JP3070170B2 - 振幅等化器 - Google Patents
振幅等化器Info
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- JP3070170B2 JP3070170B2 JP3223562A JP22356291A JP3070170B2 JP 3070170 B2 JP3070170 B2 JP 3070170B2 JP 3223562 A JP3223562 A JP 3223562A JP 22356291 A JP22356291 A JP 22356291A JP 3070170 B2 JP3070170 B2 JP 3070170B2
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- Japan
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- amplitude
- variable
- equalizer
- gain
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は伝送ケーブルによって生
じる振幅周波数特性の傾斜を補正する振幅等化器に関す
る。
じる振幅周波数特性の傾斜を補正する振幅等化器に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の振幅等化器として図２に示すもの
がある。振幅可変等化器１は、一端をピンダイオード４
で終端した伝送路３を有しており、その前後にインピー
ダンス整合及び入出力レベル設定用のバッファアンプ２
を介挿した構成となっている。このピンダイオード４に
流す電流を変化することにより伝送路３の終端抵抗値を
変化させ、そこでの信号の反射を利用して出力信号に一
次傾斜の振幅周波数特性をもたせることによって振幅等
化を行っている。
がある。振幅可変等化器１は、一端をピンダイオード４
で終端した伝送路３を有しており、その前後にインピー
ダンス整合及び入出力レベル設定用のバッファアンプ２
を介挿した構成となっている。このピンダイオード４に
流す電流を変化することにより伝送路３の終端抵抗値を
変化させ、そこでの信号の反射を利用して出力信号に一
次傾斜の振幅周波数特性をもたせることによって振幅等
化を行っている。
【０００３】メモリ６は、設定すべき振幅等化量情報及
び環境温度情報をアドレスとして取込み、このアドレス
に対応して与えられた振幅等化量になるように、温度に
よる振幅等化量の変動分を補正したデータを出力する。
このデータはＤ／Ａ変換器５により制御電流に変換さ
れ、振幅可変等化器１のピンダイオード４に供給される
ことで、その高周波抵抗を変化させ、振幅等化量を制御
する。
び環境温度情報をアドレスとして取込み、このアドレス
に対応して与えられた振幅等化量になるように、温度に
よる振幅等化量の変動分を補正したデータを出力する。
このデータはＤ／Ａ変換器５により制御電流に変換さ
れ、振幅可変等化器１のピンダイオード４に供給される
ことで、その高周波抵抗を変化させ、振幅等化量を制御
する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の振幅
等化器は、伝送路３における反射を利用しているため、
図３に示すように、振幅等化量を変化させると、振幅周
波数特性の傾斜が変化され、これに伴い振幅可変等化器
１の出力信号レベルが変動するという問題がある。又、
環境温度による出力信号レベルの変動も振幅等化量によ
って相違される。このため、振幅等化器の出力信号レベ
ルを一定に保つことが難しいという問題が生じている。
本発明の目的は、振幅可変等化器における振幅等化量又
は環境温度の変化による出力信号レベルの変動を防止し
た振幅等化器を提供することにある。
等化器は、伝送路３における反射を利用しているため、
図３に示すように、振幅等化量を変化させると、振幅周
波数特性の傾斜が変化され、これに伴い振幅可変等化器
１の出力信号レベルが変動するという問題がある。又、
環境温度による出力信号レベルの変動も振幅等化量によ
って相違される。このため、振幅等化器の出力信号レベ
ルを一定に保つことが難しいという問題が生じている。
本発明の目的は、振幅可変等化器における振幅等化量又
は環境温度の変化による出力信号レベルの変動を防止し
た振幅等化器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の振幅等化器は、
振幅等化量情報及び環境温度情報を取り込んでこれらの
情報に対応するデータを出力するメモリと、このデータ
を制御電流に変換するＤ／Ａ変換器と、この制御電流に
より振幅等化量を可変する振幅可変等化器と、振幅等化
量情報及び環境温度情報に応じて振幅可変等化器の出力
信号レベルの利得を制御する利得可変部とを備える。こ
こで、利得可変部は、振幅等化量情報及び環境温度情報
を取り込んでこれらの情報に対応するデータを出力する
第２のメモリと、このデータを制御電流に変換する第２
のＤ／Ａ変換器と、振幅可変等化器の出力側に接続され
て第２のＤ／Ａ変換器からの制御電流により利得が制御
される利得可変増幅器とで構成される。
