JP3063992B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3063992B2
JP3063992B2 JP2059136A JP5913690A JP3063992B2 JP 3063992 B2 JP3063992 B2 JP 3063992B2 JP 2059136 A JP2059136 A JP 2059136A JP 5913690 A JP5913690 A JP 5913690A JP 3063992 B2 JP3063992 B2 JP 3063992B2
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は、画像処理装置に係わり、特にイメージセ
ンサ(密着型,縮小光学系など)を使用し、元の原稿の
画像を読み込み、その読み込んだ画像データをもとに感
熱紙に複写する複写装置や感熱孔版原紙に穿孔を施す製
版(デジタル印刷)装置などに用いられる画像処理装置
に関する。
《従来の技術》 従来の複写装置や製版装置に使用されている画像処理
装置は、例えば第7図(a)で示すように原稿(本類を
含む)Aを原稿載置部Bに載せて、本Aの画像をCCD等
のイメージセンサを用いて画像データとして取り込み、
その取り込んだ画像データを2値化回路等にて2値デー
タに換え、第7図(b)に示すように感熱紙等の記録用
紙Pに複写するように構成されている。
《発明が解決しようとする課題》 しかしながら、このような従来の複写装置あるいは製
版装置に用いられる画像処理装置は、本A等のように浮
き易い原稿をCCD等のイメージ・センサで読み取る場合
に、本Aの中央部分の折り目部分Xが浮いてイメージ・
センサの焦点距離が合わなくなってしまい、その結果本
Aの折り目部分Xは、第7図(b)に示すように真っ黒
になって、例えそこの折り目部分に大切な文字,記号,
図形などが描かれていたとしても読み取れない構造とな
っており、以下のような問題点がある。
すなわち、せっかく記録用紙に記録された画像が本
Aの折り目部分Xが真黒であるため、折り目部分X以外
の画像そのものが非常に見ずらくなるとともに、汚れた
イメージを与えてしまうという問題点がある。
密着型のイメージセンサを画像入力部に用いる場合に
は、特に原稿の浮きに弱いため、例えば、本A等の浮き
やすい原稿が何等かの要因で少しでも浮くと、その部分
は真っ黒になってしまう。
更に、原稿の浮いた部分に、記録して保存したり、確
認したい大切な文字,記号,図形等が描かれていた場合
には、その部分が記録されないため、複写装置や製版装
置のものの使用勝手が制限されてしまうという問題点が
ある。
上述した問題点があったが、従来技術にあっては、そ
れらの問題点に対する対策が講じられていなかった。
この発明に係る画像処理装置は、上記課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、下記
の通りである。
まず、請求項1記載の発明は、原稿の浮いた部分であ
っても、画像入力部から入力された画像データについて
は記録することができ、複写装置や製版装置の記録機能
を充分に発揮し得るほか、従来の2値データによる記録
機能をも選択し得、これにより使用勝手の向上を図るこ
とが出来る画像処理装置を提供するものである。
また、請求項2記載の発明は、原稿の浮いた部分を強
制的に消去して、従来黒色で表示されていた部分を白色
に換えて表示することにより、記録用紙に記録された画
像が非常に見易く、しかも従来の2値データによる画像
が必要であれば、それも選択することができ、これによ
り使用勝手の向上を図ることができる画像処理装置を提
供するものである。
更に、請求項3記載の発明は、原稿の浮いた部分でも
画像入力部にて入力された画像データについては、出力
することができ、記録機能が充分に発揮できる請求項1
記載の発明装置の機能と、原稿の浮いた部分を強制的に
消去して従来黒色で表示されていた部分を白色に換えて
表示する請求項2記載の発明装置の機能の両方を合せ持
ち、それらを自由に選択できるようにしたもので、これ
により使用勝手の一段の向上を図ることが出来る画像処
理装置を提供するものである。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明装置に加
え従来の2値化データによる記録機能をも選択すること
ができ、多機能で複写装置や製版装置等の使用勝手をよ
り一層向上させることの出来る画像処理装置を提供する
ものである。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するため、この発明に係る画像処理装
置は、以下のように構成したことを特徴とする。
すなわち、請求項1の発明は、 原稿に描かれている画像を入力するためのCCD等の撮
像手段を有する画像入力部と、 上記画像入力部から出力される画像データを入力し、
その画像データを階調データとして出力する写真処理手
段と、 上記写真処理手段に並列となるように上記画像入力部
の出力側に接続され、画像入力部から入力された画像デ
ータを2値化する2値化処理手段と、 上記2値化処理手段から出力される2値データを記憶
