JPH05220065A - 乾湿両用掃除機 - Google Patents

乾湿両用掃除機

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Publication number
JPH05220065A
JPH05220065A JP3034792A JP3034792A JPH05220065A JP H05220065 A JPH05220065 A JP H05220065A JP 3034792 A JP3034792 A JP 3034792A JP 3034792 A JP3034792 A JP 3034792A JP H05220065 A JPH05220065 A JP H05220065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
dust
dust box
water
cylindrical
Prior art date
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Pending
Application number
JP3034792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miki
宏 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3034792A priority Critical patent/JPH05220065A/ja
Publication of JPH05220065A publication Critical patent/JPH05220065A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽い塵埃と水や重い塵埃を確実に分離して捕
集できる乾湿両用掃除機を得ることを目的とする。 【構成】 側面に吸気口2を有するタンク1内に、径大
の半截円筒状部3aと径小の半截円筒状部3bと両者間
の段差部3cと吸気口4とからなるダストボックスを懸
架したもので、吸気口2からタンク1内に吸引された気
流を吸気口4で吸引して段差部3cで急激に方向転換さ
せ、軽い塵埃は気流とともに吸気口4から吸引してダス
トボックス内に捕集し、水や重い塵埃は慣性力でタンク
1の後面に衝突、落下させてタンク1内に捕集させるの
で、軽い塵埃と水や重い塵埃とを確実に分離して捕集す
ることができる。また、段差面3cをタンク1内の気流
の方向に鋭角に設けて気流の方向転換をより急激なもの
にして、より確実に分離捕集することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水と塵埃とを吸引して
分離する乾湿両用掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乾湿両用掃除機の構成を図3を参
照しながら説明する。
【0003】図に示すように、側面に吸気口31を有す
るタンク32の上部開口にはダストボックス33が間隙
Gを有して懸架されている。ダストボックス33の底部
には通気口34が下方に延設され、内部にタンク32内
に集められた水が吸入口31からオーバーフローしない
ようにフロートスイッチ35が配設されている。そし
て、上部開口にフィルター36が懸架されている。ダス
トボックス33の開口は下本体37と上本体38で形成
された本体39で覆われ、本体39にはダストボックス
33内の空気を排気口40に排気するモーターファン4
1が内装されている。
【0004】上記構成において、モーターファン41が
運転されると、吸気口31に接続された図示しない吸込
みノズルから水と塵埃がタンク32内に吸引される。こ
の吸引で気流は間隙G内で旋回流となり、その際に生じ
る慣性力で水や重い塵埃がタンク32に集められ、軽く
小さい塵埃は通気口34からダストボックス33内に吸
引されてフィルター36で濾過されダストボックス33
内に集められる。
【0005】このようにして分離された水がタンク32
内に集められて水位が上昇するとフロートスイッチ35
が動作し、集められた水を排水するように警報を発した
りファンモーター41の運転を強制停止させたりするよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の乾湿
両用掃除機では、間隙G内では強力な旋回流が作用して
水や塵埃に慣性力を与えるが、ダストボックス33の底
部とタンク32の底部で形成される間隙Gでは、中心部
ほど旋回流が弱くなり水や塵埃に与える慣性力も弱くな
る。したがって、間隙Gの慣性力で捕集しきれなかった
水や重い塵埃が通気口34からダストボックス33内に
吸引されるという問題があった。
【0007】また、フロートスイッチ35が通気口34
内に配設されているため、通気口34を通過する気流に
よってフロートスイッチ35のフロートが揺動し、フロ
ートスイッチ35を誤動作させるという問題もあった。
【0008】本発明は上記問題を解決するもので、水や
重い塵埃をタンク内で確実に捕集することができる乾湿
両用掃除機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、上部が開口して側面に吸気口を有する有底
円筒状のタンクと、前記タンクの開口に懸架され、上部
が開口して着脱自在にフィルターを内装する有底筒状の
ダストボックスと、前記ダストボックスの開口を覆う下
本体と上本体とで形成され、前記ダストボックスから排
気口へ排気するモーターファンを内装する本体とを備
