JPH0357374A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0357374A
JPH0357374A JP1193097A JP19309789A JPH0357374A JP H0357374 A JPH0357374 A JP H0357374A JP 1193097 A JP1193097 A JP 1193097A JP 19309789 A JP19309789 A JP 19309789A JP H0357374 A JPH0357374 A JP H0357374A
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JP
Japan
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chromatic
achromatic
signal
determination
threshold
Prior art date
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JP1193097A
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English (en)
Inventor
Takashi Suzuki
隆史 鈴木
Yoichi Takaragi
宝木 洋一
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画素毎に有彩色であるか無彩色であるかを判定
する機能を有する画像処理装置に関するものである。
〔従来の技術〕
画像を読み取って有彩色か無彩色かを判定する装置の従
来例を、第2図に示すブロック図に従って説明する。
まず、例えばCODなどの画像読取素子101を用いて
、画像をCODIOIの画素単位でRed, Gree
n,Blue (以後R,  G,  Bと略す。)の
図示しないフィルタを用いてR, G, Bに色分解さ
れた信号として読み取る。
色分解されたR′信号102、G′信号103、B′信
号104はそれぞれA/D変換器105によって例えば
8bitのデイジタル信号に変換され、R信号106、
G信号1.07、B信号108になる。
R信号106、G信号107, B信号108は、それ
ぞれMin (R, G, B)生成回路109とMa
x(R,G,  B)生成回路110に入る。Min 
(R, G,  B)生成回路109は、R信号106
、G信号107、B信号108の中で最も小さな値を選
んで出力する回路で、Max (R, G, B)生成
回路110は、R信号106、G信号107、B信号1
08の中で最も大きな値を選んで出力する回路である。
Min (R, G, B)生威回路109からの出力
信号であるMin (R, G, B)信号111とM
ax(R,G,3)生成回路110からの出力信号であ
るM a x(R., G, B)信号112は、有彩
/無彩判定部113に入り、判定基準となる。
ある白黒原稿を読み取った時のMax (R,  G,
B)とMjn (R, G, B)の2次元分布は例え
ば第3図(a)の斜線部のようになる。同図中のMin
(R,G,  B) =Max (R, G, B)の
直線上が無彩色であり、Cの矢印方向に行くほど黒に近
づき(同図中の原点Min (R, G, B) =M
ax (R, G, B) =0の時が理論上の完全な
黒)、Dの矢印方向に行くほど白に近づく。理想的には
白黒原稿を読み取った場合は、Min (R, G, 
B) =Max (R, G, B)の直線上のみに分
布するはずであるが、実際には、例えば斜線部のように
、直線Min (R, G, B) =Max(R, 
G. B)と曲線Qにはさまれた領域の様な分布となる
そして、原稿中に有彩色が増えるほど、分布は同図中の
F方向に広がり、例えば直線Min(R,G, B) 
=Max (R, G, B)と曲線Pにはさまれた領
域になる。
ゆえに、読み取った画素が有彩色であるか、無彩色であ
るかを判定するためには、有彩/無彩判定部113にお
いて実験的に(数々の原稿のデータを基に)決めたしき
い値曲線に従って、判定しきい値テーブル(ROMテー
ブル)115として用意しておく。
例えば、R信号106、G信号107、B信号108が
それぞれ8bitであるとすると、Min (R,  
G,B)信号1111Max (R, G, B)信号
112も8bitであり、合わせて16bit入力のテ
ーブルをメモリ内に用意しておき、直線Min (R,
 G, B) =Max(R, G, B)としきい値
曲線にはさまれた領域を無彩色領域とし、その領域に該
当するメモリのアドレスに0を書いておき、他のアドレ
スには1を書いておけば、Min (R, G, B)
信号111の8bitとMax (R, G,  B)
信号112の8bitで指定したアドレスのメモリ内容
が0なら無彩色、lなら有彩色と判定できる。そしてそ
の結果により有彩/無彩判定信号114を出力する。
前記有彩/無彩判定信号により、例えば無彩判定の部分
は黒単色でプリントし、有彩判定の部分は4色(Y, 
M, C, K)プリントをすることにより、明瞭なコ
ピーを得る技術が本出願人により提案されている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかし上記従来例のように、実験的に求めたしきい値曲
線を用いて判定する方法では、すべての場合で誤判定し
ないようにする事は、非常に困難である。
例えば、白黒原稿で用いられている黒インク、又はコピ
ーでの黒トナーはメーカーや国によってそれぞれ異なり
、用紙の白さも同様に異なる。また、原稿読取装置の機
械的なバラッキや温度や湿度などの環境の差などによる
読み取りの誤差などもあり、これらの要因によって、誤
判定を生じることがあった。
かかる誤判定は、例えば黒文字周辺部の色にじみなど、
画質劣化の要因となっていた。
そこで、本発明は上記従来技術の欠点を除去し、画質を
良好に再現することのできる画像処理装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本発明の画像処理装置は、原
稿を読み取り色成分信号を出力する読取手段と、前記色
成分信号に基づき前記原稿の有彩/無彩を所定の判定基
準により判定する判定手段と、前記判定手段の前記判定
基準を変更する手段とを有することを特徴とする。
〔作用〕
上記構成において前記判定手段は前記読取手段により出
力された色成分信号に基づき読み取り原稿の有彩/・無
彩を所定の判定基準により判定し、前記判定基準変更手
段は該判定基準を変更する。
〔実施例〕
え豊1ユ 第1図(a)は、本発明の第1の実施例のブロック図で
ある。
画素読取素子101からのR, G, Bに色分解され
た信号R′信号102、G′信号103、B′信号10
4は、A/D変換器105でA/D変換され、例えばそ
れぞれ8bitのR信号106、G信号107、B信号
108となる。
R信号106、G信号107、B信号108はそれぞれ
Min (R, G, B)生成回路109とMax(
R,G, B)生成回路110に入り、Min (R,
 G, B)信号111とMax (R, G, B)
信号112が生成される。
Min (R, G, B)信号111とM a x 
( R + G!B)信号112は有彩/無彩判定部1
13に入り、従来例で述べた手順で、有彩/無彩色を判
定し、有彩/無彩判定信号114を出力する。
この判定で用いる判定しきい値テーブル115の内容は
ユーザーが頻繁に使ういくつかの原稿を基準原稿として
、あらかじめ読み取っておき、読み取ったデータに基づ
いて自動的に書き換えることが出来る。即ち、判定しき
い値テーブルとして書き換え可能なテーブルを用いるこ
とで、しきい値を変更することができる。
判定しきい値テーブル115の内容の書き換え操作は、
以下の通り行われる。まず、図示しない操作部で指示す
ることに゛よりテストモードに入り、テストモードに入
ったという情報を操作部から有彩/無彩判定パラメータ
生成部117にテストモード信号116として送り、上
記の原稿の読み取り結果に基づき、有彩/無彩判定パラ
メータ生成部117が最適なしきい値曲線を作り、判定
しきい値テーブル115の内容を自動的に書き換える。
118,  119,  120は、それぞれ判定パラ
メータ生成部117がしきい値テーブル115の内容を
書き換える時のライトイネーブル信号WE*とアドレス
信号ADHとデータ信号DATAである。以上の手順を
第3図(b)のフローチャートに示す。
上述のように、本実施例では読み取った基準原稿の情報
に基づき有彩/無彩の判定のためのしきい値テーブルを
自動的に書き換えられるようにした。その結果、ユーザ
ーごとの原稿で使われている黒インク、黒トナーの特性
の違い、または用紙の白さの特性の違い、さらに原稿読
取装置の機械的なバラツキや温度、湿度などの環境の違
いによる読み取り誤差を吸収することが可能になり、有
彩色か無彩色かの誤判定をユーザーごとに最小にできる
ようになった。
第l図(b)は上記第1の実施例の変形例である。
第l図(b)において、130は操作部であり、116
’はしきい値データである。上述の実施例では判定パラ
メータ生成部は原稿読み取り結果に応じて判定しきい値
