JP3069697U - 金属製棚 - Google Patents

金属製棚

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誠 武笠
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株式会社大東製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 鋼線を加工して形成した棚板を使用する
金属製棚に適用して有用な簡潔な結合構造の棚フレーム
と、棚板部材を自由に位置変更できるようにした金属製
棚を提供すること。 【解決手段】 四隅に短筒体10をほぼ垂直向きで有する
鋼線により形成した棚板部材9の前記短筒体10に、この
棚板部材9を棚の側枠Sfに設けた横メンバ3,4、又
は、前記側枠Sfに縦列形成した棚板架着用のスロット1
b,2bに結合させるための結合部材12,13を選択して着
脱可能に設け、前記横メンバ3,4に結合される結合部
材12を設けた棚板部材9は、左,右の側枠Sfと結合され
て棚フレームFを形成し、前記スロット1b,2bに結合さ
れる結合部材13を設けた棚板部材9は、棚フレームFの
左右側枠Sfのスロット1b,2bに自由に着脱できるように
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は新規な結合構造乃至は支持構造により棚フレームを形成すると共に、 この棚フレームに棚板の着脱を自由に行うことができるように形成した金属製棚 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、鋼線を切断,曲げ,溶接などの加工などを伴って図8に例示する棚 板LBに形成し、これを使用した、図12に例示するような金属製棚Lが、店舗の 展示用などの棚として用いられている。
【0003】 図12に例示した金属製棚Lは、棚板LBの形態が鋼線を細工して形成されてい るので趣味性が高く、それ故に衣料品店などの展示用の棚に用いられる機会が多 いのであるが、棚板LBとフレームを形成する支柱Pとの結合構造が、図11に例 示するように独自構造であるため、一旦、棚に組上げてしまうと、棚板LBの増 減や移動を自由かつ容易にできないという難点がある。即ち、棚板LBは四隅に 短円筒体Sを有し、支柱Pは丸棒状であるので、この棚板LBを支柱Pに固定す るために、当該支柱Pには、等ピッチで係止溝Gを複数個設け、棚板LBを所望 高さの溝Gで止めるため、二つ割りのキーブロックKを短円筒体Sと支柱Pの間 にかませる構造だからである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記のような鋼線を加工して形成した棚板を使用する金属製棚に適 用して有用な簡潔な結合構造の棚フレームと、棚板部材を自由に位置変更できる ようにした金属製棚を提供することを、その課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案棚の構成は、四隅に短筒 体をほぼ垂直向きで有する鋼線により形成した棚板部材の前記短筒体に、この棚 板部材を棚の側枠に設けた横メンバ、又は、前記側枠に縦列形成した棚板架着用 のスロットに結合させるための結合部材を選択して着脱可能に設け、前記横メン バに結合される結合部材を設けた棚板部材は、左,右の側枠と結合されて棚フレ ームを形成し、前記スロットに結合される結合部材を設けた棚板部材は、棚フレ ームの左右側枠のスロットに自由に着脱できるようにしたことを特徴とするもの である。
【0006】 本考案では、左,右の側枠は、断面L状などの型材であって、内面にスロット を縦列形成した型材を柱部材とし、前後に並べた2本の柱部材の上下部にパイプ 材等による横メンバを架着固定して形成し、棚フレームに形成される棚板部材は 、その四隅の短筒体に、弾性体ブロックとこのブロックに貫設したネジを結合部 材として設け、前記棚板部材の各結合部材におけるネジを各側枠の横メンバに挿 入して締込み、前記弾性体ブロックの外径を短筒体内部で膨張させることにより 、この棚板部材を側枠に強固に取付け、正面から見て略矩形状をなす棚フレーム に形成する。
【0007】 また、本考案では、先端に爪を有するブラケットを結合部材として四隅の短筒 体に設けた棚板部材は、前記爪を側枠における所要高さのスロットに嵌合させる ことにより、この棚板部材を棚フレームの側枠に高さ位置を可変に取付けるよう にしたした点にも特徴がある。
