JP3066508B2 - 環状衣類の布地安定化装置 - Google Patents

環状衣類の布地安定化装置

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JP3066508B2
JP3066508B2 JP3273214A JP27321491A JP3066508B2 JP 3066508 B2 JP3066508 B2 JP 3066508B2 JP 3273214 A JP3273214 A JP 3273214A JP 27321491 A JP27321491 A JP 27321491A JP 3066508 B2 JP3066508 B2 JP 3066508B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、縁かがりミシンを用
いて、例えばTシャツの裾引き縫いやブリーフの天引き
縫いなどのような環状衣類の布端部を縫製するとき、そ
の環状衣類の布地をミシンの縫製部に対し安定した状態
で供給させるために用いられる環状衣類の布地安定化装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】環状衣類の布端部をミシンで縫製すると
きの布地安定化装置としては、本出願人が先に特願昭6
3−335329号で提案しているように、機械的なバ
ランサを利用して、縫製中の環状衣類の布地に張力を付
与する回転式布地安定具を装備させたものがある。この
ものは、バランサの位置移動により、縫製の進行に同期
して回転する回転式布地安定具による布地に対する張力
を調節し、布地を安定化するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような先行技術
では、環状衣類の布地に適切な張力を付与するために、
機械的なバランサを手動により位置移動させる必要があ
り、最適な張力を得るためには、経験を積んだ熟練、手
数および大なる時間を要する。とくに、衣類のサイズが
変わった時には、その都度、手動にてバランサを移動さ
せて張力を調節し、かつ、その調節した張力が適正であ
るか否かを確認して、適正になるまで調節操作を繰り返
すといった具合に、非常に面倒な作業が必要である。
【0004】また、環状衣類の途中には、縦方向に沿っ
た縫目や袖などがある場合が多く、このような衣類の場
合は、縫目などの突起部分が回転式布地安定具の布地接
触部を通過するとき、抵抗力で引っ掛かりを生じ、突起
部分のない個所とは異なった張力を発生しやすく、その
結果、縫製品の縫目の品質に影響を与える可能性があ
る。
【0005】以上のように、上記先行技術によると、回
転式布地安定具による張力の調節のための作業性、およ
び、縦方向に沿って突起部分などがある環状衣類の縫製
品質の維持等を考えると、改善の余地があった。
【0006】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、張力の調節およびサイズの変更にともなう張力の調
節を瞬時に、かつ自動的に行なうことができ、しかも、
縦方向に沿って突起部分などがある環状衣類であって
も、その突起部分に影響されることなく、布地を縫製部
に安定よく供給させることができる環状衣類の布地安定
化装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の請求項1に係る環状衣類の布地安定化装
置は、ミシンの縫製部と、この縫製部の手前に配置され
て環状衣類の布端部が上記縫製部に対して所定の位置
なるように上記布端部を縫製進行方向に直交する方向
進退移動操作する布端コントローラと、この布端コント
ローラおよび上記縫製部間の下方位置で上下方向に移動
可能に配置されて上記布端コントローラおよび縫製部と
ともに環状衣類を掛け渡し保持する布張り具と、上記布
端コントローラ、縫製部および布張り具とに亘り掛け渡
し保持された環状衣類を縫製進行方向に送り出す先引き
ローラと、上記布張り具の近傍部に配置されてその布張
り具と一体に上下方向に移動可能であるとともに、布張
