JP3070200B2 - 圧電素子駆動装置 - Google Patents

圧電素子駆動装置

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JP3070200B2
JP3070200B2 JP3315415A JP31541591A JP3070200B2 JP 3070200 B2 JP3070200 B2 JP 3070200B2 JP 3315415 A JP3315415 A JP 3315415A JP 31541591 A JP31541591 A JP 31541591A JP 3070200 B2 JP3070200 B2 JP 3070200B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電素子駆動装置に関す
る。具体的にいうと、複数個の圧電素子を駆動するため
の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数個の圧電素子を1列あるい
は面状に配列させ、これらの圧電素子を駆動して極薄の
金属薄板材をプレス加工したり、薄板材の歪を矯正した
りすることが考えられている。その場合、用途に応じて
複数個の圧電素子を同時に駆動したり、順次駆動したり
することがある。
【0003】しかしながら、複数個の圧電素子を駆動す
る場合、従来にあっては、各圧電素子に1つ1つ駆動用
電源を接続し、複数の駆動用電源を1台の制御回路で制
御する構成となっていた。
【0004】このため、各圧電素子に電圧をかけて圧電
素子を駆動した後、圧電素子を元の状態に戻す際には、
圧電素子に蓄積されていた電荷を全て放電させてしま
い、再度圧電素子を駆動する際には、駆動用電源によっ
て圧電素子の全駆動エネルギーを供給していた。したが
って、圧電素子を駆動する電力は1回圧電素子を駆動
し、駆動を終了する度に放出されており、圧電素子の数
が増大するにつれて電力の消費量が増加していた。
【0005】また、1台の駆動用電源で複数個の圧電素
子を同時駆動しようとすると、圧電素子の数が増加する
につれて駆動用電源の瞬時電流容量が大きくなり、駆動
用電源の負担が大きくなるという問題があった。また、
複数個の圧電素子を順次駆動する場合には、駆動周期が
短くなるにつれて電力消費が急増するという問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、複数個の圧電素子を駆動するための駆動装置に
おいて、圧電素子を駆動するための電力消費量の低減を
図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の圧電
素子駆動装置は、駆動用電源から複数個の圧電素子に電
圧を印加して当該圧電素子を同時に駆動する装置であっ
て、複数個の圧電素子を並列に接続し、この素子並列接
続体を昇圧回路を介して回生コンデンサに接続し、回生
コンデンサをスイッチング素子を介して再び前記素子並
列接続体に接続したことを特徴としている。
【0008】また、本発明による第2の圧電素子駆動装
置は、駆動用電源から複数個の圧電素子に電圧を印加し
て当該圧電素子を順次駆動する装置であって、圧電素子
とスイッチング素子を直列接続した複数のアームを並列
に接続し、このアームの並列接続体に駆動用電源を接続
し、各アームの圧電素子及びスイッチング素子の中点を
他のアームの圧電素子及びスイッチング素子の中点にス
イッチング手段を介して順次接続させたことを特徴とし
ている。
【0009】また、本発明による第3の圧電素子駆動装
置は、駆動用電源から複数個の圧電素子に電圧を印加し
て当該圧電素子を順次駆動する装置であって、圧電素子
とスイッチング素子を直列接続した複数のアームを並列
に接続し、このアームの並列接続体に駆動用電源を接続
し、各アームの圧電素子及びスイッチング素子の中点を
他のアームの圧電素子及びスイッチング素子の中点に圧
電素子の電荷をほぼ完全に転流させる転流回路を介して
順次接続したことを特徴としている。
【0010】
【作用】第1の圧電素子駆動装置にあっては、圧電素子
の駆動を終了すると、圧電素子に蓄積されていた静電エ
ネルギーを昇圧回路を通して昇圧させ、高電圧で回生コ
ンデンサにチャージする。次に、圧電素子の駆動時に
は、スイッチング素子をオンにすることによって回生コ
ンデンサに蓄積されていた静電エネルギーを圧電素子に