しておくための第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された2値データ中の原稿
の折り目部分を強制信号として記憶するための第2の記
憶手段と、 上記写真処理手段の出力側と2値化処理手段の出力側
に接続され、上記強制信号が入力されたときのみ、上記
写真処理手段から出力される階調データを選択・出力す
るデータ切替手段と、 上記原稿の折り目部分を2値データとして出力する通
常モードか、階調データとして出力する強制写真モード
かを選択するモード切替手段と、 を有し、 プリスキャン時に、上記2値データが折り目部分であ
るか否かを判断し、折り目部分と判断した場合は該折り
目部分を上記強制信号として上記第2の記憶手段に記憶
せしめ、 本スキャン時に、上記モード切替手段によって強制写
真モードが選択されていたときは、上記強制信号を上記
2値データ及び階調データと同期して上記データ切替手
段に出力し、折り目部分を階調データで出力する入・出
力制御手段、 を備えていることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、 請求項1記載の画像入力部、写真処理手段、2値化処
理手段、第1の記憶手段、第2の記憶手段及びデータ切
替手段を有する画像処理装置であって、 上記2値化処理手段の出力側に接続され、上記強制信
号が入力されたときのみ、上記2値化処理手段から出力
される2値データを白色消去データで出力させるマスク
処理手段と、 上記原稿の折り目部分を階調データとして出力する強
制写真モードか、白色消去データとして出力する消去デ
ータモードかのモード切替ができるモード切替手段と、 を有し、 プリスキャン時に、上記2値データが折り目部分であ
るか否かを判断し、折り目部分と判断した場合は該折り
目部分を上記強制信号として上記第2の記憶手段に記憶
せしめ、 本スキャン時に、上記モード切替手段によって強制写
真モードが選択されていたときは、上記強制信号を上記
2値データ及び階調データと同期して上記データ切替手
段に出力し、折り目部分を階調データで出力する第1の
入・出力制御手段と、 上記モード切替手段で消去データモードが選択されて
いたときは、上記強制信号を上記2値データと同期して
上記データ切替手段に出力し、折り目部分の2値データ
を白色消去データで出力するする第2の入・出力制御手
段と、 を備えていることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、 請求項2記載の画像入力部、写真処理手段、2値化処
理手段、第1の記憶手段、第2の記憶手段、データ切替
手段及びマスク処理手段を有する画像処理装置であっ
て、 上記原稿の折り目部分を2値データとして出力する通
常モードか、階調データとして出力する強制写真モード
か、白色消去データとして出力する消去データモードか
のモード切替ができるモード切替手段、 を有し、 プリスキャン時に、上記2値データが折り目部分であ
るか否かを判断し、折り目部分と判断した場合は該折り
目部分を上記強制信号として上記第2の記憶手段に記憶
せしめ、 本スキャン時に、上記モード切替手段で通常モードと
された場合は、折り目部分の2値データをそのまま出力
させる第1の入・出力制御手段と、 上記モード切替手段によって強制写真モードが選択さ
れていたときは、上記強制信号を上記2値データ及び階
調データと同期して上記データ切替手段に出力し、折り
目部分を階調データで出力する第2の入・出力制御手段
と、 上記モード切替手段で消去データモードが選択されて
いたときは、上記強制信号を上記2値データと同期して
上記データ切替手段に出力し、折り目部分の2値データ
を白色消去データで出力する第3の入・出力制御手段
と、 を備えていることを特徴とする。
《作用》 以上の構成よりなる請求項1記載の発明装置は、原稿
の浮いた部分であっても画像入力部から入力される画像
データについては、写真処理手段にて階調データとして
出力し、その浮いた部分の記録を可能にする写真処理手
段と従来用いられている2値化処理手段とを有し、それ
ら両記録機能のうちいづれかを選択するモード切替手段
をも備えた構成のため、モード切替手段で原稿の浮いた
部分の記録機能を選択する場合には、例え原稿の浮いた
部分であっても原稿入力部から入力された画像データに
ついて記録することができ、かつ、従来の記録の機能を
選択したい場合はそのモードを選択すると従来の記録機
能による記録をすることができる。
また、上記構成の請求項2記載の発明装置では、画像
入力部が入力される画像データを2値データとして出力
する2値化処理手段と、原稿の浮いたエリア部分につい
て強制的に消去して白色に変換するモード切替手段と、
そのモード切替手段から入力される指令信号に基づき、
そのエリア部分については白色に変換する信号データを
出力するマスク処理手段とを備えた構成であるため、原
稿の浮いた部分について白色で記録したい場合には、モ
ード切替手段を操作するだけで、原稿の浮いた部分を消
去しそのエリア部分だけを白色で表示し、見易い記録と
することが出来る。
更に、請求項3記載の発明装置では、原稿の浮いた部
分であっても画像入力部から入力される画像データにお
いては階調データとして出力し、その浮いた部分の記録
を可能にする写真処理手段と、原稿の浮いた部分を強制
的に消去して白色に変換するマスク処理手段と、上記写
真処理手段と原稿の浮いた部分を白色に変換するマスク
処理手段のいづれかを選択できるモード切替部とを備え
た構成のため、モード切替部を操作するだけで原稿の浮
いた部分の従来見えなかった画像についても記録した
り、あるいは、原稿の浮いた部分について白色にして記
録することも出来る。
次に請求項4記載の発明装置では、従来の2値化回路
の他に、請求項1記載の写真処理手段及び請求項2記載
のマスク処理手段を自由に選択できるモード切換部を備
えた構成のため、モード切換部の各モードスイッチを操
作するだけで、従来の記録,原稿が浮いて従来はそこに
文字,記号,図形などが描かれていても黒色表示され見
えなかった部分をも表示した記録,原稿の浮いた部分に
ついては白色で表示して見易くした記録というように、
多種類の記録形態の出力が可能になる。
《実施例》 以下、この発明装置に係る画像処理装置の一実施例を
図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明装置の基本回路構成を示す回路ブ
ロック図、第2図はこの発明装置の第1実施例のフロー
チャート、第6図(a)はこの発明装置を用いて原稿の
画像データを出力する状態を示す説明図である。
第1図で示すように画像処理装置は、CCD等の撮像物
を有する画像入力部1と、その画像入力部1から入力さ
れる画像データを処理するための画像処理部2と、原稿
(本)Aの浮いた折り目部分X等によって生じる浮き部
分をトリミング処理するトリミング処理部3と、そのト
リミング処理3に指令信号を入力するモード切替部4
と、モード切替部4にて指令された画像データを出力す
る画像出力部5とから概略構成されている。
図で示すように、画像入力部1のCCD6(密着型イメー
ジセンサ)は、画像処理部2の画像データ入力回路7,写
真処理回路8,データ切替回路9,マスク処理回路10を介し
て、画像出力部5のサーマルヘッド11に接続されてい
る。
上記画像データ入力回路6の出力側には、写真処理回
路7と並列に2値化処理回路12が接続され、写真処理回
路7は入力画像データから階調データを、また、2値化
処理回路12は2値データをそれぞれデータ切替回路9に
入力するように構成されている。
上記2値化処理回路12は、トリミング処理部3のDP−
RAM(デュアルポート・ラム)13に2値データを入力す
るように接続され、そのDP・RAM13はCPU14を介してRAM1
5に接続されているとともに、モード切替部4のモード
切替回路16に接続されている。
モード切替回路16には、通常使用される2値データの
出力を選択する通常モードスイッチ16aと写真処理回路
8の階調データの出力をデータ切替回路9に指令して強
制写真データを選択する強制写真モードスイッチ16b
と、マスク処理回路10に対して強制白データの強制信号
の出力を指令する消去モードスイッチ16cとが設けられ
ている。
図中、画像処理部2内の画像クロック17は、画像デー
タの入・出力の際の同期信号を出力するように設けら
れ、画像入力部1のCCD6及び画像出力部5のサーマルヘ
ッド11,ドリミング処理部3のカウンタ18に接続されて
いる。
上記写真処理回路8は、画像データ入力回路7から画
像データが入力されると、その画像データを階調データ
に置き換えてデータ切替回路9に出力するように構成さ
れている。
上記2値化処理回路12は、画像データ入力回路7から
画像データが入力されると、その画像データを白と黒と
に2値化し、そうして得られた2値データをデータ切替
回路9とDP−RAM13に出力するように構成されている。
上記データ切替回路9は、通常2値データをマスク処
理回路10に出力するDP−RAM13から強制写真データの指
令信号が出力されると2値データに換えて写真処理回路
8から出力される階調データをマスク処理回路10へ出力
するように構成されている。
上記マスク処理回路10は、AND回路からなるもので、
通常は2値データを出力しているが、DP−RAM13から強
制白データの指令信号が出力されると、原稿(本)Aの
浮いた黒色2値データ部分を白色に換える信号を割り込
ませて、2値データと白色データを折り込ませた画像デ
ータをサーマルヘッド11に入力するように構成されてい
る。
上記構成のこの本発明装置の第1実施例を第2図のフ
ローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップ100では、原稿Aのプリスキャンが始
まり、本Aの画像データが画像入力部1のCCD6にて読み
込まれ、その読み込まれた画像データが画像処理部2の
画像データ入力回路7に入力される。
そうすると、ステップ101に移行し、ステップ101で
は、画像データ入力回路7から出力される画像データが
2値化処理回路12に入力され、その2値化処理回路12で
2値データに変換される。
次にステップ102では、2値化処理回路12にて2値デ
ータに変換された画像データをカウンタ18の同期信号Co
に合わせてDP−RAM13に取り込んでステップ103に移行す
る。
ステップ103では、CPU14がDP−RAM13に取り込んだ2
値データからなる画像データをCPU14のレジスタに一時
的に読み込み、ステップ104に移行する。
ステップ104では、CPU14のレジスタに読み込まれた画
像データをRAM15に転送し、ステップ105に移行する。
ステップ105では、RAM15に転送されてきた画像データ
をCPU14にて検討し、本Aの折り目部分Xでない、すな
わち、NOと判断されると次のステップ106に移行する。
そこで、ステップ106では、上記画像データをRAM15内
にそのまま入力し、次のステップ108に移行する。
なお、ステップ105では、RAM15内の画像データをCPU1
4が検討し、本Aの折り目部分Xである、すなわち、YES
と判断されると、ステップ107に移行し、RAM15内にその
画像データとともに、強制写真データの強制信号を対に
して保存し、次のステップ108に移行する。
ステップ108では、本Aの全ての画像データが処理さ
れているか否かを判断し、NOであれば再度ステップ105
に戻り上述したステップ106及びステップ107が繰り返さ
れる。
また、ステップ108で本Aの全ての画像データが処理
される。
ここまで、プリスキャンにより画像データをトリミン
グ処理部3に取り込んで処理をする。
全ての画像データが処理されると、次に本スキャンに
移行し、以下の処理が行われる。
まず、ステップ109で原稿Aの本スキャンが始まり、
本Aの画像データが画像入力部1のCCD6にて読み取ら
れ、その画像データが画像処理部2の画像データ入力回
路7に入力される。
次にステップ110では画像データ入力回路7から出力
される画像データが2値化処理回路12に入力され、2値
化処理回路12にて2値データに変換・出力されるととも
に、写真処理回路8にも入力され、階調データに変換・
出力される。
ステップ111では、CPU14に対してモード切替回路16を
介して写真モードスイッチ16bから強制写真データの指
令信号が入力されていない場合には次のステップ112へ
移行する。
ステップ112では、DP−RAM13からデータ切替回路9に
対して何も信号を出力しないで次のステップ113に移行
する。
従ってステップ113では、データ切替回路9は、2値
化処理回路12から出力される2値データのみを終始採用
し、ステップ114では画像出力部5により、本Aの画像
データが、全て2値データにより画像信号を作成するよ
うに処理され、上記画像データの出力の全てが完了し、
ENDとなる。
また、上記ステップ111で写真モードスイッチ16bがON
され、写真モードの指令がCPU14に入力されていると、
ステップ115に移行し、ステップ115では、CPU14がRAM15
より強制写真データの強制信号を取り出し、その信号を
DP−RAM13に対して転送し、ステップ116に移行する。
ステップ116では、DP−RAM13より強制写真データ(折
り目部分を写真)の強制信号をカウンタ18が出力するカ
ウンタ同期信号Coに合わせてデータ切替回路9に出力す
る。
従って、次のステップ117では、データ切替回路9に
より、データ切替えが行われ、本Aの折り目部分Xのみ
写真処理回路8で変換された階調データKoを採用し、そ
の他の部分は2値データを採用する。
そこで、ステップ118に移行し、画像出力部5で本A
の折り目部分Xのみ階調データとして第6図(C)で示
すように、画像信号が生成される。
すなわち、本Aの浮いている折り目部分Xに、例え
ば、第6図(c)に示すように文字「あいうえお」、
「かきくけこ」が表示されて画像出力部5のサーマルヘ
ッド11にて印字・出力され、画像データの出力が完了す
るとENDとなる。
以上の説明から明らかなように、第1実施例のこの発
明装置では、原稿Aの浮いた部分Xであっても、画像入
力部1から入力された画像データについて記録すること
ができ、複写装置や製版装置の複写・製版機能を充分に
発揮し得るほか、従来の2値データによる複写・製版機
能をも選択し得、これにより使用勝手の向上を図ること
ができる。
次に、第3図のフローチャートに基いてこの発明装置
の第2実施例について説明するが、回路ブロック図は第
1実施例で説明した第1図に詳細に説明した構成と同様
なものを用いるのでその説明を省略するとともに、第3
図のフローチャートについてもスタートからステップ10
8のプリスキャン動作及びステップ109,110までは、第1
実施例と同じフローなのでその説明を省略する。
まず、ステップ108で、本Aの全ての画像データが処
理されたか否かをCPU14にて判断し、YESと判断される
と、ステップ109で原稿Aの本スキャンが始まり、本A
の画像データが画像入力部1のCCD6にて読み取られ、そ
の画像データが画像処理部2の画像データ入力回路7に
入力される。
次にステップ110では、画像データ入力回路7から出
力される画像データが2値化処理回路12に入力され、2
値化処理回路12で2値データに変換・出力されるととも
に写真処理回路8にも入力され、階調データに変換・出
力される。
次にステップ200に移行し、そこでモード切替部4か
らの消去モードスイッチ16cがONされているか、すなわ
ち消去指令がCPU14に入力されてなければ、ステップ201
に移行し、ステップ201ではCPU14はDP−RAM13よりなに
も出力制御しない。
そこで、ステップ202に移行し、データ切替回路9はO
Nされず、上記2値化処理回路12から出力される2値デ
ータのみをデータ切替回路9は終始採用する。
そうして、ステップ203では、その2値データに基い
て画像出力部5のサーマルヘッド11が全て2値データに
より本Aの画像を作成し、それが完了するとENDとな
る。
また、上記ステップ200で、消去モードスイッチ6cがO
Nされて、消去モード指令がCPU14に入力されていると、
YESと判断し、CPU14はRAM15より強制白データ(折り目
部分を消去)の強制信号をカウンタ同期信号Coに合わせ
てマスク処理回路10に出力する。
そうしてステップ206では、DP−RAM13からデータ切替
回路9に対してなにもCPU14が出力制御せず、従ってデ
ータ切替回路9はONされないので、データ切替回路9は
2値化処理回路12から出力される2値データのみを終始
採用して、その2値データをマスク処理回路10に対して
出力する。また、次のステップ207では、消去モードス
イッチ16bの指令に基づきCPU14は、DP−RAM13から強制
白データの強制信号をマスク処理回路10に対して出力制
御する。
そこで、マスク処理回路10では、強制白データが出力
されている部分、すなわちマスク部分で強制白データに
より本A折り目部分Xを消去した第6図(d)で示すよ
うな画像を、画像出力部5のサーマルヘッド11にて出力
し、それが完了するとENDとなる。
以上の構成の第2実施例の発明装置によれば、原稿A
の浮いた部分Xを強制的に消去して、従来黒色で表示さ
れていた部分を白色に換えて表示することにより記録用
紙Pに記録された画像が非常に見易く、しかも従来の2
値データによる画像が必要であれば、それも選択するこ
とができ、これにより使用勝手の向上を図ることができ
る。
更に、第4図のフローチャートに基づいてこの発明装
置の第3実施例について説明するが、回路ブロック図は
第1実施例で説明した第1図に基づいて説明したものと
は、消去スイッチ16bのみ用いられる点とデータ切替回
路9からは単に写真処理回路8から出力される階調デー
タKoのみが採用される構成である点が異なるのみで、他
は同等の構成のものを用いるのでその説明を省略すると
ともに、第4図のフローチャートにおいてもスタートか
らステップ108のプリスキャン動作及びステップ109,110
までは第1実施例と同じフローなのでその説明を省略す
る。
まず、ステップ108では、本Aの全ての画像データが
画像入力部1で処理されたか否かをCPU14にて判断し、Y
ESと判断されると、まず、ステップ109で原稿Aの本ス
キャンが始まり、本Aの画像データが画像入力部1のCC
D6にて読み取られ、その画像データ入力回路7に入力さ
れる。
次に、ステップ110で画像データ入力回路7から出力
される画像データが2値化処理回路12に入力され、その
2値化処理回路12で、2値データに変換されるととも
に、写真処理回路8にも入力され、階調データに変換・
出力される。
そこで、次のステップ300に移行し、ステップ300で
は、モード切替部4のモード消去スイッチ16cから消去
モードの指令信号がCPU14に対して出力されているか否
かが判断され、CPU14に消去モードの指令信号が入力さ
れていない、すなわちNOと判断されると次のステップ30
1に移行する。
ステップ301では、DP−RAM13より強制写真データ(折
り目部分を写真)の強制信号を、カウンタ18が出力する
カウンタ同期信号Coに合わせてデータ切替回路9に出力
する。
従って、次のステップ302では、データ切替回路9に
より、データ切替えが行われ、本Aの折り目部分Xのみ
写真処理回路8で変換されて階調データKoを採用し、他
の部分は2値データが採用される。
そこで、ステップ303に移行し、画像出力部5では、
本Aの折り目部分Xのみ階調データKoとして第6図
(C)で示すように、画像信号が生成される。
すなわち、本Aの浮いている折り目部分Xは階調デー
タで処理され、その他は2値データの画像が画像出力部
5のサーマルヘッド11にて印字され、本Aの画像データ
の出力が完了してENDとなる。
また、上記ステップ300で、上記消去モードスイッチ1
6cがONされていて、消去モードの指令信号がCPU14に入
力されていると、YESと判断し、ステップ304に移行す
る。
ステップ304では、CPU14がRAM15により強制写真デー
タ及び強制白データの強制信号を取り出し、その信号を
DP−RAM13に転送しステップ305へ移行する。
ステップ305では、CPU14は、DP−RAM13より強制写真
データ(折り目部分を写真)の強制信号をカウンタ18が
出力するカウント同期信号Coに合わせデータ切替回路9
に出力するとともに、強制白データ(折り目部分を消
去)の強制信号をカウンタ18が出力するカウント同期信
号Coに合せてマスク処理回路10に出力する。
次に、ステップ306では、データ切換回路9によりデ
ータ切替が行なわれ、本Aの折り目部分Xのみ写真処理
回路8で変換されて階調データKoを採用し、他の部分は
2値データが採用される。
そして、ステップ307では、マスク処理回路10で本A
の折り目部分X、すなわち、マスク部分で強制白データ
の強制信号により本Aの折り目部分Xを消去した2値デ
ータを画像出力部5に出力し、画像出力部5のサーマル
ヘッド11にて第6図(d)に示すような、すなわち、本
Aの折り目部分Xについては白色で表示され、その他の
部分については2値データに基づく印字がなされ、サー
マルヘッド11による画像出力が完了するとENDとなる。
以上の構成の第3実施例の発明装置によれば、原稿A
の浮いた部分Xでも画像入力部5から入力された画像デ
ータについては、出力することができ、複写・製版機能
が充分に発揮できる請求項1記載の発明装置の機能と、
原稿Aの浮いた部分を強制的に消去して従来黒色で表示
されていた部分を白色に換えて表示する請求項2記載の
発明装置の機能の両方を併せ持ち、それらを自由に選択
するようにしたもので、これにより使用勝手の一段の向
上を図ることができる。
第5図のフローチャートは、この発明装置の第4実施
例を示すもので、この実施例の回路ブロック図はモード
切替スイッチの機能が異なるのみで他は第1図で示す回
路ブロック図と同等の基本回路構成であるのでその説明
を省略するとともに、フローチャートにおいても第1実
施例とスタートからステップ108のプリスキャン動作及
びステップ109,110までは同じなので、そのステップ部
分の説明を省略する。
まず、ステップ108で、本Aの全ての画像データが画
像入力部1で処理されたか否かをCPU14にて判断し、YES
と判断されると、まず、ステップ109で原稿Aの本スキ
ャンが始まり、本Aの画像データが画像入力部1のCCD6
にて読み取られ、その画像データが画像処理部2の画像
データ入力回路7に入力される。次に、ステップ110で
画像データ入力回路7から出力される画像データが2値
化処理回路12で2値データに変換・出力されるとともに
写真処理回路8にも入力され、階調データに変換・出力
され、ステップ400に移行する。
ステップ400では、モード切替部4のモード消去スイ
ッチ16bがONされ、消去モードの指令信号が入力されて
いるか否かがCPU14にて判断され、モード消去スイッチ1
6bが消去モードの指令信号をCPU14に入力していない、
すなわちNOと判断されれば、ステップ401に移行する。
ステップ401では、今度はモード切替部4の写真モー
ドスイッチ16bがONされているかが確認され、写真モー
ド16bがONされていない場合には、すなわちNOと判断さ
れた場合には次のステップ402に移行する。
ステップ402ではCPU14はDP−RAM13より制御信号を何
も出力しない。
そこで、、次のステップ403に移行し、ステップ403で
は、DP−RAM13より制御信号がデータ切替回路9に対し
て出力されないので、データ切替回路9では2値化処理
回路12から出力される2値データのみを終始採用する。
従って、次のステップ404では、画像出力部5に2値
データのみが入力され、本Aの画像が2値データにより
サーマルヘッド11が画像を印字・出力し、その印字・出
力が完了するとENDとなる。
次に、上記ステップ400で、消去モードスイッチ16cが
ONされ、YESと判断されると、次のステップ405へ移行す
る。
ステップ405では、CPU14がRAM15より強制信号を取り
出しその信号をDP−RAM13に転送し、ステップ406へ移行
する。
ステップ406では、CPU14の出力制御により、DP−RAM1
3より強制白データ(折り目部分を消去)の強制信号
を、カウンタ18が出力するカウント同期信号Coと合わせ
てマスク処理回路10に出力し、ステップ407に移行す
る。
そこで、ステップ407では、マスタ処理回路10が2値
化処理回路12が出力する2値データのみを採用し、ステ
ップ408へ移行する。
従って、ステップ408では、本Aの折り目部分、すな
わちマスク部分で強制白データにより本の折り目部分X
を消去したすなわち白色で表示した画像が画像出力部5
のサーマルヘッド11から出力され、それが完了するとEN
Dとなる。
更に、上述したステップ401で、写真モードスイッチ1
6bがONされ、写真モード指令CPU14に入力されている
と、YESと判断され、ステップ409に移行する。
ステップ409では、CPU14の制御によりRAM15から強制
写真データの強制信号を取り出し、DP−RAM13にその取
り出した強制信号を転送し、ステップ410に移行する。
ステップ410では、CPU14の制御によりDP−RAM13から
強制写真データ(折り目部分を写真)の強制信号をデー
タ切替回路9に対して出力し、ステップ411に移行す
る。
ステップ411では、データ切替回路9が強制写真デー
タの強制信号に基づいて本Aの折り目部分Xのみ写真処
理回路8から出力される階調データKoを採用し、他の部
分については2値データを採用して、その信号を画像出
力部5に出力すると、次のステップ412に移行する。
