JPH0870490A - 赤外線ワイヤレスリモコン信号の受信方法 - Google Patents

赤外線ワイヤレスリモコン信号の受信方法

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JPH0870490A
JPH0870490A JP22600194A JP22600194A JPH0870490A JP H0870490 A JPH0870490 A JP H0870490A JP 22600194 A JP22600194 A JP 22600194A JP 22600194 A JP22600194 A JP 22600194A JP H0870490 A JPH0870490 A JP H0870490A
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JP
Japan
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signal
unit
reader
noise
sampling
Prior art date
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Pending
Application number
JP22600194A
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English (en)
Inventor
Kenichi Honma
健一 本間
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Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本来のパルス信号であるのかノイズによる誤
動作から発生する信号であるのかの判断が行える赤外線
ワイヤレスリモコン信号の受信方法とする。 【構成】 赤外線ワイヤレスリモコン装置において、制
御部24が、リーダ部と、その後段では、パルス基本時
間より短い間隔で信号波形のハイレベル信号とロウレベ
ル信号のサンプリング部カウンタと、サンプリング結果
によってノイズ判定を行うノイズ判定部を備え、かつ前
記ノイズ判定部が、リーダ部の前段では、リーダ部のハ
イレベル信号をリーダ部判定基準としてサンプリング部
カウンタに記憶させ、このハイレベル信号以前がリーダ
部のロウレベル信号以上の連続したものであればリーダ
部であると判定できるノイズ判定部を兼ねている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線によるワイヤレ
スリモコンの送信信号の受信制御方法であって、特に、
リーダ部とビットストラクチャ部(データ部)を検出す
ることによってリモコンの送信信号の受信制御を行う赤
外線ワイヤレスリモコン信号の受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、送信機と受信機を備える赤
外線ワイヤレスリモートコントール装置では、図3に示
すように、前記送信機10と受信機20間で信号の送受
信が行われ、この信号により親機となる電子、電気機器
の運転制御等が行われている。前記において受信機20
となる親機内部には送信機10からの信号を受信する受
信ユニット22があり、この後段にマイクロコンピュー
タ(以下「マイコン」)で構成される制御部24があ
る。
【0003】前記信号は、財団法人家電製品協会の推奨
方式が一般に使用され、この信号の構成は、図4(a)
に示す如くハイレベル信号(以下「H」)とロウレベル
信号(以下「L」)で構成され、最初にリーダ部があ
り、次にデータ部、トレーラ部から構成されている。前
記においてリーダ部とは信号の先頭部分を示すものであ
り、データ部とはカスタムコード、親機の制御を行うた
めの制御データ等で構成され、トレーラ部は信号の終了
を示している。送信機10側で出力されるHとLの信号
は、図4(b)に示すように受信機20中の受信ユニッ
ト22でHとLが反転され、制御部24に入力されてい
る。例えば送信機10側のHは、受信ユニット22でL
に変換される。ここで前記図4において、Tはパルス基
本時間を示し数百マイクロ秒である。
【0004】従来、前記信号からリーダ部とデータ部、
トレーラ部の信号内容の解読手段として、図4(b)に
示す如く、パルスの立ち下がりエッジ検出から次の立ち
下がりエッジ検出までの時間をカウントして、リーダ
部、ビットストラクチャを判定し、所望の信号であるか
否かの判定を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の赤外線ワイ
ヤレスリモコン信号の受信方法では、ノイズによって受
信ユニット22が誤動作し、本来Hを出力しなくてはな