回生させ、駆動用電源から供給する電力と回生コンデン
サから転流された静電エネルギーとによって圧電素子を
駆動する。この結果、圧電素子に蓄積されていた静電エ
ネルギーを放出してしまうことなく再度利用することが
でき、駆動用電源の消費電力を低減させることができ
る。さらに、駆動用電源にあっても、瞬時電流容量が小
さくなるという利点が得られる。
【0011】また、圧電素子の駆動時には、圧電素子の
駆動電圧よりも高い電圧に充電されている回生コンデン
サから電流を供給してオーバドライブをかけることがで
きるので、圧電素子の駆動時に急峻な立ち上がり特性を
得ることができる。
【0012】また、第2の圧電素子駆動装置にあって
は、ある圧電素子の動作が終了したら、その圧電素子の
正極に接続されているスイッチング手段をオンにし、動
作の終了した圧電素子に充電されていた電荷を次段の圧
電素子へ転流させることができる。したがって、次段の
圧電素子に直列接続されているスイッチング素子をオン
にして駆動用電源から次段の圧電素子に供給する電力を
節減することができる。
【0013】また、第3の圧電素子駆動装置にあって
は、圧電素子間をほぼ100%の電荷を転流させること
ができる転流回路で接続しているので、圧電素子から圧
電素子へ電荷を転流させる際の電力ロスが極めて少な
く、非常に電力効率の高い圧電素子駆動装置を製作する
ことができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例による圧電素子駆動
装置31の回路構成を示すブロック図である。同時駆動
される複数個の圧電素子9a,9b,…,9cは並列に
接続されて素子並列接続体9を構成している。この素子
並列接続体9には、各圧電素子9a〜9cを同時駆動す
るための駆動用電源32が接続されている。さらに、こ
の素子並列接続体9は、ダイオード13等の整流素子
(あるいは、スイッチング素子)を介して昇圧スイッチ
ング回路33の入力側へ接続されており、昇圧スイッチ
ング回路33の出力側には回生コンデンサ7が接続され
ている。この昇圧スイッチング回路33は、圧電素子9
a〜9cの動作終了後に圧電素子9a〜9cの電圧を昇
圧して回生コンデンサ7にチャージさせるものである。
また、回生コンデンサ7の正極側は、スイッチング素子
34を介して素子並列接続体9の正極側に接続されてい
る。
【0015】しかして、駆動用電源32をオンにして駆
動用電源32から素子並列接続体9へ圧電素子9a〜9
cを駆動させるための電圧を印加すると、各圧電素子9
a〜9cが駆動される。圧電素子9a〜9cは電気的に
はコンデンサと等価であって、駆動時には各圧電素子9
a〜9cに静電エネルギー(あるいは、電荷)が蓄積さ
れている。この後、昇圧スイッチング回路33を動作さ
せると、圧電素子9a〜9cに蓄積されていた静電エネ
ルギーはダイオード13を通過して昇圧スイッチング回
路33に流れ込み、圧電素子9a〜9cの駆動電圧より
も高い電圧で回生コンデンサ7に蓄積される。この後、
圧電素子9a〜9cを再駆動する場合には、スイッチン
グ素子34をオンにして回生コンデンサ7にチャージさ
れていた静電エネルギーを各圧電素子9a〜9cに急激
に転流させ、さらに駆動用電源32から不足分の電力を
供給して各圧電素子9a〜9cを駆動する。
【0016】従って、回生コンデンサ7から各圧電素子
9a〜9cに回生された電気エネルギーの量だけ駆動用
電源32の消費電力を低減させることができる。
【0017】図2は図1の圧電素子駆動装置31の具体
回路例を示す回路図である。9は同時に駆動される複数
の圧電素子9a〜9cを並列に接続した素子並列接続体
であって、この素子並列接続体9にはサイリスタ2を介
して増幅器1の出力が接続されている。この増幅器1及
びサイリスタ2は圧電素子9a〜9cを同時駆動する駆
動用電源32の出力部分を構成するものであって、増幅
器1の出力電圧VAは入力制御信号によって設定するこ
とができ、サイリスタ2をターンオンさせると各圧電素
子9a〜9cに駆動電圧VAを印加して駆動することが
できる。また、素子並列接続体9の正極側には、ダイオ
ード13のアノードが接続され、さらに、ダイオード1
3のカソードには昇圧スイッチング回路が接続されてい
る。
【0018】昇圧スイッチング回路33は、インダクタ
6、ダイオード5、トランジスタ4及びフライホイルダ
イオード14からなっている。インダクタ6及びダイオ