データを自動的に書き換えることとしたが、本実施例で
は以下の様にマニュアルで判定しきい値を書き換える。
まず、CODIOIにより基準原稿を読み取り通常の画
像形成処理により画像出力を行う。そしてオペレータが
出力画像に応じて所定の判定しきい値データl16′を
操作部130からパラメータ生成部117に入力する。
本発明を適用した画像処理装置の全体構成図を第1図(
c)に示す。第l図(c)において101から108は
第l図(a)と同様であり、140は上述の有彩/無彩
の判定を行う判定部、150は有彩/無彩判定信号11
4に応じて所定の画像処理、画像出力を行う画像処理・
出力部である。ここで画像処理・出力部150は、例え
ば有彩/無彩判定信号114に基づき画素毎の有彩/無
彩の数をカウントし、無彩色のみの原稿に対してはカラ
ー画像形成動作を行わず単色プリントするなど画像処理
・出力動作を切り換える。また黒文字に対しては黒トナ
ーのみであるいは線数を高くして高解像度の黒トナーで
像形成することもできる。
及施1」 実施例1で説明した有彩/無彩判定部113においての
、有彩色か無彩色かの判定を第4図のように、複数の直
線をしきい値として用いる事により、より簡易かつ低価
格で回路を構威できる。
第4図では、しきい値直線は、K, L,  Mであり
しきい値を変える場合は、例えばそれぞれの直線の傾き
が一定であれば、判定しきい値テーブル115に書き込
まれたk,  j!,  mの値を書き換えるだけで良
くなる。
例えば、それぞれの直線が K : Min (R, G, B) := ’/2 
[Max (R, G, B) −klL : Min
 (R, G, B) == Max (R, G, 
B) −1M : Min (R, G, B) = 
2 [Max (R, G, B) −mlの場合は、
第4図の斜線部の無彩色領域は、2 (Min (R,
 G, B)l > Max (R, G, B) −
k  かっMjn (R, G, B) > Max 
(R, G, B) − 1  かっMin (R, 
G, B) > 2 [Max (R, G, B) 
−mlを満たす領域である。
これに基づいた有彩/無彩判定回路が第5図である。5
01, 502, 503は減算器、504, 505
, 506はコンバレータ、507はANDゲートであ
る。有彩/無彩判定信号114は、無彩色と判定された
時lに、それ以外の時にOとなる。
本実施例によれば、判定しきい値テーブルを簡素化でき
、また判定しきい値の書き換えも容易になる。
え鳳1』 実施例工で説明した有彩/無彩判定部113においての
、有彩色か無彩色かの判定を第6図のように、楕円をし
きい値として用いる事により、簡易かつ低価格で回路を
構成できる。
第6図の斜線部は、 J= [Max(R,G,B) +Min(R,G,B
)−a)2Xβ十(Max (R, G, B) −M
in (R, G, B)l” X 7で計算された値
が、しきい値Jthより小さくなる領域であり、無彩色
と判定されるべき領域である。
これを回路で構成したのが、第7図であり、70l,7
08は加算器、702, 703は減算器、704, 
705は二乗器、706, 707は乗算器、709は
コンパレー夕であり、有彩/無彩判定信号114は無彩
色と判定された時lに、それ以外の時には0になる。そ
して、判定条件は、判定しきい値テーブル115に書き
込まれた、α,β,γ, Jthの値を書き換えるだけ
で良い。
笈施E』 実施例lと同様の構成において、基準原稿として無彩限
度原稿を用いて有彩/無彩を判定する為のしきい値曲線
を決定する。ここで、無彩限度原稿とは無彩色と判定し
たい色でしかも彩度をできる限り上げた色を配列したチ
ャートである。例えば、無彩限度原稿として白黒原稿を
読み取った時のM a x(R,  G, B)とMi
n (R, G, B)の2次元分布が第8図の曲線V
とMax (R, G, B) =Min (R,G,
  B)にはさまれた領域となったとすると、M a 
x(R, G, B)とMin (R, G, B)の
値が、その領域内に入る画素は無彩色と判定し、それ以
外の場合の画素は有彩色と判定する。
このように基準原稿として無彩限度原稿を用いることに
より、Max (R,  G,  B) −Min (
R+G, B)の2次元空間における無彩限度曲線Vを
得、これに基づきしきい値曲線Wが求められ、判定しき
い値テーブル115の内容を適切に定めることができる
及嵐1』 実施例1と同様の構成において、基準原稿として有彩限
度原稿を用いて有彩/無彩を判定する為のしきい値曲線
を決定する。
例えば、有彩限度原稿として有彩色と判定したい色で、
しかも彩度をできるかぎり落とした色のチャートを用い