【0008】
【考案の実施の形態】
次に本考案棚の実施の形態例について、図に拠り説明する。図1は本考案棚に おける棚フレームの一例の正面図、図2は図1のフレームの右側面図、図3は図 1のフレームの平面図、図4は図3におけるX部の拡大平断面図、図5は図4の A−A矢視図、図6は棚板部材の架装状態の要部を示す平断面図、図7は図6の B−B矢視図、図8は従来の金属製棚の棚板部材の斜視図、図9は同じく支柱の 要部の斜視図、図10はキーブロックの斜視図、図11は従来棚における支柱と棚板 部材の結合構造例を示す断面図、図12は従来の金属製棚の斜視図である。
【0009】 図1〜図3において、Fは本考案棚を構成するための棚フレームで、ここでは 左,右のフレーム側枠Sf(以下、単に側枠Sfという)と、左右の側枠Sfの上,下 部に架設固定した棚板を兼用するフレーム横メンバHb1,Hb2と、左右の側枠Sfの 後面側にX字状に配設して固定したブレースFbとにより形成されている。
【0010】 ここで、左右の側枠Sfは、図4に示す平断面┐状(又はL字状)の型材による 柱部材1,2を、適宜の前,後間隔を保持して並べると共に、この前後の柱部材 1,2の上,下部を、ここでは角パイプによる横メンバ3,4により連結するこ とにより、側面から見て縦長口字状をなす外形の側枠Sfに形成されている。5, 6は各柱部材1,2の下端に取付けたキャスタである。
【0011】 上記棚フレームFにおいて、側枠Sfを形成する柱部材1,2は、図4に示した ように、その外面が合成樹脂製の化粧カバー2a(1a)によりカバーされている。 上記の柱部材1,2は、上記に挙げた例以外の断面形状の型材やパイプ材を用い ることもできる。この点は、側枠Sfにおける横メンバ3,4についても同様であ る。
【0012】 次に、本考案において棚板を兼用するフレーム横メンバHb1,Hb2の構成につい て、横メンバHb1を挙げて説明するが、横メンバHb2も横メンバHb1と同一構成で ある。横メンバHb1は、その外形を構成する平面四角形状をなす外枠7と、この 外枠7の内部に架設された棧部材8により形成され、外枠7、棧部材8とも細目 の丸鋼棒を溶接接合して、図1〜図3に例示した形態の横メンバHb1,Hb2に形成 されている。この横メンバHb1,Hb2は、後述する棚板9と同一構成であり、また 、図8に例示した従来の金属製棚の棚板部材LBとも同一構成のものである。
【0013】 上記横メンバHb1,Hb2、これと同一構成の棚板9は、その四隅に、図5に例示 するように、ここでは円形の短筒体10が、下面側を開放して取付けられているが 、この短筒体10は、図8に例示した公知の棚板部材LBにおける四隅の筒体Sと 同一である。本考案では、前記筒体10の内部に、この棚板9が前記横メンバHb1 ,Hb2に形成される場合には、ゴム又はプラスチック製の弾性体のブロックによ る栓体11が装填され、この栓体11の中心に、結合用のネジ12が座金12aを伴って 下向きに貫設されている。なお10aは前記筒体の上端に被せたキャップ、12bは横 メンバ3の内面に設けられたネジ12の受けナットである。
【0014】 上記のフレーム横メンバHb1,Hb2を、前記側枠Sfにおける角パイプ製の横メン バ3,4へ取付ける態様は、図5により説明すると次の通りである。まず、短筒 体10のキャップ10aを外しておき、栓体11のネジ12を横メンバ3の上面に設けた 穴からその下の受けナット12bに螺入する。螺入したネジ12を更にネジ込むと、 座金12aが栓体11をその上面から圧縮するので、当該栓体11は外径が膨張しよう として筒体10の内面に強力に圧接されることとなる。従って、このネジ12の締込 みにより側枠Sfにおける横メンバ3へのフレーム横メンバHb1,Hb2の取付けを強 固なものとすることができる。上記締込みのあと、キャップ10aを施着する。
【0015】 上記のフレーム横メンバHb1,Hb2となる棚板9は、その四隅の短筒体10が、上 記のようにして型材による柱部材1,2を主体に形成されている左右の側枠Sfに 強固に取付けられ、しかも、左右の側枠Sfの背面にはブレーズFbが取付けられて いることにより、図1〜図3に示す本考案の棚フレームFが形成されるのである 。このように、本考案では、棚板9における短筒体10を従来品のように、丸棒状 の支柱に嵌合して止着する構造ではないから、柱部材1,2に丸棒以外の任意の 断面形状のものを選択でき、柱部材1,2の部材の選択やデザインの自由度、或 は、側枠Sf全体のデザインの自由度が高まる。