ード5はダイオード13のカソードに直列接続されてお
り、フライホイルダイオード14のカソードはダイオー
ド13とインダクタ6の中点に接続され、トランジスタ
4のコレクタはインダクタ6とダイオード5の中点に接
続されている。また、フライホイルダイオード14のア
ノードとトランジスタ4のエミッタは、いずれも電流検
出抵抗10を介して素子並列接続体9の負極側に接続さ
れている。
【0019】また、昇圧スイッチング回路33のダイオ
ード5のカソードとトランジスタ4のエミッタとの間に
は回生コンデンサ7の正極側と負極側がそれぞれ接続さ
れている。回生コンデンサ7の正極は、サイリスタ3を
介して素子並列接続体9の正極に接続されており、さら
に、素子並列接続体9の正極側と負極側との間には、ト
ランジスタ11のエミッタと放電抵抗12を直列接続し
たものを並列に接続してある。
【0020】上記サイリスタ2,3は制御回路8によっ
てターンオン制御されており、また、トランジスタ4,
11のベースは制御回路8に接続されていて制御回路8
によってトランジスタ4,11がオン、オフ制御されて
いる。また、制御回路8は電流検出抵抗10の両端電圧
Rを監視することにより電流検出抵抗10に流れる電
流iR(電流検出抵抗10の抵抗値をRとすれば、iR
R/R)を検出している。
【0021】まず、上記昇圧スイッチング回路33の働
きを説明する。図4(a)は昇圧スイッチング回路33
の等価回路図であって、素子並列接続体9を等価なコン
デンサで表わし、トランジスタ4及びダイオード5をそ
れぞれスイッチS1及びS2に置き換えている(ダイオー
ド13及び電流検出抵抗10は省略)。また、素子並列
接続体9の(等価)容量をC1とし、インダクタ6のイ
ンダクタンスをLとし、インダクタ6を流れる電流をi
Fとする。いま、ある時刻にスイッチS1を閉じ、スイッ
チS2を開いたとすると、図4(a)の回路は図4
(b)のようになる。このときの回路方程式は、次の数
式1で表わされる。
【0022】
【数1】
【0023】この数式1を、iF=0、L(diF/d
t)=VAの初期条件の下で解くと、次の数式2が得ら
れる。ただし、C1・VA=Q1とした。
【0024】
【数2】
【0025】ここで、C1=2[μF]、VA=100
[V]、L=1[mH]とすると、Q1=200[μ
C]であるから、数式2は、 iF=4.47sin(2πft) … ただし、f=〔2π(L・C11/2-1=3559[H
z]となる。
【0026】したがって、インダクタ6に最大電流が流
れている瞬間、すなわち、スイッチS1をオンにしてか
ら1/(4f)=70.2[μs]後に、スイッチS1
オフにすると共にスイッチS2をオンにすれば、式よ
り、その瞬間インダクタ6には、 iF=ip=Q1・(L・C1-1/2=4.47[A] … の電流が流れており、インダクタ6には(1/2)L・
p 2の磁気エネルギーが磁束の形で保持されている。回
路ロスがなく、インダクタ6の磁気エネルギーがすべて
回生コンデンサ7に静電エネルギーとしてチャージされ
るとすれば、回生コンデンサ7の容量及び充電電圧をC
2、VCFとして、 L・ip 2/2=C2・VCF 2/2 の関係が成立つので、このときの回生コンデンサ7の充
電電圧VCFMは、つぎの数式3で示される。
【0027】
【数3】
【0028】さらに、式は、式を用いると、次の数
式4のように表わされる。
【0029】
【数4】
【0030】したがって、回生コンデンサ7の容量C2
を素子並列接続体9の等価容量C1(各圧電素子9a〜
9cの容量の和)よりも小さくしておき、インダクタ6
に流れる電流iFがほぼ最大のときにトランジスタ4を
オフさせれば、回生コンデンサ7の充電電圧VCFを圧電
素子9a〜9cにおける元の電圧VAよりも高くするこ
とができる。
【0031】図3は図2の具体回路の動作を説明するた
めのタイムチャートであって、図3において(a)
(b)はそれぞれサイリスタ2,3のターンオンのタイ
ミングを示し、(c)(d)はそれぞれトランジスタ
4,11のオン、オフ動作のタイミングを示し、(e)
はインダクタ6に流れる電流iFの変化を示し、(f)
は回生コンデンサ7の充電電圧VCFの変化を示し、
(g)は各圧電素子9a〜9cの電圧VPを示してい
る。また、図3は周期T1で圧電素子9a〜9cを繰り
返し同時駆動する場合について1周期の区間のみを示し
