JP3063836B2 - 半導体の製造方法 - Google Patents

半導体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体の製造方法に
関し、特にダマシン構造を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のメタル配線は、AlとTiN/T
iなどの高融点金属との積層構造が主流となっている。
これによってAl単層の場合に比べて約2倍の0.4m
A/平方センチの許容電流密度を実現しているが、さら
に微細化が進む0.13ミクロン世代以降では、1mA
/平方センチの許容電流密度を実現する必要があると言
われている。その場合、日経マイクロデバイス1996
年7月号p.124に示されているようにCu配線が使
われ、その形成方法として配線だけでなくホールも同時
に埋め込むデュアル・ダマシン(Dual-damascene)法が
大幅な工程簡略化、低コスト化、TAT短縮、ホールと
配線を連続した材料で形成できることから、低抵抗化、
高信頼度の観点からも好ましい構造となる。
【0003】また、従来技術として、特開平6−283
525に示すように、下層配線のパターンを工夫して選
択的にピラーと呼ばれる突起を形成し上層配線との接続
を行う方法で、層間の接続と配線の形成を同時に行う技
術が知られている。また、特開平6−283525で
は、配線の広い部分と狭い部分で発生するマイクロロー
ディング効果を応用したり、金属膜をエッチバックする
などの方法で同じ目的を達成している。
【0004】しかしながら、この方法では、(後述す
る)デュアルダマシン法とは、構成が異なるため適用す
ることが出来ないという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、デュアル・ダ
マシン法による配線形成では、第一の問題はこれを低コ
ストで実現することであるが従来方法に比べ大幅な工程
の簡略化が図られたとはいえ、1層の配線とホールを形
成するために、2回のフォトレジスト工程が必要である
ことは、従来と変わっていない。すなわち、配線層毎に
配線用とホール用の2枚のマスクを使用する必要があっ
た。
【0006】LSIのコストを下げるためには、工程数
を少なくするだけでなくフォトレジスト工程の回数を減
少することが重要である。それは、フォトレジスト工程
に使用する露光装置が高価であることとマスクデータの
作成コストとマスク(レチクル等)のコストが、フォト
レジスト工程数に依存するからである。微細化が進む
0.13ミクロンでは、従来以上にその傾向が強くなる
ことと配線層数の増大が予想される。
【0007】第二の問題は、従来の方法の場合に、配線
溝を形成後にホール形成のためのフォトレジスト工程を
行うためにレジストの厚さが部分的に厚くなり、平坦な
場合に比べ露光をオーバ気味にする必要がありホールの
微細化に障害となっていた。
【0008】本発明は、これらの観点から1層当たり1
回のフォトレジスト回数でデュアル・ダマシン(Dual-d
amascene)法のCu配線を可能とする方法を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体の製造方
法は、絶縁膜上にエッチングストッパ膜を形成し、その
上にフォトレジストを形成して配線とホール用のパター
ンを形成する工程と、前記パターンに従ってエッチング
ストッパ膜と絶縁膜を配線の厚さに相当する深さまで、
順次エッチングして配線溝とホール部分を形成する工程
と、前記フォトレジストを除去する工程と、前記配線溝
とホール部分を含む全面に、膜を堆積する工程と、異方
性エッチングによりホール部分に絶縁膜を貫通する孔を
形成する工程と、前記配線溝とホール部分に配線金属膜
を堆積し、その表面を平坦化して第1の配線層を形成す
る工程とからなり、前記第1の配線層の上に絶縁膜を形
成し、以後、上述の工程を繰返すことにより多層配線層
を形成することを特徴としている。
【0010】そして上述の方法において、フォトレジス
トの除去は、エッチングストッパ膜のエッチングの次に
行ない、引き続いて、絶縁膜を、エッチングストッパ膜
をマスクとして、配線の厚さに相当する深さまで順次エ
ッチングして配線溝とホール部分を形成してもよい。ま
た膜の堆積は、配線溝の最大幅を、その内部が完全に埋
設される幅に、ホール部分の最小幅を、その内部が完全
には埋設されない幅とするようにして行う。
【0011】また、配線幅の最大幅に対してホール部分
の最小幅を大きくする際に、ホール部分の平面面積が、
配線の断面積とほぼ同じ程度に形成される寸法にする。
更に、膜を、配線の最大幅の0.5倍を越える厚さに堆
積し、そして、膜を絶縁膜とすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】従来のデュアルダマシンによる配
線形成では、配線層毎に配線用とホール用の2枚のマス
クを使用する必要があった。本発明では、まず絶縁膜上
に形成されたエッチングストッパ膜を形成し(図1
(a))、その上にフォトレジストなどを用いて配線と
ホール用のパターンを形成する(図1(b))。この
際、配線は最大幅を後工程で示す膜堆積工程で完全に内
部が埋設できる幅に、制限しておく。ホール部分は、逆
に最小幅を後工程で示す膜堆積工程で完全には内部が埋
設できない幅に制限しておく。
【0013】次にフォトレジストをマスクとして、エッ
チングストッパ膜と絶縁膜を配線の厚さに相当する深さ
まで順次エッチングする(図1(c))。次にレジスト
を除去する(図1(d))。ただし、エッチングストッ
パをマスクとして絶縁膜をエッチングする場合は、図1
(d)のレジスト除去を図1(c)の工程より先におこ
なってもよい。
【0014】次に、全面に膜を堆積する。この膜はコン
フォーマルに膜形成されるのが望ましい。膜の厚さは、
前述した配線溝が完全に埋設されるよう最大配線幅の
0.5倍を越える程度の厚さに堆積する。この際、幅の
広いホール部分は完全には埋設されない状態となる(図
2(a))。
【0015】次に全面を異方性エッチングすることによ
り、ホール部分に絶縁膜を貫通する穴を形成する(図2
(b))。次に、配線金属膜をスパッタ法又は、メッキ
(電解または非電解)により堆積する(図2(c))。
次に、CMP(化学的機械的研磨法)を用いて、表面を
平坦にする(図2(d))。ここまでで、第1層目の配
線が形成出来る。2層目以降は、図3から図4に示す様
に、上記の繰返しで形成される。
【0016】
【実施例】次に本発明の半導体装置の製造方法の一実施
例を図面を参照しながら説明する。まず絶縁膜101上
に形成された、エッチングストッパ膜102を形成し
(図1(a))、その上に配線とホール用のパターン1
03を形成する(図1(b))。この際、配線104は
最大幅を後工程で示す膜堆積工程で完全に内部が埋設で
きる幅に、制限しておく。例えば0.1ミクロンとす
る。ホール部分105は、逆に最小幅を後工程で示す膜
堆積工程で完全には内部が埋設できない幅に制限してお
く。例えば0.2ミクロンとする。
【0017】次にフォトレジスト103をマスクとし
て、エッチングストッパ膜102と絶縁膜101を配線
の厚さに相当する深さまで順次エッチングする(図1
(c))。例えば、絶縁膜としては、1.0ミクロンの
膜厚の酸化膜を使用し、エッチングバリアとしては、
0.3ミクロンの膜厚の窒化膜を使用する。次にフォト
レジスト103を除去する(図1(d))。ただし、エ
ッチングストッパ102をマスクとして絶縁膜101を
エッチングする場合は、図1(d)のレジスト103除
去を図1(c)の工程より先におこなってもよい。絶縁
膜としては、SiO2,SiN,ポリイミド系絶縁膜,
SIOFなどが用いられる。
【0018】次に、全面に膜106を堆積する。この膜
はコンフォーマルに膜形成されるのが望ましい。膜の厚
さは、前述した配線溝104(最大幅0.1ミクロン)
が完全に埋設されるよう最大配線幅の0.5倍を越える
ように0.06ミクロン程度の厚さに堆積する。この
際、幅の広いホール部分105(最小幅0.2ミクロ
ン)は完全には埋設されない状態となる(図2
(a))。埋設されない幅は、この例の場合には、0.
2−0.06×2=0.08ミクロンとなる。
【0019】次に全面を異方性エッチングすることによ
り、ホール105部分に絶縁膜101を貫通する穴を形
成する(図2(b))。
【0020】次に、配線金属膜107をスパッタ法又
は、メッキ(電解または非電解)により堆積する(図2
(c))。配線金属としては、Cu又はCu合金、ある
いは金又は金合金が、配線抵抗と配線寿命の観点から望
ましい材料である。
【0021】次に、CMP(化学的機械的研磨法)を用
いて、表面を平坦にする(図2(d))。ここまでで、
第1層目の配線が形成出来る。2層目以降は、図3から
図4に示す様に、上記の繰り返しで形成できる。(図3
から図4の説明は、省略)上記の例では、0.1ミクロ
ン幅の多層配線を形成する方法を示したが、配線幅よ
り、小さいサイズのホールの形成が可能であることが判
った。これは、0.1ミクロンまでの解像度の露光機を
使用して0.1ミクロン以下のホールが作成できること
を示している。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本願の発明は、配
線溝とホールを形成するためのフォトレジスト工程の回
数を1層当り1回にすることにより、フォトレジスト工
程のコストを大幅に減少できる効果があり、かつ、フォ
トレジスト工程の回数の減少に伴う配線層を形成のため
の全体のステップ数を減少できる効果があり、大幅なコ
ストダウンが可能になる。
【0023】更に、フォトレジストの形成を1回で行う
ため、フォトレジストの厚さを均一にすることができ、
ホールの微細化を可能にする効果がある。
【0024】更にフォトレジスト工程が減少することで
真空中で連続処理できる工程が増加することが出来る。
具体的には、図1(b)以降図2(c)までと配線工程
の大部分が連続して真空中で行うことが容易に可能であ
る。これにより装置のクラスタ化と呼ばれる連続処理が
容易となり、工期短縮と生産性の向上が実現できる。そ
して、配線幅より、小さいサイズのホールの形成が可能
となり、例えば、0.1ミクロンまでの解像度の露光機
を使用して0.1ミクロン以下のホールが形成できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体の製造方法の一実施例の工程断
面図。
【図2】本発明の半導体の製造方法の図1に続く工程断
面図。
【図3】本発明の半導体の製造方法の一実施例の2層目
以降の工程断面図。
【図4】本発明の半導体の製造方法の図3に続く工程断
面図。
【符号の説明】
101 酸化膜 102 エッチングストッパ 103 フォトレジスト 104 配線部分(配線溝) 105 ホール部分 106 貫通孔 107 配線金属膜

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体の多層配線層の製造方法におい
    て、(1)絶縁膜上にエッチングストッパ膜を形成し、
    その上にフォトレジストを形成して配線とホール用のパ
    ターンを形成する工程と、(2)前記パターンに従って
    エッチングストッパ膜と絶縁膜を配線の厚さに相当する
    深さまで、順次エッチングして配線溝とホール部分を形
    成する工程と、(3)前記フォトマスクを除去する工程
    と、(4)前記配線溝とホール部分を含む全面に、膜を
    堆積する工程と、(5)異方性エッチングによりホール
    部分に絶縁膜を貫通する孔を形成する工程と、(6)前
    記配線溝とホール部分に配線金属膜を堆積し、その表面
    を平坦化して第1の配線層を形成する工程とからなり、 前記第1の配線層の上に絶縁膜を形成し、以後、工程
    (1)〜(6)を繰返すことにより多層配線層を形成す
    ることを特徴とする半導体の製造方法。
  2. 【請求項2】 工程(2)において、エッチングストッ
    パ膜のエッチングの次にフォトレジストを除去し、引き
    続いて、絶縁膜を、エッチングストッパ膜をマスクとし
    て、配線の厚さに相当する深さまで順次エッチングして
    配線溝とホール部分を形成し、続いて工程(4)〜
    (6)を行う請求項1記載の半導体の製造方法。
  3. 【請求項3】 工程(4)において、配線溝の最大幅
    を、その内部が完全に埋設される幅に、ホール部分の最
    小幅を、その内部が完全には埋設されない幅とする請求
    項1又は2記載の半導体の製造方法。
  4. 【請求項4】 配線幅の最大幅に対してホール部分の最
    小幅を大きくする際に、ホール部分の平面面積が、配線
    の断面積とほぼ同じ程度に形成される寸法にする請求項
    3記載の半導体の製造方法。
  5. 【請求項5】 工程(4)において、膜を、配線の最大
    幅の0.5倍を越える厚さに堆積する請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の半導体の製造方法。
  6. 【請求項6】 工程(4)において膜を絶縁膜とする請
    求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体の製造方法。
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