JP3061904B2 - グラフ作成機能を持つ文書作成装置 - Google Patents

グラフ作成機能を持つ文書作成装置

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JP3061904B2
JP3061904B2 JP3248757A JP24875791A JP3061904B2 JP 3061904 B2 JP3061904 B2 JP 3061904B2 JP 3248757 A JP3248757 A JP 3248757A JP 24875791 A JP24875791 A JP 24875791A JP 3061904 B2 JP3061904 B2 JP 3061904B2
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郁美 入岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表形式の数値データを
グラフ化し、図形として管理するグラフ作成機能を持つ
文書作成装置に係り、特に選択した種類のグラフを作成
するのに必要な詳細データを設定する際に好適なグラフ
サンプル表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の文書作成装置(ワードプロセッ
サ)には、表形式の数値データをグラフ化し、図形とし
て管理するグラフ作成機能が搭載されているものが多
い。
【0003】この種の文書作成装置でグラフを作成する
には、まずグラフ表作成モードを設定して、文書中に表
形式の数値データを作成し、しかる後にグラフ描画モー
ドを設定して、表形式の数値データをグラフ化するのに
必要な、グラフ種類、数値データ範囲、グラフ詳細デー
タ(グラフ表データ)、グラフ作成領域等の各種データ
(以下、グラフ化データと称する)を入力する必要があ
る。
【0004】文書作成装置では、上記の各種グラフ化デ
ータが入力されると、この入力されたデータをもとに、
指定範囲の数値データをグラフ化してグラフ図形を作成
する処理が行われる。作成されたグラフ図形(のデー
タ)は、文書に付随する図形データの一部として、図形
バッファに書込まれる。そして、この図形バッファの内
容が再表示されることにより、新たに作成されて図形バ
ッファに書込まれたグラフ図形が、既に作成済みの図形
と共に画面表示される。
【0005】さて、上記したグラフ化データのうちのグ
ラフ詳細データは、グラフ種類によって異なり、例えば
棒グラフの場合には、データ方向(縦または横)、格子
の有無、縦軸(または横軸)の最大値および最小値、目
盛りの間隔、線種、データ番号毎の塗りつぶしパターン
(単純型の場合を除く)などである。また、円グラフの
場合には、ドーナツ円とするか否か、ソートをするか否
か、1%未満を最後にまとめるか否か、ラベル毎の塗り
つぶしパターンなどである。この種のグラフ詳細データ
は、グラフ種類に対応したグラフ詳細データ設定画面を
利用して設定できるようになっている。
【0006】しかし従来は、グラフ詳細データ設定画面
上には、ユーザが指定したグラフ種類が画面表示される
ものの、数値データ範囲のデータ数は表示されなかっ
た。このためユーザは、自身が指定したデータ数等を記
憶していないと、グラフ詳細データを適切に設定するこ
とができなかった。また、グラフ種類が表示されるとい
っても、例えば棒グラフの場合であれば、単純型棒グラ
フ、累積型棒グラフ、比較型棒グラフ、または構成比較
型棒グラフのように、グラフ種類名が表示されるだけで
あった。これでは、グラフ作成に慣れていないユーザに
とっては、グラフ種類は分っても、どのようなグラフ構
造となっているか分らず、グラフ詳細データの設定が行
い難かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のグラフ作成機能を持つ文書作成装置では、グラフ詳細
データを設定するためのグラフ詳細データ設定画面に
は、ユーザが指定した数値データ範囲のデータ数やユー
ザが選択した種類のグラフの構造等は何ら反映されず、
したがってグラフ詳細データの設定が行い難いという問
題があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
その目的は、ユーザが指定した数値データ範囲内のデー
タ数およびユーザが選択したグラフ種類で決定されるグ
ラフ構造を表わすグラフサンプルを表示することによ