ており、時刻t0(一般的にいうと、nT1+t0;nは
整数)は圧電素子9a〜9cの駆動開始時刻、t1(一
般的にいうと、nT1+t1)は圧電素子9a〜9cの駆
動中、t2(一般的にいうと、nT1+t2)は昇圧スイ
ッチング回路33の動作開始時刻、t3(一般的にいう
と、nT1+t3)は圧電素子9a〜9cの放電開始時を
示している。
【0032】いま、各圧電素子9a〜9cが駆動されて
なんらかの機能を果たしている時刻t1を考える。この
時、サイリスタ2,3はオフ状態にあり、トランジスタ
4,11もオフ状態にあり、各圧電素子9a〜9cの電
圧Vpは増幅器1の出力電圧VAと等しく、回生コンデン
サ7もダイオード13、5を介して同じ電圧VAに充電
されている。なお、ダイオード13をサイリスタやトラ
ンジスタ、電子スイッチ等のスイッチング素子に置き換
え、ダイオード5を省略することにより、このとき回生
コンデンサ7に電圧VAが充電されず、t=0のオーバ
ードライブ後、回生コンデンサ7に残る電圧VAをt=
2におけるトランジスタ4のオン時にトランジスタ4
を介して放電するようにしても差し支えない。また、ダ
イオード5を省略する場合、圧電素子9a〜9cと回生
コンデンサ7が接続してしまうのを防ぐためダイオード
13は必要であるが、ダイオード5が用いられる場合に
はダイオード13を省略してもよい。
【0033】この後、各圧電素子9a〜9cの駆動が終
了し、制御回路8によって時刻t2にトランジスタ4が
オンされると、圧電素子9a〜9cからダイオード1
3、インダクタ6、トランジスタ4、電流検出抵抗1
0、圧電素子9a〜9cの経路で電流iFが流れて急激
に電流値が上昇し、圧電素子9a〜9cの電圧Vpが徐
々に低下し、電流iFが増加するにつれてインダクタ6
には磁束として大きな磁気エネルギーが蓄えられる。つ
いで、電流検出抵抗10に流れる電流iR=iFが所定値
pに達する(時刻t3)と、制御回路8によってトラン
ジスタ4がオフにされる。
【0034】トランジスタ4がオフになると、インダク
タ6に蓄えられていた磁気エネルギーが放出され、イン
ダクタ6、ダイオード5、回生コンデンサ7、フライホ
イルダイオード14の経路で電流iFが循環し、回生コ
ンデンサ7の電圧VCFはVCFM=ip(L/C21/2(>
A)に上昇する。これは、圧電素子9a〜9cの電荷
を、いったんインダクタ6の磁気エネルギーに変換した
後、回生コンデンサ7に吸収させたものである。
【0035】圧電素子9a〜9cの電圧Vpは、トラン
ジスタ4がオンになった時から減少し始め、トランジス
タ4がオフになると一定値となる。そこで、トランジス
タ4のオフの後、時刻t4に制御回路8によりトランジ
スタ11をオンさせ、圧電素子9a〜9cに残留してい
る電圧を放電抵抗12を通して放電させる。ここで、圧
電素子9a〜9cの残留電圧が駆動電圧VAに比較して
小さい場合、あるいは、圧電素子9a〜9cの収縮スト
ロークに影響がなければ、圧電素子9a〜9cを放電さ
せる必要はない。
【0036】つぎに、圧電素子9a〜9cを駆動する時
(時刻T1+t0)には、サイリスタ3をターンオンさせ
て回生コンデンサ7にチャージされていた電荷を各圧電
素子9a〜9cに急激に印加し、ついで、サイリスタ2
をターンオンさせて増幅器1から電圧VAを印加する。
これにより、圧電素子9a〜9cに駆動電圧Vp=VA
印加すると共に圧電素子9a〜9cのオーバードライブ
(立上り特性の向上)を図っている。サイリスタ3は、
圧電素子9a〜9cの電圧が回生コンデンサ7の電圧と
等しくなって電流が流れなくなるとターンオフし、サイ
リスタ2は圧電素子9a〜9cの電圧VpがVAに等しく
なるとターンオフする。なお、圧電素子9a〜9cの駆
動後、回生コンデンサ7の電荷を放電させるようにして
もよい。但し、その場合にはダイオード13をスイッチ
ング素子で置き換え、これをオフにして圧電素子9a〜
9cから回生コンデンサ7への電流の流入を阻止する必
要がある。
【0037】上述のごとく圧電素子9a〜9cの駆動時
に蓄積されていた静電エネルギーは、いったんインダク
タ6の磁気エネルギーに変換され、さらに回生コンデン
サ7に静電エネルギーとして蓄積される。回生コンデン
サ7の静電エネルギーは、圧電素子9a〜9cの駆動時
に再び圧電素子9a〜9cへ転流されるので、駆動用電
源32から圧電素子9a〜9cへ供給する電力を節減す
ることができ、省電力化を図ることができる。
