JP3066156B2 - 帯電防止性を有するスチレン系樹脂組成物 - Google Patents
帯電防止性を有するスチレン系樹脂組成物Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた帯電防止性を有
し、且つ、透明性及び加工性が良好なスチレン系樹脂組
成物に関する。
し、且つ、透明性及び加工性が良好なスチレン系樹脂組
成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的にスチレン系樹脂製品は摩擦等に
より静電気を帯び易く、帯電によるほこりの吸着、放電
による人体へのショック、火花の発生等各種の静電気障
害が知られている。
より静電気を帯び易く、帯電によるほこりの吸着、放電
による人体へのショック、火花の発生等各種の静電気障
害が知られている。
【０００３】そこで帯電防止の一手段として帯電防止剤
を成形品に塗布したり、樹脂中に練り込んだりする方法
が採られている。塗布する方法は、速効性があるが摩擦
や洗浄により帯電防止効果が低下する。一方、練り込み
の場合、塗布に比べ長期間に渡り帯電防止効果を保持す
るが、帯電防止剤の添加による、物性、熱安定性の低
下、更に、樹脂が透明である場合には、透明性を阻害す
る等の問題を有している。
を成形品に塗布したり、樹脂中に練り込んだりする方法
が採られている。塗布する方法は、速効性があるが摩擦
や洗浄により帯電防止効果が低下する。一方、練り込み
の場合、塗布に比べ長期間に渡り帯電防止効果を保持す
るが、帯電防止剤の添加による、物性、熱安定性の低
下、更に、樹脂が透明である場合には、透明性を阻害す
る等の問題を有している。
【０００４】スチレン系樹脂は、優れた成形外観、耐衝
撃性、成形加工性の優れていることを特徴とする。この
特徴を利用してＯＡ機器、事務機器、弱電機器等に使用
されている。これらの用途で帯電防止性を要求されるこ
とが多い。
撃性、成形加工性の優れていることを特徴とする。この
特徴を利用してＯＡ機器、事務機器、弱電機器等に使用
されている。これらの用途で帯電防止性を要求されるこ
とが多い。
【０００５】帯電防止剤は大きく分類して、アニオン
系、両性イオン系及びノニオン系が有り、カチオン系及
び両性イオン系は帯電防止効果は優れているが、熱安定
性が低く安定して製品を得ることは出来ない。アニオン
系は熱安定性、帯電防止効果に優れているが樹脂との相
溶性が悪く透明性を阻害する。ノニオン系は比較的熱安
定性に優れ、樹脂との相溶性も良好である。
系、両性イオン系及びノニオン系が有り、カチオン系及
び両性イオン系は帯電防止効果は優れているが、熱安定
性が低く安定して製品を得ることは出来ない。アニオン
系は熱安定性、帯電防止効果に優れているが樹脂との相
溶性が悪く透明性を阻害する。ノニオン系は比較的熱安
定性に優れ、樹脂との相溶性も良好である。
【０００６】（メタ）アクリル酸アルキルエステルを含
む熱可塑性樹脂は帯電防止性能を発現できる帯電防止剤
が少ない上に、帯電防止性能を発現できる帯電防止剤で
も樹脂のエステル部分と反応し高温での押出し成形時に
ゲル化を生じる。そこで本発明は、透明性を損なうこと
なく、優れた帯電防止性能を有する（メタ）アクリル酸
アルキルエステルを含む熱可塑性樹脂を供給することを
目的とする。
む熱可塑性樹脂は帯電防止性能を発現できる帯電防止剤
が少ない上に、帯電防止性能を発現できる帯電防止剤で
も樹脂のエステル部分と反応し高温での押出し成形時に
ゲル化を生じる。そこで本発明は、透明性を損なうこと
なく、優れた帯電防止性能を有する（メタ）アクリル酸
アルキルエステルを含む熱可塑性樹脂を供給することを
目的とする。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、こうした
点に関して鋭意検討した結果、（メタ）アクリル酸アル
キルエステルを含む熱可塑性樹脂に対して、ジエタノー
ルアルキルアミンを特定量配合することで目的とする樹
脂が得られることを見出し本発明に到達した。
