JP3070934B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3070934B2
JP3070934B2 JP2199516A JP19951690A JP3070934B2 JP 3070934 B2 JP3070934 B2 JP 3070934B2 JP 2199516 A JP2199516 A JP 2199516A JP 19951690 A JP19951690 A JP 19951690A JP 3070934 B2 JP3070934 B2 JP 3070934B2
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昭彦 栗岡
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、水タンクに貯溜した水で塵埃を捕集するよ
うにした電気掃除機に関する。
(ロ) 従来の技術 本発明に先行する技術として、例えば実開昭61−6194
8号公報や実開昭61−79624号公報には塵埃を含む吸込空
気を水タンクの水に吹き当てることにより塵埃を分離す
るようにした、水も吸い込むことができる電気掃除機が
示されている。然し乍らこれらの電気掃除機において水
タンク内に水が多量に貯溜すると、電動送風機に水が吸
い込まれ、電動送風機の絶縁不良や錆の発生を引き起こ
す危惧がある。そこで例えば特開昭59−192324号公報に
示されるように、水も吸い込むことができる電気掃除機
において、多量に水を吸い込んだときに水が電動送風機
に吸い込まれないようにフロートを設けたものが知られ
ているが、フロートが動作して電動送風機の吸込口を塞
いだとき、電動送風機は過速状態となって高速回転を
し、給電ブラシの消耗や温度上昇による絶縁劣化等、電
動送風機に悪影響を与える欠点がある。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は上記欠点を解消するために成したもので、水
を多量に吸い込んで、フロートが動作しても電動送風機
が過速運転をしないようにし、以て電動送風機に悪影響
を与えないようにして長期に亙って故障しないようにし
た電気掃除機を得ることを課題としている。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、本体ケースと、該本体下ケースに着脱自在
に載置され、電動送風機を収納する本体上ケースと、前
記本体下ケース内に着脱自在に収納され、前記電動送風
機に連通する連通口と吸気口を有する水タンクとを備
え、前記水タンクに貯留した水に塵埃を含む吸込空気を
吹き当てて塵埃を分離するものであって、前記水タンク
内に、水タンク満水時に連通口を閉塞するフロートを設
け、前記水タンクにフロートを上下動自在に案内する案
内部材を設けると共に、前記フロート上部に磁石を付設
し、前記本体上ケース底部の前記フロートと対向する位
置に前記磁石の近接により作動する保護スイッチを設
け、該保護スイッチの作動により前記電動送風機への給
電を停止してなることを特徴とする。
(ホ) 作用 上記構成により、電動送風機を作動すると、塵埃や水
を含んだ吸込空気が水タンク内に入って該水タンクに貯
溜した水に吹き当てられ、塵埃は水との接触により吸込
空気と分離されて水中に捕集される。また水は水タンク
に貯溜される。多量の水を吸い込むとフロートが上昇移
動し、該フロートの磁石が保護スイッチに近接すると保
護スイッチが作動し、これにより電動送風機への給電は
停止し、電動送風機は停止する。
(ヘ) 実施の形態 本発明の実施の形態を第1図乃至第4図に基づいて以
下に詳述する。
第1図乃至第3図において、1は電気掃除機の掃除機
本体ケースで、取り外し自在な本体上ケース2と本体下
ケース3をクランプ4で固定して一体化している。前記
本体上ケース2は外ケース5と内ケース6の二重壁構成
とすると共に上部に上下動自在な上カバー7を備え且つ
下部に前記下ケース3との仕切壁となる底板8を備えて
いる。
第1図及び第2図において、9は冷却ファン10を後部
に備えた電動送風機、11は前記電動送風機9を覆うエア
ーガイド筒で、該エアーガイド筒11は前記電動送風機9
のモータ部9aを覆うモータ覆い筒12とファン部9bを覆う
ファン覆い筒13から構成され、該ファン覆い筒13の中央
には前記ファン部9bの吸気側都連通する吸気口14を備え
ている。
そして、前記電動送風機9は前記ファン部9bの吸気側
と排気側、及び前記ファン部9bとモータ部9aを各々気密
に封止する第1、第2環状パッキン、15、16に弾性保持
されて前記エアーガイド筒11に収納され、且つ該エアー
ガイド筒11は前記吸気口14を前記底板8の下面開口17か
ら下向きに臨むようにしてエアーガイド支持環状パッキ
ン18により下部を補強されて前記内ケース6内に収納さ
れる。
また、前記電動送風機9のモータ部9a後部は前記冷却
ファン10を収納するモータ部支持筒19及びモータ部支持
パッキン20を介して前記外ケース5の上底面に支持され
ている。
前記ケース5の上面には、第1図に示す如く、前記モ
ータ部支持筒19に連通する冷却風流入口21を形成してい
る。
第1図及び第2図において、22は前記外ケース5の上
部と上カバー7とで囲まれて環状に形成される電源コー
ド巻装部で、電源コード23を巻き取り収納するようにな
っている。
第1図において、24、25は前記外ケース5に各々設け
た排気口及び冷却風排気口、26は微塵用フィルター体
で、前記電動送風機9のファン部9bの排気側から排出さ
れた空気は、ファン覆い筒13の排出口27からエアーガイ
ド筒11と内ケース6の間に入り、その後微塵用フィルタ
ー体26を通過して、排気口24から排出される。
一方、電動送風機9のモータ部9aの冷却風は、前記電
源コード巻装部22の隙間28から冷却風流入口21を介して
モータ部9bに至ってモータ部9bを冷却し、その後モータ
部9bからエアーガイド筒11の内側を通過して内ケース6
の冷却風通過口29を介し、さらに前記冷却風排気口25か
ら排出される。
第2図において、30は吸込ホース接続筒で、下端開口
部31を底面8に形成している。
第1図及び第2図において、32は前記本体下ケース3
内に着脱自在に収納装備された円筒型水タンクで、集塵
フィルターとしての水33を貯留する上面開口の円筒型下
容器34と、該下容器34の上面開口を覆って取り外し可能
に取り付けられる上蓋35とからなっている。前記上蓋35
の中央部には前記吸気口14に気密に連通する連通口36が
形成され、側部には前記下端開口部31に連通する吸込口
部37が形成されている。前記吸込口部37は水タンク32の
周方向に横向きに開口した横向き出口37aを有してい
る。
第1図において、38は前記連通口36を覆う如く上蓋35
に取り付けられて、前記水タンク32内に配設される筒状
フィルターでフィルター支持枠39の間に吸込空気と塵埃
及び水33とを分離するフィルター膜40を張設している。
41は前記筒状フィルター38の内部に配設されるフロー
トで、筒状フィルター38により上下動可能に案内される
ようになっており、前記フロート41は水タンク32内に水
等の液体を吸い込んだときに上昇移動して連通口36を閉
塞するようになっている。42は前記フロートの上部に付
設された磁石である。
第1図において、43は前記ファン覆い筒13のフロート
38と対向する位置に取り付けられたリードスイッチ等の
近接スイッチからなる保護スイッチで、前記本体上ケー
ス2の最下面(本体上ケース2の外周部)より上方位置
に装着されており、該保護スイッチ43は磁石の近接によ
り作動してオン状態からオフ状態に切り替わるようにな
っている。
また、第4図は本発明電気掃除機の概略電気回路図
で、同図において、9は前記電動送風機、42は前記磁
石、43は前記保護スイッチ、44はマイクロコンピュータ
式処理装置、45は本体スイッチ、46はフォトトライアッ
クである。
而して、吸込ホース(図示せず)を吸込ホース接続筒
30に接続して本体スイッチ45を押圧すると、フォトトラ
イアック46が働き、電動送風機9が駆動され、塵埃や水
を含んだ吸込空気が前記水タンク32内に吸い込まれる。
この時、吸込口部37の横向き出口37aは前記水タンク32
の周方向に横向きに開口しているから前記吸込空気は渦
状に流れて水33に吹き当てられ、これにより水33も渦状
に回転して凹面状の水面を形成するとともに、前記吸込
空気は水33との接触により塵埃が分離され、塵埃は水33
中に捕集されて貯溜する。塵埃を分離された吸込空気は
筒状フィルター38を介し、連通口36から吸気口14を介し
て電動送風機9に吸い込まれ、その後排気口24から排出
される。また水は前記水タンク32に貯溜される。
多量の水等の液体を吸い込むとフロート38が上昇移動
し、前記連通口36を閉塞する。この時、フロート38に付
設した磁石42が保護スイッチ43に近接し、これにより保
護スイッチ43は作動してオン状態からオフ状態に切り替
わり、フォトトライアック46が切れ、電動送風機9への
給電は停止し、電動送風機9は停止する。電動送風機9
が停止するとフロート41が下降し、これにより保護スイ
ッチ43はオン状態になるが、フォトトライアック46が働
かないため、電動送風機9は回転しない。
再運転するときは本体スイッチ45を押圧することによ
り電動送風機9を再び運転する。
これにより、多量の水を吸い込んだときはフロート41
が上昇移動して連通口36を閉塞して水が電動送風機9に
吸い込まれるのを防止して電動送風機9が絶縁不良にな
るのを防止し、また錆の発生を防止する。さらに、この
時、電動送風機9は給電を停止されて回転を停止し、長
時間過速運転をすることがないので、給電ブラシが無駄
に消耗することがなく、また、温度上昇による絶縁劣化
等もなく、電動送風機9に悪影響を与えることがない。
さらに、フロート41が動作して電動送風機9の回転を
停止したときは、本体スイッチ45を再押圧しなければな
らないため、回転停止の原因を調査できるとともに、フ
ロート41の上下移動による電動送風機9のオン、オフの
繰り返しを防止することができるものである。
(ト) 発明の効果 本発明は以上の如く構成しているので、多量に水を吸
い込んだときにはフロートが連通口を閉塞して、水が電
動送風機に吸い込まれることがなく、さらに同時にフロ
ートに付設した磁石が保護スイッチに近接して保護スイ
ッチを作動し、それにより電動送風機は回転を停止する
ので、過速運転をすることがなく、これにより電動送風
機に影響を与えることなく、長期にわたって故障しない
ようにした水を吸い込める電気掃除機を得ることができ
る。また、フロートの案内部材を水タンクに形成してい
るので、フロート及び案内部材が電動送風機の吸引抵抗
になりにくく、送風機効率の低下を抑制することができ
ると共に、本体上ケース底面にフロートの案内部を形成
する必要がなく、本体上ケースの底面形状を簡素化して
水タンクの排水時等に本体上ケースを床面に載置する
際、本体上ケースを安定に載置することができる。さら
に、フロートを水タンクに配設し、水タンク満水時に水
タンクの連通口をフロートにより閉塞するように構成し
ているので、水タンクを運搬する際、連通口から水タン
ク内の水がこぼれるのを防止することができ水タンクの
運搬作業性を向上することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明電気掃除機の実施例に関し、第1図
は縦断正面図、第2図は要部の縦断右側面図、第3図は
斜視図、第4図は概略電気回路図である。 2……本体上ケース、3……本体下ケース、9……電動
送風機、32……水タンク、36……連通口、41……フロー
ト、42……磁石、43……保護スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−192322(JP,A) 実開 平2−71446(JP,U) 実開 昭57−7453(JP,U) 実開 昭61−79624(JP,U) 特公 昭62−59572(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体下ケースと、該本体下ケースに着脱自
    在に載置され、電動送風機を収納する本体上ケースと、
    前記本体下ケース内に着脱自在に収納され、前記電動送
    風機に連通する連通口と吸気口を有する水タンクとを備
    え、前記水タンクに貯留した水に塵埃を含む吸込空気を
    吹き当てて塵埃を分離するものであって、 前記水タンク内に、水タンク満水時に連通口を閉塞する
    フロートを設け、前記水タンクにフロートを上下動自在
    に案内する案内部材を設けると共に、前記フロート上部
    に磁石を付設し、前記本体上ケース底部の前記フロート
    と対向する位置に前記磁石の近接により作動する保護ス
    イッチを設け、該保護スイッチの作動により前記電動送
    風機への給電を停止してなることを特徴とする電気掃除
    機。
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