JP3066094U - 電子機器におけるリモコンキ―の連続押し判定装置 - Google Patents

電子機器におけるリモコンキ―の連続押し判定装置

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JP3066094U
JP3066094U JP1999005586U JP558699U JP3066094U JP 3066094 U JP3066094 U JP 3066094U JP 1999005586 U JP1999005586 U JP 1999005586U JP 558699 U JP558699 U JP 558699U JP 3066094 U JP3066094 U JP 3066094U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連続押しの判定時に、単発的に入力されるノイ
ズ等の影響を排除する。 【解決手段】 連続押し判定部13は、リモコン1から
送信された最初のキーコードがキー判別部12で特定キ
ーのキーコードであると判別されると、第1タイマー回
路14及び第2タイマー回路15を起動して一定時間及
び判定時間の計測を開始させ、第2タイマー回路15に
より判定時間を計測中にリモコン1から送信されたその
後のキーコードがキー判別部12で特定キーのキーコー
ドであると判別されると、その時点で第2タイマー回路
15の計測値をクリアして再度判定時間の計測を開始さ
せるといった処理動作を繰り返す過程において、第1タ
イマー回路14により一定時間の計測を終了すると連続
押しを示す信号を出力するといった構成において、第2
タイマー回路15により計測される判定時間を、キーコ
ードのデータ転送周期の少なくとも2周期分以上に設定
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電子機器におけるリモコンキーの連続押し判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、キーボードに設けられた特定のキーを一定時間の間押し続けること による連続押しによって、その連続押しに対応した処理動作をCPUが実行する ように構成されたパソコン等の電子機器が提供されている(例えば、特公昭62 −37406号公報等参照)。
【0003】 また、リモコンに設けられた特定のキーを一定時間の間押し続けることによる 連続押しによって、このリモコンから送信されてきたキーコードを受信した機器 本体側が連続押しに対応した処理動作を実行するように構成されたAV機器や空 気調和機等の電子機器も提供されている。
【0004】 このようなキーの連続押しによって、その連続押しに対応した処理動作を実行 する電子機器では、図3に示すように、例えばそのキーの連続押しの一定時間を 5sec、キーコードのデータ長を70ms、データ転送周期を100msとす ると、その一定時間の5secの間にリモコン等からのキーコードを約50回受 信することになり、50回全てにおいて一度もミスすることなく処理して初めて 、連続押しに対応する処理動作を行うことになる。
【0005】 そのため、連続押しの判定時間は、通常、データ転送周期である100msに 若干の余裕をみて140ms程度に設定されている。つまり、キーコードの受信 後、140ms以内に次の同じキーコードを受信すれば連続押し状態であると判 断している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 逆に言えば、一定時間の5secの間にリモコン等からのキーコードを約50 回受信することになるが、その50回のうちの一度でもキーコードの読み取りを ミスすると、その時点で判定時間の140msを経過してしまうことから、キー オフと判定されて連続押し判定が解除され、そこから再度連続押しの判定が開始 されることになる。図3に示す例で言えば、例えば最初のキーコードS1−1の 受信確認後に、次のキーコードS1−2がノイズ等の影響で読み取れなかった場 合には、その次のキーコードS1−3の受信が確認される前に判定時間の140 msが経過し、その時点でキーオフと判定されることになる。
【0007】 すなわち、連続押しの判定時に、ノイズ等により異常なデータが入力され、そ の影響でキーコードの読み取りが一度でもできなかった場合には、その後に正常 なデータ(キーコード)がきているにも関わらず、その時点で一旦リモコンキー が離されたと認識してしまうため、連続押しにより機能するモードが不安定にな るといった問題があった。つまり、連続押しに対応したキーを5sec間押しつ づけているにも関わらず、連続押しのモードに移行しないといった不具合を生じ る。
