JP3067383U - 背負子 - Google Patents
背負子Info
- Publication number
- JP3067383U JP3067383U JP1999007990U JP799099U JP3067383U JP 3067383 U JP3067383 U JP 3067383U JP 1999007990 U JP1999007990 U JP 1999007990U JP 799099 U JP799099 U JP 799099U JP 3067383 U JP3067383 U JP 3067383U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- frame
- main pipe
- frame body
- backpack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Portable Outdoor Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】山岳地帯における負傷者や病人の搬出に適した
背負子の提供。 【解決手段】対向させた直状な主管1の少なくとも上下
2箇所に横バー8,9を架設するとともに、主管の下部
を内方に曲げて幅を狭め、更に外方に曲げ台座部を設け
た枠体に背負い肩ベルト11、負傷者のための胸当てベ
ルトに及び背負う人のための背当てベルト13を設け
る。主管の両側方部に副管を折曲げて取付けた補助枠体
7を設ける。
背負子の提供。 【解決手段】対向させた直状な主管1の少なくとも上下
2箇所に横バー8,9を架設するとともに、主管の下部
を内方に曲げて幅を狭め、更に外方に曲げ台座部を設け
た枠体に背負い肩ベルト11、負傷者のための胸当てベ
ルトに及び背負う人のための背当てベルト13を設け
る。主管の両側方部に副管を折曲げて取付けた補助枠体
7を設ける。
Description
【0001】
この考案は、地震等緊急時における負傷者、或いは山岳地帯における負傷者や 急病人を背負って搬出・運搬するに適した背負子に関するものである。
【0002】
負傷者や病人を搬出したり運搬する用具としては多種のものが考案されている が、背負子でこれらを行うものは数少ない。特に山岳地帯で負傷者を運搬するの に使用できる背負子に満足するものが見当たらずその出現が強く求められていた 。
【0003】
山岳地帯での負傷者の運搬は、負傷者が居る場所や負傷の程度によってその方 法が決定される。本考案の背負子は、例えば尾根上から登山口で待機する車両ま で負傷者を運搬するとき等に適する背負子を提供するものである。
【0004】
対向させた直状な主管の少なくとも上下2箇所に適宜間隔を有して横バーを架 設するとともに、前記主管の下方部を内方に折り曲げて幅を狭め、接触直前付近 で再度略直状形にして枠本体を形成し、この枠本体下部に、台座枠体を一体的に 連結して背負子の全体枠を作り、前記台座枠体には座板を、枠本体には、主管上 部の横バーに背負い肩ベルト、その下方には負傷者のための胸当てベルト、この ベルト下方には背負い人のための背当てベルト、背負い運搬される者の足が掛け られる鐙とを設けている。 また、枠本体下部に設けられる台座枠体の上段管は略三角形に、下段管は長方形 を呈するように形成して上段管に取りつけ、 横バーを架設した直状な副管の上下部を折り曲げて補助枠体を形成し、この補 助枠体を枠本体の正面(背負う側)に取り付けている。
【0005】
この考案の背負子は、適宜な間隔を有して上下2箇所に横バーを架設した直状 を呈する主管を対向させ、前記主管の下方部を内方に折り曲げて幅を狭め接触直 前付近で再度略直状形にして枠本体を形成し、この枠本体下部に、台座枠体を一 体的に連結して背負子の全体枠を作り、前記台座枠体には座板を、主管上部の横 バーには背負い肩ベルトを、該上部の横バー下方には負傷者のための胸当てベル トを、この当てベルト下方には背負い人のための背当てベルトを、運搬される負 傷者の足が掛けられる鐙とを設けたものである。 したがって負傷者は、通常背負われるような形で主管下方の折り曲げ細幅部を 跨ぎ、台座枠体に設けられた座板に腰掛け、両足を鐙に掛けるとともに、胸部を 胸当てベルトに位置させ両手を主管先端の握り部を握り運搬されるものであるか ら、負傷者は安定した状態で長時間背負子に乗っていられる。 この安定した状態で負傷者が長時間背負子に乗っていられるということは、背 負う人にとっても運搬が無理無く行えるということである。
【0006】
本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1は本考案背負子の基本的な全体枠を示し、図2は同枠の斜視図である。 該枠は通常アルミパイプを要所彎曲し或い溶接で連結して形成されるもので、台 座枠体と枠本体とからなり、台座枠体は横バー6が架設された略三角形を呈する 上段管4と、この上段管4と長方形を呈するように設けられた下段管5とから構 成され、その両端は枠本体の細幅曲げ部3下方に一体的に連結される。 一方前記台座枠体が連結さる枠本体は、頂部に握り部2が設けられた直状な主 管1を対向させ、この主管1の上方部と略中間部には横バー8,9が架設され、 台座枠体が連結される下方は、内方向に折り曲げられて間隔を狭めた細幅曲げ部 3を形成し、且つその下方は接触直前付近で再度略直状形にして形成されている 。 図示した実施例では、枠本体を補強するために、握り部2の下方から細幅曲げ 部3まで、横バー10を架設した補助枠体7が設けられ枠全体を形成する。 尚、図中台座枠体部の破線符号14は、後記説明の負傷者を乗せる座板である。
【0007】 図3は前図で説明の全体枠に必要各部材を取り付け、本考案背負子を完成され たときの状態を示すものである。 主管1の上方部に架設された横バー8には、本背負子を背負う人用の肩ベルト 11が取りつけられ、前記横バー8と其の下方の横バー9との間には、破線で表 示の、負傷者のための胸当てベルト12が主管1及び補強枠体7を巻き込むよう な形で設けるとともに、該胸当てベルト12から主管1の細幅曲げ部3に至る主 管1及び補助枠体7の直状部全体に点線表示の背負い人のための背に 至る主管 1及び補助枠体7の直状部全体に点線表示の背負い人のための背当てベルト13 が取りつけられる。 該所には図示省略したが、ほかに負傷者を背負子に固定するためのベルトが適 宜設けられる。 前記背負い人のための背当てベルト13は、補助枠体7を巻き込む形を呈して 設けられる。また、前記補助枠体7の下方は、主管1が内方向に折り曲げられて 細幅曲げ部3を形成し台座枠体に至る前部に連結されており、該所には破線で示 された化学繊維の織布等を素材とし一定の幅を有するベルトで形成された左右同 長の鐙15を取り付ける。 台座枠体上に破線で表示された符号14で示されたものは、負傷者が腰を降ろ す座板で、この座板14は台座枠体を形成している上段管に固着される。
