JP3066013B1 - 機能性アルカリ土イオン化食品添加剤組成物及びその製造方法、使用方法 - Google Patents

機能性アルカリ土イオン化食品添加剤組成物及びその製造方法、使用方法

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Abstract

【要約】 【課題】機能性アルカリ土イオン化化合物で構成された
食品添加剤組成物及びその製造方法の提供。 【解決手段】本食品添加剤組成物は滅菌水１リットルに
珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、水酸化ナトリウム珪素
の中の少なくとも一以上でなる化合物２．５〜５．７モ
ルと、炭酸カリウム、中炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウ
ムの中の少なくとも一以上でなる化合物２．２〜５．１
モル、塩化カリウム０．２５〜０．７５モルと少糖０．
４５〜０．８４モルの構成比率としてゾルゲル合成方法
で製造した液状化組成物。上記食品添加剤組成物は別途
の有機酸類等の保存剤の添加無しに食品の保存性を維持
することができる。特に水産軟製品の製造において、弾
力増強効果が得られ既存の製品よりでん粉の添加量を大
幅減らし水分含量を増大させて商品性を増加させる。更
にそのアルカリ特性により食品の酸性化を防止し、ビブ
リオ菌の増殖を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルカリ土イオン
化化合物から構成された食品添加剤組成物及びその製造
方法に関するもので、詳しくは主に食品の保存剤として
使用される有機酸化合物及びその他の有機化合物の添加
無しに保存期間を相当の期間延長させることができる
し、本発明による食品保存剤組成物を使用することで食
品のアルカリ化を可能にする効果があるし、軟製品の製
造に適用する場合弾力増強の効果も得られるので、既存
の製品よりでん粉の添加量を大幅減らし水分含量を増大
させて商品性を増加させるし、ビブリオ菌の増殖を抑制
するので安全水産物の生産に寄与できるという多機能性
食品添加剤組成物及びその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】既存の食品保存剤組成物としては、安息
香酸ナトリウムなどの化学薬品を利用するか、有機酸類
などを使用する方法が一般化されているし、最近には化
学的合成保存剤を避ける傾向により、有機酸などにキト
サンを溶解して食品保存剤として使用する方法（大韓民
国公開特許第９８−０２５３４１号）や、にんにくなど
を主材とした食品保存剤（大韓民国公開特許第９４−０
０６４９４号）など天然抽出物を利用した食品保存剤の
使用が報告されている。しかし、これらの抽出物を食品
保存剤として使用するためには、抽出物の特性上、有機
酸などに溶解して使用しなければならないので最終的に
強酸性になり食品の酸性化を促進するだけではなく食品
の安全性にも問題があった。
【０００３】また、ライソザイムやアラニンのような酵
素剤を食品保存剤として使用する方法（大韓民国公開特
許第９５−７０１１９４号）などが知られているが、こ
れは温度、ｐＨなどの外部条件によって変性が起きやす
い酵素剤の特性のためその適用範囲が小さく、保存性に
も限界があった。
【０００４】さらに、既存の食品保存剤は、微生物の増
殖抑制作用よりは、微生物を死滅させる抗菌作用の特性
がより強いので、これの持続的で過度な使用は人体にも
悪い影響を与えるし、また、このような食品保存剤は、
食品の貯蔵期間延長には寄与するかもしれないが、その
他の食品の物性をよくすることや、商品性を増加させる
ことはできなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、生体
細胞の活性に影響を与える珪酸化合物、炭酸化合物、塩
化カリウム、糖質好ましくは少糖（ｏｌｉｇｏｓａｃｃ
ｈａｒｉｄｅ）を液状イオン化して生体活性化を極大さ
せることができる形態で構成したもので水産製品の貯蔵
に関する微生物に対する増殖抑制機能と製品の品質を向
上させる機能を有し、ビブリオ敗血症を予防することが
できる機能性アルカリトイオン化食品添加剤組成物及び
