JP3061519B2 - 車両用警報装置 - Google Patents

車両用警報装置

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JP3061519B2
JP3061519B2 JP5320440A JP32044093A JP3061519B2 JP 3061519 B2 JP3061519 B2 JP 3061519B2 JP 5320440 A JP5320440 A JP 5320440A JP 32044093 A JP32044093 A JP 32044093A JP 3061519 B2 JP3061519 B2 JP 3061519B2
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浩二 酒巻
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前方の障害物を検出
し、危険と判定された場合は警報を発する車両用警報装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前方の障害物を検出し、警報を発
生させる手段として、特開昭61─211800に記載
されているものがある。これによると、前方障害物に向
けて電波を送信し、前方障害物から反射された反射伝播
時間を計測して前方障害物までの距離を演算する。そし
て、演算された距離と、あらかじめ設定された警報距離
を比較することにより、障害物への接近を検出し、演算
された距離が警報距離以下となる危険なときは自動的に
警報を行い、前方障害物に追突しないように、運転者に
回避動作を促している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の車両用警報装置
において、前方障害物に接近し、前方障害物との距離が
警報距離以下になり警報が鳴るタイミングについて説明
する。図2は、車両用警報装置における警報を鳴らすタ
イミングを示す図である。このタイミングでは、自車速
が速い程、また前方障害物との距離を微分することによ
って求められる相対速度が大きい程(前方障害物に急激
に接近中の場合)、運転者に早めに回避作動を行わせる
ように警報距離を長くしている。従って、警報距離は自
車速及び前方障害物との相対速度によって求められる。
【0004】しかし、車両が道路を走行する場合、車両
がスムーズに流れる高速道路のような道路を走行する場
合もあれば、渋滞等で停止や発進が繰り返される車両の
流れが悪い市街地のような道路を走行する場合もある。
このため、警報距離を車両の流れがよい高速道路走行時
に合わし、警報距離を長く設定した場合、停止や発進を
繰り返すような市街地走行時には、車両が前方障害物に
接近する度に警報が頻繁に鳴り、過度な警報となり運転
者が煩わしく感じる場合がある。
【0005】逆に、警報距離を市街地走行時に合わし、
警報距離を短く設定し警報が頻繁に鳴らないようにした
場合、高速道路走行時には警報距離が短いため警報が鳴
りにくくなり、危険な時に警報が鳴らずに前方車に追突
する恐れがある。実際に警報距離を設定する場合は、衝
突防止を最優先に考え、警報距離を長めに設定してお
り、前述の過度の警報防止を犠牲にしている。
【0006】そこで本発明は、車両が停止や発進を繰り
返すような市街地を走行しているか否かを検出し、市街
地走行時の場合は警報距離を短く設定することにより、
警報が頻繁に鳴ることを防止でき、逆に市街地走行以外
の場合は警報距離を市街地走行時よりも長く設定するこ
とにより、前方障害物への追突を防止でき、車両の走行
状態に応じた警報距離が設定できることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、自車から前方障害物までの距離を検出する距離検出
手段と、該距離検出手段で検出された検出距離と予め設
定された警報距離とを比較し、該検出距離が該警報距離
以下の場合、警報を発し、市街地を走行していることを
検出する市街地走行検出手段を備え、車両が市街地走行
か否かに応じて該警報距離を可変させる警報距離可変手
段を有する車両用警報装置において、該市街地走行検出
手段はブレーキのON時間を検出するブレーキ検出手段
と、予め設定された所定時間内に該ブレーキのON時間
の積算値が予め設定された第1の所定値以上になった場
合、市街地走行であることを設定する設定手段と、市街
地走行設定時、該所定時間内に該ブレーキのON時間の
積算値が該第1の所定値以下の第2の所定値以下になっ
た場合、市街地走行の設定を解除する解除手段を備え、
該警報距離可変手段は、該市街地走行が設定された場
合、市街地走行以外よりも警報距離を短くすることを特
徴とする。
【0008】
【0009】また、前記市街地走行検出手段はブレーキ
のON時間を検出するブレーキ検出手段と、予め設定さ
れた所定時間内に前記ブレーキのON時間の積算値が予
め設定された第1の所定値以上になった場合、市街地走
行であることを設定する設定手段と、市街地走行設定
時、前記所定時間内に該ブレーキのON時間の積算値が
前記第1の所定値以下の第2の所定値以下になった場
合、市街地走行の設定を解除する解除手段を備え、前記
警報距離可変手段は、前記市街地走行が設定された場
