JP3063742B2 - 冷凍装置 - Google Patents
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Description
回路とを熱交換可能に接続し、この熱交換により熱源と
利用側冷媒回路との間で熱搬送を行うようにした冷凍装
置に係る。特に、本発明は、利用側冷媒回路に複数の利
用側熱交換器を備え、一部の利用側熱交換器で吸熱動作
を、他の利用側熱交換器で放熱動作を行うものの改良に
関する。
51号公報に開示されているような複数の冷媒回路を備
えた冷凍システムが知られている。この種の冷凍システ
ムは、圧縮機、熱源側熱交換器、減圧機構及び中間熱交
換器の熱源側熱交換部が冷媒配管によって接続されて成
る1次側冷媒回路と、ポンプ、中間熱交換器の利用側熱
交換部及び利用側熱交換器が冷媒配管によって接続され
て成る2次側冷媒回路とを備えている。中間熱交換器で
は、熱源側熱交換部と利用側熱交換部との間で熱交換が
可能になっている。また、このシステムを空気調和装置
に適用する場合には利用側熱交換器が室内に配置され
る。
って1次側冷媒回路と2次側冷媒回路との間で熱交換を
行い、1次側冷媒回路から2次側冷媒回路へ熱搬送する
ことにより室内の空気調和を行うようになっている。
用側熱交換器の吸熱動作と放熱動作とが選択的に行える
ものとして、特開平6−82110号公報に開示されて
いる装置がある。この公報に開示されているものは、1
次側冷媒回路に、熱源側熱交換器、暖房用1次側熱交換
器及び冷房用1次側熱交換器を備えている。一方、2次
側冷媒回路に、暖房用回路と冷房用回路とを備えてい
る。暖房用回路は、上記暖房用1次側熱交換器と熱交換
する暖房用2次側熱交換器、暖房用室内熱交換器及びポ
ンプが順に接続されている。冷房用回路は、上記冷房用
1次側熱交換器と熱交換する冷房用2次側熱交換器、冷
房用室内熱交換器及びポンプが順に接続されている。
も大きい場合には、1次側冷媒回路の熱源側熱交換器を
凝縮器として使用し、逆に、暖房負荷が冷房負荷よりも
大きい場合には、1次側冷媒回路の熱源側熱交換器を蒸
発器として使用する。これにより、一部の利用側熱交換
器の吸熱動作と、他の利用側熱交換器の放熱動作とを空
調負荷に応じて同時に行い得るようになっている。
側熱交換器の吸熱動作と放熱動作とを同時に行い得る上
記公報の装置では、室外ユニットに、1次側冷媒回路、
暖房用2次側熱交換器及び冷房用2次側熱交換器を収容
している。一方、各室内ユニットに、暖房用室内熱交換
器及び冷房用室内熱交換器を収容している。この室外ユ
ニットと室内ユニットとは4本の連絡配管により接続さ
れている。つまり、暖房用回路の往路管と復路管、冷房
用回路の往路管と復路管により、室外ユニットと室内ユ
ニットとが接続されている。
の施工作業の簡略化を図るために、連絡配管の本数を削
減したいといった要求がある。ところが、上記の構成で
は、暖房用回路及び冷房用回路のそれぞれに往路管と復
路管とが必要であったため、この要求に応えることがで
きなかった。
であり、その目的とするところは、複数の利用側熱交換
器を備えた2次冷媒システムであって、各利用側熱交換
器の吸熱動作と放熱動作とを同時に行い得るようにした
冷凍装置に対し、連絡配管の本数を削減することにあ
る。
に複数の熱交換器を備えさせ、これら熱交換器で熱交換
動作を行わせることにより、これらに放熱動作及び吸熱
動作を行わせながら、利用側ユニットと熱源側ユニット
とを2本のガス配管で接続することを可能としている。
すように、熱源側ユニット(A)、利用側ユニット、該利
用側ユニットに収容された複数の利用側熱交換器(12,1
4)を備えた冷凍装置を前提とする。この冷凍装置は、熱
源側ユニット(A)で生成した熱を利用側ユニットに供給
し、一部の利用側熱交換器(12)で放熱動作を行い、他の
利用側熱交換器(14)で吸熱動作を行う。この冷凍装置に
対し、熱源側ユニット(A)に、加熱部(3A)と、冷却部(5
A)と、加熱部(3A)から温熱を受ける吸熱部(3B)と、冷却
部(5A)から冷熱を受ける放熱部(5B)とを備えさせる。一
方、搬送手段(11)、上記吸熱部(3B)、放熱部(5B)及び各
利用側熱交換器(12,14)を液配管(LL)及びガス配管(GH,G
L)によって利用側冷媒の循環可能に接続して利用側冷媒
回路(10)を構成する。また、上記吸熱部(3B)において加
熱部(3A)から温熱を受けて蒸発した利用側冷媒が、ガス
配管(GH)を経て利用側ユニットに流入し、放熱動作を行
う利用側熱交換器(12)において放熱して凝縮した後、液
配管(LL)を経て、吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に
おいて吸熱して蒸発し、ガス配管(GL)を経て熱源側ユニ
ット(A)に流入して、放熱部(5B)において冷却部(5A)か
ら冷熱を受けて凝縮した後、液配管(LL)を経て、上記吸
熱部(3B)に流れるように利用側冷媒回路(10)を構成す
る。
と利用側ユニットとは2本のガス配管(GH,GL)によって
接続される。このガス配管(GH,GL)により利用側冷媒回
路(10)での利用側冷媒の循環動作が行われ、一部の利用
側熱交換器(12)での放熱動作と、他の利用側熱交換器(1
4)での吸熱動作とが同時に行われる。
記第1の解決手段において、利用側冷媒回路(10)に、放
熱動作を行う利用側熱交換器(12)において凝縮した利用
側冷媒を、吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)をバイパ
スして、放熱部(5B)に供給するバイパス路(20)を設けた
構成としている。
記第2の解決手段において、バイパス路(20)に、吸熱動
作を行う利用側熱交換器(14)をバイパスする利用側冷媒
の流量を調整する調整機構(21)を設けた構成としてい
る。
おいて、調整機構(21)を開度調整可能な流量調整弁(21)
とする。また、放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要
求される放熱量に比べて吸熱動作を行う利用側熱交換器
(14)に要求される吸熱量が小さいほど流量調整弁(21)の
開度を大きくする開度調整手段を設けた構成としてい
る。
用側熱交換器(14)の能力よりも放熱動作を行う利用側熱
交換器(12)の能力を高くすることが可能となる。つま
り、吸熱要求に比べて放熱要求が高い場合に有効な構成
である。特に、第4の解決手段では、放熱動作を行う利
用側熱交換器(12)に要求される能力よりも吸熱動作を行
う利用側熱交換器(14)に要求される能力が低いほどバイ
パス路(20)を流れる利用側冷媒の量を多くすることによ
り各利用側熱交換器(12,14)の能力が調整可能である。
記第1の解決手段において、利用側冷媒回路(10)に、放
熱部(5B)において凝縮した利用側冷媒を、吸熱部(3B)を
バイパスして、放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に供
給するバイパス路(25)を設けた構成としている。
記第5の解決手段において、バイパス路(25)に、吸熱部
(3B)をバイパスする利用側冷媒の流量を調整する調整機
構(26)を設けた構成としている。
おいて、調整機構(26)を開度調整可能な流量調整弁(26)
とする。また、吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に要
求される吸熱量に比べて放熱動作を行う利用側熱交換器
(12)に要求される放熱量が小さいほど流量調整弁(26)の
開度を大きくする開度調整手段を設けた構成としてい
る。
用側熱交換器(12)の能力よりも吸熱動作を行う利用側熱
交換器(14)の能力を高くすることが可能となる。つま
り、吸熱要求が高い場合に有効な構成である。特に、第
7の解決手段では、吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)
に要求される能力よりも放熱動作を行う利用側熱交換器
(12)に要求される能力が低いほどバイパス路(25)を流れ
る利用側冷媒の量を多くすることにより各利用側熱交換
器(12,14)の能力が調整可能である。
に、上記第1の解決手段において、放熱動作を行う利用
側熱交換器(12)と吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)と
の間の液配管(LL)と、放熱部(5B)と吸熱部(3B)との間の
液配管(LL)とを接続し、この両者間で利用側冷媒の流通
を可能とする液流通管(30,35,40)を設けた構成としてい
る。
記第8の解決手段において、搬送手段(11)を放熱部(5B)
と吸熱部(3B)との間の液配管(LL)に設ける。また、液流
通管(30)の上流端を各利用側熱交換器(12,14)の間の液
配管(LL)に、下流端を搬送手段(11)の直上流側にそれぞ
れ接続した構成としている。
において、液流通管(30)に開度調整可能な流量調整弁(3
1)を設ける。また、放熱動作を行う利用側熱交換器(12)
に要求される放熱量に比べて吸熱動作を行う利用側熱交
換器(14)に要求される吸熱量が小さいほど流量調整弁(3
1)の開度を大きくして液流通管(30)を流れる利用側冷媒
の量を多くする開度調整手段を設けた構成としている。
上記第8の解決手段において、搬送手段(11)を放熱部(5
B)と吸熱部(3B)との間の液配管(LL)に設ける。また、液
流通管(35)の上流端を搬送手段(11)の直下流側に、下流
端を各利用側熱交換器(12,14)の間の液配管(LL)にそれ
ぞれ接続した構成としている。
段において、液流通管(35)に開度調整可能な流量調整弁
(36)を設ける。また、吸熱動作を行う利用側熱交換器(1
4)に要求される吸熱量に比べて放熱動作を行う利用側熱
交換器(12)に要求される放熱量が小さいほど流量調整弁
(36)の開度を大きくして液流通管(35)を流れる利用側冷
媒の量を多くする開度調整手段を設けた構成としてい
る。
上記第8の解決手段において、搬送手段(11a,11b)を放
熱部(5B)と吸熱部(3B)との間の液配管(LL)の2箇所に配
設する。また、液流通管(40)における放熱部(5B)と吸熱
部(3B)との間の液配管(LL)に接続する側を各搬送手段(1
1a,11b)の間に接続している。
段において、放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求
される放熱量に比べて吸熱動作を行う利用側熱交換器(1
4)に要求される吸熱量が小さいほど、上流側に位置する
搬送手段(11a)の搬送能力よりも下流側に位置する搬送
手段(11b)の搬送能力を高くする一方、吸熱動作を行う
利用側熱交換器(14)に要求される吸熱量に比べて放熱動
作を行う利用側熱交換器(12)に要求される放熱量が小さ
いほど、下流側に位置する搬送手段(11b)の搬送能力よ
りも上流側に位置する搬送手段(11a)の搬送能力を高く
する能力調整手段を設けた構成としている。
上記第8の解決手段において、搬送手段(11)を放熱部(5
B)と吸熱部(3B)との間の液配管(LL)に設ける。また、液
流通管(40)における放熱部(5B)と吸熱部(3B)との間の液
配管(LL)に接続する側を分岐する。一方の分岐管(40a)
を搬送手段(11)の直上流側に、他方の分岐管(40b)を搬
送手段(11)の直下流側にそれぞれ接続する。さらに、各
分岐管(40a,40b)に流量制御弁(41a,41b)を設けた構成と
している。
段において、放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求
される放熱量に比べて吸熱動作を行う利用側熱交換器(1
4)に要求される吸熱量が小さいとき、搬送手段(11)の直
上流側に繋がる分岐管(40a)の流量制御弁(41a)を開放
し、搬送手段(11)の直下流側に繋がる分岐管(40b)の流
量制御弁(41b)を閉鎖する一方、吸熱動作を行う利用側
熱交換器(14)に要求される吸熱量に比べて放熱動作を行
う利用側熱交換器(12)に要求される放熱量が小さいと
き、搬送手段(11)の直下流側に繋がる分岐管(40b)の流
量制御弁(41b)を開放し、搬送手段(11)の直上流側に繋
がる分岐管(40a)の流量制御弁(41a)を閉鎖する開閉制御
手段を設けた構成としている。
に、上記第8の解決手段において、搬送手段(11)を放熱
部(5B)と吸熱部(3B)との間の液配管(LL)に設ける。ま
た、液流通管(40)を分岐する。一方の分岐管(40a)を放
熱部(5B)の直上流側に、他方の分岐管(40b)を搬送手段
(11)の直下流側にそれぞれ接続する。さらに、各分岐管
(40a,40b)に流量制御弁(42a,42b)を設けた構成としてい
る。
段において、放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求
される放熱量に比べて吸熱動作を行う利用側熱交換器(1
4)に要求される吸熱量が小さいほど、搬送手段(11)の直
下流側に繋がる分岐管(40b)の流量制御弁(42b)の開度よ
りも放熱部(5B)の直上流側に繋がる分岐管(40a)の流量
制御弁(42a)の開度を大きくする一方、吸熱動作を行う
利用側熱交換器(14)に要求される吸熱量に比べて放熱動
作を行う利用側熱交換器(12)に要求される放熱量が小さ
いほど、放熱部(5B)の直上流側に繋がる分岐管(40a)の
流量制御弁(42a)の開度よりも搬送手段(11)の直下流側
に繋がる分岐管(40b)の流量制御弁(42b)の開度を大きく
するよう各流量制御弁(42a,42b)の開度を調整する開度
調整手段を設けた構成としている。
0)を循環する利用側冷媒の少なくとも一部を液流通管(3
0,35,40)に流通させることにより、各利用側熱交換器(1
2,14)の能力を変更することができる。つまり、第9及
び第10の解決手段では、利用側冷媒の一部を、吸熱動
作を行う利用側熱交換器(14)をバイパスさせることで放
熱動作を行う利用側熱交換器(12)の能力を、吸熱動作を
行う利用側熱交換器(14)よりも高くできる。第11及び
第12の解決手段では、利用側冷媒の一部を、放熱動作
を行う利用側熱交換器(12)をバイパスさせることで吸熱
運転を行う利用側熱交換器(14)の能力を、放熱運転を行
う利用側熱交換器(12)よりも高くできる。また、第15
及び第16の解決手段では、1個の搬送手段(11)を設け
るのみで各利用側熱交換器(12,14)の能力を変更でき
る。更に、第17及び第18の解決手段では、吸熱運転
を行う利用側熱交換器(14)から流出した利用側冷媒を放
熱部(5B)において確実に液化でき、搬送手段(11)にガス
相の冷媒が流入することを回避できる。これは搬送手段
(11)を機械式のポンプにより構成した場合に特に有効で
ある。
に、上記第1〜18のうち1つの解決手段において、複
数の熱源側ユニット(A1,A2)を備えさせ、各熱源側ユニ
ット(A1,A2)の吸熱部(3B,3B)のガス側を互いに接続して
放熱動作を行う利用側熱交換器(12)にガス配管(GH)を介
して接続する一方、各熱源側ユニット(A1,A2)の放熱部
(5B,5B)のガス側を互いに接続して吸熱動作を行う利用
側熱交換器(14)にガス配管(GL)を介して接続する構成と
している。
1,A2)の能力を制御することで、各利用側熱交換器(12,1
4)の能力調整可能範囲が拡大する。
に、上記第1〜18のうち1つの解決手段において、補
助熱源側ユニット(A2)を備えさせる。この、補助熱源側
ユニット(A2)が、放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に
ガス冷媒を供給し、且つこの利用側熱交換器(12)から流
出した液冷媒を、吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に
流通させることなしに回収する放熱補助動作と、放熱動
作を行う利用側熱交換器(12)に流通させることなしに吸
熱動作を行う利用側熱交換器(14)に液冷媒を供給し、且
つこの利用側熱交換器(14)から流出したガス冷媒を回収
する吸熱補助動作とを切換え可能な構成としている。
段において、補助熱源側ユニット(A2)に、搬送手段(5
0)、熱交換器(52)、流路切換手段(51)を備えさせる。ま
た、この補助熱源側ユニット(A2)が、放熱補助動作を行
う際には、流路切換手段(51)の切換え動作により、搬送
手段(50)から吐出して熱交換器(52)で蒸発したガス冷媒
を、放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に供給し、且つ
該利用側熱交換器(12)で凝縮した液冷媒を搬送手段(50)
に回収する。一方、吸熱補助動作を行う際には、流路切
換手段(51)の切換え動作により、搬送手段(50)から吐出
した液冷媒を、吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に供
給し、且つ該利用側熱交換器(14)を経て利用側冷媒回路
(10)を循環するガス冷媒を熱交換器(52)で凝縮して搬送
手段(50)に回収するようにしている。
放熱動作を行う利用側熱交換器(12)の能力を拡大でき、
吸熱補助動作時には吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)
の能力を拡大できることになる。
段において、吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に要求
される吸熱量よりも放熱動作を行う利用側熱交換器(12)
に要求される放熱量の方が大きいときに放熱補助動作を
行う一方、放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求さ
れる放熱量よりも吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に
要求される吸熱量の方が大きいときに吸熱補助動作を行
うよう流路切換手段(51)を切換える切換制御手段を設け
た構成としている。
すように、上記第1〜22のうち1つの解決手段におい
て、吸熱部(3B)及び放熱部(5B)と各利用側熱交換器(12,
14)との間のガス配管(GH,GL)に、各利用側熱交換器(12,
14)のガス側の吸熱部(3B)または放熱部(5B)に対する接
続状態を選択的に切り換え可能な切換手段(D1,D2)を設
けた構成としている。
2,14)の放熱動作と吸熱動作とを任意に切り換えること
が可能となる。
段において、切換手段(D1,D2)に、各利用側熱交換器(1
2,14)のガス側の吸熱部(3B)に対する連通状態と非連通
状態とを切り換える第1切換弁(55a,55c)と、各利用側
熱交換器(12,14)のガス側の放熱部(5B)に対する連通状
態と非連通状態とを切り換える第2切換弁(55b,55d)と
を備えさせる。第1切換弁(55a,55c)を開放すると共に
第2切換弁(55b,55d)を閉鎖するように切換手段(D1,D2)
を切り換えて、該切換手段(D1,D2)に接続する利用側熱
交換器(12,14)に放熱動作を行わせる状態と、第1切換
弁(55a,55c)を閉鎖すると共に第2切換弁(55b,55d)を開
放するように切換手段(D1,D2)を切り換えて、該切換手
段(D1,D2)に接続する利用側熱交換器(12,14)に吸熱動作
を行わせる状態とを切り換え制御する切換制御手段を設
けた構成としている。
ち1つの解決手段において、搬送手段(11)を機械式ポン
プとしている。
ち1つの解決手段において、搬送手段(11)を、液冷媒を
加熱することによって高圧を生じさせる加圧手段(71)及
びガス冷媒を冷却することによって低圧を生じさせる減
圧手段(72)の少なくとも一方を備えて成し、この手段に
よって生じる圧力と利用側冷媒回路(10)内の圧力との差
により冷媒の循環駆動力を発生させるものとしている。
での利用側冷媒の循環駆動力を得るための手段が特定で
きる。特に、第26の解決手段によれば、冷媒の相変化
を有効に利用して循環駆動力を得ることができる。
面に基づいて説明する。本形態は、本発明に係る冷凍装
置を空気調和装置の冷媒回路に適用した場合である。
1を用いて説明する。本形態の冷媒回路は、熱源として
の1次側冷媒回路(1)と利用側冷媒回路としての2次側
冷媒回路(10)とを備えたいわゆる2次冷媒システムでな
る。この1次側冷媒回路(1)と利用側冷媒回路としての
2次側冷媒回路(10)との間で熱搬送を行うことにより、
複数の室内の冷暖房を行うようになっている。
る。1次側冷媒回路(1)は、圧縮機(2)、加熱用熱交換器
(3)の放熱部(3A)、電動膨張弁(4)、冷却用熱交換器(5)
の吸熱部(5A)が1次側冷媒配管(6)によって熱源側冷媒
の循環が可能に順に接続されて成っている。この加熱用
熱交換器(3)の放熱部(3A)が本発明でいう加熱部とな
り、冷却用熱交換器(5)の吸熱部(5A)が本発明でいう冷
却部となっている。
してのポンプ(11)、加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)、
利用側熱交換器としての第1室内熱交換器(12)、電動弁
(13)、利用側熱交換器としての第2室内熱交換器(14)、
冷却用熱交換器(5)の放熱部(5B)が2次側冷媒配管(15)
によって利用側冷媒の循環が可能に順に接続されて成っ
ている。
1室内熱交換器(12)とを接続する2次側冷媒配管(15)は
高圧ガス管(GH)となる。第2室内熱交換器(14)と冷却用
熱交換器(5)の放熱部(5B)とを接続する2次側冷媒配管
(15)は低圧ガス管(GL)となる。それ以外の配管は液管(L
L)となる。
で冷媒が循環すると、加熱用熱交換器(3)における熱交
換により熱源側冷媒から利用側冷媒に放熱され、冷却用
熱交換器(5)における熱交換により利用側冷媒から熱源
側冷媒に放熱されるようになっている。
(11)、加熱用熱交換器(3)、冷却用熱交換器(5)が熱源側
ユニットとしての室外ユニット(A)に収容されている。
一方、第1室内熱交換器(12)が利用側ユニットとしての
第1の室内ユニット(B)に、電動弁(13)及び第2室内熱
交換器(14)が同じく利用側ユニットとしての第2の室内
ユニット(C)にそれぞれ収容されている。室外ユニット
(A)は戸外に設置され、各室内ユニット(B,C)は各々個別
の室内に設置されている。
転動作では、各回路(1,10)の電動弁(4,13)が所定開度に
調整された状態で、1次側冷媒回路(1)の圧縮機(2)及び
2次側冷媒回路(10)のポンプ(11)がそれぞれ駆動する。
す矢印のように、圧縮機(2)から吐出した熱源側冷媒
が、加熱用熱交換器(3)において、利用側冷媒と熱交換
を行って凝縮する。この凝縮した熱源側冷媒は、電動膨
張弁(4)で減圧し、冷却用熱交換器(5)において、利用側
冷媒と熱交換を行って蒸発する。その後、この熱源側冷
媒は圧縮機(2)に回収される。このような熱源側冷媒の
循環動作が1次側冷媒回路(1)において連続して行われ
る。
線で示す矢印のように、ポンプ(11)から吐出した液相の
利用側冷媒が、加熱用熱交換器(3)において、熱源側冷
媒と熱交換を行って蒸発する。この蒸発したガス相の利
用側冷媒は、高圧ガス管(GH)を経て第1室内ユニット
(B)に流入する。ここで、利用側冷媒は、第1室内熱交
換器(12)において室内空気と熱交換し、該室内空気を加
熱して凝縮する。その後、この液相の利用側冷媒は第2
室内ユニット(C)に流入する。ここで、利用側冷媒は、
電動弁(13)を経た後、第2室内熱交換器(14)において、
室内空気と熱交換し、該室内空気を冷却して蒸発する。
その後、このガス相の利用側冷媒は、低圧ガス管(GL)を
経た後、冷却用熱交換器(5)において、熱源側冷媒と熱
交換を行って凝縮し、ポンプ(11)に回収される。このよ
うな利用側冷媒の循環動作が2次側冷媒回路(10)におい
て連続して行われる。
の室内ユニット(B)では室内空気が加熱され、一方、第
