JP3064679U - 胸ポケット、鞄等に簡単に固定できる携帯電話用クリップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話をポケットから落ちないようにする
事。鞄等にも簡単に固定できる事。 【解決手段】 固定部材１を弾力性ある可動部材４で構
成すると共に、押えバネ６を有する可動部材４で、回転
部材５に設けたＡ面、又はＢ面を押さえる事により、一
定角度で押えバネが固定するようにした事。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は携帯電話用固定クリップに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】 携帯電話を持ち歩く際には、腰ベルトに携帯電話用ホルダーを取り付けるか， 又は胸ポケットや鞄に入れて持ち歩いていた。 そして腰ベルトに取り付けた携帯用ホルダーからは、電話を取出しにくいし、ま た胸ポケットに入れた時は屈んだ時に落ちてしまう為、落とさなくする為に紐を 付けたり、スプリング等をつけているのが現状である。 又鞄等に入れて持ち歩く時は、鞄等の底に入ってしまい電話がかかってきた時に 場所が分かず焦ってしまう事がある。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 本考案は上記に鑑みなされたもので、ワイシャツ等のポケットにも容易に固定で き、且簡単に胸ポケットから落ちないようにすると共に、鞄等にも固定できるよ うにした携帯電話用固定クリップを提供せんとするものである。 【０００４】 【課題を解決する為の手段】 而して、本考案の要旨とするするところは、所定角度に加工した回転部材を弾 力性ある部材でもって押さえ、一定角度に開く事が出来、且つ閉じるようにした 事にある。 【０００５】 【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図１は使用状態を 示す斜視図、図２は分解斜面図、図３は押えバネが閉じた状態の断面図、図４は 押えバネが開いた状態の断面図、図５はゴムバンドを使用した時の実施例を示す もので押えバネを開いた状態の斜視図である、図６はゴムバンドを使用した状態 の斜視図、図７はゴムバンドに意匠を凝らして使用した状態の斜視図である。 図中、１は固定部材で弾力性部材で出来ている。２は回転部材５をとめるスプリ ング付ピン８を留める取付部である。 ３は取付部２と固定部材１に設けた切り込み部、４は固定部材の可動部で上下可 動すべくなしてある。 ５は一定角度に加工した回転部材で、この傾斜角度θにより押えバネ６の開放角 度が決まる。７は押えバネ６を開放し易くする為の突起である。 ８は固定部材１の取付部２に回転部材５を取り付ける為のスプリング入りピンで 、組立をし易くしてある。 ９は固定部材１を携帯電話に貼り付ける為の両面接着テープである。必ずしも接 着テープである必要はなく、接着剤でもよい。また両面接着テープのみでも十分 固定できるが、長年使用していると剥げてしまう事も考えられるので、本考案で は最悪の場合を考え、実施例に示すごとくゴムバンドを取り付けられる構造とす る事も出来る。 １０は固定部材１の剥離を防ぐ為と、意匠を凝らして楽しむ為のゴムバンドであ る。またゴムバンドにしたのはあらゆる機種に対応する為である。 図５はゴムバンドを取り付ける構造にしたもので、固定部材１にゴムバンド１０ を固定する為に、開口部１１を設けた斜面図である。 次に、上記実施形態の作用に付いて説明する。 携帯電話を胸ポケットに収めたい時は、突起７を親指でもって上げると回転部材 ５は可動部４を押し上げて回転し、図４のように回転部材Ａ面と可動部５は一致 し、所定角度を保った状態で押えバネ６は開放状態で固定される。 而して、押えバネ６を人差し指で押さえれば回転部材５は再び可動部４を押し上 げてＢ面で停止し固定され、図３の状態に復帰し、携帯電話は押えバネ６により 胸ポケットに固定される。鞄等にも同様に固定できる。 携帯電話を取出す時は、そのまま携帯電話を引っ張り出せばよい。 【０００６】 【考案の効果】 本考案は上記のごとき構成、作用であるから、押えバネを上げれば、押えバネは 所定角度に維持されて、胸ポケットにも鞄等ににも容易に収納し易くなり、且押 えバネを指で押せば胸ポケットにも鞄等にも確実に固定されるので、胸ポケット に入れた携帯電話が屈んだ時に落ちる事もないので、従来のように紐をつける必 要も無く、また落下防止の為のスプリング等をつける必要が無い。 また鞄等にも固定できるので、電話がかかってきた時に鞄の底を探す事もなく慌 てる事も無い。 自動車等にも図８のようなアタッチメントを付けておけば携帯電話用ホルダーを 置く必要も無く、常に一定の位置に電話機を置く事が出来るので、運転中に電話 機を探していて事故を起こす等といった事は皆無となる。 また図５のようにゴムバンドで留める様にすると、ゴムバンドに種々デザインを 施せば、携帯電話を楽しむ事が出来る。

【図面の簡単な説明】 【図１】 本考案のを取り付けた状態を示す斜視図であ
る。 【図２】 本考案の分解斜視図である。 【図３】 本考案の押えバネが閉じた状態の断面図であ
る。 【図４】 本考案の押えバネが開いた状態の断面図であ
る。 【図５】 ゴムバンドを使用した時の実施例を示すもの
で、押えバネが開いた状態の斜視図である。 【図６】 ゴムバンドを使用した状態の斜視図である。 【図７】 ゴムバンドに意匠を凝らして使用した状態の
斜視図である。 【図８】 自動車に取り付ける為のアタッチメントの斜
視図である。 【符号の説明】 １ 固定部材 ２ 取付部 ３ 切り込み部 ４
可動部 ５ 回転部材 ６ 押えバネ ７ 突
起 ８ スプリング入りピン ９ 両面接着テープ
１０ ゴムバンド １１ 開口部

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求頃１】一定角度θを有するＡ面とＢ面とを持つ回
   転部材５に押えバネ６を固定し、弾力性ある可動部４で
   回転部材５のＡ面，又はＢ面を押さえると共に、回転部
   材５をピン８で止めるようにした携帯電話用クリップ