JP3161910B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3161910B2
JP3161910B2 JP17389994A JP17389994A JP3161910B2 JP 3161910 B2 JP3161910 B2 JP 3161910B2 JP 17389994 A JP17389994 A JP 17389994A JP 17389994 A JP17389994 A JP 17389994A JP 3161910 B2 JP3161910 B2 JP 3161910B2
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    • H04L69/18Multiprotocol handlers, e.g. single devices capable of handling multiple protocols
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
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    • HELECTRICITY
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    • H04L69/24Negotiation of communication capabilities

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報機器間のデータ通
信装置に関するものである。特に媒体として赤外線など
の光を用いた通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子手帳等に代表される携帯型報機器の
需要は増加の一途をたどっている。このような情報機器
に付いている無線通信機能は、その可搬性から、様々な
環境で使用され、外部から侵入するノイズに強いことが
要求されている。特に、無線通信の媒体として、コスト
が低く、法的規制がないことから、赤外線が多く用いら
れている。
【0003】赤外線を用いたデータ通信方式として、搬
送波と副搬送波とを用い、変調方式としてASK(Am
plitude Shift Keying)を用いた
赤外線通信方式(以下「ASK方式」という)が、情報
機器(例えば、シャープ(株)製電子手帳:機種名PI
−3000(商品名:Zaurus)、機種名PI−7
000(商品名:Newton))等に搭載されてい
る。
【0004】ASK方式の場合、物理層においては、波
長ピーク値が900〜1050nmの範囲の赤外線を用
い、副搬送波500kHzのASK変調で送信を行な
う。図2に示すように、データが0の時は500kHz
の矩形波を用いて発光ダイオードを発光させ、データが
1の時は発光させないようにして送信する。
【0005】図4に、ASK方式の場合のデータリンク
層のプロトコルを横軸を時間軸にして示す。図4(a)
に示すように、ASK方式では、データ交換に先立ち、
送信局がデータを送るべき受信局の有無を問い合わせる
ためのENQパケットを送出し、受信局はENQパケッ
トを受信すると、この応答として受信可能であることを
示すSYNパケットを送信し、送信局はSYNパケット
を受信した時点で、データであるDATAパケットを送
信し、受信局はデータパケットを正常に受信すると、A
CKパケットを送信する。図4(b)に示すように、送
信局はENQパケットを送信後所定時間の間にSYNパ
ケットが受信できない場合、ENQパケットの再送信を
繰り返す。この場合、ENQパケットの再送信を3回繰
り返している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、赤外線を用いた
通信方式として、上述したASK方式とは別にパルスを
用いた搬送波のみを用いた赤外線通信方式(以下「Ir
DA(InfraRedData Assosiati
on)方式」という)のデータ通信方式も実現されつつ
ある。
【0007】IrDA方式の場合、物理層においては、
波長ピーク値850nmの赤外線を用いる。図3に示す
ように、データが0の時はそのタイムスロットの3/1
6間は発光させ、13/16間は発光させないようにし
て送信する。データが1の時はそのタイムスロットの間
は一切発光させない。これらは、データ転送速度に依存
しない。
【0008】図5に、IrDA方式の場合のデータリン
ク層のプロトコル(以下「IRLAP(InfraRe
d Link Access Protocol)」と
いう)を横軸を時間軸にして示す。送信ないし受信局の
一方の局がコネクションを張るにあたって、局1が送信
開始から500ミリ秒間メディアをモニタし、トラフィ
ックがなければDiscovery−XID(eXch
ange station IDentificati
on)−Cmd(Command)パケットを送信す
る。このパケット内には自局のアドレスが含まれてい
る。500ミリ秒間メディアをモニタしている間に、自
局宛のパケットが届けばそれに応答し、送信を中断す
る。自局に関係はないが、何らかのトラフィックがある
場合に再試行を可能にすることもできる。Discov
ery−XID−Cmdの送信を行う局が「どのくらい
の数の局とコネクションを張りたいか」の要求に応じ
て、Discovery−XID−Cmdの数(スロッ
ト数)を変更することができる。全てのDiscove
ry−XID−Cmdパケットには全体のスロット数が
