JP3067467B2 - 半導体製造装置におけるマニホ−ルドの口部のシ−ル構造 - Google Patents

半導体製造装置におけるマニホ−ルドの口部のシ−ル構造

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JP3067467B2
JP3067467B2 JP5117646A JP11764693A JP3067467B2 JP 3067467 B2 JP3067467 B2 JP 3067467B2 JP 5117646 A JP5117646 A JP 5117646A JP 11764693 A JP11764693 A JP 11764693A JP 3067467 B2 JP3067467 B2 JP 3067467B2
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洋 永島
等 河野
泰弘 中井
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神鋼電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体の単結晶を材料で
あるウエハ−上に形成するCVD装置等の半導体製造装
置に関し,更に,詳しくは同装置の反応炉にガスを供給
するマニホ−ルドの口部のシ−ル構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のCVD装置の構造を示す縦
断正面図で,フレ−ム1で囲まれた内側のプロセス室2
は図で右方上部にヒ−タ部3,左方上部にクリ−ンユニ
ット部4が区画されている。5は反応炉,7はクリ−ン
ユニット,8はウエハ−が収納される石英ボ−ド,9は
石英ボ−ド8を操作するハンドラ−で,昇降装置10が
石英ボ−ド8を反応炉5の中へ上昇して挿入,処理後下
降して取り出し,反応炉5の下部にあるマニホ−ルド1
1の底部開放口18をシ−ルシャッタ装置12が開閉作
用を行うようになっている。また,ハンドラ−9の図で
左方にはロボット13,キャリアステ−ジ14が設けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造のCVD装置
が使用される場合は,フレ−ム内は無塵とし,反応炉5
内にはマニホ−ルド11の継手25を介してH2等の所
要のガスが供給されるようになっている。ところで,マ
ニホ−ルド11の周囲に備えられた反応炉5への真空ポ
ンプ,またはウエハ−処理に使用される上記のガス供給
口としての継手25や温度制御の熱電対の継手25’は
作業の前後に切換,清掃又は補修のために人の手で操作
され,その度にプロセス室のガス排出,真空化,再充填
作業や,塵を持ち込まぬよう細心の注意を払うなど管理
に多大の努力を要していた。このため,マニホ−ルド1
1の口部のシ−ルドを反応炉と昇降装置10で上下動す
る石英ボ−ト8との芯合わせも容易に行えるマニホ−ル
ド11の口部のシ−ルド構造が要望されていた。本発明
はこのような課題(要望)を解決するようにした半導体
製造装置におけるマニホ−ルドの口部のシ−ル構造を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために,半導体製造装置における反応炉に対するガ
ス供給手段として設けられるマニホ−ルドの口部の外周
表面の外側に水平に配置されるシ−ルプレ−トであっ
て,このシ−ルプレ−トはその内周部に前記マニホ−ル
ドの口部の外周表面との間を密封するシ−ル材を備えて
おり,このシ−ルプレ−ト,フレ−ム及びマニホ−ルド
A部,マニホ−ルドB部,フレ−ムからシ−ルされた中
間室を形成するように構成した。この場合,前記シ−ル
プレ−トは環状の形状に形成され,その内周部に設けた
溝内にシ−ル材としてOリングを装着するように構成す
ることが望ましい。
【0005】
【作用】本発明によるシ−ルプレ−トをフレ−ムに取り
付けてマニホ−ルドの口部との間がシ−ルされた中間室
内で前記の継手類が取り扱われ,プロセス室はそのまま
なので管理が容易であり,また,シ−ルプレ−トに設け
られるシ−ル材としてのOリングが水平に位置している
ので,フレ−ムの板金工作から来る製作誤差によるマニ
ホ−ルドの多少の傾き及び上下ズレは容易に吸収され
る。
【0006】
【実施例】以下図1〜図4に示す一実施例により本発明
を具体的に説明する。図1は本発明によるマニホ−ルド
の口部のシ−ル構造を有するCVD装置の一実施例の縦
断正面図,図2は図1のA部の拡大断面図で,従来例と
同等の構成については図5と同一符号を付して示してあ
る。図1及び図2において,反応炉5の炉壁5aはほぼ
水平なフレ−ム1aに固定され,アウタチュ−ブ15は
リング16とマニホ−ルドA部11aに保持され,イン
ナチュ−ブ17はマニホ−ルドA部11aとマニホ−ル
ドB部11bに保持され(マニホ−ルド11はA部11
aとB部11bがボルト結合されて構成される),マニ
