JP3065315B1 - バンパ―カバ― - Google Patents
バンパ―カバ―Info
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Abstract
成された尖端部、特にバンパー両側の尖端部を保護し、
またバンパー周辺の部品取り付け時に車体を損傷するの
を確実に防止することを課題とする。 【解決手段】車体2のバンパー1の外面を覆う形状に成
形された殻体本体3aと、該殻体3a本体の外縁尖端部
3bに被せられるカバーサック4とからなる。
Description
に関し、詳しくは乗用車などの車体の製造工程において
バンパーが他物との接触あるいは衝突等により傷つくの
を防止するために取り付けられるバンパーカバーの改良
に関する。
インでは、車体に取り付けるバンパーやドアなどが、工
具や車体と接触、衝突によって損傷しないよう予め保護
カバーで覆い、この保護カバーで覆ったままの状態で前
記部品を取り付け、組み立てが全部終了した時点で初め
て取り外すといったことが行なわれている。ところで、
これら部品の内バンパー1は一般に図9、図10に示す
ように車体2の前面部2aより両側2b、2bへと湾曲
され、湾曲された両側部の端部1aがデザイン上図示の
ように尖端1b、1bとされることが多い。
ーを製造した後、組み立てライン終了までの間、他物と
の衝突によって簡単に破損することがあるので、このよ
うな衝撃から保護する手段を講じることが必須となる。
このため従来ではバンパー1を製造した場合、その出荷
時に図11に示すように、バンパー1にバンパーカバー
3を取り付け、以後車体(図示せず)にドアなどその他
の部品(図示せず)をすべて取り付け終了するまで、製
造工程中バンパー1にはバンパーカバー3を付けたまま
とされている。
ーカバー3をバンパー1に取り付けても、両側の尖端部
1b、1bでは、図11に示すように矢印方向からの外
力に対して保護効力がなく、運搬中や取り付け製造工程
時などに不注意などにより先端部の折損事故がまま起き
ることがある問題があった。
ョンライト、特に、奥端側に接続端子やコネクターが多
数突設されているコンビネーションライトを組み付ける
際、前記奥端側の突設物が、バンパーカバー3の覆って
いない車体本体2e(図9、図10)やバンパー1本体
等に接触擦過して傷つけてしまうことがある問題もあっ
た。
外縁に形成された尖端部、特にバンパー両側の尖端部を
保護し、またバンパー周辺の部品取り付け時に車体を損
傷するのを確実に防止することを課題としてなされたも
のである。
ーは、車体のバンパーの外面を覆う形状に成形された殻
体本体と、該殻体本体の外縁尖端部に被せられるカバー
サックとからなるものである。このバンパーカバーによ
れば、バンパー外縁尖端部が、カバーと共にカバーサッ
クで覆われるので、バンパーとバンパーカバーとが分離
することなく一体的となり、尖端方向から外力が加わっ
ても十分に対向できる。
1のバンパーカバーにおいて、殻体本体上縁に、車体の
コンビネーションライト取付け位置まで延出するカバー
片が突設されてなる。このバンパーカバーによれば、車
体本体やバンパー本体がバンパーカバーから突設された
カバー片で保護されるので、コンビネーションライトを
取り付ける際の車体損傷事故も確実に防止できる。
カバーにおいて、殻体本体と、カバーサックとが、紐体
で連結されているものである。従って、カバーサックの
紛失事故が有効に防止できる。請求項4のバンパーカバ
ーは、殻体本体の外面の要所に、カバーサックの仮固定
手段が設けられているものである。
ク不要時に、紐体で振れ回るのが防止出来、取り扱い性
が良くなる。請求項5のバンパーカバーは上記バンパー
カバーにおいて、カバーサックの尖端側が開口されてい
るものである。このバンパーカバーによれば、カバーサ
ック内にボルトナットなどの部品が混入することがあっ
ても尖端開口部から排出されるので、これらによる損傷
事故も防げる。
ーカバーにおいて、殻体本体が繊維強化プラスチック製
とされ、かつ車体のバンパー外面と直接接触する内面部
分にクッション材が貼設されているものである。このバ
ンパーカバーによれば、バンパーが軽量高強度と成し得
る上、バンパーとバンパーカバーとの擦過接触による損
傷事故も防げる。
明する。 実施の形態1 図1は実施の形態1のバンパーカバーの斜視図、図2は
使用状態図を示す斜視図である。
2(図2)のバンパー1の外面を覆う形状に、例えば軟
質プラスチック、硬質プラスチックあるいは繊維補強プ
ラスチックで成形されている。この殻体3aの両側に
は、バンパー1の輪郭に沿って形成される外縁尖端部3
b、3bが形成され、この尖端部3bにカバーサック4
が着脱自在に被せられている。
ラスチック、硬質プラスチックあるいは繊維補強プラス
チックのシートまたは板状体の折曲成形や貼り合わせ成
形によって成形されている。また、操作性を良くするた
め必要に応じ布テープ製等とされた把手4aが設けられ
る。図中、5は係止紐を示し、バンパーカバー3をバン
パー1に取り付けるための係止具で、ゴム状弾性を有す
る紐体5aと、バンパー1本体の適所で邪魔にならない
箇所に係合するフック5bとからなる。
明する。図3に示すように、バンパー1が成形された
後、直ちにバンパーカバー3が係止紐5を利用して取り
付けられる。この取り付けは、例えば、バンパーカバー
3の殻体本体3aの内面下端をバンパー1の下縁に引っ
掛け、同時に係止紐5のフック5bを矢印Yで示すよう
に引っ張り伸ばして、バンパー1の上縁であって以後の
工程で邪魔にならない位置に係止し、弾性紐体5aの弾
力により固定する。
に示すようにカバーサック4、4を嵌合する。従って、
バンパー1はバンパーカバー3によって表面が保護さ
れ、かつ両端の尖端部3b、3bにはカバーサック4、
4が被せられるので矢印方向からの外力に対しても十分
に保護される。
が取り付けられたまま車体2前面へと搬送され、そのま
まの状態で車体に取り付けられる。なお、以後の組み立
て工程で、カバーサック4が邪魔となる場合は、その間
だけ取り外され、作業が終了すれば再び取り付けられ、
その状態で次行程へと送られる。
れるまでの間、バンパー1は尖端部1aを含めて表面が
損傷から確実に保護される。 実施の形態2 図4は実施の形態2の要部斜視図、図5は使用状態図を
示す要部斜視図である。
殻体3aの上縁に、車体のコンビネーションライト7取
り付け位置に対応する位置に、車体のコンビネーション
ライト7取り付け位置7aまで延出するカバー片8が突
設されている。このカバー片8は、前記したバンパーカ
バー3と同様な材料で形成され、厚さが好ましくは0.
2mm〜1mm程度のシート状ないしは薄板状とされ
る。
片8以外の構成は実施の形態1と同じであるので、図
1、2と同一符号を示すのみで詳細な説明は省略する。
次にこの実施の形態2のバンパーカバー3の使用状態を
説明する。バンパー1に紐体5で取り付け、車体2まで
搬送する点は実施の形態1と同じである。
体に取り付けた時、カバー片8が、図5に示すようにコ
ンビネーションライト7の取り付け位置7aにまで延出
するため背面に接続端子やコネクタなどが突設されてい
てもこれらが直接車体に接するのが防止され、これらコ
ンビネーションライト7取り付け施工時に生じる周辺の
損傷事故が確実に防げる。
されているので、コンビネーションライト7を取り付け
た後、通常では4mm程度ある下部隙間から容易に抜き
出すことができ、施工の邪魔になることもない。 実施の形態3 図6は実施の形態3のバンパーカバーの斜視図である。
殻体本体3aとカバーサック4とが紐体10で連結され
ている。その他の構成は図1、2で示したバンパーカバ
ー3と同じであるので同一符号を付すのみで詳細な説明
は省略する。この実施の形態3によれば、取外したカバ
ーサック4が紐体10で連結されてバンパーカバー3と
離れて紛失してしまうことがなく、取り扱い管理が容易
となる。
とカバーサック4に図6に示すように面ファスナー1
1、12を設け、外したカバーサック4が固定されるよ
うにしても良い。この場合、カバーサック4は紐体によ
って振れ回ることなく一個所に固定されるので取り扱い
がより容易となる。 実施の形態4 図7は実施の形態4の要部拡大断面図である。
尖端部3bに被せられるカバーサック4の尖端側4bが
開口されている。なお、この開口4aは、内部に収納し
たバンパー1の尖端1a及びバンパーカバー3の尖端3
aが突出しないように設けられている。この開口によっ
て、外したカバーサック4内に誤ってビスやナットある
いはその他の小型部品が混入することがあっても、点線
で示すように開口部4aから落ちてしまうので、これら
の混入異物を知らずに嵌合してしまったことによるバン
パー1や車体2の損傷も防止できる。
カバー3は、繊維強化プラスチック製とされ、また、内
面にバンパー外面と接触する内面にスポンジ製のクッシ
ョンテープなどのクッション材を貼設することが好まし
い。繊維強化プラスチックなど硬質プラスチックを材質
とする場合、バンパーカバー3の内面にともすれば鋭角
部ができる場合があり、これがバンパーに接すると表面
の塗膜に傷が付くことがある。そのため、図8に示すよ
うにバンパーカバー3の内面の鋭角部に前もってクッシ
ョン材13を貼設するのである。
ンパー1表面に対する当たりが和らげられ、塗膜表面の
僅かな傷付きも確実に防止される。
ーカバーによれば、バンパー側縁の尖端部もバンパーカ
バーとカバーサックとの共同により確実に保護される。
また、バンパー周辺の取り付け部品の取り付け作業によ
る車体の損傷も防ぐことができ、安全に作業が行なえる
効果を有する。
を結止しあるいは仮固定できるのでカバーサックの保管
管理が非常に便利となる効果を有する。さらに、カバー
サックの尖端部を開口させることにより、混入した小部
品などが排出され、これらによる損傷事故も防げるなど
の効果を有する。
視図である。
部斜視図である。
部斜視図である。
ーカバーの要部斜視図である。
部側面図である。
要部背面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 車体のバンパーの外面を覆う形状に成形
された殻体本体と、該殻体本体の外縁尖端部に被せられ
るカバーサックとからなるバンパーカバー。 - 【請求項2】 請求項1のバンパーカバーにおいて、殻
体本体上縁に、車体のコンビネーションライト取付け位
置まで延出するカバー片が突設されてなるバンパーカバ
ー。 - 【請求項3】 殻体本体と、カバーサックとが、紐体で
連結されている請求項1又は2のバンパーカバー。 - 【請求項4】 殻体本体の外面の要所に、カバーサック
の仮固定手段が設けられている請求項1、2、又は3の
バンパーカバー。 - 【請求項5】 カバーサックの尖端側が開口されている
請求項1、2又は3のバンパーカバー。 - 【請求項6】 殻体本体が繊維強化プラスチック製とさ
れ、かつ車体のバンパー外面と直接接触する内面部分に
クッション材が貼設されている請求項1、2、3又は4
のバンパーカバー。
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Family Applications (1)
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-
1999
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