JP3293555B2 - プロテクタ及びその取り外し方法 - Google Patents

プロテクタ及びその取り外し方法

Info

Publication number
JP3293555B2
JP3293555B2 JP15269898A JP15269898A JP3293555B2 JP 3293555 B2 JP3293555 B2 JP 3293555B2 JP 15269898 A JP15269898 A JP 15269898A JP 15269898 A JP15269898 A JP 15269898A JP 3293555 B2 JP3293555 B2 JP 3293555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
lid
hinge
lid portion
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15269898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11346413A (ja
Inventor
清治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP15269898A priority Critical patent/JP3293555B2/ja
Publication of JPH11346413A publication Critical patent/JPH11346413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3293555B2 publication Critical patent/JP3293555B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロテクタ及びそ
の取り外し方法に関し、特に、車両に配索されたワイヤ
ーハーネスを収納して保護するプロテクタの構造、及
び、所定の取り付け部に固定されたプロテクタからワイ
ヤーハーネスを取り外す方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の内部等に装着される線状
体、例えば電線、光ファイバーあるいはエア配管等の配
索経路を整え、周囲の干渉物との接触による損傷を防止
する手段として、樹脂成形されたプロテクタが広く使用
されている。図5に、従来技術におけるワイヤーハーネ
ス用プロテクタを示し、その構造について説明する。
【0003】図5(a)に示すように、プロテクタ10
´は、両端が開放され、溝形形状に形成されたプロテク
タ本体1と、プロテクタ本体1の一方の側壁1aの上端
部に屈曲可能に設けられたヒンジ部2と、ヒンジ部2を
介して一端側がプロテクタ本体1に接続され、かつ、ヒ
ンジ部2を支点として回動可能に設けられたフタ部3
と、フタ部3の他端側先端部に設けられたロック凸部4
a及びプロテクタ本体1の他方の側壁1bの上端部に設
けられ、ロック凸部4aと係合して係止するロック凹部
4bから構成されるロック部4と、プロテクタ本体1の
底部1c外面に突出し、プロテクタ10´を所定の取り
付け部に固定するためのクリップ部5と、を有して構成
されている。
【0004】このような構造のプロテクタ10´におい
て、図5(b)に示すように、線状体、例えばワイヤー
ハーネス20がプロテクタ本体1内部に収納され、ヒン
ジ部2を支点としてフタ部を回動して、ロック凸部4a
をロック凹部4bに係止し、ワイヤーハーネス20を収
納する。そして、このようなプロテクタ10´のクリッ
プ部5を、車両パネル30の所定の取り付け位置に設け
られたクリップ穴(図示を省略)に係止することによ
り、ワイヤーハーネス20が所定の配索経路に固定され
る。
【0005】ところで、一般に、プロテクタは、その形
状等に応じて、種々の成形方法により製造されるもので
あるが、例えば、図5に示したような直線形状を有する
プロテクタ10´の場合、押し出し成形法を用いた2層
成形が適用される。すなわち、図5に示したプロテクタ
10´の場合、ヒンジ部2はワイヤーハーネス収納時に
フタ部3を回動させることが要求されるため、プロテク
タ本体1やフタ部3に使用される硬質PVC(ポリ塩化
ビニル)とともに、硬質PVCよりも屈曲性あるいは柔
軟性の高い軟質PVCが、押し出し方向に延在する2層
構造を一般的に用いる。
【0006】また、図5に示したような直線形状以外の
形状を有するプロテクタの場合には、同一の材質を有す
る樹脂材料が用いられるが、ヒンジ部のように柔軟性が
求められる箇所においては、肉厚を薄くすることによ
り、屈曲性を高めた構造が用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、環境保護の観点
から、車両部品についてもリサイクルが望まれており、
廃棄される車両の解体時における、ワイヤーハーネスの
回収技術が重要になってきている。例えば、上述したプ