点に関して鋭意検討した結果、（メタ）アクリル酸アル
キルエステルを含む熱可塑性樹脂に対して、ジエタノー
ルアルキルアミンを特定量配合することで目的とする樹
脂が得られることを見出し本発明に到達した。
【０００８】本発明は、（Ａ）結合芳香族ビニルが５５
重量％以下のジエン系重合体（ただし、水素添加重合体
を除く）５〜４０重量部の存在下に該ジエン系重合体の
屈折率に合致するように組成比が定められた芳香族ビニ
ル化合物、シアン化ビニル化合物及び（メタ）アクリル
酸アルキルエステルの混合物９５〜６０重量部を乳化重
合して得られた熱可塑性樹脂１００重量部に対して （Ｂ）下記の構造を持つ化合物を０．１〜５重量部
重量％以下のジエン系重合体（ただし、水素添加重合体
を除く）５〜４０重量部の存在下に該ジエン系重合体の
屈折率に合致するように組成比が定められた芳香族ビニ
ル化合物、シアン化ビニル化合物及び（メタ）アクリル
酸アルキルエステルの混合物９５〜６０重量部を乳化重
合して得られた熱可塑性樹脂１００重量部に対して （Ｂ）下記の構造を持つ化合物を０．１〜５重量部
【化２】 （ここで、ＲはＣ8〜Ｃ18の直鎖アルキル基である。）
を配合して成ることを特徴とする帯電防止性を有するス
チレン系樹脂組成物を提供することにある。
を配合して成ることを特徴とする帯電防止性を有するス
チレン系樹脂組成物を提供することにある。
【０００９】本発明に用いるジエン系重合体（ただし、
水素添加重合体を除く）はブタジエン、イソプレン、ペ
ンタジエン、２，３ジメチルブタジエンなどの共役ジエ
ンの単独重合体及びそれらと芳香族ビニル化合物とのラ
ンダム共重合体あるいはそれらの組合せ、あるいはそれ
らの混合物であってもよい。ジエン系共重合体において
は結合芳香族ビニル化合物が５５重量％以下であること
が必要である。５５重量％を越えるとゴム的性質が低下
し最終組成物の衝撃強度が低下して好ましくない。
水素添加重合体を除く）はブタジエン、イソプレン、ペ
ンタジエン、２，３ジメチルブタジエンなどの共役ジエ
ンの単独重合体及びそれらと芳香族ビニル化合物とのラ
ンダム共重合体あるいはそれらの組合せ、あるいはそれ
らの混合物であってもよい。ジエン系共重合体において
は結合芳香族ビニル化合物が５５重量％以下であること
が必要である。５５重量％を越えるとゴム的性質が低下
し最終組成物の衝撃強度が低下して好ましくない。
【００１０】本発明に用いる芳香族ビニル化合物として
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ｍ−
クロルスチレン、ｐ−クロルスチレン等が上げられる。
又、シアン化ビニル化合物としては、アクリルニトリル
及びメタクリロニトリル等が使用できる。又、（メタ）
アクリル酸アルキルエステルとしてはメタクリル酸のメ
チル、エチル、プロピル、ｎ−ブチル、フェニルエステ
ル及びアクリル酸のメチル、エチル、プロピル、ｎ−ブ
チル、フェニルエステル等が使用できる。単量体混合物
中の各単量体の組成比は、それから得られる重合体の屈
折率がベースゴムとして用いられるジエン系重合体の屈
折率に合致するように選択する必要があり、屈折率の差
が０．００５以下であることが適当である。ベースゴム
と上記単量体混合物の使用割合はベースゴム５〜４０重
量部に対して単量体混合物９５〜６０重量部である。
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ｍ−
クロルスチレン、ｐ−クロルスチレン等が上げられる。
又、シアン化ビニル化合物としては、アクリルニトリル
及びメタクリロニトリル等が使用できる。又、（メタ）
アクリル酸アルキルエステルとしてはメタクリル酸のメ
チル、エチル、プロピル、ｎ−ブチル、フェニルエステ
ル及びアクリル酸のメチル、エチル、プロピル、ｎ−ブ
チル、フェニルエステル等が使用できる。単量体混合物
中の各単量体の組成比は、それから得られる重合体の屈
折率がベースゴムとして用いられるジエン系重合体の屈
折率に合致するように選択する必要があり、屈折率の差