【0016】 本考案は、図1〜図3に示した棚フレームFにおいて、上,下のフレーム横メ ンバHb1,Hb2の間における左,右の側枠Sfに、図6,図7に例示する態様で、棚 板9を当該側枠Sfの任意の高さに架設することができるのみならず、その位置の 変更も自由に出来るようにした。このため本考案では、棚板9の各短筒体10に、 その下面開放側からブラケット13を挿入して取付け、該ブラケット13の先端の爪 13aを側枠Sfにおける前後の柱部材1,2の内側面に縦列形成したスロット1b,2 bに係止させるようにした。これによって左右の側枠Sfにおける所望の高さ位置 に棚板9を設け、また、その位置の変更も棚フレームFを解体することなく自由 に行うことが出来る。なお、13bは前記ブラケット13の筒状体10への取付ピンで ある。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上の通りであって、同一構造の棚板部材を、その四隅に設けられて いる筒体に、弾性体による栓とネジを設けるか、或は、架着用のブラケットを設 けるかを選択できる構造としたので、側枠の支柱に丸棒以外の断面形状の型材な どを使用できてデザインの自由度が高まり、また金属製棚全体としての結合構造 も簡単になって、棚の組立,分解が容易になる。
【0018】 また、棚フレームを分解することなく、中間の棚板の位置変更や増減に容易に 対応することができるので、従来のこの種の棚板部材を使用した金属製棚に比べ 、棚板の位置変更や増減に迅速に対応できるという利点がある。
【0019】 しかも、棚板と側枠との結合強度は、弾性体ブロックとネジの作用で十分なも のを得ることができるので、棚全体としての組立強度も十分なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案棚における棚フレームの一例の正面図。
【図2】図1のフレームの右側面図。
【図3】図1のフレームの平面図。
【図4】図3におけるX部の拡大平断面図。
【図5】図4のA−A矢視図。
【図6】棚板部材の架装状態の要部を示す平断面図。
【図7】図6のB−B矢視図。
【図8】従来の金属製棚の棚板部材の斜視図。
【図9】図8の棚における支柱の要部の斜視図。
【図10】図8の棚におけるキーブロックの斜視図。
【図11】図8の棚における支柱と棚板部材の結合構造例
を示す断面図。
【図12】従来の金属製棚の斜視図。
【符号の説明】
1,2 柱部材 3,4 横メンバ 5,6 キャスタ 7 平面四角形状の外枠 8 棧部材 9 棚板 10 短筒体 11 栓体 12 結合用のネジ 13 ブラケット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四隅に短筒体をほぼ垂直向きで有する鋼
    線により形成した棚板部材の前記短筒体に、この棚板部
    材を棚の側枠に設けた横メンバ、又は、前記側枠に縦列
    形成した棚板架着用のスロットに結合させるための結合
    部材を選択して着脱可能に設け、前記横メンバに結合さ
    れる結合部材を設けた棚板部材は、左,右の側枠と結合
    されて棚フレームを形成し、前記スロットに結合される
    結合部材を設けた棚板部材は、棚フレームの左右側枠の
    スロットに自由に着脱できるようにしたことを特徴とす
    る金属製棚。
  2. 【請求項2】 左,右の側枠は、断面L状などの型材で
    あって、内面にスロットを縦列形成した型材を柱部材と
    し、前後に並べた2本の柱部材の上下部にパイプ材等に
    よる横メンバを架着固定して形成し、棚フレームに形成
    される棚板部材は、その四隅の短筒体に、弾性体ブロッ
    クとこのブロックに貫設したネジを結合部材として設
    け、前記棚板部材の各結合部材におけるネジを各側枠の
    横メンバに挿入して締込み、前記弾性体ブロックの外径
    を短筒体内部で膨張させることにより、この棚板部材を
    側枠に強固に取付け、正面から見て略矩形状をなす棚フ
    レームに形成した請求項1の金属製棚。
  3. 【請求項3】 先端に爪を有するブラケットを結合部材
    として四隅の短筒体に設けた棚板部材は、前記爪を側枠
    における所要高さのスロットに嵌合させることにより、
    この棚板部材を棚フレームの側枠に高さ位置を可変に取
    付けるようにした請求項1又は2の金属製棚。
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