え、前記ダストボックスを前記タンクからの気流の上流
側を径大の半截円筒状部に、下流側を径小の半截円筒状
部に形成して両半截円筒状間に段差面を形成し、前記段
差面に前記タンク内に連通する吸気口を設けた構成とし
たものである。
【0010】また、径大の半截筒状部の端部と径小の半
截筒状部の端部とを重複させて両半截円筒部の端部間に
段差面を形成したものである。
【0011】
【作用】本発明は上記したように、ダストボックスをタ
ンクからの気流の上流側を径大の半截円筒状部に、下流
側を径小の半截円筒状部に形成して両半截円筒状部間に
段差面を形成し、段差面にタンク内に連通する吸気口を
設けたことにより、タンクの吸気口からタンク内に吸引
された気流はダストボックスの段差面に設けられた吸気
口に吸引されて急激に方向転換する。この気流の急激な
方向転換で、吸引された軽い塵埃はダストボックスの吸
気口からダストボックス内に吸引されて捕集されるが、
水や重い塵埃は慣性力でダストボックスの後方へ通過し
てタンク内壁に衝突、落下してタンク内に捕集される。
【0012】また、径大の半截円筒状部の端部と径小の
半截円筒状部の端部とを重複させて両半截円筒状部間に
段差面を形成したことにより、段差面にはタンク内の気
流の方向に対して鋭角な面となって気流の方向転換をよ
り急激なものとするので、水や重い塵埃の相対慣性力が
大きくなり、分離作用が確実なものとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1および
図2を参照しながら説明する。
【0014】図に示すように、集水を貯めるタンク1は
上部が開口する有底容器状に形成され、その側面に図示
しない吸込みノズルが接続される吸気口2を有してい
る。
【0015】塵埃を集めるダストボックス3は上部が開
口する有底筒状に形成され、その側面にタンク1内とダ
ストボックス3内とを連通する吸気口4を有してタンク
1の開口部に懸架されている。
【0016】ここで、ダストボックス3は、図2に示す
ように、タンク1の吸気口2から吸引される気流の上流
側を大半径Rで形成された径大の半截円筒状部3aと、
下流側を小半径rで形成された径小の半截円筒状部3b
とからなり、その端部間に段差面3cが形成されてい
る。そして、段差面3cにはタンク1内とダストボック
ス3内とを連通する吸気口4が設けられている。この吸
気口4は、少なくともその下端部4aがタンク1の吸気
口2よりも低く位置されている。
【0017】また、径大の半截円筒状部3aの端部3d
と径小の半截円筒状部3bの端部3eとを重複させて、
両半截円筒状部の端部3d,3e間にタンク1内の気流
の方向に鋭角な段差面3cが形成されている。
【0018】なお、段差面3cはダストボックス3の側
面に縦方向の全長に設けても、あるいは部分的に設けて
もよいものである。
【0019】このように形成されたダストボックス3の
開口部には塵埃を濾過するフィルター5が懸架されてい
る。
【0020】ダストボックス3の開口を覆う本体6は下
本体7aと上本体7bとで形成されている。そして、下
本体7aにはファンモーター8が内装され、その下流側
に排気口9が設けられている。さらに下本体7aには下
方に凹設されてダストボックス3内に臨む有底筒状の突
出部10が形成され、その先端部にリードスイッチ11
が内設され、磁石を内装するフロート12が昇降自在に
外設されている。そして、リードスイッチ11とフロー
ト12とでフロートスイッチ13が形成され、フロート
スイッチ13がダストボックス3内の集水の水位を検知
すると集水を排水するように警報を発し、またはモータ
ーファン8の運転を強制的に停止させるようになってい
る。
【0021】なお、14,15はモーターファン8を気
密かつ水密に支持する防振ゴム、16はモーターファン
8を冷却する冷却ファンである。
【0022】上記構成において、モーターファン8が運
転されると、タンク1の吸気口2に接続された吸込みノ
ズルから水と塵埃がタンク1内に吸引される。この吸引
で気流はタンク1とダストボックス3との間隙Gを流
れ、ダストボックス3の段差面3cに設けられた吸気口
4に吸引されて急激に方向変換される。気流が方向変換
されると、吸引された軽い塵埃は気流とともにダストボ
ックス3の吸気口4からダストボックス3内へ吸引さ
れ、フィルター5で濾過されて捕集される。他方、水や
重い塵埃は慣性力でダストボックス3の後方へ通過して
タンク1の内壁に衝突、落下してタンク1内に捕集され
る。さらに、段差面3cはタンク1内の気流の方向に対
して鋭角な面に形成されていることにより、気流の方向
転換はより急激なものとなって、水や重い塵埃の相対慣
性力が大きくなり、軽い塵埃と水や重い塵埃とは確実に
分離される。
【0023】このようにして分離された水がタンク1内
に集められてその水位がダストボックス3の吸気口4に
達すると、集水はダストボックス3の吸気口4からダス
トボックス3内に入る。そして、その水位がフロートス
イッチ13の動作水位に達するとフロートスイッチ13
が動作してタンク1内とダストボックス3内の集水を排
水するように警報を発し、あるいはモーターファン8の
運転を強制的に停止させる。
【0024】このように本発明の実施例の乾湿両用掃除
機によれば、ダストボックス3をタンク1からの気流の
上流側を径大の半截円筒状部3aに、下流側を径小の半
截円筒状部3bに形成して両半截円筒状部3a,3b間
に段差面3cを形成し、段差面3cにタンク1内に連通
する吸気口4を設けたことにより、タンク1の吸気口2
からタンク1内に吸引された気流をダストボックス3の