ロテクタにおいては、ワイヤーハーネス20はプロテク
タ10´の内部に収納され、プロテクタ本体1及びフタ
部3はロック部4により係止され、また、プロテクタ1
0´はクリップ部5により車両パネル30に係止固定さ
れている。
【0008】ここで、プロテクタ本体1とフタ部3、及
び、プロテクタ10´と車両パネル30は、車両の走行
中においても脱落を生じないように、ロック部4及びク
リップ部5が、係止方向及び固定方向には係合しやす
く、その反対方向には離脱しにくい構造に形成されてい
る。したがって、車両パネル30からワイヤーハーネス
20及びプロテクタ10´を回収する場合には、図6に
示すように、プロテクタ10´をワイヤーハーネス20
とともに、極めて大きな力(矢印B)で引き剥がさなけ
ればならず、作業効率を低下させるとともに、作業者に
大きな負担を強いる原因となっていた。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを目的とし、プロテクタの組み付け作業時には、簡易
に係止、固定することができるとともに、車両の解体時
においても、極力少ない労力で、簡易にワイヤーハーネ
スをプロテクタから取り外し、回収することができるプ
ロテクタ及びその取り外し方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、溝形形状を有するプロテ
クタ本体と、該プロテクタ本体に設けられ、屈曲可能に
構成されたヒンジ部と、前記ヒンジ部を介して一端側が
前記プロテクタ本体に接続されたフタ部と、該フタ部の
他端側と前記プロテクタ本体とを係止して、前記プロテ
クタ本体に前記フタ部を閉止する係止部と、前記プロテ
クタ本体を所望の取り付け箇所に固定する固定部材とを
具備し、前記プロテクタ本体及び前記フタ部は、屈曲性
の低い第1の材料により構成され、前記ヒンジ部は、
記第1の材料に比較して高い屈曲性を有する第2の材料
により構成されるとともに、前記フタ部を前記プロテク
タ本体に閉止して構成される筒状体の外方に突出する突
出形状を有していることを特徴としている。
【0011】また、請求項2記載の発明は、溝形形状を
有するプロテクタ本体と、該プロテクタ本体に設けら
れ、屈曲可能に構成されたヒンジ部と、前記ヒンジ部を
介して一端側が前記プロテクタ本体に接続されたフタ部
と、該フタ部の他端側と前記プロテクタ本体とを係止し
て、前記プロテクタ本体に前記フタ部を閉止する係止部
と、前記プロテクタ本体を所望の取り付け箇所に固定す
る固定部材とを具備し、前記プロテクタ本体及び前記フ
タ部は、屈曲性の低い第1の材料により構成され、前記
ヒンジ部は、前記第1の材料に比較して高い屈曲性を有
する第2の材料により構成されるとともに、前記フタ部
を前記プロテクタ本体に閉止して構成される筒状体の外
方に突出する把持部を有していることを特徴としてい
る。さらに、請求項3記載の発明は、溝形形状を有する
プロテクタ本体と、該プロテクタ本体にヒンジ部を介し
て回動可能に設けられたフタ部とを有し、前記フタ部を
前記プロテクタ本体に閉止して構成される筒状体の内部
に所定の線状体が収納され、所定の取り付け部に固定さ
れたプロテクタの取り外し方法において、前記ヒンジ部
を前記プロテクタ本体及び前記フタ部から剥離して除去
し、前記筒状体の一辺に開放端を形成する工程と、該開
放端を介して前記線状体を前記筒状体内部から取り出す
工程と、前記所定の取り付け部から前記プロテクタを取
り外す工程と、を含むことを特徴としている。
【0012】すなわち、本発明のプロテクタは、プロテ
クタ本体に対してフタ部を回動可能とするヒンジ部が、
プロテクタ本体及びフタ部を構成する材料よりも屈曲性
の高い材料により構成されるとともに、プロテクタ本体
及びフタ部から構成される筒状対の外方に突出し、把持
可能な形状を有していることを特徴としている。また、
本発明のプロテクタの取り外し方法は、まずフタ部をプ
ロテクタ本体に閉止して構成される筒状体のヒンジ部を
プロテクタ本体及びフタ部から剥離、除去して筒状体の
一辺に開放端を形成し、この開放端を介して、内部に収
納された線状体を取り出すことを特徴としている。
【0013】したがって、プロテクタへの線状体の収納
時には、ヒンジ部が屈曲変形して、フタ部をプロテクタ
本体に対して自由に回動させ、車両の解体時には、プロ
テクタからヒンジ部を予め剥離、除去して開放端とし、
この開放端を介して線状体を取り出すことができるた
め、線状体の収納作業を良好に行いつつ、解体時に小さ
な引き出し力で線状体をプロテクタから取り出すことが
でき、ワイヤーハーネスの組み付け及び回収作業を簡易
かつわずかな労力で行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例を示して詳
しく説明する。本発明に係るプロテクタの第1の実施例
について、図1を参照して説明する。図1(a)に示す
ように、本実施例のプロテクタ10は、プロテクタ本体
1と、ヒンジ部2と、フタ部3と、係止部を構成するロ
ック部4と、固定部材を構成するクリップ部5とを有し
て構成されている。