その製造方法を提供することにある。
【０００６】本発明の他の目的は、滅菌水１リットルを
基準に珪酸化合物は２．５〜５．７モル、炭酸化合物は
２．２〜５．１モル、塩化カリウムは０．２５〜０．７
５モル、糖質は０．４５〜０．８４モルからなる機能性
アルカリ土イオン化食品添加剤組成物を提供することに
ある。
【０００７】前記珪酸化合物を２．５モル以下に使用す
ると、水分の吸湿効果が低下されゾル化反応に問題があ
るし、前記の範囲以上を使用すると液状と固状の層分離
が起こり、他の化合物との化学的な反応が難しいという
問題点がある。また、前記炭酸カリウムを前記範囲未満
に使用すると炭酸塩のキルレート形成に問題があるし、
前記の範囲以上に使用する場合、自体内の二酸化炭素
（Ｃａｒｂｏｎ ｄｉｏｘｉｄｅ）含量が過多発生して
メタル塩が析出される問題点があるので前記の範囲を維
持することが好ましい。
【０００８】また、前記珪酸化合物は珪酸ナトリウム、
珪酸カリウム、二酸化珪素、水酸化ナトリウム珪素から
なる群から選択された一つまたはそれ以上からなるし、
炭酸化合物は炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、中炭酸ナ
トリウムからなる群から選択された一つまたはそれ以上
で構成することが好ましい。
【０００９】本発明のまた他の目的は、滅菌水１リット
ルを８０〜９０℃で加温維持しながら珪酸化合物２．５
〜５．７モル、炭酸化合物２．２〜５．１モル、塩化カ
リウム０．２５〜０．７５モル及び糖質０．４５〜０．
８４モルをゾルゲル合成製造方法で可溶化させた後、空
気が混入されるように混合攪拌しながら溶液の温度が一
分当り３〜７℃ずつ低くなるように調節して１５〜２５
℃に維持形成されたゾルゲル状の組成物を室温で反応安
定化させた機能性アルカリ土イオン化食品添加剤組成物
の製造方法を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めの本発明は、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、二酸化
珪素、水酸化ナトリウム珪素からなる群から選択された
一つまたはそれ以上からなる化合物と、炭酸カリウム、
中炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウムからなる群から選択
された一つまたはそれ以上からなる化合物と、塩化カリ
ウム及び糖質好ましくは少糖（ｏｌｉｇｏｓａｃｃｈａ
ｒｉｄｅ）を一定な比率にしてゾルゲル合成方法で液状
化して製造することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明は、８０〜９０℃で加温維持される滅菌水１リッ
トルに珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、二酸化珪素、水
酸化ナトリウム珪素からなる化合物の中から一つ以上か
らなる化合物２．５〜５．７モルと、炭酸カリウム、炭
酸ナトリウム、中炭酸ナトリウムからなる化合物の中か
ら一つ以上からなる化合物２．２〜５．１モルと、塩化
カリウム０．２５〜０．７５モル及び少糖（ｏｌｉｇｏ
ｓａｃｃｈａｒｉｄｅ）０．４５〜０．８４モルをゾル
ゲル合成方法で可溶化させた後、空気が混入されるよう
に混合攪拌しながら溶液の温度が一分当り３〜７℃ずつ
減るように調節して１５〜２５℃に維持、形成されたゾ
ルゲル状の組成物を室温で反応安定化させて得る。
【００１２】本発明で珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、
二酸化珪素、水酸化ナトリウム珪素の中でそれぞれの化
合物を使用するか、前記化合物の中で一部を選択して使
用しても本発明の目的を達成するのには問題はないが、
それぞれの化合物を全て使用するか、一部を選択して使
用する場合、使用量は同一当量とすることが好ましい
し、同じく炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、中炭酸ナト
リウムの中でそれぞれの化合物を全て使用するか、前記
化合物の中から一部を選択して使用しても本発明の目的
