JPH05291985A - 振幅等化器 - Google Patents

振幅等化器

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Publication number
JPH05291985A
JPH05291985A JP8726792A JP8726792A JPH05291985A JP H05291985 A JPH05291985 A JP H05291985A JP 8726792 A JP8726792 A JP 8726792A JP 8726792 A JP8726792 A JP 8726792A JP H05291985 A JPH05291985 A JP H05291985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplitude
output
control voltage
buffer amplifier
analog converter
Prior art date
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Pending
Application number
JP8726792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Sato
裕和 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 等化すべき等化量を測定する手間を必要とせ
ず、容易に振幅等化ができ、かつ温度変化に対する出力
信号レベルの安定性を向上できる。 【構成】 メモリ7、10は伝送ケーブルの種類、ケー
ブル長および環境温度情報をアドレスとして入力する。
ディジタルアナログ変換器6、9はメモリ7、10の出
力データをそれぞれ入力し制御電圧をピンダイオード5
の入力および利得可変増幅器8に出力する。利得可変増
幅器8はメモリ10の制御電圧に基づき振幅等化量およ
び環境温度の変化により生じるバッファアンプ3の出力
信号の変動を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送ケーブルにより生
じる振幅周波数特性の傾斜を補正する振幅等化器に利用
する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来例の振幅等化器のブロック構
成図である。
【0003】従来、振幅等化器は、図2に示すような構
成であった。図2において、振幅可変等化器1は、一端
をピンダイオード5で終端した伝送路4を持っており、
その前後にインピーダンス整合および入出力レベル設定
用のバッファアンプ2、3を置いた形となっている。振
幅等化は、ピンダイオード5に流す電流を変化させるこ
とにより伝送路4の終端抵抗値を変化させ、そこでの信
号の反射を利用して出力信号に一次傾斜の振幅周波数特
性をもたせることによって行う。振幅可変等化器1は、
可変抵抗器11で設定した電流をピンダイオード5で受
けることにより、その高周波抵抗を変化させ、振幅等化
量を制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例の振幅等化器では、等化すべき等化量を決定するた
めに、伝送ケーブルによる周波数特性の劣化を測定する
必要があり、このために、測定機器や時間を必要とし手
間がかかる問題点があった。また、環境温度の変化によ
り、出力信号レベルが変動する問題点があった。
【0005】本発明は上記の欠点を解決するもので、等
化すべき等化量を測定する手間を必要とせず、容易に振
幅等化ができ、かつ温度変化に対する出力信号レベルの
安定性を向上できる振幅等化器を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、信号を入力す
る第一のバッファアンプ、この第一のバッファアンプの
出力に入力が接続され出力信号を出力する第二のバッフ
ァアンプ、この第一のバッファアンプの出力に一方の端
が接続された伝送路およびこの伝送路の他方の端に出力
が接続されたピンダイオードを含む振幅可変等化器を備
えた振幅等化器において、伝送ケーブルの種類、ケーブ
ル長および環境温度情報をアドレスとして入力する第一
および第二のメモリと、この第一のメモリからの出力デ
ータを制御電圧に変換して上記ピンダイオードの入力に
与える第一のディジタルアナログ変換器と、上記第二の
メモリの出力データを制御電圧に変換して出力する第二
のディジタルアナログ変換器と、この第二のディジタル
アナログ変換器の出力制御電圧に基づき振幅等化量およ
び環境温度の変化により生じる上記第二のバッファアン
プの出力信号の変動を補正する利得可変増幅器とを備え
たことを特徴とする。
【0007】
【作用】第一および第二のメモリは伝送ケーブルの種
類、ケーブル長および環境温度情報をアドレスとして入
力する。第一のディジタルアナログ変換器は第一のメモ
リからの出力データを制御電圧に変換してピンダイオー
ドの入力に与える。第二のディジタルアナログ変換器は
第二のメモリの出力データを制御電圧に変換して出力す
る。利得可変増幅器は第二のディジタルアナログ変換器
の出力制御電圧に基づき振幅等化量および環境温度の変
化により生じる第二のバッファアンプの出力信号の変動
を補正する。
【0008】以上により等化すべき等化量を測定する手
間を必要とせず、容易に振幅等化ができ、かつ温度変化
に対する出力信号レベルの安定性を向上できる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明一実施例振幅等化器のブロック構成
図である。
【0010】図1において、振幅等化器は、信号を入力
する第一のバッファアンプとしてバッファアンプ2、バ
ッファアンプ2の出力に入力が接続され出力信号を出力
する第二のバッファアンプとしてバッファアンプ3、バ
ッファアンプ2の出力に一方の端が接続された伝送路4