書かれているので、これを受信した局2は、乱数により
適当なスロットを選択し、そのスロットのDiscov
ery−XID−Cmdパケットとそのパケットの終了
を示すEnd−Discovery−XID−Cmdと
の間のタイムスロット中に、Discovery−XI
D−Rsp(Response)パケットを返して相手
局(局2)が発見されたことを通知する(図5の「di
scovery」に相当)。このパケット内には、発見
された相手局のアドレスが含まれている。それに失敗し
た場合は、Discovery−XID−Cmdパケッ
トを再送信する。
【0009】次に、局2の発見(discovery)
が終わると、局1がSNRM(Set Normal
Response mode)−Command−Fr
ameパケットを送信する。SNRM−Command
−Frameパケットを受信した局2は、SNRM−C
ommand−Frameパケットを送信して応答し、
コネクションを張る操作が終了する(図5の「conn
ect」に相当)。
【0010】次に、局1と局2とでコネクションが張ら
れた後は、局1はI−Frameパケットを局2に送信
することにより、データを送る(図5の「inform
ation exchange」に相当)。
【0011】最後に、コネクションを切断しようとする
局1はUnsequenced−Cmdパケットを送信
し、これを受信した局2はUnsequnced−Rs
pパケットを返し、通信は終了する(図5の「disc
onnect」に相当)。
【0012】ASK方式では、「1対1」の通信しか対
象としないが、IrDA方式では「1対多数」のように
複数の局と同時にコネクションを張ることができるた
め、データの送信開始までにdiscoveryという
手順が必要である。つまり、ASK方式では、相手が何
局あるかを知る必要がないため、IrDA方式でのdi
scoveryに相当するパケット交換がない。また、
ASK方式のENQパケットとSYNパケットのパケッ
ト交換がIrDA方式でのconnectに相当する。
なお、ASK方式の場合は、データを送信する局がEN
Qパケットを送信し、受信する局がSYNパケットを送
信するというように、コネクションを張るにあたって送
信局の手順と受信局の手順が明確に分離されているが、
IrDA方式の場合は、コネクションを張るまでの間は
送信局と受信局の役割分担はない。
【0013】しかしながら、ASK方式とIrDA方式
は、共に赤外線通信方式とは言え、それぞれ個々に企画
されたため、物理層およびデータリンク層のプロトコル
に互換性がなかった。つまり、互いに相手方式はノイズ
になっている。
【0014】さらに、双方の方式の送受信ができる回路
を搭載しておいても、上述したようにプロトコルに差異
があるため、ASK方式で通信を行なうか、IrDA方
式で通信を行なうかを送受信に先だって送受信器双方で
指定し、方式を固定しておく必要があった。また、方式
指定の誤りが原因で通信ができなかった場合に、不慣れ
な使用者は、これに気づかず、故障や受信可能範囲の誤
りと勘違いする恐れもあった。
【0015】しかるに、本発明の目的は、送受信器にお
いてASK方式で通信を行なうか、IrDA方式で通信
を行なうかを利用者が指定しなくても、送受信双方で通
信可能な方式を自動的に認識し、通信を行なうことで、
方式指定の煩わしさを排除するものである。
【0016】また、ASK方式の転送速度の上限は96
00bps、IrDA方式の転送速度の上限は115.
2kbpsとそれぞれ定められており、転送速度につい
てはASK方式の方がIrDA方式よりも遅い。このた
め、本発明の他の目的は、双方の方式での送受信が可能
な機器同士は、転送速度の早いIrDA方式で必ず通信
できるようにすることを保証するものである。なお、I
rDA方式でも、Discovery、及びConne
ctでは転送速度は9600bpsである。
【0017】さらに、通信の媒体が赤外線の場合には、
通常、赤外線の送信部は発光ダイオードあるいは半導体
レーザであり、受信部はフォトダイオードであり、送受
信できる波長が固定されているため、電波のように周波
数変換を容易に行うことができなかった。このため、本
発明のさらに他の目的は、赤外線を用いた場合に、周波
数変換を行わずに、容易かつ装置を簡便に、ASK方式
からIrDA方式に自動的に変更することができるよう
にするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の通信装置は、送信局として動作する場合に、送信局か
ら送信すべきデータの受信可能な受信局の有無を問い合
わせる信号と第2の通信処理内容の実行が可能なフラグ
信号とを送信し、第1の所定時間T1内に、受信可能を
示す信号を送信局が受信した場合に送信先受信局がある
とし、受信局として動作する場合に、第1の所定時間T
1内に、受信可能を示す信号と第2の通信処理内容の実
行が可能なフラグ信号とを送信する、第1の通信処理内
容と、送信開始時点から第2の所定時間T2が経過して
から、送信局から送信すべきデータの受信可能な受信局
の有無を問い合わせる信号を送信局自身のアドレスを示
す信号と共に送信し、受信可能を示す信号を受信局のア
ドレス示す信号を送信局が受信した場合に送信先受信局
があるとする、第2の通信処理内容と、受信局として動
作する場合に、第1の通信処理内容を行う時間をRa、
第2の通信処理内容を行う時間をRb、送信局として動
作する場合には、第1の通信処理内容を行う時間をS
a、第2の通信処理内容を行う時間をSbとし、(Ra
+Rb)≠(Sa+Sb)、Sa>T1、Sb>T2、R
b>T2なる関係と、が記憶された記憶手段と、第1の