り具の上部位置と下部位置との間に亘り単独で昇降可能
な接触式センサと、この接触式センサが上記布張り具の
下部に位置している状態での両者の一体下降移動にとも
ない接触式センサが環状衣類の内面に接触したとき、上
記布張り具および接触式センサの一体下降移動を停止す
るとともに、環状衣類の周長を測定し、かつ、その測定
値に対応して上記布張り具を所定量だけ上方に移動させ
るような学習機能をもった制御装置とを備えているもの
である。
【0008】また、この発明の請求項2に係る環状衣類
の布地安定化装置は、環状衣類の縫製始端部分の通過を
検知するセンサが備えられ、このセンサの検知動作にも
とづいて、上記布張り具の上方への移動を開始させて縫
製終了時には移動範囲の最上位に位置するように構成さ
れているものである。
【0009】さらに、この発明の請求項3に係る環状衣
類の布地安定化装置は、上記接触式センサの接触信号に
ともなう布張り具の上方への移動量が、環状衣類に張力
を与えない程度で布張り具が環状衣類の内面への接触を
保つ量を標準とするものである。
【0010】
【作用】この発明によれば、環状衣類を布端コントロー
ラ、縫製部および布張り具とに亘り掛け渡し保持させた
状態で、上記布張り具をその下部に位置させている接触
式センサとともに一体に下降移動させる。この下降移動
にともない、接触式センサが環状衣類の内面に接触する
と、その下降移動が停止するとともに、接触式センサの
下降量から環状衣類の周長が制御装置により測定され
る。その測定された環状衣類の測定周長にもとづいて、
上記布張り具が所定量だけ上昇移動する。これによっ
て、環状衣類は上記布端コントローラ、縫製部および布
張り具とに亘り、その周長に適応して、弛みや異常張力
のない状態に掛け渡し保持されることになる。
【0011】この状態から、布端コントローラおよび先
引きローラが作動して環状衣類を所定の縫製進行方向に
送り出しつつ、その布端部が縫製部に安定よく供給され
て縫い始めから縫い終わりまで連続して所定の裾引き縫
製または天引き縫製が行なわれる。
【0012】また、請求項2によれば、上記のようにし
て縫製が進行し、環状衣類の縫製始端部分がセンサを通
過すると、上記布張り具の上方への移動が開始されて縫
製終了時には、布張り具がその移動範囲の最上位に位置
することになるため、縫製後の環状衣類の抜き出しが容
易になる。
【0013】さらに、請求項3のように、上記接触式セ
ンサの接触信号にともなう布張り具の上方への移動量
を、環状衣類に張力を与えない程度で布張り具が環状衣
類の内面への接触を保つ量を標準とするように設定する
ことにより、布張り具が環状衣類に張力を与えずに、そ
れを安定よく縫製部に供給する状態に掛け渡すことがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図にもとづいて
説明する。図1は、この発明の一実施例による環状衣類
の布地安定化装置を裾引き縫製装置に装備させた状態を
示す側面図、図2は環状衣類の布地安定化装置の下部を
示す側面図であり、同図において、26は床面に固定設
置されるフレームで、このフレーム26の一側部に布地
安定化装置Aのテーブル27が配置されている。Bはミ
シンで、ルーパーや送り歯などを収納する縫製台28と
布押さえ金30とミシン針32とからなる縫製部40の
直前に裾引き定規31を配設している。33は先引きロ
ーラで、エアシリンダ34および回動式支持アーム35
を介して、その周面が図1の実線で示すように、上記縫
製台28の端面側に近接して環状衣類1を縫製進行方向
に送り出す作用位置と、図1の仮想線で示すように、上
記縫製台28の端面から側方に離間する非作用位置とに
切り換え自在に構成されているとともに、作用位置にあ
るとき、歯付きベルト36により回転駆動されるように
構成されている。
【0015】38は布端補助コントローラ、29は布端
コントローラで、これら両コントローラ38,29は上
記縫製部40の手前に配置されており、環状衣類1の布
端部が上記縫製部に対して所定の位置なるように上記
布端部を縫製進行方向に直交する方向に進退移動操作す
るものである。37は光電センサで、上記両コントロー