【0038】なお、サイリスタ2,3は、いずれもトラ
ンジスタや電子スイッチ等のスイッチング素子に置き換
えても差し支えない。また、増幅器1の内部回路がコン
デンサ7の電圧に耐える構造であればサイリスタ2を省
略し、増幅器1の電圧出力と同時にサイリスタ3をター
ンオンさせ、圧電素子9a〜9cにオーバードライブを
かけることもできる。
【0039】図5は本発明の別な実施例による圧電素子
駆動装置36を示す電気回路図である。圧電素子9a〜
9dの正極側と各々サイリスタ15,17,19,21
のカソードとが直列接続されており、圧電素子9a〜9
dとサイリスタ15,17,19,21を直列接続した
複数の各アームは互いに並列接続されている。この圧電
素子9a〜9dは、圧電素子9a→圧電素子9b→圧電
素子9c→圧電素子9d→圧電素子9aの順序で順次駆
動されるものである。このアームの並列接続体37に
は、各圧電素子9a〜9dを駆動するための増幅器(駆
動用電源の出力段)1が接続されている。圧電素子9a
の正極側とサイリスタ15のカソードの接続点には、サ
イリスタ16のアノードおよびサイリスタ22のカソー
ドが接続され、圧電素子9bの正極側とサイリスタ17
のカソードの接続点には、サイリスタ16のカソードお
よびサイリスタ18のアノードが接続されている。さら
に、圧電素子9cの正極側とサイリスタ19のカソード
の接続点には、サイリスタ18のカソードおよびサイリ
スタ20のアノードが接続され、圧電素子9dの正極側
とサイリスタ21のカソードの接続点には、サイリスタ
20のカソードおよびサイリスタ22のアノードが接続
されている。また、サイリスタ18及び19の各カソー
ドと圧電素子9cの正極側との接続点には、トランジス
タ23のコレクタが接続され、トランジスタ23のエミ
ッタからツェナーダイオード24(カソードをトランジ
スタ23のエミッタ側に接続する。)、放電抵抗25を
経て、圧電素子9a〜9d及び増幅器1の負極側に接続
されている。また、これらのサイリスタ15〜22及び
トランジスタ23は制御回路(図示せず)によって制御
されている。
【0040】図6は図5に示す実施例の動作を示すタイ
ムチャートであって、同図(a)〜(g)及び(i)は
サイリスタ15〜22のトリガパルスTPのタイミング
を示し、同図(h)はトランジスタ23のオン、オフの
タイミングを示している。また、図7(a)(b)
(c)、図8(d)(e)(f)、図9(g)(h)
(i)、図10(j)(k)(l)及び図11(m)
(n)はその動作を説明するための回路図である。図6
に示すように、サイリスタ15〜22のトリガパルスT
Pは、圧電素子9a〜9dの駆動周期T2の1/2の周
期でトリガされる。さらに、2つのサイリスタ16及び
18は、サイリスタ21のトリガ時にも同期してトリガ
パルスTPを加えられ、トランジスタ23は、同じタイ
ミングでオンされる。
【0041】図6のタイムチャートに従って各サイリス
タ15〜22及びトランジスタ23を駆動した時の動作
を図7〜図11に沿って説明する。まず、サイリスタ1
5のみにトリガパルスTPを出力して〔図6(a)〕タ
ーンオンさせると、図7(a)に示すように、増幅器1
から圧電素子9aに所定の電圧が印加されて圧電素子9
aが充電され、充電電流が0になると図7(b)のよう
にサイリスタ15がターンオフする。これで、圧電素子
9aは所定の動作を行なう。この後、サイリスタ16を
トリガして〔図6(b)〕ターンオンさせると、図7
(c)に示すように、圧電素子9aにチャージされてい
た電荷の一部が圧電素子9aから圧電素子9bへ転送さ
れ、圧電素子9bに充電される。両圧電素子9a及び9
bの電圧が等しくなって転流電流が流れなくなった時点
で、図8(d)に示すように、サイリスタ16はターン
オフする。つぎに、サイリスタ17をトリガして〔図6
(c)〕ターンオンし、図8(e)に示すように、増幅
器1から圧電素子9bに不足分の電圧を追加充電する。
このときも充電電流が0になるとサイリスタ17がター
ンオフし、圧電素子9bが動作する。続いて同様な動作
を実行される。すなわち、サイリスタ18をトリガして
〔図6(d)〕ターンオンし、圧電素子9bの電荷の一
部を圧電素子9cへ転送し、圧電素子9cを充電する
〔図8(f)〕。両圧電素子9b,9c間に転流電流が
流れなくなるとサイリスタ18はターンオフする〔図9
(g)〕。つぎに、サイリスタ19をトリガして〔図6
