JP3061686B2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP3061686B2
JP3061686B2 JP4151744A JP15174492A JP3061686B2 JP 3061686 B2 JP3061686 B2 JP 3061686B2 JP 4151744 A JP4151744 A JP 4151744A JP 15174492 A JP15174492 A JP 15174492A JP 3061686 B2 JP3061686 B2 JP 3061686B2
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JP
Japan
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antenna device
satellite
beam axis
elevation
rotating
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学 大野
俊雄 増島
孝允 古野
出 内藤
孝至 片木
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に衛星通信、衛星
放送の地球局に用いられるアンテナ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の衛星通信、衛星放送の地球
局に用いられるアンテナ装置を示す図であり、1は主反
射鏡、2は1次放射器、3は支持ポール、4は方向調整
器、5は1次放射器支持柱、6はビーム軸である。図4
(a)は図3のアンテナ装置を上面から見た図であり、
図4(b)は図3のアンテナ装置を側面から見た図であ
る。図中、14はアンテナ装置を支持ポール3に固定す
るための固定金具、15はアンテナ装置の仰俯角をかえ
る仰俯角調整器、16は固定金具14を締めつけるため
の締めつけボルト類、17は仰俯角調整器15を止めて
いる固定用ボルト類、18は仰俯角調整器15を調整す
るための調整用ボルト類である。
【0003】次に、動作について説明する。衛星からの
電波は主反射鏡1で反射され1次放射器2に集められ
る。アンテナ装置の性能を最大限に引き出すためにはビ
ーム軸6を正確に衛星方向へ向ける必要があり、上記を
行うための装置が方向調整器4である。以下、方向調整
器4の詳細な動作について説明する。図4(a)におい
て、ビーム軸6を衛星方向へ向けるためにはまず、固定
金具14の締め付けボルト類16をゆるめアンテナ装置
全体を水平方向に回転させ方位角を設定する。このとき
締め付けボルト類16を締めて、支持ポール3に仮固定
する。
【0004】次に仰俯角の調整を行う。図4(b)にお
いて、固定用ボルト類17と調整用ボルト類18をゆる
め、仰俯角調整器15が自由に動けるようにする。次い
で、アンテナ装置をビーム軸6が衛星の仰角方向に向く
ように仰俯角調整器15により調整し、衛星を捕捉した
段階で、固定用ボルト類17と調整用ボルト類18を締
めて、仰俯角調整器15を仮固定する。ビーム軸6が正
確に衛星方向に向くまで、上記水平方向仰俯角方向の調
整を繰り返し、アンテナ装置の性能を最大限に引き出す
位置にアンテナ装置を固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ装置は
以上のように構成されているので、静止衛星軌道上で静
止位置の異なる通信衛星と放送衛星からの電波を受信す
る際には、アンテナ装置を2台設置するか、1台のアン
テナ装置で受信する衛星を切り替えるための方向調整を
その都度必要とする等の問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、所望のビーム間隔を持つ
複数個のビームを有するアンテナ装置において、複数個
のビームを所望の衛星に向けることのできるアンテナ装
置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明におけるアンテ
ナ装置は、第1の衛星に向けられる第1のビーム軸と第
2の衛星に向けられる第2のビーム軸を有し、当該第
1、第2のビーム軸の方向を調整する方向調整機構を備
えたアンテナ装置において、前記方向調整機構は、前記
第1のビーム軸の回りに上記アンテナ装置を回転させる
回転軸を設けたものである。
【0008】
【作用】この発明において方向調整機構は第1のビーム
の回りにアンテナ装置を回転させる回転軸を有し、こ
の回転軸を中心にアンテナ装置を回転させることにより
第1のビーム方向に影響を及ぼすことなく第2のビーム
方向を変えることができ、衛星を追尾することができ
る。
【0009】
【実施例】実施例1.この発明の一実施例を図について
説明する。図1(a)はこの発明によるアンテナ装置の
上面図であり、図1(b)はこの発明によるアンテナ装
置を図1(a)のAの方向から見た図である。図中、1
9はアンテナ装置全体を回転させるための回転装置、2
0はビーム軸6に対して、回転装置19の回転面を垂直
にするためのスペーサ、21はスペーサ20と回転装置
19を止めている固定ボルトである。又、22はビーム
軸6の回りにアンテナ装置を円弧上に回転させるように
した長穴である。
【0010】図2はこの発明による方向調整要領を説明
するためのアンテナ装置の概略図である。図中7は所望
のビーム間隔を得るために配置された第2の1次放射
器、8は回転機能付方向調整機構であり、図1で述べた
機能の総称である。9は第2の1次放射器7より放射す
る第2のビーム軸(主反射鏡1の第2の衛星とを結ぶビ
ーム軸)、10は回転装置19によりアンテナ装置全体
を回転させたときの第2のビーム軸9の描く軌跡、11
は第1のビーム軸(主反射鏡1の第1の衛星とを結ぶビ
ーム軸)6が捕捉する第1の衛星、12は第2のビーム
軸9が捕捉する第2の衛星、13は第1の衛星11と第
2の衛星12が静止している静止衛星軌道である。
【0011】次に動作について説明する。第1のビーム
軸6を第1の衛星11に向けるためには、従来の方法と
同じ様にして方位角、仰角を設定することにより行な
う。第2のビーム軸9を第2の衛星12に向けるために
は固定ボルト21をゆるめ回転装置19を回転させるこ
とによりアンテナ装置全体(主反射鏡1と第1、第2の
一次放射器2、7を一体のまま)を回転させる。このと
き、アンテナ装置は第1のビーム軸6を中心として、第
2のビーム軸9の軌跡10を描いて回転する。以上よ
り、第1のビーム軸6が第1の衛星11からずれること
なく、第2のビーム軸9を第2の衛星12に精度よく向
けることができる。以上のようにこの発明の実施例によ
れば従来の方位角、仰俯角の2軸の調整軸に加え、複数
のビーム方向のうちのいずれか1つのビーム方向に平行
もしくは略平行な軸の回りに、主反射鏡と1次放射器を
一体のまま回転する第3の調整軸を持つ方向調整機構を
設け、第3の調整軸の回りにアンテナを回転させること
によって、1つのビーム方向に影響を及ぼすことなく、
他のビーム方向を変えることができ、衛星を精度良く追
尾することができる。
【0012】なお、以上は、2個のビームについて論じ
たが、本発明はこれに限らず、3個以上の複数個のビー
ムであってもよい。
【0013】また、以上は単一の鏡面を持つ反射鏡アン
テナについて説明したが、複数個の反射鏡を持つアンテ
ナ装置あるいはアレーアンテナ等任意の複数ビームを持
つアンテナ装置であってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明は第1の衛星に向
けられる第1のビーム軸と第2の衛星に向けられる第2
のビーム軸を有し、当該第1、第2のビーム軸の方向を
調整する方向調整機構を備えたアンテナ装置において、
前記方向調整機構は、前記第1のビーム軸の回りに上記
アンテナ装置を回転させる回転軸を有し、当該回転軸を
中心にアンテナ装置を回転させることにより前記第2の
ビーム軸を第2の衛星に向けるよう調整して、1つのビ
ーム方向に影響を及ぼすことなく、他のビーム方向を変
えることができ、衛星を追尾することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す概略構成図である。
【図2】この発明の実施例1の動作説明図である。
【図3】従来のアンテナ装置の概略構成図である。
【図4】従来のアンテナ装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1 主反射鏡 2 1次放射器 3 支持ポール 4 方向調整器 5 1次放射器支持柱 6 第1のビーム軸 7 第2の1次放射器 8 回転方向調整器 9 第2のビーム軸 10 第2のビーム軸の軌跡 11 第1の衛星 12 第2の衛星 13 静止衛星軌道 14 固定金具 15 仰俯角調整器 16 締め付けボルト類 17 固定用ボルト類 18 調整用ボルト類 19 回転装置 20 スペーサ 21 固定ボルト 22 長穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古野 孝允 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会 社 鎌倉製作所内 (72)発明者 内藤 出 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 電子システム研究所内 (72)発明者 片木 孝至 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 電子システム研究所内 (56)参考文献 特開 平3−270404(JP,A) 特開 昭62−51807(JP,A) 特開 昭62−51808(JP,A) 特開 昭62−51809(JP,A) 特開 昭62−51810(JP,A) 実開 平5−91017(JP,U) 実開 昭62−84207(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の衛星に向けられる第1のビーム軸
    と第2の衛星に向けられる第2のビーム軸を有し、当該
    第1、第2のビーム軸の方向を調整する方向調整機構を
    備えたアンテナ装置において、前記方向調整機構は、前
    記第1のビーム軸の回りに上記アンテナ装置を回転させ
    る回転軸を有することを特徴とするアンテナ装置 。
JP4151744A 1992-06-11 1992-06-11 アンテナ装置 Expired - Lifetime JP3061686B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4151744A JP3061686B2 (ja) 1992-06-11 1992-06-11 アンテナ装置

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JP4151744A JP3061686B2 (ja) 1992-06-11 1992-06-11 アンテナ装置

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Publication Number Publication Date
JPH05343912A JPH05343912A (ja) 1993-12-24
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Family

ID=15525335

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002095871A1 (en) * 2001-05-21 2002-11-28 Mission Telecom Company, Ltd. An apparatus for setting the direction and the angle of an antenna
EP2843761B1 (fr) * 2013-08-30 2018-07-04 Alcatel- Lucent Shanghai Bell Co., Ltd Système d'antenne compact

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2649096B2 (ja) * 1990-03-20 1997-09-03 デイエツクスアンテナ株式会社 静止衛星からの電波の受信方法及びこれに用いるパラボラアンテナ

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JPH05343912A (ja) 1993-12-24

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