が０．００５以下であることが適当である。ベースゴム
と上記単量体混合物の使用割合はベースゴム５〜４０重
量部に対して単量体混合物９５〜６０重量部である。
【００１１】ここで、本発明に用いるジエタノールアル
キルアミンは炭素数８〜１８の直鎖アルキル基を有する
ことが好ましい。添加量としては０．１〜５重量部が適
当であり、更に１〜４重量部が好ましい。添加量が５重
量部より多い場合押出しの際、サージング等の問題を生
じ、添加量が０．１重量部より少ないと帯電防止性が発
現しない。
キルアミンは炭素数８〜１８の直鎖アルキル基を有する
ことが好ましい。添加量としては０．１〜５重量部が適
当であり、更に１〜４重量部が好ましい。添加量が５重
量部より多い場合押出しの際、サージング等の問題を生
じ、添加量が０．１重量部より少ないと帯電防止性が発
現しない。
【００１２】副生成物として
【化３】 が生成するが、これらの副生成物は５％以下であること
が望ましい。
が望ましい。
【００１３】本発明において組成物を製造するために使
用する機器としては、バンバリーミキサー、ロール、押
出機等の通常用いられる混練機を挙げることができる。
用する機器としては、バンバリーミキサー、ロール、押
出機等の通常用いられる混練機を挙げることができる。
【００１４】又、本発明の方法で製造するスチレン系樹
脂には必要に応じて可塑剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、
顔料、染料等あるいはガラス繊維、ガラスビーズ、アス
ベスト等の強化剤を含有することができる。
脂には必要に応じて可塑剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、
顔料、染料等あるいはガラス繊維、ガラスビーズ、アス
ベスト等の強化剤を含有することができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、（メタ）アクリル酸ア
ルキルエステルを含む熱可塑性樹脂に対して、ジエタノ
ールアルキルアミンを特定量配合することで帯電防止性
に優れたスチレン系樹脂を得ることができる。又、この
樹脂を用いた成形品は機械的な性質のほか、帯電防止
性、熱安定性に優れており、ＯＡ機器、事務機器等に有
用である。
ルキルエステルを含む熱可塑性樹脂に対して、ジエタノ
ールアルキルアミンを特定量配合することで帯電防止性
に優れたスチレン系樹脂を得ることができる。又、この
樹脂を用いた成形品は機械的な性質のほか、帯電防止
性、熱安定性に優れており、ＯＡ機器、事務機器等に有
用である。
【００１６】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
【００１７】［全光線透過率］ＪＩＳ−Ｋ−６７１４に
準じて測定した。
準じて測定した。
【００１８】［表面固有抵抗測定］２００℃で射出成形
により厚み３mm平板を成形し、その後２３℃、５０％RH
の条件で４８時間調整し表面固有抵抗を測定した。（測
定は東亜電波工業株式会社の極超絶縁計ＳＭ−１０Ｅ型
を用いた。） ［帯電防止性能の評価］喫煙直後のタバコの灰を紙面上
に広げる。次いで乾いたガーゼでカラープレートの表面
を強く１０回擦る。擦った面を下にして、紙面に平行を
保ちながら、カラープレートを灰に近付けていく。灰が
付着した時の紙面との距離（ｄ）を記録する。この試験
を３個のカラープレートについて行いその平均値を算出
する。ｄの値に基づき、帯電防止性能を以下のようにラ
ンク付けした。
により厚み３mm平板を成形し、その後２３℃、５０％RH
の条件で４８時間調整し表面固有抵抗を測定した。（測
定は東亜電波工業株式会社の極超絶縁計ＳＭ−１０Ｅ型
を用いた。） ［帯電防止性能の評価］喫煙直後のタバコの灰を紙面上
に広げる。次いで乾いたガーゼでカラープレートの表面
を強く１０回擦る。擦った面を下にして、紙面に平行を
保ちながら、カラープレートを灰に近付けていく。灰が
付着した時の紙面との距離（ｄ）を記録する。この試験
を３個のカラープレートについて行いその平均値を算出
