JP3064631B2 - 乾湿両用掃除機 - Google Patents

乾湿両用掃除機

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JP3064631B2
JP3064631B2 JP4033054A JP3305492A JP3064631B2 JP 3064631 B2 JP3064631 B2 JP 3064631B2 JP 4033054 A JP4033054 A JP 4033054A JP 3305492 A JP3305492 A JP 3305492A JP 3064631 B2 JP3064631 B2 JP 3064631B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水と塵埃とを吸引して
分離する乾湿両用掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乾湿両用掃除機の構成を図3を参
照しながら説明する。
【0003】図に示すように、側面に吸気口31を有す
るタンク32上部開口にはダストボックス33が懸架さ
れている。ダストボックス33の底部には通気口34が
下方に延設され、内部にタンク32内に集められた水が
吸入口31からオーバーフローしないようにフロートス
イッチ35が配設されている。そして、上部開口にフィ
ルター36が懸架されている。ダストボックス33の開
口は下本体37と上本体38で形成された本体39で覆
われ、本体39にはダストボックス33内の空気を排気
口40に排気するモーターファン41が内装されてい
る。
【0004】上記構成において、モーターファン41が
運転されると、吸気口31に接続された図示しない吸込
みノズルから水と塵埃がタンク32内に吸引される。こ
の吸引で気流はタンク32内で旋回流となり、あるいは
図示しない気流方向転換手段で急激な方向転換流とな
り、その際に生じる慣性力で水や大きい塵埃がタンク3
2に集められ、小さい塵埃は通気口34からダストボッ
クス33内に吸引されてフィルター36で濾過されダス
トボックス33内に集められる。
【0005】このようにして分離された水がタンク32
内に集められて水位が上昇するとフロートスイッチ35
が動作し、集められた水を排水するように警報を発した
りファンモーター41の運転を強制停止させたりするよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の乾湿
両用掃除機では、フロートスイッチ35はダストボック
ス33の底部に延設された通気口34内に配設されてい
るため、すなわち、タンク32内の比較的低い位置に配
設されているため、タンク32内に集められる水の量は
フロートスイッチ35の配設高さによる量となり、排水
の頻度が高くなって手間を要するという問題や、集水量
を増すためにタンク32を大きくしなければならないと
いう問題があった。
【0007】本発明は上記問題を解決するもので、タン
クを大きくすることなく集水量を増やすことができる乾
湿両用掃除機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、上部が開口して側面に第1の吸気口を有す
るタンクと、前記タンクの開口に懸架され、上部が開口
して側面に前記タンク内に連通する第2の吸気口を有す
るとともに着脱自在にフィルターを内装するダストボッ
クスと、前記ダストボックスの開口を覆う下本体と上本
体とで形成され、前記ダストボックスから排気口へ排気
するモーターファンを内蔵した本体と、前記ダストボッ
クス内の液面が所定のレベルになった時に動作するフロ
ートスイ ッチとを有し、前記第2の吸気口の下端を、前
記フロートスイッチが動作するときの前記ダストボック
ス内の液面より上方に位置させたものである。
【0009】また、前記ダストボックスの第2の吸気口
の少なくとも下端部を前記タンクの第1の吸気口よりも
下方に位置させて配設した構成としたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記したように、第1の吸気口よりタ
ンク内に吸引された液体の液面が上昇し、それがダスト
ボックスの側面に設けた第2の吸気口の下端部に達する
と、タンク内の液体が、第2の吸気口より、ダストボッ
クス内に入り、ダストボックス内で液面が上昇してフロ
ートスイッチを動作させる。そして、第2の吸気口の下
端が、前記フロートスイッチが動作するときの液面より
上方に位置しているので、前記フロートスイッチが動作
したときのダストボックス内の液面より高い位置までタ
ンク内に集水できるようになり、タンクを大きくするこ
となく、集水量を増やすことができる。
【0011】また、ダストボックスの第2の吸気口の下
端部をタンクの第1の吸気口よりも下方に位置させたこ
とにより、フロートスイッチが動作したときのタンク内
の液面がタンクの第1の吸気口より必ず下方に位置する
ので、タンク内に集水された液体が同第1の吸気口から
溢水することがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1および
図2を参照しながら説明する。
【0013】図に示すように、集水を貯めるタンク1は
上部が開口する有底容器状に形成され、その側面に図示
しない吸込みノズルが接続される第1の吸気口2を有し
ている。
【0014】塵埃を集めるダストボックス3は上部が開
口する有底容器状に形成され、その側面にタンク1内と
ダストボックス3内とを連通する第2の吸気口4を有し
てタンク1の開口部に懸架されている。そして、ダスト
ボックス3の第2の吸気口4の下端部4aはタンク1の
第1の吸気口2よりも下方に位置されている。また、ダ
ストボックス3の開口部には塵埃を濾過するフィルター
5が懸架されている。
【0015】なお、ダストボックス3は、図2に示すよ
うに、タンク1の第1の吸気口2側を大半径Rに、対向
側を小半径rに形成し、大半径Rと小半径rの段違い部
4bに第2の吸気口4を設けても、段違い部4bを設け
ない円筒形にしてその側面に第2の吸気口4を設けても
よいもので、前者によれば、タンク1の第1の吸気口2
から流入した気流は段違い部4bで急激に方向転換され
てダストボックス3の第2の吸気口4に吸気されるの
で、気流で運ばれる水や大きい塵埃を慣性力によりタン
ク1内に集めることができる。また、後者によれば、タ