【0008】 本考案はこのような問題点を解決すべく創案されたものであって、その目的は 、連続押しの判定時に、単発的に入力されるノイズ等の影響を排除することによ って、連続押しにより機能するモードを安定的に制御し得る電子機器におけるリ モコンキーの連続押し判定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の電子機器におけるリモコンキーの連続押し 判定装置は、リモコンに設けられた特定キーを一定時間の間押し続けることによ る連続押しによって、このリモコンから送信されてきた特定キーのキーコードを 受信した機器本体側がこれに対応した処理動作を実行するように構成された電子 機器において、前記機器本体側に、前記リモコンから送信されてきたキーコード を受信する受信手段と、受信したキーコードを判別する判別手段と、前記一定時 間を計測する第1計測手段と、連続押しの判定時間を計測する第2計測手段と、 前記リモコンから送信されてきた最初のキーコードが前記判別手段で特定キーの キーコードであると判別されると、前記第1計測手段及び第2計測手段を起動し て一定時間及び判定時間の計測を開始させ、前記第2計測手段によって連続押し の判定時間を計測中に前記リモコンから送信されてきたその後のキーコードが前 記判別手段で特定キーのキーコードであると判別されると、その時点で前記第2 計測手段の計測値をクリアして再度判定時間の計測を開始させるといった処理動 作を繰り返し、その繰り返し過程において前記第1計測手段により一定時間の計 測を終了すると連続押しと判定して、その連続押しに対応する処理動作を実行す る連続押し判定制御手段とを備え、前記第2計測手段により計測される判定時間 を、キーコードのデータ転送周期の少なくとも2周期分以上に設定したことを特 徴とする。
【0010】 また、本考案の電子機器におけるリモコンキーの連続押し判定装置は、上記構 成において、連続押し判定制御手段は、リモコンから送信されてきた最初のキー コードに基づいて、そのキーの1回押しに対応した処理動作を実行するとともに 、その後連続押しと判定したときに、その連続押しに対応した処理動作に移行す ることを特徴とする。
【0011】 また、本考案の電子機器におけるリモコンキーの連続押し判定装置は、上記構 成において、連続押しに対応するリモコンのキーが電源をオン、オフする電源キ ーであり、連続押し判定制御手段は、この電源キーが一定時間押し続けられるこ とによって、その後の他の全てのキーコードの受け付けを無効とする処理を実行 することを特徴とする。
【0012】 また、本考案の電子機器におけるリモコンキーの連続押し判定装置は、上記構 成において、連続押し判定制御手段は、他の全てのキーコードの受け付けを無効 とする処理モードにおいて、前記電源キーが再度一定時間押し続けられると、そ れまでの無効処理モードを解除し、その後のキーコードの受け付けを有効とする ことを特徴とする。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。 図1は、本考案に係わるリモコンキーの連続押し判定装置を搭載した例えばビ デオカセットレコーダ等の電子機器のシステム構成図である。
【0014】 機器本体10側には、リモートコントロール(以下、単にリモコンという)1 からの赤外線等によるパルス波形の信号(キーコード)を受光する受光部11が 設けられており、この受光部11の出力は、キー判別部12に導かれている。ま た、キー判別部12の判別信号は、連続押し判定部13と、機器全体の動作制御 を行うシステムコントローラ16とに導かれている。また、連続押し判定部13 には、第1タイマー回路14と第2タイマー回路15とがそれぞれ双方向に接続 されており、連続押し判定部13の出力は、システムコントローラ16に導かれ た構成となっている。
【0015】 リモコン1は、図中に示す電源キー1aの他、ビデオカセットレコーダであれ ば再生キー、巻き戻しキー、早送りキー等の各種のキーを備えている。 受光部11は、リモコン1から送信されてくる各種キーに対応した赤外線によ るパルス波形の信号(キーコード)を電気信号に変換してキー判別部12に入力 する。 キー判別部12は、受光部11から入力されたパルス信号の「0」、「 1」の組み合わせから、入力されたキーコードの種類を判別し、その判別信号を 連続押し判定部13とシステムコントローラ16とに出力する。
【0016】 第1タイマー回路14は、リモコン1の特定キーが連続して押されたとき、そ の連続押しを有効と認めるか否かを決定するための一定時間(例えば、5sec 等)を計測する回路であり、第2タイマー回路15は、リモコン1の特定キーが 連続して押されたとき、リモコン1から送信されてくるその特定キーのキーコー ドの有無を判定するための判定時間(これについては後述する)を計測する回路 である。
【0017】 連続押し判定部13は、キー判別部12から特定キーである旨の判別信号を受 け取ると、第1タイマー回路14及び第2タイマー回路15を起動して一定時間 及び判定時間の計測をそれぞれ開始させ、第2タイマー回路15によって判定時 間を計測中に、キー判別部12から特定キーである旨の判別信号を再度受け取る と、その時点で第2タイマー回路15の計測値をクリアして再度判定時間の計測 を開始させるといった処理動作を繰り返し、このような第2タイマー回路15に よる計測動作の繰り返し過程において、第1タイマー回路15により一定時間の 計測を終了すると連続押しと判定して、その連続押しを示す信号をシステムコン トローラ16に出力する。