する。ｄの値に基づき、帯電防止性能を以下のようにラ
ンク付けした。
【００１９】ランク Ａ カラープレートに灰を接触させても付着し
ない Ｂ ｄ＝０〜１／４″ Ｃ ｄ＝１／４″〜１″ Ｄ ｄ＝１″〜２″ ［熱安定性評価］２３０℃の成形機内で６０分間滞留さ
せた後、５０mm×９０mm×３mmのカラープレートを成形
し、ゲル化の有無を観察する。
ない Ｂ ｄ＝０〜１／４″ Ｃ ｄ＝１／４″〜１″ Ｄ ｄ＝１″〜２″ ［熱安定性評価］２３０℃の成形機内で６０分間滞留さ
せた後、５０mm×９０mm×３mmのカラープレートを成形
し、ゲル化の有無を観察する。
【００２０】ゲル化無し ○ ゲル化発生 × ［押出し加工性］樹脂と帯電防止剤をブレンドした後、
押出し機により３kg押出し目ヤニが発生するかしないか
を観察する。
押出し機により３kg押出し目ヤニが発生するかしないか
を観察する。
【００２１】目ヤニ無し ○ 目ヤニ発生 × 実施例１ 透明ＡＢＳ樹脂（メタクリル酸メチル５７重量％、ポリ
ブタジエン２０重量％、アクリロニトリル５重量％、ス
チレン１８重量％）１００重量部に対してジエタノール
アルキルアミ（東邦化学（株）製 アンステックス Ｓ
Ａ−６０）を１重量部を添加し、２２０℃に設定した４
０mmφ押出機（ベント付き）で溶融混合して、チップ化
した。ついで、２００℃で射出成形して成形品とし、性
能テストを行った。結果を表１に示す。
ブタジエン２０重量％、アクリロニトリル５重量％、ス
チレン１８重量％）１００重量部に対してジエタノール
アルキルアミ（東邦化学（株）製 アンステックス Ｓ
Ａ−６０）を１重量部を添加し、２２０℃に設定した４
０mmφ押出機（ベント付き）で溶融混合して、チップ化
した。ついで、２００℃で射出成形して成形品とし、性
能テストを行った。結果を表１に示す。
【００２２】実施例２ 実施例１のジエタノールアルキルアミを２重量部用いた
以外は実施例１と同様に行った。結果を表１に示す。
以外は実施例１と同様に行った。結果を表１に示す。
【００２３】実施例３ 実施例１のジエタノールアルキルアミを４重量部用いた
以外は実施例１と同様に行った。結果を表１に示す。
以外は実施例１と同様に行った。結果を表１に示す。
【００２４】比較例１ 透明ＡＢＳ樹脂（メタクリル酸メチル５７重量％、ポリ
ブタジエン２０重量％、アクリロニトリル５重量％、ス
チレン１８重量％）で溶融混合して、チップ化した。つ
いで、２００℃で射出成形して成形品とし、性能テスト
を行った。結果は表１に示すように、帯電防止性能を持
たない。
ブタジエン２０重量％、アクリロニトリル５重量％、ス
チレン１８重量％）で溶融混合して、チップ化した。つ
いで、２００℃で射出成形して成形品とし、性能テスト
を行った。結果は表１に示すように、帯電防止性能を持
たない。
【００２５】比較例２ 透明ＡＢＳ樹脂（メタクリル酸メチル５７重量％、ポリ
ブタジエン２０重量％、アクリロニトリル５重量％、ス
チレン１８重量％）１００重量部に対してアルキルスル
フォン酸ソーダ（花王（株）製 エレクトロストリッパ
ーＰＣ）を２重量部添加し、２２０℃に設定した４０mm
φ押出機（ベント付き）で溶融混合して、チップ化し
た。ついで、２００℃で射出成形して成形品とし、性能
テストを行った。結果は表１に示すように、帯電防止性
能は有るが押出し時に目ヤニが発生し、更に、透明性を
阻害する。
ブタジエン２０重量％、アクリロニトリル５重量％、ス
チレン１８重量％）１００重量部に対してアルキルスル
フォン酸ソーダ（花王（株）製 エレクトロストリッパ
ーＰＣ）を２重量部添加し、２２０℃に設定した４０mm
φ押出機（ベント付き）で溶融混合して、チップ化し
た。ついで、２００℃で射出成形して成形品とし、性能
テストを行った。結果は表１に示すように、帯電防止性
能は有るが押出し時に目ヤニが発生し、更に、透明性を
阻害する。
【００２６】比較例３ 比較例２のアルキルスルフォン酸ソーダの代わりに２級
アミン系帯電防止剤（ミヨシ油脂（株）製ダスパー１２
５Ｂ）を用いた以外は比較例１と同様に行った。結果は
