JPH06236494A - セキュリティシステム用自動感度設定回路 - Google Patents

セキュリティシステム用自動感度設定回路

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JPH06236494A
JPH06236494A JP6150293A JP6150293A JPH06236494A JP H06236494 A JPH06236494 A JP H06236494A JP 6150293 A JP6150293 A JP 6150293A JP 6150293 A JP6150293 A JP 6150293A JP H06236494 A JPH06236494 A JP H06236494A
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JP
Japan
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circuit
noise
output
security system
carrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP6150293A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Hoshino
哲夫 星野
Nobuyuki Sada
信幸 佐田
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Daido Denki Kogyo KK
Original Assignee
Daido Denki Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Daido Denki Kogyo KK filed Critical Daido Denki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電灯線搬送通信方式によるセキュリティシス
テムの防犯・防災センサと集中監視盤にある、それぞれ
の搬送波受信回路のコンパレータのしきい値を、電灯線
のノイズの変動に応じて自動的に設定する回路を提供
し、受信感度を最適に調整する。 【構成】 アンプ回路6、半波整流回路7、バッファア
ンプ回路8、平滑回路9、コンパレータ3により構成
し、ノイズと搬送波のそれぞれのレベルと継続時間の違
いを利用して、自動的にしきい値を設定するようにした
セキュリティシステム用自動感度設定回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電灯線搬送通信により通
信を行うセキュリティシステムの通信感度の自動設定回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の搬送波受信回路のしきい値(基準
電圧)の決定方法を図1に示すしきい値回路を用いて説
明すると、入力信号1に常にあるノイズによって出力信
号2が発生しないようにし、さらに搬送波が来たとき
に、それを的確にとらえるようにボリュームVRによ
り、コンパレータ3のしきい値E1を設定している。+
Vは回路電源、Rは抵抗である。図2に、図1に示すし
きい値回路の各部の波形を示す。図2(a)はノイズ
4、ノイズレベルE0としきい値E1並びに出力信号2
との関係を示す。図2(b)は搬送波5としきい値E1
並びに出力信号2との関係を示す。しかし、ノイズレベ
ルE0は設置環境や時間帯によって異なるため、従来は
ノイズレベルE0の変動により出力信号2が発生しない
ように設置現場の最大ノイズレベルによりしきい値E1
は高目に設定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため搬送波のレベ
ルが十分に大きい設置環境ではセキュリティシステムの
通信の保証はできるが、搬送波の減衰が著しい設置現場
では搬送波レベルがしきい値以下の場合もあり、セキュ
リティシステムの通信保証ができなくなり、利用環境が
せまくなってしまうという問題があった。
【0004】本発明は上記実状に鑑み、搬送波の減衰が
著しい設置現場においても、ノイズに影響されず確実に
通信が可能なセキュリティシステム用自動感度設定回路
を提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はセキュリティシ
ステムの防災・防犯センサと集中監視盤にあるそれぞれ
の搬送波受信回路のコンパレータのしきい値を電灯線の
ノイズの変動に応じて、ある一定の割合で、自動的に設
定できるようにした回路である。
【0006】
【作用】上記手段により、搬送波受信回路のコンパレー
タのしきい値を自動的に、電灯線に乗っているノイズよ
りも、常に一定の割合で高く設定することによって、感
度を最適に調節することができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図3に示す。図中、6はア
ンプ回路、7は半波整流回路、8は平滑回路、9はオペ
アンプICである。なお、図中、各回路6、7、8の破
線内の具体的回路構成は1例であり、これに限らない。
【0008】入力信号1には常に図2に示すノイズ4が
出ており、その継続時間は搬送波5に比べ長く、ノイズ
レベルE0は搬送波5に比べ低い。このようなノイズ4
と搬送波5との違いを利用して自動的にしきい値を設定
する回路である。
【0009】回路動作について図4を用いて具体的に説
明すると、しきい値E1はノイズレベルE0より余裕を
持って大きくする必要があるため、まずアンプ回路6に
てノイズ4を増幅し、増幅された信号10を半波整流回
路7にて半波整流し、プラス成分だけを取り出す。そし
て、半波整流された信号11を平滑回路8にて平滑し
て、これをしきい値E1とする。回路7は全波整流回路
であってもよい。以上述べた回路動作により、入力信号
1のうち平滑回路8の時定数よりも継続時間が充分に短
いものが搬送波5であり、逆に平滑回路8の時定数より
も継続時間が長いものがノイズ4となる。1は入力信
号、10はアンプ回路出力、11は半波整流回路出力、
12は平滑回路出力である。この出力12がコンパレー
タ3のしきい値E1となる。+V、−Vは回路電源、D
1、D2はダイオード、Tr1はトランジスタ、C1は
コンデンサ、R1〜R7は抵抗である。
【0010】次に、本発明の他の実施例を図5に示す。
図中、13はコンパレータ回路、14はリトリガタイマ
回路、15は遅れ回路、16はBCD10進変換デコー
ダ(以下デコーダと記す)、17はアナログマルチプレ
クサ、3は感度設定用コンパレータ回路である。
【0011】本実施例も、図3に示す実施例同様、ノイ
ズ4の継続時間は搬送波5に比べ長く、ノイズ4のレベ
ルは搬送波5に比べ低いことを利用して自動的にしきい
値を設定する回路である。回路動作について具体的に説
明すると、コンパレータ13は、入力信号1がノイズ4
であっても搬送波5であっても、基準電圧E1、E2、
E3を越えれば、出力13a、13b、13cがある。