らないところを反対のLを出力することがあり、この誤
動作のパルス発生時間は数十から数百マイクロ秒である
ために、この信号波形は図4(c)に示すようなものと
なっている。前記の如くTと比較し誤動作時間が近いた
め、本来のパルス立ち下がりエッジ検出であるのか、ノ
イズによる誤動作であるのかの判定が行えず、ノイズに
よる誤動作であっても本来の立ち下がりエッジ検出であ
ると誤判定を引き起こしてしまうことがある。
【0006】以上により、リーダ部時間が短く判定され
るので、リーダ部受信エラーとなったり、ビットストラ
クチャデータを誤判断してしまい、送信機からの指示通
りに機器本体が制御できなくなる。
【0007】また、前記送信信号の搬送周波数が電子式
蛍光灯の電源周波数に掛かっており、蛍光灯の近くでの
使用時には受信ユニット22が誤動作することがある。
【0008】本発明は上記課題を鑑みてなされたもの
で、本来のパルス信号であるのかノイズによる誤動作か
ら発生する信号であるのかの判断が行える赤外線ワイヤ
レスリモコン信号の受信方法とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では送信機と受信機を備え、前記送信機からの
信号波形により前記受信機内に設けられる制御部を制御
する赤外線ワイヤレスリモコン装置において、前記制御
部が、リーダ部と、その後段では、パルス基本時間より
短い間隔で前記信号波形のハイレベル信号とロウレベル
信号をサンプリングするサンプリング部カウンタと、前
記サンプリング結果によってノイズ判定を行うノイズ判
定部を備え、かつ前記ノイズ判定部が、リーダ部の前段
では、リーダ部のハイレベル信号をリーダ部判定基準と
してサンプリング部カウンタに記憶させ、このハイレベ
ル信号以前がリーダ部のロウレベル信号以上の連続した
ものであればリーダ部であると判定できる、ノイズ判定
部を兼ねた赤外線ワイヤレスリモコン信号の受信方法と
する。
【0010】
【作用】信号波形中において、リーダ部が入力されてか
らの前記ノイズの1回の発生時間は、Tを越えることな
く、T/2程度の間隔で発生している。また前記サンプ
リングは、H、Lの変動とは無関係に常にTより短い間
隔での周期で信号波形のサンプリングを行っているの
で、前記サンプリング部カウンタは、サンプリングから
得られる情報を処理し、サンプリング部が1回のみの移
行では、本来のH若しくはLの移行ではなく、ノイズに
よる誤移行であると判断し、それぞれのレベル位置であ
ると判定する。
【0011】また、リーダ部が入力される前のノイズは
Tより長いものが確認されているが、リーダ部のHをリ
ーダ部判定基準としてサンプリング部カウンタに記憶さ
せ、このH以前がリーダ部のL以上の連続したものであ
ればリーダ部であると判定できる。
【0012】
【実施例】本実施例のハード構成は、従来の技術の図3
に示すものと同一若しくは相当分であるために説明は省
略する。本発明の実施例とする受信ユニット22から制
御部24への出力波形のうち、リーダ部となる信号波形
を図1に示す。図1において実線部分は実際の信号波形
を示し、この波形の上面がHで下面がLを示している。
この図面中の矢印は、サンプリング部を示している。こ
のサンプリング部の結果は制御部24中のサンプリング
部カウンタ(図示無し)に入力され、この結果が制御部
24中のノイズ判定部(図示無し)に入力されている。
【0013】本実施例では、1例としてリーダ部のLの
パルス時間を連続する8Tとし、Hのパルス時間を連続
する4Tとし、サンプリング部の間隔をT/2としてい
る。前記サンプリング部カウンタは、T/2周期毎に信
号の状態、即ちHであるのか、Lであるのかを監視し、
この結果をノイズ判定部に出力している。
【0014】送信機から受信機に信号が入ってこない場
合には、受信ユニット22から制御部24への信号はH
を維持し、送信機から受信機に信号が入った場合、即ち
リーダ部が入力された場合にLに変化する。従ってこの
ときからサンプリング部もHからLに移行し、ここから
8T後にHに移行し、この4T後にデータ部のLに移行
する。
【0015】上記においてノイズが発生した場合には、
例えば図2に示すような波形となる。リーダ部が入力さ
れてからの前記ノイズの1回の発生時間は、Tを越える
ことなく、T/2程度の間隔で発生していることが実験
上確認されている。また前記サンプリングは、H、Lの
変動とは無関係に常にT/2の周期で信号波形のサンプ
リングを行っている。従って、本来のHからLへの移
行、若しくはこの逆の移行は最低2回のサンプリング部
のカウントが必要であるのに対して、ノイズによるHか
らLの移行、若しくはその逆の移行は、最大でもサンプ
リング部1回分のレベル変更である。前記サンプリング
部カウンタは、サンプリングから得られる情報を処理し
ノイズ判定部に出力している。このノイズ判定部におい