表１に示すように、帯電防止性能は有るが熱安定が低下
し滞留試験でゲル化が発生し高温での加工性が問題であ
る。
アミン系帯電防止剤（ミヨシ油脂（株）製ダスパー１２
５Ｂ）を用いた以外は比較例１と同様に行った。結果は
表１に示すように、帯電防止性能は有るが熱安定が低下
し滞留試験でゲル化が発生し高温での加工性が問題であ
る。
【００２７】比較例４ 比較例２のアルキルスルフォン酸ソーダの代わりにモノ
グリセリンアルキルエステル（花王（株）製 エレクト
ロストリッパーＴＳ−５）を用いた以外は比較例１と同
様に行った。結果は表１に示すように、帯電防止性能を
発現しない。
グリセリンアルキルエステル（花王（株）製 エレクト
ロストリッパーＴＳ−５）を用いた以外は比較例１と同
様に行った。結果は表１に示すように、帯電防止性能を
発現しない。
【００２８】
【表１】
Claims (1)
- 【請求項１】 （Ａ）結合芳香族ビニルが５５重量％以
下のジエン系重合体（ただし、水素添加重合体を除く）
５〜４０重量部の存在下に該ジエン系重合体の屈折率に
合致するように組成比が定められた芳香族ビニル化合
物、シアン化ビニル化合物及び（メタ）アクリル酸アル
キルエステルの混合物９５〜６０重量部を乳化重合して
得られた熱可塑性樹脂１００重量部に対して （Ｂ）下記の構造を持つ化合物を０．１〜５重量部 【化１】 （ここで、ＲはＣ8〜Ｃ18の直鎖アルキル基である。）
を配合して成ることを特徴とする帯電防止性を有するス
チレン系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3338505A JP3066156B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 帯電防止性を有するスチレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3338505A JP3066156B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 帯電防止性を有するスチレン系樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05171000A JPH05171000A (ja) | 1993-07-09 |
| JP3066156B2 true JP3066156B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=18318791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3338505A Expired - Fee Related JP3066156B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 帯電防止性を有するスチレン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3066156B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100387447B1 (ko) * | 1998-10-29 | 2003-09-29 | 주식회사 엘지화학 | 대전방지성이우수한투명수지조성물및그의제조방법 |
| KR20020057421A (ko) * | 2001-01-04 | 2002-07-11 | 노기호 | 대전방지성이 우수한 투명 열가소성 수지의 제조방법 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP3338505A patent/JP3066156B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05171000A (ja) | 1993-07-09 |
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