り、グラフ詳細データの設定が容易且つ適切に行える文
書作成装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、ユーザが指定した数
値データ範囲内の各データ毎に、グラフ化に用いる網か
けパターンの種類が選択指定でき、しかも現在選択指定
の対象となっているデータがどれであるかがグラフサン
プル上で視認でき、もってグラフ詳細データの設定が一
層適切に行える文書作成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、表形式の数値
データをグラフ化する際のグラフ種類を選択するための
グラフ種類選択手段、および表形式の数値データ内でグ
ラフ化の対象とする数値データ範囲を指定するための範
囲指定手段の他、範囲指定手段によって指定された範囲
内のデータ数およびグラフ種類選択手段によって選択さ
れたグラフ種類で決定されるグラフ構造を表わすグラフ
サンプルを表示するグラフサンプル表示手段を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0011】本発明はまた、上記範囲指定手段によって
指定された範囲内の各データについて、網かけパターン
の種類を指定するためのパターン種類指定手段を更に備
えると共に、上記グラフサンプル表示手段に、パターン
種類指定手段による網かけパターン種類の指定対象とな
っているデータに対応するグラフサンプル部分を特徴づ
けて表示する機能を持たせたことも特徴とする。
【0012】
【作用】上記の構成において、ある表形式データについ
てのグラフ化のために、グラフ種類選択手段によりグラ
フ種類が選択され、範囲指定手段によりグラフ化の対象
とする数値データ範囲が指定されると、グラフ詳細デー
タの設定のためのグラフ詳細データ設定画面が表示され
る。この画面の例えば所定領域には、範囲指定手段によ
って指定された範囲内のデータ数およびグラフ種類選択
手段によって選択されたグラフ種類で決定されるグラフ
構造を表わすグラフサンプルが、グラフサンプル表示手
段によって表示される。ユーザは、このグラフサンプル
により、グラフ化されるデータ数とグラフ種類とが反映
されたグラフ構造を一目で知ることができ、グラフ詳細
データを容易且つ適切に設定することが可能となる。
【0013】また、上記グラフ詳細データ設定画面上で
は、範囲指定手段によって指定された範囲内の各データ
について、パターン種類指定手段により、網かけパター
ンの種類を選択指定することが可能となる。ここで、あ
るデータについて、網かけパターンの選択指定が行われ
ている場合、その旨がグラフサンプル表示手段により検
出され、このパターン選択指定の対象となっているデー
タに対応するグラフサンプル部分が、例えば太線で表示
されるなど、特徴づけられて表示される。これによりユ
ーザは、自身が網かけパターンの種類を選択指定してい
るデータの位置を、グラフサンプル上で視認することが
でき、グラフ詳細データ(の1つである網かけパター
ン)を容易且つ適切に設定することが可能となる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るグラフ作成機
能を搭載した文書作成装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、1はCPU、2,3は同CPU1に
よりアクセスされるメモリ(RAM,ROM)である。
【0015】CPU1は、装置全体の制御を行うもの
で、RAM2、ROM3をアクセスして、入力指示に従
うプログラムの起動で、文書を作成するための周知のか
な漢字変換処理や文書編集処理、更には、この発明に直
接関係するグラフ作成処理を含む各種処理を実行するも
のである。
【0016】RAM2には、文書データを記憶するため
の文書バッファ21、および文書バッファ21に記憶さ
れる文書データに付随する各種図形データ(通常の図
形、更にはグラフ図形など)を記憶するための図形バッ
ファ22が設けられる。RAM2には更に、表形式の数
値データをグラフ化するために入力されたグラフ種類、
数値データ範囲、グラフ詳細データ、グラフ作成領域等
の各種グラフ化データを一時記憶するためのワークバッ
ファ24等が設けられる。
【0017】ROM3には、文書作成装置の全ての動作
を規定する制御プログラムを記憶するためのプログラム
エリア31、かな漢字変換において参照される辞書デー