通信処理内容を実行する時に信号を送信するための第1
の送信手段と、第1の通信処理内容を実行する時に信号
を受信するための第1の受信手段と、第2の通信処理内
容を実行する時に信号を送信するための第2の送信手段
と、第2の通信処理内容を実行する時に信号を受信する
ための第2の受信手段と、計時するための計時手段と、
上記記憶手段に記憶された内容を参照しながら、上記第
1及び第2の送信手段、上記第1及び第2の受信手段、
及び上記計時手段を制御して、受信局として動作する場
合には、時間Ra、時間Rbごとに切り替え、送信局と
して動作する場合には、時間Sa、Sbごとに切り替え
制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0019】また、請求項2に記載の通信装置は、請求
項1に記載の通信装置において、通信に用いる媒体が赤
外線であることを特徴とする。
【0020】また、請求項3に記載の通信装置は、請求
項2に記載の通信装置において、第1の通信処理内容が
ASK方式、第2の通信処理内容がIrDA方式である
ことを特徴とする。
【0021】さらに、請求項4に記載の通信装置は、請
求項3に記載の通信装置において、Raが1000ミリ
秒、Rbが1500ミリ秒、Saが500ミリ秒、Sb
が1000ミリ秒であることを特徴とする。
【0022】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、第1の通信
処理手順内に、第2の通信処理手順が可能なフラグをい
れておき、送信器で動作する場合と受信器で動作する場
合とでは同じ周期で切り替えないため、使用者が特に指
定しなくとも、第1の通信処理手順から第2の通信処理
手順に自動的に切り替わる。
【0023】請求項2に記載の本発明によれば、通信媒
体が赤外線である場合には、通常、赤外線の送信部は発
光ダイオードあるいは半導体レーザであり、受信部はフ
ォトダイオードであり、送受信できる波長が固定されて
いることから、特に周波数変換等を行わずに、第1の通
信処理手順から第2の通信処理手順に変更できるので、
赤外線通信装置の簡素化、小型化に特に好ましい。
【0024】請求項3乃至請求項4に記載の本発明によ
れば、より高速な転送速度を有するIrDA方式に自動
的に切り替えることができるので、データ送受信量が増
加し、メディアの有効利用がはかれる。
【0025】
【実施例】図1に、本発明の実施例に係る通信装置の構
成を示す。ここで、A方式受光部10で受信した光をA
方式復調/復号部14で復号する。B方式受光部11で
受信した光をB方式復調/復号部15で復号する。制御
部19は、切替部18を制御して、A方式復調/復号部
14およびB方式復調/復号部15のいずれか一方から
送られたパケットを解析し、それぞれの方式のプロトコ
ルに応じて、A方式符号/変調部16でA方式発光部1
2を駆動し、B方式の符号/変調部17でB方式発光部
13を駆動する。なお、制御部19には、計時のための
図示しないタイマと、通信処理手順やフラグの設定条件
や制御時間を記憶したROMあるいは電気的書き換え消
去可能なROM等の図示しない記憶手段とを備えてお
り、記憶手段の内容を参照して、タイマ、受信部1を切
り替える切替部18、送信部2を制御する。
【0026】本機器が送信側になった場合、両方式を方
式Aを所定時間、方式Bを所定時間毎に切替えることに
より、一方での接続ができた場合には、その方式に固定
させて通信を行なう。一方、本機器が受信側になった場
合、両方式を方式Aを所定時間、方式Bを所定時間毎に
切替えることにより、一方での接続ができた場合には、
その方式に固定させて通信を行なう。なお、接続を確実
にするため、送信器、受信器での繰り返しの周期は一致
しないようにする。
【0027】図8に、図1で、A方式がASK方式およ
びそのプロトコル、B方式がIrDA方式およびそのプ
ロトコルである場合についての赤外線通信装置の構成を
示す。ここで、受信部1、送信部2を除いて、各符号は
図1の各々符号に10加えたもので同一部を示す。AS
K方式とIrDA方式の切替えに用いる場合は、ASK
方式ならばENQパケットとSYNパケットとが往復し
た段階で、IrDA方式ではdiscoveryが完了
した時点でその方式に固定させて通信を行なうように、
図示しない記憶手段及び制御部29により受信部1、送
信部2を制御する。なお、DiscoveryとCon
nectが完了した時点でIrDA方式に固定する設定
も可能である。ここで、ASK方式では、ENQパケッ
トとSYNパケットが一往復するまでの時間は300ミ
リ秒、IrDA方式では、Discoveryを開始す
るまでの時間は500ミリ秒である。
【0028】図7に、図8の他の実施例を示す。通常、
受光するのはフォトダイオードであり、フォトダイオー
ドは受光許容範囲が広いので、ASK方式受光部20お
よびIrDA方式21は受光部30で共通化され、部品
点数が少なくなっている。
【0029】通常の通信プロトコルでは、ノイズなどの
影響によりパケットが正しく受信されない場合を考慮し
て、送信側は受信側からの応答がない場合には再送する
というプロトコルが一般的であり、ASK方式とIrD
A方式にもそれぞれ再送のプロトコルがある。このた
め、送信側がASK方式の専用機あるいはIrDA方式
の専用機で、受信側が本発明の機器であって、送信側と
異なる方式の受信器を選択している時でも、送信側が再
送を行なうために、通信が可能になるわけである。そこ
で、送信器または受信器でのASK方式とIrDA方式
との切り替え周期を変えるうえに、必ずIrDA方式で
通信ができるようにすることを保証する方法を説明す
る。
【0030】ASK方式の各パケットは、送信側が発す
るデータ列が ENQ 00、00、00、00、00、96、82、05 SYN 00、00、00、00、00、96、82、16 DATA 00、00、00、00、00、96、81、10、..... ACK 00、00、00、00、00、96、82、06 のようになっている(いずれも16進数表記)。いずれ
のパケットにも先頭に00が5つ連続しているが、本発
明の通信装置では00、01、00、00、00の5バ
イトをパケットの先頭とすることで、両方式を自動で切
替えることが可能となる。なお、従来からあるASK機
器が受信側となった時は、00、00、96と連続した
ことでパケットの先頭とみなすことになっているため、
本発明の機器からのパケットを受信しても誤動作しな
い。つまり、5つ連続する00のパケットの2バイト目
を01にしてフラグとしたが、その値は本発明の内容を
制限するものではない。すなわち、00以外の数値に予
め決めておけばなんら問題を生じない。さらに、本発明
の実施例においては、2バイト目をフラグとしたが、1
バイト目あるいは3バイト目にフラグを設定してもよ
い。本発明の通信装置同士が通信を行なう際、ASK方
式で接続が行なわれようとした場合に、このパケットの
2バイト目が01であることから、従来のASK方式専
用機ではないことが判定でき、両者ともにIrDA方式
に固定して通信を行なうことができる。
【0031】(実施例1)本実施例では、送信側が最初
にASK方式で接続を試み、それに応じて受信側が切り
替わる場合である。図8に、本実施例での通信装置の構
成を示す。本実施例では、制御部29で記憶手段に記憶
された内容を参照して、受信部1の両方式を切替部28
で切り替えて、同時には一方の方式だけを選択的に受信
できる構成になっている。
【0032】図9に、送信側の処理手順のフローチャー
トを示す。このフローチャートに基づいて送信側の動作
について説明する。
【0033】まず、送信側の受信部1と送信部2共に制
御部29の指令によりASK方式のプロトコルの送受信
が可能なASKモードに設定する(ステップ901、以
下「ステップ」を「S」と記す)。ENQパケットに、
上述したIrDA方式での通信が可能であることを示す
フラグを制御部29が設定して送信する(S902)。
その後、タイマをリセットして、ENQパケット送信後
500ミリ秒以内にSYNパケットが受信できたかどう
か制御部29が判断する(S903)。この500ミリ
秒は、ENQパケットとSYNパケットの一往復の時間
300ミリ秒より長ければよい。受信できなければ後述
するS909に進む。受信したSYNパケット中に、I
rDA方式での通信可能フラグが設定されているかどう
か制御部29が判定する(S904)。IrDA方式で
の通信可能フラグが設定されている場合には、送信側の
受信部1と送信部2共にIrDA方式でのプロトコル
(IRLAP)の送受信が可能なIrDAモードに制御
部29が設定し(S905)、以下、IrDA方式での
プロトコル(IRLAP)に従って、IrDAモードで
discoveryを行う(S906)。discov
eryに成功したら、IrDAモードで送信する(S9
07)。
【0034】一方、S904でIrDA方式での通信可
能フラグが設定されていない場合には、送信器をASK
方式に固定し、ASK方式のプロトコルに従った送信処
理を行なう(S908)。
【0035】一方、S903でSYNパケットが受信で
きない時は、送信側の受信部1と送信部2共に制御部2
9の指令によりIrDA方式のプロトコルの送受信が可
能なIrDAモードに設定する(S909)。
【0036】IrDAモードに設定されると、タイマを
リセットしてからタイマで計時し、1000ミリ秒の
間、IrDA方式でのDiscoveryを試み、制御
部29はdiscoveryの成功の有無を判断する
(S910)。この1000ミリ秒は、IrDAモード
で最初にモニタする時間500ミリ秒以上であればよ
く、目的は、IrDA方式でのdiscoveryであ
る。
【0037】1000ミリ秒内にdiscoveryに
成功したら、以下、IrDAモードに固定し送信処理を
行なう(S907)。1000ミリ秒でタイムアウトし
たら、S901に戻る。ただし、この繰り返しは240
回以内とし、これを越えた場合は通信不能を利用者に通
知する。なお、この240回という数値は本発明の内容
を制限するものではない。
【0038】結果的に、通信方式が固定されるまでの間
は、送信側がASK方式を500ミリ秒、IrDA方式
を1000ミリ秒を交互に切替える、一周期1500ミ
リ秒で動作する。
【0039】図10に、受信側の処理手順のフローチャ
ートを示す。このフローチャートに基づいて受信側の動
作について説明する。
【0040】まず、受信側の受信部1と送信部2を制御
部29の指令によりASKモードに設定する(S100
1)。ASKモードに設定すると、タイマをリセットし
てから計時し、1000ミリ秒以内に、ENQパケット
を受信できたか否かを記憶内容を参照して制御部29で
判断する(S1002)。この1000ミリ秒は、EN
QパケットとSYNパケットの一往復に必要な時間より
も長ければよい。ENQパケットを受信できなければ、
後述するS1008に進む。受信したENQパケット中
に、IrDA方式での通信可能フラグが設定されている
かを記憶内容を参照して制御部29が判定する(S10
03)。IrDA方式での通信可能フラグが設定されて
いる場合には、300ミリ秒以内に、SYNパケット
