JP2604706Y2 - ガード体 - Google Patents

ガード体

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JP2604706Y2
JP2604706Y2 JP1993041803U JP4180393U JP2604706Y2 JP 2604706 Y2 JP2604706 Y2 JP 2604706Y2 JP 1993041803 U JP1993041803 U JP 1993041803U JP 4180393 U JP4180393 U JP 4180393U JP 2604706 Y2 JP2604706 Y2 JP 2604706Y2
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前 正 中
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中前 誠一
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、特にトラック等の自
動車の荷台のデッキ上部に取付け、デッキ上面を保護す
るに好適な、ガード体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトラックの荷台の開口上部にトノ
カバーを取り付けるに当たっては、荷台の側面の適宜な
部位に突き出し設けられた鉤型引っ掛け部に、トノカバ
ーの端縁に形成されたハト目を引っかけることにより固
定されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来のトラックの
荷台によれば、トラックの荷台に鉤型引っ掛け部を形成
する加工が必要となり、たとえばハト目やボルトによっ
て留める必要があるため、運転する者が適宜取り付ける
ことはできない。
【0004】それゆえに、この考案の主たる目的は、自
動車の車体等に特別な加工をすることなく、トノカバー
を容易に取り付けることができるガード体を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、本体に荷台
の開放端の形状に対応した内面が形成され、本体の内面
に、荷台の開放端との間に間隙が形成されてトノカバー
が間隙内に挿着できるように、スペース部が形成され、
本体の内面の少なくとも一部に、荷台に固定するための
固定部が形成された、ガード体である。
【0006】
【作用】本体の内面の少なくとも一部に荷台に固定する
ための固定部が形成されているので、荷台の開放端に固
定することができ、固定された後は、荷台の開放端との
間に間隙が形成されるように、本体の内面にスペース部
が形成されているので、トノカバーを差し込むことがで
きるスペースが形成される。
【0007】
【考案の効果】この考案によれば、荷台の開放端の形状
に対応した内面が本体に形成されているので、荷台の側
胴部等の上部等を適宜保護するためにそれに取り付けて
保護するができ、しかも本体の内面の少なくとも一部に
荷台に固定するための固定部により荷台に固定したなら
ば、荷台の開放端との間に間隙が形成されるように本体
の内面にスペース部が形成されているので、適宜な幅の
間隙が形成され、その間隙にトノカバーの端縁を差し込
むことにより、荷台の開口部上面を覆うトノカバーを掛
けることができる。
【0008】この考案の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1は、この考案の一実施例であるガード体
の要部を示す断面図である。図2は、図1図示実施例の
荷台の上部に取り付ける方法を示す図解図である。図3
は、荷台を覆うトノカバーの要部を示す断面図である。
図4は、図3図示のトノカバーの荷台への取り付け方法
を示す図解図である。図5は、図3図示トノカバーを図
1図示実施例にて取り付けた状態を示す図解図である。
【0010】このガード体20は、FRP(繊維強化プ
ラスチック)をもって本体22が形成されており、本体
22は、主壁24の外側に外側壁26が主壁24の端縁
より伸びて形成され、主壁24の内側端縁より伸びて内
側壁28が形成されてなる。この本体22の内面は、荷
台10の側胴12の開放端、すなわち上端近傍の形状に
対応して形成されている。なお、ガード体20はFRP
をもって本体22が形成されるものに限らず、たとえ
ば、他のプラスチック成形材料や金属材料などで形成さ
れてもよい。
【0011】主壁24、外側壁26および内側壁28の
内面には、適宜な厚みを有し弾力性を有するたとえばス
ポンジ等からなる弾性体が、主壁24、外側壁26およ
び内側壁28の長手方向に連続して貼着されて、スペー
ス部30a、30bおよび30cが形成されている。
【0012】前記スペース部30aおよび30bの内表
面には、両面に粘着剤層が形成されてなる両面粘着テー
プが主壁24および外側壁26の長手方向に沿って連続
して貼着されて、固定部32aおよび32bが形成され
ている。
【0013】このガード体20の本体22は、主壁24
と外側壁26および内側壁28がFRPをもって断面略
U字形に一体成形され、荷台の開口部の上端近傍に取り
付けるべくその形状に対応した内面を有しており、前記