(e)〕ターンオンし、増幅器1から圧電素子9cに不
足分の電圧を追加充電する〔図9(h)〕。この後、充
電電流が流れなくなるとサイリスタ19がターンオフし
〔図9(i)〕、圧電素子9cが動作する。さらに、サ
イリスタ20をトリガして〔図6(f)〕ターンオン
し、圧電素子9cの電荷の一部を圧電素子9dへ転送
し、圧電素子9dを充電する〔図10(j)〕。両圧電
素子9c,9d間に転流電流が流れなくなるとサイリス
タ20はターンオフする〔図10(k)〕。つぎに、サ
イリスタ21をトリガして〔図6(g)〕ターンオンさ
せると、図10(l)に示すように、増幅器1から圧電
素子9dに不足分の電圧が追加充電される。この時、同
時に、サイリスタ16及び18がターンオン〔図6
(b)(d)〕されると共にトランジスタ23がオンさ
れ〔図6(h)〕、図10(l)に示すように圧電素子
9a,9b及び9cに残留していた電荷がトランジスタ
23、ツェナーダイオード24及び放電抵抗25を介し
て放電される。トランジスタ23は放電抵抗25で圧電
素子9a〜9cの電荷が放電されるまでオン状態を維持
される。これは、圧電素子9a〜9cに電荷が残留して
いると、上述のサイクルによって各圧電素子9a〜9c
に次第に電荷が蓄積し、負荷電圧が上昇したままになっ
て各圧電素子9a〜9cが常に伸長状態になってしまう
ためである。この後、充電電流が流れなくなるとサイリ
スタ21がターンオフし〔図11(m)〕、圧電素子9
dが動作する。続けて、サイリスタ22をトリガして
〔図6(i)〕ターンオンし、図11(n)に示すよう
に、圧電素子9dの電荷の一部を圧電素子9aへ転送
し、圧電素子9aを充電し、両圧電素子9d,9a間に
転流電流が流れなくなるとサイリスタ22がターンオフ
する。
【0042】以上のような動作を繰り返すことにより、
複数個の圧電素子9a〜9dは繰り返し循環的に動作さ
れ、しかも前段の圧電素子にチャージされていた電荷が
次段の圧電素子の駆動用に使用されるので、駆動用電源
32の消費電力を節減することができる。
【0043】なお、放電回路のトランジスタ23は機械
接点に置き換えてもよい。また、圧電素子9a〜9dの
駆動を循環させない場合には、圧電素子9dの正極と圧
電素子9aの正極との間は接続しなくてもよい。
【0044】図12(a)(b)は上記実施例における
圧電素子9a〜9dの印加電圧Vpと、対応する圧電素
子9a〜9dのストロークξとの関係を示す図である。
図12(a)において、VAは圧電素子9a〜9dの駆
動時の電圧、VRは他の圧電素子へ電荷を転流させた後
の圧電素子9a〜9dの残留電圧、VZDはトランジスタ
23をオンにして圧電素子9a〜9dを放電させた後の
圧電素子9a〜9dの残留電圧を示している。また、図
12(b)は圧電素子9a〜9dにVA、VR、VZDの電
圧がかかっている時の圧電素子9a〜9dのストローク
ξを示している。ここで、放電抵抗25と直列にツェナ
ーダイオード24を接続しているのは、放電抵抗25を
通して完全に放電させると放電時間が長くなるので、ツ
ェナーダイオード24を挿入することによって圧電素子
9a〜9dの電圧がVZD(ツェナー電圧)まで下がった
ら放電を停止させ、放電所要時間を短くするためであ
る。したがって、放電後においても圧電素子9a〜9d
は少しのストロークξZDが残留するが、残留ストローク
ξZDが十分小さくなるようツェナーダイオード24のツ
ェナー電圧を選択してある。なお、ツェナーダイオード
24を省略して放電後には各圧電素子9a〜9dの残留
電荷及びストロークξが0になるようにしてもよい。ま
た、圧電素子9a〜9dが仕事するのに必要な距離をW
とすると、図12(b)に示すように、この距離Wが駆
動電圧VAに対応するストロークξAと残留電圧VRに対
応するストロークξRとの間に納まるように設定すれ
ば、放電前の圧電素子9a〜9dに残留ストロークが残
っていたり、駆動前に隣の圧電素子から充電されて、圧
電素子9a〜9dがある程度伸長していても差し支えな
い。
【0045】これに対し、圧電素子のストロークを0近
くからフルストロークまで仕事に使う場合は、圧電素子
の残留電荷によるストロークの残留が問題となるが、こ
の場合には、次の実施例のようにすれば良い。
【0046】図13は本発明のさらに別な実施例による
圧電素子駆動回路38を示す電気回路図である。この圧
電素子駆動回路38も複数個の圧電素子9a〜9dを順