および伝送路4の他方の端に出力が接続されたピンダイ
オード5を含む振幅可変等化器1を備える。
【0011】ここで本発明の特徴とするところは、伝送
ケーブルの種類、ケーブル長および環境温度情報をアド
レスとして入力する第一および第二のメモリとしてメモ
リ7、10と、メモリ7からの出力データを制御電圧に
変換してピンダイオード5の入力に与える第一のディジ
タルアナログ変換器としてディジタルアナログ変換器6
と、メモリ10の出力データを制御電圧に変換して出力
する第二のディジタルアナログ変換器としてディジタル
アナログ変換器9と、ディジタルアナログ変換器9の出
力制御電圧に基づき振幅等化量および環境温度の変化に
より生じるバッファアンプ3の出力信号の変動を補正す
る利得可変増幅器8とを備えたことにある。
【0012】このような構成の振幅等化器の動作につい
て説明する。
【0013】図1において、振幅可変等化器1は、一端
をピンダイオード5で終端した伝送路4を持っており、
その前後にインピーダンス整合および入出力レベル設定
用のバッファアンプ2、3を設けている。振幅等化は、
ピンダイオード5に流す電流を変化させることにより終
端抵抗値を変化させ、そこでの信号の反射を利用して出
力信号に一次傾斜の振幅周波数特性をもたせることによ
り行う。
【0014】メモリ7、10は、ケーブルの種類とケー
ブル長および環境温度の情報を取込む。その情報に対応
して、メモリ7からはそのケーブルによる信号劣化に相
当する量の振幅等化量に、温度による振幅等化量の変動
分を補正したデータが出力される。この出力データは、
ディジタルアナログ変換器6において等化量制御用の制
御電圧に変換される。振幅可変等化器1は、ディジタル
変換器6からの制御電圧により、ピンダイオード5の高
周波抵抗を変化させ、振幅等化を行う。
【0015】また、メモリ10からは、振幅可変等化器
1で生じる温度変化による出力信号レベルの変動を補正
するためのデータが出力される。この出力データは、デ
ィジタルアナログ変換器9で利得可変用の制御電圧に変
換される。利得可変増幅器8は、ディジタルアナログ変
換器9からの制御電圧を受けて、出力信号レベルを補正
する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、等化す
べき等化量を測定する手間を必要とせず、容易に振幅等
化ができ、かつ温度変化に対する出力信号レベルの安定
性を向上できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例振幅等化器のブロック構成図。
【図2】従来例の振幅等化器のブロック構成図。
【符号の説明】
1 振幅可変等化器 2、3 バッファアンプ 4 伝送路 5 ピンダイオード 6、9 ディジタルアナログ変換器 7、10 メモリ 8 利得可変増幅器 11 可変抵抗器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を入力する第一のバッファアンプ、
    この第一のバッファアンプの出力に入力が接続され出力
    信号を出力する第二のバッファアンプ、この第一のバッ
    ファアンプの出力に一方の端が接続された伝送路および
    この伝送路の他方の端に出力が接続されたピンダイオー
    ドを含む振幅可変等化器を備えた振幅等化器において、 伝送ケーブルの種類、ケーブル長および環境温度情報を
    アドレスとして入力する第一および第二のメモリと、こ
    の第一のメモリからの出力データを制御電圧に変換して
    上記ピンダイオードの入力に与える第一のディジタルア
    ナログ変換器と、上記第二のメモリの出力データを制御
    電圧に変換して出力する第二のディジタルアナログ変換
    器と、この第二のディジタルアナログ変換器の出力制御
    電圧に基づき振幅等化量および環境温度の変化により生
    じる上記第二のバッファアンプの出力信号の変動を補正
    する利得可変増幅器とを備えたことを特徴とする振幅等
    化器。
JP8726792A 1992-04-08 1992-04-08 振幅等化器 Pending JPH05291985A (ja)

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JP8726792A JPH05291985A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 振幅等化器

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JP (1) JPH05291985A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007535235A (ja) * 2004-02-18 2007-11-29 シリコン イメージ,インコーポレイテッド 格納されたケーブルデータ又は他の情報を外部装置又はユーザに明示するための回路をもつケーブル
JP2011015113A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Kowa Co 信号伝送装置
JP2011199822A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Lsi Corp 容量性バックプレーンを駆動するためのディエンファシス自動設定
WO2012131982A1 (ja) 2011-03-31 2012-10-04 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理システムおよび通信制御方法
WO2015155816A1 (ja) * 2014-04-07 2015-10-15 株式会社日立製作所 ネットワーク装置、通信方法

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