段差面3cに設けられた吸気口4で吸引して急激に方向
転換させるので、吸引された軽い塵埃をダストボックス
3の吸気口4からダストボックス3内に捕集することが
できるとともに、水や重い塵埃を慣性力でダストボック
ス3の後方へ通過させてタンク1の内壁に衝突、落下さ
せてタンク1内に捕集することができる。
【0025】これにより、軽い塵埃と水や重い塵埃とを
確実に分離して捕集することができるという効果があ
る。
【0026】また、径大の半截円筒状部3aの端部3d
と径小の半截円筒状部3bの端部3eとを重複させて両
半截円筒状部3a,3b間に段差部3cを形成したこと
により、段差面3cはタンク1内の気流の方向に対して
鋭角な面となって気流の方向転換をより急激なものとす
るもので、軽い塵埃と水や重い塵埃とをより確実に分離
して捕集することができるという効果がある。
【0027】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、ダストボックスを径大の半截円筒
状部と径小の半截円筒状部とにより形成して両半截円筒
状部間に段差面を設け、段差面に吸気口を設けたことに
より、タンク内の気流を段差面の吸気口で吸引して急激
に方向転換させて、ダストボックスの吸気口に吸引され
る気流により軽い塵埃をダストボックス内に捕集し、慣
性力により水や重い塵埃をタンク内に捕集して、軽い塵
埃と水や重い塵埃とを確実に分離して捕集することがで
きる。
【0028】また、段差面をタンク内の気流の方向に対
して鋭角な面としたことにより、気流の方向転換をより
急激なものにして軽い塵埃と水や重い塵埃とをより確実
に分離して捕集することができる。
【0029】このように本発明によれば、軽い塵埃と水
や重い塵埃とを確実に分離して水や重い塵埃をタンクに
捕集することができる乾湿両用掃除機を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の乾湿両用掃除機の側断面図
【図2】同図1のII―II線による平面断面図
【図3】従来例の乾湿両用掃除機の側断面図
【符号の説明】
1 タンク 2 吸気口 3 ダストボックス 3a 径大の半截円筒状部 3b 径小の半截円筒状部 3c 段差部 3d 径大の半截円筒状部の端部 3e 径小の半截円筒状部の端部 4 吸気口 5 フィルター 6 本体 7a 下本体 7b 上本体 8 モーターファン 9 排気口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部が開口して側面に吸気口を有する有底
    円筒状のタンクと、前記タンクの開口に懸架され、上部
    が開口して着脱自在にフィルターを内装する有底筒状の
    ダストボックスと、前記ダストボックスの開口を覆う下
    本体と上本体とで形成され、前記ダストボックスから排
    気口へ排気するモーターファンを内装する本体とを備
    え、前記ダストボックスを前記タンクからの気流の上流
    側を径大の半截円筒状部に、下流側を径小の半截円筒状
    部に形成して両半截円筒状間に段差面を形成し、前記段
    差面に前記タンク内に連通する吸気口を設けてなる乾湿
    両用掃除機。
  2. 【請求項2】径大の半截筒状部の端部と径小の半截筒状
    部の端部とを重複させて両半截円筒部の端部間に段差面
    を形成してなる請求項1記載の乾湿両用掃除機。
JP3034792A 1992-02-18 1992-02-18 乾湿両用掃除機 Pending JPH05220065A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3034792A JPH05220065A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 乾湿両用掃除機

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JP3034792A JPH05220065A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 乾湿両用掃除機

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JPH05220065A true JPH05220065A (ja) 1993-08-31

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ID=12301315

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3034792A Pending JPH05220065A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 乾湿両用掃除機

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JP (1) JPH05220065A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000302A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Hitachi Koki Co Ltd 集塵機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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