JP2001339781A - リモコン信号受信回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】マイコンの消費電力の低減を図るリモコン信号
受信回路の提供。 【解決手段】受光部１の出力信号のノイズ成分を除去す
るローパスフィルタ２と、ローパスフィルタ２の出力信
号のレベルを基準レベルと比較し、リモコン信号の受信
タイミングを検出する比較回路３とを備え、比較回路３
の出力信号が、リモコン信号を入力して解読を行うマイ
クコン４にリモコン信号入力１として供給され、リモコ
ン信号入力１が、リモコン信号受信状態を示すとき、マ
イコン４は、スタンバイ状態から解除され、リモコン信
号入力２に入力される、受光部１からの出力信号をリモ
コン信号として取り込む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン信号の受
信回路を有する電子機器に関し、特に消費電力を低減す
る回路に関する。

【０００２】

【従来の技術】リモコン送信器は、多くの機器の制御に
用いられており、リモコン信号受信回路における受信や
解読には、マイクロコンピュータ（「マイコン」とい
う）が用いられている。マイコンは、リモコン信号を受
信するための専用端子を備え、そこに入力されるリモコ
ン信号を、割り込み等によって取り込む構成とされてい
る。

【０００３】このリモコン受信回路では、ノイズによる
動作トラブルが多くなってきている。そこで、例えば特
開平５−３２８４５２号公報（特許第２８６３３７１）
には、一定期間のデータ休止期間を含む一定周期で繰り
返し入力されるリモコンコード信号をマイコンの割り込
みで受信解読して機器制御信号として出力処理するリモ
コン受信回路において、受信したリモコン信号が正規の
データであることを確認する受信データ確認手段と、リ
モコン信号の一定時間のデータ休止期間を示す次のリモ
コンデータ列がくるまでの時間を設定する休止期間設定
手段と、前記受信データ確認手段と、休止期間設定手段
からの信号に基づいてマイコンの割り込み処理停止のタ
イミング及び停止期間を判定し、マイコンの割り込み処
理を停止させるマイコン割り込み処理停止手段と、を備
え、マイコン割り込み処理停止手段により前記受信した
リモコン信号が、正規のデータであることを確認してか
ら、前記データ休止期間に等しいか、又は短い時間の
間、マイコンの割り込み処理を停止させ、リモコン受信
回路の動作をオフにして、データの取り込みを停止させ
ることにより、データ休止期間におけるノイズ等のエラ
ーデータの取り込みを防止する構成としたリモコン信号
受信回路が提案されている。

【０００４】また、例えば特開平５−１４９７９号公報
には、赤外線信号の受光部と、第１、第２の受信機を備
え、第１の受信機の信号出力側はそのまま直接動作機器
に接続され、第２の受信機の出力は、パルス列を発生
し、ノイズ又は混信を入力した場合、そのパルス列が欠
落し、これを検出して第１の受信機出力側と動作機器と
の接続を切り離す構成としたリモコン受信回路の構成が
提案されている。

【０００５】そして、例えば特開平７−９５６６０号公
報には、受信感度が安定で、安価なリモコン装置を提供
することを目的として、送信側で、信号部の前に無信号
部を作り、受信側では、受信回路の出力をレベルシフト
し、ローパスフィルタで平滑化し、その出力差を比較回
路でレベル比較することで、無信号部の間にオフセット
を収束させ、比較回路の出力をノイズ除去した後、論理
装置でデコードする構成としたリモコン装置が提案され
ている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところで、リモコン信
号を受信する機器は、室内だけでなく、屋外でも使用さ
れている。室内では、蛍光燈から５０Hzまたは６０Hzの
ノイズが発生しており、屋外では、太陽光に含まれてい
る赤外線ノイズがある。

【０００７】これらのノイズ信号は、受光部のリモコン
プリアンプで受光され、マイコンの入力端子へ直接入力
され、リモコン信号とノイズ信号の区別なく任意のタイ
ミングでマイコンへ入力されることになる。

