JPH0722107A - シールド電線用コネクタ構造 - Google Patents
シールド電線用コネクタ構造Info
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- JPH0722107A JPH0722107A JP5190973A JP19097393A JPH0722107A JP H0722107 A JPH0722107 A JP H0722107A JP 5190973 A JP5190973 A JP 5190973A JP 19097393 A JP19097393 A JP 19097393A JP H0722107 A JPH0722107 A JP H0722107A
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- shield
- shielded
- wire
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/10—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation
- H01R4/18—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping
- H01R4/183—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section
- H01R4/184—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section comprising a U-shaped wire-receiving portion
- H01R4/185—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section comprising a U-shaped wire-receiving portion combined with a U-shaped insulation-receiving portion
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6581—Shield structure
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シールド電線に接続する端末コネクタで、シ
ールド特性に優れ且つ加工組立作業性が良く、防水処理
も完全であるシールド電線用端末接続コネクタ構造を提
案するものである。 【構成】 先端に端子収容部材２を挿入保持する保持部
３と、中間にシールド電線１４の絶縁電線１７，１８に
圧接された信号用端子１０，１１を組み込むための開口
部４と、後端に編組線１６に接続する接続部７とを一体
的に形成したシールド端子１を設け、このシールド端子
１の開口部４に被着され前記絶縁電線１７，１８に接続
された信号用端子１０，１１とを遮蔽する遮蔽部材５を
設け、前記シールド端子１に前記遮蔽部材５を組み付け
てなるシールド端子部２２を収納し、このシールド端子
部２２を包含して絶縁性部材で成型されたコネクタハウ
ジング２３を設けたことを特徴とするものである。
ールド特性に優れ且つ加工組立作業性が良く、防水処理
も完全であるシールド電線用端末接続コネクタ構造を提
案するものである。 【構成】 先端に端子収容部材２を挿入保持する保持部
３と、中間にシールド電線１４の絶縁電線１７，１８に
圧接された信号用端子１０，１１を組み込むための開口
部４と、後端に編組線１６に接続する接続部７とを一体
的に形成したシールド端子１を設け、このシールド端子
１の開口部４に被着され前記絶縁電線１７，１８に接続
された信号用端子１０，１１とを遮蔽する遮蔽部材５を
設け、前記シールド端子１に前記遮蔽部材５を組み付け
てなるシールド端子部２２を収納し、このシールド端子
部２２を包含して絶縁性部材で成型されたコネクタハウ
ジング２３を設けたことを特徴とするものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド特性の高いシ
ールド電線用コネクタ構造に関するものである。
ールド電線用コネクタ構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、高速信号伝送媒体としてのシール
ド電線における端末処理は、図１４に示すように、シー
ルド電線５０の外被５１を除去して編組線５２を露出さ
せておき、この編組線５２内に設けられた絶縁電線５３
及び５４とを所定長露出させ、その先端に圧着端子５５
をそれぞれ圧着させておく。次に、前記露出された編組
線５２には、先端に圧着端子５５を圧着したドレイン線
５６を接続金具５７を用いて接続し、前記編組線５２内
の絶縁電線５３及び５４と、ドレイン線５６との長さを
揃えてコネクタハウジング（図示せず）内に装着させて
いた。
ド電線における端末処理は、図１４に示すように、シー
ルド電線５０の外被５１を除去して編組線５２を露出さ
せておき、この編組線５２内に設けられた絶縁電線５３
及び５４とを所定長露出させ、その先端に圧着端子５５
をそれぞれ圧着させておく。次に、前記露出された編組
線５２には、先端に圧着端子５５を圧着したドレイン線
５６を接続金具５７を用いて接続し、前記編組線５２内
の絶縁電線５３及び５４と、ドレイン線５６との長さを
揃えてコネクタハウジング（図示せず）内に装着させて
いた。
【０００３】また、防水処理を施す場合には、図１５に
示すように、絶縁電線５３，５４及びドレイン線５６
に、各端子圧着部の加締めによって防水用のゴムブッシ
ュ５８を取り付けてコネクタハウジングに装着させてい
た。
示すように、絶縁電線５３，５４及びドレイン線５６
に、各端子圧着部の加締めによって防水用のゴムブッシ
ュ５８を取り付けてコネクタハウジングに装着させてい
た。
【０００４】また、上記した装着方法に対し、特開平４
−２１５２１２号公報に記載されたシールド型ツイスト
ケーブル及びその接続装置がある。この接続装置は、図
１６に示すように、２つの端子受容開口５８及び５９を
有する絶縁ハウジング６０と、その外周を覆う２つの金
属製シールドケース６１及び６２を設けておき、前記絶
縁ハウジング６０の２つの端子受容開口５８及び５９内
に設けた接続部を有する端子６３及び６４に、シールド
ケーブル６５内の絶縁電線６６及び６７を接続し、編組
線６８は前記シールドケース６１及び６２に設けた漏斗
状樋状部６９及び７０を被着させ接続させシールド構造
を達成していた。
−２１５２１２号公報に記載されたシールド型ツイスト
ケーブル及びその接続装置がある。この接続装置は、図
１６に示すように、２つの端子受容開口５８及び５９を
有する絶縁ハウジング６０と、その外周を覆う２つの金
属製シールドケース６１及び６２を設けておき、前記絶
縁ハウジング６０の２つの端子受容開口５８及び５９内
に設けた接続部を有する端子６３及び６４に、シールド
ケーブル６５内の絶縁電線６６及び６７を接続し、編組
線６８は前記シールドケース６１及び６２に設けた漏斗
状樋状部６９及び７０を被着させ接続させシールド構造
を達成していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者
の、絶縁電線に圧着端子を取り付け、編組線にドレイン
線を接続してコネクタハウジングに装着するのでは、組
付け作業性が悪いばかりかシールド電線の外被の除去が
煩雑であるばかりか、編組線を剥いて絶縁電線を長く露
出させないと端末処理性が良くないし、かといって、長
くするとシールド性能に問題を生ずるという相反する弊
害がある。
の、絶縁電線に圧着端子を取り付け、編組線にドレイン
線を接続してコネクタハウジングに装着するのでは、組
付け作業性が悪いばかりかシールド電線の外被の除去が
煩雑であるばかりか、編組線を剥いて絶縁電線を長く露
出させないと端末処理性が良くないし、かといって、長
くするとシールド性能に問題を生ずるという相反する弊
害がある。
【０００６】また、防水処理に於いても防水用のゴムブ
ッシュの取り付けで完全であるかとの危惧もあり、十分
とは言い難い問題がある。さらに、後者の特開平４−２
１５２１２号公報の接続装置では、金属のシールドケー
スが露出状態であるため他金属との接触等を考慮する
と、信頼性の面で課題が残る。また、このシールド構造
は構成する部品点数も多く形状的にも大型化され易く、
さらにシールドケースが寸法精度の出しにくい板金加工
による構造であることと、他形状のコネクタハウジング
との共用化に問題がある。これに加えて、この接続装置
では防水への対応が困難となる欠点を併せ有している。
ッシュの取り付けで完全であるかとの危惧もあり、十分
とは言い難い問題がある。さらに、後者の特開平４−２
１５２１２号公報の接続装置では、金属のシールドケー
スが露出状態であるため他金属との接触等を考慮する
と、信頼性の面で課題が残る。また、このシールド構造
は構成する部品点数も多く形状的にも大型化され易く、
さらにシールドケースが寸法精度の出しにくい板金加工
による構造であることと、他形状のコネクタハウジング
との共用化に問題がある。これに加えて、この接続装置
では防水への対応が困難となる欠点を併せ有している。
【０００７】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、シールド特性に優れ
且つ端末加工組立作業性が良く、防水性も完全に確保さ
れるシールド電線用コネクタ構造を提供しようとするも
のである。
もので、その目的とするところは、シールド特性に優れ
且つ端末加工組立作業性が良く、防水性も完全に確保さ
れるシールド電線用コネクタ構造を提供しようとするも
のである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシールド電線用コネクタ構造は、 （１）先端に絶縁性部材で成型された端子収容部材を保
持する保持部と、中間にシールド電線の絶縁電線に接続
された信号用端子を前記端子収容部材に組み込むための
開口部と、後端にシールド電線の編組線に被着する接続
部とを一体的に設けてなるシールド端子を設け、このシ
ールド端子の前記開口部に被着係止され前記絶縁電線と
信号用端子との接続部位をシールドする金属製遮蔽部材
を設け、前記シールド端子と遮蔽部材とを組み付けたシ
ールド端子部を、絶縁性部材で設けたコネクタハウジン
グに収納してなることを特徴とするものである。
め、本発明のシールド電線用コネクタ構造は、 （１）先端に絶縁性部材で成型された端子収容部材を保
持する保持部と、中間にシールド電線の絶縁電線に接続
された信号用端子を前記端子収容部材に組み込むための
開口部と、後端にシールド電線の編組線に被着する接続
部とを一体的に設けてなるシールド端子を設け、このシ
ールド端子の前記開口部に被着係止され前記絶縁電線と
信号用端子との接続部位をシールドする金属製遮蔽部材
を設け、前記シールド端子と遮蔽部材とを組み付けたシ
ールド端子部を、絶縁性部材で設けたコネクタハウジン
グに収納してなることを特徴とするものである。
【０００９】（２）前記端子収容部材にはヒンジを介し
て信号用端子に当接する係止部を設けた蓋部材を一体的
に成型し、この蓋部材に前記金属製遮蔽部材を設け、前
記絶縁電線と信号用端子との接続部位をシールドしてな
るシールド端子部としたことを特徴とするものである。
て信号用端子に当接する係止部を設けた蓋部材を一体的