を達成するのには問題はないが、それぞれの化合物を全
て使用するか、一部を選択して使用する場合、使用量は
同一当量とすることが好ましい。
【００１３】上述した方法によって製造された本発明に
よる食品添加剤組成物は、別途の食品保存剤の添加無し
に食品の保存時間を延長することができるし、水産物軟
製品に適用すると、魚肉のゲル化に寄与する根元繊維た
ん白質であるミオシン（ｍｙｏｓｉｎ）の共有結合など
の反応を促進させてミオシンＨ鎖（ｍｙｏｓｉｎ ｈｅ
ａｖｙ ｃｈａｉｎ：ＭＨＣ）間の強い結合による巨大
高分子ＭＨＣ形成を誘導、軟製品の強度及び弾力性など
を増加させることで品質の改善に画期的な機能向上を提
供する。
【００１４】また、本発明による食品添加剤組成物は、
貝類や生食用魚類（刺し身など）等に漫然で、酷い場合
は死亡まで至るなどのビブリオ敗血症を誘発する細菌で
あるビブリオ菌を抑制する効果を有することで、安全水
産物生産に寄与することができるし、既存の食品保存剤
とは異なってアルカリ特性を有することで食品のアルカ
リ化に寄与することができる。
【００１５】以上で説明したように本発明による機能性
アルカリ土イオン化食品添加剤組成物を使用すると、食
品貯蔵中増殖する腐敗微生物の増殖を抑制することで食
品の貯蔵期間を延長する効果を有すると同時に、水産軟
製品の製造に適用する場合、製品の弾力増強効果も得る
ことができ、既存の製品よりでん粉の添加量を大幅減ら
し、水分含量を増大させることができ、産業的に多様な
水産軟製品の加工開発を促進することができるし、ビブ
リオ菌の増殖を抑制して安全水産物の生産に寄与するこ
とができる。
【００１６】
【実施例１】以下、本発明を実施例を参照にさらに詳し
く説明する。滅菌水１リットルを８０℃に維持しながら
珪酸ナトリウムと珪酸カリウムを３：１に構成した混合
物３．０モル、炭酸カリウム及び中炭酸ナトリウム３：
１で構成した混合物２．８モル、塩化カリウム０．６５
モル、少糖（ｏｌｉｇｏｓａｃｃｈａｒｉｄｅ）０．５
５モルを順次的に反応してゲル状態にした後、空気が供
給されるように攪拌混合しながら溶液の温度が一分当り
５℃ずつ低くなるように調節して２０℃まで温度を降下
させた後に、常温で２４時間定置反応、安定化してゲル
状態の原液を調剤した後、滅菌水に１５倍希釈してゾル
状態の機能性アルカリ土イオン化食品添加剤組成物を製
造した。
【００１７】
【実施例２】〔水産軟製品の保存効果〕実施例１の方法
で、製造した食品添加剤組成物を軟製品の製造時、配合
性分の一部に直接添加して蒲鉾製品を製造、貯蔵性を検
討したし貯蔵温度は２５℃を維持した。貯蔵期間中微生
物の総菌数の測定方法は、試料を無菌的に採取して固体
培地での微生物群落を総菌数（ＣＦＵ、ＣｏｌｏｎｙＦ
ｏｒｍｉｎｇ Ｕｎｉｔ）にして測定したし、総菌数は
３回反復実験したことを平均して表示した。実施例１に
よる組成物の添加量は２〜１０％で区分したし、添加し
ない処理区は対照区と設定した。それによる貯蔵中の総
菌数の増殖変化は表１のようである。
【００１８】
【表１】
【００１９】微生物の菌数の変化を示す表１における単
位はｌｏｇ（ＣＦＵ／ｇ）である。この実験の結果対照
区に比べ、処理区で所蔵性が優秀であると現れたし、最
適有効添加量は６〜８％であった。
【００２０】
【実施例３】〔軟製品でのかびの増殖抑制効果〕実施例
１でのような方法で製造した食品添加剤組成物を明太軟
製品にスプレー方式で適用した後、貯蔵性を実験すると
同時に貯蔵期間中のかびの増殖抑制効果を検討した。軟
製品の貯蔵性に適用した方法としては、既に製造された
製品を包装前に直接スプレーする方法にして、貯蔵性と
それによるかびの増殖抑制効果を検討した。スプレー方
法はまてがいの身のラインと揚げ蒲鉾の生産ラインで直
接処理、収去した後、２５℃で貯蔵しながら実施した。
【００２１】スプレー量は本発明の組成物をそれぞれ
０．２５、０．５、０．７５、１．０％で希釈した希釈
液を使用して揚げ蒲鉾生産ラインで直接実施したし、蒲
鉾の表面に直接ノズル噴射して処理区とした。スプレー
しない処理区は、対照区と設定した。それによる貯蔵中
の軟製品の表面でのかびの成長変化は表２のようであ
る。
【００２２】
【表２】
【００２３】軟製品表面にスプレーする方法による貯蔵
中のかびの増殖変化を示す表２において、記号”−”は
