JP3063576B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JP3063576B2
JP3063576B2 JP7163443A JP16344395A JP3063576B2 JP 3063576 B2 JP3063576 B2 JP 3063576B2 JP 7163443 A JP7163443 A JP 7163443A JP 16344395 A JP16344395 A JP 16344395A JP 3063576 B2 JP3063576 B2 JP 3063576B2
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克之 竹内
俊彦 水上
正義 中村
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博 安田
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark

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  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク再生装置に関
し、さらに詳しくは再生する光ディスクの種類に応じて
メモリ手段の使い方を変えてメモリ手段を有効に使用す
る光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンパクトディスク(以下、CD
と略称する)のコンパクト性から携帯用途や車載用途へ
の展開が注目されている。たとえばCDチェンジャーを
搭載したカーオーディオや衛星を利用したCD−ROM
仕様のカーナビゲーションシステム、またはポータブル
CDプレーヤやCDラジオカセットといった商品が人気
を集めている。CDプレーヤは光ディスクのディジタル
信号記録面に光ビームの焦点を合わせるフォーカシング
サーボや、信号記録トラックに光ビームを追従させるト
ラッキングサーボを駆使して、非接触でディジタル信号
列を読み出している。ところが携帯用途や車載用途のC
Dプレーヤでは、据え置きのCDプレーヤに比べて外来
振動の影響を受け易く、フォーカスはずれやトラックジ
ャンプが発生して音が途切れたりまたは不連続になる、
いわゆる音飛びが起こり易い。したがって、この音飛び
を防止するためにCDをたとえば2倍速で回転駆動させ
てディジタル信号列を先読みして、メモリに蓄えながら
標準速度で再生するショックプルーフ機能を搭載したC
Dプレーヤが実用化されている。
【0003】さらに、CDプレーヤにMPEG(Mot
ion Picture coding Expert
s Groupの略)復号機能を内蔵して、最大74分
の動画や音声をMPEG1でディジタル圧縮記録したビ
デオCDやカラオケCDが再生できるビデオCDプレー
ヤの商品化が進んでいる。このビデオCDプレーヤでは
音楽CDの再生もできるために、音楽CD用にショック
プルーフ機能を搭載したビデオCDプレーヤも考案され
ている。
【0004】また、デスクトップパーソナルコンピュー
タやノート型パーソナルコンピュータ用に、アプリケー
ションソフトウエアやデータ、または各種ユーティリテ
ィソフトウエアを提供する媒体としてCD−ROMを利
用する機会が増えてきており、このCD−ROMを再生
するCD−ROMドライバを内蔵したパーソナルコンピ
ュータが主流になりつつある。さらに、パーソナルコン
ピュータにステレオスピーカを内蔵して、ステレオ音楽
やHiFi効果音が再生できる機種も商品化されてい
る。
【0005】以下図面を参照しながら従来例の光ディス
ク再生装置について説明する。従来例の光ディスク再生
装置を示す図4において、光ディスク41は音楽CD
か、またはそれ以外のCDで、スピンドルモータ42に
載置固定されて回転され、光ピックアップ43の光ビー
ムで記録されているデータを読み出せる。光学サーボ手
段44はスピンドルモータ42と光ピックアップ43の
サーボ制御を行う。第1のディジタル信号処理手段46
はディジタル信号を復調処理してサブコード情報や制御
情報および音楽CDのCD−DA信号列やCD−DA以
外の信号列に変換する。システム制御手段45は第1の
ディジタル信号処理手段46から出力されるサブコード
情報や制御情報を読み込んで、音楽用CDか、またはそ
れ以外のCDかを識別したり、トラックジャンプやフォ
ーカスはずれなどのシステム異常を検出する。情報信号
列分岐手段47は入力信号をCD−DA信号列とCD−
DA以外の信号列とに分岐する。ショックプルーフ制御
手段49は情報信号列分岐手段47より高速のCD−D
A信号列を入力して第1のメモリ手段48に蓄えなが
ら、標準速度のCD−DA信号列に変換して出力する。
第2のディジタル信号処理手段4BはCD−DA以外の
信号列を入力して、第2のメモリ手段4Aをバッファメ
モリとして使用しながらリアルタイムにディジタル復号
信号列に変換して出力する。D/A変換手段4CはCD
−DA信号列やディジタル復号信号列をアナログ信号に
変換する。
【0006】以上のように構成された従来例の光ディス
ク再生装置について、以下その動作を説明する。まず光
ディスク41として音楽CDを再生すると、第1のディ
ジタル信号処理手段46は、ディジタル信号の復調処理
を開始して制御情報やサブコード情報を出力する。シス
テム制御手段45は、制御情報やサブコード情報を読み
込んでCD−DA信号列と識別した場合には、スピンド
ルモータ42を標準速度より速く回転駆動するととも
に、トラックジャンプやフォーカスはずれなどのシステ
ム異常を監視して、これらの異常が発生すれば光学サー
ボ手段44に指令を出して、光ピックアップ43やスピ
ンドルモータ42の復帰制御をする。第1のディジタル
信号処理手段46は、高速のCD−DA信号列を出力し
て情報信号列分岐手段47に入力する。情報信号列分岐
手段47はシステム制御手段45の制御によって高速の
CD−DA信号列を分岐してショックプルーフ制御手段
49に出力する。ショクプルーフ制御手段49は、高速
のCD−DA信号列を入力して第1のメモリ手段48に
蓄えながら先に入力したデータから順に読み出す先読み
をして標準速度のCD−DA信号列に変換して出力す
る。さらにD/A変換手段4Cは標準速度のCD−DA
信号列をオーディオ信号に変換して出力する。
【0007】ここでシステム制御手段45がトラックジ
ャンプやフォーカスはずれなどのシステム異常を検出す
ると、直ちに光学サーボ手段44を制御してCD−DA
信号列が途切れる前のトラック位置に再アクセスを開始
するとともに、ショックプルーフ制御手段49に対して
異常発生指令を出力する。ショックプルーフ制御手段4
9は異常発生指令を受け取ると、高速のCD−DA信号
列の入力を停止して第1のメモリ手段48への蓄積を中
止するとともに、第1のメモリ手段48に蓄えられたC
D−DA信号列を標準速度に変換して、音楽が途中で途
切れないように出力する。つまり、第1のメモリ手段4
8に蓄えられたCD−DA信号列の容量分は、新たなC
D−DA信号列が入力されなくても、途切れないで再生
することができる。この時間以内に再アクセスを完了し
て、正常なトラック位置からの再生が再開されると、シ
ステム制御手段45は、ショックプルーフ制御手段49
に対して正常復帰指令を出すと同時に、再びショックプ
ルーフ制御手段49は、高速のCD−DA信号列を入力
して第1のメモリ手段48に蓄積を開始する。
【0008】つぎに音楽CD以外の光ディスク41を再
生すると、第1のディジタル信号処理手段46は、ディ
ジタル信号の復調処理を開始して制御情報やサブコード
情報を出力する。システム制御手段45は、制御情報や
サブコード情報を読み込んでCD−DA以外の信号列で
あることを識別するとともに、トラックジャンプやフォ
ーカスはずれなどのシステム異常を監視し、これらの異
常があれば光学サーボ手段44に指令を出して光ピック
アップ43やスピンドルモータ42の復帰制御をする。
情報信号列分岐手段47はシステム制御手段45の制御
により第1のディジタル信号処理手段46から出力され
るCD−DA以外の信号列を分岐して、第2のディジタ
ル信号処理手段4Bに入力する。第2のディジタル信号
処理手段4Bは、第2のメモリ手段4Aをバッファメモ
リとして使用しながらリアルタイムにCD−DA以外の
信号列をディジタル復号信号列に変換して出力する。さ
らにD/A変換手段4Cは、これらのディジタル復号信
号列を入力して、アナログ信号に変換して出力する。
【0009】つぎに他の従来例のブロック図である図5
について説明する。音楽CD、ビデオCDまたはカラオ
ケCDである光ディスク51はスピンドルモータ52に
載置固定されて回転され、光ピックアップ53でデータ
を再生される。光学サーボ手段54、システム制御手段
55、第1のディジタル信号処理手段56、情報信号列
分岐手段57、第1のメモリ手段58、ショックプルー
フ制御手段59、第2のメモリ手段5A、D/A変換手
段5C等の構成は図4の従来例と同様なものであるが、
図4の構成と異なるのは、第2のディジタル信号処理手
段49をMPEG復号処理手段59に置き換えた点であ
って、音楽用のCD−DA以外の信号列として、ビデオ
CDやカラオケCDなどのMPEG信号列を処理できる
ようになっている。
【0010】以上のように構成された他の従来例の光デ
ィスク再生装置について、以下その動作を説明する。ま
ず光ディスク51として音楽CDを再生した場合は、上
記図4での動作と同じ内容になるので説明を省略する。
つぎに、光ディスク51としてビデオCDやカラオケC
Dを再生すると、第1のディジタル信号処理手段56
は、ディジタル信号の復調処理を開始して制御情報やサ
ブコード情報を出力する。システム制御手段55は、こ
の制御情報やサブコード情報を読み込んでMPEG信号
列であることを識別するとともに、トラックジャンプや
フォーカスはずれなどのシステム異常を監視し、これら
の異常があれば光学サーボ手段54に指令を出して光ピ
ックアップ53やスピンドルモータ52の復帰制御をす
る。一方、情報信号列分岐手段57は、システム制御手
段55の制御によって第1のディジタル信号処理手段5
6から出力されるMPEG信号列を分岐して、MPEG
復号処理手段5Bに入力する。MPEG復号処理手段5
Bは、第2のメモリ手段5Aをバッファメモリとして使
用しながらリアルタイムにMPEG信号列を復号処理し
て、一定時間ごとのディジタルビデオ信号列や、ディジ
タルオーディオ信号列に変換して出力する。さらにD/
A変換手段5Cは、このディジタルビデオ信号列やディ
ジタルオーディオ信号列を入力して、アナログのビデオ
信号やオーディオ信号に変換する。
【0011】つぎにさらに他の従来例の光ディスク再生
装置の図6について説明する。音楽CD、またはCD−
ROMである光ディスク61はスピンドルモータ62に
載置固定されて回転され、光ピックアップ63でデータ
を再生される。光学サーボ手段64、システム制御手段
65、第1のディジタル信号処理手段66、情報信号列
分岐手段67、第1のメモリ手段68、ショックプルー
フ制御手段69、第2のメモリ手段6AおよびD/A変
換手段6C等の構成は図4の従来例と同様なものである
が、図4の構成と異なるのは、第2のディジタル信号処
理手段49を、CD−ROM復号処理手段6Bに置き換
えた点であり、音楽用のCD−DA以外の信号列がCD
−ROM信号列の場合に適用される。
【0012】以上のように構成されたさらに他の従来例
の光ディスク再生装置について、以下その動作を説明す
る。まず光ディスク61として音楽CDを再生した場合
は、上記図4の従来例における動作と同じ内容になるの
で説明を省略する。つぎに、光ディスク61としてCD
−ROMを再生すると、第1のディジタル信号処理手段
66は、ディジタル信号の復調処理を開始して制御情報
やサブコード情報を出力する。システム制御手段65
は、この制御情報やサブコード情報を読み込んでCD−
ROM信号列と識別した場合には、スピンドルモータ6
2を標準速度より速く回転駆動するとともに、トラック
ジャンプやフォーカスはずれなどのシステム異常を監視
し、これらの異常があれば光学サーボ手段64に指令を
出して光ピックアップ63やスピンドルモータ62の復
帰制御をする。一方情報信号列分岐手段67は、システ
ム制御手段65の制御によって第1のディジタル信号処
理手段66から出力される高速のCD−ROM信号列を
分岐して、CD−ROM復号処理手段6Bに入力する。
CD−ROM復号処理手段6Bは、第2のメモリ手段6
Aをバッファメモリとして使用しながらリアルタイムに
高速のCD−ROM信号列を復号処理して、CD−RO
Mデータ信号列に変換して出力する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記各従
来例の構成では、音楽CD再生時のショックプルーフ機
能を働かせるために第1のメモリ手段を使用し、さらに
ビデオCD、カラオケCDまたはCD−ROMなどを再
生するために第2のメモリ手段を使用しているので、2
つのメモリ手段を装備する必要があり、システムの回路
規模が大きくなったり、消費電力が増加してバッテリー
駆動時間が短縮されたり、メモリ手段の部品コストが高
くなるといった問題点を有していた。
【0014】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、音楽CD再生時には第2のディジタル信号処理手段
またはそれに代わるものを停止するので、ビデオCD、
カラオケCDまたはCD−ROMを再生する場合に第2
のディジタル信号処理手段またはそれに代わるものにお
いて使用されるメモリ手段が使用されない点に注目し
て、ショックプルーフ機能を動作させるメモリ手段とし
て使用することで、1つのメモリ手段を異なる2つの機
能に転用して効率よく使用し、従来のように2つのメモ
リ手段を装備する必要をなくすることで、システム回路
規模の小型化や消費電力の低減によるバッテリー駆動時
間の長時間化、およびコストダウンを実現できる光ディ
スク再生装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の光ディスク再生装置は、光ディスクを載置固
定して回転駆動させるスピンドルモータと、光ビームの
焦点を記録面に合わせて前記光ディスクに変調記録され
ているディジタル信号を読み取る光ピックアップと、前
記スピンドルモータの回転制御や前記光ピックアップの
光学制御を行う光学サーボ手段と、前記光ピックアップ
から出力されるディジタル信号を復調処理し、その際、
光ディスクとして音楽CDを再生すると制御情報、サブ
コード情報、およびCD−DA信号列に変換し、音楽C
D以外のCDを再生すると制御情報、サブコード情報、
およびCD−DA以外の信号列に変換して、その変換し
信号列を出力する第1のディジタル信号処理手段と、
前記第1のディジタル信号制御手段で復調されたディジ
タル信号を、高速のCD−DA信号列と前記CD−DA
以外の信号列とを分岐して出力する情報信号列分岐手段
と、ショックプルーフ用とバッファ用として機能するメ
モリ手段と、前記情報信号列分岐手段により分岐した前
記高速のCD−DA信号列を入力して、前記メモリ手段
に蓄えながら標準速度のCD−DA信号列に変換して出
力するショックプルーフ制御手段と、前記情報信号列分
岐手段により分岐した前記CD−DA以外の信号列を入
力して、前記メモリ手段をバッファメモリとして用いて
リアルタイムにディジタル復号信号列に変換して出力す
る第2のディジタル信号処理手段と、前記ショックプル
ーフ制御手段から出力される標準速度のCD−DA信号
列か、または前記第2のディジタル信号処理手段から出
力されるディジタル復号信号列を入力して、アナログ信
号に変換するディジタル−アナログ変換手段と、前記第
1のディジタル信号処理手段から出力されるディジタル
信号のサブコード情報を入力して、載置されたディスク
が音楽用CDの基本フォーマットであるCD−DA信号
列か、またはCD−DA以外の信号列かを区別して識別
指令を出力するシステム制御手段とを備え、前記システ
ム制御手段は、更に、音楽用CDが載置された場合は前
記スピンドルモータを標準速度より速く回転駆動して、
前記第1のディジタル信号処理手段から高速のCD−D
A信号列を復調すると同時に、ショックプルーフ制御手
段を起動して第2のディジタル信号処理手段を停止させ
る制御と、前記音楽用CD以外の光ディスクが載置され
た場合は第2のディジタル信号処理手段を起動してショ
ックプルーフ制御手段を停止させる制御を行うように構
成したものである。
【0016】またCD−DA以外の信号列がMPEG信
号列である場合は、第2のディジタル信号処理手段に代
えてMPEG復号処理手段を備えた構成とする。さらに
CD−DA以外の信号列がCD−ROM信号列である場
合は、第1のディジタル信号処理手段はスピンドルモー
タを音楽CDの標準速度より速く回転駆動して得た高速
のCD−ROM信号列を復調するものであり、第2のデ
ィジタル信号処理手段に代えて高速のCD−ROM信号
列を入力してCD−ROMデータ信号列に変換して出力
するCD−ROM復号処理手段を備えた構成とする。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成によって、ビデオCD、
カラオケCDまたはCD−ROMを再生する場合に、音
楽CD再生時には第2のディジタル信号処理手段、MP
EG復号処理手段またはCD−ROM復号処理手段を停
止するために第2のディジタル信号処理手段、MPEG
復号処理手段またはCD−ROM復号処理手段で使用さ
れるメモリ手段が使用されないので、このメモリ手段を
ショックプルーフ機能を動作させるためのメモリ手段と
して切り換えて使用することで、1つのメモリ手段を異
なる2つの機能にと効率よく使用できるように作用す
る。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。本発明の第1の実施例のブロック図であ
る図1において、光ディスク11は音楽CDか、または
それ以外のCDであり、スピンドルモータ12に載置固
定されて回転され、光ピックアップ13で記録データを
再生される。光学サーボ手段14はスピンドルモータ1
2と光ピックアップ13のサーボ制御を行う。第1のデ
ィジタル信号処理手段16はディジタル信号を復調処理
してサブコード情報や制御情報および音楽用CDのCD
−DA信号列やCD−DA以外の信号列に変換する。シ
ステム制御手段15は第1のディジタル信号処理手段1
6から制御情報やサブコード情報を入力してシステム異
常を検出するとともに、CD−DA信号列とCD−DA
以外の信号列を区別して識別指令を出力する。さらにシ
ョックプルーフ制御手段19と第2のディジタル信号処
理手段1Aの起動や停止を制御する。情報信号列分岐手
段17はシステム制御手段15からの識別指令を入力し
てCD−DA信号列とCD−DA以外の信号列とに分岐
する。
【0019】ショックプルーフ制御手段19は高速のC
D−DA信号列を入力してメモリ手段18に蓄えなが
ら、標準速度のCD−DA信号列に変換して出力する。
第2のディジタル信号処理手段1AはCD−DA以外の
信号列を入力してメモリ手段18をバッファメモリとし
て使用しながらリアルタイムにディジタル復号信号列に
変換して出力する。D/A変換手段1BはCD−DA信
号列やディジタル復号信号列をアナログのオーディオ信
号やビデオ信号に変換する。
【0020】以上のように構成された光ディスク再生装
置について、以下その動作を説明する。まず光ディスク
11として音楽CDを再生すると第1のディジタル信号
処理手段16はディジタル信号を復調処理して制御情
報、サブコード情報、およびCD−DA信号列に変換す
る。システム制御手段15は第1のディジタル信号処理
手段16から出力される制御情報とサブコード情報とを
読み込んで、CD−DA信号列の識別指令を出力して、
ショックプルーフ制御手段19を起動するとともに第2
のディジタル信号処理手段1Aを停止させる。さらに、
スピンドルモータ12を標準速度より速く回転駆動させ
るとともに、トラックジャンプやフォーカスはずれなど
のシステム異常を監視して、これらの異常が発生すれば
光学サーボ手段14に指令を出して、光ピックアップ1
3やスピンドルモータ12の復帰制御をする。つぎに、
第1のディジタル信号処理手段16は、光ピックアップ
13から出力される高速のディジタル信号を復調処理し
て高速のCD−DA信号列に変換する。そして、情報信
号列分岐手段17は、システム制御手段15からの識別
指令により高速のCD−DA信号列をショックプルーフ
制御手段19に分岐させる。一方、ショクプルーフ制御
手段19は、高速のCD−DA信号列を入力してメモリ
手段18に蓄えながら、先に入力したデータから読み出
す先読みをして、標準速度のCD−DA信号列に変換し
て出力する。最後にD/A変換手段1Bは、標準速度の
CD−DA信号列をアナログのオーディオ信号に変換し
て出力する。
【0021】ここでシステム制御手段15がトラックジ
ャンプやフォーカスはずれなどのシステム異常を検出す
ると、直ちに光学サーボ手段14を制御して、CD−D
A信号列が途切れる前のトラック位置に再アクセスを開
始するとともに、ショックプルーフ制御手段19に対し
て異常発生指令を出力する。ショックプルーフ制御手段
19は異常発生指令を受け取ると、高速のCD−DA信
号列の入力を停止してメモリ手段18への蓄積を中止す