【0018】 システムコントローラ16は、リモコン1から送信され、キー判別部12で判 別された最初のキーコードに対応する判別信号に基づき、そのキーの1回押しに 対応した処理動作を指示する指示信号を出力して、その処理動作を実行させると ともに、その後、連続押し判定部13から連続押しを示す信号を受け取ると、そ の連続押しに対応した処理動作を指示する指示信号を出力して、その処理動作を 実行させる。すなわち、請求項に記載の連続押し判定制御手段は、本実施の形態 では、連続押し判定部13とシステムコントローラ16とによって実現されてい る。
【0019】 ここで、本実施の形態では、連続押しに対応するリモコン1のキーが電源をオ ン、オフする電源キー1aとなっており、システムコントローラ16は、この電 源キー1aが一定時間(例えば、5sec等)押し続けられたことを示す信号を 連続押し判定部13から受け取ると、その後の他の全てのキーコードの受け付け を無効とする処理を実行する。つまり、電源キー1aを5sec押し続けること によって、子供のいたずら等を防止するための「PARENTS LOCK O N」の状態に移行するようになっている。
【0020】 また、システムコントローラ16は、他の全てのキーコードの受け付けを無効 とする処理モード(「PARENTS LOCK ON」の状態)において、電 源キー1aが再度一定時間押し続けられたことを示す信号を連続押し判定部13 から受け取ると、それまでの無効処理モードを解除し、その後のキーコードの受 け付けを有効とする。つまり、「PARENTS LOCK ON」の状態を解 除するようになっている。
【0021】 上記構成において、本考案に係わるリモコンキーの連続押し判定装置は、第2 タイマー回路15によって計測する判定時間を、キーコードのデータ転送周期の 少なくとも2周期分以上に設定した点に特徴を有している。具体的に説明すると 、図3に示すように、キーコードのデータ転送周期は100msであるので、本 実施の形態では、この2周期分に若干の余裕を持たせて、220msとしている 。
【0022】 次に、上記構成のリモコンキーの連続押し判定装置を搭載したビデオカセット レコーダ等のキー判定処理動作について、図2に示すフローチャートを参照して 説明する。 機器本体10は、リモコン1からの信号の入力を待ち受ける待ち受け状態とな っており、リモコン1からの赤外線によるキーコードの入力の有無を絶えず監視 している(ステップS1)。
【0023】 この待ち受け状態において、リモコン1から赤外線によるパルス波形の信号( キーコード)が送信されてくると(ステップS1でYesと判断されると)、こ の赤外線信号は受光部11で受光され、電気信号(「0」、「1」のパルス信号 )に変換されてキー判別部12に入力される。キー判別部12は、この入力され たパルス信号の「0」、「1」の組み合わせから、入力されたキーコードの種類 を判別し(ステップS2)、その判別信号を連続押し判定部13とシステムコン トローラ16とに出力する。
【0024】 システムコントローラ16は、この判別信号に基づき、その判別信号で示され るキーコードに対応した処理動作を実行する(ステップS3)。ここで、リモコ ン1から送信されてきたキーコードが電源キー1aのキーコードであり、かつ機 器本体10が電源オフの状態である場合には、機器本体10の電源をオンにする 。
【0025】 一方、連続押し判定部13は、キー判別部12から受け取った判別信号が、特 定キーである電源キー1aのキーコードを示している場合(ステップS4でYe sと判断された場合)には、その時点で第1タイマー回路14と第2タイマー回 路15とを起動し、第1タイマー回路14による一定時間(5sec)の計測と 、第2タイマー回路15による判別時間(220ms)の計測とを開始させる( ステップS5)。なお、ステップS4での判断がNo、すなわち特定キーのキー コードでなかった場合には、ステップS1に戻って、次のキーコードの待ち受け 状態となる。
【0026】 ここで、電源キー1aが連続押しされている場合には、第2タイマー回路15 によって判定時間(220ms)を計測中に、キー判別部12から電源キー1a のキーコードを示す判別信号を再度受け取ることになるので(すなわち、ステッ プS6を経て、ステップS7でNo、ステップS8でYesと判断されるので) 、その時点で第2タイマー回路15の計測値をクリアし(ステップS9)、判定 時間(220ms)の計測を再度開始して、ステップS6に戻る。
【0027】 リモコン1の電源キー1aが連続押しされている限り、連続押し判定部13は 、このようなステップS6〜ステップS9の処理動作を繰り返すことになる。こ のとき、ノイズ等により異常なデータが入力され、その影響で例えば図3に示す キーコードS1−2の判別がキー判別部12で正しく行われなかった場合でも、 その次に入力されるキーコードS1−3の判別がキー判別部12で行われる前に 第2タイマー回路15で判定時間(220ms)の計測を終了することはないの で、次に入力されるキーコードS1−3の判別がキー判別部12で正しく行われ れば、連続押しの処理動作が継続されることになる。つまり、キーコードの読み 取りミスが一度発生しても、その時点で一旦リモコン1の電源キー1aが離され たと判断してしまうといった不具合は発生しない。