に、IrDA方式での通信が可能であるフラグを設定し
て送信し(S1004)、受信側の送信部2と受信部1
共にIrDAモードに切替え(S1005)、disc
overyを行い、コネクションを張って、以下IrD
Aモードでの受信処理を行なう(S1006)。
【0041】一方、IrDA方式での通信可能フラグが
設定されていない場合には、受信側の受信部1と送信部
2を制御部29の指令によりASKモードに固定し、以
下ASKモードの受信処理を行なう(S1007)。
【0042】一方、ENQパケットを1000ミリ秒以
内に受信できなかった場合には、受信側の受信部1と送
信部2共にIrDAモードに設定する(S1008)。
【0043】IrDAモードで、1500ミリ秒の間、
discoveryを試みる。この1500ミリ秒は送
信開始からdiscoveryまでに必要な時間500
ミリ秒より長ければ良い。
【0044】S1009で、1500ミリ秒の間にdi
scoveryに成功したら、以下IrDAモードに固
定し、IRLAPのプロトコルに従った受信処理を行な
う(S1006)。
【0045】1500ミリ秒でタイムアウトしたら、S
1001に戻る。ただし、この繰り返しは150回以内
とし、これを越えた場合は通信不能を利用者に通知す
る。なお、この150回という数値は、本発明の内容を
制限するものではない。
【0046】結果的に、コネクションが張れるまでの間
は ASK方式を1000ミリ秒、IrDA方式を15
00ミリ秒で交互に切替える、一周期2500ミリ秒で
動作する。
【0047】次に、図19、図20に、上記送信側、あ
るいは受信側において、IrDAモードに切り替えてか
ら、規定時間内に、S905,S909,S1005,
S1008以降のdiscoveryを行う処理手順の
フローチャートの例を示す。なお、後述する他の実施例
においても、discoveryを行う処理手順は本フ
ローチャートに従って処理できる。
【0048】図19は、積極的にdiscovery−
XID−Cmdパケットを送信して、discover
yを行おうとしたものであり、そのため、タイマ2つの
うち一方のタイマ2を、IrDA方式で通信開始からパ
ケットを送信するまで500ミリ秒メディアが使用中で
ないことを検査するのに用いている。これは、IRLA
Pでは、直前の500ミリ秒はメディアが使用中でない
ことを確認しないと、パケットを送出してはならないと
いう規定があるためである。なお、図19の設定時間
は、500ミリ秒より長く設定する必要がある。
【0049】図20は、規定時間内に、単にdisco
very−XID−Cmdパケットが届くのを待ち、届
いたらdiscovery−XID−Rspパケットを
返してdiscoveryを行うものである。
【0050】例えば、送信側として動作する時に図1
9、受信側として動作する時に図20の処理手順を、送
信側として動作する時に図19、受信側として動作する
時に図19の処理手順を、送信側として動作する時に図
20、受信側として動作する時に図19の処理手順を、
とることができる。なお、送信側として動作する時に図
20、受信側として動作する時に図20の処理手順を取
ると、双方がパケット受信を待つだけとなるため、di
scoveryがうまくいかない。
【0051】本実施例において、コネクションが張られ
るまでのタイムチャートを示す。
【0052】図16は、送信側が本発明の双方送受信可
能器、受信側も本発明の双方送受信可能器の場合のタイ
ムチャートである。図16(a)は、送信側も受信側も
ASKモードの場合を、図16(b),(c)は、受信
側がIrDAモードの場合を示している。図16(b)
は、受信側がIrDAモードで送信を試みたのに対し、
図16(c)は、送信側がENQパケットを送信してか
ら500ミリ秒以内に受信側がASKモードに切り換わ
った場合である。IrDAモードは、データの送信側が
Discovery−XID−Cmdパケットを送信
し、データの受信側がDiscovery−XID−R
spパケットを返すというプロトコルでなく、先にDi
scovery−XID−Cmdパケットを送信した局
に対し、Discovery−XID−Cmdパケット
を送信し損ねた局がDiscovery−XID−Rs
pパケットを送信するというプロトコルになっており、
どちら向きにパケットが送信されるか不定なため、図面
上でハッチングで示す。また、ハッチング内にある多数
の矢印は、相手局がASKモードで受信していたため、
Discovery−XID−Cmdパケットが受信さ
れなかったことを示す。また、図面で、パケットの送受
信に「with IrDA」はフラグを示す。なお、以
下の図面においても、多数の矢印、ハッチング部、フラ
グ部は、同義で示している。
【0053】(実施例2)本実施例では、送信側が最初
にIrDA方式で接続を試み、受信側が切り替わる場合
である。実質的に、実施例1と逆の関係になり、本実施
例での通信装置の構成は実施例1と同じである。実施例
1との差異は、制御部28内の処理手順を記憶した記憶
内容を変更することで実現できる。
【0054】図11に、送信側の処理手順のフローチャ
ートを示す。
【0055】まず、送信側の受信部1と送信部2共に制
御部29の指令によりIrDA方式に設定する(S11
01)。IrDA方式で1000ミリ秒の間、disc
overyを試み、discoveryの成功の有無を
制御部29で判定する(S1102)。1000ミリ秒
の間にdiscoveryに成功したら、以下、IrD
Aモードに固定しIRLAPのプロトコルに従った送信
処理を行なう(S1103)。
【0056】S1102で、1000ミリ秒でタイムア