固定部32aおよび32bの粘着力をもって取り付けら
れる。このガード体20の取り付け方は、たとえば荷台
10を構成する側胴12、後胴14および前胴16のい
ずれにも取り付けることができ、また、それらのうちの
一部に取り付けることもできる。
【0014】この実施例では、ガード体20は、荷台を
構成する側胴12、後胴14および前胴16のいずれに
も取り付けるべく3種のガード体20a、20bおよび
20cで構成されているが、側胴12に取り付けられる
ガード体20aは、側胴12と後胴14との境界の円弧
状の形状に沿って後胴14近傍付近においてL字型に折
り曲げられ、側胴12と後胴14との境界をもカバーす
ることができるように構成されている。
【0015】また、後胴14に取り付けられるガード体
20bは、全体として直線上に形成され、開閉自在な後
胴14の機能を保持すべく、後胴14の上部のみをカバ
ーするように形成されている。さらに、前胴16に取り
付けられるガード体20cも直線上に形成され、前胴1
6をカバーすべく構成されている。
【0016】一方、荷台10を覆うトノカバー40は、
荷台10の全体を覆うようにほぼ方形に形成され、トノ
カバー40の側胴部42および後胴部44の端縁は、図
3に示すように、硬質プラスチック等からなる比較的硬
い芯材46を長手方向に連続して逢着された縁材48が
その端縁と逢着されて、トノカバー40の側胴部42お
よび後胴部44の外周縁に連続した芯材が取り囲むよう
に形成されている。
【0017】そして、このトノカバー40を荷台10に
取り付けるには、図4および図5に示すように、トノカ
バー40の側胴部42および後胴部44の周縁に取り付
けられた芯材46周辺を、荷台の側胴12および後胴1
4とガード体20の外側壁26との間の間隙にさし込
み、緊張した状態で荷台10に展張する。
【0018】図6ないし図9は前記実施例の変形例を示
す図であり、図6は、この考案にかかるガード体の変形
例の要部を示す断面図であり、図7は、図6図示例をト
ラックの荷台に取り付けた状態を示す斜視図であり、図
8は、図7図示例にトノカバーを取り付けた状態を示す
斜視図であり、図9は、図8図示例の要部を示す斜視図
である。
【0019】このガード体20は、荷台10の側胴1
2、後胴14および前胴16に前記実施例と同様に取り
付けられているが、トノカバー40は、その外周縁に取
り付けられた芯材46を巻き込むようにして、ガード体
20と荷台10の上部開放端との間の間隙に差し込まれ
展張されている。
【0020】そして、この変形例によれば、図9および
図10に示すように、前胴16において、ガード体20
が取り付けられているが、ガード体20の内側壁28の
内側面にて長手方向に挟持材34が、上端がV字型に開
くようにして、挟持材34の下端と内側壁28の下端と
をボルト等の固着材によって固定されている。
【0021】そして、内側壁28と挟持材34との上端
間隙部36にトノカバー40の前胴部50を差し込み展
張することができるように構成されている。なお、この
変形例においては、さらにトノカバー40の前胴部50
とガード体20の主壁24の表面等を覆うような長尺状
被覆材38が、主壁24にビス留めされて、トノカバー
40の前胴部50が容易に間隙部36から抜け落ちるこ
とがないように形成されている。
【0022】引き続き、ガードバーがその前部に取り付
けられている荷台10に、ガード体20をもってトノカ
バー40を展張する場合について、図11ないし図13
に基づいて説明する。
【0023】図13に示すように、ガード体20は、荷
台10の上部開放端に取り付けられているが、その上に
展張されたトノカバー40は、ガードバー60の部分に
おいて、ガードバー60がその間に入るように切込み5
2を形成している。そして、トノカバー40の切込み5
2の縁部を覆うように、ガードバー60の上から第1の
カール部材70のガード体部72をもってガード体20
の上よりトノカバー40の縁部を押さえ付けるように取
り付けられる。
【0024】この第1のカール部材70は、2つの円弧
状部70aが形成され、もう一方の第2のカール部材7
4は、同様に2つの円弧状部74aが形成されている。
第2のカール部材74は、第1のカール部材70との突
き合わせ側面に凸片76が突き出し設けられ、第1のカ
ール部材70の下部に差し込むように形成されている。
第1のガード部材70には、ネジ孔78が形成され第2
のカール部材74にも、ビス孔80が形成されている。
【0025】そして、トノカバー40の切込み52の縁
部を覆うように、ガードバー60の上から第1のカール
部材70のガード体部72をもってガード体20の上よ
りトノカバー40の縁部を押さえ付けるように取り付
け、第1のカール部材70の2つの円弧状部70aと第
2のカール部材74の2つの円弧上部74aとをガード
バー60の外周面を覆うように突き合わせ、第2のカー
ル部材74の突き合わせ側面に突き出された凸片76を
第1のカール部材70の下部に差し込み、第1のガード
部材70に形成されたネジ孔78にビスをもって第2の
カール部材74のビス孔80とをあわせてビスをもって
固定する。
【0026】また、第1のカール部材70は、ガード体
部72をもってガード体20の上に取り付けられ、トノ