【0028】 このような第2タイマー回路15による計測動作の繰り返し過程において、第 1タイマー回路15により一定時間(5sec)の計測を終了したとき(ステッ プS6でYesと判断されたとき)には、その時点で連続押しと判定して、その 連続押しを示す信号をシステムコントローラ16に出力する。
【0029】 システムコントローラ16は、連続押し判定部13から連続押しを示す信号を 受け取ると、機器の動作が全てのキーの受け付けを無効とする無効処理モードと なっているか否かを判断し(ステップS10)、無効処理モードとなっていない 場合には、その連続押しに対応した処理動作を指示する指示信号を出力して、そ の処理動作を実行させる(ステップS11)。すなわち、この場合には、その後 の他の全てのキーコードの受け付けを無効とする処理を実行する。つまり、電源 キー1aを5sec押し続けることによって、子供のいたずら等を防止するため の「PARENTS LOCK ON」の状態に移行するようになっている。
【0030】 一方、システムコントローラ16は、ステップS10での判断がYes、すな わち、すでに無効処理モードとなっている場合には、その無効処理モードを解除 して、その後のキーコードの受け付けを有効とする(ステップS12)。つまり 、「PARENTS LOCK ON」の状態を解除するようになっている。
【0031】 また、上記の第2タイマー回路15による計測動作の繰り返し過程(ステップ S6〜ステップS9の処理の繰り返し)において、ステップS7でYesと判断 された場合、すなわち、第2タイマー回路15によって判定時間である220m sが計測された場合には、リモコン1の電源キー1aが一旦離されたと判断して 、第1タイマー回路14及び第2タイマー回路15をリセットし(ステップS1 3)、ステップS1に戻って次のキーコードの待ち受け状態となる。
【0032】 なお、上記実施の形態では、判定時間をキーコードのデータ転送周期の2周期 分より若干長い220msとしているが、例えばデータ転送周期の3周期より若 干長い330ms等とすることが可能である。このようにすると、ノイズ等の影 響によって特定キーのキーコードが連続して2回読み取れなかった場合でも、3 回目に正しく読み取れれば(すなわち、キー判別部12で正しく判別されれば) 、連続押しの処理動作が継続されることになる。
【0033】 また、上記実施の形態では、キーコードのデータ長を70ms、データ転送周 期を100msとして説明しているが、これはあくまで一例であって、データ長 とデータ転送周期とは任意に設定可能である。 さらに、上記実施の形態では、連続押しの特定キーを電源キー1aとして説明 しているが、電源キー1aに限定されるものではない。また、連続押しに対応す る処理動作として、子供のいたずら等を防止するための「PARENTS LO CK」のオン、オフを例に挙げているが、連続押しに対応する処理動作も任意に 設定すればよい。また、このようにキーを兼用する必要もなく、連続押しのため の特定キーを別個に設けてもよい。
【0034】
【考案の効果】
本考案の電子機器におけるリモコンキーの連続押し判定装置によれば、リモコ ンから送信されてきた最初のキーコードが判別手段で特定キーのキーコードであ ると判別されると、第1計測手段及び第2計測手段を起動して一定時間及び判定 時間の計測を開始させ、第2計測手段によって連続押しの判定時間を計測中にリ モコンから送信されてきたその後のキーコードが判別手段で特定キーのキーコー ドであると判別されると、その時点で第2計測手段の計測値をクリアして再度判 定時間の計測を開始させるといった処理動作を繰り返し、その繰り返し過程にお いて第1計測手段により一定時間の計測を終了すると連続押しと判定して、その 連続押しに対応する処理動作を実行するように構成し、かつ、第2計測手段によ り計測される判定時間を、キーコードのデータ転送周期の少なくとも2周期分以 上に設定している。すなわち、連続押しによる特定キーのキーコードがノイズ等 の影響で異常なデータとなっても、一度の異常波形入力は無効データとして扱う ことができるので、連続押しにより機能するモードを安定的に制御することがで きる。
【0035】 また、本考案の電子機器におけるリモコンキーの連続押し判定装置によれば、 リモコンから送信されてきた最初のキーコードに基づいて、そのキーの1回押し に対応した処理動作を実行するとともに、その後連続押しと判定したときに、そ の連続押しに対応した処理動作に移行するように構成したので、連続押し用の特 定キーと1回押し用の通常のキーとを兼用した場合でも、両方のキー機能を正確 に使い分けることができる。