かびの成長無を、”＋／−”はかびの発生痕跡程度
を、”＋”はかびの成長微弱程度を、”＋＋”はかびの
成長旺盛を、”＋＋＋”はかびの成長酷いをそれぞれ示
す。本実験結果、本発明による組成物をスプレーした場
合対照区と比較してかびの増殖抑制効果が優秀であった
し、最適のスプレー濃度は０．５％〜０．７％であるこ
とが分かった。
【００２４】
【実施例４】〔軟製品の物性改善効果〕実施例１でのよ
うな方法で製造した機能性アルカリ土イオン化食品添加
剤組成物による明太軟製品の物性改善効果に対する実験
を実施した。軟製品の製造はセッティングーヒーティン
グゲル（ｓｅｔｔｉｎｇ−ｈｅａｔｉｎｇ ｇｅｌ）製
造方法で実施したし、これに対する物性の変化は破断強
度（ｂｒｅａｋｉｎｇ ｓｔｒｅｎｇｔｈ）、破断距離
（ｂｒｅａｋｉｎｇｓｔｒａｉｎ）、ジェリー強度（ｊ
ｅｌｌｙ ｓｔｒｅｎｇｔｈ）分析方法を通じて測定実
験した。本発明の組成物使用量は２〜１０％で区分した
し、添加しない処理区は対照区と設定した。それによる
物性の特性は表３：”セッティングーヒーティングケル
による軟製品製造時に、直接添加する方法による物性特
性変化”のようであるし、本発明の組成物の最適有効使
用量は４〜６％であった。
【００２５】
【表３】
【００２６】
【実施例５】〔貝類の保存効果〕実施例１でのような方
法で製造した食品添加剤組成物を吐砂前のアサリに適
用、生存延長性試験を実施した。室温以下でアサリの生
物学的活動性と流通延長の実施結果は表４のようである
し、処理区での本発明の組成物の適用濃度は０．１〜
２．０％で、添加しない処理区は対照区と設定した。本
発明の組成物の最適有効使用量は０．４〜０．８％であ
った。
【００２７】
【表４】
【００２８】アサリの貯蔵期間中の生物学的活動性と流
通延長の特性の変化を示す表４において、記号”ＳＡ”
は活性強（Ｓｔｒｏｎｇ Ａｃｔｉｖｅ）を、”ＶＡ”
は活性良好（Ｖｅｒｙ Ａｃｔｉｖｅ）を、”Ａ”は活
性普通（Ａｃｔｉｖｅ）を、”ＷＡ”は活性弱（Ｗｅａ
ｋ Ａｃｔｉｖｅ）を、”ＩＡ”は活性無（Ｉｎａｃｔ
ｉｖｅ）を、”Ｄ”は活性停止（Ｄｅａｔｈ）をそれぞ
れ示す。
【００２９】
【実施例６】〔ビブリオ菌増殖抑制効果〕実施例１での
ような方法で製造した機能性アルカリ土イオン化食品添
加剤組成物によるビブリオ（Ｖｉｂｒｉｏ）菌の増殖抑
制効果を検証するために、液体培養したビブリオ菌培養
液を対照区及び処理区の液体培地に接種して初期濃度を
同一な水準に調整して培養器で培養したし、表５のよう
に培養時間によるビブリオ菌の総菌数の変化を測定し
た。貯蔵期間中のビブリオ菌成長変化を示す表５におい
て、ビブリオ菌の総菌数濃度は吸光度６６０ｎｍで測定
した吸光度値（Ａｂｓｏｒｂａｎｃｅ ６６０ｎｍ）に
表示したし、対照区及び処理区の初期ビブリオ菌の総菌
数濃度は吸光度０．２７であった。処理区での本発明の
組成物の適用濃度は０．５〜１０％であったし、添加し
ない処理区は対照区と設定した。表５で見るようにビブ
リオ菌は、本発明の組成物を３％添加したものの中で増
殖抑制作用が起きたし、４％以上を添加した場合は完全
に成長抑制作用を見せる効果を示した。本発明組成物の
最適有効使用量は４％以上である。
【００３０】
【表５】
【００３１】
【実施例７】〔半乾燥イカの貯蔵改善効果〕実施例１で
のような方法で製造した食品添加剤組成物による半乾燥
イカ貯蔵改善効果を検討した。半乾燥イカの製造は、内
臓及び足を除去した後、水洗し、水洗されたイカは水気
を除去した後、本発明組成物の０．２５、０．５、０．
７５、１．０％の溶液に約２０分間浸す方法とスプレー
する方法で実施した後、熱風乾燥機を利用して乾燥し
た。乾燥温度は２５℃を維持し、水分含量は３５％で調
整した。水分含量が３５％に調整された半乾燥イカは室
温に貯蔵して実験した。表６での結果のように、貯蔵期
間延長効果に対する貯蔵改善適用方法での試験区の効果
を貯蔵期間経過側面で色度測定方法で確認した。色度測
定方法には色差計（ｃｏｌｏｒ ａｎｄ ｃｏｌｏｒ
ｄｉｆｆｅｒｅｎｃｅ ｍｅｔｅｒ、ＹＡＳＵＤＡ社、
ＵＣ６００１Ｖ）を利用して測定したしｈｕｎｄｅｒ
ｓｃａｌｅによるＬｉｇｈｔｎｅｓｓ、Ｒｅｄｎｅｓ
ｓ、褐変度測定実験をした。処理区での本発明の組成物