カバー40の切込み52の縁部の下側を支えるようにし
て取り付けられてもよい。そして、第2のカール部材7
4は、トノカバー40の切込み52の縁部の表面を覆う
ようにして配置され、第1のカール部材70と協働し
て、トノカバー40の縁部を挟持するようにしてもよ
い。このとき、第1のカール部材70の2つの円弧状部
70aと、第2のカール部材74の2つの円弧上部74
aとをガードバー60の外周面を覆うように突き合わ
せ、第2のカール部材74の突き合わせ側面に突き出さ
れた凸片76を第1のカール部材70の下部に差し込
み、第1のガード部材70に形成されたネジ孔78にビ
スをもって、トノカバー40に形成されたネジを挿通す
るための孔と第2のカール部材74のビス孔80とをあ
わせてビスをもって固定してもよい。
【0027】なお、前記トノカバーは、図14に示すよ
うに、ガード体20に嵌め込まれる周縁部54およびそ
れより内側面に帯状周縁部56を形成し、さらにその内
面は開口部とし、その間において側胴部および前胴部そ
して後胴部間に細い帯状体58たとえばトノカバーと同
質の材料よりなる帯状体58を張りめぐらして網状にし
てもよい。
【0028】また、トノカバーにかえてネット材90を
取り付ける場合には、図15に示すように、ネット材9
0の外周縁に付着された取り付け用紐片92を、ガード
体20の内側壁28外表面に突き出し設けられた引っか
け部28a(図6図示例)に引っかけて展張してもよ
い。
【0029】さらに、トノカバー40を常時荷台10に
取り付けておく場合には、たとえば前記した図10図示
例と同様に、図16に示すように、前胴部16におい
て、ガード体20が取り付けられているが、ガード体2
0の内側壁28の内側面にて長手方向に挟持材100
が、トノカバー40の前胴部50を差し込み展張するこ
とができるように固定してもよい。
【0030】そして、トノカバー40の前胴部とガード
体20の主壁24の表面などを覆うような長尺状被覆材
102が、主壁24にビス留めされて、トノカバー40
の前胴部50が容易に間隙部104から抜け落ちること
がないように形成すればよい。
【0031】また、被覆材102の上面にロープの取り
付け片106を突き出し設け、トノカバー40を巻き重
ね、挟持部100の前面に設けられたロープ110の取
り付け片108間にロープ110を掛け渡し留めるよう
に構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例であるガードバーの要部を
示す断面図である。
【図2】図1図示実施例の荷台の上部に取り付ける方法
を示す図解図である。
【図3】荷台を覆うトノカバーの要部を示す断面図であ
る。
【図4】図3図示例のトノカバーの荷台への取り付け方
法を示す図解図である。
【図5】図3図示トノカバーを図1実施例に取り付けた
状態を示す図解図である。
【図6】本願考案にかかるガード体の変形例の要部を示
す断面図である。
【図7】図6図示例をトラックの荷台に取り付けた状態
を示す斜視図である。
【図8】図7図示例にトノカバーを取り付けた状態を示
す斜視図である。
【図9】図8図示例の要部を示す斜視図である。
【図10】図9図示例の前胴部近傍の図解図である。
【図11】この考案の別の実施例を利用したトラックを
示す斜視図である。
【図12】図11図示例に用いるガード部材を示す斜視
図である。
【図13】図11図示例の要部を示す斜視図である。
【図14】トノカバーの変形例を示す斜視図である。
【図15】トノカバーに変わるネット材を示す斜視図で
ある。
【図16】トノカバーの収納例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 荷台 12 側胴 14 後胴 16 前胴 20 ガード体 22 本体 24 主壁 26 外側壁 28 内側壁 30a スペース部 30b スペース部 30c スペース部 32a 固定部 32b 固定部 34 挟持部 36 間隙部 38 被覆材 40 トノカバー 42 側胴部 44 後胴部 46 芯材 48 縁材 50 前胴部 52 切込み 60 ガードバー 70 第1のカール部材 72 ガード体部 74 第2のカール部材 76 凸片 78,80 ネジ孔 90 ネット材

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に荷台の開放端の形状に対応した内
    面が形成され、前記本体の内面に、 荷台の開放端との間に間隙が形成さ
    てトノカバーが間隙内に挿着できるように、スペース
    部が形成され、 前記本体の内面の少なくとも一部に、荷台に固定するた
    めの固定部が形成された、ガード体。
  2. 【請求項2】 前記本体は、略U字形に形成された、請
    求項1のガード体。
  3. 【請求項3】 前記本体の内面に弾性体が付着されて前
    記スペース部が形成された、請求項1または請求項2の
    ガード体。
  4. 【請求項4】 前記固定部は、両面接着テープからな
    り、その片面にて前記スペース部の表面に接着されて形
    成された、請求項1ないし請求項3のいずれかのガード
    体。
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