従って、ステップ412では、画像出力部5に入力され
た上記信号に基づいて、サーマルヘッド11が本Aの折り
目部分Xのみ階調データKo、他は2値データの画像を印
字し、それが完了するとENDとなる。
この第4実施例によれば、モード切替部4の3つのス
イッチのいずれかを選択して操作すれば所望する画像の
記録を得ることができる。
すなわち、通常モードで本Aの2値データの画像を選
択したい場合には、通常モードスイッチ16aを、ONする
と簡単に第6図(b)に示すような従来と同様な2値デ
ータによる画像が出力できる。
また、写真モードスイッチ16bを選択すれば、第6図
(c)に示すような本Aの折り目部分の浮いている部分
でCCD6にて画像データとして入力された部分が、例えば
「あいうえお」,「かきくけこ」というように画像が記
録されて出てくるので従来判読できなかった黒色の部分
を判読できることになる。
更に、消去スイッチ16cを選択すれば、第6図(d)
に示すように、本Aの折り目部分Xが破線内で示すよう
に白色に置き換えられて画像記録されるので非常に見易
いものとなる。また、このように多機能であるため、使
い勝手の面で一層優れることになる。
《発明の効果》 以上説明してきた構成より明らかなように、上記各請
求項に係るこの発明装置は、それぞれ下記に示す効果を
有する。
まず、請求項1記載のこの発明装置によれば、原稿の
浮いた部分であっても、写真処理手段にて階調データと
して出力し、その浮いた部分の記録を可能にする写真処
理手段と、従来用いられている2値化処理手段とを有
し、それら両記録機能のうちいずれかを選択するモード
切替手段をも備えた構成のため、モード切替手段で原稿
の浮いた部分の記録機能を選択する場合には、原稿の浮
いた部分でも画像入力部から入力された画像データにつ
いて記録することができ、かつ、従来の記録機能を選択
したい場合はそのモードを選択すると従来の記録機能に
よる記録物を得ることができる。
また、上記構成の請求項2記載の発明装置では、従来
の2値化回路による2値データの出力回路と、原稿の浮
いたエリア部分については、強制なく消去して白色に変
換するモード切替手段と、そのモード切替手段から入力
される指令信号に基づいてそのエリア部分については白
色に変換する信号データを出力するマスク処理手段を備
えた構成であるため、原稿の浮いた部分について白色コ
ピーした場合には、モード切替手段を操作するだけで、
原稿の浮いた部分を消去し、そのエリア部分だけを白色
で表示し、見易い記録物を得ることができる。
更に、請求項3記載の発明装置では、原稿の浮いた部
分であっても、画像入力部から入力される画像データに
ついては階調データとして出力し、その浮いた部分のコ
ピーを可能にする写真処理手段と、原稿の浮いた部分を
消去して白色に変換するマスク処理手段と、上記写真処
理手段と原稿の浮いた部分を白色に変換する消去モード
を選択できるモード切替部とを備えた構成のため、モー
ド切替部を操作するだけで原稿の浮いた部分の従来見え
なかった画像について記録したり、あるいは、原稿の浮
いた部分について白色にして見易くすることもできる。
次に請求項4記載の発明装置では、従来の2値化処理
手段の他に、請求項1記載の写真処理手段および請求項
2記載のマスク処理手段を自由に選択できるモード切替
部を備えた構成のため、モード切替手段を操作すること
により、従来の2値データによる記録、原稿が浮いて従
来は見えなかった部分をも画像表示した記録物、原稿の
浮いた部分については白色で表示し見易くした記録物と
いうように多機能の記録が可能になって一層使い勝手が
向上する等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の基本回路構成を示す回路ブロッ
ク図、第2図はこの発明装置の第1実施例を示すフロー
チャート、第3図はこの発明装置の第2実施例を示すフ
ローチャート、第4図はこの発明装置の第3実施例を示
すフローチャート、第5図はこの発明装置の第4実施例
を示すフローチャート、第6図(a)はこの発明装置を
用いて原稿の画像データを出力する状態を示す説明図、
第6図(b)〜(d)は、それぞれこの発明装置のモー
ド切替スイッチを操作して得られる画像データの出力状
態を示す説明図、第7図(a)は従来装置で本の画像デ
ータを出力する状態を示す説明図、第7図(b)は従来
装置で本を2値データにより出力した時の出力状態を示
す説明図である。 A……原稿(本) 1……画像入力部 6……CCD撮像部 8……写真処理回路 9……データ切替回路 10……マスク処理回路 12……2値化処理回路 13……DP−RAM(第1の記憶手段) 14……CPU(入・出力制御手段) 15……RAM(第2の記憶手段) 16……モード切替回路 16a……通常モードスイッチ 16b……写真モードスイッチ 16c……消去モードスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−213670(JP,A) 特開 昭63−249869(JP,A) 特開 昭62−27728(JP,A) 特開 平1−236771(JP,A) 特開 昭61−125282(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 H04N 1/40 - 1/409