振幅等化量情報及び環境温度情報を取り込んでこれらの
情報に対応するデータを出力するメモリと、このデータ
を制御電流に変換するＤ／Ａ変換器と、この制御電流に
より振幅等化量を可変する振幅可変等化器と、振幅等化
量情報及び環境温度情報に応じて振幅可変等化器の出力
信号レベルの利得を制御する利得可変部とを備える。こ
こで、利得可変部は、振幅等化量情報及び環境温度情報
を取り込んでこれらの情報に対応するデータを出力する
第２のメモリと、このデータを制御電流に変換する第２
のＤ／Ａ変換器と、振幅可変等化器の出力側に接続され
て第２のＤ／Ａ変換器からの制御電流により利得が制御
される利得可変増幅器とで構成される。
【０００６】
【作用】本発明によれば、利得可変部の利得を振幅等化
量及び温度変化に応じて制御することで、振幅可変等化
器で生じる出力信号レベルの変動を解消する。
量及び温度変化に応じて制御することで、振幅可変等化
器で生じる出力信号レベルの変動を解消する。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のブロック構成図である。
振幅可変等化器１は従来と同様に構成されており、伝送
路３の一端をピンダイオード４で終端させ、かつその前
後にインピーダンス整合及び入出力レベル設定用のバッ
ファアンプ２をそれぞれ介挿している。又、メモリ７は
入力される振幅等化量情報及び環境温度情報に対応した
データを出力し、Ｄ／Ａ変換器６は、このメモリ７から
出力されたデータに基づいた制御電流を出力する。そし
て、前記各情報に基づいて得られた制御電流を前記ピン
ダイオード４に供給することでその終端抵抗値が変化さ
れ、そこでの信号の反射を利用して出力信号に一次傾斜
の振幅周波数特性を持たせ、この振幅周波数特性によっ
て振幅等化を行う。
る。図１は本発明の一実施例のブロック構成図である。
振幅可変等化器１は従来と同様に構成されており、伝送
路３の一端をピンダイオード４で終端させ、かつその前
後にインピーダンス整合及び入出力レベル設定用のバッ
ファアンプ２をそれぞれ介挿している。又、メモリ７は
入力される振幅等化量情報及び環境温度情報に対応した
データを出力し、Ｄ／Ａ変換器６は、このメモリ７から
出力されたデータに基づいた制御電流を出力する。そし
て、前記各情報に基づいて得られた制御電流を前記ピン
ダイオード４に供給することでその終端抵抗値が変化さ
れ、そこでの信号の反射を利用して出力信号に一次傾斜
の振幅周波数特性を持たせ、この振幅周波数特性によっ
て振幅等化を行う。
【０００８】更に、この構成ではメモリ７と並列に第２
メモリ９を接続し、この第２メモリの出力側に第２Ｄ／
Ａ変換器８を接続する。一方、前記振幅可変等化器１の
出力には利得可変増幅器５を接続し、この利得可変増幅
器５の利得制御端子に前記第２Ｄ／Ａ変換器８の出力を
供給するように構成している。
メモリ９を接続し、この第２メモリの出力側に第２Ｄ／
Ａ変換器８を接続する。一方、前記振幅可変等化器１の
出力には利得可変増幅器５を接続し、この利得可変増幅
器５の利得制御端子に前記第２Ｄ／Ａ変換器８の出力を
供給するように構成している。
【０００９】この構成によれば、メモリ７は振幅等化量
情報及び環境温度情報に対応したデータを出力し、Ｄ／
Ａ変換器６はこのデータに基づいて制御電流を出力し、
この制御電流をピンダイオード４に印加することで、伝
送路３の終端抵抗値を変化させ、得られる振幅周波数特
性によって振幅等化を行うことは、これまでと同じであ
る。そして、これと同時に第２メモリ９は振幅等化量情
報及び環境温度情報に対応して、振幅可変等化器１で生
じる振幅等化量の変化及び温度変化による出力信号レベ
ルの変動を補正するためのデータを出力し、第２Ｄ／Ａ
変換器８はこのデータに基づいて制御電流を出力し、こ
の制御電流により利得可変増幅器５の利得を制御する。
このため、振幅可変等化器１において振幅等化量の変化
及び温度変化により生じる出力信号レベルの変動は、こ
れらに追従して得られる制御電流によって利得が制御さ
れる利得可変増幅器５によって解消されることになる。
情報及び環境温度情報に対応したデータを出力し、Ｄ／
Ａ変換器６はこのデータに基づいて制御電流を出力し、
この制御電流をピンダイオード４に印加することで、伝
送路３の終端抵抗値を変化させ、得られる振幅周波数特
性によって振幅等化を行うことは、これまでと同じであ
る。そして、これと同時に第２メモリ９は振幅等化量情
報及び環境温度情報に対応して、振幅可変等化器１で生
じる振幅等化量の変化及び温度変化による出力信号レベ
ルの変動を補正するためのデータを出力し、第２Ｄ／Ａ
変換器８はこのデータに基づいて制御電流を出力し、こ
の制御電流により利得可変増幅器５の利得を制御する。
このため、振幅可変等化器１において振幅等化量の変化
及び温度変化により生じる出力信号レベルの変動は、こ
れらに追従して得られる制御電流によって利得が制御さ
れる利得可変増幅器５によって解消されることになる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、振幅等化
量情報及び環境温度情報に基づいて利得が変化される利
得可変部を備え、この利得可変部により振幅可変等化器
の出力信号レベルの利得を制御するように構成している