【０００８】リモコン受信回路において、マイコンは、
リモコン信号が入力されるまでの間、スタンバイ（低消
費電力モード）の状態を維持しているが、不要なノイズ
の発生の度に、マイコンがスタンバイ状態（低消費電力
モード）から、解除されて起動され、不要な処理を行っ
ており、その間、マイコンは余分な電力を消費してい
る。

【０００９】かかる従来のリモコン受信回路において
は、マイコンの消費電力の低減を図ることは難しい。

【００１０】なお、上記特開平７−９５６６０号公報に
は、マイコンのスタンバイ時においてノイズによるマイ
コンの起動を抑制することで消費電力を低減させるとい
う課題の認識はなく、該課題を解決するために講じる手
段・構成はいっさい記載されていない。

【００１１】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その主たる目的は、受光部で受
信したリモコン信号を入力して解読を行うマイコンの消
費電力の低減を図るリモコン信号受信回路を提供するこ
とにある。

【００１２】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、受光部のリモコンプリアンプ回路の出力信号のノ
イズを除去するローパスフィルタの出力電圧を基準電圧
と比較し、リモコン信号の受信タイミングを検出する回
路を備える。

【００１３】本発明は、好ましくは、リモコン信号を入
力して解読を行うマイクロコンピュータを備えたリモコ
ン信号受信回路において、受光部の出力信号を平滑化し
てノイズ成分を除去するフィルタと、前記フィルタの出
力信号のレベルをあらかじめ定められた基準レベルと比
較し、リモコン信号の受信タイミングを検出する比較回
路と、を備え、前記比較回路の出力信号が、前記マイク
ロコンピュータの第１の端子に入力されるとともに、前
記受光部からの出力信号がそのまま前記マイクロコンピ
ュータの第２の端子に入力され、前記比較回路の出力信
号がリモコン信号の受信検出状態を示すとき、前記マイ
クロコンピュータは、前記第２の端子に入力される、前
記受光部からの出力信号を、リモコン信号として、取り
込む構成とされている。

【００１４】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明の一実施の形態のリモコン制御回路は、受
光部で受信したリモコン信号を入力して解読を行うマイ
クロコンピュータ（「マイコン」という）（４）を備
え、送信器からリモコン信号が送信されずリモコン信号
を受信しない期間、前記マイコン（４）はスタンバイ状
態とされ、リモコン信号の受信開始を検出した場合、マ
イコン（４）はスタンバイ状態から解除されてリモコン
信号の取り込みを行うリモコン信号受信回路であって、
リモコン信号を受光する受光部（１）からの出力信号を
入力し平滑化した信号を出力するローパスフィルタ
（２）と、ローパスフィルタ（２）の出力信号電圧と基
準電圧とを比較しリモコン信号受信を検出する比較回路
（３）と、を備え、比較回路（３）の出力信号は、マイ
コン（４）に、第１のリモコン信号入力（リモコン信号
入力１）として供給され、受光部（１）からの出力信号
は、そのまま、マイコン（４）に、第２のリモコン信号
入力（リモコン信号入力２）として供給される。

【００１５】本発明の一実施の形態のリモコン制御回路
において、好ましくは、マイコン（４）は、第１のリモ
コン信号入力（リモコン信号入力１）が、リモコン信号
非検出を示す値の期間は、スタンバイ状態とされ、第１
のリモコン信号入力（リモコン信号入力１）がリモコン
信号非検出を示す値から、リモコン信号検出を示す値に
変化したとき、マイコン（４）は、スタンバイ状態が解
除され、マイコン（４）は、第２のリモコン信号入力
（リモコン信号入力２）から入力されるリモコン信号を
取り込む。

【００１６】本発明によれば、受光部の信号からノイズ
成分を除去した信号に基づき、リモコン信号受信を検出
しているため、リモコン信号受信開始のみを確実に判断
することができ、リモコン信号以外のノイズによるリモ
コン受信（マイコンの起動）を抑止することができる。

【００１７】本発明によれば、リモコン信号の受信タイ
ミングを正しく判断することができるため、マイコンが
スタンバイ状態にある時等において、ノイズによる不要
な割り込み処理による起動による、時間のロスを回避す
ることができ、その結果として、マイコンはスタンバイ
（低消費電力モード）の状態を維持でき、マイコンの消
費電力を低減することができる。

【００１８】

【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して詳細に説明する。

【００１９】図１は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。図１を参照すると、本発明の一実施例は、受光
部１と、受光部１をなすリモコンプリアンプ回路の出力
信号を平滑化するローパスフィルタ回路２と、ローパス
フィルタ回路２の出力信号電圧と、基準電圧とを比較す
る比較回路（コンパレータ）３と、リモコン信号を受信
解読するマイコン４と、を備えている。

【００２０】受光部１は、不図示のリモコン送信器から
送信されるリモコン信号（赤外線）を受光する光センサ
（フォトダイオード等）と光センサの出力信号を増幅し
電圧信号を出力する増幅回路を備え、かかる構成を受光
部１のリモコンプリアンプ回路という。

【００２１】コンパレータ３は、ローパスフィルタ回路
２の出力信号電圧を＋（非反転入力）端子に入力し、基
準電圧を−（反転入力）端子に入力し、ローパスフィル
タ回路２の出力信号電圧が基準電圧よりも大の場合、出
力をＨｉｇｈレベルとし、ローパスフィルタ回路２の出
力信号電圧が基準電圧以下の場合、出力をＬｏｗレベル
とする。なお、本発明において、コンパレータ３におけ
る比較結果の出力論理値は、かかる構成に限定されるも
のでないことは勿論である。また図１では、ローパスフ
ィルタ回路２は、ＲＣ積分回路（平滑回路）で構成され
ているが、所望の周波数特性を得るために別の構成とし
てもよいことは勿論である。

【００２２】マイコン４におけるリモコン信号の入力経
路には２系統あり、第１の系統は、受光部１のリモコン
プリアンプ回路からローパスフィルタ２、コンパレータ
３を通り、マイコン４に、リモコン信号入力１として入
力される経路からなり、第２の系統は、受光部１のリモ
コンプリアンプ回路から分岐して、直接、マイコン４
に、リモコン信号入力２として入力される経路からな
る。

【００２３】第１の系統では、コンパレータ３によっ
て、受光部１のリモコンプリアンプ回路の出力信号がリ
モコン信号であるかどうか（リモコン信号受信の検出の
有無）をを判断し、第２の系統では、リモコン信号受信
が検出された場合に、リモコン信号データを受け取る。

【００２４】マイコン４は、リモコン信号を受け取らな
い区間では、スタンバイ状態（低消費電力モード）に入
っている。

【００２５】リモコン信号入力１は、リモコン信号にデ
ータがのっていることを検出したこと（リモコン信号受
信の検出）を、マイコン４に知らせる信号として機能し
ており、リモコン信号がのっていることを検出した場
合、マイコン４に対して割り込み要求をあげ、マイコン
４は、第２の系統のリモコン信号入力２からリモコン信
号データの取り込みを行う。

【００２６】図２は、本発明の一実施例の動作を説明す
るためタイミング波形を示す図である。

【００２７】受光器１のリモコンプリアンプ回路の出力
信号（図２のプリアンプ回路出力信号Ａ）にノイズがの
っている場合、ノイズがローパスフィルタ２で平滑さ
れ、ローパスフィルタ２の出力（図２のローパスフィル
タ出力信号Ｂ）を入力とするコンパレータ３において、
ローパスフィルタ出力信号Ｂは基準電圧より大であるた
め、その出力信号（図２のコンパレータ出力信号Ｃ）の
値は、プリアンプ出力信号Ａのノイズによって変化しな
い。

【００２８】このため、マイコン４へ入力されるリモコ
ン信号入力１はＨｉｇｈレベルのままであり、マイコン
４の割り込み処理は発生しない（図２のマイコンの処理
タイミングＤはＬｏｗレベルのままである）。本発明の
一実施例において、リモコン信号入力１がＨｉｇｈレベ
ルのあいだ、マイコン４は、スタンバイ状態とされる。

【００２９】プリアンプ出力信号Ａにリモコンデータが
のっている場合、リモコン信号の先頭部分であるリーダ
期間（図２のｔ１〜ｔ３の区間）は、ローパスフィルタ
２の時定数（抵抗Ｒと容量Ｃで定められる）よりも長い
ため、ローパスフィルタ出力信号Ｃの電圧レベルが緩や
かに低下し、ローパスフィルタ出力信号Ｃのレベルがコ
ンパレータ３に入力される基準電圧よりも低くなると、
時刻ｔ２において、コンパレータ出力信号Ｃは、Ｈｉｇ
ｈレベルからＬｏｗレベルに変化する。

【００３０】コンパレータ出力信号Ｃ、したがってマイ
コン４のリモコン信号入力１が、ＨｉｇｈレベルからＬ
ｏｗレベルに変化した時点（リモコン信号受信タイミン
グの検出時点）で、マイコン４は、スタンバイ状態から
解除され、割り込み処理を行う。すなわち、マイコン処
理タイミング信号（割り込み要求）Ｄがアクティブとな
り、マイコン４は、リモコン信号入力２からリモコンデ
ータを読み込む。

【００３１】図２に示した従来のマイコンの処理タイミ
ングＥは、比較例として、受光器１の出力信号を、直
接、マイコン４のリモコン信号入力１に入力させて（こ
の場合、リモコン信号入力２は用いられない）、割り込
み処理によって、リモコ信号を受け取る構成の従来のリ
モコン受信回路における、マイコンの処理タイミングを
示したものである。この比較例では、受光器１のプリア
ンプ回路の出力が、直接、マイコンの割り込み端子に入
力されているため、受光器１のプリアンプ出力信号Ａに
ノイズが発生する度に、マイコンはスタンバイ状態から
解除されて起動され、リモコン信号が送られていないに
もかかわらず、マイコンは、その都度、リモコン信号の
入力処理（不要な処理）を行う。

【００３２】比較例の回路の条件として、 ・スタンバイ状態中にマイコン４が消費する電流を約１
μＡ、 ・リモコン信号受信中にマイコン４が消費する電流を約
１０ｍＡ、 ・ノイズによるマイコン起動頻度を５０回／秒 とする。

【００３３】本発明の一実施例の条件として、 ・コンパレータ３及び基準電圧用抵抗Ｒrefで消費され
る電流を約１ｍＡ、 ・スタンバイ中にマイコン４が消費する電流を約１μ
Ａ、 ・リモコン信号受信中にマイコンが消費する電流を約１
０ｍＡ、 ・ノイズによるマイコン起動頻度を０回／秒 とする。

【００３４】上記条件下で、従来回路でスタンバイを使
用する場合、スタンバイ中は１μＡだが、ノイズにより
マイコンが起動すると１０ｍＡの電流を消費する。ま
た、マイコンが起動するタイミングは５０回／秒以上あ
り、一度起動すると１０ｍｓ程度の処理時間を要するた
め、０．５ｓ間は１０ｍＡの電流を消費している。

【００３５】これに対して、本発明の一実施例では、ス
タンバイ状態では、定常的には１ｍＡしか消費しないた
め、１／５の消費電力になる。

【００３６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リモコン信号の誤検出を抑止し、マイコンのスタンバイ
状態時、ノイズをリモコン信号と誤検出して、マイコン
に割り込みをかけて起動することを回避することがで
き、マイコンの消費電力を特段に低減する、という効果
を奏する。

【００３７】その理由は、本発明においては、受光部の
出力信号中のノイズ成分を除去した信号に基づき、リモ
コン信号受信タイミングを検出しており、リモコン信号
受信開始を確実に判断することができ、リモコン信号以
外のノイズによる、リモコン受信及びマイコンの起動を
抑止する構成としたためである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の構成を示す図である。

【図２】本発明の一実施例の動作及び比較例の動作を説
明するためのタイミングチャートである。

【符号の説明】

１ 受光部 ２ ローパスフィルタ ３ コンパレータ ４ マイコン Ｃ 容量 Ｒ 抵抗 Ｒref 基準電圧発生抵抗 Ｖref 基準電圧

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】受光部のリモコンプリアンプ回路の出力信
   号のノイズを除去するローパスフィルタの出力電圧を基
   準電圧と比較し、リモコン信号の受信タイミングを検出
   する回路を備えた、ことを特徴とするリモコン受信回
   路。
2. 【請求項２】リモコン信号を入力して解読を行うマイク
   ロコンピュータを備えたリモコン信号受信回路におい
   て、 受光部の出力信号を平滑化してノイズ成分を除去するフ
   ィルタと、 前記フィルタの出力信号のレベルをあらかじめ定められ
   た基準レベルと比較し、リモコン信号の受信タイミング
   を検出する比較回路と、 を備え、 前記比較回路の出力信号が、前記マイクロコンピュータ
   の第１の端子に入力されるとともに、前記受光部からの
   出力信号がそのまま前記マイクロコンピュータの第２の
   端子に入力され、 前記比較回路の出力信号が、リモコン信号の受信検出状
   態を示すとき、前記マイクロコンピュータは、前記第２
   の端子に入力される、前記受光部からの出力信号を、リ
   モコン信号として、取り込む、ことを特徴とするリモコ
   ン受信回路。
3. 【請求項３】受光部で受信したリモコン信号を入力して
   解読を行うマイクロコンピュータを備え、 リモコン信号を受信しない期間、前記マイクロコンピュ
   ータは、スタンバイ状態とされ、 リモコン信号の受信が検出された場合、前記マイクロコ
   ンピュータは前記スタンバイ状態から解除されて、受信
   したリモコン信号の取り込みを行う構成とされてなるリ
   モコン信号受信回路であって、 前記受光部からの出力信号を平滑化してノイズ成分を除
   去するフィルタと、 前記フィルタの出力信号電圧を所定の基準電圧と比較
   し、比較結果に基づき、リモコン信号の受信タイミング
   を検出する比較回路と、 を備え、 前記比較回路の出力信号は、前記マイクロコンピュータ
   に、第１のリモコン信号入力として供給され、 前記受光部の出力信号は、そのまま、前記マイクロコン
   ピュータに、第２のリモコン信号入力として供給され、 前記第１のリモコン信号入力がリモコン信号受信状態を
   示すとき、前記マイクロコンピュータは、前記第２のリ
   モコン信号入力から供給されるリモコン信号を取り込
   む、ことを特徴とするリモコン受信回路。
4. 【請求項４】リモコン信号を受光する受光部からの出力
   信号を入力し平滑化した信号を出力するフィルタと、 前記フィルタの出力信号電圧と所定の基準電圧とを比較
   し、リモコン信号受信を検出する比較回路と、 を備え、 前記比較回路の出力信号は、マイクロコンピュータに、
   第１のリモコン信号入力として供給され、 前記受光部の出力信号は、そのまま、前記マイクロコン
   ピュータに、第２のリモコン信号入力として供給され、 リモコン信号が入力されず、前記マイクロコンピュータ
   に供給される前記第１のリモコン信号入力がリモコン信
   号非検出の値をとる間、前記マイクロコンピュータは、
   スタンバイ状態とされ、 リモコン信号の受信が開始され、前記マイクロコンピュ
   ータに供給される前記第１のリモコン信号入力が、リモ
   コン信号の非検からリモコン信号検出の値に変化したと
   き、前記マイクロコンピュータは、スタンバイ状態が解
   除され、前記第２のリモコン信号入力から供給されるリ
   モコン信号を取り込む、ことを特徴とするリモコン受信
   回路。