次駆動するものであって、圧電素子9a〜9dの正極と
サイリスタ15,17,19,21のカソードとが直列
接続され、圧電素子9a〜9dとサイリスタ15,1
7,19,21を直列接続した各アームが互いに並列に
接続されている。このアームの並列接続体には、各圧電
素子9a〜9dを駆動するための増幅器(駆動用電源の
出力段)1が接続されている。さらに、圧電素子9aの
正極及びサイリスタ15のカソードの接続点と圧電素子
9bの正極及びサイリスタ17のカソードの接続点との
間、圧電素子9bの正極及びサイリスタ17のカソード
の接続点と圧電素子9cの正極及びサイリスタ19のカ
ソードの接続点との間、圧電素子9cの正極及びサイリ
スタ19のカソードの接続点と圧電素子9dの正極及び
サイリスタ21のカソードの接続点との間、圧電素子9
dの正極及びサイリスタ21のカソードの接続点と圧電
素子9aの正極及びサイリスタ15のカソードの接続点
との間にはそれぞれ転流回路39を挿入してある。
【0047】図14は上記圧電素子駆動装置38に用い
られている転流回路39のうち1つを示している。この
転流回路39は、図2中の昇圧スイッチング回路33と
ほぼ同様な構成を有しているので、対応する構成要素に
は同一の符号を付している。すなわち、ダイオード13
のカソードをインダクタ6に直列接続し、さらにインダ
クタ6にサイリスタ26のアノードを直列接続し、圧電
素子9aの正極及びサイリスタ15のカソードの接続点
にこの直列接続体におけるダイオード13のアノードを
接続し、圧電素子9bの正極とサイリスタ17のカソー
ドの接続点に前記直列接続体におけるサイリスタ26の
カソードを接続してあり、ダイオード13のアノードに
フライホイルダイオード14のカソードを接続し、フラ
イホイルダイオード14のアノードを圧電素子9aの負
極側に接続し、サイリスタ26のアノードとインダクタ
6の接続点にトランジスタ4のコレクタを接続し、トラ
ンジスタ4のエミッタを圧電素子9bの負極側に接続し
ている。
【0048】この圧電素子駆動装置38の動作を説明す
ると、まず始めに、トランジスタ4及びサイリスタ26
がオフの状態でサイリスタ15がトリガされると、増幅
器1から圧電素子9aに電荷が流入し、最大電圧VA
で充電されるとサイリスタ15がターンオフする。この
とき、圧電素子9aは伸長して仕事を行なう。
【0049】この後、トランジスタ4をオンさせると、
圧電素子9a→ダイオード13→インダクタ6→トラン
ジスタ4の経路で電流iFが流れる。電流iFがある値i
pに達したら、トランジスタ4をオフさせると共にサイ
リスタ26をターンオンさせる(他の転流回路39にお
けるサイリスタ26はいずれもオフとなっているので、
圧電素子9b以外へ電荷が転流されることはない。)、
電流iFはインダクタ6→圧電素子9b→フライホイル
ダイオード14→ダイオード13の経路で循環し、圧電
素子9bに電荷が充電されて電位が上昇する。
【0050】ここで、圧電素子9a及び9bの等価容量
をC3,C4とし、インダクタ6に流れる電流iFが最大
値ipとなる時にトランジスタ4をオフにすれば、前記
式より明らかなように、転流回路39を通して充電さ
れた圧電素子9bの電圧VBは、 VB=VA・(C3/C41/2 … となる。したがって、各圧電素子9a,9bの容量
3,C4を等しいとすれば、前記式より明らかないよ
うに、前段の圧電素子9aの駆動電圧VAが全て次段の
圧電素子9bへ転送され、次段の圧電素子9bがフルス
トロークまで駆動される。しかして、駆動用電源から
は、サイリスタ17をターンオンして転流回路39によ
って電荷を転流させる際のロス分のみを圧電素子9bに
充電するだけでたりる。一方、前段の圧電素子9aは、
ストロークが0の状態に戻る。
【0051】ちなみに、トランジスタ4をインダクタ6
に流れる電流iFが最大の瞬間にオフすると、圧電素子
9aにチャージされていた電荷Q3=C3・VAのうち、
次の数式5で求められる電荷量Q4が圧電素子9bへ転
送される。
【0052】
【数5】
【0053】すなわち、圧電素子9aに充電されていた
全電荷を圧電素子9bへ転送することができる。
【0054】このような転流回路39の動作は各圧電素
子9a〜9d間での同様である。また、各圧電素子9a
〜9dの容量やフルストローク量が異なる場合には、圧
電素子9a〜9dの充電量が不足する場合もあるが、そ
の場合には駆動用電源から圧電素子9a〜9dへ電荷を
補充する。したがって、この圧電素子駆動装置38によ
れば、図5の実施例のように圧電素子9a〜9dの残留
電荷を放電するための放電回路が必要なくなる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、複数個の圧電素子を同
時駆動する圧電素子駆動装置や複数個の圧電素子を順次
駆動する圧電素子駆動装置において、圧電素子を駆動し
ていた電荷を各圧電素子の動作終了のつど放電させてし
まうのでなく、次回の駆動時に再利用することができ、
したがって、駆動用電源の消費電力を大幅に節減するこ
とができる。
【0056】特に、圧電素子の駆動用電力を繰り返し使
用することができるので、圧電素子の素子数が増大して
も、電力の消費量を抑制することができるという利点が
ある。
【0057】また、複数の圧電素子を同時駆動する場合
でも、駆動用電源の瞬時電流容量を小さなもので済ませ
ることが可能になる。さらに、複数の圧電素子を順次駆
動する場合でも、駆動周期が短くなっても電力消費を小
さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による圧電素子駆動装置の構
成を示す回路ブロック図である。
【図2】同上の実施例の具体回路図である。
【図3】同上の圧電素子駆動回路の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図4】(a)(b)は同上の昇圧スイッチング回路の
動作説明図である。
【図5】本発明の別な実施例による圧電素子駆動装置を
示す電気回路図である。
【図6】同上の圧電素子駆動回路の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図7】(a)(b)(c)は同上の圧電素子駆動回路
の動作説明図である。
【図8】(d)(e)(f)は図7の分図である。
【図9】(g)(h)(i)は図7の分図である。
【図10】(j)(k)(l)は図7の分図である。
【図11】(m)(n)は図7の分図である。
【図12】(a)(b)は同上の実施例における圧電素
子の印加電圧と圧電素子のストロークとの関係を示す図
である。
【図13】本発明のさらに別な実施例による圧電素子駆
動装置を示す回路図である。
【図14】同上の転流回路を示す具体回路図である。
【符号の説明】
3 サイリスタ(スイッチング素子) 7 回生コンデンサ 9 素子並列接続体 9a〜9d 圧電素子 15,17,19,21 サイリスタ(スイッチング素
子) 16,18,20,22 サイリスタ(スイッチング手
段) 32 駆動用電源 33 昇圧スイッチング回路 37 アームの並列接続体 39 転流回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用電源から複数個の圧電素子に電圧
    を印加して当該圧電素子を同時に駆動する装置であっ
    て、 複数個の圧電素子を並列に接続し、この素子並列接続体
    を昇圧回路を介して回生コンデンサに接続し、回生コン
    デンサをスイッチング素子を介して再び前記素子並列接
    続体に接続したことを特徴とする圧電素子駆動装置。
  2. 【請求項2】 駆動用電源から複数個の圧電素子に電圧
    を印加して当該圧電素子を順次駆動する装置であって、 圧電素子とスイッチング素子を直列接続した複数のアー
    ムを並列に接続し、このアームの並列接続体に駆動用電
    源を接続し、各アームの圧電素子及びスイッチング素子
    の中点を他のアームの圧電素子及びスイッチング素子の
    中点にスイッチング手段を介して順次接続させたことを
    特徴とする圧電素子駆動装置。
  3. 【請求項3】 駆動用電源から複数個の圧電素子に電圧
    を印加して当該圧電素子を順次駆動する装置であって、 圧電素子とスイッチング素子を直列接続した複数のアー
    ムを並列に接続し、このアームの並列接続体に駆動用電
    源を接続し、各アームの圧電素子及びスイッチング素子
    の中点を他のアームの圧電素子及びスイッチング素子の
    中点に圧電素子の電荷をほぼ完全に転流させる転流回路
    を介して順次接続したことを特徴とする圧電素子駆動装
    置。
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