ホ−ルドB部11bの開放口18はシ−ルシャッタ装置
12で操作されるマニホ−ルドキャップ19によって開
閉される。22はシ−ルプレ−ト,23はこのシ−ルプ
レ−ト22の装着部である内周部に配置されたシ−ル材
としてのOリングで,マニホ−ルド11の口部20のマ
ニホ−ルドB部11bの外周表面21に,ほぼ水平なフ
レ−ム1bに図示しないパッキンを介してボルト止めさ
れたシ−ルプレ−ト22がOリング23を介して係合さ
れ,シ−ルプレ−ト22,フレ−ム1a,1b及びマニ
ホ−ルドA部11a,マニホ−ルドB部11bによりシ
−ルされた中間室24を形成するように構成されてい
る。
【0007】ここで,本発明の要部であるシ−ルプレ−
ト22の構造について詳述する。図3はシ−ルプレ−ト
22の平面図,図4は図3のB−B断面図である。即
ち,シ−ルプレ−ト22は図3,図4に示すように,た
とえば,環状の外形の外周に沿って複数個のボルト通し
穴22aが設けられ,中央部の内径Dはマニホ−ルドB
部11bの外周表面21の直径より少し大きく,内径部
分は厚く形成さればち形断面を有する溝22bが形成さ
れ,この溝22bにシ−ル材としてのOリング23が装
着されるようになっている。
【0008】上記構成において,マニホ−ルド11に取
り付けられた各種継手25,25’は図2に示すように
プロセス室2とは無関係に,人の手で操作でき,管理上
極めて都合がよく,又板金工作のフレ−ム1a,1bの
製作誤差による多少のマニホ−ルド11の傾き,フレ−
ム1a,1b間の垂直方向の寸法誤差はOリング23で
吸収できる。
【0009】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるから次
のような優れた効果を有する。 ヒ−タ部とプロセス室との間にシ−ルされた中間室が
構成されるので,反応炉への各種継手類の人手による操
作が外気を通ずる中間室内で自由に実施できるようにな
った。 シ−ルプレ−トは着脱自在で,マニホ−ルドの多少の
傾き,上下の位置誤差はその内周部に装着されたOリン
グ等のシ−ル材の存在によって吸収されるので,反応炉
と上下動する石英ボ−トとの芯合わせも容易に行え,マ
ニホ−ルド自体の分解,手入れは容易となり,半導体製
造装置の管理が極めて容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマニホ−ルドの口部のシ−ル構造
を有する半導体製造装置の一実施例を示す縦断正面図で
ある。
【図2】図1のA部の拡大断面図である。
【図3】本発明によるシ−ルプレ−トの平面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】従来のCVD装置の主要構成を示す縦断正面図
である。
【符号の説明】 2:プロセス室 3:ヒ−タ部 5:反応炉 11:マニホ−ルド 20:口部 21:外周表面 22:シ−ルプレ−ト 23:Oリング 24:中間室
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−269825(JP,A) 特開 平1−200626(JP,A) 特開 平3−16121(JP,A) 特開 平6−216054(JP,A) 実開 平4−25234(JP,U) 実開 昭64−44627(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 H01L 21/22 H01L 21/31 C23C 16/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造装置における反応炉に対する
    ガス供給手段として設けられるマニホ−ルド(11)の
    口部の外周表面の外側に水平に配置されるシ−ルプレ−
    ト(22)であって,このシ−ルプレ−ト(22)はそ
    の内周部に前記マニホ−ルド(11)の口部の外周表面
    との間を密封するシ−ル材を備えており,このシ−ルプ
    レ−ト(22),フレ−ム(1b)及びマニホ−ルドA
    部(11a),マニホ−ルドB部(11b),フレ−ム
    (1a)によりシ−ルされた中間室を形成するようにし
    たことを特徴とする半導体製造装置におけるマニホ−ル
    ドの口部のシ−ル構造。
  2. 【請求項2】 前記シ−ルプレ−ト(22)は環状の形
    状に形成され,その内周部に設けた溝内にシ−ル材とし
    てOリング(23)を装着するようにした請求項1記載
    の半導体製造装置におけるマニホ−ルドの口部のシ−ル
    構造。
JP5117646A 1993-04-22 1993-04-22 半導体製造装置におけるマニホ−ルドの口部のシ−ル構造 Expired - Lifetime JP3067467B2 (ja)

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