ウトしたら、送信側の受信部1と送信部2共に制御部2
9の指令によりASKモードに設定する(S110
4)。制御部29は、ENQパケットにIrDAでの通
信が可能であるフラグを設定して送信する(S110
5)。タイマをリセットして、送信後500ミリ秒以内
にSYNパケットの受信の有無を制御部29が判定して
(S1106)、SYNパケットが受信できなければS
1101に戻る。ただし、この繰り返しは240回以内
とする。受信したSYNパケット中に、IrDA方式で
の通信可能フラグが設定されているか否かを制御部29
が判定する(S1107)。IrDAでの通信可能フラ
グが設定されている場合には、送信側の受信部1と送信
部2共にIrDAモードに設定し(S1108)、di
scoveryを行って、IRLAPのプロトコルに従
った送信処理を行なう(S1109)。
【0057】一方、IrDAモードでの通信可能フラグ
が設定されていない場合には、送信部2をASKモード
に固定し、ASK方式のプロトコルに従った送信処理を
行なう(S1110)。
【0058】受信器の処理手順は実施例1と同様にして
も構わないが、図12に示すように、平均接続時間を短
縮するための最適手法として、受信器の処理手順を、以
下のようにする。
【0059】まず、受信器の受信部1と送信部2共に制
御部29の指令によりIrDAモードに設定する(S1
201)。1500ミリ秒の間、IrDAモードでのd
iscoveryを試みる(S1202)。1500ミ
リ秒の間にコネクションが張れたら、以下、IrDAモ
ードに固定しIRLAPのプロトコルに従った受信処理
を行なう(S1203)。
【0060】一方、S1202で、1500ミリ秒でタ
イムアウトしたら、受信器の受信部1と送信部2共に制
御部29の指令によりASKモードに設定する(S12
04)。タイマをリセットし、1000ミリ秒以内にE
NQパケットの受信の有無を判定し(S1205)、1
000ミリ秒以内に、ENQパケットが受信できなけれ
ば、S1201に進む。ただし、この繰り返しは150
回以内とする。
【0061】受信したENQパケット中に、IrDAモ
ードでの通信可能フラグが設定されているかを判定する
(S1206)。IrDAモードでの通信可能フラグが
設定されている場合には、300ミリ秒以内に、SYN
パケットに、IrDAでの通信が可能であるフラグを設
定して送信し(S1207)、受信部1と送信部2共に
IrDAモードに切替え(S1208)、disoco
veryを行い、IRLAPのプロトコルに従った受信
処理を行なう。
【0062】一方、IrDA方式での通信可能フラグが
設定されていない場合には、送受信器をASKモードに
固定し、以下ASKモードで受信処理を行なう(S12
09)。
【0063】なお、本実施例においては、S1102、
S1108以降、S1202、S1208以降のdis
coveryを具体的に行う手順として、例えば送信側
が図19に、受信側が図20に示す処理手順で実施でき
る。
【0064】本実施例において、通信方式が固定される
までのタイムチャートを示す。
【0065】図17は、送信側が本発明の双方送受信可
能器、受信側も本発明の双方送受信可能器の場合のタイ
ムチャートである。図17(a)は、受信側がIrDA
モードの場合を、図17(b),(c)は、受信側がA
SKモードの場合を示している。図17(b)は、送信
側がIrDAモードで送信を試みたのに対して受信側は
ASKモードのままで、1000ミリ秒が経過してタイ
ムアウトになった場合であり、図17(c)は、送信側
がIrDAモードで送信している間に受信側がかASK
モードからIrDAモードに切り替わった場合である。
【0066】(実施例3)本実施例では、送信側が最初
にASK方式で接続を試み、受信側がASK方式とIr
DA方式の同時受信可能な場合を説明する。図6に、本
実施例での通信装置の構成を示す。制御部29は同時受
信のため、ハードウェアの規模が大きくなる欠点がある
が、切替部28を有していないので、実施例1と比較
し、切替が不要なため、接続に必要な時間は実施例1に
比較して短いことが利点である。実施例1との差異は、
制御部28内の記憶手段内の記憶内容を書き換えて行う
ことで実現できる。
【0067】送信側の処理手順は実施例1と同様である
ので説明を省略する。
【0068】図13に、受信側の処理手順のフローチャ
ートを示す。
【0069】まず、メディアをモニタして、ENQパケ
ットを受信したかどうか制御部29が判断して(S13
01)、ENQパケットを受信したら後述するS130
3へ進み、ENQパケットを受信しなかったらS130
2へ進み、S1302でXIDパケットの受信の有無、
つまりdiscoveryの成功の有無について制御部
29が判定し、受信したらS1305へすすみ、IrD
Aモードで受信を行なう。
【0070】受信したENQパケット中に、IrDAで
の通信可能フラグが設定されているかを判定する(S1
303)。
【0071】IrDAでの通信可能フラグが設定されて
いる場合には、ENQパケットを受けてSYNパケット
をかえすのに必要な300ミリ秒以内に、SYNパケッ
トに、IrDAでの通信が可能であるフラグを設定して
送信し(S1304)、以下IRLAPのプロトコルに
従った受信処理を行なう(S1305)。
【0072】一方、IrDAでの通信可能フラグが設定
されていない場合には、ASKモードのプロトコルに従
った受信処理を行なう(S1306)。
【0073】なお、S1302のdiscoveryを
行う手順は、図20に示す処理手順で実施できる。
【0074】本実施例において、コネクションが張られ
