JP3067190U - リフタブルカーデッキのハンドレール - Google Patents

リフタブルカーデッキのハンドレール

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JP3067190U
JP3067190U JP1999006780U JP678099U JP3067190U JP 3067190 U JP3067190 U JP 3067190U JP 1999006780 U JP1999006780 U JP 1999006780U JP 678099 U JP678099 U JP 678099U JP 3067190 U JP3067190 U JP 3067190U
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deck
liftable car
handrail
car deck
liftable
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好彦 藤沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフタブルカーデッキが固定デッキの裏面ま
でリフトアップするに際し、リフタブルカーデッキに立
設していたスタンションが邪魔になり、作業員が取外
し、倉庫などに格納する作業があり、人手が掛かるばか
りでなく、倉庫を設けることにより、車両積付有効甲板
の面積が減り、積付台数にまで影響を及ぼしており、効
率的な荷役を阻害していた。 【解決手段】固定デッキ間を移動するリフタブルカーデ
ッキにおいて、上部の固定デッキの裏面にハンドレール
をリフタブルカーデッキと所定の隙間を保って設け、ラ
ッシングベルトのハンガーとリフタブルカーデッキのハ
ンドレールを兼用しようとするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、自動車専用船の固定デッキ間に設けられるリフタブルカーデッキの ハンドレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術を第2図で示すように、固定デッキ51、52間にリフタブルカーデ ッキ53が設けられ、該リフタブルカーデッキ53は、少し背高車のRV車などの 車両を積むクリアーハイトをキープするためリフタブルカーデッキ531のよう に数十cmリフトアップする場合と、バスなどの車両を積むクリアーハイトをキー プするためリフタブルカーデッキ532のように、固定デッキ51の裏面までリ フトアップする場合があった。
【0003】 リフタブルカーデッキ53、531上では、車両のラッシングなど、作業員の作 業があり、斜路(スロープウェイ)57の開口部への落下防止のため、ハンドレ ール54が必要であった。
【0004】 該ハンドレール54は、スタンション541とロープ542で構成されており、 リフタブルカーデッキ53がリフトアップする際に邪魔になるので、取外し式に なっていた。取外式のハンドレール54の簡単な装置では、リフタブルカーデッ キ53にソッケト56が没設し、該ソケット56にスタンション541を立設し 、ロープ542を張り、ハンドレール54を構成していた。リフタブルカーデッ キ53をリフトアップの際には取外しを行ない、倉庫などに格納していた。
【0005】 また、各デッキには数百台の車両を積載し、固縛するため、車両の数倍のラッシ ングベルトが必要であり、上部の固定デッキ51裏面に固着したハンガー55を 所定の個所に設け、車両の走行時には邪魔にならないように、ラッシングベルト をハンガー55に掛着を行なっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたように、リフタブルカーデッキが固定デッキの裏面までリフ トアップするに際し、リフタブルカーデッキに立設していたスタンションが邪魔 になり、作業員が取外し、倉庫などに格納する作業があり、人手が掛かるばかり でなく、倉庫を設けることにより、車両積付有効甲板の面積が減り、積付台数に まで影響を及ぼしており、効率的な荷役を阻害していた。
【0006】 この考案は、従来の技術の有するこのような不十分な点に鑑みてなされたもので あり、その目的とするところは、上部の固定デッキの裏面からハンドレールを設 け、安全性を確保するとともに、人手の掛からない、効率的な荷役を図ろうとし ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、固定デッキ間に設けられるリフタブル カーデッキにおいて、上部の固定デッキの裏面に縦方向に支柱が枢着され、横方 向に数本の補助桟を数本配置してなるハンドレールを設け、該ハンドレールをリ フタブルカーデッキと所定の隙間を保って設けるものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