タを記憶するための辞書エリア32、およびフォントデ
―タが格納された文字パターンエリア33等が設けられ
ている。
【0018】プログラムエリア31には、かな漢字変換
プログラムを格納するのに用いられるかな漢字変換プロ
グラムエリア34、およびグラフモードにおいて表形式
の数値データ(グラフ表)を作成するグラフ表作成処理
と、表形式の数値データをグラフ化するグラフ描画処理
とを行うためのグラフ作成プログラムを格納するのに用
いられるグラフ作成プログラムエリア35等が設けられ
ている。グラフ作成プログラムエリア35に格納されて
いるグラフ作成プログラムには、グラフ種類および数値
データ範囲が指定された後に起動されて、グラフ詳細デ
ータの設定処理を行うためのグラフ詳細データ設定プロ
グラム36が含まれている。
【0019】4はキーボード(KB)、5はキーボード
インタフェース(KB−IF)である。6は表示器、7
は表示コントローラ(表示−CNT)、8は表示用RA
Mである。9はフロッピ―ディスク装置(FDD)、1
1はFDDインタフェース(FDD−IF)である。1
3はプリンタ装置(PRT)、14はプリンタインタフ
ェース(PRT−IF)である。
【0020】KB(キーボード)4は、利用者のキー操
作を受けて、文書作成・編集や図形作成・編集等に必要
な入力情報をKB−IF(キーボードインタフェース)
5を介してCPU1へ出力するものである。このKB4
には、文字キー、各種機能項目の指定や、文書編集や図
形編集時の位置または領域(範囲)指定等を行うための
上下左右のカーソルキー等に加えて、各種設定の確定を
指示するための[選択/実行]キー、処理の中断や確定
前の入力の取消し等を指示するための[取消し]キー等
を含む各種のファンクションキーが設けられている。
【0021】表示器6は、CRTや液晶ディスプレイ等
から構成されている。表示−CNT7は、CPU1の制
御の下に、表示用RAM8を用いて表示器6の表示制御
を行うものである。
【0022】FDD9は、CPU1の制御の下に、FD
D−IF11を介して、各種処理プログラムや文書(文
書データ)、図形(図形データ)等を保存したり外字
(JIS第1水準文字および第2水準文字以外の文字や
記号・マーク等をいう)等を記録するのに用いられる。
【0023】PRT13は、PRT−IF14を介し
て、文書バッファ21上に新規に作成された文書、或い
は文書バッファ21上で編集された文書、更にはFDD
9から本体内に読込まれて文書バッファ21に格納され
た文書、および図形バッファ22に格納された図形等の
印字を行うものである。
【0024】次に、上記構成による文書作成装置のグラ
フ描画処理について、図2および図3のフローチャート
を適宜参照して説明する。なお、図2はグラフ描画処理
の全体の流れを説明するためのフローチャート、図3は
グラフ描画処理の過程で実行されるグラフ詳細データ設
定処理を説明するためのフローチャートである。
【0025】まずグラフ描画とは、数値(数値データ)
が設定された表(グラフ表)から数値データを拾い、グ
ラフの種類等を設定することにより、文書の中にグラフ
(グラフ図形)を作成する機能である。したがって、グ
ラフ描画を行うためには、数値が設定された表(グラフ
表)が作成され、画面表示されている必要がある。この
表は、(グラフモード中の)グラフ表作成モードで作成
されたものであっても、通常の文書入力で作表罫線(罫
線文字)を使用して作成されたものであっても構わな
い。このグラフ描画の対象となる表形式の数値データ
は、文書データ中に設定され、RAM2内の文書バッフ
ァ21に通常の文字列と共に記憶される。
【0026】さて、グラフ描画のためのモード(グラフ
描画モード)は、KB4の特定キーの操作でグラフメニ
ューを呼出し、同メニュー上でKB4の操作により『グ
ラフ描画』を選択指定することで設定される。
【0027】グラフ描画モードが設定されると、ROM
3内のグラフ作成プログラムエリア35に記憶されてい
るグラフ作成プログラム中のグラフ描画プログラムが、
CPU1によって起動される。
【0028】すると、グラフ種類を選択するための、図
4に示すようなグラフ種類選択画面が表示器6に表示さ
れ、CPU1はグラフ種類選択受付け処理に入る(図2
ステップS1)。ここでは、グラフ種類として、円グラ
フ、棒グラフ、折れ線グラフ、パレート図、およびレー
ダチャートのいずれかが、KB4上の左右カーソルキー
の操作によって指定可能となっている。指定されたグラ
フ種類は反転表示される。反転表示されたグラフ種類が
棒グラフである場合には、その棒グラフが単純型、累積
型、比較型、および構成比較型のいずれの型であるかが
選択可能となる。ここで、グラフ種類のデフォルト値は
円グラフであり、最初は円グラフが反転表示されて指定
状態となっている。したがって、円グラフを指定する場
合には、カーソル操作は不要となる。棒グラフが指定さ
れた場合のグラフ型のデフォルト値は単純型となってい
る。
【0029】ユーザは、図4に示すグラフ種類選択画面
で、カーソルキーを操作して所望のグラフ種類を指定す
ると、[選択/実行]キーを押す。CPU1は、グラフ
種類選択受付け処理において、[選択/実行]キーが押
されると、その際に指定されている(反転表示されてい
る)グラフ種類(グラフ種類が棒グラフの場合には、更
に棒グラフの型)をワークバッファ24に格納する。同
時にCPU1は、図4に示すグラフ種類選択画面を消し
て、グラフ表(表形式数値データ)を含む文書の表示画
面に戻す。そしてCPU1は、画面下方に、図5(a)
に示すように、グラフ化したい数値データの範囲の始点
(となるデータ欄)の指定入力をユーザに要求するため
の案内メッセージ『グラフデータ どこから?』を表示
して、数値データの範囲指定の受付け処理に入る(図2
ステップS2)。
【0030】ユーザは、数値データの範囲の始点の指定
入力案内メッセージが表示されると、カーソルキーを操
作して、図5(a)に示す表示画面(のグラフ表)上
で、グラフ化したい数値データの範囲の始点を指定す
る。この際、指定されている始点(となるデータ欄)が
反転表示される。ユーザは、所望の始点を指定すると、
[選択/実行]キーを押す。
【0031】CPU1は、図5(a)に示す範囲始点指
定入力案内メッセージの表示状態で[選択/実行]キー
が押されると、その際に指定されている(ここでは反転
表示されている)始点の情報をワークバッファ24に格
納する。同時にCPU1は、範囲始点指定入力案内メッ
セージを消して、図5(b)に示す数値データの範囲の
終点(となるデータ欄)の指定入力をユーザに要求する
ための案内メッセージ『グラフデータ どこまで?』を
表示する。
【0032】ユーザは、数値データの範囲の終点の指定
入力案内メッセージが表示されると、カーソルキーを操
作して、図5(b)に示す表示画面(のグラフ表)上
で、グラフ化したい数値データの範囲の終点を指定す
る。この際、指定されている終点(となるデータ欄)が
反転表示される。ユーザは、所望の終点を指定すると、
[選択/実行]キーを押す。
【0033】CPU1は、図5(b)に示す範囲終点指
定入力案内メッセージの表示状態で[選択/実行]キー
が押されると、その際に指定されている終点の情報をワ
ークバッファ24に格納する。同時にCPU1は、範囲
終点指定入力案内メッセージ(および文書)を消して、
先に受付けたグラフ種類についてのグラフ詳細データ設
定画面(グラフ表データ設定画面)を表示し、グラフ詳
細データの設定を受付けるための処理に入る(図2ステ
ップS3)。このグラフ詳細データ設定処理について、
図3のフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0034】まずCPU1は、先に受付けた(選択され
た)グラフ種類によりグラフ構造を表わすグラフサンプ
ルを必要とするか否かを調べる(図3ステップS1
1)。もし、グラフサンプルを必要としないグラフ種類
(ここでは、単純型の棒グラフ、折れ線グラフ、パレー
ト図、レーダチャート)が選択されていたならば、CP
U1は、そのグラフ種類に対応した従来と同様のグラフ
詳細データ設定画面を表示器6に表示し、ユーザのKB
4操作に従ってグラフ詳細データ設定処理を行う(図3
ステップS12)。
【0035】これに対して、グラフサンプルを必要とす
るグラフ種類(ここでは、円グラフ、単純型以外の棒グ
ラフ)が選択されていたならば、CPU1は、そのグラ
フ種類および先に指定されたグラフ化の数値データ範囲
内のデータ数で決定されるグラフ構造を表わすグラフサ
ンプルが付加された新規なグラフ詳細データ設定画面
(サンプル付グラフ詳細データ設定画面)を表示器6に
表示し(図3ステップS13)、ユーザのKB4操作に
従うグラフ詳細データ設定処理に入る。
【0036】ここで、グラフ種類が累積型の棒グラフで
ある場合のサンプル付グラフ詳細データ設定画面例を図