合、市街地走行以外よりも警報距離を短くすることを特
徴とする。
【0010】また、前記市街地走行検出手段は車両の速
度を検出する車速検出手段を備え、予め設定された所定
時間内に自車速が予め設定された所定速度以下となって
いる時間の積算値が予め設定された第1の所定値以上に
なった場合、市街地走行であることを設定する設定手段
と、市街地走行設定時、前記所定時間内に自車速が前記
所定速度以下となっている時間の積算値が前記第1の所
定値以下の第2の所定値以下になった場合、市街地走行
の設定を解除する解除手段を備え、前記警報距離可変手
段は、前記市街地走行が設定された場合、市街地走行以
外よりも警報距離を短くすることを特徴とする。
【0011】また、前記市街地走行検出手段は車両の速
度を検出する車速検出手段を備え、予め設定された所定
時間内に自車速が予め設定された第1の所定速度以下と
なっている時間の積算値が予め設定された所定値以上に
なった場合、市街地走行であることを設定する設定手段
と、市街地走行設定時、前記所定時間内に自車速が前記
第1の所定速度以上の予め設定された第2の所定速度以
下となっている時間の積算値が前記所定時間以下になっ
た場合、市街地走行の設定を解除する解除手段を備え、
前記警報距離可変手段は、前記市街地走行が設定された
場合、市街地走行以外よりも警報距離を短くすることを
特徴とする。
【0012】
【作用】前方障害物までの距離を検出し、前方障害物と
の距離が危険と判定された場合、警報を出力する車両用
警報装置において、車両が停止や発進を繰り返すような
市街地を走行しているか否かを検出し、市街地を走行し
ている場合には警報を出力するための警報距離を市街地
走行以外の場合よりも短く設定することにより、市街地
走行時における渋滞や車両の流れが悪い場合での警報が
頻繁になる状態を防止でき、逆に市街地走行以外の場合
は警報距離を市街地走行時よりも長く設定することによ
り、前方障害物への追突を防止でき、車両の走行状態に
応じた警報距離が設定できる。
【0013】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の実施例を示すブロック図で、パル
ス型レーザダイオードを用いて前方障害物までの距離を
検出する例を示す。前方障害物検出装置1は光あるいは
電波等の送信波を前方に照射し、その送信波と前方障害
物から反射されて戻ってくる反射波とから、自車から前
方障害物までの距離に比例した電気信号を距離パルスと
して出力するもので、ドライブ回路13、発光素子1
2、送信レンズ11、受信レンズ14、受光素子15、
増幅回路16、フリップフロップ17から構成される。
【0014】ドライブ回路13は、マイコンより送られ
る発光タイミングを示すパルス信号に基づき、レーザダ
イオードからなる発光素子12をドライブさせるべきパ
ルス信号を出力し、発光素子12を発光させ、この光を
送信レンズ11を介して前方障害物10に向けて照射す
る。また、ドライブ回路13から出力されたパルス信号
は、フリップフロップ17のセット端子にも入力され、
このパルス信号によりフリップフロップ17をセットす
る。すなわち、フリップフロップ17は発光素子を発光
させる発光タイミングによりセットされる。
【0015】受光素子15は、前方障害物10から反射
してきた光を受信レンズ14を介して受光し、電気信号
に変換後、増幅回路16にて増幅し、フリップフロップ
17のリセット端子に入力する。すなわち、フリップフ
ロップ17は受光素子に受光された受信タイミングによ
りリセットされる。フリップフロップ17は、ドライブ
回路13から出力されたパルス信号のタイミングにより
セットされて出力を”H”にし、増幅回路16の出力の
タイミングによりリセットされて出力を”L”にする。
【0016】従って、フリップフロップ17のセット端
子に入力された発光タイミングとリセット端子に入力さ
れた受信タイミングの時間差が距離パルスとして生成さ
れ、フリップフロップ17からは、自車から前方障害物
までの距離に比例した距離パルスが出力される。この距
離パルスは、光が前方障害物までの距離を往復する時間
であるから、この時間差に光速を乗じ、2で除すれば、
自車から前方障害物までの距離が得られる。
【0017】距離検出手段2は、前記距離パルスを用い
て、自車から前方障害物までの距離値を出力するもの
で、パルスてい倍回路18、パルス計数部19、クロッ
ク20から構成される。パルスてい倍回路18は、距離
分解能をあげるため、入力された距離パルスをてい倍さ
せ、パルス幅を拡大する。
【0018】パルス計数部19は、てい倍された距離パ
ルスを入力し、クロック20にて作られた発振周波数に
よって、てい倍された距離パルスを計数化し、その値を
マイコン21に入力し、マイコン21で距離値に変換す
る。市街地走行判定手段3を構成するマイコン21は、
レーザダイオードからなる発光素子12を発光させるタ
イミングを制御するためにパルス信号をドライブ回路1
3に出力する。
【0019】そして、パルス計数部19から入力される
距離値を微分することにより、前方障害物との相対速度
を求め、車両が市街地を走行しているか否かを判定する
ために、車速検出手段4を構成する車輪速センサ22よ
り車輪速パルスを入力し自車速を演算し、ブレーキ検出
手段5を構成するストップランプSW23よりブレーキ
のON/OFF状態を入力する。
【0020】さらに、マイコン21は距離値より求めら
れた相対速度及び自車速より、警報距離を演算し、車速
検出手段4及びブレーキ検出手段5から入力した自車速
やブレーキのON/OFF状態に応じて市街地走行か否
かを判定し警報距離を可変する。警報距離は運転者に、
このまま進むと前方障害物に追突する恐れがあるといっ
た注意を知らせる距離を示す。そして、距離値が警報距
離よりも短い場合は、警報手段6を構成するブザー24
より警報を発する。
【0021】次に、本実施例におけるマイコン21の動
作を図3のフローチャートをもとに説明する。ステップ
S101では、パルス計数部19より計数化された距離
パルスを入力し、距離値(R)を演算する。そして、ス
テップS102では、前記距離値Rを微分(dR/d
t)することにより、自車と前方障害物との相対速度
(VR)を演算する。ステップS103では、車輪速セ
ンサー22から入力した車輪速パルス信号から、自車速
(V)を演算する。ステップS104では車両が市街地
走行か否かを検出し、警報距離を演算するために市街地
モードか通常モードかを設定する。尚、図示していない
が、電源投入直後のイニシャルルーチンで、まず通常モ
ードが設定されている。
【0022】ステップS105は、ステップS104で
求められたモードから、図9に示す特性に基づき市街地
モードあるいは通常モードの警報距離を演算する。ここ
で、図9は本発明の車速と警報距離の関係を示す図で、
図2と同様に、警報距離は自車速及び前方障害物との相
対速度により求められ、市街地モードの警報距離は通常
モードの警報距離よりも短く設定される。この特性はマ
ップとして予めメモリに記憶される。
【0023】ステップS106以降はステップS105
で求められた警報距離とステップS101で求められた
距離値(R)を比較し、その結果に応じて警報を出力す
るか否かを設定する。距離値が警報距離よりも長い場合
は安全距離と判定され、ステップS107にて警報を発
しないように処理し、距離値が警報距離よりも短い場合
は前方障害物に接近し危険と判定され、運転者に注意を
与えるようステップS108にてブザー24で警報を出
力するよう処理される。
【0024】次に、図3のフローチャートにおけるステ
ップS104の警報距離モード設定の第1の実施例を図
4のフローチャートをもとに説明する。ここでは、車輪
速センサ22から車輪速パルスを入力し自車速を求め、
自車速が予め設定された所定速度以上か以下かにより車
両が市街地走行か否かを判定し、警報距離モードを設定
する処理である。
【0025】ステップS201は、自車速(V)と予め
設定された第1の所定速度(V21)、例えば40km
/hとを比較し、自車速が第1の所定速度(V21)よ
りも低い場合は、車両が市街地を走行しているものと判
定し、ステップS205にて警報距離を市街地モードに
設定する。ステップS201にて自車速が第1の所定速
度(V21)よりも高い場合は、ステップS202にて
前回市街地モードか否かを判定し、前回市街地モードで
あれば、ステップS203にて自車速と第1の所定速度
(V21)よりも高い予め設定された第2の所定速度
(V22)、例えば50km/hとを比較し、自車速が
第2の所定速度(V22)よりも低い場合はステップS
205へ進み、警報距離を市街地モードに設定する。
【0026】ステップS203にて自車速が第2の所定
速度(V22)よりも高い場合はステップS204にて
警報距離を通常モードに設定する。またステップS20
2にて前回市街地モードでないと判定された場合、ステ
ップS204へ進み、警報距離を通常モードに設定す
る。従って、この処理では、自車速が第1の所定速度
(V21)よりも低い場合は、市街地モードになり、一
旦市街地モードになった場合、自車速が第1の所定速度
(V21)よりも高い第2の所定速度(V22)を越え
ない限り通常モードにはならない。逆に、通常モードに
なった場合、自車速が第1の所定速度(V21)よりも
低くならない限り市街地モードにはならない。つまり、
市街地モード、通常モードのモードの切り換えにヒステ
リシスを設けている。
【0027】以上の第1の実施例において、車両が市街
地を走行している場合は、自車速が低いものと見なし、
自車速が第1の所定速度(V21)よりも低い場合は、
ステップS205にて警報距離を市街地モードに設定す
る。そして、自車速が第1の所定速度(V21)より高
い第2の所定速度(V22)よりも低い場合は市街地モ
ードのままで、自車速が第2の所定速度(V22)より
も高くなればステップS204にて警報距離を通常モー
ドに設定する。従って、市街地モードから通常モードへ
の切り換えは、第1の所定速度(V21)よりも高い第
2の所定速度(V22)で判定される。逆に、通常モー
ドから市街地モードへの切り換えは第1の所定速度(V
21)で判定される。
【0028】このようにして、車両の自車速に応じて市
街地走行か否かを判定し、停止や発進を繰り返すような
市街地を走行している場合には、警報を出力するための
警報距離を短くすることにより、市街地走行時での渋滞
や車の流れが悪かった場合の警報の鳴り過ぎを無くし、
運転中の煩わしさを防止できる。逆に、市街地走行以外
の場合は、警報距離を市街地走行時よりも長く設定する
ことにより、前方障害物への追突を防止でき、車両の走
行状態に応じた警報距離を設定できる。
【0029】図5は、図3のステップS104の警報距
離モード設定に対する第2の実施例のフローチャートを
示す。ここでは、ストップランプSW23からブレーキ
のON/OFFを入力し、予め設定された所定時間経過
時にブレーキのON時間の積算値が予め設定された所定
値以上か以下かで市街地走行か否かを判定し、警報距離
モードを設定する処理である。
【0030】ステップS301は、所定時間を計測する
ための時間計測カウンタをカウントアップする処理であ
る。ステップS302は、時間計測カウンタと予め設定
された所定時間(T31)、例えば5分とを比較し、時
間計測カウンタが所定時間(T31)以下の場合、走行
モードの判定は行わないで、ステップS310にて、ス
トップランプSW23からブレーキがONかOFFかを
検出し、ブレーキがONであればステップS311にて
ブレーキONカウンタをカウントアップし、ブレーキが
OFFであれば、警報距離モード設定処理を抜け出す。
ここで、ブレーキONカウンタは、ブレーキがONされ
ているときにカウントアップされるカウンタで、ブレー
キがOFFの場合はそのままの値を保持する。従って、
ブレーキONカウンタはブレーキのON時間を積算する
カウンタである。
【0031】ステップS302にて時間計測カウンタが
所定時間(T31)以上であれば、ステップS303に
てブレーキONカウンタが予め設定された第1の所定値
(B31)、例えば30秒以上か以下かを判定し、第1
の所定値(B31)以上であれば所定時間(T31)内
にブレーキをONした時間の積算値が多く、市街地等で
頻繁にブレーキ動作がおこなわれたものと判定し、ステ
ップS307にて警報距離を市街地モードに設定する。
【0032】ステップS303にてブレーキONカウン
タが第1の所定値(B31)以下の場合は、ステップS
304にて前回市街地モードか否かを判定し、前回市街
地モードであれば、ステップS305にてブレーキON
カウンタと第1の所定値(B31)よりも小さい予め設
定された第2の所定値(B32)、例えば20秒とを比
較し、ブレーキONカウンタが第2の所定値(B32)
よりも高い場合はステップS307へ進み、警報距離を
市街地モードに設定する。
【0033】ステップS305にてブレーキONカウン
タが第2の所定値(B32)よりも低い場合は、所定時
間(T31)内にブレーキをONした時間の積算値が少
なく、頻繁にブレーキ動作が行われていないもの即ち、
市街地でないと判定し、ステップS306にて通常モー
ドの警報距離を設定する。また、ステップS304にて
前回市街地モードでないと判定された場合は、ステップ
S306にて警報距離を通常モードに設定する。
【0034】そして、ステップS306、ステップS3
07にて警報距離のモードを設定した後は、新たに市街
地モードか否かを判定するべく、ステップS308にて
ブレーキONカウンタをクリアし、ステップS309に
て時間計測カウンタをクリアする。従って、この処理で
は、ブレーキをONした時間の積算値が第1の所定値
(B31)よりも大きい場合は、市街地モードに設定
し、一旦市街地モードになった場合、ブレーキをONし
た時間の積算値が第1の所定値(B31)よりも小さい
第2の所定値(B32)以下にならない限り通常モード
にはならない。逆に、通常モードになった場合、ブレー
キONした時間の積算値が第1の所定値(B31)を越
えない限り市街地モードにはならない。つまり、市街地
モード、通常モードのモード切り換えにヒステリシスを
設けている。
【0035】以上の第2の実施例において、車両が市街
地を走行している場合は、停止や発進を頻繁に繰り返す
ものと考え、ブレーキをONする度にステップS311
にてブレーキONカウンタをカウントアップし、所定時
間(T31)経過時にブレーキをONした時間の積算値
が第1の所定値(B31)以上であれば、頻繁にブレー
キを踏んだと判定し、ステップS307にて警報距離を
市街地モードに設定する。そして、ブレーキをONした
時間の積算値が第1の所定値(B31)よりも小さい第
2の所定値(B32)以上の場合は市街地モードのまま
で、ブレーキをONした時間の積算値が第2の所定値
(B32)以下になれば、あまりブレーキが踏まれない
と判定し、ステップS306にて警報距離は通常モード
に設定される。そして、所定時間(T31)が経過した
時点で市街地モードを設定する処理をリセットする。従
って、市街地モードから通常モードへの切り換えは第1
の所定値(B31)よりも小さい第2の所定値(B3
2)で判定され、逆に、通常モードから市街地モードへ
の切り換えは第1の所定値(B31)で判定される。
【0036】このようにして、所定時間(T31)経過
時のブレーキをONした時間の積算値に応じて市街地走
行か否かを判定し、市街地を走行している場合には警報
を出力するための警報距離を市街地走行以外よりも短く
することにより、車両の走行状態に応じた警報距離を設
定できる。図6は、図3のステップS104の警報距離
モード設定に対する第3の実施例のフローチャートを示
す。ここでは、ストップランプSW23からブレーキの
ON/OFFを入力し、予め設定された所定時間以内に
ブレーキのON時間の積算値が予め設定された所定値以
上か以下かで市街地走行か否かを判定し、警報距離モー
ドを設定する処理である。
【0037】ステップS401は、所定時間を計測する
ための時間計測カウンタをカウントアップする処理であ
る。ステップS402は、ストップランプSW23から
ブレーキがONかOFFかを検出し、ブレーキがONで
あればステップS403にてブレーキONカウンタをカ
ウントアップし、ブレーキがOFFであれば、ステップ
S404へ進む。ここで、ブレーキONカウンタは、ブ
レーキがONされているときにカウントアップされるカ
ウンタで、ブレーキがOFFの場合はそのままの値を保
持する。従って、ブレーキONカウンタは、ブレーキの
ON時間を積算するカウンタである。
【0038】ステップS404は、ブレーキONカウン
タが予め設定された第1の所定値(B41)、例えば3
0秒以上か以下かを判定する処理で、第1の所定値(B
41)以上であれば予め設定された所定時間(T4
1)、例えば5分以内にブレーキのON時間の積算値が
多く、市街地等で頻繁にブレーキ動作がおこなわれたも
のと判定し、ステップS409にて警報距離を市街地モ
ードに設定する。
【0039】ステップS404にてブレーキONカウン
タが第1の所定値(B41)以下の場合は、ステップS
405にて前回市街地モードか否かを判定し、前回市街
地モードであれば、ステップS406にてブレーキON
カウンタと第1の所定値(B41)よりも小さい第2の
所定値(B42)、例えば20秒とを比較し、ブレーキ
ONカウンタが第2の所定値(B42)よりも大きい場
合はステップS409にて警報距離を市街地モードに設
定する。
【0040】ステップS406にてブレーキONカウン
タが第2の所定値(B42)よりも大きい場合は、ステ
ップS407にて時間計測カウンタが予め設定された所
定時間(T41)、例えば5分以上か以下かを判定す
る。所定時間(T41)以上であれば、所定時間(T4
1)に達してもブレーキのON時間の積算値が短く、ブ
レーキ動作が頻繁に行われていないと判定し、ステップ
S408にて警報距離を通常モードに設定する。そし
て、新たに市街地モードか否かを判定するべく、ステッ
プS410にてブレーキONカウンタをクリアし、ステ
ップS411にて時間計測カウンタをクリアする。
【0041】ステップS407にて、時間計測カウンタ
が所定時間(T41)以下の場合は、ブレーキONカウ
ンタが第2の所定値(B42)以下で、かつ時間計測カ
ウンタも所定時間(T41)以下であり、市街地モード
か否かが決定できないため、現状の走行モードを保持す
べく警報距離モード設定処理を終了する。以上の第3の
実施例において、車両が市街地を走行している場合は、
停止や発進を頻繁に繰り返すものと考え、ブレーキがO
Nされる度にステップS403にてブレーキONカウン
タをカウントアップし、所定時間(T41)以内にブレ
ーキをONした時間の積算値が第1の所定値(B41)
以上であれば、頻繁にブレーキを踏んだと判定し、ステ
ップS409にて警報距離を市街地モードに設定する。
そして、ブレーキをONした時間の積算値が第1の所定
値(B41)よりも小さい第2の所定値(B42)以上
の場合は市街地モードのままで、所定時間(T41)以
内に、ブレーキをONした時間の積算値が第2所定値
(B41)を以下の場合は、あまりブレーキが踏まれな
いと判定し、ステップS408にて警報距離を通常モー
ドに設定する。そして、ブレーキのON時間の積算値が
第2の所定値(B42)を越えた時点、又は所定時間
(T41)が経過した時点で市街地モードを設定する処
理をリセットする。従って、市街地モードから通常モー
ドへの切り換えは第1の所定値(B41)よりも小さい
第2の所定値(B42)で判定され、逆に、通常モード
から市街地モードへの切り換えは第1の所定値(B4
1)で判定される。
【0042】このようにして、所定時間(T41)以内
のブレーキをONした時間の積算値に応じて市街地走行
か否かを判定し、市街地を走行している場合には警報を
出力するための警報距離を市街地走行以外よりも短くす
ることにより、車両の走行状態に応じた警報距離を設定
できる。そして、ブレーキをONした時間の積算値が通
常モードのときは第1の所定値(B41)を越えた時点
で市街地モードへの切り換えを行い、市街地モードのと
きは第2の所定値(B42)を越えた時点で通常モード
への切り換えを行うため、警報距離のモードの切り換え
が第2の実施例よりも早く実施できる。
【0043】図7は、図3のステップS104の警報距
離モード設定に対する第4の実施例のフローチャートを
示す。ここでは、車輪速センサ22から車輪速パルスを
入力し、自車速が予め設定された所定速度以下の場合は
車両が停止しているものと判定する。そして予め設定さ
れた所定時間経過時に自車速が所定速度以下となってい
る時間の積算値が予め設定された所定値以上か以下かを
判定し、警報距離モードを設定する処理である。
【0044】ステップS501は、所定時間を計測する
ための時間計測カウンタをカウントアップする処理であ
る。ステップS502は、時間計測カウンタと予め設定
された所定時間(T51)、例えば5分とを比較し、時
間計測カウンタが所定時間(T51)以下の場合、走行
モードの判定はしないで、ステップS510にて、自車
速が予め設定された所定速度(V51)、例えば5km
/h以上か以下かを判定し、自車速が所定速度(V5
1)以下であればステップS511にて車両停止カウン
タをカウントアップし、自車速が所定速度(V51)以
上であれば、警報距離モード設定処理を終了する。ここ
で、車両停止カウンタは、車両が停止しているか否かを
自車速により判定し、自車速が所定速度(V51)以下
であれば車両が停止していると判定しカウントアップさ
れるカウンタで、自車速が所定速度(V51)以上であ
れば車両は停止していないものと判定されそのままの値
を保持する。従って、車両停止カウンタは車両の停止時
間を積算するカウンタである。
【0045】ステップS502にて時間計測カウンタが
所定時間(T51)以上であれば、ステップS503に
て車両停止カウンタが予め設定された第1の所定値(S
51)、例えば30秒以上か以下かを判定し、第1の所
定値(S51)以上であれば所定時間(T51)内に車
両が停止した時間の積算値が多く、市街地等で頻繁に停
止や発進がおこなわれたものと判定し、ステップS50
7にて警報距離を市街地モードに設定する。
【0046】ステップS503にて車両停止カウンタが
第1の所定値(S51)以下の場合は、ステップS50
4にて前回市街地モードか否かを判定し、前回市街地モ
ードであれば、ステップS505にて車両停止カウンタ
と第1の所定値(S51)よりも小さい予め設定された
第2の所定値(S52)、例えば20秒とを比較し、車
両停止カウンタが第2の所定値(S52)よりも高い場
合はステップS507へ進み、警報距離を市街地モード
に設定する。
【0047】ステップS505にて車両停止カウンタが
第2の所定値(S52)よりも低い場合は、所定時間
(T51)内に車両が停止した時間の積算値が少なく、
頻繁に停止作動が行われていないもの即ち、市街地でな
いと判定し、ステップS506にて通常モードの警報距
離を設定する。また、ステップS504にて前回市街地
モードでないと判定された場合は、ステップS506に
て警報距離を通常モードに設定する。
【0048】そして、ステップS506、ステップS5
07にて警報距離のモードを設定した後は、新たに市街
地モードか否かを判定するべく、ステップS508にて
車両停止カウンタをクリアし、ステップS509にて時
間計測カウンタをクリアする。従って、この処理では、
自車速が所定速度(V51)以下となった時間の積算値
が第1の所定値(S51)よりも大きい場合は、市街地
モードに設定し、一旦市街地モードになった場合、自車
速が所定速度以下となった時間の積算値が第1の所定値
(S51)よりも小さい第2の所定値(S52)以下に
ならない限り通常モードにはならない。逆に、通常モー
ドになった場合、自車速が所定速度以下となった時間の
積算値が第1の所定値(S51)を越えない限り市街地
モードにはならない。つまり、市街地モード、通常モー
ドのモード切り換えにヒステリシスを設けている。
【0049】以上の第4の実施例において、車両が市街
地を走行している場合は、停止や発進を頻繁に繰り返す
ものと考え、自車速が所定速度(V51)以下になる度
にステップS511にて車両停止カウンタをカウントア
ップし、所定時間(T51)経過時に自車速が所定速度
(V51)以下になった時間の積算値が第1の所定値
(S51)以上であれば、頻繁に停止したと判定し、ス
テップS504にて警報距離を市街地モードに設定す
る。そして、自車速が所定速度(V51)以下になった
時間の積算値が第1の所定値(S51)よりも小さい第
2の所定値(S52)以上の場合は市街地モードのまま
で、自車速が所定速度(V51)以下になった時間の積
算値が第2の所定値(S52)以下になった場合、あま
り停止していないと判定し、ステップS506にて警報
距離は通常モードに設定される。そして、所定時間(T
51)が経過した時点で市街地モードを設定する処理を
リセットする。従って、市街地モードから通常モードへ
の切り換えは第1の所定値(S51)よりも小さい第2
の所定値(S52)で判定され、逆に、通常モードから
市街地モードへの切り換えは第1の所定値(S31)で
判定される。
【0050】このようにして、所定時間(T51)経過
時に自車速が所定速度(V51)以下となった時間の積
算値に応じて市街地走行か否かを判定し、市街地を走行
している場合には警報を出力するための警報距離を市街
地走行以外よりも短くすることにより、車両の走行状態
に応じた警報距離を設定できる。図8は、図3のステッ
プS104の警報距離モード設定に対する第5の実施例
のフローチャートを示す。ここでは、車輪速センサ22
から車輪速パルスを入力し、自車速が予め設定された所
定速度以下の場合は車両が停止しているものと判定す
る。そして予め設定された所定時間以内に自車速が所定
速度以下となっている時間の積算値が予め設定された所
定値以上か以下かで市街地走行か否かを判定し、警報距
離モードを設定する処理である。
【0051】ステップS601は、所定時間を計測する
ための時間計測カウンタをカウントアップする処理であ
る。ステップS602は、前回市街地モードか否かを判
定する処理で、前回市街地モードでない場合は、ステッ
プS603にて自車速と予め設定された第1の所定速度
(V61)、例えば10km/hとを比較し、自車速が
第1の所定速度(V61)以下であればステップS60
5にて車両停止カウンタをカウントアップし、自車速が
第1の所定速度(V61)以上であれば、ステップS6
06へ進む。
【0052】また、ステップS602にて市街地モード
である場合は、ステップS604にて自車速と第1の所
定速度(V61)よりも大きい予め設定された第2の所
定速度(V62)、例えば20km/hとを比較し、自
車速が第2の所定速度(V62)以下であればステップ
S605にて車両停止カウンタをカウントアップし、自
車速が第2の所定速度(V62)以上であれば、ステッ
プS606へ進む。ここで、車両停止カウンタは、車両
が停止しているか否かを自車速により判定し、自車速が
市街地モードのときは第2の所定速度(V62)以下
で、自車速が市街地モード以外のときは第1の所定速度
(V61)以下であれば車両が停止していると判定しカ
ウントアップされるカウンタで、自車速が第1の所定速
度(V61)または第2の所定速度(V62)以上であ
れば車両は停止していないものと判定されそのままの値
を保持する。従って、車両停止カウンタは車両の停止時
間を積算するカウンタである。
【0053】ステップS606は、車両停止カウンタが
予め設定された所定値(S61)、例えば30秒以上か
以下かを判定する処理で、所定値(S61)以上であれ
ば所定時間(T61)以内に車両が停止した時間の積算
値が長く、頻繁に停止や発進がおこなわれたもの即ち市
街地と判定し、ステップS609にて警報距離を市街地
モードに設定する。
【0054】ステップS606にて車両停止カウンタが
所定値(S61)以下であれば、ステップS607にて
時間計測カウンタが予め設定された所定時間(T6
1)、例えば5分以上か以下かを判定する。所定時間
(T61)以上であれば、所定時間(T61)に達して
も自車速が通常モードのときは第1の所定速度(V6
1)、市街地モードのときは第2の所定速度(V62)
以下になった時間の積算値が短く、車両の停止が頻繁に
行われていないと判定し、ステップS608にて警報距
離を通常モードに設定する。そして、新たに市街地モー
ドか否かを判定するべく、ステップS610にて車両停
止カウンタをクリアし、ステップS611にて時間計測
カウンタをクリアする。ステップS605にて、時間計
測カウンタが所定時間(T61)以下の場合は、まだ車
両停止カウンタは所定値(S61)以下で時間計測カウ
ンタも所定時間(T61)以下のため、市街地モードか
否かが決定できないため、現状の走行モードを保持すべ
く警報距離モード設定処理を終了する。
【0055】従って、この処理では、自車速が第1の所
定速度(V61)以下になった時間の積算値が所定値
(S61)よりも大きい場合は、市街地モードを設定
し、一旦市街地モードになった場合、自車速が第1の所
定速度(V61)よりも大きい第2の所定速度(V6
2)以下になった積算値が所定値(S61)よりも大き
い場合、通常モードに戻る。つまり、市街地モードの場
合、自車速が第1の所定速度(V61)よりも大きい第
2の所定速度(V62)以下になった時間の積算値によ
って市街地モードか否かを判定する。逆に、通常モード
になった場合、自車速が第1の所定速度(V61)以下
になった時間の積算値によって市街地モードか否かを判
定する。つまり、市街地モード、通常モードのモード切
り換えにヒステリシスを設けている。
【0056】以上の第5の実施例において、車両が市街
地を走行している場合は、停止や発進を頻繁に繰り返す
ものと考え、市街地モードの場合は自車速が第2の所定
速度(V62)以下になる度に、通常モードの場合は自
車速が第1の所定速度(V62)以下になる度に、ステ
ップS605にて車両停止カウンタをカウントアップす
る。そして、所定時間(T61)以内に自車速が第1の
所定速度(V61)または第2の所定速度(V62)以
下になった時間の積算値が所定値(S61)以上であれ
ば、頻繁に車両が停止したと判定し、ステップS609
にて市街地モードの警報距離を演算する。所定時間(T
61)以内に、自車速が第1の所定速度(V61)また
は第2の所定速度(V62)以下になった時間の積算値
が所定値(S61)以下の場合は、あまり車両が停止し
ていないものと判定し、ステップS608にて通常モー
ドの警報距離を演算する。そして、自車速が第1の所定
速度(V61)または第2の所定速度(V62)以下に
なった時間の積算値が所定時間(S61)を越えた時
点、又は所定時間(T61)が経過した時点で市街地モ
ードを設定する処理をリセットする。
【0057】このようにして、所定時間(T61)以内
に、市街地モードの場合は自車速が第2の所定速度(V
62)以下となっている時間の積算値に応じて、通常モ
ードの場合は自車速が第2の所定速度(V62)以下と
なっている時間の積算値に応じて、市街地走行か否かを
判定し、市街地を走行している場合には警報を出力する
ための警報距離を市街地走行以外よりも短くすることに
より、車両の走行状態に応じた警報距離を設定できる。
そして、自車速が所定速度(V61)以下となっている
時間の積算値が所定値(S61)を越えた時点で市街地
走行への切り換えを行うため、市街地走行の切り換えが
第4の実施例よりも早く実施できる。
【0058】また、本実施例においては、前方障害物手
段をレーザ光を利用して計測する手段について述べてい
るが、レーザ光に限らず他の手段(例えばミリ波)を利
用してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように、前方障害物までの距離を
検出し、前方障害物との距離が危険と判定した場合、警
報を出力する車両用警報装置において、車両が停止や発
進を繰り返すような市街地を走行しているか否かを検出
し、市街地を走行している場合には警報を出力するため
の警報距離を市街地走行以外の場合よりも短く設定する
ことにより、市街地走行時での渋滞や車の流れが悪かっ
た場合での警報が頻繁になることを防止でき、逆に市街
地走行以外の場合は警報距離を市街地走行時よりも長く
設定することにより、前方障害物への追突を防止でき、
車両の走行状態に応じた警報距離が設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図
【図2】車速と警報距離の関係を示す図
【図3】本発明のフローチャート
【図4】本発明の第1の実施例を示すフローチャート
【図5】本発明の第2の実施例を示すフローチャート
【図6】本発明の第3の実施例を示すフローチャート
【図7】本発明の第4の実施例を示すフローチャート
【図8】本発明の第5の実施例を示すフローチャート
【図9】本発明の車速と警報距離の関係を示す図
【符号の説明】
1、前方障害物検出装置 2、距離検出手段 3、市街地走行判定手段 4、車速検出手段 5、ブレーキ検出手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自車から前方障害物までの距離を検出する
    距離検出手段と、該距離検出手段で検出された検出距離
    と予め設定された警報距離とを比較し、該検出距離が該
    警報距離以下の場合、警報を発し、 市街地を走行していることを検出する市街地走行検出手
    段を備え、車両が市街地走行か否かに応じて該警報距離
    を可変させる警報距離可変手段を有する車両用警報装置
    において、 該市街地走行検出手段はブレーキのON時間を検出する
    ブレーキ検出手段と、予め設定された所定時間内に該ブ
    レーキのON時間の積算値が予め設定された第1の所定
    値以上になった場合、市街地走行であることを設定する
    設定手段と、市街地走行設定時、該所定時間内に該ブレ
    ーキのON時間の積算値が該第1の所定値以下の第2の
    所定値以下になった場合、市街地走行の設定を解除する
    解除手段を備え、該警報距離可変手段は、該市街地走行
    が設定された場合、市街地走行以外よりも警報距離を短
    くすることを特徴とする車両用警報装置。
  2. 【請求項2】 自車から前方障害物までの距離を検出す
    る距離検出手段と、該距離検出手段で検出された検出距
    離と予め設定された警報距離とを比較し、該検出距離が
    該警報距離以下の場合、警報を発し、 市街地を走行していることを検出する市街地走行検出手
    段を備え、車両が市街地走行か否かに応じて該警報距離
    を可変させる警報距離可変手段を有する車両用警報装置
    において、 該市街地走行検出手段は車両の速度を検出する車速検出
    手段を備え、予め設定された所定時間内に自車速が予め
    設定された所定速度以下となっている時間の積算値が予
    め設定された第1の所定値以上になった場合、市街地走
    行であることを設定する設定手段と、市街地走行設定
    時、該所定時間内に自車速が該所定速度以下となってい
    る時間の積算値が該第1の所定値以下の第2の所定値以
    下になった場合、市街地走行の設定を解除する解除手段
    を備え、該警報距離可変手段は、該市街地走行が設定さ
    れた場合、市街地走行以外よりも警報距離を短くするこ
    とを特徴とする車両用警報装置。
  3. 【請求項3】 自車から前方障害物までの距離を検出す
    る距離検出手段と、該距離検出手段で検出された検出距
    離と予め設定された警報距離とを比較し、該検出距離が
    該警報距離以下の場合、警報を発し、 市街地を走行していることを検出する市街地走行検出手
    段を備え、車両が市街地走行か否かに応じて該警報距離
    を可変させる警報距離可変手段を有する車両用警報装置
    において、 該市街地走行検出手段は車両の速度を検出する車速検出
    手段を備え、予め設定された所定時間内に自車速が予め
    設定された第1の所定速度以下となっている時間の積算
    値が予め設定された所定値以上になった場合、市街地走
    行であることを設定する設定手段と、市街地走行設定
    時、該所定時間内に自車速が該第1の所定速度以上の予
    め設定された第2の所定速度以下となっている時間の積
    算値が該所定値以下になった場合、市街地走行の設定を
    解除する解除手段を備え、該警報距離可変手段は、該市
    街地走行が設定された場合、市街地走行以外よりも警報
    距離を短くすることを特徴とする車両用警報装置。
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