2の室内ユニット(C)では室内空気が冷却されることに
なる。例えば、本装置を冷凍倉庫に適用する場合等で
は、第1の室内ユニット(B)を事務所に設置して冬期に
おける暖房に使用し、第2の室内ユニット(C)を冷凍庫
内の冷却に寄与させることなどが考えられる。また、各
室内ユニット(B,C)を共に室内に設置し、一方の室内を
暖房し、他方の室内を冷房するようにしてもよい。
ト(A)と、室内ユニット(B,C)とを接続する連絡配管とし
ては、高圧ガス管(GH)と低圧ガス管(GL)のみを備えてお
ればよい。従って、2本の連絡管(GH,GL)を使用するの
みで複数の室内に対し、一部の室内では暖房動作を、他
の室内では冷房動作を同時に行うことができる。その結
果、装置全体としての構成を簡素化でき製造コストの低
減を図ることができる。また、配管本数の削減に伴って
その接続箇所が削減するため、装置据付け時の施工作業
の簡略化を図ることもできる。
2に基づいて説明する。本形態も、上述した実施形態1
と同様に、本発明に係る冷凍装置を空気調和装置の冷媒
回路に適用した場合である。また、本形態の1次側冷媒
回路(1)の構成は上述した実施形態1と同様である。従
って、ここでは、2次側冷媒回路(10)についてのみ説明
する。また、図2では2次側冷媒回路(10)のみを示して
いる。
装置における2次側冷媒回路(10)には、第2室内熱交換
器(14)をバイパスするバイパス路を形成するバイパス配
管(20)が設けられている。このバイパス配管(20)は、一
端が電動膨張弁(13)と第2室内熱交換器(14)との間の液
管(LL)に接続し、他端が第2室内熱交換器(14)と冷却用
熱交換器(5)の放熱部(5B)との間の低圧ガス管(GL)に接
続している。また、このバイパス配管(20)の管径は、液
管(LL)よりも小さく設定されていて、電動弁(13)を経た
利用側冷媒の一部を第2室内熱交換器(14)をバイパスし
て低圧ガス管(GL)に流すようになっている。
た利用側冷媒は、一部が第2室内熱交換器(14)に流れて
室内空気の冷却に寄与した後、低圧ガス管(GL)に流出す
る。他の冷媒は、液相または気液混合相のままバイパス
配管(20)を流れ、低圧ガス管(GL)において、上記第2室
内熱交換器(14)を経た利用側冷媒と合流して冷却用熱交
換器(5)の放熱部(5B)に流入する。その他の動作は上述
した実施形態1の場合と同様である。
部が第2室内熱交換器(14)をバイパスするようにしたこ
とで、第2室内熱交換器(14)の冷房能力よりも第1室内
熱交換器(12)の暖房能力を高くすることが可能となって
いる。従って、冷房負荷よりも暖房負荷の方が大きい場
合(以下、この場合を暖房リッチ状態と呼ぶ)に有効な
構成である。
変形例について説明する。本変形例では、図3に示すよ
うに、バイパス配管(20)の上流端が、第1室内熱交換器
(12)と電動膨張弁(13)との間の液管(LL)に接続してい
る。また、このバイパス配管(20)には冷媒流量の調整を
可能とする調整機構としての電動弁(21)が設けられてい
る。また、図示しないが、本装置のコントローラには、
電動弁(21)開度を調整する開度調整手段が設けられてい
る。
することによって第2室内熱交換器(14)をバイパスする
利用側冷媒の量を調整することが可能になる。つまり、
冷房負荷に応じて第2室内熱交換器(14)に適切な冷媒流
量を得ることが可能になる。具体的には、暖房負荷に対
して冷房負荷が小さいほど電動弁(21)の開度を大きくし
て、バイパス配管(20)を流れる冷媒量を増加させるよう
制御が行われる。つまり、第2室内熱交換器(14)を流れ
る冷媒量を低減して冷房能力を低く抑えるようにする。
4に基づいて説明する。本形態も、本発明に係る冷凍装
置を空気調和装置の冷媒回路に適用した場合である。ま
た、1次側冷媒回路(1)の構成は上述した実施形態1と
同様である。
に、本形態の空気調和装置における2次側冷媒回路(10)
には、加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)をバイパスする
バイパス路を形成するバイパス配管(25)が設けられてい
る。このバイパス配管(25)は、一端がポンプ(11)と加熱
用熱交換器(3)の吸熱部(3B)との間の液管(LL)に接続
し、他端が加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)と第1室内
熱交換器(12)との間の高圧ガス管(GH)に接続している。
また、このバイパス配管(25)の管径は、液管(LL)よりも
小さく設定されていて、ポンプ(11)から吐出した液相の
利用側冷媒の一部を加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)を
バイパスして高圧ガス管(GH)に流すようになっている。
吐出した液相の利用側冷媒は、一部が加熱用熱交換器
(3)の吸熱部(3B)に流れて熱源側冷媒から吸熱して蒸発
した後、高圧ガス管(GH)に流出する。他の利用側冷媒
は、バイパス配管(25)を流れ、液相のまま高圧ガス管(G
H)において、上記加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)を経
た利用側冷媒と合流して第1室内熱交換器(12)に流入す
る。その他の動作は上述した実施形態1の場合と同様で
ある。
部が加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)をバイパスするよ
うにしたことで、利用側冷媒が熱源側冷媒へ与える熱量
よりも、利用側冷媒が熱源側冷媒から受ける熱量を小さ
くできるようになっている。つまり、第1室内熱交換器
(12)の放熱量を小さくする構成である。従って、暖房負
荷よりも冷房負荷の方が大きい場合(以下、この場合を
冷房リッチ状態と呼ぶ)に有効な構成となっている。
変形例について説明する。本変形例では、図5に示すよ
うに、バイパス配管(25)に冷媒流量の調整を可能とする
調整機構としての電動弁(26)が設けられている。また、
図示しないが、本装置のコントローラには、電動弁(26)
開度を調整する開度調整手段が設けられている。
することによって加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)をバ
イパスする利用側冷媒の量を調整することが可能にな
る。つまり、暖房負荷に応じて加熱用熱交換器(3)の吸
熱部(3B)に適切な冷媒流量を得ることが可能になる。具
体的には、冷房負荷に対して暖房負荷が小さいほど電動
弁(26)の開度を大きくして、バイパス配管(25)を流れる
冷媒量を増加させるよう制御が行われる。つまり、加熱
用熱交換器(3)の吸熱部(3B)を流れる冷媒量を低減して
暖房能力を低く抑えるようにする。
成− 以下に述べる実施形態4〜8は、各室内ユニット(B,C)
のうち一方が停止していても利用側冷媒の循環を可能に
した回路構成のものである。
すように、第1室内熱交換器(12)と第2室内熱交換器(1
4)との間の液管(LL)に2個の電動弁(13a,13b)を備えて
いる。また、この各電動弁(13a,13b)の間の液管(LL)と
ポンプ(11)の直上流側(吸込み側)の液管(LL)とを接続
する液流通管としての液戻し管(30)が設けられている。
この液戻し管(30)には電動弁(31)が備えられている。ま
た、図示しないが、本装置のコントローラには、電動弁
(31)の開度を調整する開度調整手段が設けられている。
管(LL)の上流側電動弁(13a)を開放すると共に、下流側
電動弁(13b)の開度を小さくする。また、液戻し管(30)
の電動弁(31)を所定開度に調整する。
流側電動弁(13a)を経た液相の利用側冷媒は、一部が第
2室内熱交換器(14)に流れて室内空気の冷却に寄与した
後、低圧ガス管(GL)に流出し、冷却用熱交換器(5)の放
熱部(5B)で凝縮してポンプ(11)の吸入側に戻る。他の冷
媒は、液戻し管(30)を流れて相変化を伴うことなしにポ
ンプ(11)の吸入側に戻る。つまり、この液戻し管(30)を
流れる利用側冷媒は第2室内熱交換器(14)をバイパスす
ることになる。その他の動作は上述した実施形態1の場
合と同様である。
a,13b,31)の開度調整により、利用側冷媒の一部が第2
室内熱交換器(14)及び冷却用熱交換器(5)の放熱部(5B)
をバイパスするようにしたことで、第2室内熱交換器(1
4)の冷房能力よりも第1室内熱交換器(12)の暖房能力を
高くすることが可能となっている。従って、上述した実
施形態2の場合と同様に、冷房負荷よりも暖房負荷の方
が大きい場合に有効な構成である。具体的には、暖房負
荷に対して冷房負荷が小さいほど電動弁(31)の開度を大
きくして、液戻し管(30)を流れる冷媒量を増加させるよ
う制御が行われる。つまり、第2室内熱交換器(14)及び
冷却用熱交換器(5)の放熱部(5B)を流れる冷媒量を低減
して冷房能力を低く抑えるようにする。
には、液戻し管(30)の電動弁(31)を閉鎖する。これによ
り、上記実施形態1の場合と同様の冷媒循環動作が行わ
れる。
弁(13b)を全閉にする。この場合、利用側冷媒は、加熱
用熱交換器(3)の吸熱部(3B)と第1室内熱交換器(12)と
の間でのみ循環し、第2室内熱交換器(14)には流れない
ことになる。つまり、第1室内熱交換器(12)の暖房能力
のみが得られる冷媒循環動作を行うことが可能な構成と
なっている。尚、このような運転動作を実現するために
は、1次側冷媒回路(1)では凝縮した熱源側冷媒を蒸発
させるための熱量が不足することになる。このため、こ
の熱量を補うための空気熱交換器等が必要になる。
熱交換器(12)の暖房能力のみを得ることができるものと
したが、本実施形態は第2室内熱交換器(14)の冷房能力
のみを得ることができるものとしている。ここでは、上
述した実施形態4との相違点についてのみ説明する。
路(10)は、上述した実施形態4の液戻し管(30)に代えて
液流通管としての液供給管(35)が設けられている。この
液供給管(35)は、一端が各電動弁(13a,13b)の間の液管
(LL)に接続し、他端がポンプ(11)の直下流側(吐出側)
の液管(LL)に接続している。この液供給管(35)にも電動
弁(36)が備えられている。また、図示しないが、本装置
のコントローラにも、電動弁(36)の開度を調整する開度
調整手段が設けられている。
管(LL)の下流側電動弁(13b)を開放すると共に、上流側
電動弁(13a)の開度を小さくする。また、液供給管(35)
の電動弁(36)を所定開度に調整する。
側冷媒は、一部が加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)に流
れて熱源側冷媒から吸熱して蒸発した後、高圧ガス管(G
H)に流出する。その後、この利用側冷媒は、第1室内熱
交換器(12)を流れて室内空気の暖房に寄与する。他の冷
媒は、液供給管(35)を流れた後、上記第1室内熱交換器
(12)を経た利用側冷媒と合流し、下流側電動弁(13b)を
経て第2室内熱交換器(14)に流入する。その他の動作は
上述した実施形態1の場合と同様である。
a,13b,36)の開度調整により、利用側冷媒の一部が加熱
用熱交換器(3)の吸熱部(3B)及び第1室内熱交換器(12)
をバイパスするようにしたことで、第1室内熱交換器(1
2)の暖房能力よりも第2室内熱交換器(14)の冷房能力を
高くすることが可能となっている。従って、上述した実
施形態3の場合と同様に、暖房負荷よりも冷房負荷の方
が大きい場合に有効な構成である。具体的には、冷房負
荷に対して暖房負荷が小さいほど電動弁(36)の開度を大
きくして、液供給管(35)を流れる冷媒量を増加させるよ
う制御が行われる。つまり、加熱用熱交換器(3)の吸熱
部(3B)及び第1室内熱交換器(12)を流れる冷媒量を低減
して暖房能力を低く抑えるようにする。
には、液供給管(35)の電動弁(36)を閉鎖する。これによ
り、上記実施形態1の場合と同様の冷媒循環動作が行わ
れる。
弁(13a)を全閉にする。この場合、利用側冷媒は、冷却
用熱交換器(5)の放熱部(5B)と第2室内熱交換器(14)と
の間でのみ循環し、第1室内熱交換器(12)には流れない
ことになる。つまり、第2室内熱交換器(14)の冷房能力
のみが得られる冷媒循環動作を行うことが可能な構成と
なっている。尚、このような運転動作を実現するために
は、1次側冷媒回路(1)では蒸発した熱源側冷媒の余剰
熱が生じることになる。このため、この余剰熱を放出す
るための空気熱交換器等が必要になる。
及び実施形態5の各構成を兼ね備えたものである。
路(10)は、第1室内熱交換器(12)と第2室内熱交換器(1
4)との間の液管(LL)に2個の電動弁(13a,13b)を備えて
いる。また、加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)と冷却用
熱交換器(5)の放熱部(5B)との間の液管(LL)に2個のポ
ンプ(11a,11b)を備えている。これらポンプ(11a,11b)は
運転周波数が可変であり、単位時間当たりの冷媒吐出量
が変更可能となっている。また、図示しないが、本装置
のコントローラには、これらポンプ(11a,11b)の運転周
波数を調整して、ポンプ(11a,11b)個々の搬送能力を調
整する能力調整手段が設けられている。
(LL)と各ポンプ(11a,11b)の間の液管(LL)とを接続する
液流通管としての液流通(40)が設けられている。
管(LL)の上流側電動弁(13a)を開放すると共に、下流側
電動弁(13b)の開度を小さくする。また、下流側ポンプ
(11b)の運転周波数を上流側ポンプ(11a)の運転周波数よ
りも高く設定する。これにより、図8に実線の矢印で示
すように、上流側ポンプ(11a)及び下流側ポンプ(11b)か
ら吐出して加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)、第1室内
熱交換器(12)及び上流側電動弁(13a)を経た利用側冷媒
は、一部が第2室内熱交換器(14)に流れて室内空気の冷
却に寄与した後、低圧ガス管(GL)に流出し、冷却用熱交
換器(5)の放熱部(5B)を経て上流側ポンプ(11a)の吸入側
に戻る。他の冷媒は、液流通管(40)を流れて相変化を伴
うことなしに下流側ポンプ(11b)の吸入側に戻る。つま
り、この液流通管(40)を流れる利用側冷媒は第2室内熱
交換器(14)をバイパスすることになる。その他の動作は
上述した実施形態1の場合と同様である。
弁(13b)を全閉にすると共に上流側ポンプ(11a)を停止す
る。この場合、利用側冷媒は、加熱用熱交換器(3)の吸
熱部(3B)と第1室内熱交換器(12)との間でのみ循環し、
第2室内熱交換器(14)には流れないことになる。
流側電動弁(13b)を開放すると共に、上流側電動弁(13a)
の開度を小さくする。また、上流側ポンプ(11a)の運転
周波数を下流側ポンプ(11b)の運転周波数よりも高く設
定する。これにより、図8に破線の矢印で示すように、
上流側ポンプ(11a)から吐出した利用側冷媒は、一部が
下流側ポンプ(11b)、加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)に
流れて熱源側冷媒から吸熱して蒸発した後、高圧ガス管
(GH)に流出する。その後、この利用側冷媒は、第1室内
熱交換器(12)を流れて室内空気の暖房に寄与する。他の
冷媒は、液流通管(40)を流れた後、上記第1室内熱交換
器(12)を経た利用側冷媒と合流し、下流側電動弁(13b)
を経て第2室内熱交換器(14)に流入する。その他の動作
は上述した実施形態1の場合と同様である。
弁(13a)を全閉にすると共に下流側ポンプ(11b)を停止す
る。この場合、利用側冷媒は、冷却用熱交換器(5)の放
熱部(5B)と第2室内熱交換器(14)との間でのみ循環し、
第1室内熱交換器(12)には流れないことになる。
状態及び冷房リッチ状態共に対応して利用側冷媒の循環
動作を行うことができる。尚、このような運転動作を実
現するためには、1次側冷媒回路(1)では熱源側冷媒の
熱量不足や余剰熱が発生するのでこれを除去するための
空気熱交換器等が必要である。
設けて該液流通管(40)の冷媒流通量を調整可能とする構
成を採用することもできる。
6の第1変形例について説明する。本変形例では、図9
に示すように、ポンプ(11)を1個のみとしている。ま
た、液流通管(40)の一端側(ポンプに接続する側)を分
岐させ、一方の第1分岐管(40a)をポンプ(11)の吸入側
に、他方の第2分岐管(40b)をポンプ(11)の吐出側にそ
れぞれ接続している。各分岐管(40a,40b)には流量制御
弁としての電磁弁(41a,41b)が設けられている。また、
図示しないが、本装置のコントローラには、これら電磁
弁(41a,41b)の開閉動作を制御する開閉制御手段が設け
られている。
管(LL)の上流側電動弁(13a)を開放すると共に、下流側
電動弁(13b)の開度を小さくする。また、第1分岐管(40
a)の電磁弁(41a)を開放すると共に、第2分岐管(40b)の
電磁弁(41b)を閉鎖する。これにより、上述した実施形
態6における暖房リッチ状態と同様の冷媒循環動作を行
うことができる(図9に実線で示す矢印参照)。また、
冷房負荷が小さいほど下流側電動弁(13b)の開度を小さ
くし、液流通管(40)の液冷媒流量を増加させる。
流側電動弁(13b)を開放すると共に、上流側電動弁(13a)
の開度を小さくする。また、第1分岐管(40a)の電磁弁
(41a)を閉鎖すると共に、第2分岐管(40b)の電磁弁(41
b)を開放する。これにより、上述した実施形態6におけ
る冷房リッチ状態と同様の冷媒循環動作を行うことがで
きる(図9に破線で示す矢印参照)。また、暖房負荷が
小さいほど上流側電動弁(13a)の開度を小さくし、液流
通管(40)の液冷媒流量を増加させる。
を用いるのみで、暖房リッチ状態及び冷房リッチ状態共
に対応して利用側冷媒の循環動作を行うことができる。
6の第2変形例について説明する。本変形例も、図10
に示すように、ポンプ(11)を1個のみとしている。ま
た、液流通管(40)の第2分岐管(40b)をポンプ(11)の吐
出側に、第1分岐管(40a)を冷却用熱交換器(5)の放熱部
(5B)の上流側にそれぞれ接続している。各分岐管(40a,4
0b)には流量制御弁としての電動弁(42a,42b)が設けられ
ている。また、図示しないが、本装置のコントローラに
は、これら電動弁(42a,42b)の開度調整を行う開度調整
手段が設けられている。
様の弁の開度調整により、暖房リッチ状態及び冷房リッ
チ状態共に対応して利用側冷媒の循環動作を行うことが
できる。また、冷房負荷が小さいほど第2分岐管(40b)
の電動弁(42b)の開度を小さくし、第1分岐管(40a)の液
冷媒流量を増加させる。一方、暖房負荷が小さいほど第
1分岐管(40a)の電動弁(42a)の開度を小さくし、第2分
岐管(40b)の液冷媒流量を増加させる。この図10にお
いても、暖房リッチ状態の冷媒循環動作を実線の矢印で
示し、冷房リッチ状態の冷媒循環動作を破線の矢印で示
している。
転動作において、ポンプ(11)に戻る利用側冷媒を冷却用
熱交換器(5)で確実に液化することができる。従って、
ポンプ(11)にガス相の冷媒が戻ってしまいポンプ(11)の
駆動に支障を来すといったことが回避できる。
する。本形態は、複数の室外ユニット(A1,A2)を備えた
ものである。
実施形態6の回路構成において2台の室外ユニット(A1,
A2)を並列に接続したものである。つまり、高圧ガス配
管(GH)及び低圧ガス配管(GL)を分岐して、各室外ユニッ
ト(A1,A2)における加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)及び
冷却用熱交換器(5)の放熱部(5B)にそれぞれ接続してい
る。個々の室外ユニット(A1,A2)の構成は、上述した実
施形態6のものと同様である。また、本形態の運転動作
は上述した実施形態6の場合と同様であり、各弁(13a,1
3b)の開度調整及びポンプ(11a,11b)の運転周波数調整に
より冷暖房能力が調整される。
1,A2)の能力を調整することで、暖房能力及び冷房能力
の調整範囲を拡大することができる。
する。本形態も、複数の室外ユニット(A1,A2)を備えた
ものである。
ユニット(A1,A2)のうち一方の第1室外ユニット(A1)
は、上述した各実施形態のものと同様の構成でなってい
る。他方の第2室外ユニット(A2)は、ポンプ(50)、流路
切換手段としての四路切換弁(51)、空気熱交換器(52)を
備え、各室内熱交換器(12,14)と閉回路を構成してい
る。つまり、空気熱交換器(52)のガス側が分岐管(52a,5
2b)に分岐され、第1分岐管(52a)が高圧ガス配管(GH)
に、第2分岐管(52b)が低圧ガス配管(GL)にそれぞれ接
続している。第1分岐管(52a)には高圧ガス配管(GH)へ
向かう利用側冷媒の流通のみを許容する逆止弁(CV)が設
けられている。第2分岐管(52b)には空気熱交換器(52)
へ向かう利用側冷媒の流通のみを許容する逆止弁(CV)が
設けられている。
2)とを連絡する接続管(53)が設けられている。
3)は四路切換弁(51)に接続している。また、図示しない
が、本装置のコントローラには、この四路切換弁(51)の
切り換え制御を行う切換制御手段が設けられている。こ
の切換制御手段の制御動作により四路切換弁(51)が切り
換わる。つまり、ポンプ(50)の吐出側を空気熱交換器(5
2)に連通させ且つ吸入側を接続管(53)に連通させる状態
と、ポンプ(50)の吐出側を接続管(53)に連通させ且つ吸
入側を空気熱交換器(52)に連通させる状態とが切換え可
能となっている。
作について説明する。暖房リッチ状態では、四路切換弁
(51)が図中実線側に切換わり放熱補助動作が行われる。
ポンプ(50)から吐出した液相の利用側冷媒は、図12に
実線で示す矢印のように、空気熱交換器(52)で例えば外
気と熱交換を行って蒸発し、高圧ガス配管(GH)に流入
し、加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)から流出する利用
側冷媒と合流する。この利用側冷媒は、第1室内熱交換
器(12)において室内の暖房に寄与する。この第1室内熱
交換器(12)を経た利用側冷媒のうち液流通管(40)を流れ
るものの一部は接続管(53)及び四路切換弁(51)を経てポ
ンプ(50)の吸入側に回収される。このような冷媒循環動
作が連続して行われる。
1)が図中破線側に切換わり吸熱補助動作が行われる。ポ
ンプ(50)から吐出した液相の利用側冷媒は、図12に破
線で示す矢印のように、接続管(53)を経て液流通管(40)
の冷媒と合流する。この利用側冷媒は、第2室内熱交換
器(14)において冷房に寄与した後、低圧ガス配管(GL)に
流出する。この低圧ガス配管(GL)を流れる利用側冷媒の
一部は第2分岐管(52b)、空気熱交換器(52)及び四路切
換弁(51)を経てポンプ(50)の吸入側に回収される。この
ような冷媒循環動作が連続して行われる。
ステムと単段の冷媒回路とを併用することが可能な構成
となっている。
路構成−以下に述べる実施形態9〜11は、各室内ユニ
ット(B,C)の冷房運転と暖房運転とを任意に切り換える
ことを可能にしたいわゆる冷暖フリーの回路構成とした
ものである。
の回路構成に対して各室内ユニット(B,C)の冷暖房を切
換え可能としたものである。
回路(10)は、高圧ガス管(GH)及び低圧ガス管(GL)と各室
内ユニット(B,C)との間に切換手段としての第1及び第
2の切換ユニット(D1,D2)が設けられている。各室内ユ
ニット(B,C)は互いに同一の構成である。つまり、各室
内ユニット(B),(C)は室内熱交換器(12),(14)を収容し、
この室内熱交換器(12),(14)の液側に電動弁(13a),(13b)
が接続されている。
ぞれ分岐されている。高圧ガス管(GH)の分岐管(GH1,GH
2)と低圧ガス管(GL)の分岐管(GL1,GL2)とは切換ユニッ
ト(D1,D2)内部で接続されている。また、これら各分岐
管(GH1,GL1,GH2,GL2)には電磁弁(55a,55b,55c,55d)が設
けられている。つまり、各切換ユニット(D1,D2)の高圧
ガス管側の分岐管(GH1,GH2)には高圧側電磁弁(55a,55c)
が設けられ、各切換ユニット(D1,D2)の低圧ガス管側の
分岐管(GL1,GL2)には低圧側電磁弁(55b,55d)が設けられ
ている。また、図示しないが、本装置のコントローラに
は、この各電磁弁(55a,55b,55c,55d)の開閉動作を制御
する切換制御手段が設けられている。
a),(13b)同士は液管(LL)によって接続されている。
(B)で暖房運転を行い、第2室内ユニット(C)で冷房運転
を行う場合、第1切換ユニット(D1)では、高圧側電磁弁
(55a)を開放し低圧側電磁弁(55b)を閉鎖する。一方、第
2切換ユニット(D2)では、高圧側電磁弁(55c)を閉鎖し
低圧側電磁弁(55d)を開放する。
うに、ポンプ(11)から吐出した液相の利用側冷媒が、加
熱用熱交換器(3)において、熱源側冷媒と熱交換を行っ
て蒸発する。この蒸発したガス相の利用側冷媒は、高圧
ガス管(GH)及び第1切換ユニット(D1)を経て第1室内ユ
ニット(B)に流入する。ここで、利用側冷媒は、第1室
内熱交換器(12)において室内空気と熱交換し、該室内空
気を加熱して凝縮する。その後、この液相の利用側冷媒
は、液管(LL)を流れ、第1切換ユニット(D1)及び第2切
換ユニット(D2)を経て第2室内ユニット(C)に流入す
る。ここで、利用側冷媒は、電動弁(13c)で減圧し、第
2室内熱交換器(14)において、室内空気と熱交換し、該
室内空気を冷却して蒸発する。その後、このガス相の利
用側冷媒は、第2切換ユニット(D2)及び低圧ガス管(GL)
を経た後、冷却用熱交換器(5)において、熱源側冷媒と
熱交換を行って凝縮し、ポンプ(11)に回収される。この
ような利用側冷媒の循環動作が2次側冷媒回路(10)にお
いて連続して行われる。これにより、第1室内ユニット
(B)で暖房運転が、第2室内ユニット(C)で冷房運転がそ
れぞれ行われる。
行い、第2室内ユニット(C)で暖房運転を行う場合、第
1切換ユニット(D1)では、高圧側電磁弁(55a)を閉鎖し
低圧側電磁弁(55b)を開放する。一方、第2切換ユニッ
ト(D2)では、高圧側電磁弁(55c)を開放し低圧側電磁弁
(55d)を閉鎖する。
うに、ポンプ(11)から吐出した液相の利用側冷媒が、加
熱用熱交換器(3)、高圧ガス管(GH)及び第2切換ユニッ
ト(D2)を順に流れて第2室内ユニット(C)に流入する。
ここで、利用側冷媒は、第2室内熱交換器(14)において
室内空気と熱交換し、該室内空気を加熱して凝縮する。
その後、この液相の利用側冷媒は、液管(LL)を流れ、第
2切換ユニット(D2)及び第1切換ユニット(D1)を経て第
1室内ユニット(B)に流入する。ここで、利用側冷媒
は、電動弁(13a)を経て、第1室内熱交換器(12)におい
て、室内空気と熱交換し、該室内空気を冷却して蒸発す
る。その後、このガス相の利用側冷媒は、第1切換ユニ
ット(D1)、低圧ガス管(GL)、冷却用熱交換器(5)を順に
流れてポンプ(11)に回収される。このような利用側冷媒
の循環動作が2次側冷媒回路(10)において連続して行わ
れる。これにより、第1室内ユニット(B)で冷房運転
が、第2室内ユニット(C)で暖房運転がそれぞれ行われ
る。
ト(D1,D2)の電磁弁(55a,55b,55c,55d)の切換え動作によ
って各室内ユニット(B,C)での運転動作を任意に切り換
えることが可能となっている。
2の変形例(図3)の回路構成に対して各室内ユニット
(B,C)の冷暖房を切換え可能としたものである。ここで
は、上述した実施形態9との相違点についてのみ説明す
る。
置における2次側冷媒回路(10)には、各室内ユニット
(B,C)間の液管(LL)と低圧ガス管(GL)とを接続するバイ
パス配管(20)が設けられている。このバイパス配管(20)
には冷媒流量の調整を可能とする電動弁(21)が設けられ
ている。
ている室内熱交換器を経た利用側冷媒は、一部が冷房動
作を行う室内熱交換器に流れる一方、他は、液相または
気液混合相のままバイパス配管(20)を流れることにな
る。その他の動作は上述した実施形態9の場合と同様で
ある(図13の各矢印に相当する図14の各矢印参
照)。
部が冷房動作を行う室内熱交換器をバイパスするように
したことで、冷房能力よりも暖房能力を高くすることが
可能となっている。従って、暖房リッチ状態に有効な構
成である。また、電動弁(21)の開度を制御することによ
って、冷房運転を行う室内熱交換器をバイパスする利用
側冷媒の量を調整することが可能である。このため、冷
房負荷に応じて室内熱交換器に適切な冷媒流量を得るこ
とが可能になる。
ない構成(実施形態2(図2)に相当する構成)を採用
することも可能である。
3の変形例(図5)の回路構成に対して各室内ユニット
(B,C)の冷暖房を切換え可能としたものである。ここで
も、上述した実施形態9との相違点についてのみ説明す
る。
置における2次側冷媒回路(10)には、加熱用熱交換器
(3)の吸熱部(3B)をバイパスするバイパス配管(25)が設
けられている。このバイパス配管(25)は、一端がポンプ
(11)と加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)との間の液管(L
L)に接続し、他端が高圧ガス管(GH)に接続している。ま
た、このバイパス配管(25)には、冷媒流量の調整を可能
とする電動弁(26)が設けられている。
吐出した液相の利用側冷媒は、一部が加熱用熱交換器
(3)の吸熱部(3B)に流れて熱源側冷媒から吸熱して蒸発
した後、高圧ガス管(GH)に流出する。他の利用側冷媒
は、バイパス配管(25)を流れ、液相のまま高圧ガス管(G
H)において上記加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)を経た
利用側冷媒と合流して暖房動作を行う室内熱交換器に流
入する。その他の動作は上述した実施形態9の場合と同
様である(図13の各矢印に相当する図15の各矢印参
照)。
部が加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)をバイパスするよ
うにしたことで、利用側冷媒が熱源側冷媒へ与える熱量
よりも、利用側冷媒が熱源側冷媒から受ける熱量を小さ
くできるようになっている。従って、冷房リッチ状態に
有効な構成である。また、電動弁(26)の開度を制御する
ことによって加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)をバイパ
スする利用側冷媒の量を調整することが可能になる。つ
まり、暖房負荷に応じて加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3
B)に適切な冷媒流量を得ることが可能になる。
ない構成(実施形態3(図4)に相当する構成)を採用
することも可能である。
施形態9の回路構成に対して、上記実施形態4〜8の構
成を適用した場合の回路構成について説明する。
成に対して実施形態4における液戻し管(30)を採用した
ものである。
成に対して実施形態5における液供給管(35)を採用した
ものである。
成に対して実施形態6における液流通管(40)を採用した
ものである。
成に対して実施形態6の第1変形例における液流通管(4
0)を採用したものである。
成に対して実施形態6の第2変形例における液流通管(4
0)を採用したものである。
成に対して実施形態7のように2台の室外ユニット(A1,
A2)を採用したものである。また、各室外ユニット(A1,A
2)は、上述した実施形態6の変形例1のように、液流通
管(40)が分岐されてポンプ(11)の吸入側及び吐出側に接
続している。
成に対して実施形態8のような室外ユニット(A2)を採用
したものである。また、この回路においても、一方の室
外ユニット(A1)は、上述した実施形態6の変形例1のよ
うに、液流通管(40)が分岐されてポンプ(11)の吸入側及
び吐出側に接続している。更に、この回路の一方の室外
ユニット(A2)の熱交換器(52)はカスケード型の熱交換器
で構成されている。
9の回路構成に対して利用側冷媒の搬送駆動力を冷媒の
加熱及び冷却に伴う相変化を利用して得るようにしたも
のである。
て地域冷暖房システムを利用している。つまり、温水の
供給及び回収を行う一対の温水配管(60a,60b)、冷水の
供給及び回収を行う一対の冷水配管(61a,61b)が室外ユ
ニット(A)に導入されている。
換器(5)に対する温水配管(60a,60b)及び冷水配管(61a,6
1b)の接続状態について説明する。
管(62a)が接続され、この温水供給管(62a)が加熱用熱交
換器(3)の放熱部(3A)の流入側に接続している。温水回
収側の温水配管(60b)には温水回収管(62b)が接続され、
この温水回収管(62b)が加熱用熱交換器(3)の放熱部(3A)
の流出側に接続している。
水供給管(63a)が接続され、この冷水供給管(63a)が冷却
用熱交換器(5)の吸熱部(5A)の流入側に接続している。
冷水回収側の冷水配管(61b)には冷水回収管(63b)が接続
され、この冷水回収管(63b)が冷却用熱交換器(5)の吸熱
部(5A)の流出側に接続している。つまり、加熱用熱交換
器(3)では、温水配管(60a)を経て流入する温水の温熱を
利用して利用側冷媒が蒸発する一方、冷却用熱交換器
(5)では、冷水配管(61a)を経て流入する冷水の冷熱を利
用して利用側冷媒が凝縮する構成となっている。
(図23における上端部)における各切換ユニット(D1,
D2)に対する接続状態は、上述した実施形態9のものと
同様である。また、冷却用熱交換器(5)の放熱部(5B)の
ガス側(図23における上端部)における各切換ユニッ
ト(D1,D2)に対する接続状態も、上述した実施形態9の
ものと同様である。
(11)について説明する。この駆動力発生回路(11)は、加
圧手段としての循環用加熱器(71)、減圧手段としての循
環用冷却器(72)、第1及び第2のメインタンク(T1,T2)
、サブタンク(ST)を備えている。
放熱部(71A)と吸熱部(71B)とを備え、これらの間で熱交
換が行われるようになっている。この放熱部(71A)は、
上記温水供給側の温水配管(60a)に温水供給管(62a)を介
して接続している。また、吸熱部(71B)の上端部にはガ
ス供給管(73)が接続されている。このガス供給管(73)
は、3本の分岐管(73a〜73c)に分岐されて夫々が各メイ
ンタンク(T1,T2)及びサブタンク(ST)の上端部に個別に
接続している。これら各分岐管(73a〜73c)には、第1〜
第3のタンク加圧電磁弁(SV-P1〜SV-P3)が設けられてい
る。また、この循環用加熱器(71)の吸熱部(71B)の下端
部には液回収管(74)の一端が接続されている。この液回
収管(74)の他端はサブタンク(ST)の下端部に接続してい
る。この液回収管(74)には、サブタンク(ST)からの冷媒
の流出のみを許容する逆止弁(CV-1)が設けられている。
と放熱部(72B)とを備え、これらの間で熱交換が行われ
るようになっている。この吸熱部(72A)は、上記冷水供
給側の冷水配管(61a)に冷水供給管(63a)を介して接続さ
れている。また、放熱部(72B)の上端部にはガス回収管
(75)が接続されている。このガス回収管(75)は、3本の
分岐管(75a〜75c)に分岐され、これらは上記ガス供給管
(73)の各分岐管(73a〜73c)に接続することにより、各メ
インタンク(T1,T2)及びサブタンク(ST)の上端部に個別
に接続している。これら各分岐管(75a〜75c)には、第1
〜第3のタンク減圧電磁弁(SV-V1〜SV-V3)が設けられて
いる。また、この循環用冷却器(72)の下端部には液供給
管(76)が接続されている。この液供給管(76)は、2本の
分岐管(76a,76b)に分岐されて夫々が各メインタンク(T
1,T2)の下端部に個別に接続している。これら分岐管(76
a,76b)には、メインタンク(T1,T2)へ向かう冷媒流れの
みを許容する逆止弁(CV-2,CV-2) が設けられている。
却器(72)よりも低い位置に設置されている。また、サブ
タンク(ST)は、循環用加熱器(71)よりも高い位置に設置
されている。
側(図23における下端部)は液配管(77)が接続されて
いる。この液配管(77)は2本の分岐管(77a,77b)に分岐
され、これらは上記液供給管(76)の各分岐管(76a,76b)
に接続することにより、各メインタンク(T1,T2)の下端
部に個別に接続している。これら分岐管(77a,77b)に
は、加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)へ向かう冷媒流れ
のみを許容する逆止弁(CV-3,CV-3)が設けられている。
(78)によって接続されている。この液押出し管(78)には
電磁弁(78a)が設けられている。更に、この液押出し管
(78)には液戻し管(79)が接続されている。この液戻し管
(79)は2本の分岐管(79a,79b)に分岐され、これらは上
記液配管(77)の各分岐管(77a,77b)に接続することによ
り、各メインタンク(T1,T2) の下端部に個別に接続して
いる。この液戻し管(79)には電磁弁(79c)が、これら分
岐管(79a,79b)にはメインタンク(T1,T2)へ向かう冷媒流
れのみを許容する逆止弁(CV-4,CV-4)がそれぞれ設けら
れている。また、加熱用熱交換器(3)の吸熱部(3B)に接
続している液配管(77)と、サブタンク(ST)に接続してい
る液回収管(74)とは補助液管(80)によって接続されてい
る。この補助液管(80)にはサブタンク(ST)へ向かう冷媒
流れのみを許容する逆止弁(CV-5)が設けられている。更
に、上記冷却用熱交換器(5)の放熱部(5B)の液側(図2
3における下端部)は液戻し管(81)が接続されている。
この液戻し管(81)の下流端は、上記液戻し管(79)に接続
している。
回路の構成である。
室内ユニット(B)で暖房運転を行い、第2室内ユニット
(C)で冷房運転を行う場合、第1切換ユニット(D1)で
は、高圧側電磁弁(55a)を開放し低圧側電磁弁(55b)を閉
鎖する。一方、第2切換ユニット(D2)では、高圧側電磁
弁(55c)を閉鎖し低圧側電磁弁(55d)を開放する。更に、
第1メインタンク(T1)の加圧電磁弁(SV-P1) 、サブタン
ク(ST)の加圧電磁弁(SV-P3) 、第2メインタンク(T2)の
減圧電磁弁(SV-V2)を開放する。一方、第2メインタン
ク(T2)の加圧電磁弁(SV-P2)、第1メインタンク(T1)の
減圧電磁弁(SV-V1) 、サブタンク(ST)の減圧電磁弁(SV-
V3) は閉鎖する。また、液押出し管(78)及び液戻し管(7
9)の各電磁弁(78a,79c)は共に閉鎖しておく。
冷却器(72)における、温水または冷水と利用側冷媒との
熱の授受により、循環用加熱器(71)の吸熱部(71B)では
液冷媒の蒸発に伴って高圧が、循環用冷却器(72)の放熱
部(72B)ではガス冷媒の凝縮に伴って低圧が発生する。
このため、第1メインタンク(T1)及びサブタンク(ST)の
内圧が高圧となり(加圧動作)、逆に、第2メインタン
ク(T2)の内圧が低圧となる(減圧動作)。これにより、
図24に実線の矢印で示すように、第1メインタンク(T
1)から押し出された液冷媒が、加熱用熱交換器(3)に導
入され、温水との間で熱交換を行って蒸発する。その
後、この冷媒は、第1切換ユニット(D1)、第1室内ユニ
ット(B)、第2切換ユニット(D2)及び第2室内ユニット
(C)を順に流れ、第1室内ユニット(B)で暖房運転を行
い、第2室内ユニット(C)で冷房運転を行う。第2室内
ユニット(C)から流出したガス冷媒は、ガス配管(GL)を
経て、冷却用熱交換器(5)において冷水との間で熱交換
を行って凝縮し、液戻し管(81,79)を経て第2メインタ
ンク(T2)に回収される。また、循環用冷却器(72)で凝縮
した液冷媒は液供給管(76)の一方の分岐管(76b)により
第2メインタンク(T2)に導入する。
の吸熱部(71B)と均圧されているので、図24に破線の
矢印で示すように、該サブタンク(ST)内の液冷媒が液回
収管(74)を経て循環用加熱器(71)の吸熱部(71B)に供給
される。この供給された液冷媒はこの吸熱部(71B)内で
蒸発して第1メインタンク(T1)内の加圧に寄与する。そ
の後、このサブタンク(ST)内の液冷媒の殆どが吸熱部(7
1B)に供給されると、サブタンク(ST)の加圧電磁弁(SV-P
3) が閉鎖されると共に、サブタンク(ST)の減圧電磁弁
(SV-V3) が開放される。これにより、サブタンク(ST)内
は低圧になり、図24に一点鎖線の矢印で示すように、
第1メインタンク(T1)から押し出された液冷媒の一部が
補助液管(80)及び液回収管(74)を経てサブタンク(ST)に
回収される。このようなサブタンク(ST)での液冷媒の押
出し動作及び回収動作が各メインタンク(T1,T2)の各電
磁弁(SV-P1〜SV-V2)の動作に拘わりなく交互に行われ
る。
磁弁を切換える。つまり、第1メインタンク(T1)の加圧
電磁弁(SV-P1) 、第2メインタンク(T2)の減圧電磁弁(S
V-V2)を閉鎖する。第2メインタンク(T2)の加圧電磁弁
(SV-P2) 、第1メインタンク(T1)の減圧電磁弁(SV-V1)
を開放する。
が低圧となり、逆に、第2メインタンク(T2)の内圧が高
圧となる。このため、第2メインタンク(T2)から押し出
された液冷媒が上述と同様に循環して第1メインタンク
(T1)に回収される冷媒循環状態となる。この場合にも、
このサブタンク(ST)では、加圧電磁弁(SV-P3)及び減圧
電磁弁(SV-V3)の開閉動作が繰り返され、液冷媒の押出
し動作及び回収動作が交互に行われる。
返されることにより、利用側冷媒が循環され、第1室内
ユニット(B)での暖房運転及び第2室内ユニット(C)での
冷房運転が行われることになる。
行い、第2室内ユニット(C)で暖房運転を行う場合に
は、第1切換ユニット(D1)では、高圧側電磁弁(55a)を
閉鎖し低圧側電磁弁(55b)を開放する。一方、第2切換
ユニット(D2)では、高圧側電磁弁(55c)を開放し低圧側
電磁弁(55d)を閉鎖する。また、駆動力発生回路(11)の
動作は上述した場合と同様に行われる。
出された液冷媒が、加熱用熱交換器(3)で蒸発し、第2
室内ユニット(C)で凝縮することにより暖房動作を行
う。この第2室内ユニット(C)を経た液冷媒は、第1室
内ユニット(B)に導入して蒸発することにより冷房動作
を行う。この第1室内ユニット(B)を経たガス冷媒は冷
却用熱交換器(5)で凝縮した後、他方のメインタンクに
回収される。その他の動作は、上述した場合と同様であ
る。
わせる場合には、各切換ユニット(D1,D2)の高圧側電磁
弁(55a,55c)を開放し、低圧側電磁弁(55b,55d)を閉鎖す
る。また、液戻し管(79)の電磁弁(79c)を開放し、液押
出し管(78)の電磁弁(78a)を閉鎖する。
出された利用側冷媒は、加熱用熱交換器(3)で蒸発し、
各室内ユニット(B,C)に分流される。この冷媒は、各室
内ユニット(B,C)の室内熱交換器(12,14)で凝縮した後、
液管(LL)及び液戻し管(79)を経て他方のメインタンクに
回収される。
転を行う場合には、各切換ユニット(D1,D2)の低圧側電
磁弁(55b,55d)を開放し、高圧側電磁弁(55a,55c)を閉鎖
する。また、液押出し管(78)の電磁弁(78a)を開放し、
液戻し管(79)の電磁弁(79c)を閉鎖する。
出された利用側冷媒は、液押出し管(78)及び液管(LL)を
経て各室内ユニット(B,C)に分流される。この冷媒は、
各室内ユニット(B,C)の室内熱交換器(12,14)で蒸発した
後、低圧ガス配管(GL)を経て冷却用熱交換器(5)に流入
して凝縮し、液戻し管(79)を経て他方のメインタンクに
回収される。
域冷暖房用の温水の温熱及び冷水の冷熱を利用した利用
側冷媒の加熱及び冷却によってメインタンク(T1,T2) か
らの冷媒の押出し及び回収を行い、これによって2次側
冷媒回路(10)での冷媒の循環駆動力を得るようにしてい
る。このため、機械式のポンプを使用したものに比べて
高効率で信頼性の高い冷媒循環動作を行わせることがで
きる。
を改良した実施形態13について説明する。本形態も利
用側冷媒の搬送駆動力を冷媒の加熱及び冷却に伴う相変
化を利用して得るようにしたものである。尚、ここでは
実施形態12との相違点についてのみ説明し、図25に
おいて実施形態12と同一の部材には同符号を付して説
明を省略する。また、本形態では、3つの室内ユニット
(B,C,E)を備えた空気調和装置に本発明を適用した場合
である。
対の駆動力発生回路(11a,11b)を備えている。図25に
おいて右側に位置する下流側駆動力発生回路(11b)は、
第1及び第2のメインタンク(T1,T2)を備えている。一
方、図25において左側に位置する上流側駆動力発生回
路(11a)は、第3及び第4のメインタンク(T3,T4)及びサ
ブタンク(ST)を備えている。下流側駆動力発生回路(11
b)の回路構成は上述した実施形態12の駆動力発生回路
と略同様の構成で成る。
3及び第4のメインタンク(T3,T4)及びサブタンク(ST)
が、循環用加熱器(71)及び循環用冷却器(72)に対する連
通状態が切換え可能に構成されている。この切り換え機
構は、下流側駆動力発生回路(11b)と同様に複数の電磁
弁により構成されている。
接続している液戻し管(81)の下流側は分岐され、各分岐
管(81a,81b)が第3及び第4のメインタンク(T3,T4)の下
端部に個別に接続している。この各分岐管(81a,81b)に
は、第3及び第4のメインタンク(T3,T4)へ向かう冷媒
の流通のみを許容する逆止弁(CV-6,CV-6)が設けられて
いる。
する液管(LL)の下流側は、3本の分岐管(LL1,LL2,LL3)
に分岐され、それぞれは上記液戻し管(81)の分岐管(81
a,81b)及び液回収管(74)に接続していることにより、第
3及び第4のメインタンク(T3,T4)及びサブタンク(ST)
の下端に個別に接続している。更に、液戻し管(79)の上
流側は、この液管(LL)に接続している。
ついて説明する。各切換ユニット(D1,D2,D3)は共に同一
の構成で成る。この切換ユニット(D1,D2,D3)には、高圧
ガス管(GH)、低圧ガス管(GL)及び液管(LL)が導入してい
る。
3)の内部で分岐され、一方に電磁弁(90)が他方に逆止弁
(CV-7)が設けられている。この逆止弁(CV-7)は高圧ガス
管(GH)への冷媒の流出のみを許容するものである。
3)において電磁弁(91)が設けられている。この低圧ガス
管(GL)と上記高圧ガス管(GH)とは、この切換ユニット(D
1,D2,D3)内部で接続されて室内熱交換器(12,14,16)のガ
ス側に接続している。
(92)によって接続されている。このバイパス管(92)には
電磁弁(93)が設けられている。また、切換ユニット(D1,
D2,D3)には、このバイパス管(92)を流れる冷媒と低圧ガ
ス管(GL)を流れる冷媒との間で熱交換を行う熱交換部(9
4)が収容されている。
〜第3室内ユニット(B,C,E)のうち暖房運転を行う室内
ユニットに接続する切換ユニットでは、高圧側電磁弁(9
0)を開放しバイパス管(92)の電磁弁(93)及び低圧側電磁
弁(91)を閉鎖する。一方、冷房運転を行う室内ユニット
に接続する切換ユニットでは、高圧側電磁弁(90)及びバ
イパス管(92)の電磁弁(93)を閉鎖し低圧側電磁弁(91)を
開放する。
に循環用加熱器(71)で発生する高圧及び循環用冷却器(7
2)で発生する低圧を各タンクに作用させる。例えば、第
1タンク(T1)及び第3タンク(T3)に高圧を作用させ、第
2タンク(T2)及び第4タンク(T4)に低圧を作用させた場
合、図26に実線で示す矢印のように、第1タンク(T1)
から押し出された冷媒は、液配管(77)を経て加熱用熱交
換器(3)で蒸発し、高圧ガス配管(GH)を経て暖房運転を
行う室内ユニットに流入する(図26では第1及び第2
室内ユニット(B,C)で暖房運転が行われ、第3室内ユニ
ット(E)で冷房運転が行わる場合の冷媒循環動作を示し
ている)。この暖房運転を行う室内ユニット(B,C)に流
入した冷媒は、室内熱交換器(12,14)で凝縮して室内の
暖房を行う。その後、この冷媒は、液管(LL)を経て、そ
の一部が冷房運転を行う室内ユニット(E)に流入する。
この冷房運転を行う室内ユニット(E)に流入した冷媒
は、室内熱交換器(16)で蒸発して室内の冷房を行った
後、低圧ガス配管(GL)を経て冷却用熱交換器(5)で凝縮
し、液戻し管(81)を経て第4メインタンク(T4)に回収さ
れる。他の冷媒は、液管(LL)を流れ、液戻し管(79)を経
て第2メインタンク(T2)に回収される。
れた冷媒は、図26に破線で示す矢印のように、液戻し
管(79)を経て第2メインタンク(T2)に回収される。ま
た、この場合、サブタンク(ST)に対する液冷媒の供給及
び回収動作としては、サブタンク(ST)内に低圧が作用し
ている際には、第3メインタンク(T3)から押し出された
冷媒の一部が供給され、サブタンク(ST)内に高圧が作用
している際には、液冷媒が循環用加熱器(71)に回収され
る。
側駆動力発生回路(11b)が上述した実施形態6の下流側
ポンプに相当し、上流側駆動力発生回路(11a)が上述し
た上流側ポンプに相当した状態で冷媒循環動作が行われ
ることになる。このため、この実施形態6と同様に、暖
房リッチ状態及び冷房リッチ状態共に対応して利用側冷
媒の循環動作を行うことができる。
運転を行う場合には、バイパス管(92)の電磁弁(93)を開
放する。これにより、室内熱交換器(12,14,16)で凝縮し
た冷媒を、バイパス管(92)、低圧ガス配管(GL)を経て回
収する。
気調和装置に適用した場合について説明したが、その他
の冷凍装置に対して適用することも可能である。
ニット(B,C)を備えた装置に対して本発明を適用し、実
施形態13では3台の室内ユニット(B,C,E)を備えた装
置に対して本発明を適用した場合について説明した。本
発明は、これに限らず、3台以上の室内ユニットを備え
た装置や、1台の室内ユニットに複数の熱交換器を収容
した装置に対しても適用可能である。
ような効果が発揮される。請求項1記載の発明では、熱
源側ユニット(A)と利用側ユニットとを2本のガス配管
(GH,GL)によって接続しながらも、一部の利用側熱交換
器(12)では放熱動作を、他の利用側熱交換器(14)では吸
熱動作を同時に行うことを可能にしている。このため、
放熱動作と吸熱動作とを同時に行い得る冷凍装置に対し
て、装置全体としての構成を簡素化でき製造コストの低
減を図ることができる。また、配管本数の削減に伴って
その接続箇所が削減するため、装置据付け時の施工作業
の簡略化を図ることもできる。
行う利用側熱交換器(14)に対して利用側冷媒をバイパス
させるバイパス路(20)を設けている。このため、簡単な
構成で、吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)の能力より
も放熱動作を行う利用側熱交換器(12)の能力を高くする
ことが可能になる。
に対して利用側冷媒をバイパスさせるバイパス路(25)を
設けている。このため、簡単な構成で、放熱動作を行う
利用側熱交換器(12)の能力よりも吸熱動作を行う利用側
熱交換器(14)の能力を高くすることが可能になる。
を行う利用側熱交換器(12)と吸熱動作を行う利用側熱交
換器(14)との間の液配管(LL)と、放熱部(5B)と吸熱部(3
B)との間の液配管(LL)とを接続し、この両者間で利用側
冷媒の流通を可能とする液流通管(30,35,40)を設けてい
る。これにより、利用側冷媒回路(10)を循環する利用側
冷媒の少なくとも一部を液流通管(30,35,40)に流通させ
ることで、各利用側熱交換器(12,14)の能力を変更する
ことができ、本装置の汎用性の拡大を図ることができ
る。また、特に、請求項15記載の発明では、1個の搬
送手段(11)を設けるのみで各利用側熱交換器(12,14)の
能力を変更することができる。更に、請求項17記載の
発明では、吸熱運転を行う利用側熱交換器(14)から流出
した利用側冷媒を放熱部(5B)において確実に液化でき、
搬送手段(11)にガス相の冷媒が流入することを回避でき
る。これは搬送手段(11)を機械式のポンプにより構成し
た場合に特に有効であり、ポンプの故障を回避すること
ができて装置の信頼性の向上を図ることができる。
ユニット(A1,A2)を備えさせ、それぞれの吸熱部(3B,3B)
及び放熱部(5B,5B)を並列に接続している。このため、
各熱源側ユニット(A1,A2)の能力を制御することで、各
利用側熱交換器(12,14)の能力調整可能範囲の拡大を図
ることができ、これによっても装置の汎用性を拡大でき
る。
熱源側ユニット(A1,A2)を備えさせ、一部の熱源側ユニ
ット(A2)が、放熱動作を行う利用側熱交換器(12)にガス
冷媒を供給し、且つこの利用側熱交換器(12)から流出し
た液冷媒を、吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に流通
させることなしに回収する放熱補助動作と、吸熱動作を
行う利用側熱交換器(14)に液冷媒を供給し、且つこの利
用側熱交換器(14)から流出したガス冷媒を、放熱動作を
行う利用側熱交換器(12)に流通させることなしに回収す
る吸熱補助動作とを切換え可能な構成とした。このた
め、放熱補助動作と吸熱補助動作とを切換えることで各
利用側熱交換器(12,14)の能力を可変にできる。
配管(GH,GL)に、各利用側熱交換器(12,14)のガス側の吸
熱部(3B)または放熱部(5B)に対する接続状態を選択的に
切り換え可能な切換手段(D1,D2)を設けている。このた
め、各利用側熱交換器(12,14)の放熱動作と吸熱動作と
を任意に切り換えることが可能となり、例えば空気調和
装置に適用した場合にはいわゆる冷暖フリーの空気調和
装置を実現できる。
側冷媒回路(10)での利用側冷媒の循環駆動力を得るため
の手段が特定できる。また、請求項17記載の発明で
は、機械式のポンプを使用したものに比べて高効率で信
頼性の高い冷媒循環動作を行わせることができる。
る。
る。
媒配管系統図である。
媒配管系統図である。
媒配管系統図である。
を適用した冷媒配管系統図である。
を適用した冷媒配管系統図である。
媒配管系統図である。
媒配管系統図である。
の図である。
の図である。
Claims (26)
- 【請求項1】 熱源側ユニット(A)、利用側ユニット、
該利用側ユニットに収容された複数の利用側熱交換器(1
2,14)を備え、熱源側ユニット(A)で生成した熱を利用側
ユニットに供給し、一部の利用側熱交換器(12)で放熱動
作を行い、他の利用側熱交換器(14)で吸熱動作を行う冷
凍装置において、 熱源側ユニット(A)は、加熱部(3A)と、冷却部(5A)と、
加熱部(3A)から温熱を受ける吸熱部(3B)と、冷却部(5A)
から冷熱を受ける放熱部(5B)とを備えている一方、 搬送手段(11)、上記吸熱部(3B)、放熱部(5B)及び各利用
側熱交換器(12,14)が液配管(LL)及びガス配管(GH,GL)に
よって利用側冷媒の循環が可能に接続されて利用側冷媒
回路(10)が構成されており、 該利用側冷媒回路(10)は、上記吸熱部(3B)において加熱
部(3A)から温熱を受けて蒸発した利用側冷媒が、ガス配
管(GH)を経て利用側ユニットに流入し、放熱動作を行う
利用側熱交換器(12)において放熱して凝縮した後、液配
管(LL)を経て、吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)にお
いて吸熱して蒸発し、ガス配管(GL)を経て熱源側ユニッ
ト(A)に流入して、放熱部(5B)において冷却部(5A)から
冷熱を受けて凝縮した後、液配管(LL)を経て、上記吸熱
部(3B)に流れるように構成されていることを特徴とする
冷凍装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の冷凍装置において、 利用側冷媒回路(10)には、放熱動作を行う利用側熱交換
器(12)において凝縮した利用側冷媒を、吸熱動作を行う
利用側熱交換器(14)をバイパスして、放熱部(5B)に供給
するバイパス路(20)が設けられていることを特徴とする
冷凍装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の冷凍装置において、 バイパス路(20)には、吸熱動作を行う利用側熱交換器(1
4)をバイパスする利用側冷媒の流量を調整する調整機構
(21)が設けられていることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の冷凍装置において、 調整機構(21)は開度調整可能な流量調整弁(21)であり、 放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求される放熱量
に比べて吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に要求され
る吸熱量が小さいほど流量調整弁(21)の開度を大きくす
る開度調整手段が設けられていることを特徴とする冷凍
装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の冷凍装置において、 利用側冷媒回路(10)には、放熱部(5B)において凝縮した
利用側冷媒を、吸熱部(3B)をバイパスして、放熱動作を
行う利用側熱交換器(12)に供給するバイパス路(25)が設
けられていることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の冷凍装置において、 バイパス路(25)には、吸熱部(3B)をバイパスする利用側
冷媒の流量を調整する調整機構(26)が設けられているこ
とを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の冷凍装置において、 調整機構(26)は開度調整可能な流量調整弁(26)であり、 吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に要求される吸熱量
に比べて放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求され
る放熱量が小さいほど流量調整弁(26)の開度を大きくす
る開度調整手段が設けられていることを特徴とする冷凍
装置。 - 【請求項8】 請求項1記載の冷凍装置において、 放熱動作を行う利用側熱交換器(12)と吸熱動作を行う利
用側熱交換器(14)との間の液配管(LL)と、放熱部(5B)と
吸熱部(3B)との間の液配管(LL)とに接続し、この両者間
で利用側冷媒の流通を可能とする液流通管(30,35,40)が
設けられていることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の冷凍装置において、 搬送手段(11)は放熱部(5B)と吸熱部(3B)との間の液配管
(LL)に設けられており、 液流通管(30)は、上流端が各利用側熱交換器(12,14)の
間の液配管(LL)に、下流端が搬送手段(11)の直上流側に
それぞれ接続していることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の冷凍装置において、 液流通管(30)には開度調整可能な流量調整弁(31)が設け
られており、 放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求される放熱量
に比べて吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に要求され
る吸熱量が小さいほど流量調整弁(31)の開度を大きくし
て液流通管(30)を流れる利用側冷媒の量を多くする開度
調整手段が設けられていることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項11】 請求項8記載の冷凍装置において、 搬送手段(11)は放熱部(5B)と吸熱部(3B)との間の液配管
(LL)に設けられており、 液流通管(35)は、上流端が搬送手段(11)の直下流側に、
下流端が各利用側熱交換器(12,14)の間の液配管(LL)に
それぞれ接続していることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項12】 請求項11記載の冷凍装置において、 液流通管(35)には開度調整可能な流量調整弁(36)が設け
られており、 吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に要求される吸熱量
に比べて放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求され
る放熱量が小さいほど流量調整弁(36)の開度を大きくし
て液流通管(35)を流れる利用側冷媒の量を多くする開度
調整手段が設けられていることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項13】 請求項8記載の冷凍装置において、 搬送手段(11a,11b)は放熱部(5B)と吸熱部(3B)との間の
液配管(LL)の2箇所に配設されており、 液流通管(40)は、放熱部(5B)と吸熱部(3B)との間の液配
管(LL)に接続する側が各搬送手段(11a,11b)の間に接続
していることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項14】 請求項13記載の冷凍装置において、 放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求される放熱量
に比べて吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に要求され
る吸熱量が小さいほど、上流側に位置する搬送手段(11
a)の搬送能力よりも下流側に位置する搬送手段(11b)の
搬送能力を高くする一方、吸熱動作を行う利用側熱交換
器(14)に要求される吸熱量に比べて放熱動作を行う利用
側熱交換器(12)に要求される放熱量が小さいほど、下流
側に位置する搬送手段(11b)の搬送能力よりも上流側に
位置する搬送手段(11a)の搬送能力を高くする能力調整
手段が設けられていることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項15】 請求項8記載の冷凍装置において、 搬送手段(11)は放熱部(5B)と吸熱部(3B)との間の液配管
(LL)に設けられており、 液流通管(40)は、放熱部(5B)と吸熱部(3B)との間の液配
管(LL)に接続する側が分岐され、一方の分岐管(40a)が
搬送手段(11)の直上流側に、他方の分岐管(40b)が搬送
手段(11)の直下流側にそれぞれ接続しており、各分岐管
(40a,40b)には流量制御弁(41a,41b)が設けられているこ
とを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項16】 請求項15記載の冷凍装置において、 放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求される放熱量
に比べて吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に要求され
る吸熱量が小さいとき、搬送手段(11)の直上流側に繋が
る分岐管(40a)の流量制御弁(41a)を開放し、搬送手段(1
1)の直下流側に繋がる分岐管(40b)の流量制御弁(41b)を
閉鎖する一方、吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に要
求される吸熱量に比べて放熱動作を行う利用側熱交換器
(12)に要求される放熱量が小さいとき、搬送手段(11)の
直下流側に繋がる分岐管(40b)の流量制御弁(41b)を開放
し、搬送手段(11)の直上流側に繋がる分岐管(40a)の流
量制御弁(41a)を閉鎖する開閉制御手段が設けられてい
ることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項17】 請求項8記載の冷凍装置において、 搬送手段(11)は放熱部(5B)と吸熱部(3B)との間の液配管
(LL)に設けられており、 液流通管(40)は分岐され、一方の分岐管(40a)が放熱部
(5B)の直上流側に、他方の分岐管(40b)が搬送手段(11)
の直下流側にそれぞれ接続しており、各分岐管(40a,40
b)には流量制御弁(42a,42b)が設けられていることを特
徴とする冷凍装置。 - 【請求項18】 請求項17記載の冷凍装置において、 放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求される放熱量
に比べて吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に要求され
る吸熱量が小さいほど、搬送手段(11)の直下流側に繋が
る分岐管(40b)の流量制御弁(42b)の開度よりも放熱部(5
B)の直上流側に繋がる分岐管(40a)の流量制御弁(42a)の
開度を大きくする一方、吸熱動作を行う利用側熱交換器
(14)に要求される吸熱量に比べて放熱動作を行う利用側
熱交換器(12)に要求される放熱量が小さいほど、放熱部
(5B)の直上流側に繋がる分岐管(40a)の流量制御弁(42a)
の開度よりも搬送手段(11)の直下流側に繋がる分岐管(4
0b)の流量制御弁(42b)の開度を大きくするよう各流量制
御弁(42a,42b)の開度を調整する開度調整手段が設けら
れていることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項19】 請求項1〜18のうち1つに記載の冷
凍装置において、 複数の熱源側ユニット(A1,A2)を備えており、各熱源側
ユニット(A1,A2)の吸熱部(3B,3B)のガス側は互いに接続
されて放熱動作を行う利用側熱交換器(12)にガス配管(G
H)を介して接続している一方、 各熱源側ユニット(A1,A2)の放熱部(5B,5B)のガス側は互
いに接続されて吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)にガ
ス配管(GL)を介して接続していることを特徴とする冷凍
装置。 - 【請求項20】 請求項1〜18のうち1つに記載の冷
凍装置において、 補助熱源側ユニット(A2)を備え、 該補助熱源側ユニット(A2)は、 放熱動作を行う利用側熱交換器(12)にガス冷媒を供給
し、且つこの利用側熱交換器(12)から流出した液冷媒
を、吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に流通させるこ
となしに回収する放熱補助動作と、 放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に流通させることな
しに吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に液冷媒を供給
し、且つこの利用側熱交換器(14)から流出したガス冷媒
を回収する吸熱補助動作とを切換え可能に構成されてい
ることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項21】 請求項20記載の冷凍装置において、 補助熱源側ユニット(A2)は、搬送手段(50)、熱交換器(5
2)、流路切換手段(51)を備えており、 該補助熱源側ユニット(A2)は、 放熱補助動作を行う際には、流路切換手段(51)の切換え
動作により、搬送手段(50)から吐出して熱交換器(52)で
蒸発したガス冷媒を、放熱動作を行う利用側熱交換器(1
2)に供給し、且つ該利用側熱交換器(12)で凝縮した液冷
媒を搬送手段(50)に回収する一方、 吸熱補助動作を行う際には、流路切換手段(51)の切換え
動作により、搬送手段(50)から吐出した液冷媒を、吸熱
動作を行う利用側熱交換器(14)に供給し、且つ該利用側
熱交換器(14)を経て利用側冷媒回路(10)を循環するガス
冷媒を熱交換器(52)で凝縮して搬送手段(50)に回収する
ことを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項22】 請求項21記載の冷凍装置において、 吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に要求される吸熱量
よりも放熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求される
放熱量の方が大きいときに放熱補助動作を行う一方、放
熱動作を行う利用側熱交換器(12)に要求される放熱量よ
りも吸熱動作を行う利用側熱交換器(14)に要求される吸
熱量の方が大きいときに吸熱補助動作を行うよう流路切
換手段(51)を切換える切換制御手段が設けられているこ
とを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項23】 請求項1〜22のうち1つに記載の冷
凍装置において、 吸熱部(3B)及び放熱部(5B)と各利用側熱交換器(12,14)
との間のガス配管(GH,GL)には、各利用側熱交換器(12,1
4)のガス側の吸熱部(3B)または放熱部(5B)に対する接続
状態を選択的に切り換え可能な切換手段(D1,D2)が設け
られていることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項24】 請求項23記載の冷凍装置において、 切換手段(D1,D2)には、各利用側熱交換器(12,14)のガス
側の吸熱部(3B)に対する連通状態と非連通状態とを切り
換える第1切換弁(55a,55c)と、各利用側熱交換器(12,1
4)のガス側の放熱部(5B)に対する連通状態と非連通状態
とを切り換える第2切換弁(55b,55d)とが備えられ、 第1切換弁(55a,55c)を開放すると共に第2切換弁(55b,
55d)を閉鎖するように切換手段(D1,D2)を切り換えて、
該切換手段(D1,D2)に接続する利用側熱交換器(12,14)に
放熱動作を行わせる状態と、第1切換弁(55a,55c)を閉
鎖すると共に第2切換弁(55b,55d)を開放するように切
換手段(D1,D2)を切り換えて、該切換手段(D1,D2)に接続
する利用側熱交換器(12,14)に吸熱動作を行わせる状態
とを切り換え制御する切換制御手段が設けられているこ
とを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項25】 請求項1〜24のうち1つに記載の記
載の冷凍装置において、 搬送手段(11)は機械式ポンプであることを特徴とする冷
凍装置。 - 【請求項26】 請求項1〜24のうち1つに記載の記
載の冷凍装置において、 搬送手段(11)は、液冷媒を加熱することによって高圧を
生じさせる加圧手段(71)及びガス冷媒を冷却することに
よって低圧を生じさせる減圧手段(72)の少なくとも一方
を備えて成り、この手段によって生じる圧力と利用側冷
媒回路(10)内の圧力との差により冷媒の循環駆動力を発
生させるものであることを特徴とする冷凍装置。
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