JP3066351B2 - 開口用架構 - Google Patents

開口用架構

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JP3066351B2 JP9298977A JP29897797A JP3066351B2 JP 3066351 B2 JP3066351 B2 JP 3066351B2 JP 9298977 A JP9298977 A JP 9298977A JP 29897797 A JP29897797 A JP 29897797A JP 3066351 B2 JP3066351 B2 JP 3066351B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の妻等に、束
材等の架構部材が障害とならないで寸法の大きい出入
口、採光窓などの開口部を形成しうる開口用架構に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
複数階建の建物において、妻等に、小屋裏から屋上に出
入りするための出入口を形成する開口部を設けることが
ある。
【0003】しかしながら、近年の建物、特に工業化住
宅は、基準のモデュール(例えば900mm程度であり、
本明細書ではこの基準のモデュールを1Pで表し、その
整数倍、例えば2倍を2P、3倍を3Pの如く表すこと
とする)によって設計されているため、妻等に束材など
の架構部材が1P間隔で並ぶことが多く、前記開口部の
幅がこの架構部材に邪魔されて1Pよりも小となり、幅
が狭くて出入りが窮屈となりがちな出入口しか形成でき
ないという問題点がある。
【0004】又、出入口に限られることなく、十分に採
光しうる寸法の大きな採光窓等の窓も該出入口と同様な
理由で形成が困難であり、特に引違い等の窓は、有効幅
が狭すぎて実質的に形成できなくなっている。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めに案出されたものであって、建物の妻等に、束材等の
架構部材が障害とならないで十分な大きさの出入口、採
光窓等の開口部を形成しうる開口用架構の提供を目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
記載の発明は、屋根梁上に立設する一対の開口補強用束
材と、この一対の開口補強用束材の上部間を連結する開
口上梁材と、この開口上梁材上かつ中間部に立設する上
束材とを具え、前記一対の開口補強用束材及び前記上束
材の上端部で屋根架構材が支持されるとともに、 前記
屋根梁と、前記一対の開口補強用束材と、前記開口上梁
材とにより囲まれる空間に開口部が形成されることを特
徴とする開口用架構である。
【0007】又、請求項2記載の発明は、前記一対の開
口補強用束材が同長さであり、前記上束材の上端部で支
持した屋根架構材は、棟を通る棟架構材であることを特
徴とする請求項1記載の開口用架構である。
【0008】又、請求項3記載の発明は、前記一対の開
口補強用束材が、第1の開口補強用束材と、この第1の
開口補強用束材に比して長さが小の第2の開口補強用束
材とからなり、かつ第1の開口補強用束材と前記上束材
との各上端部を略同高さとするとともに、第1の開口補
強用束材と上束材との中間部上方に棟が位置することを
特徴とする請求項1記載の開口用架構である。
【0009】又、請求項4記載の発明は、前記一対の開
口補強用束材が、前記開口部とは離れて前記屋根梁上に
立設する他の束材と振れ止め材により連結されているこ
とを特徴とする請求項1、2又は3記載の開口用架構で
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図1〜3に示すように、本発
明の開口用架構1は、屋根梁2上に立設する一対の開口
補強用束材3、3と、この一対の開口補強用束材3、3
