JP3545662B2 - データ通信装置及びデータ通信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルデータの通信を行う機器間の接続をトーン信号の送受信により認識するデータ通信装置及びデータ通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のデジタルデータの通信を行う機器は、例えばコンピュータと周辺機器との接続や、デジタル放送を受信するCSアンテナとデジタルVTRとの接続のように、機器間の接続を自動的に認識して通信を行うプラグアンドプレイ機能が搭載されている。
【0003】
機器間の接続を自動的に認識する従来の方法として、IEEE1394規格による電圧の変化を検知する方法が知られている。しかし、この方法は、機器間の接続距離が最大約4.5mまでで短いという問題があった。
【0004】
この問題を解決するために、P1394b Draft Standard for a High PerformanceSerial Bus(Supplement)(以下、「P1394b」という) に規定される長距離化のための通信方式が提案されている。これは、送信用と受信用の2芯の光ケーブルを使用した場合は最大約100mの接続距離が得られるようになっている。そして、この通信方式に対応する機器間の接続は、所定のトーン信号を送受信して接続を認識できるようになっている。
【0005】
この接続認識方法は、光ケーブルにより機器が接続されると、互いに所定のトーン信号が送信される。トーン信号は、図8に示すように所定のトーン周波数f[Hz]、トーン繰返し周期T[sec]、トーン持続時間W[sec]を有し、受信したトーン信号が所定のトーン信号であると応答信号を送信して接続が認識され、通信が行われるようになっている。例えば、P1394bにより提案されているトーン信号はf=48MHz〜64MHz、T=42.67msec、W=666.67μsecになっている。
【0006】
一方、1芯の光ケーブルを用いた他の通信方式も提案され、送信信号と受信信号との分離精度の制約から接続距離が2芯の場合よりも短くなるが、光ケーブル及び接続用のコネクタを小型にできる利点がある。そして、この通信方式に対応する機器間の接続は、上記と同様のトーン信号を用いた接続認識方法により認識することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の光ケーブルを用いる前者の通信方式によると、2芯であるため光ケーブル及び接続用のコネクタが大型になり、後者の通信方式によると、接続距離が短くなるという問題がある。このため、1芯の光ケーブルを用いた接続距離の長い更に他の通信方式により機器間の通信が行われることが予想される。この通信方式においても互いに通信可能となる機器間の接続は、上記と同様のトーン信号を用いた接続認識方法により認識させることができる。
【0008】
この時に、同じ1芯の光ケーブルを用いるにもかかわらず、異なる通信方式のために使用者は機器を接続しても接続を認識できず通信が行うことができない場合が生じる。そして、夫々の通信方式に応じた通信回路を2つ有する構成の機器を使用しても、接続を認識して通信を行うために切替スイッチ等を切り替える操作が必要であり、操作が煩雑で使用勝手が悪くなる問題がある。
【0009】
本発明は、機器の接続を認識し、使用勝手を向上させることのできるデータ通信装置及びデータ通信方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のデータ通信装置は、光ケーブルによりデジタルデータの通信を行う機器間の接続を所定のトーン信号の送受信により認識するデータ通信装置において、第1通信方式の機器の接続確認を行うための第1トーン信号を識別するとともに、第2通信方式の機器の接続確認を行うための第2トーン信号を識別する識別部を備え、第1、第2トーン信号はトーン繰返し周期及びトーン持続時間が異なることを特徴としている。
【0011】
この構成によるとデータ通信を行う機器が接続されると互いに所定のトーン信号を送信する。データ通信装置は受信したトーン信号が第1トーン信号かまたは第2トーン信号かをトーン繰り返し周期及びトーン持続時間の違いにより識別部で識別する。そして、通信可能な通信方式を示すトーン信号であれば接続が認識される。
【0012】
また本発明は、上記構成のデータ通信装置において、前記光ケーブルは1芯から成ることを特徴としている。
【0013】
また本発明は、上記構成のデータ通信装置において、前記識別部は受信されたデジタルオーディオ信号を識別できるようにしたことを特徴としている。この構成によると、データ通信を行う機器が接続されると互いに所定のトーン信号あるいはデジタルオーディオ信号を送信する。データ通信装置は受信した信号が第1トーン信号、第2トーン信号またはデジタルオーディオ信号かを識別部で識別する。そして、通信可能な通信方式を示すトーン信号またはデジタルオーディオ信号であれば接続が認識される。
【0014】
また本発明は、上記構成のデータ通信装置において、前記識別部の識別結果に応じた応答信号を送信することを特徴としている。この構成によると、例えば、第1、第2通信方式により通信可能な場合に、受信した信号が第1トーン信号であれば、第1トーン信号が送信され、受信した信号が第2トーン信号であれば、第2トーン信号が送信される。そして、第1通信方式によってのみ通信可能な機器であれば、受信した信号が第2トーン信号の時には応答信号を送信できず接続が認識されない。
【0015】
また本発明は、上記構成のデータ通信装置において、前記識別部の識別結果に応じて、第1通信方式、第2通信方式またはデジタルオーディオ信号による機器の接続が認識されたことを報知する報知手段を有することを特徴としている。この構成によると、例えば、第1トーン信号を受信し、第1通信方式により通信が行われるとその旨が報知される。また、第1通信方式によってのみ通信可能な場合に、受信した信号が第2トーン信号であれば、第2通信方式の機器が接続されていることを報知する。
【0018】
また本発明は、上記構成のデータ通信装置において、P1394bで規定されるトーン信号の送信手順により機器間の接続確認を行うことを特徴としている。
【0019】
また本発明のデータ通信方法は、光ケーブルによりデジタルデータの通信を行う機器間の接続を所定のトーン信号の送受信により認識するデータ通信方法において、第1通信方式の機器の接続確認を行うための第1トーン信号を識別するとともに、第2通信方式の機器の接続確認を行うための第2トーン信号を識別する識別部を備え、第1、第2トーン信号はトーン繰返し周期及びトーン持続時間が異なるとともに、前記識別部の識別結果に応じた応答信号を送信することを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態のデータ通信装置を示す構成図である。データ通信装置30は、他の機器と光ケーブル1により接続されるフロントエンド2が設けられている。フロントエンド2には光ケーブル1のプラグ1aが装着されるレセプタクル2aが形成されている。プラグ1a及びレセプタクル2aは、例えば現行のオーディオ装置等に用いられる所謂φ3.5mmミニジャック等を用いることができる。尚、光ケーブル1は1芯である。
【0021】
フロントエンド2と一体に光電変換回路から成る受信回路3及び送信回路4が設けられている。受信回路3はフォトダイオード5と、アンプ6と、コンパレータ(不図示)とを有し、レセプタクル2aに入力される光信号を電気信号に変換増幅する。送信回路4は発光ダイオードやレーザーダイオード等から成る発光素子8と、駆動用のドライバ9とを有し、切替スイッチ13を通じて入力される送信用の電気信号を光信号に変換してレセプタクル2aに光出力する。
【0022】
受信回路3には、第1通信回路10、第2通信回路11、識別回路7及びデジタルオーディオ回路16が接続されている。第1通信回路10は、第1通信方式の信号によって送受信を行うための回路であり、第2通信回路11は、第2通信方式の信号によって送受信を行うための回路である。第1、第2通信回路10、11は切替スイッチ13を介して送信回路4と接続されている。
【0023】
デジタルオーディオ回路16は、入力されたデジタルオーディオ信号を処理して出力する。識別回路7は、前述の図8に示す接続確認用のトーン信号が入力され、接続された機器が通信可能かどうかを識別する。そして、識別結果に応じて第1、第2通信回路10、11、デジタルオーディオ回路16及び切替スイッチ13を制御する。また、識別回路7には、識別結果を表示して使用者に報知する表示部12が接続されている。
【0024】
識別回路7の詳細を図2に示す。識別回路7は、トーン信号をパルス信号に変換する変換回路17、デジタルオーディオ信号を識別するデジタルオーディオ識別回路20及び制御部19を備えている。識別回路7に入力される入力信号RXDは、変換回路17及びデジタルオーディオ識別回路20に送られる。
【0025】
入力信号RXDが図3(a)に示すようなトーン信号(詳細は図8参照)の場合には、変換回路17に入力されるとダイオード24により整流され、コンデンサ23から成る平滑化回路により平滑化される。コンデンサ23は入力されるトーン信号がなくなると抵抗22を通して放電される。その後、比較器21により所定の電圧Vthと比較して、図3(b)に示すようにトーン信号が存在する期間のみHレベルとなるパルス信号SDを出力する。このパルス信号SDによって、後述するように制御部19においてトーン信号を識別する。
【0026】
入力信号RXDがデジタルオーディオ信号の場合は、トーン信号のトーン周波数fが数10MHzであるのに対してデジタルオーディオ信号の周波数は数MHzであるため、デジタルオーディオ識別回路20によって周波数またはデータの持続時間を検知することによりデジタルオーディオ信号が入力されたことを識別することができる。そして、判別信号DAONが生成される。デジタルオーディオ信号であった場合は判別信号DAON=1となり、デジタルオーディオ信号でない場合は判別信号DAON=0となる。
【0027】
ところで、デジタルオーディオ信号はバイフェーズ変調されていて、HレベルとLレベルとを遷移する。一方、受信回路3(図1参照)がACアンプを使用する場合は、無信号時に識別回路7にノイズが入力される場合がある。そして、デジタルオーディオ識別回路20に数MHZのノイズが入力されると、誤認して判別信号DAON=1となる場合がある。
【0028】
しかし、デジタルオーディオ信号が変換回路17に入力されてパルス信号SDに変換されると、パルス信号SDは常にHレベルとなるが、ノイズは変換回路17に入力されてもコンデンサ23を充分に充電できないため変換回路17の出力はLレベルになる。これにより、ノイズを区別することができる。本実施形態では、後述するように、制御部19において判別信号DAONとパルス信号SDとによってデジタルオーディオ信号を識別するようになっている。
【0029】
第1通信方式の機器の接続を確認するための第1トーン信号や、第2通信方式の機器の接続を確認するための第2トーン信号はP1394bに規定されるトーン信号の送信手順で送受信されるようになっている。即ち、所定のトーン信号を互いに送信し、受信したトーン信号が示す通信方式により通信可能であると、互いに応答信号を送信して接続が認識される。その後、その通信方式によりデジタルデータの通信が行われる。
【0030】
第1、第2トーン信号から得られるパルス信号SDの波形は図4(a)、(b)のように表される。これらのパルス信号SD及び判別信号DAONは制御部19に送られて接続の認識が行われ、前述したように第1、第2通信回路10、11、オーディオ回路16及び切替スイッチ13を制御する(図2のA〜D)。接続認識の手順を図5のフローチャート及び図4(a)、(b)を参照して説明する。
【0031】
まず、ステップ#101ではパルス信号SDがHレベルかどうかが判断される。パルス信号SDがLレベルの場合は入力信号RXDはデジタルオーディオ信号ではないため、デジタルオーディオ識別回路20の出力を判断せず、後述するステップ#104に移行する。パルス信号SDがHレベルであると、ステップ#102でデジタルオーディオ識別回路20から出力される判別信号DAONが1かどうかが判断される。
【0032】
判別信号DAONが0のときは入力信号RXDがデジタルオーディオ信号ではないため、ステップ#104に移行する。判別信号DAONが1の場合は、入力信号RXDがデジタルオーディオ信号であると判断でき、接続された機器はデジタルオーディオ信号を送る機器であることが識別される。
【0033】
そして、ステップ#103でデジタルオーディオ回路16(図1参照)にデジタルオーディオ信号処理を行わせる。同時に表示部12を制御してデジタルオーディオモードであることを表示させる。尚、デジタルオーディオ回路16と送信部4とを切替スイッチ13を介して連結し、デジタルオーディオ信号を送信できるようにしてもよい。
【0034】
ステップ#104では、パルス信号SDの立上がり(図4のT0の点)が検出されるまで待機し、検出されるとステップ#105で制御部19に内蔵されるタイマがリスタートされる。この時のタイマのカウンタ値TaはTa=T0(=0)となる。そして、ステップ#106でパルス信号SDの立下がりが検出されるまで待機する。
【0035】
パルス信号SDの立下がりが検出されるとステップ#107でタイマのカウンタ値Taが所定値T1〜T2(図4参照)の間にあるかどうかが判断される。入力信号RXDをパルス波形SDに変換する際に、入力信号RXDによって立下がりの遅延期間が異なるため、パルス幅を判別するためにT1〜T2までの所定の期間を設けている。カウンタ値TaがT1〜T2の間にあると、入力信号RXDは第1トーン信号と一致するトーン持続時間Wを有すると判断される。そして、ステップ#108でパルス信号SDの次の立上がりが検出されるまで待機する。
【0036】
パルス信号SDの次の立上がりが検出されるとステップ#109でタイマのカウンタ値Taが所定値T5〜T6の間にあるかどうかが判断される。カウンタ値TaがT5〜T6の間にあると、第1トーン信号と一致するトーン繰返し周期Tを有すると判断される。その結果、入力信号RXDは第1トーン信号であることを識別する。
【0037】
そして、ステップ#110で切替スイッチ13を端子13a側に切り替えるとともに、第1通信回路10を制御して応答信号を送信する。これにより機器間の接続が認識され、表示部12を制御して第1通信方式の機器の接続を認識したことを表示する。
【0038】
ステップ#107においてカウンタ値Taが所定値T1〜T2の間にない場合は、ステップ#109に移行してカウンタ値Taが所定値T3〜T4の間にあるかどうかが判断される。カウンタ値TaがT3〜T4の間にない場合は、入力信号RXDは第1、第2トーン信号のいずれでもないため接続確認は行えず、ステップ#101に戻って接続確認用の信号を受信するまで繰返される。カウンタ値TaがT3〜T4の間にあると、入力信号RXDは第2トーン信号と一致するトーン持続時間Wと有すると判断される。
【0039】
そして、ステップ#112でパルス信号SDの次の立上がりが検出されるまで待機する。立上がりが検出されると、ステップ#113でタイマのカウンタ値Taが所定値T7〜T8の間にあるかどうかが判断される。カウンタ値TaがT7〜T8の間にない場合は、接続確認は行えずステップ#101に戻って繰返される。
【0040】
カウンタ値TaがT7〜T8の間にあると、第2トーン信号と一致するトーン繰返し周期Tを有すると判断される。その結果、入力信号RXDは第2トーン信号であることを識別する。そして、ステップ#114で切替スイッチ13を端子13bに切り替え、第2通信回路11を制御して応答信号を送信する。これにより機器間の接続が認識され、表示部12を制御して第2通信方式の機器の接続を認識したことを表示する。
【0041】
ここで、第1トーン信号を例えば、トーン周波数f=48MHz〜64MHz、トーン繰返し周期T=42.67msec、トーン持続時間W=666.67μsecにする(仮にP1394bと同じにしている)。また、第2トーン信号を例えば、トーン周波数f=48MHz〜64MHz、トーン繰返し周期T=200msec、トーン持続時間W=3msecにする。
【0042】
第1、第2トーン信号は、原理的にはトーン周波数f、トーン繰返し周期T、トーン持続時間Wの少なくともいづれか1つを異ならせることにより夫々を識別することが可能である。例えば、トーン持続時間Wのみにより識別する場合には、前述の図5のフローチャートにおいて、ステップ#108〜ステップ#109及びステップ#112〜ステップ#113を省略した手順により実現できる。
【0043】
但し、本実施形態のようにトーン繰返し周期Tとトーン持続時間Wとの2つのパラメータを異ならせ、その2つのパラメータの検出によってトーン信号を識別すると、ノイズによる誤認を低減し、耐ノイズ性を向上させて誤動作を防止できるのでより望ましい。
【0044】
また、トーン周波数fを用いて識別する場合は、パルス信号SDに変換する前のトーン信号から成る入力信号RXDを用いる必要がある。図2に破線Eで示すように、周波数を検知する周波数検出回路26を設けることにより第1トーン信号と第2トーン信号とを識別可能である。この時、高周波のトーン信号を識別するため、周波数検出回路26の構成が複雑になるので、トーン繰返し周期Tやトーン持続時間Wを用いて識別する方が望ましい。
【0045】
本実施形態によると、入力されるデジタル信号が第1、第2トーン信号またはデジタルオーディオ信号であれば、自動的に接続された機器の接続を認識することができる。そして接続を認識した後は、第1、第2通信方式による通信またはデジタルオーディオ信号の受信が行われる。これにより、使用者は接続する機器に応じて特別の操作を行う必要がなく使用勝手が向上する。また、表示部12(図1参照)は、接続を認識できなかった場合にもその旨をLEDの点灯や消灯等により表示してもよい。
【0046】
尚、接続される両方の機器が本実施形態のデータ通信装置30を備えた場合において、一方が第1トーン信号を送信し、他方が第2トーン信号を送信すると、受信した後互いに相手側に応じた応答信号に変更して送信することになり、接続を認識できない場合が考えられる。これに対しては、接続当初は例えば第1トーン信号を互いに送信するように予め決めておくことで、このような不具合を回避することができる。
【0047】
次に、図6は第2実施形態のデータ通信装置を示す構成図である。本実施形態は、前述の図1〜図5の第1実施形態に対して、デジタルオーディオ回路16が省かれて第1、第2通信方式の機器との通信のみを行うことができるようになっている。従って、識別回路7は図2においてデジタルオーディオ識別回路20を省いた構成になっている。
【0048】
このような構成によると、第1実施形態と同様に識別部7は第1、第2トーン信号を識別し、第1、第2通信回路10、11、切替スイッチ13及び表示部12を制御する。これにより、第1、第2通信方式の機器との接続の認識が行われ、いずれの機器が接続されても通信が可能となる。尚、前述の図5のフローチャートにおいて、ステップ#101〜ステップ#103を省略した手順でトーン信号の識別が行われる。
【0049】
次に、図7は第3実施形態のデータ通信装置を示す構成図である。本実施形態は、前述の図1〜図5の第1実施形態に対して、デジタルオーディオ回路16、第2通信回路11及び切替スイッチ13が省かれて第1通信方式の機器との通信のみを行うことができるようになっている。従って、識別回路7は図2においてデジタルオーディオ識別回路20を省いた構成になっている。そして、第1、第2トーン信号を識別するために接続認識は第2実施形態と同様のフローチャートにより行われる。
【0050】
このような構成によると、第1、第2実施形態と同様に識別部7は第1、第2トーン信号を識別し、第1通信回路10及び表示部12を制御する。これにより、第1通信方式の機器との接続の認識が行われて通信が可能となる。
【0051】
そして、第2通信方式の機器が接続されると、接続された機器が第2通信方式の機器であることが識別されて表示部12に表示される。また、機器の接続の認識ができない場合には、表示部12は接続機器が特定できないことを表示する。これにより、通信方式が異なるために接続の認識ができないのか、その他の故障等により接続を認識できないのかを使用者が容易に判断することができる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によると、入力されるデジタル信号が第1、第2通信方式の機器の接続確認を行うための第1、第2トーン信号またはデジタルオーディオ信号であれば識別部により識別し、接続された機器が通信可能な機器であれば応答信号を送信する。これにより自動的に接続された機器の接続が認識できる。そして、接続の認識後は、第1、第2通信方式による通信またはデジタルオーディオ信号の送受信が行われる。これにより、例えば1芯の光ケーブルにより通信を行う2種類の通信方式があっても使用者は接続する機器に応じて特別の操作を行う必要がなく使用勝手が向上する。
【0053】
また本発明によると、第1、第2トーン信号のトーン周波数、トーン繰返し周期及びトーン持続時間の少なくとも1つを異ならせることによって、第1、第2トーンを信号簡単に識別することができる。更に、トーン繰返し周期及びトーン持続時間を異ならせることによって、パルス信号に変換して識別することで回路を簡単に構成できるとともに、ノイズによる誤認を低減し、耐ノイズ性を向上させて誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のデータ通信装置を示す構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態のデータ通信装置の識別回路を示す構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態のデータ通信装置の識別回路に入力されるトーン信号と変換されるパルス信号を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態のデータ通信装置の識別回路に入力される第1、第2トーン信号から生成されるパルス信号を示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態のデータ通信装置の識別回路による接続検出の手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態のデータ通信装置を示す構成図である。
【図7】本発明の第3実施形態のデータ通信装置を示す構成図である。
【図8】トーン信号の詳細を示す図である。
【符号の説明】
1 光ケーブル
1a コネクタ
2 フロントエンド2
2a レセプタクル2a
3 受信回路
4 送信回路
7 識別回路
10 第1通信回路
11 第2通信回路
12 表示部
13 切替スイッチ
16 デジタルオーディオ回路
17 変換回路
19 制御部
20 デジタルオーディオ識別回路
30 データ通信装置

Claims (9)

  1. 光ケーブルによりデジタルデータの通信を行う機器間の接続を所定のトーン信号の送受信により認識するデータ通信装置において、第1通信方式の機器の接続確認を行うための第1トーン信号を識別するとともに、第2通信方式の機器の接続確認を行うための第2トーン信号を識別する識別部を備え、第1、第2トーン信号はトーン繰返し周期及びトーン持続時間が異なることを特徴とするデータ通信装置。
  2. 前記光ケーブルは1芯から成ることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  3. 前記識別部は受信されたデジタルオーディオ信号を識別できるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ通信装置。
  4. 前記識別部の識別結果に応じた応答信号を送信することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のデータ通信装置。
  5. 前記識別部の識別結果に応じて、第1通信方式、第2通信方式またはデジタルオーディオ信号による機器の接続が認識されたことを報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のデータ通信装置。
  6. P1394bで規定されるトーン信号の送信手順により機器間の接続確認を行うことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のデータ通信装置。
  7. 他の機器との接続時に、常に第1トーン信号を最初に送信することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のデータ通信装置。
  8. 第1通信方式または第2通信方式は、P1394bで規定される方式であることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のデータ通信装置。
  9. 光ケーブルによりデジタルデータの通信を行う機器間の接続を所定のトーン信号の送受信により認識するデータ通信方法において、第1通信方式の機器の接続確認を行うための第1トーン信号を識別するとともに、第2通信方式の機器の接続確認を行うための第2トーン信号を識別する識別部を備え、第1、第2トーン信号はトーン繰返し周期及びトーン持続時間が異なるとともに、前記識別部の識別結果に応じた応答信号を送信することを特徴とするデータ通信方法。
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