【0036】 また、本考案の電子機器におけるリモコンキーの連続押し判定装置によれば、 連続押しに対応するリモコンのキーが電源をオン、オフする電源キーであり、こ の電源キーが一定時間押し続けられることによって、その後の他の全てのキーコ ードの受け付けを無効とする処理を実行するとともに、他の全てのキーコードの 受け付けを無効とする処理モードにおいて、電源キーが再度一定時間押し続けら れると、それまでの無効処理モードを解除し、その後のキーコードの受け付けを 有効とするように構成したので、連続押しの機能を機器本体のいたずら防止機能 として活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるリモコンキーの連続押し判定装
置を搭載した例えばビデオカセットレコーダ等の電子機
器のシステム構成図である。
【図2】本考案に係わるリモコンキーの連続押し判定装
置を搭載したビデオカセットレコーダ等のキー判定処理
動作を示すフローチャートである。
【図3】キーコードのデータ入力と判定時間との関係を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 リモコン 1a 電源キー(特定キー) 10 機器本体 11 受光部 12 キー判別部 13 連続押し判定部 14 第1タイマー回路(第1計測手段) 15 第2タイマー回路(第2計測手段) 16 システムコントローラ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコンに設けられた特定キーを一定時
    間の間押し続けることによる連続押しによって、このリ
    モコンから送信されてきた特定キーのキーコードを受信
    した機器本体側がこれに対応した処理動作を実行するよ
    うに構成された電子機器において、前記機器本体側に、 前記リモコンから送信されてきたキーコードを受信する
    受信手段と、 受信したキーコードを判別する判別手段と、 前記一定時間を計測する第1計測手段と、 連続押しの判定時間を計測する第2計測手段と、 前記リモコンから送信されてきた最初のキーコードが前
    記判別手段で特定キーのキーコードであると判別される
    と、前記第1計測手段及び第2計測手段を起動して一定
    時間及び判定時間の計測を開始させ、前記第2計測手段
    によって連続押しの判定時間を計測中に前記リモコンか
    ら送信されてきたその後のキーコードが前記判別手段で
    特定キーのキーコードであると判別されると、その時点
    で前記第2計測手段の計測値をクリアして再度判定時間
    の計測を開始させるといった処理動作を繰り返し、その
    繰り返し過程において前記第1計測手段により一定時間
    の計測を終了すると連続押しと判定して、その連続押し
    に対応する処理動作を実行する連続押し判定制御手段と
    を備え、 前記第2計測手段により計測される判定時間を、キーコ
    ードのデータ転送周期の少なくとも2周期分以上に設定
    したことを特徴とする電子機器におけるリモコンキーの
    連続押し判定装置。
  2. 【請求項2】 前記連続押し判定制御手段は、前記リモ
    コンから送信されてきた最初のキーコードに基づいて、
    そのキーの1回押しに対応した処理動作を実行するとと
    もに、その後連続押しと判定したときに、その連続押し
    に対応した処理動作に移行することを特徴とする請求項
    1に記載の電子機器におけるリモコンキーの連続押し判
    定装置。
  3. 【請求項3】 連続押しに対応するリモコンのキーが電
    源をオン、オフする電源キーであり、前記連続押し判定
    制御手段は、この電源キーが一定時間押し続けられるこ
    とによって、その後の他の全てのキーコードの受け付け
    を無効とする処理を実行することを特徴とする請求項1
    又は2に記載の電子機器におけるリモコンキーの連続押
    し判定装置。
  4. 【請求項4】 前記連続押し判定制御手段は、他の全て
    のキーコードの受け付けを無効とする処理モードにおい
    て、前記電源キーが再度一定時間押し続けられると、そ
    れまでの無効処理モードを解除し、その後のキーコード
    の受け付けを有効とすることを特徴とする請求項3に記
    載の電子機器におけるリモコンキーの連続押し判定装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011118788A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Shin Etsu Polymer Co Ltd 電子機器およびコンピュータプログラム

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JP2011118788A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Shin Etsu Polymer Co Ltd 電子機器およびコンピュータプログラム

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