極の要部模式である。１は導電性
繊維で、互いに絡まっており、その隙間に電極材料２が
含まれている。導電性繊維１と電極材料２の間は、金属
メッキ相３で結合されている。
【０００７】本発明では、先ず電極材料２として水素吸
蔵合金（ＬａＮｉ4.7Ａｌ0.3）を用い、１００メッシュ
以下に粉砕した。これを、長さ２５ｍｍのニッケル繊維
と、重量比で９５対５で混合し、これに添加量５％とな
るようにＰＴＦＥ分散液を添加して混練してペースト状
にしたものをシート状に成型した。これをアルゴン雰囲
気中・３５０℃で焼成し、多孔質シートを得た。これ
に、無電解メッキにより、１．２ｗｔ％のニッケルを添
加した。これを圧延して、厚さ０．５ｍｍの水素吸蔵合
金電極を得た。次に比較のために、水素吸蔵合金粉末に
ＰＶＡ（２ｗｔ％）を加えたペーストを発泡ニッケルに
充填して厚さ０．５ｍｍに圧延した水素吸蔵合金電極を
作製した。
【０００８】（比較例１）また、水素吸蔵合金粉末にＰ
ＴＦＥ（２ｗｔ％）を加えたペーストをニッケル金網に
塗布して厚さ０．５ｍｍに圧延した水素吸蔵合金電極を
作製した。
【０００９】（比較例２）これらの水素吸蔵合金電極
を、３１ｗｔ％水酸化カリウム水溶液中で、水素吸蔵合
金粉末の重量に対し３０ｍＡ／ｇの電流密度で充放電を
繰り返し、最大容量における容量密度を比較した。ま
た、これらの水素吸蔵合金電極とニッケル−カドミウム
電池に用いられているニッケル極とを組み合わせて、容
量７００ｍＡｈのＡＡ型密閉電池を作製し、内部抵抗を
測定した。その結果は表１に示す通りであった。
【００１０】
【表１】
【００１１】上記結果から明らかなように、容量密度
は、実施例＞比較例２＞比較例１の順であり、内部抵抗
は、実施例＜比較例１＜比較例２の順であることがわか
る。
【００１２】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、高い容
量密度と低い内部抵抗の水素吸蔵合金電極が得られる等
工業的価値甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による水素吸蔵合金電極の要部を示す模
式図である。
【符号の説明】
１は導電性繊維、２は電極材料、３は金属メッキ相。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−266767（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−55862（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−110552（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−152162（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01M 4/24 - 4/26 H01M 4/62

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】導電性繊維の三次元多孔質体中に水素吸蔵
    合金粉末が保持されており、該水素吸蔵合金粉末と前記
    導電性繊維とは金属メッキ相により結合されていること
    を特徴とする水素吸蔵合金電極。
  2. 【請求項２】前記導電性繊維が、ニッケル繊維または銅
    繊維であることを特徴とする請求項１に記載の水素吸蔵
    合金電極。
  3. 【請求項３】前記金属メッキ相が、ニッケル又は銅であ
    ることを特徴とする請求項１に記載の水素吸蔵合金電
    極。
  4. 【請求項４】水素吸蔵合金粉末とバインダーおよび導電
    性繊維を混練してペースト状とし、これをシート状に成
    型した後焼成することにより、前記導電性繊維の三次元
    多孔質体中に水素吸蔵合金粉末を保持させ、更に金属メ
    ッキを施すことにより、前記水素吸蔵合金粉末と前記導
    電性繊維とを金属メッキの相で結合し、その後、所定の
    厚さまでプレスすることを特徴とする水素吸蔵合金電極
    の製造方法。
  5. 【請求項５】前記導電性繊維が、ニッケル繊維または銅
    繊維であることを特徴とする請求項４に記載の水素吸蔵
    合金電極の製造方法。
  6. 【請求項６】前記金属メッキ相が、ニッケル又は銅であ
    ることを特徴とする請求項４に記載の水素吸蔵合金電極
    の製造方法。
JP3149103A 1991-06-21 1991-06-21 水素吸蔵合金電極およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3070695B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3149103A JP3070695B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 水素吸蔵合金電極およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3149103A JP3070695B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 水素吸蔵合金電極およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH053029A JPH053029A (ja) 1993-01-08
JP3070695B2 true JP3070695B2 (ja) 2000-07-31

Family

ID=15467764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3149103A Expired - Fee Related JP3070695B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 水素吸蔵合金電極およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3070695B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100399339B1 (ko) * 2001-04-30 2003-09-26 한국과학기술원 고면적의 Ni 분말을 이용한 Ni/MH 2차 전지용 음극의 제조방법
JP4644801B2 (ja) * 2005-01-13 2011-03-09 国立大学法人福井大学 複合シート体及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH053029A (ja) 1993-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2708452B2 (ja) 水素吸蔵合金電極とその製造方法
US6099991A (en) Electrode for alkaline storage batteries and process for producing the same
JP3070695B2 (ja) 水素吸蔵合金電極およびその製造方法
JP2615538B2 (ja) アルカリ蓄電池用ニツケル正極
JP2733231B2 (ja) 水素吸蔵合金電極の製造法
JPH0763006B2 (ja) 水素吸蔵電極の製造方法
JP3136738B2 (ja) 水素吸蔵合金電極の製造法
JP2930331B2 (ja) ペースト式ニッケル正極及びアルカリ蓄電池
JPH097591A (ja) 水素吸蔵合金及びその製造方法並びにそれを用いた水素吸蔵合金電極
JPH1173957A (ja) アルカリ蓄電池とそのニッケル正極板の製造法
JP3851022B2 (ja) アルカリ蓄電池用ニッケル極及びアルカリ蓄電池
JP3088649B2 (ja) 水素吸蔵合金電極の製造方法
JPH11233120A (ja) アルカリ蓄電池用電極及びその製造方法
JP3379539B2 (ja) アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金電極
JP3316946B2 (ja) アルカリ蓄電池用焼結式カドミウム陰極板及びその製造方法
JP3397216B2 (ja) ニッケル極板とその製造方法およびこれを用いたアルカリ蓄電池
JP2942637B2 (ja) ペースト式ニッケル極の製造方法
JP3583837B2 (ja) 水素吸蔵合金電極の製造方法
JP2962812B2 (ja) 金属酸化物・水素電池
JP3003218B2 (ja) ニッケル極板の製造法及びアルカリ蓄電池の製造法
JPH0636768A (ja) アルカリ蓄電池用電極基体及びその製造方法並びに該基体を用いたアルカリ蓄電池用電極
JP2929716B2 (ja) 水素吸蔵合金電極
JPH0778613A (ja) ニッケル水素電池
JP2966497B2 (ja) アルカリ蓄電池用カドミウム負極板の製造方法
JP2646136B2 (ja) アルカリ蓄電池用ニッケル電極

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees