JP3064628B2 - 内層パターン切断方法及びその装置 - Google Patents

内層パターン切断方法及びその装置

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JP3064628B2
JP3064628B2 JP4031044A JP3104492A JP3064628B2 JP 3064628 B2 JP3064628 B2 JP 3064628B2 JP 4031044 A JP4031044 A JP 4031044A JP 3104492 A JP3104492 A JP 3104492A JP 3064628 B2 JP3064628 B2 JP 3064628B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線板の内層パ
ターンを切断する内層パターン切断方法及びその装置に
関し、特にレーザ光を用いて内層パターンを適正に切断
する内層パターン切断方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の高密度化に伴い、プリ
ント配線板も高密度化、高集積化が行われ、プリント配
線板の多層化が進んでいる。ところで、この多層化され
たプリント配線板の表面層に不要なパターンがあり、そ
のパターンを切断する必要が生じた場合は、レーザ光を
照射して切断するという方法がとられている。また、表
面層の下にある内層パターンを切断する必要が生じた場
合も、同様にレーザ光を照射し切断している。このレー
ザ光による内層パターン切断方法について以下に説明す
る。
【0003】図13は従来のレーザ光による内層パター
ン切断方法の説明図である。図において、プリント配線
板100の第1内層パターン112を部分112Aで切
断しようとする場合、その部分112Aにレーザ光70
Bを矢印101方向から照射する。その際、従来は表面
層110から観察して認識できたパターン幅Wに合わせ
てレーザ光70Bを調整し、そのレーザ光70Bを表面
層110の上方から第1内層パターン112まで照射し
切断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、表面層110
から第1内層パターン112を観察し、その結果に基づ
いてパターン幅Wを認識しようとしても、表面層110
及び第1樹脂層111が介在するため鮮明に認識するこ
とができない。このため、そのパターン幅Wに合わせて
レーザ光70Bを調整し照射しても、そのレーザ光70
Bは、図に示すように第1内層パターン112のパター
ン幅Wに対して左右にズレてしまう。
【0005】一方、レーザ光70Bの反射率は、内層パ
ターンを形成する金属(例えば、銅、半田)とその内層
パターンの上下の層を形成する樹脂(例えば、ガラスエ
ポキシ樹脂、ポリイミド樹脂)とでは大きく異なるた
め、レーザ光70Bを照射した場合、樹脂の方が金属よ
り数倍の影響を受ける。
【0006】したがって、レーザ光70Bがパターン幅
Wに対して左右にズレてしまうと、そのズレた分のレー
ザ光70Bが第1内層パターン112の下の第2樹脂層
113にまで深く入り、そのダメージが大きいと第2内
層パターン114まで切断してしまう。このように、レ
ーザ光70Bを用いて第1内層パターン112を切断す
る場合、第1内層パターン112のみを適切に切断する
ことができないという問題点があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、レーザ光を用いて内層パターンを適切に切断
することができる内層パターン切断方法及びその装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の内層パタ
ーン切断方法の原理を示すフローチャートである。本発
明では、まず内層パターンの上の層を形成する樹脂にレ
ーザ光を照射して樹脂を除去する(ステップS1)。そ
の際に、樹脂から金属への状態変化を検出し(ステップ
S2)、その変化が検出されたときにレーザ光による樹
脂の除去を完了する。樹脂が除去された時点で内層パタ
ーンの幅を認識し(ステップS3)、その認識した内層
パターンの幅に基づき、内層パターンにレーザ光を照射
して切断する(ステップS4)。その際に、金属から樹
脂への状態変化を検出し(ステップS5)、その変化が
検出されたとき内層パターンの切断を完了する。
【0009】図2は本発明の内層パターン切断装置の原
理ブロック図である。図において、本発明の内層パター
ン切断装置は、プリント配線板10の樹脂層11の除去
及び内層パターン12の切断を行うレーザ光7Aを照射