るまでのタイムチャートは実施例1または実施例2と同
様であるので省略する。
【0075】(実施例4)本実施例では、送信側が最初
にIrDA方式で接続を試み、受信側がASK方式とI
rDA方式の同時受信可能な場合を説明する。本実施例
での構成、及び受信側の処理手順は実施例3と同様であ
るので説明を省略する。また、送信器の処理手順は実施
例2と同様であるので省略する。
【0076】本実施例において、コネクションが張られ
るまでのタイムチャートは実施例1または実施例2と同
様であるので省略する。
【0077】(実施例5)本実施例では、送信側が最初
にIrDA方式で接続を試みたがその到達距離が短く、
受信側がASK方式とIrDA方式に切り換える場合を
説明する。つまり、IrDAの受信範囲がASK方式の
受信範囲より狭い場合であり、この逆の場合は、IrD
A方式で必ず接続できるので問題ない。本実施例での通
信装置の構成は実施例1、2と同じであり、処理手順の
差は記憶した記憶内容の変更による。 図14に、送信
側の処理手順のタイムチャートを示す。ここで、実施例
2の図11において、S1108以降で、Disocv
eryに失敗し、ASKモードに設定した内容が付加さ
れている。つまり、IrDAモードでの通信可能なフラ
グが設定されている場合には、制御部29が送信側の受
信部1と送信部2共にIrDAモードに設定し(S14
01)、discoveryを1500ミリ秒の間試み
る(S1402)。成功すればIrDAモードに固定し
IRLAPのプロトコルに従った送信処理を行なう。失
敗すれば、送信側の受信部1と送信部2共にASKモー
ドに設定し、ASK方式のプロトコルに従った送信処理
を行なう(S1403)。 図15に、受信側の処理手
順のタイムチャートを示す。ここで、実施例2の図12
において、S1208以降で、Disocveryに失
敗し、ASKモードに設定した内容が付加されている。
【0078】つまり、IrDAモードでの通信可能なフ
ラグが設定されている場合には、300ミリ秒以内に、
SYNパケットに、IrDAでの通信が可能であるフラ
グを設定して送信し(S1501)、受信側の受信部1
と送信部2共にIrDAモードに切り替え(S150
2)、IRLAPでのコネクションを1500ミリ秒試
みる(S1503)。成功すればIRLAPのプロトコ
ルに従った送信処理を行なう。失敗すれば、受信側の受
信部1と送信部2共にASKモードに設定し、ASK方
式のプロトコルに従った受信処理を行なう。
【0079】なお、discoveryを試みる150
0ミリ秒は本発明の内容を制限するものではなく、di
scoveryに最低必要な500ミリ秒以上であれば
よい。また、S1402およびS1503のdisco
very処理手順は、例えばS1402が図19に示す
手順、S1503が図20に示す手順で実施できる。
【0080】本実施例において、コネクションが張られ
るまでのタイムチャートを示す。
【0081】図18は、送信側が本発明の双方送受信可
能器、受信側も本発明の双方送受信可能器の場合のタイ
ムチャートである。最初、送信側がIrDAモード、受
信側がASKモードの場合で送受信を開始し、送信側、
受信側共にASKモードとなる場合を示している。もっ
とも、最終的には、図16(a)に示すように、IrD
Aモードになる。
【0082】(実施例6)本実施例では、送信側が最初
にIrDA方式で接続を試みたがその到達距離が短く、
受信側がASK方式とIrDA方式を同時に受信できる
場合である。送受信器ともに構成は実施例3、4と同じ
である。機能の差は処理手順を記した記憶内容の変更に
より実現できる。
【0083】受信側のフローチャートの実施例3との差
異は、図示しないが、以下の通りである。ここで、実施
例3の図13において、S1304以降で、Disoc
veryに失敗し、ASKモードに設定した内容が付加
されている。つまり、受信側で、IrDAでの通信が可
能であるフラグが設定されている場合に、300ミリ秒
以内に、SYNパケットに、IrDAでの通信が可能で
あるフラグを設定して送信し(実施例3の図13のS1
304)、以下IRLAPのプロトコルに従った受信処
理を行なう。ただし、SYNパケット送信後、1500
ミリ秒以内にコネクションが張れなかった場合は、以下
ASK方式のプロトコルに従った受信処理を行なう。な
お、この1500ミリ秒も実施例5と同様に、本発明の
内容を制限するものではなくdiscoveryに最低
必要な500ミリ秒以上であればよい。
【0084】
【発明の効果】本発明により、送受信に先だって AS
K方式で通信を行なうか、IrDA方式で通信を行なう
かを利用者が指定しなくても、送受信双方で通信可能な
方式を自動的に認識し、通信を行なうことで、方式指定
の煩わしさが排除できるという効果がある。
【0085】また、双方の方式での通信が可能な機器同
士は、必ずIrDA方式で通信ができるようにすること
が保証でき、高速のデータ転送を保証する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置の構成を示した図である。
【図2】ASK方式の変調方式を示した図である。
【図3】IrDA方式の変調方式を示した図である。
【図4】ASK方式のデータリンク層プロトコルを説明
した図である。
【図5】IrDA方式のデータリンク層プロトコルを説
明した図である。
【図6】実施例3、実施例4に係る通信装置の構成を示
した図である。
【図7】本発明の他の通信装置の構成を示した図であ
る。
【図8】実施例1、実施例2、実施例5、実施例6に係
る通信装置の構成を示した図である。