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿に描かれている画像を入力するための
    CCD等の撮像手段を有する画像入力部と、 上記画像入力部から出力される画像データを入力し、そ
    の画像データを階調データとして出力する写真処理手段
    と、 上記写真処理手段に並列となるように上記画像入力部の
    出力側に接続され、画像入力部から入力された画像デー
    タを2値化する2値化処理手段と、 上記2値化処理手段から出力される2値データを記憶し
    ておくための第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された2値データ中の原稿の
    折り目部分を強制信号として記憶するための第2の記憶
    手段と、 上記写真処理手段の出力側と2値化処理手段の出力側に
    接続され、上記強制信号が入力されたときのみ、上記写
    真処理手段から出力される階調データを選択・出力する
    データ切替手段と、 上記原稿の折り目部分を2値データとして出力する通常
    モードか、階調データとして出力する強制写真モードか
    を選択するモード切替手段と、 を有し、 プリスキャン時に、上記2値データが折り目部分である
    か否かを判断し、折り目部分と判断した場合は該折り目
    部分を上記強制信号として上記第2の記憶手段に記憶せ
    しめ、 本スキャン時に、上記モード切替手段によって強制写真
    モードが選択されていたときは、上記強制信号を上記2
    値データ及び階調データと同期して上記データ切替手段
    に出力し、折り目部分を階調データで出力する入・出力
    制御手段、 を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像入力部、写真処理手
    段、2値化処理手段、第1の記憶手段、第2の記憶手段
    及びデータ切替手段を有する画像処理装置であって、 上記2値化処理手段の出力側に接続され、上記強制信号
    が入力されたときのみ、上記2値化処理手段から出力さ
    れる2値データを白色消去データで出力させるマスク処
    理手段と、 上記原稿の折り目部分を階調データとして出力する強制
    写真モードか、白色消去データとして出力する消去デー
    タモードかのモード切替ができるモード切替手段と、 を有し、 プリスキャン時に、上記2値データが折り目部分である
    か否かを判断し、折り目部分と判断した場合は該折り目
    部分を上記強制信号として上記第2の記憶手段に記憶せ
    しめ、 本スキャン時に、上記モード切替手段によって強制写真
    モードが選択されていたときは、上記強制信号を上記2
    値データ及び階調データと同期して上記データ切替手段
    に出力し、折り目部分を階調データで出力する第1の入
    ・出力制御手段と、 上記モード切替手段で消去データモードが選択されてい
    たときは、上記強制信号を上記2値データと同期して上
    記データ切替手段に出力し、折り目部分の2値データを
    白色消去データで出力するする第2の入・出力制御手段
    と、 を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像入力部、写真処理手
    段、2値化処理手段、第1の記憶手段、第2の記憶手
    段、データ切替手段及びマスク処理手段を有する画像処
    理装置であって、 上記原稿の折り目部分を2値データとして出力する通常
    モードか、階調データとして出力する強制写真モード
    か、白色消去データとして出力する消去データモードか
    のモード切替ができるモード切替手段、 を有し、 プリスキャン時に、上記2値データが折り目部分である
    か否かを判断し、折り目部分と判断した場合は該折り目
    部分を上記強制信号として上記第2の記憶手段に記憶せ
    しめ、 本スキャン時に、上記モード切替手段で通常モードとさ
    れた場合は、折り目部分の2値データをそのまま出力さ
    せる第1の入・出力制御手段と、 上記モード切替手段によって強制写真モードが選択され
    ていたときは、上記強制信号を上記2値データ及び階調
    データと同期して上記データ切替手段に出力し、折り目
    部分を階調データで出力する第2の入・出力制御手段
    と、 上記モード切替手段で消去データモードが選択されてい
    たときは、上記強制信号を上記2値データと同期して上
    記データ切替手段に出力し、折り目部分の2値データを
    白色消去データで出力する第3の入・出力制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像処理装置。
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