するレーザ発振手段7と、その樹脂層11及び内層パタ
ーン12を撮像する撮像手段2と、その撮像手段2から
の情報に基づいて、樹脂層11の除去完了及び内層パタ
ーン12の切断完了を検出する状態検出手段3及び内層
パターン12の幅を認識する内層パターン幅認識手段4
と、内層パターン12の幅に基づいてレーザ光7Aを適
正に調整するレーザ光調整手段5とから構成される。
【0010】
【作用】図1では、まずステップS1において、内層パ
ターンの上の樹脂層にレーザ光を照射し、樹脂を除去す
る。その際に、その樹脂層及び内層パターンをカメラ等
を用いて撮像し、樹脂から金属への状態変化を検出する
(ステップS2)。その状態変化が検出されたときにレ
ーザ光による樹脂の除去を完了する。次に、ステップS
3において、内層パターンの幅を認識し、その認識した
内層パターンの幅に基づき、内層パターンにレーザ光を
照射して切断する(ステップS4)。その際にも、内層
パターンをカメラ等を用いて撮像し、今度は金属から樹
脂への状態変化を検出する(ステップS5)。その変化
が検出されたとき内層パターンの切断を完了する。
【0011】このように、まず第1段階で内層パターン
の上の樹脂層を除去し、内層パターンを直接観察できる
ようにする。したがって、内層パターンの幅を正確に認
識することができる。第2段階ではその内層パターンの
幅に基づいてレーザ光を照射し切断する。このため、レ
ーザ光を内層パターンの幅に対して正確に照射させるこ
とができる。したがって、内層パターンの下の樹脂層に
与えるダメージも最小に止めることができ、内層パター
ンの切断を適切に行うことができる。また、樹脂層の除
去が完了したか否かは、樹脂から金属への状態変化によ
り検出し、内層パターンの切断が完了したか否かは、金
属から内層パターンへの状態変化により検出する。この
ため、樹脂層の除去完了時及び金属の切断完了時を正確
に把握することができる。したがって、不要なレーザ光
照射を防止することができ、この点からも内層パターン
の切断を適切に行うことができる。
【0012】図2では、レーザ発振装置7からのレーザ
光7Aは、プリント配線板10の樹脂層11及び内層パ
ターン12に照射され、樹脂層11の除去及び内層パタ
ーン12の切断を行う。撮像手段2はその樹脂層11及
び内層パターン12を撮像する。状態検出手段3は、そ
の撮像手段2からの情報に基づいて、樹脂層11の除去
完了及び内層パターン12の切断完了を検出する。ま
た、内層パターン幅認識部4は、樹脂層11が除去され
て直接観察できるようになった内層パターン12を撮像
手段2が撮像したときの情報に基づいて、内層パターン
12の幅を正確に認識する。レーザ光調整手段5は、そ
の内層パターン12の正確な幅に基づいてレーザ光7A
を適正に調整する。したがって、内層パターン12には
適正に調整されたレーザ光7Aが照射される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図3は本発明の内層パターン切断装置の全体構
成を示す図である。図において、レーザ発振装置70か
らのレーザ光70Aは、多層化されたプリント配線板1
00に照射され、第1樹脂層111の除去及び第1内層
パターン112の切断を行う。カメラ20はその第1樹
脂層111及び第1内層パターン112を撮像し、撮像
データを画像処理装置30に送る。画像処理装置30
は、カメラ20からの撮像データに基づいて、第1樹脂
層111の除去完了及び第1内層パターン112の切断
完了を検出する。また、画像処理装置30は、第1樹脂
層111が除去された時点でカメラ20が第1内層パタ
ーン112を撮像して得られたデータに基づいて、第1
内層パターン112の幅Wを認識する。レーザ光70A
の光路には金属マスク50が設けられる。この金属マス
ク50は後述するように幅調整可能に構成されており、
その幅は第1内層パターン112の幅に応じて調整され
る。その結果、金属マスク50を通過するレーザ光70
Aの光束は、レンズ55で集光されて第1内層パターン
112に達した時点で第1内層パターン112の幅に合
致し、第1内層パターン112をその幅に応じて正確に
切断する。次に、上述した除去、切断の完了検出、第1
内層パターン112の幅Wの認識、及び金属マスクの幅
調整について順次説明する。
【0014】図4は第1内層パターンの切断完了検出を
説明するための図であり、(A)はカメラが撮像した第
1内層パターンの切断完了前の画面を、(B)は切断完
了後の画面を示す。カメラ20は第1内層パターン11
2を撮像し、画像処理装置30は図4(A)の切断完了
前の撮像画面から第1内層パターン112の金属色(パ