ンク1の第1の吸気口2から流入した気流はタンク1内
で旋回流となってダストボックス3の第2の吸気口4に
吸気されるので、気流で運ばれる水や大きい塵埃を慣性
力によりタンク1内に集めることができる。
【0016】ダストボックス3の開口を覆う本体6は下
本体7と上本体8とで形成されている。そして、下本体
7にはファンモーター17が内装され、その下流側に排
気口9が設けられている。さらに下本体7には下方に凹
設されてダストボックス3内に臨む有底筒状の突出部1
0が形成され、その先端部にリードスイッチ11が内設
され、磁石を内装するフロート12が昇降自在に外設さ
れている。そして、リードスイッチ11とフロート12
とでフロートスイッチ13が形成され、フロートスイッ
チ13がダストボックス3内の集水の水位を検知すると
集水を排水するように警報を発し、またはモーターファ
ン17の運転を強制的に停止させるようになっている。
【0017】なお、15はモータファン17を気密かつ
水密に支持する防振ゴム、16はモーターファン17を
冷却する冷却ファンである。
【0018】上記構成において、モーターファン17が
運転されると、タンク1の第1の吸気口2に接続された
吸込みノズルから水と塵埃がタンク1内に吸引される。
この吸引で気流はタンク1内で旋回流となり、あるいは
ダストボックス3の段違い部4bで急激に方向転換さ
れ、その際に生じる慣性力で水や大きな塵埃がタンク1
内に集められ、小さい塵埃は第2の吸気口4からダスト
ボックス3内に吸引されてフィルター5で濾過されダス
トボックス3内に集められる。
【0019】このようにして分離された水がタンク1内
に集められてその水位が次第に上昇し、ダストボックス
3の第2の吸気口4の下端部4aに達すると、集水はダ
ストボックス3の第2の吸気口4からダストボックス3
内に流入していく。そして、その水位がフロートスイッ
チ13の動作水位に達するとフロートスイッチ13が動
作してタンク1内とダストボックス3内の集水を排水す
るように警報を発し、あるいはモーターファン17の運
転を強制的に停止させる。
【0020】このタンク1内とダストボックス3内への
集水において、ダストボックスの第2の吸気口4の下端
4aはタンク1の第1の吸気口2よりも下方に位置さ
れているので、タンク1内で水位が上昇した集水はタン
ク1の第1の吸気口2から溢水することなくダストボッ
クス3の第2の吸気口4からダストボックス3内に流入
する。
【0021】このように本発明の実施例の乾湿両用掃除
機によれば、タンク1とダストボックス3の側面にそれ
ぞれ第1の吸気口2,4を配設し、前記第2の吸気口4
の下端部4aを、ダストボックス3内のフロートスイッ
チ13が動作するときの液面より上方に位置させて配設
したことにより、タンク1内の集水はダストボックス3
第2の吸気口4からダストボックス3内に流入し、ダ
ストボックス3内で水位上昇してフロートスイッチ13
を動作させるので、タンク1内ではダストボックス3の
第2の吸気口4の下端部4aの水位まで、またダストボ
ックス3内ではフロートスイッチ13が動作する水位ま
で集水することができる。これにより、乾湿両用掃除機
の集水量を増加させ、排水の頻度を少なくして手間を軽
減することができるという効果がある。
【0022】また、ダストボックス3の第2の吸気口4
の下端部4aをタンク1の第1の吸気口2よりも下方に
位置させたことにより、タンク1内で水位が上昇した集
水はダストボックス3の第2の吸気口4からダストボッ
クス内に流入するので、乾湿両用掃除機の集水量を増加
させながら、しかもタンク1の第1の吸気口2からの溢
水をなくすることができるという効果がある。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、タンクの側面に第1の吸気口を、
ダストボックスの側面に第2の吸気口をそれぞれ設け、
前記ダストボックス内の液面が所定のレベルになった時
に動作するフロートスイッチとを有し、前記第2の吸気
口の下端を、前記フロートスイッチが動作するときの前
記ダストボックス内の液面より上方に位置させたことに
より、タンク内の集水水位をダストボックスの第2の
気口の下端部まで上昇させて集水量を増加させ、加え
て、ダストボックス内にもフロートスイッチの動作水位
まで集水することができるので、乾湿両用掃除機のタン
クを大きくすることなく集水量を増加させることができ
る。
【0024】また、ダストボックスの第2の吸気口の下
端部をタンクの第1の吸気口よりも下方に位置させたこ
とにより、集水量を増加させながらしかもタンクの第1
吸気口からの溢水をなくすることができる。
【0025】このように本発明によれば、タンクを大き
くすることなく集水量を増やし、排水の頻度を少なくし
て手間を軽減することができる乾湿両用掃除機を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の乾湿両用掃除機の側断面図
【図2】同図1のII−II線による平面断面図
【図3】従来例の乾湿両用掃除機の側断面図
【符号の説明】
1 タンク 2 第1の吸気口 3 ダストボックス 4 第2の吸気口 4a 下端部 5 フィルター 6 本体 7 下本体 8 上本体 9 排気口 13 フロートスイッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部が開口して側面に第1の吸気口を有す
    るタンクと、前記タンクの開口に懸架され、上部が開口
    して側面に前記タンク内に連通する第2の吸気口を有す
    るとともに着脱自在にフィルターを内装するダストボッ
    クスと、前記ダストボックスの開口を覆う下本体と上本
    体とで形成され、前記ダストボックスから排気口へ排気
    するモーターファンを内蔵した本体と、前記ダストボッ
    クス内の液面が所定のレベルになった時に動作するフロ
    ートスイッチとを有し、前記第2の吸気口の下端を、前
    記フロートスイッチが動作するときの前記ダストボック
    ス内の液面より上方に位置させた乾湿両用掃除機。
  2. 【請求項2】第2の吸気口の下端部を第1の吸気口よりも
    下方に位置させて配設してなる請求項1記載の乾湿 両用
    掃除機。
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