JP3065868U - 補修用化粧シ―ト - Google Patents

補修用化粧シ―ト

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JP3065868U
JP3065868U JP1999005400U JP540099U JP3065868U JP 3065868 U JP3065868 U JP 3065868U JP 1999005400 U JP1999005400 U JP 1999005400U JP 540099 U JP540099 U JP 540099U JP 3065868 U JP3065868 U JP 3065868U
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JP
Japan
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repair
decorative sheet
printing paper
decorative
sheet
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Expired - Lifetime
Application number
JP1999005400U
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English (en)
Inventor
祐治 梅田
Original Assignee
日本デコール株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補修用化粧シートの物理的強度を増すこと。 【解決手段】 木質板のような被化粧基材上の既存の化
粧シートを補修するための補修用化粧シートが、印刷紙
の表面側に設けられた保護コート層を備え、前記印刷紙
の裏面側に該印刷紙の剛性を補強する補強材を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、建築物の内装・外装、家具・建具の表面化粧、車両の内装等に使用 されている化粧シート、すなわち合板のような木質板、金属板、プラスチック板 等の被化粧基材上に接着されている化粧シートの補修に用いる補修用化粧シート 及びこれを使用して補修した化粧板に関する。さらに詳しくは、本考案は、汚れ や損傷が生じた化粧シートに貼り重ねてその汚れ等を見えなくするために使用す る補修用化粧シート及びこれを使用して補修した化粧板に関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧板を構成すべく前記木質板等の基材に貼られる表面化粧材としての化粧シ ートは、一般に、基材に接着された印刷物及び該印刷物上の樹脂コート層からな る。この化粧シートに汚れや損傷が生じたとき、その汚れ等が見えないように外 観を整えることが求められる。
【0003】 従来、そのような求めに応じて行われてきた方法は、既存の化粧シートの全面 又はその一部分に新たな化粧シートを貼り合わせて補修することであった。その 方法自体は本考案においても変わるところはないが、従来の補修用シートは、単 に印刷紙の表面に保護コート層を備えまたその裏面に使用時に熱で溶かされるホ ットメルト型接着剤又は粘着剤の層を備えているにすぎなかったために物理的強 度に欠け、熱に対して伸び易く、貼り合わせ作業中に位置ずれを生じた際に再度 の位置決めを要し、貼り合わせ時に破れ易く、気泡混入、しわの発生などの不具 合を生じ、補修しても前記した汚れ等とは別な原因で外観を損ねるという問題が あった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案の目的は、上記従来技術の問題に解決を与えることにあり 、補修用化粧シートの物理的強度を増すことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するために、補修用化粧シートの剛性を高めるこ とを基本構想とするものであり、補修化粧シートを補強材で補強することを特徴 とする。したがって、本考案にかかる補修用化粧シートは、基本的に、印刷紙と 、該印刷紙の表面側に設けられた保護コート層と、前記印刷紙の裏面側に配置さ れ、該印刷紙の剛性を補強する補強材とを含む。
【0006】 また、本考案にかかる補修用化粧シートで補修された化粧板は、既存の化粧シ ートの樹脂コート層上にシリコーン系の粘着剤により粘着された補強材と、該補 強材に接着剤により接着された印刷紙と、該印刷紙の表面に設けられた保護コー ト層とを含む。前記補強材としてプラスチックフィルムを使用することができ、 また、そのプラスチックフィルムとしてPETフィルムを使用することができる 。
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、補修用化粧シートは補強材で補強され、熱的伸縮が生じにく いため、寸法安定性に優れ、補修後の化粧シート又は化粧板の外観が補修シート の熱的収縮によって損なわれるのを防止することができる。
【0008】
【実施の形態】
図1に示すように、本考案にかかる補修用化粧シート10は、図2に示す合板 のような被化粧基材20上の既存の化粧シート30を補修するための補修用化粧 シートであり、印刷紙12と、該印刷紙の表面上に設けられた保護コート層14 とを備える。印刷紙12は、薄葉紙又はエマルジョン含浸紙を基材とすることが 好ましい。また、シート10は、印刷紙12の裏面に接着剤又は粘着剤の層16 を介して配置された補強材18を備える。この補強材18は印刷紙12の剛性を 補強する。さらに、シート10は、図上で補強材18の下側に配置された粘着剤 層20及び剥離紙22を備える。
【0009】 補強材16はプラスチックフィルムから成り、該プラスチックフィルムとして PETフィルムを用いることができる。粘着剤層20はシリコーン系の粘着剤か らなる。これは、図2に示す既存の化粧シート30は、一般に、基材20に接着 剤層32により接着された印刷物34と、その表面に設けられた樹脂コート層3 6とを含むが、この樹脂コート層36がシリコーン系剥離剤を含む樹脂からなる ことによる。
【0010】 シート10は、その使用時、剥離紙22が剥がされ(図1参照)、粘着剤層2 0が露出されかつ既存の化粧シート30の樹脂コート層36に重ね合わされ、こ れにより補修用化粧シート10と既存化粧シート30とが粘着結合される。その 結果は図4に示されている。
【0011】 図4を参照するに、ここには、図1に示した補修用化粧シート10により補修 された化粧板40が示されている。この化粧板40は、既存の化粧シート30の 樹脂コート層36上に層20のシリコーン系の粘着剤により粘着された補強材で あるプラスチックフィルム18と、該プラスチックフィルムに層16の接着剤に より接着された印刷紙12と、該印刷紙の表面に設けられた保護コート層14と からなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる補修用化粧シートの部分断面
図。
【図2】図1に示した補修用化粧シートにより補修され
る既存の化粧シートを含む化粧板の部分断面図。
【図3】図1に示した補修用化粧シートにより補修され
た化粧板の部分断面図。
【符号の説明】
10 補修用化粧シート 12 印刷紙 14 保護コート層 16 接着剤層 18 補強材(プラスチックフィルム) 20 粘着剤層 22 剥離紙