この考案は、固定デッキ間を移動するリフタブルカーデッキにおいて、上部の固 定デッキの裏面にハンドレールをリフタブルカーデッキと所定の隙間を保って設 け、ラッシングベルトのハンガーとリフタブルカーデッキのハンドレールを兼用 しようとするものである。
【0011】
【実施例】
この考案の技術を図1の実施例で示すように、固定デッキ1、2間にリフタブル カーデッキ3が設けられ、該リフタブルカーデッキ3は、少し背高車のRV車など の車両を積むクリアーハイトをキープするためリフタブルカーデッキ31のよう に数十cmリフトアップする場合と、バスなどの車両を積むクリアーハイトをキー プするためリフタブルカーデッキ32のように、固定デッキ1の裏面までリフト アップするようになっている。
【0003】 リフタブルカーデッキ3、31上では、車両のラッシングなど、作業員の作業が あり、斜路(スロープウェイ)7の開口部への落下防止のため、安全策が必要で ある。
【0004】 上部の固定デッキ1の裏面に縦方向に支柱401が枢着され、横方向に数本の補 助桟402を適当に配置して構成される格子状のハンドレール4をリフタブルカ ーデッキ3と所定の隙間を保って設け、ハンドレール4としても用い、ラッシン グベルトのハンガーとリフタブルカーデッキ3のハンドレール4を兼用しようと する。
【0005】 リフタブルカーデッキ3が最下位の状態において、ハンドレール4の最下端とリ フタブルカーデッキ3の上面の距離Xは多くとも50cmであり、落下に対する危 険から回避している。
【0012】 リフタブルカーデッキ31の少しリフトアップした状態において、ハンドレール 4をリフタブルカーデッキ31は所定の隙間を保っているため、干渉することは ない。
【0013】 リフタブルカーデッキ32の固定デッキ1の裏面までリフトアップした状態にお いて、ハンドレール4をリフタブルカーデッキ32は所定の隙間を保っているた め、干渉することはない。
【0014】 さらに、ハンドレール4にラッシングベルトを掛着していても、ハンドレール4 をリフタブルカーデッキ32は所定の適当な隙間を保っているため、干渉するこ とはない。
【0017】
【考案の効果】
この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。こ の考案は、固定デッキの裏面にハンドレール兼ハンガーを設けることにより、作 業員の作業の効率化と安全性を確保するとともに、効率的な荷役を図ろうとする ものである。
【提出日】平成11年9月7日(1999.9.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、自動車専用船の固定デッキ間に設けられるリフタブルカーデッキの ハンドレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術を第2図で示すように、固定デッキ51、52間にリフタブルカーデ ッキ53が設けられ、該リフタブルカーデッキ53は、少し背高車のRV車などの 車両を積むクリアーハイトをキープするためリフタブルカーデッキ531のよう に数十cmリフトアップする場合と、バスなどの車両を積むクリアーハイトをキー プするためリフタブルカーデッキ532のように、固定デッキ51の裏面までリ フトアップする場合があった。
【0003】 リフタブルカーデッキ53、531上では、車両のラッシングなど、作業員の作 業があり、斜路(スロープウェイ)57の開口部への落下防止のため、ハンドレ ール54が必要であった。
【0004】 該ハンドレール54は、スタンション541とロープ542で構成されており、 リフタブルカーデッキ53がリフトアップする際に邪魔になるので、取外し式に なっていた。取外式のハンドレール54の簡単な装置では、リフタブルカーデッ キ53にソッケト56が没設し、該ソケット56にスタンション541を立設し 、ロープ542を張り、ハンドレール54を構成していた。リフタブルカーデッ キ53をリフトアップの際には取外しを行ない、倉庫などに格納していた。
【0005】 また、各デッキには数百台の車両を積載し、固縛するため、車両の数倍のラッシ ングベルトが必要であり、上部の固定デッキ51裏面に固着したハンガー55を 所定の個所に設け、車両の走行時には邪魔にならないように、ラッシングベルト をハンガー55に掛着を行なっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたように、リフタブルカーデッキが固定デッキの裏面までリフ トアップするに際し、リフタブルカーデッキに立設していたスタンションが邪魔 になり、作業員が取外し、倉庫などに格納する作業があり、人手が掛かるばかり でなく、倉庫を設けることにより、車両積付有効甲板の面積が減り、積付台数に まで影響を及ぼしており、効率的な荷役を阻害していた。