【0015】プロテクタテク本体1は、上述した実施例
と同様に、硬質PVCを用いて、両端開放の溝形形状に
構成されている。ヒンジ部2は、プロテクタ本体1の一
方の側壁1aの上端部に屈曲可能に設けられている。具
体的には、図1(b)に示すように、プロテクタ本体1
及び後述するフタ部3を構成する硬質PVCよりも屈曲
性あるいは柔軟性の高い材料、例えば軟質PVCにより
形成され、かつ、プロテクタ10の外方に突出し、後述
するように把持可能な突起部2aを有する形状に形成さ
れている。
【0016】そして、フタ部3は、ヒンジ部2を介して
一端側がプロテクタ本体1に接続され、かつ、ヒンジ部
2を支点として回動可能に設けられている。ロック部4
は、ロック凸部4a及びロック凹部4bから構成され、
ロック凸部4aはフタ部3の他端側先端部に、また、ロ
ック凹部4bはプロテクタ本体1の他方の側壁1bの上
端部にそれぞれ設けられ、相互に係合してプロテクタ本
体1とフタ部3とを閉止する。
【0017】クリップ部5は、プロテクタ本体1の底部
1c外面に突出し、プロテクタ10を所定の取り付け穴
に係止固定するように設けられている。次に、このよう
な構成のプロテクタ10へのワイヤーハーネスの収納作
業について、図2を参照して説明する。まず、図2
(a)に示すように、プロテクタ本体1の溝部内にワイ
ヤーハーネス20を収納し、ヒンジ部2を支点としてフ
タ部3を回動させる。
【0018】次いで、フタ部の先端部に設けられた係止
凸部4aをプロテクタ本体1側の係止凹部4bに係合し
て係止し、フタ部3をプロテクタ本体1に閉止する。そ
して、図2(b)に示すように、プロテクタ本体1の底
部1cから突出するクリップ部5を車両パネル30の所
定の取り付け穴(図示を省略)に係止することにより、
ワイヤーハーネス20が収納されたプロテクタ10を固
定する。
【0019】次に、本実施例のプロテクタの取り外し方
法について、図3を参照して説明する。まず、図3(a)
に示すように、ワイヤーハーネス20が収納され、車両
パネル30の所定の取り付け位置に固定されたプロテク
タ10のヒンジ部2の突起部2aを把持して、矢印A1
のように外方に引張り、プロテクタ本体1及びフタ部3
からヒンジ部2を引き剥がす(剥離する)。
【0020】このような作業により、プロテクタ本体1
にフタ部3が閉止されて構成される筒状体の一辺、すな
わちヒンジ部2において、開放端6が形成される。次い
で、図3(b)に示すように、開放端6を介してプロテク
タ10の内部に収納されたワイヤーハーネス20を、矢
印A2のようにプロテクタ外部に引き出す。
【0021】このような作業により、プロテクタ10か
らワイヤーハーネス20が分離され、車両パネル30に
は、プロテクタ10のみが固定された状態となる。さら
に、図3(c)に示すように、プロテクタ10を車両パネ
ル30から引き剥す(矢印A3)ことにより、車両に装
着された全部材(ワイヤーハーネス20及びプロテクタ
10)が回収される。
【0022】なお、プロテクタ10の引き剥がし方法と
しては、矢印A3のように、引き剥がし力を印加する作
業の他に、クリップ部5として、プロテクタ本体1内部
から係止解除可能な、周知の構造のものを適用すること
により、ワイヤーハーネス20が取り出されたプロテク
タ10の内部で、クリップ部5を係止解除する方法を採
用することもできる。
【0023】このように、ヒンジ部2が屈曲性の高い材
料により形成された構成を有することにより、プロテク
タ10へのワイヤーハーネス20の収納時には、フタ部
の回動自由度を高め、ワイヤーハーネス組み付け作業の
効率を向上させることができ、また、ヒンジ部がプロテ
クタ10の外方に突出する突起形状を有し、かつ、プロ
テクタ本体1及びフタ部3から剥離可能な境界面を有す
るように成形されることにより、車両の解体時には、プ
ロテクタ本体1及びフタ部3から予めヒンジ部2を引き
剥がして、プロテクタ10の一辺を開放し、内部に収納
されたワイヤーハーネス20の取り出し(回収)作業を
容易に行うことができる。
【0024】ここで、図1に示したプロテクタ10は、
プロテクタ本体1及びフタ部3と、ヒンジ部2とを異な
る材質の材料(硬質PVC及び軟質PVC)を用いた構
成を有しているが、従来技術においても説明したよう
に、一般的な押し出し成形法を用いた2層成形を適用す
ることにより、容易に製造することができる。この際、
本実施例のプロテクタ10においては、ヒンジ部2がプ
ロテクタ本体1及びフタ部3に対して剥離可能となるよ
うに成形する必要があるため、ヒンジ部2と、プロテク
タ本体1及びフタ部3の材料相互の境界面の結合状態を
適当に設定し、かつ、ヒンジ部2の形状が引き剥がし作
業時に把持可能な形状を有するように構成される。
【0025】次に、本発明に係るプロテクタの第2の実
施例について、図4を参照して説明する。ここで、上述
した実施例と同等の構成については、同一の符号を付し
て、その説明を省略する。図4に示すように、本実施例
のプロテクタ10は、ヒンジ部2がプロテクタ本体1及