る。第8図の閉曲線S, T, Uは、それぞれその様
な色3つのMin (R, G,  B)とMax (
R,  G+  B)の分布である。この分布を基にし
きい値曲線Wを求め、曲線WとMin (R, G.B
)=Max (R,G,B)にはさまれた領域にMin
(R, G, B)とMax (R, G, B)の値
が入る画素は無彩色と判定し、それ以外の場合には有彩
色と判定する。
このように基準原稿として有彩限度原稿を用いることに
より、Max (R,G,B) 一Min (R,G,
 B)の2次元空間における有彩限度曲線をS,T, 
 Uを得、これに基づきしきい値曲線Wが求められ、判
定しきい値テーブル115の内容を適切に定めることが
できる。
友嵐1』 実施例1と同様の構成において、実施例4で述べた無彩
限度原稿と実施例5−で述べた有彩限度原稿の両方を基
準原稿として用いる。
例えば実施例4で述べた様に、無彩限度原稿を読み取っ
た時の分布が第8図の曲線VとMin(R,G, B)
 =Max (R, G, B)にはさまれた領域であ
り、実施例5で述べた様に有彩限度原稿から求められた
しきい値曲線が曲線Wであるとする。
そして、曲線VとMin (R, G, B) =Ma
x (R,G, B)にはさまれた領域にMin (R
, G, B)とMax (R,  G,  B)の値
が入った画素は無彩色と判定し、曲線WとMin (R
, G, B) =Max (R,G, B)にはさま
れた領域以外の領域にMin(R,G, B)とMax
 (R, G,  B)の値が入った画素を有彩色と判
定する。
曲線Vと曲線Wにはさまれた領域、つまり第8図の斜線
部の領域にMin (R, G, B)とMax(R,
G, B)の値が入った場合には、周辺の画素の情報を
用いて判定する。例えば、その様な注目画素が第9図中
の斜線の画素であるとする。そして、その周辺3×5の
範囲の画素には同図の様に有彩色画素が8個、無彩色画
素が6個で、有彩色画素の方が多かったとすると、注目
画素も有彩色であると判定する。逆に無彩色の方が多か
った場合には、無彩色であると判定する。
なお、周辺画素の情報は、第1図には図示していない例
えば3ライン分の画像データのバツファメモリを設ける
ことにより容易に得る事ができる。
また、上記マトリックスサイズは3×5に限らず、3×
3、5×5など自由に定めることができる。
炙鳳11 第10図は本発明の第7の実施例を説明する図面である
第lO図において、lOlから115の構成、機能は実
施例1と同様なのでその説明は省略する。116は制御
部117と操作部125をつなぐバス、121は有彩/
無彩判定部113と外部記憶装置122をつなぐデータ
パス、123は外部記憶装置122のデータを読むため
のりードイネーブル信号、124は操作部125から有
彩/無彩判定部113に入力されるパラメータセレクト
信号、126は制御部117が外部記憶装置122にし
きい値データを書き込むためのアドレス・データパスで
ある。
本実施例は、有彩/無彩判定で用いるしきい値として、
例えばユーザーがよく使う第14図のような原稿を読み
取りこれに応じたしきい値を求め外部記憶装置に記憶し
ておき、必要に応じてこのしきい値を読み出して有彩/
無彩判定部113のテーブル115にセットするもので
ある。
即ち本発明は、有彩/無彩判定のためのしきい値を自由
に設定し、外部記憶装置に記録し、用いる事ができる手
段を設ける事により、有彩/無彩の誤判定をユーザーご
と、原稿ごとにより少なくしたものである。
まずオペレータは判定しきい値書き込みモードを操作部
125により設定し、外部記憶装置122への書き込み
モードに入ったという情報は操作部125から制御部1
17にバス116を介して送られる。CODIOIから
の原稿の読み取り結果に基づ( Min (R, G,
B)信号111、Maw (R, G, B)信号11
2に応じて制御部117は最適なしきい値曲線を作り、
アドレス・データバス126から外部記憶装置122に
データを自動的に書き込む。
第11図は操作部125の例を示す図である。
第11図において、802はリターンキー、803はコ
ピースタートキー、804は液晶タッチパネルディスプ
レイ、805は有彩/無彩判定しきい値番号選択キー、
806は書き込みモードキー、807はしきい値番号選
択キー805により選択されたしきい値番号を表示した
もの、808は書き込み動作のフローを開示するための
OKキー、122は外部記憶装置の一例であるICカー
ドである。なお、この外部記憶装置は光カード、穴あき
カード、磁気カード、フロッピーディスクなどであって
もよい。
上記構威における処理手順を第12図のフローチャート
