JP3065669U - 既存竪雨樋集水漏斗装置 - Google Patents

既存竪雨樋集水漏斗装置

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JP3065669U
JP3065669U JP1999003610U JP361099U JP3065669U JP 3065669 U JP3065669 U JP 3065669U JP 1999003610 U JP1999003610 U JP 1999003610U JP 361099 U JP361099 U JP 361099U JP 3065669 U JP3065669 U JP 3065669U
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rain gutter
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勇 宮野
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勇 宮野
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    • Y02A20/108Rainwater harvesting

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既に設置されている竪雨樋に対して取り付け
が容易であつて雨水の取水効率が高い漏斗式の取水装置
を提供すること。 【解決手段】 曲げパイプの他の一方と平行に切断した
集水漏斗3を集水本体4の裏側より接着剤にて本体に対
してやや下向きに接合する。そして、取水本体裏側より
取水ニップル5を集水漏斗3の中へ接着剤塗布と同時に
挿入接合したものを、貯水貯水漏斗とする。そして、貯
水漏斗7を既存雨樋に開設した2の挿入口へ挿入接合す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本案は、雨樋に対して取り付けが非常に簡単に出来る漏斗式取水装置である。
【0002】 水不足の事態が近年頻繁に発生しているため、雨水をそのまま利用せずに下水 に流さずに貯水桶又はポリ容器に溜めて有効利用しょうとする気運が高まっって いる。
【0003】
【従来の技術】
これに呼応するように、竪雨樋内に流れ落ちる雨水装置が種々考案されている 。例えば実公平7ー12516号公報には、図2(同公報の図7)を参照して、 「上下面が開口された垂直管の内表面から内側上方に延びる環状の土手5により 案内3が構成され、案内溝の底部と連結する取水管6を設け、案内溝の底部を取 水管6に向かって傾斜させた雨樋の取水口付き継手構造」が考案されている。
【0004】 しかしながら、従来の考案は何れも雨樋の中間部に継手構造等の装置を組み込 むものであり、新規雨樋の設置の場合はともかく、既存雨樋に対する施行は容易 でない。そこで一般雨樋に容易に施工できる取水装置の実現が望まれている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案において上記を解決する為の手段は、曲げパイプの一方を平行になるよ うに漏斗を作り、切り口部が漏斗型に形成した貯水漏斗を挿入するもので貯水漏 斗を装着する事が、いたっって簡単であり、取水能力が向上することが特徴であ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案において上記を解決するための手段は、曲げパイプの一方を平行になる 様に漏斗を作り、切り口部が漏斗型に形成した取水漏斗を挿入したものであり取 水漏斗を装着することが、いたって簡単であり、取水能力があることが特徴であ る。
【0007】
【考案の実施の形態】
図2において、曲げパイプの一方を他の一方と平行に切断したものを漏斗型に し貯水漏斗7をつくり、既存竪雨樋開口部2に挿入する。
【0008】 貯水漏斗7で、集水漏斗3を4の取水本体裏側より接着剤塗布にて差し込む、 差し込まれた集水漏斗3の中へ5の取水ニップルを接着剤塗布にて接合する。
【0009】 集水漏斗3は取水本体の合体時点で取水ニップル5がやや下向きに合体するこ とにより集水及び排水の両面を向上させる。
【0010】 貯水漏斗7は塩化ビニ−ル樹脂の市販品、竪雨樋材で取水本体を市水の給水管 の曲げパイプの一方を平行に切断すれば集水漏斗がえられる。
【0011】 図1は存竪雨樋であって本考案品を装置する部分に丸穴の差し込み口2を設け ている。
【0012】 次に本考案品の使用方法について説明する。貯水漏斗7の裏側取り付けた集水 漏斗3を既存竪樋1開設した差し込口2に挿入する。取り付けは簡単で押し込む だけで簡易に当該部分に装置することが出来る。
【0013】 降雨によって雨水が竪雨樋内に落ちてくると、雨水は集水漏斗3に落ち込み、 5の取水ニップルに流れ込んでゆく。実施例では集水漏斗3で確実に集水されて 取水ニップルの5に流し込む。よって集水漏斗3で集水された全てを取水するこ とが出来る。そして確実に確保された雨水は取水ホース6で水桶又は大、小ポリ 容器に貯水できる。又農業用の大型ポリ容器はトラックに乗せたまま取水が可能 である。
【0014】 なお、集水漏斗3は、楕円の漏斗で図2の斜視図と図3の縱断面図に示すよう に確実に取水効率を上げる事が出来る。
【0015】 既存竪雨樋1には集水漏斗3を装置するための差し込み口2が形成されていて 。形成された竪雨樋と集水漏斗3との隙間は集中豪雨時に排水不足にならない考 案である。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、すでに設置されている竪雨樋であっても、これに差し込み口を設け るだけで本考案品を取り付けることができ竪雨樋から容易に取水することができ るものである。
【0017】 そして、本考案は集水漏斗3を形成することによって取水効率を高めることが でき、又集中豪雨にも十分排水対応できるものである。
【0018】 他に、本考案は竪雨樋に対して取り付けが容易であって、雨水の大きさに関係 なく、竪雨樋に落ちる雨量があれば、年間を通して集水することが最大の特徴で あり、貯水量が満杯に確保出来た時点で取水ホース6を取水ニップル5より高い 位置に保持すれば取水作業を打ち切ることが特徴である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 竪雨樋の斜視図である。
【図2】 貯水漏斗斜視図である。
【図3】 取水ホ−ス断面図である。
【図4】 既存雨樋に装着する状態とホ−スを取付け
る斜視図である。
【図5】 貯水漏斗を示す図(A)縦断面図(B)は
横断面図である。
【図6】 竪雨樋に装着した(A)縦断面図(B)は
横断面図である。
【図7】 従来の考案技術示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 既存竪雨樋 2 既存竪雨樋挿入口 3 集水漏斗 4 取水本体 5 取水ニツプル 6 取水ホ−ス 7 貯水漏斗 (3から6の合体品である。)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月9日(1999.9.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げたパイプの他の一方を平行に切断し
    た楕円開口部が出来、それを取水漏斗3とし取水本体4
    と取水ニップル5を合体させて、既存竪雨樋に開設した
    挿入口2の中へ取水漏斗3を装着する。
  2. 【請求項2】 既存竪雨樋から貯水漏斗7にて雨水を容
    易集める事が簡単になつた。
  3. 【請求項3】 曲げたパイプの集水漏斗3は液体を集水
    するための最大の特徴である。
  4. 【請求項4】 集水漏斗3は既存雨樋に対してやや下向
    きに装着するため、集水能力を最大限発揮出来る。
JP1999003610U 1999-05-25 1999-05-25 既存竪雨樋集水漏斗装置 Expired - Lifetime JP3065669U (ja)

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