の上部間を連結する開口上梁材4と、この開口上梁材4
上かつ中間部に立設する上束材5とを具える。
【0011】又、前記一対の開口補強用束材3、3及び
前記上束材5の上端部で、屋根R1を受ける屋根架構材
6、6、6が支持されるとともに、前記屋根梁2と、前
記一対の開口補強用束材3、3と、前記開口上梁材4と
により囲まれる空間Sに開口部Aが形成される。
【0012】前記屋根R1は、図1に略示する如く、本
例では切り妻屋根RAをなし、又、前記開口用架構1
は、本例では、この切り妻屋根RAを有する建物C1の
妻Tの上部の架構であり、この建物C1の該妻Tには、
建物C1の小屋裏に前記開口部Aを介して通じる屋上R
2を設けた付属建物C2が付設される。
【0013】又、前記屋根梁2は、図2に示すように、
例えば建物C1の前記妻Tに沿って前記屋上R2近傍を
水平にのびかつ該妻Tの両端に立設される柱21、21
(この柱21、21を結ぶ水平方向を、本明細書では
「妻方向」と言う)間に架け渡される10P程度の断面
I字の形鋼材からなり、本例では、この屋根梁2を、前
記柱21、21から夫々3Pの距離を妻方向に隔てて立
設される中柱22、22により、該屋根梁2を妻方向両
側の側梁部分23、23と、中柱22、22間の中間梁
部分24とに3分割している。
【0014】なお、本発明の開口用架構1は、このよう
な建物C1の妻上部の架構に限定されることは勿論な
く、切り妻屋根RAを含む任意の屋根を支持する任意の
箇所の架構として採用することができ、又、前記付属建
物C2の有無も任意である。
【0015】又、前記一対の開口補強用束材3は、同長
さの本例では断面コ字の溝形鋼材からなり、妻方向の中
間位置を通る切り妻屋根RAの棟B両側に夫々1Pの間
隔を隔てて、前記屋根梁2の中間梁部分24上に、該開
口補強用束材3の下端に固着した下端プレート26をボ
ルト等の固着具(図示せず)を用いて固定することによ
り、溝部を互いに反対側、すなわちより近い前記柱21
側に向けて垂直に立設される。
【0016】又、前記開口上梁材4は、本例では垂直な
ウエブの上下に水平なフランジを設けた断面H字の形鋼
材からなり、その両端に固着された端部プレート27、
27を前記一対の開口補強用束材3、3の向き合う面か
つ上部に夫々ボルト等の固着具(図示せず)を用いて固
着することにより、該一対の開口補強用束材3、3間に
水平に架け渡され、この一対の開口補強用束材3、3の
上部間を連結する。
【0017】なお、前記開口補強用束材3の上端に固着
されている水平な上端プレート25(図3に示す)と前
記開口上梁材4の上面とは、同一水平面内で揃い、面一
となる。従って、前記空間Sの高さを、開口用架構1の
強度を十分に確保しながらも開口補強用束材3の長さに
近づけることができ、この空間Sに形成される開口部A
の高さ寸法を、架構の強度を低下させないで可能な限り
大きくしうる。なお、本発明では、前記開口上梁材4の
上面高さを、開口補強用束材3の上端高さ(前記上端プ
レート25の上面高さ)よりも若干低くすることも妨げ
ない。
【0018】このような屋根梁2と前記一対の開口補強
用束材3、3と前記開口上梁材4とにより、本例では幅
Wが2Pに略等しい前記空間Sを確保できる。
【0019】又、前記上束材5は、本例では断面H字の
形鋼材からなり、両側の溝部を妻方向に向けて、かつ下
端に固着した下端プレート29を、前記開口上梁材4上
しかもその長さ方向(妻方向)中間部にボルト等の固着
具(図示せず)を用いて固着することにより、前記棟B
下方で垂直に立設される。
【0020】なお、前記屋根梁2の前記側梁部分23、
23には、前記開口補強用束材3から略2Pの間隔を夫
々隔てて断面H字の形鋼材からなる側束材30、30
が、溝部を妻方向に向けて立設される。
【0021】前記屋根架構材6、6、6は、前記切り妻
屋根RAを支持する母屋状の水平な本例では断面I字の
形鋼材からなり、前記一対の開口補強用束材3、3及び
上束材5の上端に夫々固着されている前記上端プレート
25、25、上プレート31に端部が載置されかつボル
ト等の固着具(図示せず)を用いて固着されて、互いに
平行に支持される。
【0022】又、前記側束材30、30の上端部も、前
記屋根架構材6と同様な他の屋根架構材33、33の端
部を支持するとともに、屋根架構材6…、および他の屋
根架構材33、33の上面には、切り妻屋根RAの妻側
軒先を支持する支持部34aを有し本例では断面I字の
形鋼材からなる軒先部材34が固着されている。
【0023】又、前記上束材5の上端部で支持された前
記屋根架構材6は、前記棟Bを通り該棟Bを支持する棟
木状の棟架構材7を形成する。
【0024】前記開口部Aは、本例では一体可搬の開口
パネル36により形成される。開口パネル36は、図2
に二点鎖線で略示しかつ図3に示す如く、前記屋根梁2
の中間梁部分24上かつ一対の前記開口補強用束材3、
3間に下からのビス等の固着具(図示せず)により固着
される断面矩形の下台枠材39に釘等の固着具54…を
用いて固定される下枠材44、前記開口上梁材4の下面
に上からのビス等の固着具(図示せず)により固着され
る断面矩形の上台枠材40に釘等の固着具55…を用い
て固定される上枠材45、および前記下枠材44、上枠
材45の両端を継ぎ前記開口補強用束材3、3の向き合
う面に接する垂直な縦枠材46、46からなる矩形の周
囲枠を具える。
【0025】なお、前記下台枠材39、上台枠材40に
加え、前記開口補強用束材3、3の向き合う面にも台枠
材を適宜の手段で固着しておき、該台枠材に前記縦枠材
46を固着しても良い。
【0026】又、前記開口パネル36は、前記周囲枠の
内部に、前記縦枠材46、46を継ぎかつ開口部Aの周
面を形成する中枠材47、47を水平に配設した枠組の
両面に、該開口部Aを残して面材49、49を添着して
いる。
【0027】このように、屋根梁2上に立設する一対の
開口補強用束材3、3間の間隔を大きく、本例では2P
程度にとれるため、妻Tに、前記屋上R2に出入りする
ための幅の必要な出入口D、ここでは幅を2P程度まで
広げた出入口Dを、束材等の妻架構部材が障害とならな
いで前記開口部Aにより形成でき、小屋裏を有効に利用
しうるとともに、寸法の大きい該開口部Aは、引違い戸
等にも容易に対応でき、設計プランの自由度を高めう
る。
【0028】又、開口部を現場施工するものでは、作業
者の技術に負うところが大きく、安定した品質の確保が
困難となりがちであるが、本例では、開口パネル36を
前記下台枠材39、上台枠材40を介して前記屋根梁
2、開口上梁材4で受けることが出来るので、この開口
パネル36の取付けを容易になしうるとともに、品質の
安定化にも役立つ。
【0029】なお、寸法の大きい前記開口部Aにより、
図5に略示する如く、引違い等の採光窓Eも容易に形成
でき、小屋裏への採光量を高め、例えば吹き抜け等との
組み合わせによって、有効に小屋裏を活用しうる。
【0030】又、前記一対の開口補強用束材3、3を同
長さとし、かつ前記上束材5の上端部で支持した屋根架
構材6により棟Bを通る前記棟架構材7を形成している
ため、妻Tの垂直寸法の高い中央位置に、高さ、幅とも
大きな寸法の開口部Aを形成することが可能となる。
【0031】特に、工業化住宅の場合では、前記妻方向
の幅が10P等の偶数モデュールの際に、妻方向の中央
部に、幅が2P程度の広い大きな開口部Aを形成するこ
とが出来る。
【0032】又、前記一対の開口補強用束材3、3を、
前記開口部Aとは離れて前記屋根梁2上に立設する他の
束材9、9、本例では前記側束材30、30と、平板棒
状の金属製、木製等の振れ止め材10、10(図2に示
す)により連結することが、比較的背高の開口補強用束
材3を振れ止めでき、品質の安定化を図りうるととも
に、特に施工時に開口補強用束材3が傾くのを防止しう
る観点から好ましい。
【0033】なお、前記振れ止め材10は、前記開口補
強用束材3、他の束材9にビス等の固着具(図示せず)
を用いて固定されるが、この固着具が通る孔10a…
を、種々の位置で立上がる束材等に対応するべく、該振
れ止め材10の長さ方向に多数個、設けておくことが好
ましい。
【0034】又、前記振れ止め材10は、施工時のみ開
口補強用束材3と他の束材9とを連結しておいても良い
が、そのまま残して壁体中に埋設するようにしても良
い。またこのような振れ止め材10を設けた場合には、
施工時にこの振れ止め材に足を掛けて架構に容易に登る
ことができ、作業性をも向上しうる。
【0035】図4は、本発明の他の実施形態を示し、本
例の開口用架構1は、屋根梁2上に垂直に立設する一対
の開口補強用束材3、3と、この一対の開口補強用束材
3、3の上部間を連結する開口上梁材4と、この開口上
梁材4上かつ中間部に立設する上束材5とを具え、かつ
前記一対の開口補強用束材3、3及び前記上束材5の上
端部で屋根架構材6、6、6が支持されるとともに、前
記屋根梁2と、前記一対の開口補強用束材3、3と、前
記開口上梁材4とにより囲まれる空間Sに開口部Aが形
成される。
【0036】又、本例では、前記一対の開口補強用束材
3、3が、第1の開口補強用束材3Aと、この第1の開
口補強用束材3Aに比して長さが小の第2の開口補強用
束材3Bとからなり、かつ第1の開口補強用束材3Aと
前記上束材5との各上端部を略同高さとするとともに、
第1の開口補強用束材3Aと上束材5との中間部上方に
棟Bが位置することを特徴としている。
【0037】切り妻屋根等の屋根R1は、前記棟Bの図
4において右側で、前記第1の開口補強用束材3A及び
屋根梁2上に立設する他の束材11a、11bの上端部
で支持される妻方向と直角な屋根架構材6、33A、3
3Aにより支承され、かつ棟Bの図4において左側で、
第1の開口補強用束材3Aと略同高さの上束材5、前記
第2の開口補強用束材3B及び屋根梁2上に立設する他
の束材11cの上端部で支持される妻方向と直角な屋根
架構材6、6、33Aにより支承される。
【0038】なお、本例では、建物の妻方向の幅WTを
11Pとしており、前記一対の開口補強用束材3、3間
の間隔を、2P程度としている。
【0039】又、前記開口上梁材4が水平に配されるこ
とにより、第2の開口補強用束材3Bの上端部に一端が
固着された該開口上梁材4は、その他端が、前記第1の
開口補強用束材3Aの上部かつ上端から下方に控えた位
置でこの第1の開口補強用束材3Aに固着されることと
なる。
【0040】なお、各部材の構成は、図1〜3に示しか
つ説明したものと大略同じであるので省略し、前記開口
パネル36、下台枠材39、上台枠材40、振れ止め材
10等を同符号で図4に表す。
【0041】このように、本例では、前記一対の開口補
強用束材3、3が、前記第1の開口補強用束材3Aと、
この第1の開口補強用束材3Aに比して長さが小の第2
の開口補強用束材3Bとからなり、かつ第1の開口補強
用束材3Aと前記上束材5との各上端部を略同高さとす
るとともに、第1の開口補強用束材3Aと上束材5との
中間部上方に棟Bが位置するため、妻Tの中央位置に従
来形成できた高さの大なる開口部を、妻方向の一側方に
広げて幅も広い大寸法の開口部Aとすることが出来る。
【0042】特に、工業化住宅の場合では、前記妻方向
の幅が11P等の奇数モデュールの際、妻Tに、高さ寸
法が大きくかつ幅が2P程度の広い大きな開口部Aを形
成することが出来る。
【0043】なお、本発明において、前記屋根梁2、開
口補強用束材3等の構成部材の材質及び形状は、本発明
の趣旨を逸脱しない限りにおいて任意であり、妻方向の
建物の幅も設計に応じて任意に設定でき、又、開口部A
の幅も、2P程度に限定されることはない。
【0044】
【発明の効果】上述したように、請求項1記載の発明に
よれば、屋根梁上に立設する一対の開口補強用束材間の
間隔を大きくとれるため、妻等に、屋上などに出入りす
るための幅の必要な出入口、大きな採光窓等、束材等の
架構部材が障害とならない寸法の大きい開口部を形成し
うる。
【0045】又、請求項2記載の発明によれば、前記一
対の開口補強用束材が同長さであり、前記上束材の上端
部で支持した屋根架構材により棟を通る棟架構材を形成
しているため、妻の垂直寸法の高い中央位置に、高さ、
幅とも大きな開口部を形成することが可能となる。
【0046】特に、工業化住宅の場合では、妻方向の幅
が偶数モデュールの際に、妻方向の中央部に、幅が2P
程度の広い大寸法の開口部を形成することが出来る。
【0047】又、請求項3記載の発明によれば、一対の
開口補強用束材が、第1の開口補強用束材と、この第1
の開口補強用束材に比して長さが小の第2の開口補強用
束材とからなり、かつ第1の開口補強用束材と前記上束
材との各上端部を略同高さとするとともに、第1の開口
補強用束材と上束材との中間部上方に棟が位置するた
め、妻の中央位置に従来形成できた高さ寸法の大きな開
口部を、妻方向の一側方に広げて幅も広い大寸法の開口
部とすることが可能となる。
【0048】特に、工業化住宅の場合では、妻方向の幅
が奇数モデュールの際、妻に、高さ寸法が大きくかつ幅
が2P程度の広い大きな開口部を形成することが出来
る。
【0049】又、請求項4記載の発明によれば、比較的
背高の開口補強用束材を振れ止めでき、品質の安定化を
図りうるとともに、特に施工時に開口補強用束材が傾く
のを防止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を採用した建物の一部を
例示する斜視図である。
【図2】本発明の実施の一形態を示す斜視図である。
【図3】開口部を例示する部分斜視図である。
【図4】本発明の実施の他の形態を示す正面図である。
【図5】本発明の実施の一形態を採用した建物の一部を
例示する斜視図である。
【符号の説明】
1 開口用架構 2 屋根梁 3 開口補強用束材 3A 第1の開口補強用束材 3B 第2の開口補強用束材 4 開口上梁材 5 上束材 6 屋根架構材 7 棟架構材 9、11a、11b、11c 他の束材 A 開口部 B 棟 S 空間

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根梁上に立設する一対の開口補強用束材
    と、この一対の開口補強用束材の上部間を連結する開口
    上梁材と、この開口上梁材上かつ中間部に立設する上束
    材とを具え、 前記一対の開口補強用束材及び前記上束材の上端部で屋
    根架構材が支持されるとともに、 前記屋根梁と、前記一対の開口補強用束材と、前記開口
    上梁材とにより囲まれる空間に開口部が形成されること
    を特徴とする開口用架構。
  2. 【請求項2】前記一対の開口補強用束材は同長さであ
    り、前記上束材の上端部で支持した屋根架構材は、棟を
    通る棟架構材であることを特徴とする請求項1記載の開
    口用架構。
  3. 【請求項3】前記一対の開口補強用束材は、第1の開口
    補強用束材と、この第1の開口補強用束材に比して長さ
    が小の第2の開口補強用束材とからなり、 かつ第1の開口補強用束材と前記上束材との各上端部を
    略同高さとするとともに、 第1の開口補強用束材と上束材との中間部上方に棟が位
    置することを特徴とする請求項1記載の開口用架構。
  4. 【請求項4】前記一対の開口補強用束材は、前記開口部
    とは離れて前記屋根梁上に立設する他の束材と振れ止め
    材により連結されていることを特徴とする請求項1、2
    又は3記載の開口用架構。
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