【図9】実施例1の送信器の処理手順を説明したフロー
チャートである。
【図10】実施例1の受信器の処理手順を説明したフロ
ーチャートである。
【図11】実施例2の送信器の処理手順を説明したフロ
ーチャートである。
【図12】実施例2の受信器の処理手順を説明したフロ
ーチャートである。
【図13】実施例3の受信器の処理手順を説明したフロ
ーチャートである。
【図14】実施例5の送信器の処理手順を説明したフロ
ーチャートである。
【図15】実施例5の受信器の処理手順を説明したフロ
ーチャートである。
【図16】実施例1の送信側が本発明の双方送受信可能
器、受信側も本発明の双方送受信可能器のタイミングチ
ャートを示す図である。
【図17】実施例2の送信側が本発明の双方送受信可能
器、受信側も本発明の双方送受信可能器のタイミングチ
ャートを示す図である。
【図18】実施例5または実施例6において、送信側が
本発明の双方送受信可能器、受信側も本発明の双方送受
信可能器のタイミングチャートを示す図である。
【図19】各実施例のフローチャートにおいて、規定時
間内にdiscoveryに成功したかどうかの詳細な
フローチャートを示す図である。
【図20】各実施例のフローチャートにおいて、規定時
間内にdiscoveryに成功したかどうかの別の詳
細なフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10 A方式受光部 11 B方式受光部 12 A方式発光部 13 B方式発光部 14 A方式復調/復号部 15 B方式復調/復号部 16 A方式符号/変調部 17 B方式符号/変調部 18 切替部 19 制御部 20 ASK方式受光部 21 IrDA方式受光部 22 ASK方式発光部 23 IrDA方式発光部 24 ASK方式復調/復号部 25 IrDA方式復調/復号部 26 ASK方式符号/変調部 27 IrDA方式符号/変調部 28 切替部 29 制御部 30 受光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚本 昌彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−195785(JP,A) 特許3117608(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/06 H04B 10/10 H04B 10/105 H04B 10/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信局として動作する場合に、送信局か
    ら送信すべきデータの受信可能な受信局の有無を問い合
    わせる信号と第2の通信処理内容の実行が可能なフラグ
    信号とを送信し、第1の所定時間T1内に、受信可能を
    示す信号を送信局が受信した場合に送信先受信局がある
    とし、受信局として動作する場合に、第1の所定時間T
    1内に、受信可能を示す信号と第2の通信処理内容の実
    行が可能なフラグ信号とを送信する、第1の通信処理内
    容と、 送信開始時点から第2の所定時間T2が経過してから、
    送信局から送信すべきデータの受信可能な受信局の有無
    を問い合わせる信号を送信局自身のアドレスを示す信号
    と共に送信し、受信可能を示す信号を受信局のアドレス
    示す信号を送信局が受信した場合に送信先受信局がある
    とする、第2の通信処理内容と、受信局として動作する
    場合に、第1の通信処理内容を行う時間をRa、第2の
    通信処理内容を行う時間をRb、送信局として動作する
    場合には、第1の通信処理内容を行う時間をSa、第2
    の通信処理内容を行う時間をSbとし、 (Ra+Rb)≠(Sa+Sb) Sa>T1 Sb>T2 Rb>T2 なる関係と、が記憶された記憶手段と、 第1の通信処理内容を実行する時に信号を送信するため
    の第1の送信手段と、 第1の通信処理内容を実行する時に信号を受信するため
    の第1の受信手段と、 第2の通信処理内容を実行する時に信号を送信するため
    の第2の送信手段と、 第2の通信処理内容を実行する時に信号を受信するため
    の第2の受信手段と、 計時するための計時手段と、 上記記憶手段に記憶された内容を参照しながら、上記第
    1及び第2の送信手段、上記第1及び第2の受信手段、
    及び上記計時手段を制御して、受信局として動作する場
    合には、時間Ra、時間Rbごとに切り替え、送信局と
    して動作する場合には、時間Sa、Sbごとに切り替え
    制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする通信装
    置。
  2. 【請求項2】 通信に用いる媒体が赤外線であることを
    特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 第1の通信処理内容がASK方式、第2
    の通信処理内容がIrDA方式であることを特徴とする
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 Raが1000ミリ秒、Rbが1500
    ミリ秒、Saが500ミリ秒、Sbが1000ミリ秒で
    あることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
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