6に示し、グラフ種類が円グラフである場合のサンプル
付グラフ詳細データ設定画面例を図9に示す。
【0037】図6および図9に示すように、サンプル付
グラフ詳細データ設定画面には、グラフサンプル表示領
域61が確保されている。このグラフサンプル表示領域
61には、図6の例では、累積型の棒グラフを表わし、
且つ指定範囲のデータ数4を反映したグラフ構造のサン
プル(グラフサンプル)が表示され、図9の例では、円
グラフを表わし、且つ指定範囲のデータ数(ラベル数)
6を反映したグラフ構造のサンプルが表示されている。
なお本実施例では、各サンプル部分の大きさは、図に示
すように対応するデータの値を反映しておらず、グラフ
サンプルの領域全体を、グラフ種類の構造に合せてデー
タ数で等分割したものとなっている。
【0038】上記したように、図6はグラフ種類が累積
型の棒グラフの場合であるが、例えば比較型の棒グラフ
であるならば、図6のグラフサンプル表示領域61に
は、同図および図7(a)に示すグラフ構造のサンプル
に代えて、図7(b)に示すグラフ構造のサンプルが表
示される。また、構成比較型の棒グラフであるならば、
図6のグラフサンプル表示領域61には、図7(c)に
示すグラフ構造のサンプルが表示される。一方、円グラ
フついても、ラベル数が例えば4であれば、図9のグラ
フサンプル表示領域61には、同図に示すグラフ構造の
サンプルに代えて、図10(a)に示すグラフ構造のサ
ンプルが表示される。同様に、ラベル数が16であれ
ば、図9のグラフサンプル表示領域61には、図10
(b)に示すグラフ構造のサンプルが表示される。
【0039】ユーザは、上記したグラフ詳細データ設定
画面を用いて、棒グラフであれば、データ方向、格子の
有無、縦軸(または横軸)の最大値および最小値、目盛
りの間隔、線種等の詳細データ、円グラフであれば、ド
ーナツ円とするか否か、ソートをするか否か、1%未満
を最後にまとめるか否かなどの詳細データを設定するた
めのキー操作を行う。但し、この種の詳細データの設定
処理は、従来と同様であるため、説明を省略する。ま
た、図3のフローチャート上でも、煩雑さを避けるため
に省略してある。
【0040】さて、図6,図9に示すようなサンプル付
グラフ詳細データ設定画面には、対象となる表形式デー
タ(グラフ表)の各データ(ラベル)毎に、網かけパタ
ーン(塗りつぶしパターン)の種類を選択指定するため
のパターンメニュー62が用意されている。ユーザは、
KB4上の上下カーソルキーを操作して画面上でカーソ
ルを移動してデータ番号(ラベル番号)を選び、そのデ
ータ番号(ラベル番号)のデータ(ラベル)について左
右カーソルキーによりパターン種類を選ぶことができ
る。この網かけパターンの選択指定処理について、以下
に詳述する。
【0041】まずCPU1は、上下カーソルキーが操作
されたか否かを調べ、操作されたならば、カーソルが網
かけパターンの選択指定欄(パターンメニュー62の
欄)に移動しているか否かを調べる(図3ステップS1
4,S15)。ここで、カーソルが網かけパターンの選
択指定欄に移動しているならば、CPU1は、グラフサ
ンプル表示領域61に表示されているグラフサンプルの
うちの、現在カーソルが存在するデータ番号(ラベル番
号)に対応するサンプル部分を、図8(累積型の棒グラ
フの場合)または図11(円グラフの場合)に示すよう
に、例えば太線で表示して特徴づける(図3ステップS
15)。これによりユーザは、自身がグラフのどのデー
タ(ラベル)部分の網かけパターンを選択指定(しよう
と)しているかを、グラフサンプル表示領域61内のグ
ラフサンプルから一目で知ることができる。
【0042】ここでユーザは、上下カーソルキー操作に
よりに選択指定したデータ(ラベル)番号についてのパ
ターンメニュー62上で、左右カーソルキーの操作によ
りカーソル(ここでは、網かけパターンの白黒を反転す
る反転カーソル)を左右方向に移動して、パターンメニ
ュー62の中から所望の網かけパターンを選択指定する
ことができる。但し、図3のフローチャートでは、この
左右カーソルキー操作に従う、CPU1によるパターン
メニュー62上でのカーソル移動処理については省略さ
れている。
【0043】さて、CPU1は、ユーザの上下カーソル
キー操作に従って該当データ(ラベル)番号に対応する
サンプル部分の特徴づけを行った状態でユーザが上カー
ソルキーを操作すると、その旨を図3ステップS17で
検出する。この場合、CPU1は、カーソルが網かけパ