ラ38,29の直下部に設けられており、環状衣類1が
挿入セットされたこと、および、環状衣類1の縫製始端
部分の通過を検知する。
【0016】上記布地安定化装置Aは、つぎのように構
成されている。図1、図2および図3において、20,
21はスライドガイドシャフトで、上記縫製部40とコ
ントローラ38,29との間の中間部の下方位置におい
て、上記フレーム26の最外側の縦フレーム部25の上
端および下端近くに固定したシャフト取付台23,22
間にわたり、互いに平行姿勢で垂直に立設して固定され
ている。2は布張り具で、上記スライドガイドシャフト
20,21に沿ってカイド24を介して上下方向に移動
可能に嵌合支持されている取付台12の先端に取り付け
らけており、図示は省略するが、中心軸の外側にボール
ベアリングを介して、低慣性で自由に回転可能な状態に
支承されている。
【0017】16はタイミングベルトで、上記フレーム
26の上部位置に取り付けられたプーリ17と図3に明
示するように、フレーム26の最下部位置に設置したパ
ルスモータ18の出力軸に固定のプーリ19とにわたり
掛張されており、このタイミングベルト16に上記ガイ
ド24から下方に垂設させた帯板部材13および一対の
挾持固定板14,15を介して上記取付台2が固定支
持され、これらにより、上記布張り具2を上下方向に移
動させる駆動機構が構成され、後述する制御装置(コン
ピュータ)からのパルス信号を受けて作動される。上記
布張り具2、布端コントローラ29および縫製部40と
に亘り、環状衣類1がほぼ二等辺三角形状に掛け渡し保
持されるようになされている。
【0018】3は接触式センサで、この接触式センサ3
は、図4および図5に明示されているように、ばね状の
もので、その根元部分はつる巻き状になっており、環状
衣類1の内面に対して微小タッチで接触するように構成
されている。4はリミットスイッチで、このリミットス
イッチ4から上記ばね状の接触式センサ3が突出されて
いる。5はリミットスイッチ取付板で、その下端部がエ
アシリンダ6の可動ロッド7の上端部に連結されてい
る。10はコ字状のガイドピンホルダで、上記ガイド2
4に固定され、このガイドピンホルダ10に取付台11
を介して上記シリンダ6が支持されている。9はガイド
ピンで、上記ホルダ10に縦姿勢に固定支持されてお
り、このガイドピン9に上記リミットスイッチ取付板5
に固定させたスライダ8が上下にスライド自在に嵌合さ
れている。以上の構成によって、上記布張り具2の近傍
に配置された接触式センサ3およびリミットスイッチ4
は、タイミングベルト16の駆動により、布張り具2と
一体に上下方向に移動可能とされているとともに、エア
シリンダ6の伸縮により、布張り具2の上部位置と下部
位置との間に亘り単独に昇降移動可能に構成されてい
る。
【0019】上記構成の他に、学習機能をもった制御装
置として、制御装置、つまりマイクロコンピュータ(図
示省略する)が備えられている。このマイクロコンピュ
ータは、上記布張り具2、布端コントローラ29および
縫製部40とに亘り、環状衣類1がほぼ二等辺三角形状
に掛け渡し挿入されたことを検知する光電センサ37と
光電管41,42の検知信号を受けて作動され、パルス
モータ18およびタイミングベルト16を介して、布張
り具2および接触式センサ3、リミットスイッチ4を一
体に下降移動させるとともに、この下降移動にともない
接触式センサ3が環状衣類1の内面に接触したとき、リ
ミットスイッチ4を介してパルスモータ18の作動を停
止し、かつ、そのときの接触式センサ3の下降移動量か
ら環状衣類1の周長を測定し、その測定値に対応して上
記パルスモータ18を、予めマイクロコンピュータにイ
ンプットされている量だけ回転駆動させて布張り具2を
上方に移動させるように機能するものである。また同時
に、エアシリンダ6を伸長させて、上記接触式センサ3
およびリミットスイッチ4を布張り具2に対して、その
上部位置に上昇させる機能も有している。さらに、この
実施例では、環状衣類1の縫製始端部分が光電センサ3
7を通過すると、このセンサ37の検知動作にもとづい