基準電圧はE1<E2<E3の関係で、後述するアナロ
グマルチプレクサ17のE1、E2、E3と同じ電圧で
あり、アナログマルチプレクサ17の基準電圧E4との
関係はE1<E2<E3<E4である。図6、図7にデ
コーダ16とアナログマルチプレクサ17の動作を示
す。まず、入力信号1のノイズレベルE0が基準電圧E
1未満のとき、コンパレータ13には出力がないため、
デコーダ16の入力はAのみが「H」で、デコーダ16
の出力はQ1=「H」、Q3=「L」、Q7=「L」と
なり、アナログマルチプレクサ17の入力X1に加わっ
ている基準電圧E1がXに出力され、感度設定用コンパ
レータ3の基準電圧となる。
【0012】次に、入力信号1のノイズレベルE0が基
準電圧E1以上、基準電圧E2未満のとき、基準電圧E
1のコンパレータ13に出力13aが出力される。この
出力13aは図8のように不規則なパルスで、デコーダ
16とアナログマルチプレクサ17の安定動作をはかる
ため、図9のようなリトリガタイマ回路14で、パルス
割れのないデジタル信号に変換している。この回路の動
作を図10に示す。さらに、ノイズ4か搬送波5かを区
別するために、図11に示す、搬送波5の持続時間より
十分長い遅れ回路15を入れ、図12に示す、抵抗R4
とコンデンサC3より、遅れ時間t=R4×C3(秒)
で決まる時間以内の搬送波5では遅れ回路15の出力1
5bが出力されないようにしてある。出力15aが、デ
コーダ16の入力Bに加わると、デコーダ入力はAとB
が「H」で、デコーダ16の出力はQ1=「L」、Q3
=「H」、Q7=「L」となり、アナログマルチプレク
サ17の入力X2に加わっている基準電圧E2がXに出
力され、感度設定用コンパレータ3の基準電圧となる。
【0013】次に、入力信号1のノイズレベルが基準電
圧E2以上、基準電圧E3未満のとき、基準電圧E1と
E2のコンパレータ13にそれぞれ出力13aと13b
が出力され、リトリガタイマ回路14と遅れ回路15を
通り、出力15aと15bが出力される。この出力15
aと15bが、デコーダ16の入力BとCに加わると、
デコーダ入力はAとBとCが「H」で、デコーダ16の
出力はQ1=「L」、Q3=「L」、Q7=「H」とな
り、アナログマルチプレクサ17の入力X4に加わって
いる基準電圧E3がXに出力され、感度設定用コンパレ
ータ3の基準電圧となる。
【0014】次に、入力信号1のノイズレベルが基準電
圧E3以上のとき、基準電圧E1とE2とE3のコンパ
レータ13にそれぞれ出力13aと13bと13cが出
力され、リトリガタイマ回路14と遅れ回路15を通
り、出力15aと15bと15cが出力される。この出
力15aと15bと15cがデコーダに加わると、デコ
ーダ入力は、A、B、CとDが「H」で、デコーダ出力
はQ1=「L」、Q3=「L」、Q7=「L」となり、
アナログマルチプレクサ17の入力X0に加わっている
基準電圧E4がXに出力され、感度設定用コンパレータ
3の基準電圧となる。
【0015】以上のように、ノイズレベルE0に応じて
段階的に感度設定用のコンパレータ基準電圧を自動的に
設定しようとする回路で、実施例では4段階にかえる回
路で示したが、5段階以上にかえる構成も可能である。
+Vは回路電源、IC1はNOT回路、IC2はタイマ
回路、IC3は波形整形回路、R1〜R4は抵抗、C1
〜C3はコンデンサ、Tr1はトランジスタである。
【0016】
【発明の効果】本発明により、システムの通信安定度が
向上するとともに、現場での調整がなくなることによ
り、セキュリティシステムの設置が容易になるという効
果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の受信感度設定回路図である。
【図2】ノイズとしきい値、搬送波としきい値の関係を
示す説明図である。
【図3】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】実施例の回路における各部の信号波形を示す説
明図である。
【図5】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】デコーダ18の真理値表である。
【図7】アナログマルチプレクサのスイッチ選択表であ
る。
【図8】ノイズだけがあるときのコンパレータ15の動
作を示す説明図である。
【図9】リトリガタイマ回路16の1例の回路図であ
る。
【図10】ノイズだけがあるときのリトリガタイマ回路
16の動作を示す説明図である。
【図11】遅れ回路17の1例の回路図である。
【図12】搬送波が来たときのリトリガタイマ回路16
の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 入力信号 2 出力信号 3 コンパレータ 4 ノイズ 5 搬送波 6 アンプ回路 7 半波整流回路 8 平滑回路 9 オペアンプIC 10 アンプ回路出力 11 半波整流回路出力 12 平滑回路出力 13 コンパレータ回路 14 リトリガタイマ回路 15 遅れ回路 16 BCD10進変換デコーダ 17 アナログマルチプレクサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防災・防犯センサと集中監視盤の間を電
    灯線搬送通信方式により相互通信し、遠隔集中監視する
    セキュリティシステムにおいて、防災・防犯センサおよ
    び集中監視盤の各搬送波受信回路に含まれる受信感度設
    定用コンパレータ回路のしきい値を電灯線上のノイズに
    応じて感度を一定に保つように自動設定することを特徴
    とするセキュリティシステム用自動感度設定回路。
JP6150293A 1993-02-09 1993-02-09 セキュリティシステム用自動感度設定回路 Pending JPH06236494A (ja)

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JP6150293A JPH06236494A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 セキュリティシステム用自動感度設定回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193176A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Fujitsu Ltd ノイズレベルに合わせた受信感度自動調整方法、プログラム、および装置
JP2012037492A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Toshiba Corp 漏水検出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60219929A (ja) * 1984-04-13 1985-11-02 三洋電機株式会社 電力線を利用した屋内負荷制御装置

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