ターンの選択指定欄(パターンメニュー62の欄)に存
在するか否かを調べる(図3ステップS18)。
【0044】もし、カーソルが網かけパターンの選択指
定欄に存在するならば、CPU1は、それまでカーソル
が存在していたデータ(ラベル)番号に対応するサンプ
ル部分の特徴づけを取消して、その前のデータ(ラベ
ル)番号に対応するサンプル部分を特徴づける(図3ス
テップS19)。そしてCPU1は、上カーソルキーが
操作されたか否かの判定ステップS17に戻る。これに
対して、カーソルが網かけパターンの選択指定欄から外
れたならば、CPU1は、それまでカーソルが存在して
いたデータ(ラベル)番号に対応するサンプル部分の特
徴づけを取消し、上下カーソルキーが操作されたか否か
の判定ステップS14に戻る。なお、図3のフローチャ
ートでは示されていないが、本実施例では、指定された
数値データ範囲外のデータ(ラベル)番号に対応する網
かけパターンの選択指定欄にはカーソルを移動できない
ように制御される。
【0045】一方、ステップS17で上カーソルキーが
操作されていないことが判別された場合には、CPU1
は、下カーソルキーが操作されたか否かを調べ(図3ス
テップS21)、下カーソルキーが操作されたならば、
それまでカーソルが存在していたデータ(ラベル)番号
に対応するサンプル部分の特徴づけを取消して、その次
のデータ(ラベル)番号に対応するサンプル部分を特徴
づける(図3ステップS22)。そしてCPU1は、上
カーソルキーが操作されたか否かの判定ステップS17
に戻る。
【0046】ユーザは、グラフ詳細データ設定画面上で
必要な詳細データを設定すると、[選択/実行]キーを
押す。これによりCPU1は、その際に設定されている
各項目毎のグラフ詳細データをワークバッファ24に格
納して、図3のフローチャートで示される一連のグラフ
詳細データ設定処理(図2のステップS3)を終了す
る。このときCPU1は、グラフ詳細データ設定画面を
消して、グラフ表を含む文書の表示画面に戻す。そして
CPU1は、作成(描画)したいグラフの領域(グラフ
作成領域)の始点および終点の指定入力をユーザに要求
するための案内メッセージを表示して、グラフ作成領域
の指定を受付けるための処理に入る(図2ステップS
4)。ここでCPU1は、ユーザ指定のグラフ作成領域
(の始点および終点)を受付けると、その情報をワーク
バッファ24に格納し、グラフ作成処理(図2ステップ
S5)に進む。このステップS5では、ワークバッファ
24に格納しておいた各種グラフ化データをもとに、指
定範囲のグラフ表内数値データをグラフ化してグラフ図
形(グラフ図形データ)を作成する処理が行われる。こ
のようにして作成されたグラフ図形は、図形バッファ2
2に書込まれる。そして、この新たに作成されたグラフ
図形を含む図形バッファ22の内容が表示器6に画面表
示される。
【0047】なお、前記実施例では、現在網かけパター
ンの選択指定対象となっているデータ(ラベル)に対応
したグラフサンプル部分を、太線で表示することにより
特徴づける(強調する)ものとして説明したが、これに
限るものではない。例えばブリンク表示など、該当サン
プル部分が、ユーザに明瞭に視認可能なような強調表示
形態であればよい。また、強調表示されているグラフサ
ンプル部分を、現在指定されている網かけパターンで塗
りつぶすようにしてもよく、全てのサンプル部分を、指
定の網かけパターンで塗りつぶしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、表
形式データの指定範囲内のデータ数およびグラフ種類を
もとに、そのデータ数とグラフ種類で決定されるグラフ
構造を表わすグラフサンプルを表示するグラフサンプル
表示手段を備えた構成としたので、このグラフサンプル
をグラフ詳細データ設定画面に表示することで、ユーザ
はグラフ化されるデータ数とグラフ種類とが反映された
グラフ構造を一目で知ることができ、グラフ詳細データ
を容易且つ適切に設定できるようになる。
【0049】また本発明によれば、指定範囲内の各デー
タについて、網かけパターンの種類を指定するためのパ
ターン種類指定手段を備えると共に、このパターン種類
指定手段による網かけパターン種類の指定時には、対象
となっているデータに対応するグラフサンプル部分を特
徴づけて(強調して)表示する構成としたので、ユーザ
は自身が網かけパターンの種類を選択指定しているデー