ターンが銅であれば銅色)を識別し、また図4(B)の
切断完了後の撮像画面から、切断部分に現れる樹脂の色
(例えばグリーン)を識別する。この金属色から樹脂色
への状態変化が検出されたときに、第1内層パターン1
12の切断が完了したと判別される。一方、第1樹脂層
111の除去が完了したか否かの判別は、上記の場合と
は逆に、樹脂色から金属色への状態変化を検出すること
により行われる。
【0015】図5は第1内層パターンの幅認識を説明す
る図である。カメラ20は第1樹脂層111の除去が完
了した時点で、表面に現れた第1内層パターン112を
撮像する。図5はそのときの撮像画面を示し、画像処理
装置30は、この撮像データから、第1内層パターン1
12の幅W及び幅の中心O(X,Y)を求める。その幅
の中心O(X,Y)によって金属マスク50の位置が決
められ、また、幅Wによって金属マスク50の幅調整が
行われる。
【0016】図6は金属マスクの概略構成図である。金
属マスク50は、ブロック51,52,53及び54か
ら構成される。ブロック51,52間は固定され、その
距離Lはパターンの切断長さに相当する。ブロック5
3,54間にはボルト50A,50Bが設けられ、その
距離W1は調整可能に構成されている。すなわち、ボル
ト50A,50Bを回すとブロック53,54はそのボ
ルト50A,50Bのピッチに応じて移動し、その移動
により距離W1は任意の長さに調整される。したがっ
て、距離W1を画像処理装置30が認識した第1内層パ
ターン112の幅Wに応じて調整することにより、金属
マスク50を通過するレーザ光70Aの光束は、第1内
層パターン112に達した時点で第1内層パターン11
2の幅に合致し、第1内層パターン112をその幅Wに
応じて正確に切断する。距離W1の調整は、ボルト50
A,50Bの回転により行われるが、その回転はサーボ
モータにより行うように構成してもよいし、また、手動
操作で回転させるように構成してもよい。サーボモータ
による場合は、画像処理装置30からの幅Wに応じた指
令信号によってサーボモータの回転制御を行うようにす
ることができる。
【0017】このように、金属マスク50の幅W1を、
第1内層パターン112の幅Wに応じて調整可能に構成
した。この第1内層パターン112の幅Wは、規格寸法
(例えば0.3mm)で製造されているが、その公差内
の誤差は許容されている。本実施例では、その公差内の
誤差をも含めて第1内層パターン112の幅Wに合致し
た高精度の切断を行うことができる。
【0018】次に、第1内層パターン112を切断する
手順を説明する。図7は内層パターン切断の手順を説明
する図である。図において、プリント配線板100は多
層化されており、表面層110、第1樹脂層111、第
1内層パターン112、第2樹脂層113及び第2内層
パターン114等から構成される。ここで、第1内層パ
ターン112をその幅Wで切断する場合について説明す
る。
【0019】まず、第1樹脂層111をレーザ光70A
を用いて除去する。レーザ光70Aは、1パルスで深さ
約0.4μm分の樹脂(例えばガラスエポキシ樹脂)を
除去し、その除去範囲は第1内層パターン112の幅W
よりも大きい幅W2で角状または円状にとられる。この
第1樹脂層111の除去が進行すると、第1内層パター
ン112の表面が出現する。カメラ20は、この第1樹
脂層111及び第1内層パターン112を視野にとら
え、画像処理装置30はその撮像データに基づいて樹脂
から金属(例えば銅)への状態変化を検出する。この樹
脂から金属への状態変化が検出された時点で、レーザ光
70Aによる樹脂の除去を完了する。
【0020】次に、カメラ20は、表面に出現した第1
内層パターン112を撮像し、画像処理装置30は、そ
の撮像データに基づいて第1内層パターン112の幅W
及び幅の中心O(X,Y)を求める。この幅W及び幅の
中心O(X,Y)を用いてレーザ光70Aが正確に第1
内層パターン112に照射される。したがって、レーザ
光70Aは、図に示すように、第1内層パターン112
に対してズレることがなく照射され、第2樹脂層113
に与えるダメージも最小限に止めることができる。
【0021】第1内層パターン112に照射されるレー
ザ光70Aは、1パルスで深さ約0.1μm分の金属を
切断する。この第1内層パターン112の切断が進行す
ると、第2樹脂層113の表面が出現する。カメラ20
は、この第1内層パターン112及び第2樹脂層113
を視野にとらえ、画像処理装置30はその撮像データに
基づいて金属から樹脂への状態変化を検出する。この金
属から樹脂への状態変化が検出された時点で、レーザ光