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合板のような被化粧基材上の既存の化粧
    シートを補修するための補修用化粧シートであって、印
    刷紙と、該印刷紙の表面側に設けられた保護コート層
    と、前記印刷紙の裏面側に配置され、該印刷紙の剛性を
    補強する補強材とを含む補修用化粧シート。
  2. 【請求項2】 前記補強材はプラスチックフィルムであ
    る、請求項1に記載の補修用化粧フィルム。
  3. 【請求項3】 合板のような被化粧基材上の既存の化粧
    シートを補修するための補修用化粧シートであって、印
    刷紙と、該印刷紙の表面に設けられた保護コート層と、
    前記印刷紙の裏面に順次に設けられた接着剤層、プラス
    チックフィルム、シリコーン系の粘着剤層及び剥離紙と
    を含む、補修用化粧シート。
  4. 【請求項4】 前記プラスチックフィルムはPETフィ
    ルムである、請求項2又は請求項3に記載の補修用化粧
    シート。
  5. 【請求項5】 補修用化粧シートによって補修された化
    粧板であって、合板のような被化粧基材に接着された印
    刷物及び該印刷物上の樹脂コート層を含む既存の化粧シ
    ートの前記樹脂コート層上にシリコーン系の粘着剤によ
    り粘着された補強材と、該補強材に接着剤により接着さ
    れた印刷紙と、該印刷紙の表面に設けられた保護コート
    層とを含む、補修補修用化粧シートで補修された化粧シ
    ート。
JP1999005400U 1999-07-19 1999-07-19 補修用化粧シ―ト Expired - Lifetime JP3065868U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06272559A (ja) * 1993-12-24 1994-09-27 Toyota Motor Corp 筒内噴射式内燃機関
US11286679B2 (en) 2017-11-14 2022-03-29 Nichiha Corporation Repair seal, method for manufacturing repair seal, and repair structure

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