ので、振幅可変等化器における振幅等化量又は温度によ
る信号レベルの変動を補正することができる。これによ
り、振幅可変等化器は信号レベルの変動から特別な制限
を受けることなく振幅等化機能が追求でき、この結果、
高精度の振幅等化が可能となり、かつ温度変化に対する
安定性も向上できる効果がある。
量情報及び環境温度情報に基づいて利得が変化される利
得可変部を備え、この利得可変部により振幅可変等化器
の出力信号レベルの利得を制御するように構成している
ので、振幅可変等化器における振幅等化量又は温度によ
る信号レベルの変動を補正することができる。これによ
り、振幅可変等化器は信号レベルの変動から特別な制限
を受けることなく振幅等化機能が追求でき、この結果、
高精度の振幅等化が可能となり、かつ温度変化に対する
安定性も向上できる効果がある。
【図１】本発明の振幅等化器の一実施例のブロック図で
ある。
ある。
【図２】従来の振幅等化器のブロック図である。
【図３】振幅可変等化器における振幅周波数特性図であ
る。
る。
１ 振幅可変等化器 ３ 伝送路 ４ ピンダイオード ５ 利得可変増幅器 ６ Ｄ／Ａ変換器 ７ メモリ ８ 第２Ｄ／Ａ変換器 ９ 第２メモリ
Claims (2)
- 【請求項１】 振幅等化量情報及び環境温度情報を取り
込んでこれらの情報に対応したデータを出力するメモリ
と、このデータを制御電流に変換するＤ／Ａ変換器と、
この制御電流により振幅等化量を可変する振幅可変等化
器と、前記振幅等化量情報及び環境温度情報に応じて前
記振幅可変等化器の出力信号レベルの利得を制御する利
得可変部とを備えることを特徴とする振幅等化器。 - 【請求項２】 利得可変部は、振幅等化量情報及び環境
温度情報を取り込んでこれらの情報に対応したデータを
出力する第２のメモリと、このデータを制御電流に変換
する第２のＤ／Ａ変換器と、前記振幅可変等化器の出力
側に接続され、前記第２のＤ／Ａ変換器からの制御電流
により利得が制御される利得可変増幅器とで構成される
請求項１の振幅等化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3223562A JP3070170B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 振幅等化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3223562A JP3070170B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 振幅等化器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548500A JPH0548500A (ja) | 1993-02-26 |
| JP3070170B2 true JP3070170B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=16800109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3223562A Expired - Lifetime JP3070170B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 振幅等化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3070170B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0764577A (ja) * | 1993-08-30 | 1995-03-10 | Mitsubishi Electric Corp | カラオケ装置 |
| CA2306908C (en) | 1997-10-23 | 2004-06-08 | The Procter & Gamble Company | Fatty acids, soaps, surfactant systems, and consumer products based thereon |
| US6992057B2 (en) * | 2000-02-22 | 2006-01-31 | The Procter & Gamble Company | Fatty acids, soaps, surfactant systems, and consumer products based thereon |
| JP2003509834A (ja) * | 1998-06-30 | 2003-03-11 | コーニング インコーポレイテッド | 光増幅器の温度調整及び波長分割多重システムにおけるその使用 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP3223562A patent/JP3070170B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0548500A (ja) | 1993-02-26 |
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