JP3061401B2 - 半導体気相成長装置 - Google Patents

半導体気相成長装置

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【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、半導体基板上に結晶膜を形成する半導体
気相成長装置に関し、特に半導体基板の支持方法の改良
に関する。
(従来の技術) 従来の気相成長装置にあっては、気相成長させる半導
体基板を支持台に載置して、この支持台を反応炉内に配
置し、高周波誘導加熱法、ランプ(ハロゲン系)加熱法
等の加熱方法によって半導体基板を加熱し、気相成長を
行なっていた。
このような気相成長装置において、半導体基板の少な
くとも一部は、支持台に接触していた。このように、半
導体基板と支持台が接触した状態にあっては、半導体基
板の温度分布が不均一になる。これにより、気相成長膜
の膜厚や成長膜な抵抗に不具合が生じたり、半導体基板
の周辺部から結晶欠陥である転位が発生したりしてい
た。したがって、成長膜の品質が低下し、デバイス特性
の劣化を招いていた。
そこで、半導体基板の温度分布を均一化するために、
従来では、第3図(a)及び同図(b)の断面図、同図
(c)の上面図に示すように、支持台1に凹部2を設け
ることによって、反応炉内での半導体基板3の温度の均
一化を図っていた。
しかしながら、このような支持方式にあっても、半導
体基板の大口径化(125mmφ以上)にともなって、十分
な効果が得られず、転位が多発している。
さらに、半導体基板が大口径になると、成長温度が11
00℃〜1250℃程度とかなり高温になるため、支持台1に
設けられた凹部2に半導体基板を載置する方式にあって
は、半導体基板3の支持台1に接触していない部分に荷
重がかかり、半導体基板3の支持台1に接触していない
部分が陥没して、半導体基板3に反りが生じることにな
る。このように、半導体基板に反りが生じて表面の平坦
度が悪化すると、パターン形式時に半導体基板に割れや
クラック等の損傷が発生し、歩留の低下を招くことにな
る。
(発明が解決しようとする課題) 以上説明したように、従来の気相成長装置における半
導体基板の支持方法にあっては、半導体基板の大口径化
にともなって、結晶欠陥となる転位が多発するため、成
長膜の品質劣化を招き、デバイス特性に悪影響を与えて
いた。さらに、半導体基板に物理的な損傷を与え、歩留
低下の原因になっていた。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、半導体基板に損傷を与え
ることなく、大口径の半導体基板であっても高品質、高
精度な成長膜を得ることができる半導体気相成長装置を
提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、気体導入部
から導入されて開孔部を通過した気体の圧力によって半
導体基板を裏面から浮上支持する支持台を備えて構成さ
れる。
(作用) 上記構成において、この発明は、気相成長装置の反応
炉内において、半導体基板を浮上させて周囲と無接触で
支持するようにしている。
(実施例) 以下、図面を用いてこの発明の一実施例を説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係わる半導体気相成長
装置の要部を示す図であり、同図(a)は装置の要部断
面図、同図(b)は同図(a)の要部上面図である。
第1図において、成長装置内の反応炉内に配置され
て、気相成長膜を形成しようとする半導体基板1を支持
する支持台2は、例えば石英製の耐熱材料で形成されて
おり、その底部にガス導入路3が設けられている。ガス
導入路3は、その一端にガスを送出するガス導入口4が
設けられ、他端にはガス導入路3を案内されたガスを横
方向に分散させる空洞部5が設けられている。
空洞部5の上部には、凹部6が形成されており、半導
体基板1が凹部6に遊嵌されるように、凹部6の内径は
半導体基板1の口径よりも若干大きく形成されている。
また、凹部6の底面には、複数の穴7が開孔形成されて
いる。
このような構造の支持台2において、半導体基板1の
表面上に成長形成しようとする膜の原料となる原料ガス
とは異なる例えばN2やH2等の反応炉の雰囲気ガスをガス
導入口4から所定の圧力により導入する。導入された雰
囲気ガスは、ガス導入路3を案内されて空洞部5に達
し、この空洞部5で横方向に分散される。分散された雰
囲気ガスは、その圧力により凹部6の底面に設けられた
穴7を介して上方に吹き出す。この吹き出した雰囲気ガ
スを凹部6に遊嵌された半導体基板1の裏面に吹き付け
ることによって、半導体基板1を凹部6の底面から数μ
m〜数十μm程度浮上させて、周辺と無接触で支持す
る。この時に、雰囲気ガスの導入圧力は、半導体基板1
が凹部6の底面から上述した程度の高さに浮上するよう
に、半導体基板1の口径に応じて適宜調整する。
このような状態において、支持台2を回転させること
によって半導体基板1を回転させながら、半導体基板1
を加熱源となるランプ8により加熱昇温し、成長温度に
達するまで昇温した後、成長ガスをガス噴出ノズル9か
ら放出して結晶膜の成長を行なう。
このような成長方法にあっては、半導体基板1が周囲
と無接触状態にあるため、半導体基板1の温度分布を従
来に比して均一にすることが可能となり、結晶欠陥の発
生を抑制することができる。さらに、半導体基板の大口
径化及び成長温度の高温化にあっても、半導体基板1が
変形するといった形状的損傷を防止することができるよ
うになる。
なお、この発明は、上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば支持台2の材質は石英製材料を使用した
が、耐熱材料であれば他の材質であってもかまわない。
また、凹部6の底面に設けられた複数の穴7は、その
数、大きさ、形状等は特定されるものではなく、半導体
基板の口径等によって適宜決定されるものである。
さらに、支持台2の形状は、例えば、第2図(a)の
断面図に示すように、雰囲気ガスが吹き出す部分の直径
を半導体基板11の口径よりもかなり小さくした構造や、
第2図(b)の断面図に示すように、雰囲気ガスの吹き
出し路12が枝状に形成された構造であってもよい。すな
わち、半導体基板を浮上させて無接触支持する支持台で
あれば、その形状は如何なる構造であってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、気相成長装
置の反応炉内において、半導体基板を浮上させて周囲と
無接触で支持するようにしたので、半導体基板に損傷を
与えることなく、大口径の半導体基板であっても高品
質、高精度な成長膜を得ることができる半導体気相成長
装置を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わる半導体気相成長装
置の要部構造を示す図、 第2図はこの発明の他の実施例に係わる気相成長装置の
要部構造を示す断面図、 第3図は従来の半導体気相成長装置における支持台の構
造を示す図である。 1,11……半導体基板 2……支持台 3……ガス導入路 4……ガス導入口 5……空洞部 6……凹部 7……穴
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−25122(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 H01L 21/31 C23C 16/00 - 16/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浮上ガス導入口から導入されて浮上ガス導
    入路を案内された反応炉の雰囲気ガスの圧力によって前
    記反応炉内の半導体基板を裏面から浮上支持する支持台
    と、 前記反応炉内に成長ガスを専ろ供給する成長ガス供給手
    段と、 前記半導体基板を加熱して昇温させる加熱手段とを備
    え、 前記反応炉内で前記支持台の雰囲気ガスにより前記半導
    体基板を浮上支持し、前記加熱手段により前記半導体基
    板を成長温度に達するまで加熱昇温した後、前記成長ガ
    ス供給手段から前記反応炉内に成長ガスを供給し、前記
    半導体基板上に気相成長膜を形成する ことを特徴とする半導体気相成長装置。
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