70Aによる第1内層パターン112の切断を完了す
る。
【0022】図8は本発明の内層パターン切断方法を実
行するためのフローチャートである。図において、Sに
続く数値はステップ番号を示す。 〔S11〕プリント配線板100の位置を補正する。 〔S12〕切断対象箇所にレーザ光70Aが照射される
ように移動する。 〔S13〕レーザ光70Aを照射して第1樹脂層111
を除去する。 〔S14〕樹脂から金属への状態変化を検出する。 〔S15〕状態変化が検出された否かを判別する。検出
されればステップS16に、そうでなければステップS
13に戻る。 〔S16〕第1樹脂層111の除去が完了したのでレー
ザ光70Aの照射を停止する。 〔S17〕撮像データから第1内層パターン112の幅
Wを認識する。 〔S18〕金属マスク50の幅W1を調整する。 〔S19〕レーザ光70Aを第1内層パターン112に
照射する。 〔S20〕金属から樹脂への状態変化を検出する。 〔S21〕状態変化が検出された否かを判別する。検出
されればステップS22に、そうでなければステップS
19に戻る。 〔S22〕第1内層パターン112の切断が完了したの
でレーザ光70Aの照射を停止する。
【0023】図9は状態変化検出の第2の例を示す図で
ある。この例では、状態変化検出に光スペクトルアナラ
イザ21が用いられる。レーザ光70Aが照射されたと
きの第1内層パターン112の燃焼光はファイバ21A
を経由して光スペクトルアナライザ21に送られ、光ス
ペクトルアナライザ21はその燃焼光のスペクトル変化
(波長変化)から状態変化を検出する。燃焼光の波長領
域は、図10に示すように、金属にレーザ光70Aが照
射されたときは0.43〜0.49μmであり、樹脂に
レーザ光70Aが照射されたときは0.64〜0.77
μmであり、金属と樹脂とでは、その波長領域が明確に
分かれている。したがって、光スペクトルアナライザ2
1は、このスペクトル変化を検出することにより、樹脂
から金属、または金属から樹脂への変化を検出すること
ができる。
【0024】図11は状態変化検出の第3の例を示す図
である。この例では、状態変化検出に音響スペクトルア
ナライザ22が用いられる。レーザ光70Aが照射され
たときの第1内層パターン112の燃焼音はパイプ22
Aを経由して音響スペクトルアナライザ22に送られ、
音響スペクトルアナライザ22はその燃焼音のスペクト
ル変化(波長変化)から状態変化を検出する。燃焼音
は、金属と樹脂とでは、明確に異なるので、音響スペク
トルアナライザ22は、そのスペクトル変化を検出する
ことにより、樹脂から金属、または金属から樹脂への変
化を検出することができる。
【0025】図12は状態変化検出の第4の例を示す図
である。この例では、第1内層パターン112の電気抵
抗値の変化を検出することにより、金属から樹脂への変
化を検出する。すなわち、レーザ光70Aによって第1
内層パターン112が切断されると、そのときの電気抵
抗値が大きく変化する。その電気抵抗値の変化を抵抗測
定器23が検出し、その変化が所定レベル以上になった
とき第1内層パターン112の切断が完了したと判別さ
れる。
【0026】上記の説明では、多層化されたプリント配
線板の第1内層パターンの切断を行うようにしたが、第
1内層パターンだけでなく、第2内層パターン等の他の
内層パターンの切断を行うように構成することもでき
る。ともできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、まず第
1段階で内層パターンの上の樹脂層を除去し、内層パタ
ーンを直接観察できるようにする。したがって、内層パ
ターンの幅を正確に認識することができる。第2段階で
はその内層パターンの幅に基づいてレーザ光を照射し切
断する。このため、レーザ光を内層パターンの幅に対し
て正確に照射させることができる。したがって、内層パ
ターンの下の樹脂層に与えるダメージも最小限に止める
ことができ、内層パターンの切断を適切に行うことがで
きる。また、樹脂層の除去が完了したか否かは、樹脂か
ら金属への状態変化により検出し、内層パターンの切断
が完了したか否かは、金属から内層パターンへの状態変
化により検出する。このため、樹脂層の除去完了時及び
金属の切断完了時を正確に把握することができる。した
がって、不要なレーザ光照射を防止することができ、こ
の点からも内層パターンの切断を適切に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内層パターン切断方法の原理を示すフ
ローチャートである。
【図2】本発明の内層パターン切断装置の原理ブロック
図である。
【図3】本発明の内層パターン切断装置の全体構成を示
