JP3065262U - 保存性に優れるちくわ - Google Patents

保存性に優れるちくわ

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JP3065262U
JP3065262U JP1999004696U JP469699U JP3065262U JP 3065262 U JP3065262 U JP 3065262U JP 1999004696 U JP1999004696 U JP 1999004696U JP 469699 U JP469699 U JP 469699U JP 3065262 U JP3065262 U JP 3065262U
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chikuwa
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surimi
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Inventor
キヨ子 酒井
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酒井 康次
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保存性に優れたちくわを提供する。 【解決手段】すり身から形成された筒状のちくわ1にお
いて、該筒状のすり身の軸穴3に山葵漬け4を充填して
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はちくわに係り、詳しくは、保存性に優れるちくわに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ちくわは、円筒状に成形されたすり身からなり、該すり身には長さ方向に延出す る軸穴が形成されている。ちくわは、一般的には、魚肉すり身に澱粉等のつなぎ 粉、塩、砂糖、みりん等の調味料を添加したものを、焼き串の回りに設け、これ を焼き上げた後、串抜きして冷却することで得られる。
【0003】 ところで、昨今の流通過程においては、ちくわが製造されてから、消費者の口に 入るまでには所定の日数がかかり、したがって、ちくわには日保ちが長いことが 要求されている。
【0004】 一般に、ちくわの保存性を高めるには、予めすり身にソルビン酸等の人工的な保 存剤等を添加することが行われている。しかしながら、現在は、人工的な保存剤 の使用はなるべく避けたいという消費者の傾向がある。しかも、保存剤を用いる と、魚肉練り製品本来の風味や味が損なわれることになっていた。一方、保存剤 を全く用いないとするならば、ちくわの日保ちが悪くなり、一般の流通過程に載 せることが困難である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、かかる不具合を解消するべく創案されたものであって、保存性に優れ たちくわを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するために本考案が採用した技術手段は、すり身から形成され た筒状のちくわにおいて、該筒状のすり身の軸穴に、わさび含有食材を充填して なることを特徴とするものである。
【0007】 好ましくは、該わさび含有食材は、わさび漬け、練りわさび、おろしわさびから 適宜選択されるものである。例えば、軸穴の径が小さければ、練りわさびやおろ しわさびを直接充填したものであってもさほど辛くなく、そのまま食することが できる。また、わさび漬けを用いた場合には、保存性を備えたものでありながら 、練りわさびやおろしわさび自体を充填したものに比べて、味がマイルドとなる 。
【0008】 他の態様では、該わさび含有食材は、該軸穴の長さ方向に断続的に充填されてい る。例えば、わさび漬けが軸穴に断続的に充填されたものであれば、軸穴全体に わさび漬けが充填されたものに比べて、総体として味がマイルドとなり、子供に とっても食べ易い味を提供することができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係るちくわの斜 視図であって、ちくわ1は円筒状のちくわ本体2を有する。ちくわ本体2には長 さ方向に延出する軸穴3が貫設されており、軸穴3にはわさび漬け4が充填され ている。
【0010】 ちくわ本体2は魚肉のすり身から形成される。わさび漬け4はわさびの葉・根・ 茎を細かに刻んで酒粕に漬けたものであり、殺菌効果を備えている。このような わさび漬け4をちくわ本体2の軸穴3に充填することで、ちくわ本体2の日保ち を良くしている。
【0011】 また、すり身からなるちくわ本体2自体は味が薄く、通常わさび醤油等を付けて 食している。本考案では、ちくわ本体2にわさび漬け4を充填したことで、わさ び漬け4がちくわ本体2の味にアクセントを与え、ちくわ本体2とわさび漬け4 とを同時に食することができるので、好みにより醤油等の調味料等を用いるだけ で、わさびその他の香辛料類を用意する必要がない。
【0012】 わさびそのものを充填したものでは、辛すぎて食べづらいが、酒粕等が混入され てほどよい辛さのわさび漬けを充填することにより、日保ちと食べ易さの両方を 満たすちくわを提供することが可能となる。もっとも、軸穴3の径が小さければ 、練りわさびやおろしわさびを直接充填したものであってもよい。また、図2は 、他の実施の形態を示しており、このものでは、軸穴3の長さ方向に断続的にわ さび漬け4が充填されている。こうすることで、辛さがマイルドとなり、子供に とって食べ易いちくわを提供することができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、すり身から形成された筒状のちくわにおいて、該筒状のすり身の軸穴 に、わさび含有食材を充填してなることを特徴とするものであるので、わさび含 有食材がちくわの日保ちを高め、保存剤を添加することのないちくわを提供する ことができる。しかも、わさび含有食材はちくわに辛みを与えるので、本考案に 係るちくわは、別途わさびを用意することなく、そのまま食することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ちくわの斜視図である。
【図2】他の実施の形態に係るちくわの断面図である。
【符号の説明】
1 ちくわ 2 ちくわ本体 3 軸穴 4 わさび漬け

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】すり身から形成された筒状のちくわにおい
    て、該筒状のすり身の軸穴に、わさび含有食材を充填し
    てなることを特徴とする保存性に優れるちくわ。
  2. 【請求項2】該わさび含有食材は、わさび漬けであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のちくわ。
  3. 【請求項3】該わさび含有食材は、練りわさび、あるい
    はおろしわさびであることを特徴とする請求項1に記載
    のちくわ。
  4. 【請求項4】該わさび含有食材は、該軸穴の長さ方向に
    断続的に充填されていることを特徴とする請求項1に記
    載のちくわ。
JP1999004696U 1999-06-28 1999-06-28 保存性に優れるちくわ Expired - Lifetime JP3065262U (ja)

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