びフタ部3間でプロテクタ10の外方に突出するように
屈曲して設けられていることを特徴としている。
【0026】このようなヒンジ部2の構造によれば、プ
ロテクタ本体1に対するフタ部3の回動自由度をさらに
向上することができるとともに、押し出し成形金型を簡
易な形状とすることができる。なお、上述した実施例に
おいては、ヒンジ部2の材質をプロテクタ本体1及びフ
タ部3よりも屈曲性の高い材料を用い、押し出し成形法
により成形する場合について説明したが、本発明はこの
形態に限定されるものではない。
【0027】要するに、線状体の収納作業時には、フタ
部3がヒンジ部2を支点として回動し、ワイヤーハーネ
ス及びプロテクタの取り外し作業時には、ヒンジ部2が
プロテクタ本体1及びフタ部3から剥離、除去して開放
端が形成されるものであればよい。このような構成によ
れば、プロテクタを上述した押し出し成形法によらず、
通常のインジェクション成形法により成形することがで
き、かつ、直線形状以外の複雑な形状を有するプロテク
タに対しても本発明を適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プロテクタへの線状体の収納時には、ヒンジ部が屈曲変
形して、フタ部をプロテクタ本体に対して自由に回動さ
せ、車両の解体時には、プロテクタからヒンジ部を予め
剥離、除去して開放端とし、この開放端を介して線状体
を取り出すことができるため、線状体の収納作業を良好
に行いつつ、解体時に小さな引き出し力で線状体をプロ
テクタから取り出すことができ、ワイヤーハーネスの組
み付け及び回収作業を簡易かつわずかな労力で行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプロテクタの第1の実施例を示す
図である。
【図2】本実施例におけるプロテクタへのワイヤーハー
ネスの収納作業を示す図である。
【図3】本実施例におけるワイヤーハーネス及びプロテ
クタの取り外し作業を示す図である。
【図4】本発明に係るプロテクタの第2実施例を示す図
である。
【図5】従来のプロテクタを示す図である。
【図6】従来のプロテクタの取り外し作業を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 プロテクタ本体 1a、1b 側壁 1c 底部 2 ヒンジ部 3 フタ部 4 ロック部 4a ロック凸部 4b ロック凹部 5 クリップ部 6 開放端 10 プロテクタ 20 ワイヤーハーネス 30 車両パネル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溝形形状を有するプロテクタ本体と、 該プロテクタ本体に設けられ、屈曲可能に構成されたヒ
    ンジ部と、 前記ヒンジ部を介して一端側が前記プロテクタ本体に接
    続されたフタ部と、 該フタ部の他端側と前記プロテクタ本体とを係止して、
    前記プロテクタ本体に前記フタ部を閉止する係止部と、 前記プロテクタ本体を所望の取り付け箇所に固定する固
    定部材とを具備し、前記プロテクタ本体及び前記フタ部は、屈曲性の低い第
    1の材料により構成され、 前記ヒンジ部は、前記第1の材料に比較して高い屈曲性
    を有する第2の材料により構成されるとともに、前記フ
    タ部を前記プロテクタ本体に閉止して構成される筒状体
    の外方に突出する突出形状を有していることを特徴とす
    るプロテクタ。
  2. 【請求項2】溝形形状を有するプロテクタ本体と、 該プロテクタ本体に設けられ、屈曲可能に構成されたヒ
    ンジ部と、 前記ヒンジ部を介して一端側が前記プロテクタ本体に接
    続されたフタ部と、 該フタ部の他端側と前記プロテクタ本体とを係止して、
    前記プロテクタ本体に前記フタ部を閉止する係止部と、 前記プロテクタ本体を所望の取り付け箇所に固定する固
    定部材とを具備し、 前記プロテクタ本体及び前記フタ部は、屈曲性の低い第
    1の材料により構成され、 前記ヒンジ部は、前記第1の材料に比較して高い屈曲性
    を有する第2の材料により構成されるとともに、前記フ
    タ部を前記プロテクタ本体に閉止して構成される筒状体
    の外方に突出する把持部を有していることを特徴とする
    プロテクタ。
  3. 【請求項3】溝形形状を有するプロテクタ本体と、該プ
    ロテクタ本体にヒンジ部を介して回動可能に設けられた
    フタ部とを有し、前記フタ部を前記プロテクタ本体に閉
    止して構成される筒状体の内部に所定の線状体が収納さ
    れ、所定の取り付け部に固定されたプロテクタの取り外
    し方法において、 前記ヒンジ部を前記プロテクタ本体及び前記フタ部から
    剥離して除去し、前記筒状体の一辺に開放端を形成する
    工程と、 該開放端を介して前記線状体を前記筒状体内部から取り
    出す工程と、 前記所定の取り付け部から前記プロテクタを取り外す工
    程と、 を含むことを特徴とするプロテクタの取り外し方法。