す図である。
【図4】第1内層パターンの切断完了検出を説明する図
であり、(A)はカメラが撮像した第1内層パターンの
切断完了前の画面を、(B)は切断完了後の画面を示
す。
【図5】第1内層パターンの幅認識を説明する図であ
る。
【図6】金属マスクの概略構成図である。
【図7】第1内層パターン切断の手順を説明する図であ
る。
【図8】本発明の内層パターン切断方法を実行するため
のフローチャートである。
【図9】状態変化検出の第2の例を示す図である。
【図10】燃焼光の波長領域を示す図である。
【図11】状態変化検出の第3の例を示す図である。
【図12】状態変化検出の第4の例を示す図である。
【図13】従来のレーザ光による内層パターン切断方法
の説明図である。
【符号の説明】
2 撮像手段 3 状態検出手段 4 内層パターン幅認識手段 5 レーザ光調整手段 7 レーザ発振手段 7A,70A レーザ光 10,100 プリント配線板 11 樹脂層 12 内層パターン 20 カメラ 30 画像処理装置 50 金属マスク 70 レーザ発振装置 111 第1樹脂層 112 第1内層パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/46 H05K 3/22

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板の内層パターンを切断す
    る内層パターン切断方法において、 前記内層パターンの上の樹脂層にレーザ光を照射して前
    記樹脂層を除去し(ステップS1)、 前記樹脂層を形成する樹脂から前記内層パターンを形成
    する金属への変化を検出し(ステップS2)、 前記樹脂から前記金属への変化が検出されたとき前記樹
    脂層の除去を完了し(ステップS2)、 前記樹脂層が除去されたときの前記内層パターンの幅を
    認識し(ステップS3)、 前記認識された前記内層パターンの幅に基づき、前記内
    層パターンに前記レーザ光を照射して前記内層パターン
    を切断し(ステップS4)、 前記内層パターンの金属から前記内層パターンの下の樹
    脂層の樹脂への変化を検出し(ステップS5)、 前記金属から前記樹脂への変化が検出されたとき前記内
    層パターンの切断を完了することを特徴とする内層パタ
    ーン切断方法。
  2. 【請求項2】 前記樹脂から前記金属への変化の検出及
    び前記金属から前記樹脂への変化の検出は、カメラの撮
    像画面の画像処理により行われることを特徴とする請求
    項1記載の内層パターン切断方法。
  3. 【請求項3】 前記樹脂から前記金属への変化の検出及
    び前記金属から前記樹脂への変化の検出は、光スペクト
    ルの変化を検出して行われることを特徴とする請求項1
    記載の内層パターン切断方法。
  4. 【請求項4】 前記樹脂から前記金属への変化の検出及
    び前記金属から前記樹脂への変化の検出は、音響スペク
    トルの変化を検出して行われることを特徴とする請求項
    1記載の内層パターン切断方法。
  5. 【請求項5】 前記金属から前記樹脂への変化の検出
    は、前記内層パターンの電気抵抗値の変化を検出して行
    われることを特徴とする請求項1記載の内層パターン切
    断方法。
  6. 【請求項6】 前記レーザ光の光路に金属マスクが設け
    られ、前記金属マスクは前記内層パターンの幅に基づい
    て適正なマスク幅に調整されることを特徴とする請求項
    1記載の内層パターン切断方法。
  7. 【請求項7】 プリント配線板(10)の内層パターン
    (12)を切断する内層パターン切断装置において、 前記内層パターン(12)の上の樹脂層(11)を除去
    すると共に前記内層パターン(12)を切断するレーザ
    光(7A)を照射するレーザ発振手段(7)と、 前記樹脂層(11)及び前記内層パターン(12)を撮
    像する撮像手段(2)と、 前記撮像手段(2)からの情報に基づいて、前記樹脂層
    (11)の除去完了及び前記内層パターン(12)の切
    断完了を検出する状態検出手段(3)と、 前記撮像手段(2)からの情報に基づいて前記内層パタ
    ーン(12)の幅を認識する内層パターン幅認識手段
    (4)と、 前記内層パターン(12)の幅に基づいて前記レーザ光
    (7A)を適正に調整するレーザ光調整手段(5)と、 を有することを特徴とする内層パターン切断装置。
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