タの位置を、グラフサンプル上で視認することができ、
グラフ詳細データ(の1つである網かけパターン)を容
易且つ適切に設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るグラフ作成機能を搭載
した文書作成装置の構成を示すブロック図。
【図2】同実施例におけるグラフ描画処理の全体の流れ
を説明するためのフローチャート。
【図3】同実施例におけるグラフ描画処理の過程で実行
されるグラフ詳細データ設定処理を説明するためのフロ
ーチャート。
【図4】グラフ種類選択画面の一例を示す図。
【図5】数値データの範囲指定入力案内メッセージの一
例を示す図。
【図6】グラフ種類が累積型の棒グラフの場合のサンプ
ル付グラフ詳細データ設定画面の一例を示す図。
【図7】棒グラフの型の相違を表わすグラフサンプルの
一例を示す図。
【図8】グラフ種類が累積型の棒グラフの場合のグラフ
サンプルの特徴づけの具体例を示す図。
【図9】グラフ種類が円グラフの場合のサンプル付グラ
フ詳細データ設定画面の一例を示す図。
【図10】円グラフのデータ(ラベル)数の相違を表わ
すグラフサンプルの一例を示す図。
【図11】グラフ種類が円グラフの場合のグラフサンプ
ルの特徴づけの具体例を示す図。
【符号の説明】
1…CPU、2…RAM、3…ROM、4…キーボード
(KB)、6…表示器、21…文書バッファ、22…図
形バッファ、24…ワークバッファ、30…プログラム
エリア、35…グラフ作成プログラムエリア、36…グ
ラフ詳細データ設定プログラム、61…グラフサンプル
表示領域、62…パターンメニュー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−164969(JP,A) 特開 平2−302883(JP,A) 特開 平3−8089(JP,A) 特開 昭59−158470(JP,A) 特開 平4−312186(JP,A) 特開 平3−268185(JP,A) 特開 平4−192084(JP,A) 実開 昭58−36442(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/27 G06F 3/153 320 G06T 11/20 G06F 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表形式の数値データをグラフ化し、図形
    として管理するグラフ作成機能を持つ文書作成装置にお
    いて、 前記表形式の数値データをグラフ化する際のグラフ種類
    を選択するためのグラフ種類選択手段と、 前記表形式の数値データ内でグラフ化の対象とする数値
    データ範囲を指定するための範囲指定手段と、 この範囲指定手段によって指定された範囲内のデータ数
    および前記グラフ種類選択手段によって選択されたグラ
    フ種類で決定されるグラフ構造を表わすグラフサンプル
    を表示するグラフサンプル表示手段とを具備することを
    特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 表形式の数値データをグラフ化し、図形
    として管理するグラフ作成機能を持つ文書作成装置にお
    いて、 前記表形式の数値データをグラフ化する際のグラフ種類
    を選択するためのグラフ種類選択手段と、 前記表形式の数値データ内でグラフ化の対象とする数値
    データ範囲を指定するための範囲指定手段と、 この範囲指定手段によって指定された範囲内の各データ
    について、網かけパターンの種類を指定するためのパタ
    ーン種類指定手段と、 前記範囲指定手段によって指定された範囲内のデータ数
    および前記グラフ種類選択手段によって選択されたグラ
    フ種類で決定されるグラフ構造を表わすグラフサンプル
    を表示するグラフサンプル表示手段であって、前記パタ
    ーン種類指定手段による網かけパターン種類の指定対象
    となっているデータに対応するサンプル部分を特徴づけ
    て表示するグラフサンプル表示手段とを具備することを
    特徴とする文書作成装置。
JP3248757A 1991-09-27 1991-09-27 グラフ作成機能を持つ文書作成装置 Expired - Lifetime JP3061904B2 (ja)

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