に成型し、この蓋部材に前記金属製遮蔽部材を設け、前
記絶縁電線と信号用端子との接続部位をシールドしてな
るシールド端子部としたことを特徴とするものである。
【００１０】（３）前記シールド端子部の編組線接続位
置の後方でシールド電線の外被に密接する防水栓を設
け、前記コネクタハウジングのシールド端子部収納口を
密閉すると共に、コネクタハウジングに被着される相手
側コネクタとの突当て面に防水パッキングを設けたこと
を特徴とするものである。
置の後方でシールド電線の外被に密接する防水栓を設
け、前記コネクタハウジングのシールド端子部収納口を
密閉すると共に、コネクタハウジングに被着される相手
側コネクタとの突当て面に防水パッキングを設けたこと
を特徴とするものである。
【００１１】（４）前記シールド端子部を直角方向に倒
してコネクタハウジング内に２個収納せしめ、このコネ
クタハウジングの前記シールド端子部の上段及び下段側
に、それぞれ導通するＹ型分岐端子を接続せしめ、この
Ｙ型分岐端子の周囲をシールドし、ユニット間の分岐接
続用コネクタとして構成したことを特徴とするものであ
る。
してコネクタハウジング内に２個収納せしめ、このコネ
クタハウジングの前記シールド端子部の上段及び下段側
に、それぞれ導通するＹ型分岐端子を接続せしめ、この
Ｙ型分岐端子の周囲をシールドし、ユニット間の分岐接
続用コネクタとして構成したことを特徴とするものであ
る。
【００１２】
【作 用】上記構成によるシールド電線用コネクタ構造
は、構成（１）においては、シールド電線の導線に圧着
接続された信号用端子を絶縁性の端子収容部材に装着
し、この端子収容部材をシールドすると共に信号用端子
位置を金属製遮蔽部材で被覆し、さらに絶縁電線と信号
用端子との接続部位をシールド端子によってシールド
し、このようにシールドされたシールド端子部を絶縁性
部材で成型されたコネクタハウジング内に収納させたの
で、シールド効果は向上すると共に信号用端子と金属製
遮蔽部材との接触は完全に防止することができる。
は、構成（１）においては、シールド電線の導線に圧着
接続された信号用端子を絶縁性の端子収容部材に装着
し、この端子収容部材をシールドすると共に信号用端子
位置を金属製遮蔽部材で被覆し、さらに絶縁電線と信号
用端子との接続部位をシールド端子によってシールド
し、このようにシールドされたシールド端子部を絶縁性
部材で成型されたコネクタハウジング内に収納させたの
で、シールド効果は向上すると共に信号用端子と金属製
遮蔽部材との接触は完全に防止することができる。
【００１３】構成（２）においても、金属製遮蔽部材を
単独ではなく端子収容部材にヒンジを介して設けたの
で、部品点数も少なくできるる。また、遮蔽部材が信号
用端子を端子収容部材に押圧させているので、コネクタ
ハウジングに設けた端子係止手段とともに、信号用端子
を二重係止して信号用端子の後ろ抜けを強固に阻止でき
る。
単独ではなく端子収容部材にヒンジを介して設けたの
で、部品点数も少なくできるる。また、遮蔽部材が信号
用端子を端子収容部材に押圧させているので、コネクタ
ハウジングに設けた端子係止手段とともに、信号用端子
を二重係止して信号用端子の後ろ抜けを強固に阻止でき
る。
【００１４】構成（３）は、シールド電線の外被に密接
する防水栓を設けてコネクタハウジングの防水を図ると
共に、コネクタハウジングの外周に被着される相手側コ
ネクタとの突当て面に防水パッキングを設けたので、コ
ネクタハウジング内への水の侵入を完全に防止すること
ができる。
する防水栓を設けてコネクタハウジングの防水を図ると
共に、コネクタハウジングの外周に被着される相手側コ
ネクタとの突当て面に防水パッキングを設けたので、コ
ネクタハウジング内への水の侵入を完全に防止すること
ができる。
【００１５】構成（４）は、コネクタハウジング内にシ
ールド端子部を横方向にして収納させ、隣接するシール
ド端子部の信号用端子同志をＹ型分岐端子によって接続
できるようにしたので、ユニット間の分岐接続用コネク
タとしても利用することができる。
ールド端子部を横方向にして収納させ、隣接するシール
ド端子部の信号用端子同志をＹ型分岐端子によって接続
できるようにしたので、ユニット間の分岐接続用コネク
タとしても利用することができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を第１乃至第４の各実
施例に分けて説明する。第１実施例は図１乃至図３に示
すように、シールド端子１は板金加工により連鎖状に形
成された金属部材で、先端には絶縁性部材によって成型
加工された端子収容部材２を挿入保持する角筒状の保持
部３を設け、その後方は保持部３の側壁より延伸された
樋状の開口部４が設けてある。この開口部４の側壁面に
は後述する金属製の遮蔽部材５を係止する係止突起６が
設けてある。この開口部４の後方も樋状に形成され徐々
に両側壁が絞られた形成をなし、その側壁上には接続部
７が第１の突出部８及び第２の突出部９とを備えて設け
てある一体構造である。
施例に分けて説明する。第１実施例は図１乃至図３に示
すように、シールド端子１は板金加工により連鎖状に形
成された金属部材で、先端には絶縁性部材によって成型
加工された端子収容部材２を挿入保持する角筒状の保持
部３を設け、その後方は保持部３の側壁より延伸された
樋状の開口部４が設けてある。この開口部４の側壁面に
は後述する金属製の遮蔽部材５を係止する係止突起６が
設けてある。この開口部４の後方も樋状に形成され徐々
に両側壁が絞られた形成をなし、その側壁上には接続部
７が第１の突出部８及び第２の突出部９とを備えて設け
てある一体構造である。
【００１７】前記端子収容部材２は、内側に後述する少
なくとも２本の信号用端子１０及び１１を挿通保持する
２つの溝部１２及び１３を備え、信号用端子１０及び１
１を挿通させる側の一部を残して壁部となる合成樹脂製
の成型品である。この端子収容部材２を前記シールド端
子１の保持部３内に挿入後、連鎖状に形成されたシール
ド端子１は連鎖帯より切離される。
なくとも２本の信号用端子１０及び１１を挿通保持する
２つの溝部１２及び１３を備え、信号用端子１０及び１
１を挿通させる側の一部を残して壁部となる合成樹脂製
の成型品である。この端子収容部材２を前記シールド端
子１の保持部３内に挿入後、連鎖状に形成されたシール
ド端子１は連鎖帯より切離される。
【００１８】一方、シールド電線１４は、絶縁性の外被
１５の内側にシールドとしての編組線１６を設け、この
編組線１６内にツイスト状に組まれた絶縁電線１７及び
１８が設けられている。このシールド電線１４の外被１
５を所定長だけ剥離し、編組線１６を必要長に切除し、
または切除した後、折り返し絶縁電線１７，１８を引き
出し、これらの絶縁電線１７及び１８の先端部を剥離し
て各導線に信号用端子１０及び１１を圧着接続してあ
る。
１５の内側にシールドとしての編組線１６を設け、この
編組線１６内にツイスト状に組まれた絶縁電線１７及び
１８が設けられている。このシールド電線１４の外被１
５を所定長だけ剥離し、編組線１６を必要長に切除し、
または切除した後、折り返し絶縁電線１７，１８を引き
出し、これらの絶縁電線１７及び１８の先端部を剥離し
て各導線に信号用端子１０及び１１を圧着接続してあ
る。
【００１９】信号用端子１０及び１１は先端に電気接続
部を形成し、その内側にはバネ接片１０ａ、１０ｂが設
けてあって挿入された雄型端子に弾接し、電気的に導通
状態を行なえるようになっている。この信号用端子１０
及び１１は後端側に左右側から突出した電線接続部が設
けられて絶縁電線１７及び１８を圧着接続するように構
成された圧着端子である。
部を形成し、その内側にはバネ接片１０ａ、１０ｂが設
けてあって挿入された雄型端子に弾接し、電気的に導通
状態を行なえるようになっている。この信号用端子１０
及び１１は後端側に左右側から突出した電線接続部が設
けられて絶縁電線１７及び１８を圧着接続するように構
成された圧着端子である。
【００２０】この信号用端子１０及び１１は前記シール
ド端子１に装着された端子収容部材２の各溝部１２及び
１３内に各１つ宛、該シールド端子１の開口部４を介し
て挿入固定される。そして、シールド端子１は第１の突
出部８が編組線１６上に巻き付けられ、第２の突出部９
がシールド電線１４の外被１５上に巻き付けられてシー
ルド電線１４を接続する。なお、第１の突出部８による
編組線１６への加締めを良好なものにするために、本実
施例では、編組線１６を折り返しているが、このような
折り返し形状は必ずしも必要ではなく、また、加締部の
シールド性能の向上及び加締性を向上するため編組線１
６上に導電性テープを巻装した後に第１の突出部８で圧
着加締めするように構成することもできる。
ド端子１に装着された端子収容部材２の各溝部１２及び
１３内に各１つ宛、該シールド端子１の開口部４を介し
て挿入固定される。そして、シールド端子１は第１の突
出部８が編組線１６上に巻き付けられ、第２の突出部９
がシールド電線１４の外被１５上に巻き付けられてシー
ルド電線１４を接続する。なお、第１の突出部８による
編組線１６への加締めを良好なものにするために、本実
施例では、編組線１６を折り返しているが、このような
折り返し形状は必ずしも必要ではなく、また、加締部の
シールド性能の向上及び加締性を向上するため編組線１
６上に導電性テープを巻装した後に第１の突出部８で圧
着加締めするように構成することもできる。
【００２１】最後に、シールド端子１の開口部４に遮蔽
部材５が被着されてシールド端子部２２が構成されるよ
うになっている。この遮蔽部材５は薄板金属のプレス加
工品で、上部は前記開口部４と同じ大きさの四角い板部
で、両側面と手前側には各側板を垂設してあって、両側
板には前記係止突起６に係合するロック孔１９を設け、
手前側には絶縁電線１７，１８を挿通する切欠孔２０を
設けてある。そして、上部には突起部２１が形成してあ
って、この突起部２１は後述するハウジングへの装着後
のガタを防止するようになっている。
部材５が被着されてシールド端子部２２が構成されるよ
うになっている。この遮蔽部材５は薄板金属のプレス加
工品で、上部は前記開口部４と同じ大きさの四角い板部
で、両側面と手前側には各側板を垂設してあって、両側
板には前記係止突起６に係合するロック孔１９を設け、
手前側には絶縁電線１７，１８を挿通する切欠孔２０を
設けてある。そして、上部には突起部２１が形成してあ
って、この突起部２１は後述するハウジングへの装着後
のガタを防止するようになっている。
【００２２】上記したシールド端子部２２は、その複数
個がまとめられて１つのコネクタハウジング２３に装着
される。コネクタハウジング２３は絶縁性部材で成型さ
れており、本体ケース２４にはシールド端子部２２を装
着する断面四角形の挿入口２５が複数個穿設してあっ
て、左右側面の外側には相手側コネクタ（図示せず）を
嵌合案内する凹部２６と、コネクタ同志の離脱の際の手
掛かりとなる凸部２７とが設けてある。
個がまとめられて１つのコネクタハウジング２３に装着
される。コネクタハウジング２３は絶縁性部材で成型さ
れており、本体ケース２４にはシールド端子部２２を装
着する断面四角形の挿入口２５が複数個穿設してあっ
て、左右側面の外側には相手側コネクタ（図示せず）を
嵌合案内する凹部２６と、コネクタ同志の離脱の際の手
掛かりとなる凸部２７とが設けてある。
【００２３】このコネクタハウジング２３の本体ケース
２４上には、先端側で本体ケース２４から立ち上りケー
スの後端に至る長さで片持ちされたロックアーム部２８
が設けてある。このロックアーム部２８の上面で先端側
には係止用突起２９が設けてあって、ロックアーム部２
８の自由端部上には押圧釦部３０が設けてあり、この押
圧釦部３０の左右側には押圧釦部３０をガイドするガイ
ド障壁３１が設けてある。
２４上には、先端側で本体ケース２４から立ち上りケー
スの後端に至る長さで片持ちされたロックアーム部２８
が設けてある。このロックアーム部２８の上面で先端側
には係止用突起２９が設けてあって、ロックアーム部２
８の自由端部上には押圧釦部３０が設けてあり、この押
圧釦部３０の左右側には押圧釦部３０をガイドするガイ
ド障壁３１が設けてある。
【００２４】上記のように構成されたシールド電線用端
末コネクタ構造３２は、図２（ａ）および（ｂ）に示す
とおり、シールド端子１に絶縁性部材の端子収容部材２
を装着し、この端子収容部材２内に信号用端子１０，１
１を保持せしめ、この信号用端子１０，１１上に設けら
れる開口部４を金属性の遮蔽部材５でシールドしてシー
ルド端子部２２が構成されているので、高速信号伝送媒
体としてのシールド特性は優れたものとなる。
末コネクタ構造３２は、図２（ａ）および（ｂ）に示す
とおり、シールド端子１に絶縁性部材の端子収容部材２
を装着し、この端子収容部材２内に信号用端子１０，１
１を保持せしめ、この信号用端子１０，１１上に設けら
れる開口部４を金属性の遮蔽部材５でシールドしてシー
ルド端子部２２が構成されているので、高速信号伝送媒
体としてのシールド特性は優れたものとなる。
【００２５】そして、このシールド特性の優れたシール
ド端子部２２を、図３に示すように絶縁性部材で成型さ
れたコネクタハウジング２３に嵌挿させたので、作業性
も良く電気的にも短絡のないコネクタ構造となる。
ド端子部２２を、図３に示すように絶縁性部材で成型さ
れたコネクタハウジング２３に嵌挿させたので、作業性
も良く電気的にも短絡のないコネクタ構造となる。
【００２６】本発明の第２実施例は、前記シールド電線
用端末コネクタ構造３２において、端子収容部材２に遮
蔽部材５を一体的に設けたものを用いたものであり、以
下、図４乃至図６を参照して異なる部分を説明する。な
お、本文中の符号は第１実施例と同じものは同一符号を
用いている。
用端末コネクタ構造３２において、端子収容部材２に遮
蔽部材５を一体的に設けたものを用いたものであり、以
下、図４乃至図６を参照して異なる部分を説明する。な
お、本文中の符号は第１実施例と同じものは同一符号を
用いている。
【００２７】図４において、シールド端子１は保持部
３、開口部４、接続部７ともに同様に構成してある。こ
のシールド端子１の保持部３に保持される端子収容部材
２Ａは、金属製の遮蔽部材５Ａを図５に示すヒンジ３３
を介して設けている。このヒンジ３３は合成樹脂の絶縁
性部材で成型された端子収容部材２Ａと一体的に設けて
あり、このヒンジ３３には蓋部材３４が一体的に成型さ
れている。この蓋部材３４の下側面には信号用端子１０
及び１１と当接する係止部３５が設けてある。また、こ
の蓋部材３４の上面には遮蔽部材５Ａが嵌着されてい
て、さらに遮蔽部材５Ａ上には突起部２１が設けてあ
る。
３、開口部４、接続部７ともに同様に構成してある。こ
のシールド端子１の保持部３に保持される端子収容部材
２Ａは、金属製の遮蔽部材５Ａを図５に示すヒンジ３３
を介して設けている。このヒンジ３３は合成樹脂の絶縁
性部材で成型された端子収容部材２Ａと一体的に設けて
あり、このヒンジ３３には蓋部材３４が一体的に成型さ
れている。この蓋部材３４の下側面には信号用端子１０
及び１１と当接する係止部３５が設けてある。また、こ
の蓋部材３４の上面には遮蔽部材５Ａが嵌着されてい
て、さらに遮蔽部材５Ａ上には突起部２１が設けてあ
る。
【００２８】上記のように形成された端子収容部材２Ａ
は、この実施例では、先の第１実施例の場合と異なって
シールド端子１の連鎖製造時に両側壁が開いた形状の保
持部３内に挿入され、この保持部３の折曲によりシール
ド端子１に固定保持される。なお、端子収容部材２Ａ
は、先の第１実施例と同様、予め角筒状に折曲された保
持部３にスライド挿入して保持させることもできる。
は、この実施例では、先の第１実施例の場合と異なって
シールド端子１の連鎖製造時に両側壁が開いた形状の保
持部３内に挿入され、この保持部３の折曲によりシール
ド端子１に固定保持される。なお、端子収容部材２Ａ
は、先の第１実施例と同様、予め角筒状に折曲された保
持部３にスライド挿入して保持させることもできる。
【００２９】そして、スライド端子１によって保持され
た端子収容部材２Ａの遮蔽部材５Ａを上方に開けておき
信号用端子１０及び１１をこの端子収容部材２Ａ内に組
み込み、接続部７の第１の突出部８を編組線１６上に巻
き付け、第２の突出部９をシールド電線１４の外被１５
に巻き付けて圧着加締めした後、前記遮蔽部材５Ａを閉
塞するように回動して開口部４上に被着させることによ
り、シールド端子部２２Ａが形成される。
た端子収容部材２Ａの遮蔽部材５Ａを上方に開けておき
信号用端子１０及び１１をこの端子収容部材２Ａ内に組
み込み、接続部７の第１の突出部８を編組線１６上に巻
き付け、第２の突出部９をシールド電線１４の外被１５
に巻き付けて圧着加締めした後、前記遮蔽部材５Ａを閉
塞するように回動して開口部４上に被着させることによ
り、シールド端子部２２Ａが形成される。
【００３０】このシールド端子部２２Ａを図６に示すよ
うにコネクタハウジング２３内に装着することにより、
シールド電線用端末コネクタ構造３２が得られる。この
ようにして組み立てたシールド電線用端末コネクタ構造
３２は、シールド特性の優れた作業性の良いコネクタ構
造となる。
うにコネクタハウジング２３内に装着することにより、
シールド電線用端末コネクタ構造３２が得られる。この
ようにして組み立てたシールド電線用端末コネクタ構造
３２は、シールド特性の優れた作業性の良いコネクタ構
造となる。
【００３１】また、前記遮蔽部材５Ａの閉塞状態におい
て、その肩部となる係止部３５が信号用端子１０及び１
１の後端部と当接する構造に設けてあるので、これによ
り、信号用端子１０及び１１は、コネクタハウジング２
３内に形成された弾性係止片２３ａとの係合と相まって
に二重係止され、後ろ抜けが強固に阻止されている。
て、その肩部となる係止部３５が信号用端子１０及び１
１の後端部と当接する構造に設けてあるので、これによ
り、信号用端子１０及び１１は、コネクタハウジング２
３内に形成された弾性係止片２３ａとの係合と相まって
に二重係止され、後ろ抜けが強固に阻止されている。
【００３２】本発明の第３実施例は、図７及び図８に示
すように、シールド電線用端末コネクタ構造３２Ａを防
水構造に構成したものであって、シールド端子部２２
（２２Ａ）は第１または第２実施例のものを用いるもの
である。
すように、シールド電線用端末コネクタ構造３２Ａを防
水構造に構成したものであって、シールド端子部２２
（２２Ａ）は第１または第２実施例のものを用いるもの
である。
【００３３】図７において、シールド端子部２２（２２
Ａ）にはシールド電線１４とシールド端子１との接続部
位に防水栓３６が設けてある。この防水栓３６は略々円
筒状の軟質ゴム成型品であって、外周面上には平行に刻
まれた凹凸面が形成されるとともに、内周面がシールド
電線１４の外被１５に密接状態に取り付けられ、このシ
ールド電線１４の外被１５と共にシールド端子１の第２
の突出部９で加締められて所定部位に固着される。
Ａ）にはシールド電線１４とシールド端子１との接続部
位に防水栓３６が設けてある。この防水栓３６は略々円
筒状の軟質ゴム成型品であって、外周面上には平行に刻
まれた凹凸面が形成されるとともに、内周面がシールド
電線１４の外被１５に密接状態に取り付けられ、このシ
ールド電線１４の外被１５と共にシールド端子１の第２
の突出部９で加締められて所定部位に固着される。
【００３４】これに対してコネクタハウジング２３Ａ
は、絶縁性部材で成型されたハウジングで、本体ケース
２４Ａにはシールド端子部２２（２２Ａ）を挿通させる
円筒状の挿入口２５Ａが複数個穿設してあって、前記防
水栓３６の外周に密接するように形成してある。この挿
入口２５Ａの内側で、かつ前方寄りにはシールド端子部
２２（２２Ａ）に設けた保持部３に係合する弾性係止片
４６が設けられている。また、この本体ケース２４Ａの
上部にはロックアーム部２８Ａが設けてあって、ロック
アーム部２８Ａの先端側及び両側面はいずれも本体ケー
ス２４Ａの一部で覆われている。このロックアーム部２
８Ａの本体ケース２４Ａへの接続部分は、図８に示すよ
うな支軸３７が設けてあり、この支軸３７を支点として
ロックアーム部２８Ａの押圧釦部３０Ａを押圧すること
によって相手側コネクタとのロックが解除される。
は、絶縁性部材で成型されたハウジングで、本体ケース
２４Ａにはシールド端子部２２（２２Ａ）を挿通させる
円筒状の挿入口２５Ａが複数個穿設してあって、前記防
水栓３６の外周に密接するように形成してある。この挿
入口２５Ａの内側で、かつ前方寄りにはシールド端子部
２２（２２Ａ）に設けた保持部３に係合する弾性係止片
４６が設けられている。また、この本体ケース２４Ａの
上部にはロックアーム部２８Ａが設けてあって、ロック
アーム部２８Ａの先端側及び両側面はいずれも本体ケー
ス２４Ａの一部で覆われている。このロックアーム部２
８Ａの本体ケース２４Ａへの接続部分は、図８に示すよ
うな支軸３７が設けてあり、この支軸３７を支点として
ロックアーム部２８Ａの押圧釦部３０Ａを押圧すること
によって相手側コネクタとのロックが解除される。
【００３５】この支軸３７を立設した本体ケース２４Ａ
の外周面の一部は、前記シールド端子部２２（２２Ａ）
を装着した挿入口２５Ａの外周（下側）に連環した二重
壁構造に設けられ、本体ケース２４Ａの相手側コネクタ
との嵌合溝３８を形成してある。この嵌合溝３８の最奥
には突当て面３９が設けてあって、この突当て面３９上
には嵌合溝３８側に突出する防水パッキング４０が設け
てある。この防水パッキング４０は軟質ゴムのリング材
であって、この面に相手側コネクタの先端を密接させ、
前記防水栓３６と共にシールド端子部２２（２２Ａ）へ
の水の侵入は完全に防止される。
の外周面の一部は、前記シールド端子部２２（２２Ａ）
を装着した挿入口２５Ａの外周（下側）に連環した二重
壁構造に設けられ、本体ケース２４Ａの相手側コネクタ
との嵌合溝３８を形成してある。この嵌合溝３８の最奥
には突当て面３９が設けてあって、この突当て面３９上
には嵌合溝３８側に突出する防水パッキング４０が設け
てある。この防水パッキング４０は軟質ゴムのリング材
であって、この面に相手側コネクタの先端を密接させ、
前記防水栓３６と共にシールド端子部２２（２２Ａ）へ
の水の侵入は完全に防止される。
【００３６】第４実施例は図９乃至図１３に示すよう
に、シールド電線用コネクタ構造３２（３２Ａ）を用い
てユニット間の分岐接続用コネクタを構成させたもので
ある。図９において、ユニット１よりユニット２へ、ま
たユニット１よりユニット３へ信号電流を伝えるには、
ユニット１へ取り付けるコネクタを図１０に示すような
ユニット間の分岐接続用コネクタ４１Ａを用い、一方の
ラインをユニット２へ他方のラインをユニット３へ接続
するようにすれば容易にユニット間の分岐接続を行なう
ことができる。
に、シールド電線用コネクタ構造３２（３２Ａ）を用い
てユニット間の分岐接続用コネクタを構成させたもので
ある。図９において、ユニット１よりユニット２へ、ま
たユニット１よりユニット３へ信号電流を伝えるには、
ユニット１へ取り付けるコネクタを図１０に示すような
ユニット間の分岐接続用コネクタ４１Ａを用い、一方の
ラインをユニット２へ他方のラインをユニット３へ接続
するようにすれば容易にユニット間の分岐接続を行なう
ことができる。
【００３７】このユニット間の分岐接続用コネクタ４１
Ａは、第１実施例で説明したコネクタハウジング２３に
挿入保持されるシールド端子部２２を図１１に示すよう
に、直角方向に倒して本体ケース２４の挿入口２５内に
挿入保持せしめユニット２へのラインとする。これに対
して、ユニット３へのラインも同様にシールド端子部２
２を同方向に倒して保持させておく。この場合、シール
ド端子部２２へのシールド電線１４の取付けに際して入
力される信号経路は同一性のものが並置されることが望
ましい。これによりコネクタハウジング２３の端子極性
は一つの挿入口内で上段下段との２段で配置されること
になる。
Ａは、第１実施例で説明したコネクタハウジング２３に
挿入保持されるシールド端子部２２を図１１に示すよう
に、直角方向に倒して本体ケース２４の挿入口２５内に
挿入保持せしめユニット２へのラインとする。これに対
して、ユニット３へのラインも同様にシールド端子部２
２を同方向に倒して保持させておく。この場合、シール
ド端子部２２へのシールド電線１４の取付けに際して入
力される信号経路は同一性のものが並置されることが望
ましい。これによりコネクタハウジング２３の端子極性
は一つの挿入口内で上段下段との２段で配置されること
になる。
【００３８】一方、前記ユニット１側には、図１２に示
すようなユニット間の分岐接続用コネクタ４１Ｂが設け
てある。この分岐接続用コネクタ４１Ｂは、コネクタハ
ウジング２３と嵌合するユニットハウジング４２の内側
に、Ｙ型分岐端子４３を上下２段に配設し主幹部４４は
ユニット１内の回路へ接続して構成されている。このＹ
型分岐端子４３は前記分岐接続用コネクタ４１Ａ側のシ
ールド端子部２２の上段側と、下段側とをそれぞれダイ
レクトに接続するように構成されており、ユニット１か
らの信号電流はＹ型分岐端子４３の上下方向に位置する
端子に対応するシールド端子部２２に流れて、各ユニッ
ト２とユニット３とに信号電流を分流するようになって
いる。
すようなユニット間の分岐接続用コネクタ４１Ｂが設け
てある。この分岐接続用コネクタ４１Ｂは、コネクタハ
ウジング２３と嵌合するユニットハウジング４２の内側
に、Ｙ型分岐端子４３を上下２段に配設し主幹部４４は
ユニット１内の回路へ接続して構成されている。このＹ
型分岐端子４３は前記分岐接続用コネクタ４１Ａ側のシ
ールド端子部２２の上段側と、下段側とをそれぞれダイ
レクトに接続するように構成されており、ユニット１か
らの信号電流はＹ型分岐端子４３の上下方向に位置する
端子に対応するシールド端子部２２に流れて、各ユニッ
ト２とユニット３とに信号電流を分流するようになって
いる。
【００３９】また、上記Ｙ型分岐端子４３の外周には金
属製のシールドケース４５が設けてある。このシールド
ケース４５は前記コネクタハウジング２３内で前記シー
ルド端子部２２のシールド端子１の面に接続され、Ｙ型
分岐端子４３とシールド端子部２２との接続部位のシー
ルドを行なうようになっている。
属製のシールドケース４５が設けてある。このシールド
ケース４５は前記コネクタハウジング２３内で前記シー
ルド端子部２２のシールド端子１の面に接続され、Ｙ型
分岐端子４３とシールド端子部２２との接続部位のシー
ルドを行なうようになっている。
【００４０】上述したユニット間の分岐接続用コネクタ
４１Ｂにユニット間の分岐接続用コネクタ４１Ａを接続
した状態を図１３に示す。図１３の上下方向に示す信号
用端子１０はいずれも同一のＹ型分岐端子４３に接続導
通され、信号電流の分岐が可能であるように接続されて
いることから、インピーダンスの不整合による信号波の
反射を抑制する構造としての特長がある。また、シール
ドケース４５はユニット２とユニット３への分岐部位を
覆うと共に、各シールド端子部２２のシールド端子１と
接触しており、シールド性能に優れた構造としての特徴
がある。
４１Ｂにユニット間の分岐接続用コネクタ４１Ａを接続
した状態を図１３に示す。図１３の上下方向に示す信号
用端子１０はいずれも同一のＹ型分岐端子４３に接続導
通され、信号電流の分岐が可能であるように接続されて
いることから、インピーダンスの不整合による信号波の
反射を抑制する構造としての特長がある。また、シール
ドケース４５はユニット２とユニット３への分岐部位を
覆うと共に、各シールド端子部２２のシールド端子１と
接触しており、シールド性能に優れた構造としての特徴
がある。
【００４１】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のシ
ールド電線用コネクタ構造によれば、シールド端子内に
絶縁電線を貫入してシールド端子とシールド電線の編組
線とを接続したので、シールド特性に優れ且つ端末加工
組立作業性が良く、防水性も完全に確保されて、高信頼
性が得られる特長を有する。
ールド電線用コネクタ構造によれば、シールド端子内に
絶縁電線を貫入してシールド端子とシールド電線の編組
線とを接続したので、シールド特性に優れ且つ端末加工
組立作業性が良く、防水性も完全に確保されて、高信頼
性が得られる特長を有する。
【図１】本発明の第１実施例で、シールド電線用コネク
タ構造の分解斜視図である。
タ構造の分解斜視図である。
【図２】図１のシールド端子部の断面図で、（ａ）が遮
蔽部材の取付け前と、（ｂ）が取付け後の状態を示すも
のである。
蔽部材の取付け前と、（ｂ）が取付け後の状態を示すも
のである。
【図３】図１のシールド電線用コネクタ構造の断面図で
ある。
ある。
【図４】本発明の第２実施例で、シールド端子の斜視図
である。
である。
【図５】図４のシールド端子にシールド電線を取付けた
側面図である。
側面図である。
【図６】図５のシールド端子部を装着したにシールド電
線用コネクタ構造の断面図である。
線用コネクタ構造の断面図である。
【図７】本発明の第３実施例で、防水処理を行なったシ
ールド電線用コネクタ構造の一部分解斜視図である。
ールド電線用コネクタ構造の一部分解斜視図である。
【図８】図７のシールド電線用コネクタ構造の断面図で
ある。
ある。
【図９】本発明の第４実施例で、ユニット間の接続用コ
ネクタを装着したユニットの接続図である。
ネクタを装着したユニットの接続図である。
【図１０】図９に用いられたユニット間接続用コネクタ
の外観斜視図である。
の外観斜視図である。
【図１１】図１０のユニット間接続用コネクタの分解斜
視図である。
視図である。
【図１２】図１１に接続されるユニット間接続用コネク
タの分解斜視図である。
タの分解斜視図である。
【図１３】図１０と図１１とに示したユニット間接続用
コネクタの接続状態を示す断面図である。
コネクタの接続状態を示す断面図である。
【図１４】従来例のシールド電線からの接続状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図１５】従来例の接続状態における防水処理を施した
斜視図である。
斜視図である。
【図１６】従来例のシールド電線用コネクタの分解斜視
図である。
図である。
１ シールド端子 ２ 端子収容部材 ３ 保持部 ４ 開口部 ５ 遮蔽部材 ７ 接続部 １０，１１ 信号用端子 １４ シールド電線 １５ 外被 １６ 編組線 １７，１８ 絶縁電線 ２２ シールド端子部 ２３ コネクタハウジング ２５ 挿入口 ３２ シールド電線用端末コネクタ構造 ３３ ヒンジ ３４ 蓋部材 ３５ 係止部 ３６ 防水栓 ３９ 突当て面 ４０ 防水パッキング ４１ ユニット間接続用コネクタ ４３ Ｙ型分岐端子 ４５ シールドケース
Claims (4)
- 【請求項１】 先端に絶縁性部材で成型された端子収容
部材を保持する保持部と、中間にシールド電線の絶縁電
線に接続された信号用端子を前記端子収容部材に組み込
むための開口部と、後端にシールド電線の編組線に被着
する接続部とを一体的に設けてなるシールド端子を設
け、このシールド端子の前記開口部に被着係止され前記
絶縁電線と信号用端子との接続部位をシールドする金属
製遮蔽部材を設け、前記シールド端子と遮蔽部材とを組
み付けたシールド端子部を、絶縁性部材で設けたコネク
タハウジングに収納してなることを特徴とするシールド
電線用コネクタ構造。 - 【請求項２】 前記端子収容部材にはヒンジを介して信
号用端子に当接する係止部を設けた蓋部材を一体的に成
型し、この蓋部材に前記金属製遮蔽部材を設け、前記絶
縁電線と信号用端子との接続部位をシールドしてなるシ
ールド端子部としたことを特徴とする請求項１記載のシ
ールド電線用コネクタ構造。 - 【請求項３】 前記シールド端子部の編組線接続位置の
後方でシールド電線の外被に密接する防水栓を設け、前
記コネクタハウジングのシールド端子部収納口を密閉す
ると共に、コネクタハウジングに被着される相手側コネ
クタとの突当て面に防水パッキングを設けたことを特徴
とする請求項１及び２記載のシールド電線用コネクタ構
造。 - 【請求項４】 前記シールド端子部を直角方向に倒して
コネクタハウジング内に２個収納せしめ、このコネクタ
ハウジングの前記シールド端子部の上段及び下段側に、
それぞれ導通するＹ型分岐端子を接続せしめ、このＹ型
分岐端子の周囲をシールドし、ユニット間の分岐接続用
コネクタとして構成したことを特徴とする請求項１乃至
３記載のシールド電線用コネクタ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5190973A JPH0722107A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | シールド電線用コネクタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5190973A JPH0722107A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | シールド電線用コネクタ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722107A true JPH0722107A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16266758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5190973A Pending JPH0722107A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | シールド電線用コネクタ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722107A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2021058753A1 (de) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | Hirschmann Automotive Gmbh | Steckverbinder mit zugentlastungselement |
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1993
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