て、本実施例であればサンプリング部が1回のみの移行
では、本来のH若しくはLの変更ではなく、ノイズによ
る誤移行であると判断し、それぞれのレベル位置を保持
する動作を行っている。
【0016】前記実施例では、リーダ部が入力されてか
らのノイズ発生状態について述べたが、リーダ部が入力
される前の状態でのノイズについては、ノイズの1回の
発生時間は、Tを越える場合があることが実験上確認さ
れている。即ち、受信機20がリーダ部を待機している
間に、受信ユニット22がノイズによって誤った信号を
出力した結果、前記誤った信号を制御部24がリーダ部
であると誤判定をすることがある。この対策として、例
えば前記実施例では、4TのHをリーダ部判定基準とし
てサンプリング部カウンタに記憶させ、このH以前が8
T以上の連続したLの時にリーダ部であると判断するよ
うに設定すれば、Tを越えるノイズが信号波形に重畳さ
れても、ノイズであるのかリーダ部であるのかの判定が
行える。
【0017】上記においてはリーダ部のノイズ判定手段
を示しているが、以下のデータ部やトレーラ部のノイズ
判定手段と用いられるのは勿論であり、また、前記リー
ダ部のHとLの長さの組み合わせは、1例として8Tと
4Tを挙げたが、この長さは使用対象部分(データ部、
トレーラ部等)によって任意に変更でき、また、サンプ
リング部の周期にはT/2を使用しているが、これはT
より短い間隔であれば任意に設定でき、さらにリーダ部
以前の信号波形のノイズ判定では、所望のリーダ部のL
後のHの間隔を判定基準とし、前記Lの判定基準を本L
の長さ以上であればよいように設定すれば、この長さは
任意に変更できる。
【0018】
【発明の効果】上記構成の如く信号波形を一定時間毎に
サンプリングすることにより、本来のHとLの移行であ
るのか、ノイズによる移行なのかの判定が行える。従っ
てノイズによる波形が受信波形に重畳されても、誤検出
が防止できるので、機器の所望の動作を妨げない。
【0019】またリーダ部以前についても、上記構成の
如く最初のLの長さ以上に設定することにより、比較的
長い間隔で現れる誤動作であってもノイズ判定が行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例とする受信ユニットから出力
される信号波形図である
【図2】 図1の信号波形にノイズが発生している信号
波形図である
【図3】 本発明と従来のリモコン装置を示す図である
【図4】 従来の送信機と受信機の信号波形を示す図で
ある
【符号の説明】
図において同一符号は同一、または相当部分を示す。 10 送信機 20 受信機 22 受信ユニット 24 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機と受信機を備え、前記送信機から
    の信号波形により前記受信機内に設けられる制御部を制
    御する赤外線ワイヤレスリモコン装置において、前記制
    御部が、リーダ部と、その後段では、パルス基本時間よ
    り短い間隔で前記信号波形のハイレベル信号とロウレベ
    ル信号をサンプリングするサンプリング部カウンタと、
    前記サンプリング結果によってノイズ判定を行うノイズ
    判定部を備え、かつ前記ノイズ判定部が、リーダ部の前
    段では、リーダ部のハイレベル信号をリーダ部判定基準
    としてサンプリング部カウンタに記憶させ、このハイレ
    ベル信号以前がリーダ部のロウレベル信号以上の連続し
    たものであればリーダ部であると判定できる、ノイズ判
    定部を兼ねた赤外線ワイヤレスリモコン信号の受信方
    法。
JP22600194A 1994-08-26 1994-08-26 赤外線ワイヤレスリモコン信号の受信方法 Pending JPH0870490A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100320205B1 (ko) * 1999-12-18 2002-01-10 구자홍 리모콘 수신 장치 및 그의 제어 방법
WO2004091099A1 (ja) * 2003-04-09 2004-10-21 Sharp Kabushiki Kaisha 波形整形方法、波形整形装置、電子機器、波形整形プログラムおよび記録媒体
JP2006276751A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Brother Ind Ltd カラオケ用リモートコマンダ,プログラムおよびカラオケシステム
CN100365930C (zh) * 2003-04-09 2008-01-30 夏普株式会社 波形整形方法、波形整形装置、电子机器、波形整形程序及记录媒体

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