と本発明を複写機の原稿読取装置として用いた場合の操
作部の図である、第11図を用いて説明する。第12図
のフローチャートは、マイクロプロセッサ、ROM,R
AMで構成される第lO図の制御部117のマイクロプ
ロセッサに関する処理流れ図である。第11図に示す操
作部125の書き込みモードキー806を押して外部記
憶装置122へのしきい値書き込みモードに入る。する
と、タッチパネルディスプレイ804の画面が第11図
の様になる。書き込みモードキー806が押されると、
第10図の制御部117ヘバス126を介してその情報
が操作部125から送られる。そして、第12図のステ
ップ1101で書き込みモードキー信号が1になるとス
テップl102に移る。基準原稿を図示していない原稿
台へ置きしきい値番号がしきい値番号選択キー805で
選択されると、そのしきい値番号がしきい値番号表示部
807に表示される。第11図のOKキー808が押さ
れるとステップ1102から1103に移り、このしき
い値番号の情報はバス116を介して制御部117へ迫
られる。このしきい値番号は、外部記憶装置122への
しきい値の書き込みのアドレスを決める為のものである
次にステップ1l04に移り、基準原稿の読み取り動作
に入り、その読み取り結果に基づき、第10図の制御部
117がしきい値を生威し、第10図の外部記憶装置1
22に書き込む。
一度外部記憶装置122にしきい値を記録させておけば
、次からは操作部125からそのしきい値を選択すれば
良い。
第13図は、通常のコビーモードの時の操作部の表示で
あり、しきい値番号選択キー805でしきい値を選ぶと
、そのしきい値番号は、しきい値番号表示807に表示
される。そして、copyキー803が押されると、選
択されたしきい値番号の情報が第10図の制御部117
からパラメータセレクト信号124として有彩/無彩判
定部113へ出力される。
有彩/無彩判定部113は、パラメータセレクト信号1
24に応じたアドレスに記録されたしきい値の値を用い
て入力画像の有彩/無彩を判定する。
つまり、本実施例によれば判定しきい値テーブル115
に記録されたデフォルトのしきい値と、外部記憶装置1
22に記録されたしきい値とを選択的に用いる事ができ
る。
なお実施例7で説明した第1図の有彩/無彩判定部11
3においての、有彩色か無彩色かの判定を第4図のよう
に複数の直線をしきい値として用いる事により簡易に回
路を構威できるのは実施例2と同様である。
第4図では、しきい値直線はK, L, Mであり、し
きい値を変える場合は、例えばそれぞれの直線の傾きが
一定であれば、外部記憶装置122にはk,1,mの値
を書き込むだけで良い。
例えば、それぞれの直線が K : Min(R, G* B) = ’A (Ma
x (RT G+ B) −klL : Min (R
, G, B) = Max (R, G, B) −
 1M : Min (R, G, B) = 2 [
Max (R, G. B) −mlの場合は、第4図
の斜線部の無彩色領域は、2 [Min (R, G,
 B] > Max (R, G, B) −k  か
つMin (R, G, B) > Max (R, 
G. B) − j’  かつMtn (R, G, 
B) > 2 [Max (R, G, B) 一ml
を満たす領域である。
これに基づいた有彩/無彩判定回路が第5図である。5
01, 502, 503は減算器、504, 505
, 506はコンバレー夕、507はANDゲートであ
る。有彩/無彩判定信号114は無彩色と判定された時
lに、それ以外の時にOとなる。
上記の構威では、外部記憶装置の記憶容量はさほど大き
い必要がない為、ICカード、光カード、穴ありカード
、磁気カードなどの小型の記憶媒体を用いる事が可能と
なる。その場合、カードさえ持っていれば他の機械にお
いても自分の設定したしきい値を用いる事ができる。
また実施例7で第10図の説明した有彩/無彩色判定部
113においての、有彩色か無彩色かの判定を第6図の
ように楕円をしきい値として用いる事により安価に回路
を構成できるのは第3の実施例と同様である。
第6図の斜線部は、 J=  (Max(R,G,B) +Min(R,G,
B)−a12Xβ+ (Max (R, G, B) 
−Min (R, G, B)]” X 7で計算され
た値が、しきい値Jthより小さくなる領域であり、無
彩色と判定されるべき領域である。
これを、回路で構成したのが第7図であり、70l,7
08は加算器、702, 703は減算器、704, 
705は二乗器、706, 707は乗算器、709は
コンパレー夕であり、有彩/無彩判定信号114は無彩
色と判定された時lに、それ以外の時にはOになる。そ
して、判定条件は、外部記憶装置122に書き込まれた
α,β,γ,  Jthの値を用いるだけでいい。
友嵐1』 実施例7と同様の構成において、外部記憶装置122の
内容を手動(マニュアル)で細かく設定する事によって
、よりユーザーの好みに合った細かい対応が可能となる
第15図は、実施例7で説明した第11図と同様に本発
明を複写機の原稿読取装置として用いた場合の操作部の
例である。122は外部記憶装置のICカードである。
802はリターンキー、803はコピーキー、804は
タッチパネルディスプレイ、805はしきい値番号選択
キー、806は書き込みモードキー807はしきい値番
号表示、808はOKキーである。
次にマイクロプロセッサROM,RAMで構成される第
lO図の制御部117のマイクロプロセッサに関するフ
ローチャート第16図に基づいて、処理手順を説明する
。まずステップ901で書き込みモードキー806が押
され、書き込みモードキー信号が1になった情報をバス
116を介して制御部117が受けると、ICカードへ
のしきい値書き込みモードに入る。操作部125のしき
い値番号選択キー805でしきい値番号が選択され、そ
の番号がしきい値番号表示807に表示される。
次に、実施例7で述べたk,  Ii,  mの値が全
て設定され、OKキー808が押されて、制御#117
へ入るOKキーオン信号が1になると、ステップ902
から903,904に移りしきい値番号としきい値のデ
ータをバス116を介して受けとる。そしてステップ9
05で外部記憶装置にしきい値データを書き込む。
以上の様に本発明の第7,第8の実施例によれば、有彩
/無彩の判定のしきい値を外部記憶装置に記録し、用い
る事により、ユーザーの好みや原稿に対して細かく対応
した判定が可能となる。
なお、上述の原稿読取装置の機械的なバラツキは例えば
以下に述べる3ラインセンサを有する画像読取装置など
で起こり易い。第17図は3ラインセンサを有する画像
読取装置の一例の構成図である。
第17図において、l401はカラーセンサIC本体、
1402はRラインセンサ、1403はGラインセンサ
、l404はBラインセンサ、l405は第3反射ミラ
ー、1406は第2反射ミラー、l407は第1反射ミ
ラー、1408は原稿板ガラス、l409は原稿圧板、
1411は原稿を露光する照明ランプ、l412は結像
レンズ、1410は読み取り装置本体である。原稿は図
中矢印方向に走査される。
3ラインセンサ部1401〜!404を拡大したのが第
18図である。
第11図において、1301はR(レッド)ラインセン
サ、l302はG(グリーン)ラインセンサ、l303
はB(ブルー)ラインセンサ、l304はカラーセンサ
IC本体である。
ラインセンサ間の間隔は180μm1センサ画素幅は1
0μmであり、それぞれのラインセンサの読み取り位置
がずれているので、これを補うための遅延メモリが必要
である。
次に、読み取り装置の模式図を第19図に示す。
1601は原稿、1602は原稿1601を照らすラン
プ、l603はミラー、1604はミラー1 603に
より反射された原稿からの光を受光素子である3ライン
センサl605に結像させるレンズ、1606は画像処
理部である。
このような3ラインセンサにおいては、各色成分信号を
読み取るラインセンサが原稿上の異なるラインを読み取
るので、例えばミラー1405,  1406,l40
7を駆動するモーターの振動等の影響で、微妙な色ずれ
を生じ、それが黒文字周辺の色にじみを起こさせるなど
、画質の低下につながっていた。本発明は、このような
原稿読取装置の機械的なバラツキにも対処しようとする
ものである。
なお、上述の実施例では、3ラインセンサで読み取る場
合について説明したが、R, G,  Bの順にフィル
タの並んだモザイク型ラインセンサあるいはR,  G
,  B, G,  R,  G,  B, Gの順に
フィルタの並んだラインセンサなと他の読取手段であっ
てもよい。
以上説明した様に、本発明の実施例によれば原稿で用い
られている黒インクやコピーで使われている黒トナーの
メーカー、国ごとの特性の違い、または用紙の白さの特
性の違い、さらに原稿読取装置の機械的なバラツキや温
度、湿度などの環境の差などによる読み取りの誤差など
、様々な要因による、有彩色か無彩色かの誤判定を最小
にすることができる。
なお、上述の実施例1〜6においてはテストモードにて
基準原稿を読み込ませ、判定しきい値テーブル115の
内容を判定パラメータ生成部117からの信号に基づい
て書き換えることにより適切なしきい値テーブルを得て
いたが、あらかじめトナー特性、紙の特性、温度、湿度
などの様々な条件下におけるしきい値のテーブルを複数
用意し、これをセレクトすることにより最適のしきい値
を選択できるようにしても良い。
また、実施例7,8のようにその各条件下のしきい値テ
ーブルの内容をそれぞれ記憶したICカード等の外部記
憶装置を用いて、各条件におけるテーブルを作成するこ
ともできる。
本発明はカラーレーザープリンタ、カラー熱転写プリン
タ、カラーインクジェットプリンタ等の様々なカラー画
像処理装置に適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、画素毎の有彩/無
彩の判定誤差の少ない良好な画像を再現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を表わすブロック回路図
、 第2図は従来例を表わすブロック回路図、第3図は有彩
/無彩の判定の原理等を示す図、第4図は本発明の第2
の実施例の原理図、第5図は本発明の第2の実施例の回
路構成図、第6図は本発明の第3の実施例の原理図、第
7図は本発明の第3の実施例の回路構成図、第8図は本
発明の第4. 5. 6の実施例の原理図、第9図は本
発明の第6の実施例の原理図、第10図は本発明の第7
の実施例のブロック回路図、 第11図は操作部の外観図、 第12図はしきい値書き込みのフローチャート、第13
図は複写機の操作部の外観図、 第14図は原稿の例を示す図、 第15図はマニュアル入力時の操作部外観部、第16図
はしきい値書き込みのフローチャート、第17図は画像
読取装置の断面図、 第18図は3ラインセンサの構威図、 第19図は原稿読み取りの説明図である。 101 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・画
像読取素子105・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・A/D変換器109 110 113 115 117 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Min (
R,  G,  B)生成回路・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・M a x ( R + G +  
B )生成回路有彩/無彩判定部 判定しきい値テーブル ・・・・・・・・・・・・有彩/無彩判定パラメータ生
成部第72図 ん楓Z 第76回

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿を読み取り、色成分信号を出力する読取手段
    、 前記色成分信号に基づき前記原稿の有彩/無彩を所定の
    判定基準により判定する判定手段、前記判定手段の前記
    判定基準を変更する手段、とを有することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. (2)前記色成分信号はR(レッド)、G(グリーン)
    、B(ブルー)の各色成分信号であり、前記判定基準は
    前記各色成分信号のうち、最大値と最小値をパラメータ
    とすることを特徴とする請求項第1項記載の画像処理装
    置。
  3. (3)前記原稿はカラーチャートを表示する基準原稿で
    あり、前記判定基準変更手段は、該基準原稿の読み取り
    結果に基づき、前記判定基準を変更することを特徴とす
    る請求項第1項記載の画像処理装置。
  4. (4)前記読取手段は並列に配置され異なる分光特性に
    基づき複数の画像信号を発生する複数のラインセンサー
    であることを特徴とする請求項第1項記載の画像処理装
    置。
  5. (5)更に前記判定基準のデータを記憶する手段を有す
    ることを特徴とする請求項第1項記載の画像処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004039865A1 (en) * 2002-10-29 2004-05-13 Akzo Nobel N.V. Polyamine derivatives, a process to make them, and their use

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WO2004039865A1 (en) * 2002-10-29 2004-05-13 Akzo Nobel N.V. Polyamine derivatives, a process to make them, and their use

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