JP2018113842A - 筒状カバー - Google Patents

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康則 鈴木
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【課題】後付けでも、内部にケーブルを収納し、ケーブルに対する外的な損傷からケーブルを保護する筒状カバーを提供する。【解決手段】本発明は、上記課題を解決するため、内部にケーブルを収納する筒状カバーであって、ヒンジ部と、前記ヒンジ部の両側に一体に連設する左右側面部と、前記左右側面部の端部に位置し、着脱可能で、分離したとき開口部を形成する連結部とからなり、前記ヒンジ部を左右側面部より軟らかい物性の樹脂としたことを特徴とする筒状カバーとした。【選択図】図5

Description

本発明は、後付けでも、内部にケーブルを収納し、ケーブルに対する外的な損傷からケーブルを保護する筒状カバーに関する発明である。
ケーブルを保護するカバーとしては、特許文献1の光ファイバケーブルの保護チューブなどが知られている。しかし、特許文献1では、テープ状光ファイバまたは光ファイバを収納する保護チューブに、連続のスリットおよび、他の不連続なスリットあるいは保護チューブ内面または外面に連続切欠または不連続切欠を設けることにより、保護チューブを人手で容易に開口でき、あるいは普通のナイフなどで簡単に分離でき、テープ状光ファイバを保護チューブの端部以外の任意の場所から容易に取り出せるというものである。すなわち、特許文献1の保護チューブは、予めケーブルに被覆された状態で流通している。
他方、敷設されたケーブルに装着することも可能にする、ケーブルの保護カバーは知られていない。しかしながら、敷設地の草刈りにより誤ってケーブルが回転刃で切断されること、鳥獣、害虫によりケーブルの損傷が起こることなど、ケーブル敷設後に判明することがある。そのようなとき、後付けでもケーブルに装着することできる保護カバーがあれば助かる。
特開昭62−116908号公報
そこで、本発明は、後付けでも、内部にケーブルを収納し、ケーブルに対する外的な損傷からケーブルを保護する筒状カバーを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、
(1)
内部にケーブルを収納する筒状カバーであって、
ヒンジ部と、
前記ヒンジ部の両側に一体に連設する左右側面部と、
前記左右側面部の端部に位置し、着脱可能で、分離したとき開口部を形成する連結部とからなり、
前記ヒンジ部を左右側面部より軟らかい物性の樹脂としたことを特徴とする筒状カバー。
(2)
前記左右側面部が弧状であることを特徴とする(1)に記載の筒状カバー。
(3)
前記開口部が、前記ヒンジ部の対向する位置にあることを特徴とする(1)に記載の筒状カバー。
(4)
前記筒状カバーが、樹脂の押出成形による成形物であることを特徴とする(1)〜(3)の何れかに記載の筒状カバー。
(5)
前記樹脂が、ポリ塩化ビニルであることを特徴とする(4)に記載の筒状カバー。
(6)
(4)又は(5)に記載の筒状カバーの製造方法であって、
前記押出成形が、前記左右側面部の樹脂と、前記左右側面部の樹脂より軟らかい物性の前記ヒンジ部の樹脂との二色押出成形であることを特徴とする筒状カバーの製造方法。
の構成とした。
ここで、「ケーブル」としては、線状物、例えば、吊り下げ、牽引、支持用のワイヤ、紐或いはロープ、ホース、金属線(鉄索、鋼索など)、絶縁材及び保護カバーで覆われた電線(送電線、電話線、ケーブルテレビ用配線、同軸ケーブル、LAN回線、その他通電或いは通信用の導線或いは配線)、光ファイバなどが含まれる。主に、屋外、例えば、太陽光発電施設、道路、高速道路などに敷設、配線される線状物、特にケーブルを発明の保護対象とする。
また、ケーブルの「外的な損傷」としては、敷設地の草刈り時に草刈り機の回転刃による切断、害獣の噛みつき、鳥類の爪、糞、害虫による噛みつき、セミの産卵、直射日光の照射、熱よる劣化などがある。
本発明は、上記構成であるので、後付けでも、内部にケーブルを収納することができ、ケーブルに対する外的な損傷からケーブルを保護することができる。また、ヒンジ部が左右弧部より軟らかい物性の樹脂で左右弧部と一体に形成されているので、どこでも変形するような不規則な変形をすることなく、ヒンジ部が確実に変形するため、開口部、連結部で開閉ができ、かつ容易な開閉作業が可能である。加えて、外気温が低いときでも開口部の開口、すなわちヒンジ部の変形を妨げず、外気温が高いときでも左右弧部が軟化して、内部ケーブルの外的な損傷を受け易くすることを防ぐことができる。
本発明である筒状カバーの正面図である。 本発明である筒状カバーの左側面図である。なお、一点鎖線はその先を省略していることを意味する。以下、同じ。 本発明である筒状カバーの平面図である。 本発明である筒状カバーの底面図である。 本発明である筒状カバーの端部の部分斜視図である。 本発明である筒状カバー内にケーブルを収納したときの使用状態を示す、長手方向に直交する方向における断面図である。
以下、添付の図面を参照し、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
本願発明の一例である筒状カバー1は、図1−6に示すように、内部にケーブル9を収納するものであって、ヒンジ部2と、ヒンジ部2の両側に一体に連設する左右側面部の一例である左弧部3及び右弧部4と、左右弧部3、4の端部に位置し、着脱(連結、結合、嵌着・分離、解離、脱離)可能で、分離したとき開口部7を形成する連結部7aとからなり、ヒンジ部2を左右側面部である左右弧部3、4より軟らかい物性の樹脂とした。左右側面が弧状であれば、外圧である外傷に対する抵抗力も高い。開口部7がヒンジ部2の対向する位置にあれば、左右弧部3、4が均等な力で左右に開口するのでケーブルの出し入れ操作がし易い。
ヒンジ部2が、左右側面部(左右弧部3、4)より軟らかい物性の樹脂とは、その下限について、その地域の外気温の最低温度であっても、左右側面部の開閉(回動)を容易にできる変形性能を保持する樹脂であることが望ましい。
左右弧部3,4はヒンジ部より硬い物性の樹脂で、軟質であっても硬質であって構わない。左右弧部3,4の物性、硬度は設置場所、収納対象、想定外傷などにより、適宜は選択される。
連結部7aは、ここでは、左弧部3端部に連設された第一連結部5と、右弧部4の端部に連設された第二連結部6とからなり、第一連結部5と第二連結部6とが嵌合して、閉状態の連結部7aを形成し、ケーブル9をスペース8に収納する。
筒状カバー1におけるケーブル9の挿抜は、連結部7aを分離して、開口部7を形成して、そこから行う。それにより、ケーブル9を接続した状態、すなわちケーブル9を使用したままの状態でケーブル9を筒状カバー1に収納することができ、ケーブル9の保護(カバー)を後からでも可能にする。
第一連結部5は、左弧部3の端部から突出したクサビ5aであり、クサビ5aの形状は、断面において、先端に向け細くなるテーパ部5bと、テーパ部5bと左弧部3との間に形成された、テーパ部5bの最も厚い部分(返し)より窪んだ凹部5cとからなる。
第二連結部6は、右弧部4の端部から突出した受け6aであり、受け6aの形状は、断面において、テーパ部5bが嵌る穴6bと、受け6aの端部から内側に突出してテーパ部5bの返しを係止して、クサビ5aを簡単に抜けないようにする鈎部6cとからなる。
このようにしてなる第一連結部5及び第二連結部6は、クサビ5aと受け6aが嵌着して、閉状態の連結部7aを形成する。このような嵌着構造であれば、現場でのケーブル9の収納作業が容易である。なお、連結部はここに示す着脱形状に限らず、着脱式であればどのような形状であっても本発明の技術的な範囲内にある。
筒状カバー1の樹脂素材としては、ポリ塩化ビニルが最適で、ヒンジ部2(幅約10mm)は、左右弧部3,4より軟らかい物性の(ポリ)塩化ビニルとする。このような、異材質(硬度の異なる2種類の(ポリ)塩化ビニル)による樹脂製品は、押出成形によって製造することができる。また筒状カバー1は、設置場所の長さに合わせて、長手方向で切断して使用することができる。
押出成形は、長尺物の成形において、周知、慣用技術であり、例えばhttp://www.ippinkasei.com/works/how、http://d-engineer.com/plastic/plaseikei.html
などに開示されている。
本発明である筒状カバー1は、図1に示す筒状カバー1の形状の穴を備えるダイから、溶解した樹脂、例えば、ポリ塩化ビニル(ヒンジ部2のみ他より軟らかい物性の樹脂の異質材とした)を、ヒンジ部2、左右弧部3、4、及び第一、第二連結部5、6(連結部7a)を一体にスクリューポンプなどで押出し、筒状カバー1の形状に長手方向に連続的に成形し、引き続き(水槽中で)冷却、(引取機で)引取し、最後に切断して得られる。
ヒンジ部2のポリ塩化ビニルは、左右弧部3、4のポリ塩化ビニルより、同一温度において軟らかい物性である。左右弧部3、4とヒンジ部2は、異なる樹脂素材であっても、ダイからの押出し、成形の際に一体的に融合、結合する。
ヒンジ部2が左右弧部3、4より軟らかい物性の樹脂で、押出、成形の際にそれらが一体に融合し、外傷に対して耐性を有すれば、どのような樹脂であっても本発明に採用できる。そのような樹脂であれば、開口部7の開閉の際、ヒンジ部2の変形が左右弧部3、4の変形よりも優先され、容易に開口部7で筒状カバー1の開閉ができる。
1 筒状カバー
2 ヒンジ部
3 左弧部
4 右弧部
5 第一連結部
5a クサビ
5b テーパ部
5c 凹部
6 第二連結部
6a 受け
6b 穴
6c 鈎部
7 開口部
7a 連結部
8 スペース
9 ケーブル

Claims (6)

  1. 内部にケーブルを収納する筒状カバーであって、
    ヒンジ部と、
    前記ヒンジ部の両側に一体に連設する左右側面部と、
    前記左右側面部の端部に位置し、着脱可能で、分離したとき開口部を形成する連結部とからなり、
    前記ヒンジ部を左右側面部より軟らかい物性の樹脂としたことを特徴とする筒状カバー。
  2. 前記左右側面部が弧状であることを特徴とする請求項1に記載の筒状カバー。
  3. 前記開口部が、前記ヒンジ部の対向する位置にあることを特徴とする請求項1に記載の筒状カバー。
  4. 前記筒状カバーが、樹脂の押出成形による成形物であることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の筒状カバー。
  5. 前記樹脂が、ポリ塩化ビニルであることを特徴とする請求項4に記載の筒状カバー。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の筒状カバーの製造方法であって、
    前記押出成形が、前記左右側面部の樹脂と、前記左右側面部の樹脂より軟らかい物性の前記ヒンジ部の樹脂との二色押出成形であることを特徴とする筒状カバーの製造方法。
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