て、上記布張り具2の上方への移動が開始されて縫製終
了時には移動範囲の最上位に位置させるような作動機能
を有する。
【0020】なお、上記マイクロコンピュータにより環
状衣類1の周長を測定する学習機能は、衣類1を挿入セ
ットする度に、毎回測定を繰り返すものであっても、ま
た、同一サイズの衣類1を連続して縫製する場合は、最
初の一枚の衣類1について測定した周長値をRAMに記
憶させておき、その記憶した値を呼び出して動作させる
ようにしてもよい。
【0021】また、上記接触式センサ3の接触信号にと
もなう布張り具2の上方への移動量は、環状衣類1に張
力を与えない程度で、布張り具2の環状衣類1内面への
接触を保つ量を標準とするように設定されるが、布地の
種類によって接触状態を任意に選定したり、非接触状態
になるように設定してもよい。
【0022】つぎに、上記構成の動作について説明す
る。布押さえ金30が上昇し、かつ、先引きローラ33
が図1の仮想線で示すように、縫製台28の端面から側
方に離間する非作用位置とに切り換えられている状態で
環状衣類1の開放側の布端部を、上記布張り具2、布端
コントローラ29および縫製部40とに亘り、ほぼ二等
辺三角形状に掛け渡し挿入すると、光電センサ37と光
電管41,42の検知信号を受けてコンピュータが作動
して、パルスモータ18およびタイミングベルト16を
介して、布張り具2および接触式センサ3、リミットス
イッチ4が一体に下降移動される。この下降移動にとも
ない接触式センサ3が、図1のように、環状衣類1の内
面に接触したとき、リミットスイッチ4を介してパルス
モータ18の作動を停止し、かつ、そのときの接触式セ
ンサ3の下降移動量から環状衣類1の周長を測定する。
【0023】次に、上記環状衣類1の周長測定値に対応
して上記パルスモータ18が、予めマイクロコンピュー
タにインプットされている量だけ回転駆動されて布張り
具2が所定量だけ上昇移動して、環状衣類1に張力を与
えない程度の接触状態となる。同時に、エアシリンダ6
が伸長されて、上記接触式センサ3およびリミットスイ
ッチ4が布張り具2の上部位置に上昇され、また、上記
先引きローラ33が縫製台28の端面側に近接した作用
位置に切り換えられて、図6に示すような縫製態勢にな
る。
【0024】この縫製態勢から、ミシンBが作動して所
定の縫製作業が開始され、環状衣類1が矢印X方向に移
動しながら、縫製が続行される。そして、縫製始端部分
が光電センサ37を通過すると、パルスモータ18およ
びタイミングベルト16を介して上記布張り具2が上昇
移動を開始し、縫製終了時点でミシンBの作動が停止し
たときには、図7に示すように、上下移動範囲の最上位
に位置しており、縫製後の環状衣類1の抜き出しを容易
に行なえる。また、環状衣類1がS字状に折曲され、縫
製が開始される時点になると、上記先引きローラ3
縫製台28の端面から離間した非作用位置に切り換えら
れる。
【0025】以上のような裾引き縫製が完了し、次の環
状衣類1を上記布張り具2、布端コントローラ29およ
び縫製部40とに亘り、ほぼ二等辺三角形状に掛け渡し
挿入すると、上記と同様な動作を経て、裾引き縫製が行
なわれるが、このとき、同一サイズの環状衣類1を縫製
する場合は、上記した周長測定を行なわず、布張り具2
は、最初の一枚の衣類1について測定しRAMに記憶さ
れている周長値を呼び出して所定の位置に移動制御され
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、環状衣類を布端コントローラ、縫製部および布張り
具とに亘り掛け渡し挿入するのみで、環状衣類の周長を
自動的に測定し、その測定周長にもとづいて上記布張り
具を所定量だけ上昇移動させて、環状衣類をその周長に
適応して、弛みや異常張力のない状態に掛け渡し保持さ
せることができる。したがって、張力の調節にあたり、
面倒な手動作業を要することなく、非常に容易に、かつ
瞬時に調節することができるとともに、環状衣類に縦方
向に沿った突起部分があっても、それに影響されて局所
的に異常な張力を発生するようなこともなく、環状衣類
を安定よく縫製部に供給し縫製品の品質向上を図り得る
いう効果を奏する。
【0027】また、請求項2によれば、環状衣類の縫製
始端部分が所定の位置を通過したとき、布張り具の上方
への移動を開始させて縫製終了時には、布張り具を自動
的にその移動範囲の最上位に位置させることができるた
め、縫製後の環状衣類の抜き出しに際しても、余分な人
手作業が不要で、抜き出しを容易、迅速に行なうことが
できる。
【0028】さらに、請求項3のように、上記接触式セ
ンサの接触信号にともなう布張り具の上方への移動量
を、環状衣類に張力を与えない程度で布張り具が環状衣
類の内面への接触を保つ量を標準とするように設定する
ことにより、布張り具が環状衣類に張力を与えずに、そ
れを安定よく縫製部に供給する状態に掛け渡すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による環状衣類の布地安定
化装置を裾引き縫製装置に装備させた状態を示す側面図
である。
【図2】環状衣類の布地安定化装置の下部構造を示す側
面図である。
【図3】布張り具の上下移動用駆動機構を示す要部の拡
大斜視図である。
【図4】布張り具および接触センサが上方位置にある状
態を示す要部の拡大斜視図である。
【図5】布張り具に対して接触センサが最下位に位置し
ている状態を示す要部の拡大斜視図である。
【図6】所定の縫製態勢になったときの状態を示す要部
の側面図である。
【図7】縫製終了時点の状態を示す要部の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 環状衣類 2 布張り具 3 接触式センサ 4 リミットスイッチ 29 布端コントローラ 33 先引きローラ 37 光電センサ 40 縫製部 41,42 光電管 A 布地安定化装置 B ミシン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンの縫製部と、この縫製部の手前に
    配置されて環状衣類の布端部が上記縫製部に対して所定
    の位置なるように上記布端部を縫製進行方向に直交す
    る方向に進退移動操作する布端コントローラと、この布
    端コントローラおよび上記縫製部間の下方位置で上下方
    向に移動可能に配置されて上記布端コントローラおよび
    縫製部とともに環状衣類を掛け渡し保持する布張り具
    と、上記布端コントローラ、縫製部および布張り具とに
    亘り掛け渡し保持された環状衣類を縫製進行方向に送り
    出す先引きローラと、上記布張り具の近傍部に配置され
    てその布張り具と一体に上下方向に移動可能であるとと
    もに、布張り具の上部位置と下部位置との間に亘り単独
    で昇降可能な接触式センサと、この接触式センサが上記
    布張り具の下部に位置している状態での両者の一体下降
    移動にともない接触式センサが環状衣類の内面に接触し
    たとき、上記布張り具および接触式センサの一体下降移
    動を停止するとともに、環状衣類の周長を測定し、か
    つ、その測定値に対応して上記布張り具を所定量だけ上
    方に移動させるような学習機能をもった制御装置とを備
    えていることを特徴とする環状衣類の布地安定化装置。
  2. 【請求項2】 環状衣類の縫製始端部分の通過を検知す
    るセンサが備えられ、このセンサの検知動作にもとづい
    て、上記布張り具の上方への移動を開始させて縫製終了
    時には、布張り具がその移動範囲の最上位に位置するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    環状衣類の布地安定化装置。
  3. 【請求項3】 上記接触式センサの接触信号にともなう
    布張り具の上方への移動量が、環状衣類に張力を与えな
    い程度で布張り具が環状衣類の内面への接触を保つ量を
    標準とするように設定されていることを特徴とする請求
    項1または2に記載の環状衣類の布地安定化装置。地押
    え装置。
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