の使用量は０．２５〜１．０％で実施したし、添加しな
い処理区は対照区と設定した。それによる物性の特性は
表６のようであるし、本発明組成物の最適有効使用量は
０．５〜０．７５％であるし、浸す方法よりはスプレー
する方法が貯蔵性でより優秀であった。
【００３２】
【表６】
【００３３】
【発明の効果】以上の実施例で説明したように本発明に
よる機能性アルカリ土イオン化食品添加剤組成物は食品
貯蔵を阻害する微生物の増殖を抑制することで食品の貯
蔵期間を延長する効果があることは勿論、水産軟製品の
製造に適用する場合製品の弾力増強効果も得ることがで
きて既存の製品より商品性を高めることができるし、ビ
ブリオ菌の増殖を抑制して敗血症を発病を抑制すること
で安全水産物の生産に寄与することができる効果があ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高 種浩 大韓民國ソウル市廣津區紫陽２洞644番 地ＲＯＹＡＬ東亞ＡＰＴ104−1803 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A23L 1/325 A23L 3/3562 - 3/358 ＪＩＣＳＴファイル（ＪＯＩＳ)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】滅菌水１リットルを基準に珪酸化合物２．
    ５〜５．７モル、炭酸化合物２．２〜５．１モル、塩化
    カリウム０．２５〜０．７５モル、糖質０．４５〜０．
    ８４モルの比率からなる機能性アルカリ土イオン化食品
    添加剤組成物。
  2. 【請求項２】珪酸化合物は、珪酸ナトリウム、珪酸カリ
    ウム、二酸化珪素、水酸化ナトリウム珪素からなる群の
    中から選択された一つまたはそれ以上からなることを特
    徴とする請求項１に記載の機能性アルカリ土イオン化食
    品添加剤組成物。
  3. 【請求項３】炭酸化合物は、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
    ウム、中炭酸ナトリウムからなる群の中から選択された
    一つまたはそれ以上からなることを特徴とする請求項１
    に記載の機能性アルカリ土イオン化食品添加剤組成物。
  4. 【請求項４】滅菌水を８０〜９０℃で加温維持しなが
    ら、滅菌水１リットル当たり珪酸化合物２．５〜５．７
    モル、炭酸化合物２．２〜５．１モル、塩化カリウム
    ０．２５〜０．７５モル及び糖質０．４５〜０．８４モ
    ルをゾルゲル合成製造方法で可溶化させた後、空気が混
    合されるように混合攪拌しながら溶液の温度が一分当り
    ３〜７℃ずつ低くなるように調節して１５〜２５℃に維
    持形成されたゾルゲル状の組成物を室温で反応安定化さ
    せた機能性アルカリ土イオン化食品添加剤組成物の製造
    方法。
  5. 【請求項５】珪酸化合物は、珪酸ナトリウム、珪酸カリ
    ウム、二酸化珪素、水酸化ナトリウム珪素からなる群か
    ら選択された一つまたはそれ以上からなることを特徴と
    する請求項４に記載の機能性アルカリ土イオン化食品添
    加剤組成物の製造方法。
  6. 【請求項６】炭酸化合物は、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
    ウム、中炭酸ナトリウムからなる群から選択された一つ
    またはそれ以上からなることを特徴とする請求項４に記
    載の機能性アルカリ土イオン化食品添加剤組成物の製造
    方法。
  7. 【請求項７】請求項１記載の組成を有する機能性アルカ
    リ土イオン化食品添加剤組成物を０．０３〜０．１３％
    に希釈して食品に添加する機能性アルカリ土イオン化食
    品添加剤組成物の使用方法。
JP11115450A 1999-03-03 1999-04-22 機能性アルカリ土イオン化食品添加剤組成物及びその製造方法、使用方法 Expired - Fee Related JP3066013B1 (ja)

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