JP15269898A 1998-06-02 1998-06-02 プロテクタ及びその取り外し方法 Expired - Fee Related JP3293555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15269898A JP3293555B2 (ja) 1998-06-02 1998-06-02 プロテクタ及びその取り外し方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15269898A JP3293555B2 (ja) 1998-06-02 1998-06-02 プロテクタ及びその取り外し方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11346413A JPH11346413A (ja) 1999-12-14
JP3293555B2 true JP3293555B2 (ja) 2002-06-17

Family

ID=15546198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15269898A Expired - Fee Related JP3293555B2 (ja) 1998-06-02 1998-06-02 プロテクタ及びその取り外し方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3293555B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3752148B2 (ja) * 2000-12-11 2006-03-08 矢崎総業株式会社 ハーネスプロテクタ
JP3791372B2 (ja) * 2001-09-10 2006-06-28 住友電装株式会社 ワイヤハーネス用プロテクタ
KR100870927B1 (ko) * 2002-07-05 2008-11-28 미라이 인더스트리 컴퍼니, 리미티드 긴 물건용 수용부재 및 그 제조방법
JP5117463B2 (ja) * 2009-09-30 2013-01-16 株式会社エスキューブ 防犯システム
JP5769388B2 (ja) * 2010-07-22 2015-08-26 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス配索構造
JP2015067076A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス配索体及び車両用ドア
JP2018113842A (ja) * 2017-01-14 2018-07-19 康則 鈴木 筒状カバー
KR102350130B1 (ko) * 2020-09-04 2022-01-11 주식회사 경신 와이어 하네스의 정렬용 덕트

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11346413A (ja) 1999-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4091188B2 (ja) グロメットおよびグロメットの固定構造
JP3293555B2 (ja) プロテクタ及びその取り外し方法
US5164546A (en) Wire harness protector
JP3503871B2 (ja) 車両用ドアハーネスの配索構造
JP3260114B2 (ja) 線条体用プロテクタ
JP2000166061A (ja) ワイヤハーネスの取付構造
JP3835791B2 (ja) グロメット
JP4412150B2 (ja) グロメットを用いたワイヤハーネスの配索構造
JP3347806B2 (ja) グロメット
JP4553202B2 (ja) 配電線用絶縁カバー
JP2600216Y2 (ja) グロメット
JP2004104948A (ja) ワイヤハーネス用スプールプロテクタ
JP2900813B2 (ja) ワイヤハーネス取付用バンド
JP3601306B2 (ja) ワイヤハーネスプロテクタのクランプ固定構造
JP3829231B2 (ja) モジュール固定構造
JPH1141743A (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
JPH10117418A (ja) 蛇腹グロメット
JPH08251768A (ja) グロメット
JP3330332B2 (ja) 錠前キャップ
JP2001037040A (ja) ワイヤハーネス収容部品
JP2001105861A (ja) 車両用ドアロックケーブルの保持構造
JPH1155831A (ja) グロメット
JP2874543B2 (ja) ワイヤハーネス用成形プロテクタ
JP3195866B2 (ja) 鉄蓋の鉤孔用栓
JPH0840281A (ja) ステアリングホイール

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees