JP3062545B2 - 圧接型防水コネクタ組立体 - Google Patents

圧接型防水コネクタ組立体

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JP3062545B2
JP3062545B2 JP3315698A JP31569891A JP3062545B2 JP 3062545 B2 JP3062545 B2 JP 3062545B2 JP 3315698 A JP3315698 A JP 3315698A JP 31569891 A JP31569891 A JP 31569891A JP 3062545 B2 JP3062545 B2 JP 3062545B2
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験三 小田
利明 河野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧接型コンタクトを備
えた圧接型コネクタ組立体に関し、特に、防水構造を備
えた圧接型防水コネクタ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】電装品どおしを接続するコネクタのう
ち、電線とコンタクトとの接続方法の1つである圧接型
を採用した圧接型コンタクトを備えたコネクタが多用さ
れている。圧接型コンタクトは、その圧接部に被覆電線
を押し込むことにより被覆が切断されてこの圧接部と被
覆に覆われていた芯線とが接触し、これによりコンタク
トと芯線とが電気的に導通されるように構成されたもの
である。この圧接型コネクタを防水化する技術が提案さ
れている(実開平2−73073号公報参照)。図3
は、この実開平2−73073号公報に記載された圧接
型防水コネクタを表した図である。コネクタハウジング
14内部の複数のコンタクト収容室16には圧接型コン
タクト18が備えられており、これらの圧接型コンタク
ト18の圧接部22に図の上方から被覆電線20が圧入
され、これにより被覆電線20の被覆が切れ、コンタク
ト18と被覆電線20内部の図示しない芯線とが電気的
に接続される。この圧接部22には上方からカバー26
が被せられるが、このカバー26は、圧接部22と電線
20との接続部分を防水する機能を有しており、カバー
26には電線20が通る孔28とスリット30とが形成
された、ゴム等の防水体が備えられている。このカバー
26が被せられると電線20はスリット30を通って孔
28に入り込み、電線20が防水体で囲われ、これによ
り防水性が確保される。図4は上記実開平2−7307
3号公報に記載された圧接型防水コネクタの他の例を表
した図である。このコネクタも、図3に示すコンタクト
18と同じコンタクト18を装着するものであるが、電
線20が配置される部分に半円形の溝31が形成されて
おり、カバー27の防水体29にも半円形の溝が形成さ
れており、カバー27を被冠することによりこれらの溝
内に電線20が挟まれ、これにより防水性が確保され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記図3に示す圧接型
防水コネクタにおいては、カバー26で覆う際にスリッ
ト30を電線20が通過するため、このスリット30が
押し広げられ、完全には元に戻らずにスリット30が多
少開いたままとなってしまう場合があり、このスリット
30の部分から水が入ってしまうおそれがある。また図
4に示すように2つの溝の間に電線を挟み込む方式を採
用すると、2つの溝と電線との三者が接する部分の水密
性が問題となりこの部分から水が入り込みやすいという
問題がある。本発明は、上記問題点に鑑み、防水性に優
れた圧接型防水コネクタ組立体を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の圧接型防水コネクタ組立体は、被覆電線が水
密状態で貫通する、所定のピッチで形成された複数の孔
を有する防水体と、前記複数の孔を貫通した前記被覆電
線が圧接される複数の圧接型コンタクトを前記所定のピ
ッチで収容する第1コネクタハウジングと、該第1コネ
クタハウジング内の前記圧接型コンタクトと電気的に接
続するピンを収容する他のコネクタと、前記第1コネク
タハウジングを収容する、前記防水体の周縁と密着する
形状を備えた第1の開口及び前記ピンが挿入される第2
の開口を有する第2コネクタハウジングとを備え、前記
第2コネクタハウジング及び前記他のコネクタの間に、
これらの間を水密状態にするシールリングを配置した
と特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明の圧接型防水コネクタ組立体において
は、上記各従来例のように電線を取り囲む防水体にスリ
ット等の切断された部分を持たず、防水体で完全に囲ま
れた開口に電線を挿入するように構成したため、従来の
ように電線のまわりから水が入り込んでしまうことが防
止される。またこの防水体の周縁は第2コネクタハウジ
ングの第1の開口と密着する形状を備えているため、こ
こからも水が入り込むことはない。さらに、第2コネク
タハウジング及びのコネクタの間に、これらの間を水
密状態にするシールリングを配置したので、ここからも
水が入り込むことはなく、完全な防水性が保持される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す添付図面を参照
しながら、本発明の実施例について説明する。図1は本
発明の一実施例に係る圧接型防水コネクタ組立体の分解
斜視図、図2は圧接型防水コネクタ組立体の断面図であ
る。圧接型防水コネクタ組立体1は、圧接型防水コネク
タ40と他のコネクタ60とからなる。圧接型防水コネ
クタ40は、防水体42、第1コネクタハウジング44
および第2コネクタハウジング46により構成されてい
る。防水体42には所定のピッチで複数の孔48が形成
されており、この孔48には被覆電線50が水密状態で
貫通される。本実施例では、防水体42はゴムなどの防
水性弾性材料で形成されており、その外周には突条51
が形成されている。
【0007】第1コネクタハウジング44には、防水体
42に形成された複数の孔48と略同一のピッチで圧接
型コンタクト52(図2参照)が収容されており、この
圧接型コンタクト52に、防水体42の孔48を水密状
態で貫通した被覆電線50が圧接される。ここで、孔4
8と圧接型コンタクト52とのピッチは略同一であるた
め、防水体42が電線50を所定の間隔に保持する治具
の役割を果たし、被覆電線50と圧接型コンタクト52
との位置合わせが容易となり作業性が向上する。尚、電
線が挿入されていないときに孔48のピッチはコンタク
ト52のピッチより小さく、電線が挿入されたときに孔
48とコンタクト52のピッチが同一になるように構成
してもよい。第1コネクタハウジング44の孔54に
は、他のコネクタ60のピン68が挿入される。第2コ
ネクタハウジング46は、防水体42の周縁と密着する
形状を備えた第1の開口56(図2参照)を有してお
り、この第2コネクタハウジング46内には、図2に示
すように、第1コネクタハウジング44が収容され、第
1の開口56には防水体42が装着され、これによりこ
の第1の開口56は水密となる。第2の開口58側には
他のコネクタ60が嵌合する。
【0008】次に、図2を参照して、圧接型防水コネク
タ40に、図1に示す他のコネクタ60が嵌合されて
接型防水コネクタ組立体1が組み立てられた状態を説明
する。図2に示すように、他のコネクタ60の突起部6
2が第2コネクタハウジング46の第2の開口58に嵌
合され、コネクタ60のフード部64がシールリング6
6を介して第2コネクタハウジングを取り巻き、これに
より、第2の開口58も水密となる。従って、第2コネ
クタハウジング46の2つの開口56、58は、夫々防
水体42、コネクタ60のシールリング66によって水
密とされ、これにより第2コネクタハウジング46内に
収容された第1コネクタハウジング44は完全に防水さ
れた状態となる。コネクタ60のピン68は第1コネク
タハウジング44の孔54に挿入され、ピン68は圧接
型コンタクト52を介して被覆電線50の芯線と電気的
に接続される。また、コネクタ60は、図の左側がさら
に他のコネクタ(図示せず)と嵌合されるが、コネクタ
60にはパッキン70が装着されており、この部分の水
密性も図られている。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧接型防
水コネクタ組立体は、防水体により被覆電線の外周及び
第1コネクタハウジングの第1の開口内周を水密状態に
すると共に、シールリングにより第2コネクタハウジン
グ及び他のコネクタ間を水密状態にするので、完全な防
水性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の圧接型防水コネクタ組立体
の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の圧接型防水コネクタ組立体
断面図である。
【図3】従来の防水型圧接コネクタの一例を示す斜視図
である。
【図4】従来の防水型圧接コネクタの他の例を示す斜視
図である。
【符号の説明】 圧接型防水コネクタ組立体 40 圧接型防水コネクタ 42 防水体 44 第1コネクタハウジング 46 第2コネクタハウジング 48 孔 50 被覆電線 52 圧接型コンタクト 56 第1の開口 58 第2の開口 60 他のコネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52 301 H01R 4/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆電線が水密状態で貫通する、所定の
    ピッチで形成された複数の孔を有する防水体と、 前記複数の孔を貫通した前記被覆電線が圧接される複数
    の圧接型コンタクトを前記所定のピッチで収容する第1
    コネクタハウジングと、該第1コネクタハウジング内の前記圧接型コンタクトと
    電気的に接続するピンを収容する他のコネクタと、 前記 第1コネクタハウジングを収容する、前記防水体の
    周縁と密着する形状を備えた第1の開口及び前記ピンが
    挿入される第2の開口を有する第2コネクタハウジング
    を備え、 前記第2コネクタハウジング及び前記他のコネクタの間
    に、これらの間を水密状態にするシールリングを配置し
    こと特徴とする圧接型防水コネクタ組立体
JP3315698A 1991-11-29 1991-11-29 圧接型防水コネクタ組立体 Expired - Lifetime JP3062545B2 (ja)

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