【0007】 この考案は、従来の技術の有するこのような不十分な点に鑑みてなされたもので あり、その目的とするところは、上部の固定デッキの裏面からハンドレールを設 け、安全性を確保するとともに、人手の掛からない、効率的な荷役を図ろうとし ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、固定デッキ間に設けられるリフタブル カーデッキにおいて、上部の固定デッキの裏面に縦方向に支柱が枢着され、横方 向に数本の補助桟を数本配置してなるハンドレールを設け、該ハンドレールをリ フタブルカーデッキと所定の隙間を保って設けるものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
この考案は、固定デッキ間を移動するリフタブルカーデッキにおいて、上部の固 定デッキの裏面にハンドレールをリフタブルカーデッキと所定の隙間を保って設 け、ラッシングベルトのハンガーとリフタブルカーデッキのハンドレールを兼用 しようとするものである。
【0010】
【実施例】
この考案の技術を図1の実施例で示すように、固定デッキ1、2間にリフタブル カーデッキ3が設けられ、該リフタブルカーデッキ3は、少し背高車のRV車など の車両を積むクリアーハイトをキープするためリフタブルカーデッキ31のよう に数十cmリフトアップする場合と、バスなどの車両を積むクリアーハイトをキー プするためリフタブルカーデッキ32のように、固定デッキ1の裏面までリフト アップするようになっている。
【0011】 リフタブルカーデッキ3、31上では、車両のラッシングなど、作業員の作業が あり、斜路(スロープウェイ)7の開口部への落下防止のため、安全策が必要で ある。
【0012】 上部の固定デッキ1の裏面に縦方向に支柱401が枢着され、横方向に数本の補 助桟402を適当に配置して構成される格子状のハンドレール4をリフタブルカ ーデッキ3と所定の隙間を保って設け、ハンドレール4としても用い、ラッシン グベルトのハンガーとリフタブルカーデッキ3のハンドレール4を兼用しようと する。
【0013】 リフタブルカーデッキ3が最下位の状態において、ハンドレール4の最下端とリ フタブルカーデッキ3の上面の距離Xは多くとも50cmであり、落下に対する危 険から回避している。
【0014】 リフタブルカーデッキ31の少しリフトアップした状態において、ハンドレール 4をリフタブルカーデッキ31は所定の隙間を保っているため、干渉することは ない。
【0015】 リフタブルカーデッキ32の固定デッキ1の裏面までリフトアップした状態にお いて、ハンドレール4をリフタブルカーデッキ32は所定の隙間を保っているた め、干渉することはない。
【0016】 さらに、ハンドレール4にラッシングベルトを掛着していても、ハンドレール4 をリフタブルカーデッキ32は所定の適当な隙間を保っているため、干渉するこ とはない。
【0017】
【考案の効果】
この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。こ の考案は、固定デッキの裏面にハンドレール兼ハンガーを設けることにより、作 業員の作業の効率化と安全性を確保するとともに、効率的な荷役を図ろうとする ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のハンドレール兼ハンガーを略示した
ものである。
【図2】従来のハンドレールとハンガーを略示したもの
である。
【符号の説明】
1 固定デッキ 2 固定デッキ 3 リフタブルカーデッキ 31 リフタブルカーデッキ 32 リフタブルカーデッキ 4 ハンドレール 401 支柱 402 補助桟 7 斜路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月7日(1999.9.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 リフタブルカーデッキのハンドレール
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のハンドレール兼ハンガーを略示した
ものである。
【図2】従来のハンドレールとハンガーを略示したもの
である。
【符号の説明】 1 固定デッキ 2 固定デッキ 3 リフタブルカーデッキ 31 リフタブルカーデッキ 32 リフタブルカーデッキ 4 ハンドレール 401 支柱 402 補助桟 7 斜路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定デッキ間に設けられるリフタブルカー
    デッキにおいて、上部の固定デッキの裏面に縦方向に支
    柱が枢着され、横方向に数本の補助桟を数本配置してな
    るハンドレールを設け、該ハンドレールをリフタブルカ
    ーデッキと所定の隙間を保って設けることを特徴とする
    リフタブルカーデッキのハンドレール。
JP1999006780U 1999-09-03 1999-09-03 リフタブルカーデッキのハンドレール Expired - Lifetime JP3067190U (ja)

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