【0008】 図4は本考案背負子で負傷者を運搬するときの背負う方法を説明するもので、 前記台座枠体に設けられた台板14に、負傷者は細幅曲げ部3を跨ぐようにして 腰を降ろし、左右の足は前記鐙15にかける。 尚、負傷者の上半身はその負傷部及び程度に鑑み固定されるが、肩・腕部が無傷 の場合は握り部2を使用してもらうか、或いは一般的な背負いのように、背負い 人の肩部に両手を回し抱き着いてもらうなど適宜な方法を採用する。
【0009】
この考案の背負子は、適宜な間隔を有して上下2箇所に横バーを架設した直状 を呈する主管を対向させ、前記主管の下方部を内方に折り曲げて幅を狭め接触直 前付近で再度略直状形にして枠本体を形成し、この枠本体下部に、台座枠体を一 体的に連結して背負子の全体枠を作り、台座枠体には座板を、枠本体の主管上部 の横バーには背負い肩ベルトを、その下方には負傷者のための胸当てベルトを、 この胸当てベルト下方には背負い人のための背当てベルトを、負傷者の足が掛け られる鐙を設けたものである。 したがって、 したがって負傷者は、通常背負われるような形で主管下方の折 り曲げ細幅部を跨ぎ、台座枠体に設けられた座板に腰掛け、両足を鐙に掛けると ともに、胸部を胸当てベルトに位置し両手を主管先端の握り部を握り運搬される ものであるから、負傷者は安定した状態で長時間背負子に乗っていられる効果を 奏する。 これは、折り曲げ細幅部を跨ぎ座板に腰掛けた負傷者の股部が運搬人の腰部に 位置するとともに、両足は運搬人の尻部を跨ぐこととなるため、運搬人の歩行は 無理無く且つ重みを感ずることなく行えるからであるといえる。 其の上、負傷者の両足は鐙に掛っているのでぶらつきが無く運搬される負傷者は 安定し、運搬人は負担が少ない。 こんなことから、この背負子は山岳地帯の負傷者の運搬に適しているばかりで なく,介護用背負子としての用途にも最適である。
【図1】本考案背負子の基本的な全体枠を示している。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】前図に必要部材を取りつけた本考案背負子を説
明する図である。
明する図である。
【図4】負傷者を運搬するときの座らせ方及び鐙の使用
を説明する図である。
を説明する図である。
1主管 2握り部 3細幅曲げ部 4上段管
5下段管 6横バー 7補助枠体 8,9,10横バー 11背負いベル
ト 12胸当てベルト 13背当てベルト 14座板
15鐙
5下段管 6横バー 7補助枠体 8,9,10横バー 11背負いベル
ト 12胸当てベルト 13背当てベルト 14座板
15鐙
Claims (3)
- 【請求項 1】対向させた直状な主管の少なくとも上下
2箇所に適宜間隔を有して横バーを架設するとともに、
前記主管の下方部を内方に折り曲げて幅を狭め、接触直
前付近で再度略直状形にして枠本体を形成し、この枠本
体下部に、台座枠体を一体的に連結して背負子の全体枠
を作り、前記台座枠体には座板を、枠本体には、主管上
部の横バーに背負い肩ベルト、その下方には負傷者のた
めの胸当てベルト、このベルト下方には背負い人のため
の背当てベルト、背負い運搬される者の足が掛けられる
鐙とを設けたことを特徴とする背負子。 - 【請求項 2】枠本体下部に設けられる台座枠体の上段
の管は略三角形に、下段の管は長方形を呈するように形
成して上段管に取りつけた実用新案登録請求の範囲請求
項1記載の背負子。 - 【請求項 3】横バーを架設した直状な副管の上下部を
折り曲げて補助枠体を形成し、この補助枠体を枠本体の
正面(背負う側)に取り付けた実用新案登録請求の範囲
請求項1及び請求項2記載の背負子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007990U JP3067383U (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 背負子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007990U JP3067383U (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 背負子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3067383U true JP3067383U (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=43200915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999007990U Expired - Lifetime JP3067383U (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 背負子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067383U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114081726A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-02-25 | 上海品兴医疗设备有限公司 | 多用碳纤维便携式担架 |
-
1999
- 1999-09-13 JP JP1999007990U patent/JP3067383U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114081726A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-02-25 | 上海品兴医疗设备有限公司 | 多用碳纤维便携式担架 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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