るとともに、標準速度のCD−DA信号列をメモリ手段
18より出力して音楽が途切れないよう制御する。つま
りメモリ手段18に蓄えられた時間分は、新たなCD−
DA信号列が入力されなくても再生音楽は途切れないこ
とになる。この時間以内に再アクセスを完了して正常な
トラック位置からの再生が再開されると、システム制御
手段15はショックプルーフ制御手段19に対して正常
復帰指令を出すと同時に、ショックプルーフ制御手段1
9は高速のCD−DA信号列の入力を再開してメモリ手
段18への蓄積を再開する。
【0022】つぎに、光ディスク11として音楽CD以
外のCDを再生すると、第1のディジタル信号処理手段
16は、ディジタル信号の復調処理を開始して制御情
報、サブコード情報、およびCD−DA以外の信号列に
変換する。システム制御手段15は、制御情報やサブコ
ード情報を読み込んでCD−DA以外の信号列の識別指
令を出力して、第2のディジタル信号処理手段1Aを起
動するとともにショックプルーフ制御手段19を停止さ
せる。さらにシステム制御手段15は、トラックジャン
プやフォーカスはずれなどのシステム異常を監視し、こ
れらの異常があれば光学サーボ手段14に指令を出して
光ピックアップ13やスピンドルモータ12の復帰制御
をする。つぎに、情報信号列分岐手段17は、システム
制御手段15からの識別指令を入力して、CD−DA以
外の信号列を分岐する。さらに、第2のディジタル信号
処理手段1Aは、CD−DA以外の信号列を入力してメ
モリ手段18をバッファメモリとして使用しながら、リ
アルタイムに復号処理してディジタル復号信号列に変換
して出力する。最後に、D/A変換手段1Bは、このデ
ィジタル復号信号列を入力して、アナログ信号に変換し
て出力する。
【0023】以上のように本実施例によれば、光ディス
ク11を載置して固定し回転駆動させるスピンドルモー
タ12と、光ビームの焦点をデータ記録面に合わせて光
ディスク11に記録されているディジタル信号を読み取
る光ピックアップ13と、スピンドルモータ12の回転
制御や光ピックアップ13の光学制御を行う光学サーボ
手段14と、光ピックアップ12から出力されるディジ
タル信号を復調処理する第1のディジタル信号処理手段
16と、第1のディジタル信号処理手段16から出力さ
れるサブコード情報を入力して、音楽CDの基本フォー
マットであるCD−DA信号列か、またはCD−DA以
外の信号列かを区別して識別指令を出力するとともに、
CD−DA信号列の場合は、スピンドルモータ12を標
準速度より速く回転駆動して第1のディジタル信号処理
手段16から高速のCD−DA信号列を復調すると同時
に、ショックプルーフ制御手段19を起動して、第2の
ディジタル信号処理手段1Aを停止させる制御と、CD
−DA以外の信号列の場合は、第2のディジタル信号処
理手段1Aを起動して、ショックプルーフ制御手段19
を停止させる制御とを行うシステム制御手段15と、高
速のCD−DA信号列とCD−DA以外の信号列とを、
システム制御手段15からの識別指令により分岐する情
報信号列分岐手段17と、情報信号列分岐手段17によ
り分岐した高速のCD−DA信号列を入力してメモリ手
段18に蓄えながら標準速度のCD−DA信号列に変換
して出力するショックプルーフ制御手段19と、情報信
号列分岐手段17により分岐したCD−DA以外の信号
列を入力して、メモリ手段18をバッファメモリとして
利用しながらリアルタイムにディジタル復号信号列に変
換して出力する第2のディジタル信号処理手段1Aと、
ショックプルーフ制御手段19から出力される標準速度
のCD−DA信号列か、または第2のディジタル信号処
理手段1Aから出力されるディジタル復号信号列のいず
れかを入力して、アナログ信号に変換して出力するD/
A変換手段1Bとを備えている。
【0024】このような構成により、音楽CDの再生時
には第2のディジタル信号処理手段1Aが停止するた
め、ビデオCD、カラオケCDまたはCD−ROMを再
生する場合に第2のディジタル信号処理手段1Aで使用
されるメモリ手段18が使用されない点に注目して、シ
ョックプルーフ制御手段19を動作させるメモリ手段1
8として切り換えて使用することで、1つのメモリ手段
18を異なる2つの機能に転用して効率を高め、従来の
ように2つのメモリ手段を装備する必要をなくすること
で、システムの回路規模の小型化、消費電力の低減によ
るバッテリー駆動時間の長時間化およびコストダウンが
実現できる。
【0025】以下本発明の第2の実施例の光ディスク再
生装置のブロック図である図2を参照しながら説明す
る。図2において、光ディスク21は音楽CD、ビデオ
CDまたはカラオケCDであり、スピンドルモータ22
に載置固定されて回転され、光ピックアップ23でデー
タが読み出される。光学サーボ手段24、システム制御
手段25、第1のディジタル信号処理手段26、情報信
号列分岐手段27、メモリ手段28、ショックプルーフ
制御手段29およびD/A変換手段2B等の構成は図1
の第1の実施例と同様なものであり詳細な説明は省略す
るが、図1の構成と異なるのは、第2のディジタル信号
処理手段1Aを、MPEG復号処理手段2Aに置き換え
た点である。これによって音楽用のCD−DA以外の信
号列が、ビデオCDやカラオケCDなどのMPEG信号
列である場合に適用される。
【0026】以上のように構成された本発明の第2の実
施例の光ディスク再生装置について以下その動作を説明
する。まず、光ディスク21として音楽CDを再生した
場合は、上記本発明の第1の実施例の場合と同じ動作に
なるので説明を省略する。つぎに、光ディスク21とし
てビデオCDやカラオケCDを再生すると、第1のディ
ジタル信号処理手段26は、ディジタル信号の復調処理
を開始して制御情報やサブコード情報、およびMPEG
信号列に変換する。システム制御手段25は制御情報や
サブコード情報を読み込んでMPEG信号列の識別指令
を出力するとともに、MPEG復号処理手段2Aを起動
してショックプルーフ制御手段29を停止させる。さら
に、トラックジャンプやフォーカスはずれなどのシステ
ム異常を監視し、これらの異常があれば光学サーボ手段
24に指令を出して光ピックアップ23やスピンドルモ
ータ22の復帰制御をする。つぎに情報信号列分岐手段
27は、システム制御手段25からの識別指令を入力し
てMPEG信号列を分岐する。さらに、MPEG復号処
理手段2Aは、情報信号列分岐手段27からMPEG信
号列を入力してメモリ手段28をバッファメモリとして
使用しながらリアルタイムに復号処理して一定時間ごと
のディジタルビデオ信号列やディジタルオーディオ信号
列に変換して出力する。さらにD/A変換手段2Bは、
このディジタルビデオ信号列やディジタルオーディオ信
号列を入力して、アナログのビデオ信号やオーディオ信
号に変換して出力する。
【0027】以上のように本発明の第2の実施例によれ
ば、音楽CDなどのCD−DA信号列以外の信号列が、
光ディスク21であるビデオCDやカラオケCDなどか
らのMPEG信号列である場合は、図1の第2のディジ
タル信号処理手段1Aの代わりにMPEG復号処理手段
2Aを備えることで、復号処理手段の回路構成を簡素化
できるとともに、MPEG復号処理2Aで使用するメモ
リ手段28を、音楽CD再生時にはショックプルーフ制
御手段29で使用するため、1つのメモリ手段28を備
えるだけで外来振動などによる音飛びを防止できる安価
なポータブルビデオCDプレーヤやカービデオCDプレ
ーヤを提供することができる。なおここでMPEGと表
現した方式は、特定のものに限定されず、映像信号を圧
縮して記録する方式すべてに適用して差し支えない。
【0028】以下、本発明の第3の実施例の光ディスク
再生装置について、そのブロック図である図3を参照し
ながら説明する。図3において、光ディスク31はスピ
ンドルモータ32に載置固定され回転され、光ピックア
ップ33でデータを再生される。光学サーボ手段34、
システム制御手段35、第1のディジタル信号処理手段
36、情報信号列分岐手段37、メモリ手段38、ショ
ックプルーフ制御手段39そしてD/A変換手段3B等
の構成は第1の実施例の図1と同様なものであり、その
詳細な説明を省略するが、図1の構成と異なるのは、図
1における第2のディジタル信号処理手段1Aを、CD
−ROM復号処理手段3Aに置き換えた点であり、CD
−DA以外の信号列がCD−ROM信号列である場合に
適用される。
【0029】以上のように構成された本発明の第3の実
施例の光ディスク再生装置について以下その動作を説明
する。まず光ディスク31として音楽CDを再生した場
合は上記本発明の第1の実施例の場合と同じ動作になる
ので説明を省略する。つぎに光ディスク31としてCD
−ROMを再生すると、第1のディジタル信号処理手段
36は、ディジタル信号の復調処理を開始して制御情
報、サブコード情報、およびCD−ROM信号列に変換
する。システム制御手段35は制御情報やサブコード情
報を読み込んでCD−ROM信号列の識別指令を出力す
るとともに、CD−ROM復号処理手段3Aを起動して
ショックプルーフ制御手段39を停止させる。さらにス
ピンドルモータ32を音楽CDの標準速度より速く回転
駆動させるとともに、トラックジャンプやフォーカスは
ずれなどのシステム異常を監視して、これらの異常が発
生すれば光学サーボ手段34に指令を出して、光ピック
アップ33やスピンドルモータ32の復帰制御をする。
つぎに第1のディジタル信号処理手段36は、光ピック
アップ33から出力される高速のディジタル信号を復調
処理して高速のCD−ROM信号列に変換する。情報信
号列分岐手段37は、システム制御手段35からの識別
指令を入力して高速のCD−ROM信号列を分岐する。
またCD−ROM復号処理手段3Aは、情報信号列分岐
手段37から高速のCD−ROM信号列を入力してメモ
リ手段38をバッファメモリとして使用しながらリアル
タイムに復号処理して、CD−ROMデータ信号列に変
換して出力する。
【0030】以上のように本発明の第3の実施例によれ
ば、音楽CDなどのCD−DA信号列以外の信号列がC
D−ROM信号列である場合は、図1における第2のデ
ィジタル信号処理手段1Aの代わりにCD−ROM復号
処理手段3Aを備えることで、復号処理手段の回路構成
を大幅に簡素化できるとともに、CD−ROM復号処理
手段3Aで使用するメモリ手段38を、音楽CD再生時
もショックプルーフ制御手段39で使用するので、1つ
のメモリ手段38を備えるだけで外来振動による音飛び
を防止する安価な音楽CD再生対応CD−ROMドライ
ブが提供できるとともに、CD−ROMドライブを有す
るステレオスピーカ内蔵のパーソナルコンピュータにお
いて優れた付加機能を実現できる。
【0031】なお上記各実施例において音楽CDを再生
するとき、またCD−ROMを再生するときのスピンド
ルモータの回転数は標準速度より任意の倍率に設定すれ
ばよく、またメモリ手段18,28および38のメモリ
が一杯に近づいたら標準速度に戻せばよいものである。
また上記第1ないし第3の実施例に含まれている処理方
法は各実施例に示されているものに限定されず、それぞ
れの実施例に含まれている処理方法を組み合わせて用い
ても差し支えない。
【0032】さらに本発明は記録再生可能な光ディスク
装置の再生部分に適用できることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ディスク
再生装置は、光ディスクを載置固定して回転駆動させる
スピンドルモータと、光ビームの焦点を記録面に合わせ
て前記光ディスクに変調記録されているディジタル信号
を読み取る光ピックアップと、前記スピンドルモータの
回転制御や前記光ピックアップの光学制御を行う光学サ
ーボ手段と、前記光ピックアップから出力されるディジ
タル信号を復調処理し、その際、光ディスクとして音楽
CDを再生すると制御情報、サブコード情報、およびC
D−DA信号列に変換し、音楽CD以外のCDを再生す
ると制御情報、サブコード情報、およびCD−DA以外
の信号列に変換して、その変換した信号列を出力する第
1のディジタル信号処理手段と、前記第1のディジタル
信号制御手段で復調されたディジタル信号を、高速のC
D−DA信号列と前記CD−DA以外の信号列とを分岐
して出力する情報信号列分岐手段と、ショックプルーフ
用とバッファ用として機能するメモリ手段と、前記情報
信号列分岐手段により分岐した前記高速のCD−DA信
号列を入力して、前記メモリ手段に蓄えながら標準速度
のCD−DA信号列に変換して出力するショックプルー
フ制御手段と、前記情報信号列分岐手段により分岐した
前記CD−DA以外の信号列を入力して、前記メモリ手
段をバッファメモリとして用いてリアルタイムにディジ
タル復号信号列に変換して出力する第2のディジタル信
号処理手段と、前記ショックプルーフ制御手段から出力
される標準速度のCD−DA信号列か、または前記第2
のディジタル信号処理手段から出力されるディジタル復
号信号列を入力して、アナログ信号に変換するディジタ
ル−アナログ変換手段と、前記第1のディジタル信号処
理手段から出力されるディジタル信号のサブコード情報
を入力して、載置されたディスクが音楽用CDの基本フ
ォーマットであるCD−DA信号列か、またはCD−D
A以外の信号列かを区別して識別指令を出力するシステ
ム制御手段とを備え、前記システム制御手段は、更に、
音楽用CDが載置された場合は前記スピンドルモータを
標準速度より速く回転駆動して、前記第1のディジタル
信号処理手段から高速のCD−DA信号列を復調すると
同時に、ショックプルーフ制御手段を起動して第2のデ
ィジタル信号処理手段を停止させる制御と、前記音楽用
CD以外の光ディスクが載置された場合は第2のディジ
タル信号処理手段を起動してショックプルーフ制御手段
を停止させる制御を行うように構成している。
【0034】このような構成により、1つのメモリ手段
を、載置された光ディスクが音楽用CDでCD−DA信
号列の場合はスピンドルモータを標準速度より速く回転
駆動して当該メモリ手段に蓄えながらショックプルーフ
制御手段により標準速度のCD−DA信号列に変換して
出力するショックプルーフ用として使用し、載置された
光ディスクが音楽用CD以外のディスクでCD−DA以
外の信号列の場合は当該メモリ手段をバッファメモリと
して第2のディジタル信号処理手段によるリアルタイム
にディジタル復号信号列に変換して出力するリアルタイ
ム出力用として使用することにより、載置された光ディ
スクが音楽CDか音楽CD以外のCDかにより、1つの
メモリ手段を異なる2つの機能に応用して効率よく使用
して、従来のように2つのメモリ手段を装備する必要を
なくすることで、システム回路規模の小型化や消費電力
の低減によるバッテリー駆動時間の長時間化、およびコ
ストダウンによる低価格化が実現できる。
【0035】また音楽CDなどのCD−DA信号列以外
の信号列が、ビデオCDやカラオケCDなどのMPEG
信号列である場合は、第2のディジタル信号処理手段の
代わりにMPEG復号処理手段を備えることで、復号処
理手段の回路構成を簡素化できるとともに、MPEG復
号処理で使用するメモリ手段を、音楽CD再生時にはシ
ョックプルーフ制御手段で使用するため、1つのメモリ
手段を備えるだけで外来振動などによる音飛びを防止で
きる安価なポータブルビデオCDプレーヤやカービデオ
CDプレーヤを提供することができる。
【0036】さらに音楽CDなどのCD−DA信号列以
外の信号列が、CD−ROM信号列である場合は、第2
のディジタル信号処理手段の代わりにCD−ROM復号
処理手段を備えることで、復号処理手段の回路構成を大
幅に簡素化できるとともに、CD−ROM復号処理手段
で使用するメモリ手段を、音楽CD再生時もショックプ
ルーフ制御手段で使用するため、1つのメモリ手段を備
えるだけで外来振動による音飛びを防止する安価な音楽
CD再生対応CD−ROMドライブが提供できるととも
に、CD−ROMドライブを有するステレオスピーカ内
蔵のパーソナルコンピュータにおいて優れた付加機能を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の光ディスク再生装置の
ブロック図
【図2】同じく第2の実施例の光ディスク再生装置のブ
ロック図
【図3】同じく第3の実施例の光ディスク再生装置のブ
ロック図
【図4】従来例の光ディスク再生装置のブロック図
【図5】同じく他の従来例の光ディスク再生装置のブロ
ック図
【図6】同じくさらに他の従来例の光ディスク再生装置
のブロック図
【符号の説明】
1A 第2のディジタル復号処理手段 1B,2B,3B D/A変換手段 2A MPEG復号処理手段 3A CD−ROM復号処理手段 11,21,31 光ディスク 12,22,32 スピンドルモータ 13,23,33 光ピックアップ 14,24,34 光学サーボ手段 15,25,35 システム制御手段 16,26,36 第1のディジタル信号処理手段 17,27,37 情報信号列分岐手段 18,28,38 メモリ手段 19,29,39 ショックプルーフ制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧川 晋一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 安田 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−294276(JP,A) 特開 平4−186563(JP,A) 特開 平6−12773(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 G11B 19/12 501

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを載置固定して回転駆動させ
    るスピンドルモータと、 光ビームの焦点を記録面に合わせて前記光ディスクに変
    調記録されているディジタル信号を読み取る光ピックア
    ップと、 前記スピンドルモータの回転制御や前記光ピックアップ
    の光学制御を行う光学サーボ手段と、 前記光ピックアップから出力されるディジタル信号を
    調処理し、その際、光ディスクとして音楽CDを再生す
    ると制御情報、サブコード情報、およびCD−DA信号
    列に変換し、音楽CD以外のCDを再生すると制御情
    報、サブコード情報、およびCD−DA以外の信号列に
    変換して、その変換した信号列を出力する第1のディジ
    タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号制御手段で復調されたディジ
    タル信号を、高速のCD−DA信号列と前記CD−DA
    以外の信号列とを分岐して出力する情報信号列分岐手段
    と、 ショックプルーフ用とバッファ用として機能するメモリ
    手段と、 前記情報信号列分岐手段により分岐した前記高速のCD
    −DA信号列を入力して、前記メモリ手段に蓄えながら
    標準速度のCD−DA信号列に変換して出力するショッ
    クプルーフ制御手段と、 前記情報信号列分岐手段により分岐した前記CD−DA
    以外の信号列を入力して、前記メモリ手段をバッファメ
    モリとして用いてリアルタイムにディジタル復号信号列
    に変換して出力する第2のディジタル信号処理手段と、 前記ショックプルーフ制御手段から出力される標準速度
    のCD−DA信号列か、または前記第2のディジタル信
    号処理手段から出力されるディジタル復号信号列を入力
    して、アナログ信号に変換するディジタル−アナログ変
    換手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段から出力されるディ
    ジタル信号のサブコード情報を入力して、載置されたデ
    ィスクが音楽用CDの基本フォーマットであるCD−D
    A信号列か、またはCD−DA以外の信号列かを区別し
    て識別指令を出力するシステム制御手段とを備え、 前記システム制御手段は、更に、音楽用CDが載置され
    た場合は前記スピンドルモータを標準速度より速く回転
    駆動して、前記第1のディジタル信号処理手段から高速
    のCD−DA信号列を復調すると同時に、ショックプル
    ーフ制御手段を起動して第2のディジタル信号処理手段
    を停止させる制御と、前記音楽用CD以外の光ディスク
    が載置された場合は第2のディジタル信号処理手段を起
    動してショックプルーフ制御手段を停止させる制御を行
    うように構成したことを特徴とする光ディスク再生装
    置。
  2. 【請求項2】 CD−DA以外の信号列がMPEG信号
    列であり、第2のディジタル信号処理手段に代えてMP
    EG復号処理手段を備えた請求項1に記載の光ディスク
    再生装置。
  3. 【請求項3】 CD−DA以外の信号列がCD−ROM
    信号列であり、第1のディジタル信号処理手段はスピン
    ドルモータを音楽CDの標準速度より速く回転駆動して
    得た高速のCD−ROM信号列を復調するものであり、
    第2のディジタル信号処理手段に代えて高速のCD−R
    OM信号列を入力してCD−ROMデータ信号列に変換
    して出力するCD−ROM復号処理手段を備えた請求項
    1に記載の光ディスク再生装置。
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