JP3065999U - 外側突起付きブロック - Google Patents

外側突起付きブロック

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JP3065999U
JP3065999U JP1998000827U JP82798U JP3065999U JP 3065999 U JP3065999 U JP 3065999U JP 1998000827 U JP1998000827 U JP 1998000827U JP 82798 U JP82798 U JP 82798U JP 3065999 U JP3065999 U JP 3065999U
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JP
Japan
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block
side wall
projection
shaped
concrete
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JP1998000827U
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Inventor
稔 伊藤
Original Assignee
稔 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車道と歩車道ブロック又は歩道とU字型側溝
との間に隙間を生じ、この隙間により老人又は子供が躓
いて転んだりすることがあり危険なものであり、またこ
の隙間から亀裂が生じて破損が起きたりするなどの不都
合がない外側突起付きブロックを提供すること。 【解決手段】 本考案の外側突起付きブロックは、2つ
の側壁2と底壁3により横断面U字型のコンクリートブ
ロック1からなり、該ブロック1の側壁2には突起4を
該ブロック1の長手方向に平行に一体に形成しており、
さらに該突起4は前記側壁2から離れるほど上方に傾斜
する上面5と、該上面5の先端から下方へ延びる前記側
壁2と平行な側面6と、該側面6から前記側壁2へ斜め
下方に形成した下面7とからなり、該突起の横断面形状
は側壁2側が広く先端側が狭くなるような略台形状を成
しているものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本考案は、舗装道路の車道と歩道との間又は舗装道路の排水溝に適用される外 側突起付きブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、舗装道路に於いては、車道と歩道との間にはコンクリート製の歩車 道ブロックを、また排水溝にはコンクリート製のU字型側溝ブロックを設けてア スファルト製又はコンクリート製舗装道路を完成させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、舗装道路の施工時には、歩車道ブロック又はU字型側溝ブロックは同 時に施工されるが、車道又は歩道との高さのみを合わせて設けられるのみであり 、長年の間に車道と歩車道ブロック又は歩道とU字型側溝との間に隙間を生じる ことがある。 この隙間により老人又は子供が躓いて転んだりすることがあり危険なものであ り、またこの隙間から亀裂が生じて破損が起きたりするなどの不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するために、本考案の外側突起付きブロックは、2つ の側壁2と底壁3により横断面U字型のコンクリートブロック1からなり、該ブ ロック1の側壁2には突起4を該ブロック1の長手方向に平行に一体に形成して おり、さらに該突起4は前記側壁2から離れるほど上方に傾斜する上面5と、該 上面5の先端から下方へ延びる前記側壁2と平行な側面6と、該側面6から前記 側壁2へ斜め下方に形成した下面7とからなり、該突起の横断面形状は側壁2側 が広く先端側が狭くなるような略台形状を成していることを特徴とする外側突起 付きブロック。
【0005】
【考案の実施の形態】
U字型側溝ブロック1を舗装道路の路肩に設置するときは、路盤基礎8に掘ら れた穴にU字型側溝ブロック1を、突起4の下面7が路盤基礎8に乗るような形 で埋め込まれ、さらに路盤基礎8の上にはアスファルト又はコンクリート9がU 字型側溝ブロックの上端面と一緒になるような高さまで、すなわち突起4の上面 5及び側面6が埋まる高さまで覆うことになる。 そして、突起4の上面5は、側壁2の上端面及びアスファルト又はコンクリー ト9の上部と平行ではなく、くさび形に内側に傾いているから、アスファルト又 はコンクリート9が常にU字型側溝ブロック側に引き寄せられる方向に力が働く ため、剥離及び伸縮を防止できる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1に示すように、舗装道路の路肩に設置されるU字型側溝ブロック1は、2 つの側壁2と底壁3により横断面U字型のコンクリートブロックからなる。 そして、前記U字型側溝ブロック1の側壁2には突起4をブロック1の長手方 向に平行に一体に形成しており、突起4は前記側壁2から離れるほど上方に傾斜 する上面5と、上面5の先端から下方へ延びる前記側壁2と平行な側面6と、側 面6から前記側壁2へ斜め下方に形成した下面7とからなり、突起4の横断面形 状は側壁2側が広く先端側が狭くなるような略台形状を成している。
【0007】 図1の前記U字型側溝ブロック1を舗装道路の路肩に設置するときは、図2の 横断面図に示すように、U字型側溝ブロック1は、路盤基礎8に掘られた穴に、 前記突起4の下面7が路盤基礎8に乗るような形で埋め込まれ、さらに路盤基礎 8の上にはアスファルト又はコンクリート9が前記U字型側溝ブロックの上端面 と一緒になるような高さまで覆われる。 したがって、前記突起4の上面5及び側面6はアスファルト又はコンクリート 9に埋め込まれることになる。
【0008】 次に、これを拡大して示すのが図3であり、前記突起4の上面5は、前記側壁 2の上端面及び前記アスファルト又はコンクリート9の上面と平行ではなく、く さび形に内側に傾いている。 したがって、アスファルト又はコンクリート9は常にU字溝本体側に引き寄せ られるため、剥離及び伸縮を防止できる。
【0009】 なお、前記突起4を前記U字型側溝ブロック1の側壁2の両側に設けたものを 図1に示しているが、用途に応じて片側にのみ突起4を設けることも可能である 。
【0010】 さらに、図面では、U字型側溝ブロックについてのみ説明したが、歩道と車道 の間に設置するI字型歩車道ブロックに前記突起4を付加することもできる。
【0011】
【発明の効果】
以上の如く、本考案の外側突起付きブロックは、従来のU字型側溝の外側壁に 本体と一体となっている突起を付加することにより、U字溝本体とアスファルト 又はコンクリートが剥離し、隙間を形成することを防止できる。 すなわち、突起の上面がくさび形に内側に傾いていることにより、アスファル ト又はコンクリートが常にU字溝本体側に引き寄せられるため、剥離及び伸縮を 防止だきる。 また、アスファルト又はコンクリートが突起に乗るような状態により、U字側 溝本体に付着し、アスファルト又はコンクリートが沈下及び滑落することを防止 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案のU字型側溝ブロックの斜視図。
【図2】図2は本考案のU字型側溝ブロックの埋設した
状態の横断面図。
【図3】図3は本考案のU字型側溝ブロックの一部拡大
断面図。
【符号の説明】
1 U字型側溝ブロック 2 側壁 3 底壁 4 突起 5 上面 6 側面 7 下面 8 路盤基礎 9 アスファルト又はコンクリート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの側壁と底壁により横断面U字型の
    コンクリートブロックからなり、該ブロックの側壁には
    突起を該ブロックの長手方向に平行に一体に形成してお
    り、さらに該突起は前記側壁から離れるほど上方に傾斜
    する上面と、該上面の先端から下方へ延びる前記側壁と
    平行な側面と、該側面から前記側壁へ斜め下方に形成し
    た下面とからなり、該突起の横断面形状は側壁側が広く
    先端側が狭くなるような略台形状を成していることを特
    徴とする外側突起付きブロック。
JP1998000827U 1998-02-06 1998-02-06 外側突起付きブロック Expired - Lifetime JP3065999U (ja)

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